ラブホ542日目:強面
2007年12月18日 らぶほ211:00-18:00 点検21+セット+ダスター上げ+ルームサービス他
今日は、Sさん(20代前半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)の二人勤務。私がフロントだった。三人とも”12月の後半だというのに、ベッドメイク1隊とフロント一人で大丈夫なんだろうか?”という一抹の不安を抱いて出動した。
1部屋目にセットに入り、苦心して抱えてきた補充用のドリンク7本を食器棚に置いて、やれやれと部屋を見回したら、どこから手を付けていいか分からなくなるような散らかり具合で、思わず「うわっ!酷い…」と呟いたら、背後から「すみません」という男性の声がした。
不意を突かれて「うわーっ!ビックリしたーっ!」と叫んでしまったけど、振り返ったらお客様じゃないか。慌てて取り繕った。
みかやん「失礼致しました。如何なさいましたか?(涼しい顔)」
男性客「借りたビデオを返すの忘れたんですけど、今ここで渡していいですか?」
みかやん「はい。ご返却ありがとうございます。お預かりします(にっこり)」
男性客もニッコリと微笑んでお帰りになった。
げーーっ!「うわっ!酷い…」って言ったの聞かれたべか?だけどホントは「うわっ!酷い!何てだらしない!人ん家だと思って何てことを!」ぐらい言いたかったんで、そこまで言わなくて良かったよ、あははー!って、そーゆー問題じゃない(汗)。
気を取り直してルームサービスを届けに行くと、部屋から出て来たのはまた「おおきに」の男性だった。このハワイの人(苦笑)は本当に常連さんらしい。いつもどおり「おおきに」と言われ、思わず「毎度」と言いたくなるが、ラブホで「毎度」はアカンやろ…と思いとどまる。
いつもと違う相手と一緒かも知れへんし、毎度違う相手かも知れへんでぇ。「オバハン、”毎度”ちゃうやろ」って突っ込まれてもかなわんがな。せやかて「おおきに」言われて、どない言うたらええのんか?
「どう致しまして…んねん」ちゃうし「ごゆっくりどうぞ…やでぇ」もアカン。「失礼致します…さかい」って、どうでもええやろ!っちゅう話やわ。誰か止めてや〜、アホやろ>自分。
フロントん時は相方もおらんし一人なんで、しょーもないことばかり考えてますわ。
再び気を取り直して4P部屋へルームサービスを届けると、50代の物凄く強面の男性が咥え煙草で出てきた。粗相でもしようものなら怒鳴られそうなほどの強面に緊張しまくった。
なのに、部屋のドアが開いたままだったので、男性の背後から私の方へ風が流れてきて、とんでもないオヤジ臭が私の鼻をついて「ぐはっ!」とか「ぷはっ!」となるのを必死に堪え、震える手でようやくトレイを渡した。ルームサービスも時にしんどい。
4P部屋の強面氏が帰ってからセットに入ったら、4P部屋とは思えないぐらいどこもかしこも綺麗で驚いた。きっと連れの女性も、部屋を散らかそうものなら何と罵られるか分からず、怖くて散らかせなかったのだろう…。
部屋を綺麗に使っていただいたのは有り難いことだが、オヤジ臭はどうにもならなかった(哀)。
夕方、売り部屋が6部屋しかなく大変な忙しさに見舞われ、A班の大ベテランフロント女史が、帰る時間ギリギリまで物凄い早さで物凄い数のセットをして下さった。お礼を言う私に「だってこんなんじゃ忙しくて大変でしょう。一人になるのに」と心配して下さり、本当に頭が下がった。
嗚呼それなのに、16時から一人になったとたん、お客様がまるで申し合わせていたかのように一斉にお帰りになって、貸し出したビデオやコスプレの回収やら何やらでセットも捗らず、頑張ってセットや点検をしても焼け石に水。
瀕死の状態で帰る時間を迎え、階下へ降りたらC班のベテランフロント男子が「うーわっ!ひでぇ。セット15も有るし。俺一人で無理。死ぬって」と言ってるのが聞こえた。
私だって遊んでたわけじゃないのよね(哀)。老体にムチ打って頑張ったけど、お客さんは待ってくれないんだもの。平日なのにお客さん入り過ぎだし、本当なら今日は大学が冬休みのX君も出番だったのに私一人だし…やっぱりX君が居なきゃダメだ(泣)。
こんな時に居てくれないなんて酷いよ、X君(泣)。
