ラブホ444日目:偏屈王2
2007年7月21日 らぶほ211:30-18:30 クイックメイク14+ベッドのみ1+リネン折り
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と妖怪#さん(60代前半・元美容師)、Uさん(30代後半・悪霊憑き)とSさん(10代後半・初バイト)が早番、Cさん(60代前半・元看護師)と私が遅番の勤務。
早番の人達が出動して休憩室に二人になったとたん、Cさんが「屋上飲み会の時、わちがX君とアンタのことを言ったの気にしてるんでしょ。ゴメンね。わち、古い人間なもんだから…。アンタ気にしてたべさ。ゴメンね」と謝ってきた。
X君と私のことより、Cさんの「妖怪#さんが可哀相。だって年寄りだよ」という発言の方を気にしてたけど、Cさんのこんな素直な所が好きだし、見習わなければ!と思っていることなので、屋上飲み会のことは綺麗サッパリ忘れることにした。
なんだかんだ言ってCさんは憎めない婆さんだ。付き合いが濃くて長い分、私の扱いも上手いお陰で楽に付き合える。時に意地っ張りで卑屈な私を上手くあやしてくれて、ありがとう。
部屋へ入ってから、一昨日の偏屈王渦巻き事件の一部始終を話した。こんな時のCさんは私以上のマシンガンバッシングを披露してくれる。
「グラスなんか渦巻きの言うとおりに処理してたら何時間かかるか分からないべさ。冷凍庫なんか拭いてもまた霜がつくもの、フロントの人が点検の時に拭けばいいべさ!これだからメイクを知らないでフロントやってる人って困るもね!話にならないわ!」
「アンタが$君の点検を完璧にしたなら、渦巻きの点検なんか要らないべさね。時間ばかりかかって二度手間だべさ。どうせ文句つけたいならアンタに点検させない方が良かったべさ。渦巻きなんか頭悪くて指導に向かないんだべさ!$君が辞めることも知らないんでないの?」
「丁稚だ、レベル低いだ、男に甘いだ、渦巻きなんかがよくアンタに言ったもんだね!アンタもよく黙って聞いてたわ!渦巻きもいよいよ頭おかしいもね。頭おかしい女(Uさん)と連んでるからだべさ!」
「そう言えば屋上飲み会の次の日、渦巻きが”みかやんは若い男に甘くて困る”って言ってたもの。Uさんの話だと、渦巻きが”$君は何度注意してもきかないから諦めた”と言ってたんだとさ。Uさんは”$君みたいになったらお終いだ”って言ってた」
そーかい。そーゆーことかい。屋上飲み会の頃から「みかやんは若い男に甘い」と私を苦々しく思っていて、渦巻き君が諦めて手を引いた$君の面倒を私に見させておいて、私が渦巻き君の狙いどおりに動かなかったことに憤慨したんだろう。
最初からそう言ってくれればいいのに、何も言わないから意味わかんねって。真意が分かってたら私もそれなりに動いたろうさ。あんだけ怒鳴れて、何でこれぐらいのことが言えないかな?
こんなことを渦巻き君がUさんに話したところで、何か解決するだろうか?UさんもUさんで、ヘラヘラ笑って$君に取り入ったり隙あらば$君の気を引こうとする前に、渦巻き君の話を聞いていたなら、$君を諭すなり忠告してあげればいいのに。
何回も言ってるけど、この仕事の場合は日常的に家事に携わってる婆と違って、男の子は手が掛かる。長い目で見て、レベルに合わせて段階的に仕事を教える必要がある。ラブホQ時代に、何人もの漢(男)メイク係を育てて実感したことだ。
でも$君の場合は、凡ミスは有るものの比較的きっちりと仕事をしていて、妖怪#さんやUさんやCさんより仕事ぶりは上だ。妖怪#さんやCさんが老眼であることを加味すれば…「渦巻き君、あなたのUさんが一番タチが悪いんじゃないんですか?」と言いたい。
途中、X君に会った。相変わらずニコニコでX君の笑顔に救われた。
みかやん「X先生!やる気と自信を一度に失った場合はどうすれば良いですか?」
X君「え?う〜ん。時間が…時間が解決してくれるんじゃないですかねぇ」
みかやん「つーか、もう泣きそうだよ。”頑張れ!”って言って!」
