ラブホ443日目:偏屈王1
2007年7月19日 らぶほ211:30-18:00 本メイク1部屋+クイックメイク10部屋+渦巻き講習
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、$君(10代後半・ギター少年)と私の勤務。
朝1でフロント渦巻き君が「時間かかってもいいんで、しっかり$君を見て下さい。今のうちに育てたいんで…」と言ってきた。”時間かかってもいいんで”というのは私にそんな権限は無いので有り難い、しかし”今のうち”とは意味不明だ。
$君が9月頃ココを辞めることは周知の事実なので、辞める気の無い妖怪#さんを何とかした方が良いのでは?と思うが、今日はたまたま$君と私がペアだからなのだろうと思い直し、要所要所$君の仕事をチェックしていた。
すると、どの部屋へ行っても渦巻き君が細かいことを注意に来て、いちいち恐ろしく解説が長く、ベッドメイクの時間を尽く奪われた。いくら”時間がかかってもいい”と言われてもかかり過ぎだし、そうなると$君の仕事のチェックどころではない。
それに、どうも渦巻き君の言ってることが妙だ。「洗面所の栓をしろ」とか「泡のフェイスソープの補充をしっかりしろ」と言うのは分かるが…。
「クイックメイクでもガラス食器に少しでも傷がついていたら全部取り替えろ。再利用されないようガムテープで巻いてエレベーターの手前に乗せろ」との事だが、ココで傷無しのガラス食器など滅多に見たことは無いし、渦巻き君の言う通りに処理していたら、クイックメイクの時間内では無理だ。
それを渦巻き君は「グラスは発注単位が1ケース○個で毎週○曜に○ケース注文するが○○個届いても数日で無くなるほどフロントの人間が交換している」だとか私達に関係のない能書きを並べ始めて聞いちゃいられないし、私の質問の答えにもなっていない。
この件そのものが胡散臭いことに思えてきた。
そして渦巻き君はコンビニボックスの冷凍庫の扉に霜がついているのを見せて「こーゆーのを見たら”汚い!”と思うような人間になって貰わないと困る!」と怒鳴った。
あたしゃ、チーム60じゃないんだから、いちいち怒鳴らなくても聞こえるわ!変に渦巻き君が調子に乗ってきたので「クイックメイクでは扉まで拭いてません」と突っぱねた。渦巻き君が部屋を出て行ったので$君と「何アレ?」と話していたら戻って来た。
ほら見たことかと言わんばかりに「他の班の先輩に聞いたら、他の班ではクイックメイクでも冷凍庫の扉を拭いてるそうだ!これだからB班はレベルが低いと言われるんだ!他の班に丁稚に行け!」とまた怒鳴った。
”他の班でやっている”と言われたらどうしようもない。というか、この時の渦巻き君は自分の演説に酔っているようで、いつにも増して高圧的になっていた為、$君も私も異論は有ったが「分かりました」としか言えなかった。
だけど「丁稚に行け!」とは聞き捨てならない。「お前こそ!」という言葉を飲み込んだ。
こんなのが、渦巻き君が社員さんの指示でしていることとは思えない。
長講に悪戯に時間を奪われ、それからベッドメイクをして、$君の仕事を私がチェックして、その後を更に渦巻き君がチェックするという事が物凄く無意味に思えてきた。でも、既に暴君と化した渦巻き君にそれを確かめるどころではなかった。
あまりに長講で私達には時間がない。どの道、渦巻き君が点検と長講に来るのであれば、私が$君のチェックをしている時間は無駄だ。渦巻き君の大演説を聞き、それを$君に伝え、大急ぎでベッドメイクをして、サラリと$君のチェックをし、私はヘトヘトだ。
帰りのエレベーターで渦巻き君も乗り合わせた。渦巻き君はドアの前に私達に背を向けて立ち「みかやんはダメだ!若い男に甘い!」と怒鳴った。あまりに横暴な言い草に私は「そんなこと…ない…のに…」としか言えなかった。
仕事も出来ない働かないうだつの上がらない嫌われ者のオッサンに怒鳴られ続け、とどめまで刺されたことが悔しくて涙が出そうだった。明らかに調子に乗り過ぎだろ!お前、何様だい?と言いたかった。
1部屋に物凄く時間がかかっていたのでSさんに「ずっと本メイクだったんですか?」と聞かれ、「クイックメイクだったんだけど、渦巻き君の講習を受けてて酷い目に遭った」と答えた。泣きそうでそれ以上は言えなかった。
帰宅後、この上なく凹んでご飯も食べずに爆睡した。
