ラブホ474日目:2婦人
11:30-18:00 本メイク3部屋+クイックメイク14部屋

今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。ずっと風邪で休んでいたフロントのトド山さんが今日から社会復帰した。

出動前、Cさんの口数が少ないと思っていたら、一足先にトド山さんが出動してから口を開いた。

Cさん「トド山さんだら、X君を追いかけ回してるみたいだもね。Eさんも言ってたわ。あれで仕事になってんのかい?アンタとX君と仲がいいの分かってたら普通は遠慮するべさ」

みかやん「や…別にX君は私のものじゃないし、遠慮される筋合いも無いよ」

Cさん「だけどもアンタも見たらムカつくわ。売り部屋が無くてトド山さんがメイクを手伝うなら分かるけど、X君のセットば手伝ってるんだよ。X君の方が先輩だのに、5分やそこらで終わるセット手伝って、セット終わったら二人で部屋を出て行くんだよ。おかしいべしゃ!」

みかやん「そん時の状況を知らないから何とも言えないけど、セット手伝うぐらいならメイク手伝って!とか、他にする事ないの?とは思うよね」

Cさん「ムカつくってさ…アンタが…ヤキモチ妬くんでないべかと思って」

みかやん「そっちかい!だから…X君は私のものじゃないし!それに私はヤキモチ妬かせようとわざと他の女と仲良くするような男は大嫌いだし、夫にもヤキモチ妬いたこと無いもの。X君にもトド山さんにも嫉妬するつもりも無いよ」

Cさん「だけども…ねぇ…Eさんも心配してたから…」

そんなことを心配するぐらいなら、最初の、Uさん=愚鈍さん事件の時にもっと心配してくれ!って感じ。

というか・・・私にはX君よりもっと仲良しで大切で大好きな男友達が沢山居る。$君もライブの時「みかやんの友達みんなカッコ良くて、みんな”みかやん”とか”姉さん”って、みかやんを慕ってますね」と言ってくれた。

てなわけで画像はカッコイイ男友達の代表格(?)のY君($君もカッコイイ!と絶賛)ね。この日記にも度々登場するけど、黙ってればイケメンなのよね。

そんな友人達に比べたら、今のところのX君は”知人”レベルというか、いまいち懐かないし、どこか他人行儀だし…他人だけどさ。それでもEさんやCさんは、X君と私が付き合ってるとか何か有るとか思ってるから心配してくれてるんだろうね。

Uさんが昨日のベッドメイク中に火傷を負い、通院のために遅刻したので最初の2部屋ぐらいを三人でベッドメイクしたけど、Cさんは「アンタがそう言うならいいけど…」と言い残してUさんと合流した。だから、いいんだってば!

#さんとは距離と時間を置いてきたけど、部屋で二人になってから久しぶりに談笑した。お互いかなりの勢いでムカついていたので、頭を冷やすのには丁度良い期間だったのかも知れない。

笑いながら部屋を出たら、オバチャンと言うより、品の良いご婦人お二方が隣の部屋から出てきたので、息を飲んで部屋の玄関に隠れた。隠れたとは言っても、私達はしっかりとドアの隙間から覗いてはいたけど、間違いなくご婦人二名で50代後半〜60代前半とお見受けした。

#さん「今のことは分からないけど、私が若い頃のホモとかレズって、上層階級のちゃんとした教育を受けたインテリの集まりだったのよ。みかやんのお父さんやお母さんの世代で大学を出てるような人達ね」

みかやん「そうらしいよね。その頃から続いてる人達なのかなぁ?」

#さん「あの品の良さは、そうかもね。あの方々にとっては、いい時代になったんじゃない?」

みかやん「当時と比べたら、今は随分オープンなんだろうね。ココに来る男二人のお客さんだって堂々としたもので、目撃してしまった私達の方が焦るもんね」

それから#さんは美輪明宏さんの話を始めた。美輪さんは1960年頃には同性愛者だとカミングアウトしていたそうだが、私が生まれる前の頃のカミングアウトが、どれほどセンセーショナルなものだったか、想像もつかない。

前回もそうだったが、#さんは美輪さん信者なので語り出すと止まらなくなる。そして私は、今度こそちゃんと美輪さんの著書を買って読んでみようと思った。

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