11:30-17:00 本メイク4部屋+クイックメイク7部屋

今日は、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。

偏屈王が約十日ぶりに出勤していたが、オッサンが着るようなカーディガンにオッサンがはくようなスラックス姿で、爺さんみたいだった。しかも歩き方が一段と絡繰り人形になってるし、一段とドンヨリしていて、病み上がりと言うより屍寸前の老フロントになってて…(合掌)。

あまりにおどろおどろしくない?もはや本人じゃなくて生き霊かゾ○ビじゃないの?客前に出して大丈夫?と心配になるぐらいだった。

(注:病み上がりの痛々しい姿や、居たたまれないほど心配な気持ちを文才が無くて上手く表現できません)

あれ?よく考えたら偏屈王は元々そんな人だったよ、あはは!なんてことを考えていたせいか、最も手強い4P部屋の部屋係からのスタートとなった。罰当たりな私。

4P部屋の本メイクなので、2つのベッドを組んでから、無駄に広い床に掃除機をかけ、4人分の食器を洗いまくりで、それはそれは大変なはずなのに、久々だったせいかめっちゃ楽しかった。なんてやり甲斐の有る部屋なんだ!と感動してしまったじゃないか。

元々好きでやってる仕事なんで、嫌々やらなければ楽しいのよね。暫く忘れてた気持ちを思い出させてくれてありがとう>偏屈王 

昼休み、#さんが「偏屈王、朝に見たっきりまたどこにも居ないみたいだけど、帰ったのかい?単に行方不明かい?」と言い出したので、私も「また非常階段辺りに隠れてんじゃないの?」と言おうとして、その言葉を飲み込んだ。

同族のSさんやUさんの前で、同族の王・偏屈王を悪く言おうものならチクられて血祭りに上げられる。夏の偏屈王事件で懲りているので固く口を閉ざしていると、偏屈王がノソノソと休憩室に現れ、その後の休憩室は静まり返って息が詰まった。

昼休み明けは、40代後半〜50代の”嬢”を付けてお呼びするのが憚られるようなお年頃のデリヘル嬢さん達の一人歩きが目立った。それまで節制されていた方々も、給料を手にして一斉にデリヘル嬢さんを呼んだらしい。

デリヘル嬢さん達は部屋を綺麗に使って下さる方が多いので、お陰でサクサクとベッドメイクが進み、17時で早帰りになった。

ふいに#さんに「ところで、熟年デリヘルって月収はどのぐらいなんだろね?」と聞かれた。

みかやん「う〜ん。お店やその人にもよるんじゃないの?」

#さん「軽く働いて15万ぐらいになるのかな?」

みかやん「どうなんだろね?分かんないや」

#さん「頑張れば20万や30万になるんだろうか?」

みかやん「”熟年”の程度にもよるのかねぇ。あんまり婆さんでも…あわわ」

やたらと#さんが食い下がるので、もしやヤル気では?と怯んだ。

ふと、一昔前に当時有名というより名物だったタチンボ婆さんを昼間に目撃したのを思い出した。

ロン毛のヅラのこめかみ部分から地毛の白髪はみ出させ、ショートパンツを通り越したホットパンツの裾からユルユルになって煤けたズロースの裾をはみ出させ、タンクトップからブラ紐をはみ出させ、はみ毛はみパンはみブラで観衆が凍り付く中をご本人様はしおれた足で闊歩してらっしゃった。

あの方は当時70歳前後とお見受けしたけど、今もご存命なのだろうか?その数年後、金髪ヅラのタチンボ婆さんが目撃されたが、どうも元祖タチンボ婆さんの後輩か妹らしい。

一部の人はタチンボ婆さんが立つ場所を「心霊スポット」と呼んでいたそうだけど、それでも需要があるって凄いことだ。

やっぱり熟女の程度と需要だと思うよ>#さん

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