11:30-17:00 本メイク7部屋+クイックメイク1部屋

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似)、Cさん(60代前半・元看護師)と社交君(20代半ば・サンタマリア似)と私の勤務。

出勤前、いつものコンビニで社交君に会い、一緒に買い物してラブホまで歩いた。社交性抜群の社交君が、あれこれと愛想良く話しかけてくれるので気を良くして出勤したら、一番最初に偏屈王に会った。

ええ!やっぱり辞めてないんだ!ひえぇ!と動揺しながら「おはようございます」と言ったら、珍しく偏屈王も「おはようございます」と言ったので驚いた。偏屈王に挨拶なんかされたの何ヶ月ぶりだろ?もしや改心したんだろうか?いや、まさか…偏屈王に限って…そんな…。

休憩室に入ると、Cさんが「居ないかな?と思って来てみたら、やっぱり居るもの。偏屈王は辞めないわ。図太さが並みじゃないもの。トド山のようにはいかないんだわ」と言い、一同ガックリ。

だけど昨日は、Eさんが出勤すると「支配人殿と偏屈王が面談中なので休憩室には入れません。作業室で休んでいて下さい」と言われ、そんな厳戒体制で面談が行われたのは初めてなので「これは!」と思いながら、まんじりともせず作業室で待っていたそうだ。

Eさん「そしたらなんも、偏屈王なんかツラッと休憩室から出てきて、いつもと変わらず普通にドンヨリと働いてたもの」

Cさん「そうだべさ。偏屈王は辞めないと思ったもの。生活かかってんだべさ。あんなのが自営業してたって儲けられるわけないもの」

そっか…職場の人間関係は修行だと思って諦めよう。

今日もCさんと社交君と私の三人勤務で、社交君はCさんにも気の利いた話しかけ方をし、話ながらのさり気ないスキンシップも欠かさず、ともすればリップサービスに長けた人なのだが、そんな社交君にCさんは「あんな人、初めて(はぁと)」とメロメロだった。

昼休みは、社交君が幼少期からピアノを習っていて、音楽好きでバンド好きとのことで、二人でELLEGARDENやlocofrankの話で盛り上がっていたら、Cさんは私達に背を向けて寝てしまった。そこへたまたま社員の二宮和也似氏が現れ、私達に「Cさん、何かふて腐れてるんですか?」と聞いてきた。

するとCさんは飛び起きて(寝てなかった)「なんもふて腐れてないよ!なんでふて腐れるってさ!」と言って、一同ビックリ。二宮和也似氏も「や、壁向いてたから僕にはふて腐れて見えて…」とタジタジだったが、どう見ても不貞寝だった。

うわ〜。またCさんに「男好き」と言われないよう気を付けよう。

夕方、ダスターを置きにエレベーターホールへ行ったら、バッタリと偏屈王に会ってしまった。どうせまたスルーでしょと思いながら「お疲れ様です」と言ったら、偏屈王も小さな声で「お疲れ様です」とこたえた。

この数ヶ月毎日、偏屈王にも「おはようございます」「お疲れ様です」と声を掛けてきたが、返事をされたことなど無かった。どうしちゃったんだろう?と不気味だったが、面談で支配人殿に「挨拶ぐらいしろ」か何か言われたんだろう。

だけど挨拶なんか人に言われてするもんじゃないだろうに。それこそ「子供じゃないんだから」と思うんですけどね。

私達のチームと偏屈王が17時で早帰りになったので、休憩室で社交君と二人で一服していると、二宮和也似氏が来た。

二宮和也似氏「今日で偏屈王が退職しましたから」

みかやん「えーーーっ!そうだったんですかっ!」

二宮和也似氏「それで、今度の日曜日、みかやんはお休みなんですが、フロントで出勤してほしいんですけど、どうですか?」

みかやん「は、はいっ!出勤します!頑張ります!」

早帰りせずに作業室でリネン折りをしていたEさんの元へ走り、偏屈王が退職したと知らせると、Eさんも一際大きな声で「ええーっ!」と叫び、抱き合って「良かったぁ」と喜びを分かち合った。

そういや15日で今日も締め日だった。結局、偏屈王は誰にも「今日で退職します。お世話になりました」とか言う挨拶は無かったけど、それはそれで偏屈王らしい。偏屈王が退職しないものと思い込み、気落ちしていたところだっただけに、Eさんも私もすっかり興奮した。

働き易い環境を整えて下さった社員さんの為にも、明日から気持ちも新たに頑張ろう。

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