11:30-18:00 クイックメイク15部屋+ベッドのみ1部屋

今日は、Uさん(30代後半・悪霊憑き)と$君(10代後半・ギター少年)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と特大君(20代前半・野球一筋)と私の勤務。

今日から我が班に特大君が加わった。身長183センチ、体重90キロの大型新人だ。今日一日、Eさんと私で仕事を教えることになった。

特大君は子供の頃から大学卒業まで野球をしてきたそうで礼儀正しく、体育会系上がりだけあって先輩への気遣いのツボも心得ている上、仕事を覚えるのも早く、初日だというのに殆ど手が掛からない。

久々にデキる子が入ってきてくれて有り難い。

気を良くしていたら、用も無いのに偏屈王が部屋に乱入してきて、Eさんに”俺は偉いんだ。だから俺に紹介しろ&俺を紹介しろ”的なノリで迫り、Eさんも渋々ながら敢えて簡単に事務的に紹介した。

それでも満足したのか偏屈王はすぐに部屋を出て行った。”俺は偉いんだ。挨拶しとけ!”と言わんばかりに特大君に挨拶をさせて、目的は果たしたのだろう。

しかし、やはりEさんの簡単な紹介が気に入らなかったのか、すぐにまた部屋へ来て、偉そうに「3部屋連続、清掃ボタンが押されていない!」とケチをつけてきたので、Eさんに「今日はモニターのリモコンを貰ってないから、ボタンが押せたか確認出来ないんだわ!」と反撃された。

清掃が終わっても清掃ボタンが押されたままでは、フロントの人の点検に差し支えるが、清掃ボタンが押されていなくてもフロントの人にはさほど影響は無い。清掃ボタンの接触も悪い為あまりに日常的に頻繁に起こることなので、目くじらを立てるようなことでもないのに。

昼休みに入る直前には「みかやん!特大君に俺の席、教えといて下さい!」と言ってきた。絨毯の上にテーブルが置かれただけの休憩室のどこが偏屈王の指定席なんだか。他の人は皆、休憩室に入った順に適当に座っている。

それでも席にこだわりたいなら、花見や運動会の時のように早朝から席取りでもしておいたらどうだろう?偏屈王が、どのような根拠で”俺は特別扱いされて当然の人間だ”と思っているのか、謎は深まるばかりだ。

あの手この手で新人の前で偉そうに振る舞いたいらしいが、実際は偉い要素が無いので言動がいちいち幼稚だ。Uさんと同じで、ほんっとに似た者同士だと思う。

自ら偉そうに振る舞う人に限って大した人物ではない。偏屈王が本当に凄い人や偉い人であれば、周りの人間が黙ってはいないはずで、Eさんだって「この方こそ我が班に君臨する偉大な偏屈王様で…云々」と偏屈王を讃えたはずだ。

でも、偏屈王がこんな姿を見せてくれるお陰で、私は新人の前で似たような恥ずかしく痛々しい言動をせずに済むのは、有り難いことだ。

私がフロントの時は、黙って清掃ボタンを押してあげよう、部屋のテレビがモニターに切り替わってなかったらフロントの持つリモコンで切り替えてあげよう。そして、フロントの人がそうしてくれた時は「ありがとう」と言おう。

小さなことだけど、その方が断然気分良く仕事が出来る。当たり前のことでもあるんだけど、改めて気付かせてくれてありがとう>偏屈王。

特大君は、うちの夫(189センチ92キロ)と体型が似ている為、夫と一緒にいるような気分や自宅に居るような気分になって、夫に呼びかけるように「あのさぁ」とか「ちょっと」と言いかけて口ごもった。油断したらぞんざいな口のききかたをしていたかも知れない。

それでも三たび偏屈王が滑稽な姿を見せてくれたお陰で、私は特大君の前でみっともない言動をせずに済んで本当に良かった。いつか尊敬される先輩になれるよう努力しつつ、まずは慕われる先輩を目指そう。

今日、読んだ本に、

「自分は特別だと考えている人は、小さなことにこだわり、物事が思ったとおりに運ばないと苛立って不安になる。人を罵ることにも罪悪感を感じない。謙虚さを失った人が人の信頼を得るのは難しい。このことから、謙虚さを失わず、身の回りのことに感謝するということを学ぼう」

というようなことが書いてあった。はい、学ばせて頂きましょう。明日からは出来るだけみんなに感謝しながら過ごします。

コメント

nophoto
澪奈
2007年9月29日2:03

みかやんさん、お久しぶりです★
その本の一節…めっちゃ自分に突き刺さります(>_

みかやん。
みかやん。
2007年9月29日6:39

>澪奈さん

澪奈さん、お久しぶりです。コメントありがとうございます。
本の一節は澪奈さんじゃなくて、私にグサグサ刺さりましたよ〜。
でも私は、腐りきった人間になる前に、奴等と一緒に墜ちて行く前に
何とか気付いて良かったと思ってます。
心身とも健康になっていくよう頑張ります。

nophoto
澪奈
2007年9月29日23:23

あれ、なんか書き込みが途中で途切れてしまってる…

そういう本と出会えて、理解できて良かったですよね!
これから歳は取っていくのには逆らえないけど、歪んだり捻くれた年寄りにはなりたくないですもんね。
うちも教訓として、この文をブログにコピペしてもよかでしょうか…?
病気もあるし心労もたえないでしょうが、これからも頑張ってくださいね♪

みかやん。
みかやん。
2007年9月30日0:05

>澪奈さん

コピペでも何でもどうぞどうぞですよ〜♪
この本は結構前から家に有って、以前も何度か読んでいたのですが、
怒りに任せて読んでいる時は気付かなかったのか気付けなかったのか、
最近、読み返したら私にとって耳が痛い目が痛い教訓だらけで、
この本は今や私の座右の銘となっております。
ちなみに”小さなことにくよくよしない88の方法/リチャード・カールソン”という本です。

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