X君は笑顔で何度も「頑張って下さい♪」と言ってくれた。X君のような後輩が居てくれて有り難いのと自分がふがいないのとで何だか泣けてきて、Cさんの目を盗んでメソメソしながら仕事をした。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と妖怪#さん(60代前半・元美容師)、Uさん(30代後半・悪霊憑き)とSさん(10代後半・初バイト)が早番、Cさん(60代前半・元看護師)と私が遅番の勤務。
早番の人達が出動して休憩室に二人になったとたん、Cさんが「屋上飲み会の時、わちがX君とアンタのことを言ったの気にしてるんでしょ。ゴメンね。わち、古い人間なもんだから…。アンタ気にしてたべさ。ゴメンね」と謝ってきた。
X君と私のことより、Cさんの「妖怪#さんが可哀相。だって年寄りだよ」という発言の方を気にしてたけど、Cさんのこんな素直な所が好きだし、見習わなければ!と思っていることなので、屋上飲み会のことは綺麗サッパリ忘れることにした。
なんだかんだ言ってCさんは憎めない婆さんだ。付き合いが濃くて長い分、私の扱いも上手いお陰で楽に付き合える。時に意地っ張りで卑屈な私を上手くあやしてくれて、ありがとう。
部屋へ入ってから、一昨日の偏屈王渦巻き事件の一部始終を話した。こんな時のCさんは私以上のマシンガンバッシングを披露してくれる。
「グラスなんか渦巻きの言うとおりに処理してたら何時間かかるか分からないべさ。冷凍庫なんか拭いてもまた霜がつくもの、フロントの人が点検の時に拭けばいいべさ!これだからメイクを知らないでフロントやってる人って困るもね!話にならないわ!」
「アンタが$君の点検を完璧にしたなら、渦巻きの点検なんか要らないべさね。時間ばかりかかって二度手間だべさ。どうせ文句つけたいならアンタに点検させない方が良かったべさ。渦巻きなんか頭悪くて指導に向かないんだべさ!$君が辞めることも知らないんでないの?」
「丁稚だ、レベル低いだ、男に甘いだ、渦巻きなんかがよくアンタに言ったもんだね!アンタもよく黙って聞いてたわ!渦巻きもいよいよ頭おかしいもね。頭おかしい女(Uさん)と連んでるからだべさ!」
「そう言えば屋上飲み会の次の日、渦巻きが”みかやんは若い男に甘くて困る”って言ってたもの。Uさんの話だと、渦巻きが”$君は何度注意してもきかないから諦めた”と言ってたんだとさ。Uさんは”$君みたいになったらお終いだ”って言ってた」
そーかい。そーゆーことかい。屋上飲み会の頃から「みかやんは若い男に甘い」と私を苦々しく思っていて、渦巻き君が諦めて手を引いた$君の面倒を私に見させておいて、私が渦巻き君の狙いどおりに動かなかったことに憤慨したんだろう。
最初からそう言ってくれればいいのに、何も言わないから意味わかんねって。真意が分かってたら私もそれなりに動いたろうさ。あんだけ怒鳴れて、何でこれぐらいのことが言えないかな?
こんなことを渦巻き君がUさんに話したところで、何か解決するだろうか?UさんもUさんで、ヘラヘラ笑って$君に取り入ったり隙あらば$君の気を引こうとする前に、渦巻き君の話を聞いていたなら、$君を諭すなり忠告してあげればいいのに。
何回も言ってるけど、この仕事の場合は日常的に家事に携わってる婆と違って、男の子は手が掛かる。長い目で見て、レベルに合わせて段階的に仕事を教える必要がある。ラブホQ時代に、何人もの漢(男)メイク係を育てて実感したことだ。
でも$君の場合は、凡ミスは有るものの比較的きっちりと仕事をしていて、妖怪#さんやUさんやCさんより仕事ぶりは上だ。妖怪#さんやCさんが老眼であることを加味すれば…「渦巻き君、あなたのUさんが一番タチが悪いんじゃないんですか?」と言いたい。
途中、X君に会った。相変わらずニコニコでX君の笑顔に救われた。
みかやん「X先生!やる気と自信を一度に失った場合はどうすれば良いですか?」
X君「え?う〜ん。時間が…時間が解決してくれるんじゃないですかねぇ」
みかやん「つーか、もう泣きそうだよ。”頑張れ!”って言って!」
X君は笑顔で何度も「頑張って下さい♪」と言ってくれた。X君のような後輩が居てくれて有り難いのと自分がふがいないのとで何だか泣けてきて、Cさんの目を盗んでメソメソしながら仕事をした。
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