11:00-18:00 クイックメイク17部屋+リネン折り

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と妖怪#さん(60代前半・元美容師)、Sさん(10代後半・初バイト)と$君(10代後半・ギター少年)が遅番、Cさん(60代前半・元看護師)と私が早番の勤務。

通勤途中で$君と同じ地下鉄に乗り合わせたので、一緒にローソンへ寄った。買物を終え地下鉄の出口の前を通りかかると、妖怪#さんが出てきたところだった。

みかやん「後に妖怪が居るから振り向くんじゃないよ!見たら石になる(笑)」

$君「じゃ、そこを曲がらないで真っ直ぐ行きましょう」

みかやん「こないだはEさんが向かい側の歩道を歩いてたんだけど、植え込みに隠れたり路地に隠れたりで明らかに挙動不審だったの。何してたんですか?って聞いたら”前を妖怪#さんが歩いてたから時間ずらしたの”だってさ」

$君「やっぱりみんな考えることは同じなんですね(笑)」

休憩室へ着くと、フロント色っぽい人に「二人とも遅いと思ったら一緒に来たんだ」と声を掛けられた。

みかやん「ローソン寄ってきたの」

色っぽい人「今、一瞬”ローション塗ってきた”って聞こえた」

みかやん「うん。朝から$君にローションプレイをせがまれてね(笑)」

色っぽい人「$君は血気盛んな若者だもの。大変でしょ?(笑)」

みかやん「そうなの。$君たら激しくて(笑)」

色っぽい人は仕事が出来て頭も良くて冗談も通じて、私の好きなタイプの人だ。

出動してCさんにも「哀れ、妖怪#”要するに”の怪奇」を話した。こんな時のCさんは誰よりも口汚く妖怪#さんを罵るが、実際に妖怪#さんに会えばそれはそれはゴキゲンで仲良く話をしている。私には職人的特殊技能としか思えない。

昼休み前にベッドメイクをする部屋が無くなったので作業室でリネン折りをしていると、強烈な悪寒に見舞われた。ダスターを頭からかぶり肩にも羽織り、どこかの国の民族衣装を纏った人のような姿でリネン折りをした。

Cさん「朝から$君とハッスルしすぎて風邪ひいたんでないの?(笑)」

みかやん「だって$君が何回もせがむから(笑)」

Cさん「若いもんだもの攻めてくるさ。男が若いば攻められて大変だもね。ひゃははは!$君に暖めて貰いなしゃい(笑)」

ハッスルて…(萎)。

夕方、Cさんがトイレから「やんや、ちょっと!こんなもの忘れて行くかい?なんだのコレ?」と言うので見に行くと、普通の日用羽付きナプキンを5枚ほど連結したお手製特大ナプキンが床に落ちていた。

それが羽の部分を上手く使って見事に連結されていて、ちょっとした巧の技になっていた。とは言え、使用済みで少量の血がついていたので、手に取ってしげしげと観察は出来なかったけど。

Cさん「これだら大袈裟すぎるべさ。アンネちゃん1枚で充分足りたべさ」

みかやん「ココの布団を汚さないようにって配慮だったんじゃないの?」

Cさん「それだらちゃんと汚物入れに捨ててくれればいいんでないの?」

みかやん「そうだけど…上手に出来たから見てほしかったんじゃない?つーか小さく折りたたんで汚物入れに捨てるのが面倒だったんだろうね」

アンネちゃんて…(萎)。

帰り際に妖怪#さんに会ったら、Cさんは「会いたかった」と言わんばかりに駆け寄り「生きてたかい?暑くて仕事にならないもね〜。わちなんか、やっと生きてたよ。ひゃはははは!」と微笑みかけるという名人芸を披露してくれた。

さっきまで妖怪#さんを「悪役みたいな顔して偉そうに」だ「年寄りだからって偉いと思ったら大間違いだ」と罵倒していた人と同一人物とは思えない荒技を見せつけられ、あまりのことに暫し呆然とした後、物凄い疲労感が押し寄せてきた。

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