今日は、Sさん(20代前半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)の二人勤務。私がフロントだった。三人とも”12月の後半だというのに、ベッドメイク1隊とフロント一人で大丈夫なんだろうか?”という一抹の不安を抱いて出動した。
1部屋目にセットに入り、苦心して抱えてきた補充用のドリンク7本を食器棚に置いて、やれやれと部屋を見回したら、どこから手を付けていいか分からなくなるような散らかり具合で、思わず「うわっ!酷い…」と呟いたら、背後から「すみません」という男性の声がした。
不意を突かれて「うわーっ!ビックリしたーっ!」と叫んでしまったけど、振り返ったらお客様じゃないか。慌てて取り繕った。
みかやん「失礼致しました。如何なさいましたか?(涼しい顔)」
男性客「借りたビデオを返すの忘れたんですけど、今ここで渡していいですか?」
みかやん「はい。ご返却ありがとうございます。お預かりします(にっこり)」
男性客もニッコリと微笑んでお帰りになった。
げーーっ!「うわっ!酷い…」って言ったの聞かれたべか?だけどホントは「うわっ!酷い!何てだらしない!人ん家だと思って何てことを!」ぐらい言いたかったんで、そこまで言わなくて良かったよ、あははー!って、そーゆー問題じゃない(汗)。
気を取り直してルームサービスを届けに行くと、部屋から出て来たのはまた「おおきに」の男性だった。このハワイの人(苦笑)は本当に常連さんらしい。いつもどおり「おおきに」と言われ、思わず「毎度」と言いたくなるが、ラブホで「毎度」はアカンやろ…と思いとどまる。
いつもと違う相手と一緒かも知れへんし、毎度違う相手かも知れへんでぇ。「オバハン、”毎度”ちゃうやろ」って突っ込まれてもかなわんがな。せやかて「おおきに」言われて、どない言うたらええのんか?
「どう致しまして…んねん」ちゃうし「ごゆっくりどうぞ…やでぇ」もアカン。「失礼致します…さかい」って、どうでもええやろ!っちゅう話やわ。誰か止めてや〜、アホやろ>自分。
フロントん時は相方もおらんし一人なんで、しょーもないことばかり考えてますわ。
再び気を取り直して4P部屋へルームサービスを届けると、50代の物凄く強面の男性が咥え煙草で出てきた。粗相でもしようものなら怒鳴られそうなほどの強面に緊張しまくった。
なのに、部屋のドアが開いたままだったので、男性の背後から私の方へ風が流れてきて、とんでもないオヤジ臭が私の鼻をついて「ぐはっ!」とか「ぷはっ!」となるのを必死に堪え、震える手でようやくトレイを渡した。ルームサービスも時にしんどい。
4P部屋の強面氏が帰ってからセットに入ったら、4P部屋とは思えないぐらいどこもかしこも綺麗で驚いた。きっと連れの女性も、部屋を散らかそうものなら何と罵られるか分からず、怖くて散らかせなかったのだろう…。
部屋を綺麗に使っていただいたのは有り難いことだが、オヤジ臭はどうにもならなかった(哀)。
夕方、売り部屋が6部屋しかなく大変な忙しさに見舞われ、A班の大ベテランフロント女史が、帰る時間ギリギリまで物凄い早さで物凄い数のセットをして下さった。お礼を言う私に「だってこんなんじゃ忙しくて大変でしょう。一人になるのに」と心配して下さり、本当に頭が下がった。
嗚呼それなのに、16時から一人になったとたん、お客様がまるで申し合わせていたかのように一斉にお帰りになって、貸し出したビデオやコスプレの回収やら何やらでセットも捗らず、頑張ってセットや点検をしても焼け石に水。
瀕死の状態で帰る時間を迎え、階下へ降りたらC班のベテランフロント男子が「うーわっ!ひでぇ。セット15も有るし。俺一人で無理。死ぬって」と言ってるのが聞こえた。
私だって遊んでたわけじゃないのよね(哀)。老体にムチ打って頑張ったけど、お客さんは待ってくれないんだもの。平日なのにお客さん入り過ぎだし、本当なら今日は大学が冬休みのX君も出番だったのに私一人だし…やっぱりX君が居なきゃダメだ(泣)。
こんな時に居てくれないなんて酷いよ、X君(泣)。
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