11:00-18:00 点検19+セット+回収+ルームサービス他

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とアニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)が早番、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)が遅番、シフトミスで朝フロントさんが居ないため私がフロントになった。

昼休みまでは平日並みの暇さ加減なのに、フロントが偏屈王とX君と私の三人で、かつてないほどラクだった。いつもこんな調子なら喜んでフロントをさせて頂きますわよ♪という感じ。

社員さんに言われて客室にリネン類の追加を届けに行くのも鼻歌まじりで、最上階の5号室へ着いたらば、出てきたのはクリストファー・リー似の吸血鬼氏だった。すかさず玄関を見ると、紳士靴が2足に女性の靴が1足、今日は3Pらしい。
http://diarynote.jp/d/26700/20070901.html

吸血鬼氏との対面もこれで三回目であるせいか「あ、どうもどうも♪」と、すっかり顔馴染みの挨拶をされ、「いつも手間かけるね。ありがとう♪」と満面の笑みでリネン類を受け取って下さった。

吸血鬼氏ったらまた昼間から生き血吸い放題ですか?と思いながら、X君とセットバッグを上げたり、社員の特大氏とセットバッグを作ったりしていたら、社員さんに「最上階の5号室にスキンのおかわりを届けて下さい」と言われた。また私かい?

何度もおかわりをされるのもキツいので、スキン8個にローションも追加してお届けに上がると、また吸血鬼氏が出てきて「いやぁ〜、あとでもう一人来ることになったもんだからさぁ〜」と、どこか誇らしげな照れ笑いを浮かべて頭を掻いていたけど、別に聞いてないし…(笑)。

吸血鬼氏クラスとなると、もはや1対1のセックスでは満足出来ないのだろう。

昼休み明けは売り部屋が5つしかなく、忙しくなった。こうなるとセット中の部屋にベッドメイク部隊が押し寄せてきて、フロント係が追われるパターンになり、焦る。

部屋からお客様が出てきたのが見えたので、その死角を走り抜け、セットバッグやらダスターやらを持ってセットに入ったが、その部屋にもすぐにSさんとUさんが押し寄せてきた。

急いで浴槽の栓を抜いたら、流れていくお湯の中で半透明の妙なモノが浮き沈みしているのが見え「ええ?何コレ?」と言ったら、すぐ後ろにUさんがいてソレを拾い上げてくれた。ソレはスキンで出来た水風船だった。

Uさんは拾い上げてから「ええ〜!何これ〜!」と驚いているではないか。相変わらずだ(萎)。

帰る前に最上階の部屋の点検に行った。外の暗さと元々の廊下の暗さと和な雰囲気がハーモニーとなって不気味だ。辞めたフロント可愛い人も「私、5時過ぎたら怖くて最上階へ行けないの」と言っていたが、ホントにそのとおりだ。

夕暮れの墓場はおどろおどろしいが、外人墓地だとそうでもなかったりする。私には最上階の和風な感じが時に怖い。点検を終え、逃げ帰ろうと怖々走っていたら、「キャーーッ!」「アーーーッ!」という女性の悲鳴が聞こえたので、驚いて転びそうになった。

全くもう。SM的なことをしてるんだろうけど、普通にセックスしてて絶叫マシーンにでも乗ってるような声を出されたら怖いよね。私が男だったらドン引きすると思う。

いつも思うけど、これが本物の断末魔の叫びだったりして、「そんなにイイんですか?そうですか…」と聞き流されたら、助かる命も助からないよね。ま、そんなことはないでしょうけど…。

やっぱり私も5時過ぎたら最上階には近寄らないようにしよう。

15日で退職予定だったアニキが明日で退職することになったそうだ。幸い明日はアニキと一緒に組めるので、しっかりとお礼を言おう。

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