ラブホ458日目:慈愛
2007年8月11日 らぶほ211:30-18:00 クイックメイク13部屋+セットバッグ+アメニティー
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、Sさん(10代後半・初バイト)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似)が早番、Cさん(60代前半・元看護師)と特大君(20代前半・野球一筋)と私が遅番の勤務。
一昨日と昨日はフロント色っぽい人が欠勤した為、一昨日はSさんが昼から急遽フロントになり、昨日はX君が出勤したそうだ。
特大君と初顔合わせのCさんは、いつも通り「しゃしゃしゃしゃ」笑って、箸が転がっても可笑しい老人ぶりを披露していた。
そして今日の痛ましい出来事。
昼休み、平日はいつもテレビで”2時っちゃ○”を見ているが、土曜なので野球が大好きでプロ野球より高校野球が好きという特大君の為にみんなで高校野球を見ていた。
そこへ偏屈王が休憩室へきて、いきなりテレビのチャンネルを変え、偏屈王の指定席をわざわざ避けて座っていた特大君に「狭い!」と言って、シッシッと手で払いのけたので、EさんとCさんと私は思わず唖然とした。
(前回は小声で”この番組見てるんですか?”と聞いてきたが、返事も確認せずチャンネルを変えてしまい、偏屈王が”見てるんですか?”と伺いを立てたのは後にも先にもその時限り)
「野球見てるんですか?」とか「チャンネル変えていいですか?」とその都度聞いてから変えるとか、自分の席が狭いと思うなら「悪いけど」とか「ごめんね」を言ってから「もう少し席を空けて貰えないだろうか?」と言った方が良かったかも知れませんよね。
テレビが一般家庭に普及し始めた頃の昭和の家長のような絶対的なチャンネル権をお持ちではないのだし、もちろん私達は偏屈王の家族ではありません。また、特大君は野犬や野良猫ではないのですから、シッシッと払いのける扱いもどうか?と思います。
勝手にテレビのチャンネルを変えておきながら、偏屈王はジーッとケータイと睨めっこでテレビなんか見てはいない様子で、それでいて時々不気味な薄笑いを浮かべているので、私達は困惑してしまいます。
50歳近い男性が、人に呆れられるような振る舞いを繰り返すのは、見ていて悲しいものでショックを隠しきれません。見た目はオッサンでも、中身はまだ礼儀や作法を知らない赤ちゃんです。慈愛を持って見守らなければならない存在です。
私には寛大さと慈しむような気持ちが欠けていました。私に慈しむような気持ちや母性のようなものが有れば、偏屈王と衝突することも無かったのか?とか、決裂した以上はそこから何を学ぶべきだったのか?と考え、藻掻く日々です。
昼休みが終わって、客室にCさんと特大君と三人になったらホッとした。
今日は、特大君に彼女のことを聞いてみた。特大君の彼女はまだ高校生だが、彼女が高校を卒業して、特大君が就職をしたら結婚しようと決めているそうだ。さすが硬派の特大君、一本気!という感じ。
朝のフロント女子が昼休みの間と、フロント女子が帰った夕方から、X君は忙しそうに走り回っていた。フロントが偏屈王とX君しか居なくなるのでやむを得ない。それでも偏屈王は堂々としたものだ。
昼休みや仕事中、X君が偏屈王に物凄く気を遣っているのが見てとれる。偏屈王はX君の気遣いに胡座をかいているような感じだ。私は後輩の気遣いを当たり前と思わない先輩になろう。後輩の気遣いがちゃんと見える先輩になろう。そして気遣ってくれる後輩に感謝しよう。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、Sさん(10代後半・初バイト)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似)が早番、Cさん(60代前半・元看護師)と特大君(20代前半・野球一筋)と私が遅番の勤務。
一昨日と昨日はフロント色っぽい人が欠勤した為、一昨日はSさんが昼から急遽フロントになり、昨日はX君が出勤したそうだ。
特大君と初顔合わせのCさんは、いつも通り「しゃしゃしゃしゃ」笑って、箸が転がっても可笑しい老人ぶりを披露していた。
そして今日の痛ましい出来事。
昼休み、平日はいつもテレビで”2時っちゃ○”を見ているが、土曜なので野球が大好きでプロ野球より高校野球が好きという特大君の為にみんなで高校野球を見ていた。
そこへ偏屈王が休憩室へきて、いきなりテレビのチャンネルを変え、偏屈王の指定席をわざわざ避けて座っていた特大君に「狭い!」と言って、シッシッと手で払いのけたので、EさんとCさんと私は思わず唖然とした。
(前回は小声で”この番組見てるんですか?”と聞いてきたが、返事も確認せずチャンネルを変えてしまい、偏屈王が”見てるんですか?”と伺いを立てたのは後にも先にもその時限り)
「野球見てるんですか?」とか「チャンネル変えていいですか?」とその都度聞いてから変えるとか、自分の席が狭いと思うなら「悪いけど」とか「ごめんね」を言ってから「もう少し席を空けて貰えないだろうか?」と言った方が良かったかも知れませんよね。
テレビが一般家庭に普及し始めた頃の昭和の家長のような絶対的なチャンネル権をお持ちではないのだし、もちろん私達は偏屈王の家族ではありません。また、特大君は野犬や野良猫ではないのですから、シッシッと払いのける扱いもどうか?と思います。
勝手にテレビのチャンネルを変えておきながら、偏屈王はジーッとケータイと睨めっこでテレビなんか見てはいない様子で、それでいて時々不気味な薄笑いを浮かべているので、私達は困惑してしまいます。
50歳近い男性が、人に呆れられるような振る舞いを繰り返すのは、見ていて悲しいものでショックを隠しきれません。見た目はオッサンでも、中身はまだ礼儀や作法を知らない赤ちゃんです。慈愛を持って見守らなければならない存在です。
私には寛大さと慈しむような気持ちが欠けていました。私に慈しむような気持ちや母性のようなものが有れば、偏屈王と衝突することも無かったのか?とか、決裂した以上はそこから何を学ぶべきだったのか?と考え、藻掻く日々です。
昼休みが終わって、客室にCさんと特大君と三人になったらホッとした。
今日は、特大君に彼女のことを聞いてみた。特大君の彼女はまだ高校生だが、彼女が高校を卒業して、特大君が就職をしたら結婚しようと決めているそうだ。さすが硬派の特大君、一本気!という感じ。
朝のフロント女子が昼休みの間と、フロント女子が帰った夕方から、X君は忙しそうに走り回っていた。フロントが偏屈王とX君しか居なくなるのでやむを得ない。それでも偏屈王は堂々としたものだ。
昼休みや仕事中、X君が偏屈王に物凄く気を遣っているのが見てとれる。偏屈王はX君の気遣いに胡座をかいているような感じだ。私は後輩の気遣いを当たり前と思わない先輩になろう。後輩の気遣いがちゃんと見える先輩になろう。そして気遣ってくれる後輩に感謝しよう。
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