11:30-18:30 クイックメイク13部屋+リネン折り

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と妖怪#さん(60代前半・元美容師)が早番、Sさん(10代後半・初バイト)と$君(10代後半・ギター少年)、Uさん(30代後半・悪霊憑き)と私が遅番の勤務。

一応、Uさんにも渦巻き君に言われたグラスの件と冷凍庫の件を伝えなければならない。注意しなければならないのは「どうせ渦巻き君から聞いて知ってるでしょ」とか「アンタのカレシにゃムカつくわ」というニュアンスを漂わせないということだ。

説明を始めると凹みきっているせいか、ムカつくどころか泣きそうで「この女の前で泣いたりしたら敵の思うつぼ」と自分に言い聞かせた。説明を続けると、Uさんも「クイックメイクの時も?」と聞いてきた。誰もが抱く当然の疑問だ。

みかやん「うん。私も同じ質問をしたら”だからB班はレベルが低いと言われるんだ”とか”よその班へ丁稚に行け”って言われちゃって」

Uさん「え〜?そんなこと言うの〜?」

みかやん「うん。でも、よその班でやってるなら仕方ないよね」

感情を交えず淡々と説明を終えた。何部屋目かのベッドメイクをしていると、渦巻き君が「みかやん!あなた、私に対してムカついてるって話じゃないですか!陰でゴチャゴチャ言わないで、言いたいことがあるなら私に直接言って下さい!」と怒鳴り込んできた。

早速Uさんから聞いたらしい。だけど私は涙を堪えていただけで、ムカついてなんかいない。それに仕事中に個人的な用件で怒鳴り込んで来るとは何事だ。すっかり調子に乗りやがって。このクソオヤジをのさばらせてなるものか!と反撃に出た。

冗談じゃない。偏屈王1の日は仕事を教えて頂く側として黙っていただけだ。

「こっちの台詞だわ!前から私のことを”若い男に甘い”とか”何回注意しても聞かないから$君のことは諦めた”とか言ってるって話でしょ!それこそ陰で言わないで直接私に言ってほしかったわ!漠然と”$君の仕事を見てやってくれ”って言われても、動きようがないもの!真意も知らされずに曖昧な指示されて、挙げ句に”丁稚に行け”って?こっちが怒鳴り込みたいわ!」

この際なので偏屈王1と偏屈王2の日の胸の内を洗いざらい話した。

渦巻き君はしどろもどろになりながらも、社員さんの指示ではなく独断でしたことだと認め「あなたは妖怪#さんをどうこう言いますけど、私達フロント陣にすれば妖怪#さんより$君の方が問題なんです。$君はAとBのフロント共通の問題です」とのたまった。

そんな話は聞いたことがない。どう贔屓目に見ても仕事ぶりは妖怪#さんより$君の方が上だ。しかし議論している暇は無い。渦巻き君もコメツキバッタのように「すみませんでした」と頭を下げるので中断した。

渦巻き君が去ってから、Uさんにも反撃した。

みかやん「酷い。私、こないだからずっと落ち込んで凹んで泣きながら仕事してたのに、いったい誰が”ムカついてる”なんて言ったんだろ?酷すぎない?こんなに凹んだこと無いってぐらい凹んでたのに。誰なんだろ?」

Uさん「だ…誰も…言ってないと思う」

お前しかおらんだろ!エレベーターホールへ使用済みダスターを置きに行った時に、渦巻き君に会って「みかやんムカついてる」と言ったとしか考えられない。

昼休みの休憩室で渦巻き君が「本当に申し訳ありませんでした。でも私は”丁稚に行け”とか”若い男に甘い”って冗談で言ったつもりでしたし、さっきも怒鳴り込んだつもりはないんですよ」と言ってきた。

あんだけ真顔で怒鳴り倒しておきながら「冗談」?あの剣幕で怒鳴り込んだつもりもないって?ボケとんのか?

議論は続いたが、また渦巻き君が能書きを並べ始めて論点がズレてきたし、Uさんを庇って口を割らないので「お話は分かりましたから」と言って中座した。

外へ出て怪君に電話して休憩室へ戻ろうとしたら、Uさんがフロントに居て、私を見たフロント二宮和也似君が「あ、戻って来た」と言った。

何の騒ぎか知らないけど、電話してきただけじゃん。それともまた「みかやん、ブチギレて帰ったみたいです」ってガセネタ流したのかい?いい加減にしてよね。屁と火事は元から騒ぐって言うから「私が渦巻き君にチクリました」って言ってるようなもんだよ。

帰りに$君が「みかやんらしくないですよ。元気出して下さいね」と声を掛けてくれたのが救いだった。

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