ラブホ563日目:酪農君
11:00-18:00 点検17+セット+回収+備品補充+ルームサービス他

今日は、Cさん(60代前半・元看護師)と#さん(60代前半・元美容師)の二人勤務。私がフロントで、今日から我が班に新人フロントの酪農君(20代前半・超マイペース)が加わった。パッと見、髪も顔も黒いロンブー・亮という感じ。

フロントの新人が入った!しかも若い!と大喜びしたのも束の間、酪農君は大学4年生で、卒業までの2ヶ月限定アルバイトだそうだ。社交君(20代半ば・サンタマリア似)だって就職が決まり次第ココを辞めるので、最悪の場合、酪農君より社交君の方が先に辞めてしまうかも知れない。

なんてこった…と思いながら、11時から30分間、酪農君にセットの仕方を教えて、酪農君は11時半からCさんに本メイクを教わることになった。

昼休みは、フロントをするようになってからすっかり腰を痛めた私に、Cさんが肩や背中や腰のマッサージをしてくれた。Cさんは、病院勤めの頃に患者さんのマッサージもしていたそうで、マッサージはプロ級に上手い。お陰で大助かりだ。

すっかりリフレッシュして15時に出動したら、あまりにもヒマだったのでCさんと#さんが15時半で早帰りになり、私はまた酪農君にフロントの仕事を教えることになった。こんなヒマな日に入ってくるなんて、酪農君て物凄い強運の持ち主かも。

酪農君を連れて歩いている途中、フロント電話番姉様から電話がきた。

姉様「××3号室のベランダにゴミが落ちているそうなんです。エレベーターにエイリアンを乗せたので、それで…」

みかやん「エイリアン!?」

よく聞いたら、ココでベランダのゴミ拾い用に使っているマジックハンド(画像参照)のことだった。1メートル程の長さのワイヤーの先にボタンが付いていて、それを押すと逆の先端からニョキッと四本の爪が出てくる。確かに口から変なモノが出てくる時のエイリアンのようだ。

エレベーターに異星人だなんて、Sさんでも乗って来るのかと思った(笑)。

窓を開けて入浴されるお客様も多いので、窓から煙草の吸い殻を捨てられていたり、窓辺に置いた入浴剤の空き袋やひげ剃りが入っていた袋が風で飛んだりで、ベランダにゴミが落ちていた場合にエイリアンが大活躍する。宇宙人万歳だ。

一通り酪農君にセットを教えた後、人手不足ですぐにフロントとして独り立ちさせられても困らないように、4P部屋や檜風呂や露天風呂など特殊な部屋に入って、他の部屋とのセットの違いを知っておいて貰ったり…ヒマだったので様々なことを話しておくことが出来て良かった。

その合間に、酪農君がUターン就職をするので卒業したら浦和レッズの街へ帰ることや、今までのバイトは農家の手伝いや牛の競りの手伝いであること、学校ではチーズ作りやハム作りをしていたこと、等々を聞いた(というわけで”酪農君”です)。

そして私は「肝心な事を話しておかなければ!」と、黄金風呂(http://diarynote.jp/d/26700/20071122.html)の話などをして「脅かすワケではないけどセットをすると、血やゲ□やウン○のような汚物との遭遇率が高いから気を付けて」的なことを言った。

酪農君は、血には動じない、大学の寮住まいなので悪酔いした学生達のゲ□は見慣れている…と何とも頼もしい発言をしていたが「ウン○は・・・?」と多少怯んでいたようだった。

取り敢えず、フロントの新人君が入って来てくれて何よりだ。

私自身フロントとして未熟ながら、酪農君が一人でセットをしても、ベッドメイク係から苦情が来ないように教え込んだつもりだし、大まかな流れも話しておいたつもりだ。後日改めて超ベテランフロント女史にご指導頂ければ幸いだ。

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