11:00-18:00 点検22+セット+回収+ベッドメイク手伝い他

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)と女将さん(20代後半・寿司屋)の勤務。偏屈王とトド山さんが欠勤して、Sさん(10代後半・初バイト)と私がフロントになった。

出勤してすぐ社員さんに「フロントお願いします」と言われたので「今日はどっち(偏屈王・トド山)が休みですか?」と聞いたら「どっちもです」と言われ、もう返す言葉も無かった。

おまけにモニターを確認すると、セット待ちの部屋が見るも無惨に大量に有り、すぐに出動して死んだ気になってセットをして回った。

一息ついたところで社員の二宮和也似氏に「いや〜さすがですねぇ。通常メンバーより早く片付きましたよねぇ」と、お褒めの言葉を戴いた。あたしゃバリバリ体育会系上がりの人間なんで、酒浸りのデブのオバサンや絡繰り人形みたいな歩き方のオッサンには負けませんわよ。

二宮和也似氏に××5号室へ割引券を届けるように言われて行こうとしたら「僕らが”○兵衛オジサン”って呼んでる常連さんが出てくると思いますよ。物凄く礼儀正しい方です」と教えて下さった。

どんな素敵なオジサマかしら?と××5号室へ行くと、裸の上にバスローブを着て、その上にロングコートを羽織ったスキンヘッドの男性が不自然なぐらい姿勢良く立っていて、割引券を手渡すと「ありがとうございます!」とほぼ直角に深々と頭を下げられて恐縮してしまった。

というか、全く笑う場面ではないハズなのに何故か可笑しさが込み上げてきて、笑いを堪えるのに必死だった。どんな経緯で”○兵衛オジサン”というあだ名がついたか知らないが、きっと親愛を込めてのネーミングなんだろう。

束の間の休息の後また忙しくなり、セットや点検に走っている時、エレベーター前に妙な花束が有るのを目撃した。茎の量が多くて物凄い束なのに花が少なくて変な花束…と思っていたら、××6号室の浴槽が花風呂と化していたそうだ。

ベッドメイク部隊が××6号室へ入ると、浴槽のお湯が抜かれておらず大量の花びらが浮いたままになっていて、始末に時間がかかった上、作業を終えても部屋じゅう野原のような匂いがして大変だったらしい。

××6号室のセットに入ったのは誰か?という話になり、犯人はX君だった。忙しいので後回しにしようとしていたようだ。

土日祝祭日はフロント4人+ベッドメイク5隊で動いているが、今日はフロントの頭数は確保出来たもののベッドメイクが4隊になり、フロント係も必死にベッドメイクを手伝った。

夕方、忙しいので非常階段を走っているとEさんチームと擦れ違った。Eさんは「忙しくてエレベーターなんか待ってられないんだもん。このクソ忙しいのにメイク係を2人もフロントに取られたら、うちら死んでしまうわ!」と叫びながら走り去って行った。

帰りにSさんに会うと「うちもう無理です。出来ません…本当に…」とグッタリしていた。私はオバなのでX君や社員になった特大氏に何かと気遣って貰えるが、若いSさんに対してはそうではないようで、ご愁傷様だ。

みんなもう限界にきている気がする。

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