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、$君(10代後半・ギター少年)と私の勤務。
朝1でフロント渦巻き君が「時間かかってもいいんで、しっかり$君を見て下さい。今のうちに育てたいんで…」と言ってきた。”時間かかってもいいんで”というのは私にそんな権限は無いので有り難い、しかし”今のうち”とは意味不明だ。
$君が9月頃ココを辞めることは周知の事実なので、辞める気の無い妖怪#さんを何とかした方が良いのでは?と思うが、今日はたまたま$君と私がペアだからなのだろうと思い直し、要所要所$君の仕事をチェックしていた。
すると、どの部屋へ行っても渦巻き君が細かいことを注意に来て、いちいち恐ろしく解説が長く、ベッドメイクの時間を尽く奪われた。いくら”時間がかかってもいい”と言われてもかかり過ぎだし、そうなると$君の仕事のチェックどころではない。
それに、どうも渦巻き君の言ってることが妙だ。「洗面所の栓をしろ」とか「泡のフェイスソープの補充をしっかりしろ」と言うのは分かるが…。
「クイックメイクでもガラス食器に少しでも傷がついていたら全部取り替えろ。再利用されないようガムテープで巻いてエレベーターの手前に乗せろ」との事だが、ココで傷無しのガラス食器など滅多に見たことは無いし、渦巻き君の言う通りに処理していたら、クイックメイクの時間内では無理だ。
それを渦巻き君は「グラスは発注単位が1ケース○個で毎週○曜に○ケース注文するが○○個届いても数日で無くなるほどフロントの人間が交換している」だとか私達に関係のない能書きを並べ始めて聞いちゃいられないし、私の質問の答えにもなっていない。
この件そのものが胡散臭いことに思えてきた。
そして渦巻き君はコンビニボックスの冷凍庫の扉に霜がついているのを見せて「こーゆーのを見たら”汚い!”と思うような人間になって貰わないと困る!」と怒鳴った。
あたしゃ、チーム60じゃないんだから、いちいち怒鳴らなくても聞こえるわ!変に渦巻き君が調子に乗ってきたので「クイックメイクでは扉まで拭いてません」と突っぱねた。渦巻き君が部屋を出て行ったので$君と「何アレ?」と話していたら戻って来た。
ほら見たことかと言わんばかりに「他の班の先輩に聞いたら、他の班ではクイックメイクでも冷凍庫の扉を拭いてるそうだ!これだからB班はレベルが低いと言われるんだ!他の班に丁稚に行け!」とまた怒鳴った。
”他の班でやっている”と言われたらどうしようもない。というか、この時の渦巻き君は自分の演説に酔っているようで、いつにも増して高圧的になっていた為、$君も私も異論は有ったが「分かりました」としか言えなかった。
だけど「丁稚に行け!」とは聞き捨てならない。「お前こそ!」という言葉を飲み込んだ。
こんなのが、渦巻き君が社員さんの指示でしていることとは思えない。
長講に悪戯に時間を奪われ、それからベッドメイクをして、$君の仕事を私がチェックして、その後を更に渦巻き君がチェックするという事が物凄く無意味に思えてきた。でも、既に暴君と化した渦巻き君にそれを確かめるどころではなかった。
あまりに長講で私達には時間がない。どの道、渦巻き君が点検と長講に来るのであれば、私が$君のチェックをしている時間は無駄だ。渦巻き君の大演説を聞き、それを$君に伝え、大急ぎでベッドメイクをして、サラリと$君のチェックをし、私はヘトヘトだ。
帰りのエレベーターで渦巻き君も乗り合わせた。渦巻き君はドアの前に私達に背を向けて立ち「みかやんはダメだ!若い男に甘い!」と怒鳴った。あまりに横暴な言い草に私は「そんなこと…ない…のに…」としか言えなかった。
仕事も出来ない働かないうだつの上がらない嫌われ者のオッサンに怒鳴られ続け、とどめまで刺されたことが悔しくて涙が出そうだった。明らかに調子に乗り過ぎだろ!お前、何様だい?と言いたかった。
1部屋に物凄く時間がかかっていたのでSさんに「ずっと本メイクだったんですか?」と聞かれ、「クイックメイクだったんだけど、渦巻き君の講習を受けてて酷い目に遭った」と答えた。泣きそうでそれ以上は言えなかった。
帰宅後、この上なく凹んでご飯も食べずに爆睡した。
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