11:00-18:00 点検18+セット+回収+セットバッグ作り他

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と特大君(20代前半・野球一筋)、$君(10代後半・ギター少年)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、#さん(60代前半・元美容師)とアニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)の勤務。フロントの人が欠勤して私が代行した。

日曜のフロントは勘弁して!と思うが、土日だけ我が班の時間帯に復帰した社員のイケメン氏に、申し訳なさそうに頼まれたら断れるわけがない。しかも復帰前のイケメン氏は「俺、みかやんの為に土日だけ復帰します」なんて言ってた。

冗談とはいえ照れた私は「いや〜ん。頭の中がHなことでいっぱいのイケメン氏じゃないですか〜。楽しみにしてますね」と答えた。だって、その時に流行ってた脳内メーカーによれば、イケメン氏の脳内には「H」しか無かったんだもの。

それはさておき、今日の私には重要な使命があったんだった。

みかやん「昨日、アニキが$君のことばかり聞いてきたよ。質問攻めだった」

$君「え?何で俺なんでしょう?話したこともないのに」

みかやん「一目惚れじゃない?アニキってパッと見、ゲイっぽいよね」

$君「ゲイに詳しいみかやんが言うなら間違いないですよ。って、そんな!」

みかやん「ゲイの人は相手にもゲイのケが有るのを一目で見抜くらしいから」

$君「俺は違いますよ!そんなの無いですよ!俺は!ゲイだけは!」

そこへアニキが出勤してきて話は中断した。ロッカーから着替えて出てきたアニキは、エプロンにガムテープを貼って身支度していた$君の横に座り「おはよう、$ちゃん!$ちゃぁん、俺にもガムテ貼ってよぉ♪」と胸を突き出したではないか。

一同、思わず目を逸らした。アニキは”本物”かも知れない。

出動の時間となり、満室で大忙し状態だったので、私はすぐにセットへ向かったが、メイク係のクジ引きの結果を確認出来ず、後ろ髪を引かれる思いだった。アニキと$君が組んだりしたら、アブナイかも知れない。

しかし、その後はそれどころではない忙しさに見舞われた(泣)

忙しい合間をぬって過酷なダスター上げやセットバッグ上げをやりかけたら、イケメン氏とX君に「いいです。いいです。やりますから」と仕事を奪われた。気を遣って貰ったりいたわって貰ったり、こんな時はオバサンで良かったと思う。なんて親切なお爺さん達かしら。

途中、アニキと#さん、$君とUさんが組んでいるのを見て、安心した反面、軽くガッカリした。

昼休みは、買物に出かけた$君の後を「$ちゃん、買物行くのぉ?俺も行くぅ♪」とアニキが追いかけた。近所のコンビニへ行ったハズなのに、暫く経っても全然帰ってこない。

みかやん「$君、アブナイ目に遭ってなきゃいいけど…」

Eさん「戻って来ないね。近所の公園に連れ込まれて、やられてるわ」

みかやん「公園のトイレか小屋か林の中ですね。あーあー」

ま、好天に恵まれアオカン日和でしょうね。夏の青空の下で、もつれ合う男と男…ですか。

彼らは昼休みが終わる間際に戻ってきて、離れた場所に腰を下ろして無言だった。何かの余韻に浸っているようにも見える。怖くて聞くに聞けないし「何してたの?」等と聞いては野暮というものだ。

Eさんに「やっちゃったみたいですね」と目で訴えると、Eさんも「間違いないわ」と目で訴えてきたので、二人で無言のまま大きく頷いた。

夕方、また忙しくなったが親切なお爺さん(X君)が何かと面倒を見てくれたので、本当に助かった。

帰りは、EさんとX君と$君と私で近所の公園に寄った。

みかやん「で?昼休みはアニキとナニしてたの?」

$君「コンビニで弁当買って、天気いいから食べて戻るかってことで、この公園で話しながら弁当食ってました」

Eさん「ふ〜ん。やられちゃったんでしょ?」

$君「絶対みんなに疑われてると思ってましたよ!そんなわけないじゃないですか!」

みかやん「うちら、ラブホ勤めが長いから今更ナニ聞いても驚かないし」

$君「何もありませんて!もうホント勘弁して下さい。話題変えましょうよ」

可哀相なので話題を変えたけど、EさんもX君も私と同様に「やられたな」と思ったに違いない。ナニゴトも若いうちに色々とエロエロと経験しといた方がいいんだよ、$君。

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