11:00-18:00 点検33+セット+回収+ルームサービス他

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)と#さん(60代前半・元美容師)が早番、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)が遅番、トド山さんが欠勤して私がフロントになった。

クソ忙しい土曜日に急遽三人勤務になり、チーム60の怒りが爆発した。

#さん「昨日、トド山さんなんか誰より元気でウザいぐらい喋ってたのに。アレでどこが悪いのさ」

Eさん「あんなに太ってて病弱ってこともないでしょ。どうせまた二日酔いさ。どこか悪いとすればアル中か男狂い病だわ」

みかやん「どっちにしても依存症ですね。つーか、酒依存と男依存、どっちもじゃないですか?」

Cさん「わち帰る!土曜に三人なんて死んでしまうもの!二宮和也似氏に聞いてみる!」

みかやん「つっても帰れるわけないべさ!忙しいもの!」

Eさん「じゃ聞いてみればいいっしょ。行ってきな!」

みかやん「ちょ、ちょっと!えーっ?」

Cさんはフロントへ行ったきり暫く戻らなかったが、やがて「今日は無理!だとさ。帰られないわ」とションボリ戻ってきた。私は、Eさんがボソッと「無理に決まってるべさ」と言ったのを聞き逃さなかった。

先週は、私がX君に近寄らなければトド山さんがゴキゲンで、私に対するイヤミ攻撃もしてこないということを学習したが、今週はトド山さんが居ないというのに以前のようにはX君と話せなくなってしまった私が居た。

何て言うか…辞めた$君もアニキも最後まで全力で私の味方で居てくれたけど、当のX君はトド山さんにも私にもニコニコで、それがX君という人なのだから仕方ないと思っても、やっぱり寂しかった。

X君が”来る者拒まず去る者追わず”という対人コミュニケーションの取り方をする人だとは知っていても、X君が他人に対して特別に執着心の薄い人だからなのか、ある程度の愛着を持ちながらも他人に執着しない人なのかは分からない。

アニキはX君を”社交性が無い。まだ自分と自分の家族しか愛せないお子ちゃまだから、他人に対して無関心”とか言ってたけど、それは違うと思う。

ああでもないこうでもないと考えていて、ますますX君と話せなくなった。複雑なオバ心…。

それでもX君は、私がダスター上げやらセットバッグ作りをしていると飛んできてニコニコと手伝ってくれるし、何かあって私がテンパってもすぐに対応出来るように同じ階や近くの部屋に居てくれたりして、相変わらず親切だ。

フロントの仕事じゃ私よりX君の方が先輩だし、私の方が年寄りなんで気を遣って何かと面倒を見てくれてるんだろうけど、私はお礼を言うのにもギクシャクしてしまって、逃げ出したいような気持ちになった。

可愛くて仕方なくて今まで散々いぢり倒してきたX君を茶化せない。それは自分にとって物凄く寂しいことで、私が今までどおり茶化せばX君も今までどおりの笑顔で応えてくれると分かってはいても、どうも一歩踏み込めない。

トド山さんにトシのことでイヤミを言われ続けてきたお陰で、すっかり卑屈になった。

私のようなオバが若いX君を茶化して遊んできたことが、そもそもの間違いなのか?私はトド山さんを「あの風体で男、男と必死でイタいオバサン」と思ってたけど、トド山さんも私を同じように見ていて、その苛立ちが彼女をイヤミ攻撃に駆り立てたのか?

と、どんどん卑屈になった。

そして私は、卑屈という名の真っ暗で深〜い洞窟に迷い込んで抜け出せなくなった。

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