11:30-18:00 本メイク3部屋+クイックメイク12部屋

今日は、Sさん(10代後半・初バイト)と$君(10代後半・ギター少年)、妖怪#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。

出動の時、休憩室を出てフロントの前を通りかかると、妖怪#さんはガラの悪さを押し殺した猫なで声で「宜しくお願いしまぁすぅ♪」と社員さんへご挨拶をした。それを聞いた私達はよろめきながら、目で合図をして三人で萎えた。

昨日、妖怪#さんが朝のお寒い挨拶をしなかったのは、やはり単に老人ボケ+5連休明けボケだったらしい。

ペア決めのクジ引きで私はハズレクジを引いてしまい、更に萎えた。前回組んだ時に妖怪#さんには「自分で自分の仕事をチェックしながら仕事を進める習慣を身につけて下さい」と言ってあるので暫く放置しようか…。

妖怪#さんも自分自身での仕事の点検を長々としているようだったので、見守ることにした。注意されるのがイヤなら、最初から自分で確認しながら仕事してよね!って感じ。

途中、部屋にフロント渦巻き君が来て「セット(ハガシ)の仕方が変わりました」とのことで、リネン類のまとめ方が変わったのを知らせてくれた。

リネン類のまとめ方もラブホによって違うようで、ラブホQではシーツ類とタオル類を分別し血やウン○やロウソクのロウなど特殊な汚れがついた物も別で、ラブホPではシーツ、枕カバー、バスタオル、バスローブ等々全て完璧にアイテム別に分けてリネン袋に詰めていた。

その点、ココはシーツ類とタオル類に分けるだけなのでラクだと思っていたのに、ココも足拭きマットとローブと枕カバーを分別することになり、ラブホPを思い出した。

夕方、また渦巻き君が部屋に来て「ライターの火加減のつまみを最小にしても火が大きく出るライターも捨てて下さい」と言ってきた。

みかやん「そうなんだ。私達は火がつかないものや火がついたまま消えないものは
捨ててくれとしか言われてなかったからね」

渦巻き君「つまみを最小にしても火が大きなものは、ちょっとつまみをいじったら火が出すぎて危険なんですよ」

みかやん「なるほどね。分かりました」

渦巻き君が部屋を出たので、私は風呂へ妖怪#さんは洗面所へと別れた。すると朝から一言も言葉を発していなかった妖怪#さんが突然語り出した。

「今の話、こないだ$君も渦巻き君に言われてたわ。要するにぃ〜!つまみを最小にしても火が大きなものは、ちょっとつまみをいじったら火が出すぎて危険だってことなのよ〜」

このボケ婆は何を語り出すやら。”要するに”だなんてまとめに入ってるけど、渦巻き君が言ったまんまじゃん!普通に耳が聞こえるという事が自慢だろうか?何でこの婆が話をまとめて私に言い聞かせるように言わなきゃなんないんだか。

全く意味が分からず返す言葉も無かった。

どんなつまらないことででもとことん偉そうに振る舞いたいらしいが、”要するに”の使い方を間違えてるし、まとめに入る必要もないし、これじゃ「偉そうにしてるけど馬鹿です」って自分で言ってるようなもんだ。それなのに、したり顔されちゃイタ過ぎるって。

こんな浅はかな攻撃を受けると本気で脱力する。

Cさんは、妖怪#さんを「えせエンテリ(似非インテリ)」と言うが、あの妖怪には知性の欠片も無い。Cさんふうに「エンテルはえってる?」とでも聞いてみたい。

つーか、ライターの件を聞いてたならみんなにも伝えてくれや(萎)。

今日、最後の部屋では妖怪#さんが風呂係で私が部屋係だった。ふと浴槽を覗いたら底に真っ黄色な液体が溜まっているのが見えたがシッコではなさそうだ。ワイパーで液体を触ってみるとローションだったが、かなり強力で水飴状だった。

他の人が風呂係なら、ついでにワイパーでそぎ取るかお湯を掛けるかするところだが、妖怪#さんなので放置した。いや〜ん、私ったら意地悪。

そうじゃなくて!

妖怪#さんの修行の為に心を鬼にして見て見ぬふりをしたのよ。私が手助けしたんじゃ妖怪#さんのためにならないもの。ま、せいぜい頑張りな…って、やっぱり意地悪?

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