11:30-18:00 クイックメイク11部屋+ダスター上げ+リネン折り+廊下掃除

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と中国さん(20代前半・福建省出身)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の勤務。Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)がフロントだった。

出動して1部屋目で貸し出し用の爪切りを発見し、イヤな予感はしたがやはり床の上には黒く汚れた爪が散乱していた。よりによってその部屋は床面積が広い上に白い床だというのに、爪と毛でドエライことになっていたので、Cさんと床を這って爪と毛を拾いまくった。

Cさん「やんや汚い爺さんだねぇ。爪なんか家で切ればいいべさ!よくまぁこんな爪して、女を連れ込めたもんだって」

みかやん「爺さんかどうかは分かんないけどね」

Cさん「こんな分厚くて黄色いような爪だら爺さんだべさ。わち、病院(老人専門)でイヤという程、爺さんの爪を切ったもの。こんな爪であちこちこねくり回されたら女もイヤだべさ。する前に”切って”って言われたんでないの?」

みかやん「なるほどね。ヤスリもかけて貰わないと痛そうだよね」

Cさん「はあぁ。疲れた」

みかやん「”疲れた”ってまだ1部屋目だからね!」

クリスマスが終わったら年の瀬と思えないほど暇で、昼休み前にはベッドメイクする部屋が無くなり、ダスターを各階へ運んだり、リネンを折ったりした。

廊下掃除を始めると同時にCさんのボヤきも始まった。「わち、廊下掃除だら好きでないもね。こんなの掃除婦の仕事だべさ。わちは掃除婦でないもの。掃除婦だら最初から面接なんか受けてないからね!わち、掃除婦だらイヤだわ!」との事。

”ベッドメイク係”と言えば多少聞こえは良いかも知れないが、掃除婦であることに変わりないということにCさんは気付いていない。嗚呼それなのに、Cさんは散々な掃除婦蔑視発言を繰り返した(萎)。そしてまた「疲れた」と。

みかやん「”疲れた”ってこれからお昼なんだからね!」

Cさん「したって、わちなんか掃除婦でないもの!」

だから、掃除婦なんだってば!いつもココの部屋で風呂でトイレで洗面で何してる?掃除でしょ?と説明するのも面倒でスルーした。

昼休み、当ラブホでクリスマスにお客様へのプレゼントとして用意した口紅(3千円の品)の残りを450円で社販していた。「どんな色なんでしょ?」と聞いたら「こんな色ですよ」と社員の二宮和也似氏が自らの唇に口紅をつけて見せて下さった。

口紅をつけた二宮和也似氏が、あまりにもキュートでセクシーで、白い肌によくお似合いだったので、つい即買いしてしまった。

お茶目な二宮和也似氏に癒されたお陰で、Cさんの”疲れた”攻撃やボヤきにも負けず、ようやく今日最後の部屋のベッドメイクを終えて部屋を出ようとしたら、50代女性が一人で廊下を歩いてきたので玄関に隠れて様子を窺っていた。

50代女性は隣の部屋のドアベルを鳴らし「随分とお見限り…」と言って部屋へ入った。

Cさん「今の人も商売人だのかい?」

みかやん「うん。熟年デリヘルだと思うよ」

Cさん「ところで”でりふぇる”って、どんな意味だのさ?」

みかやん「…デリバリーヘルスっていって、風俗店の出張版っていうか、風俗嬢の出張サービス?」

Cさん「ふぅん。アンタだら何でもよく知ってるもね」

や、普通だから。こんな所で働いていてデリヘルを知らない方がおかしいから。つか「ふぅん」つっても、Cさんのことだから多分よく分かってないと思う。デリヘル嬢を「商売人」と言われてもねぇ…。

お客様が部屋に残した風俗誌を見て、ソープ嬢もデリヘル嬢も女王様も全部ひっくるめて「トルコ」と言う人だから仕方ない。それもCさんの場合は「トル子」だと思ってるフシもあるぐらいだから(萎)。

そんなこんなで私の方が疲れてしまいますわ…(哀)。

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