11:30-18:00 クイックメイク17部屋+セット

今日は、Uさん(30代後半・悪霊憑き)と関取さん(10代後半・80キロ超)と私の三人勤務。酪農君(20代前半・超マイペース)がフロントだった。

誤解があっては困るので、出動前に関取さんに「フロントの仕事はあなたが思ってるほどラクじゃない」ということを力説した。

関取さんの話だと、酪農君にも「メイクはキツいんで早くフロントになりたい」と言うと(色んな人に言ってる)、酪農君が「比較的ラクな仕事だと思うんで早くフロントになれるといいね」と答えたので、それを真に受けたようだ。

酪農君も酪農君だよ(萎)。酪農君の場合は入った時から2ヶ月で辞めると聞いていたので、ノーマークと言うか誰も細かいことまで指示しなかったから超マイペースで居られたわけで、急げ急げと尻を叩かれる事もなく、彼にしてみればそりゃラクだっただろうさ。

酪農君は酪農系のバイトばかりじゃなくて、運送屋さんとか引越屋さんとかハードなバイトもしてきた人で、それと比べたら「比較的ラク」かも知れないけど、体力漲る酪農君と違って、相手は超おデブな女の子じゃないか。早歩きも辛そうな人にフロントの仕事を「ラク」と言われても…。

関取さん「いいです。ラクじゃなくても。私、接客したかったんで…」

みかやん「や、接客ったってココじゃお客さんと目も合わせられなければ満面の笑みも見せられないから、関取さんのイメージとは違うと思うよ」

関取さん「つか、もうフロント希望しちゃったんで頑張りますぅ」

なんつーか、言い方が憎たらしい時の柳原可奈子風で可愛くない(爆)。

出動してベッドメイクを始めたら、関取さんはとっとと自分の仕事を終えて、Uさんの手伝いをしていたが、まだ自分の仕事も満足に出来ないハズのド新人が先輩を手伝うなんて1年早い。

関取さんの仕事をチェックしたら、ベッド周りはローションでベタベタ、洗面台はオイルでネロネロ、テーブルにはコーヒーや食べこぼしのシミがクッキリで拭き掃除がまるで為されておらず、ただ備品を真っ直ぐに置いただけの話にならない状態だ。

最初からこんな手抜きを覚えられても困るんで、というかこんなのはベッドメイクではないのですかさず注意するが、エヘラエヘラ&のらりくらりとかわしているようで、聞いてるんだか聞いてないんだかよく分からない。

次の部屋でも次の次の部屋でも同じことを繰り返したので、人の話など聞いちゃいないんだろう。自分はフロントになる人間だからベッドメイクなんか関係ない…と聞く気が無いようだ。呆れて怒る気にもならない。

Uさんと関取さんでベッドを組んでいる時に、ティッシュケースの汚れに気付いた関取さんが「何でこんな所が汚れるんだろ?」と言ったのに対してUさんが「(白子を)飛ばしたんじゃないの?」と答えた。

すると関取さんは「10代のガキを相手に何てことを!あははは!」とツボにハマって大笑いしていたが、どうも私とは笑いのツボが異なるようだ。別に私、好角家じゃないからいいんですけど(毒)。

17時半からはUさんと別行動になり、私は関取さんのセットのチェックをすることになった。「いい加減な人」という色眼鏡で見ないように努めても、目に余るいい加減さで女らしさの欠片も無い。それでも本人は「もうセットは一人で出来ます」と何故か自信満々でワケが分からず、笑うしかなかった。

一人でセットが出来るかどうかは、こっちが判断することだよね?

今年の新人さんはずっとアタリ続きだったけど、遂に大ハズレが来た。どんなに親しくても一度も一緒に仕事をしたことのない人を自分の職場に引っ張るもんじゃない…とよく言うのを若い新卒君は知らなかったのだろう。人柄と仕事ぶりや適性は別物だからね。

それにしても手強い関取だ。体格的にも当たり負けしそうだし、あまりに手強そうで目眩がした。

帰りに、ススキノのダイニングバーで社員の二宮和也似氏の送別会が開かれた。系列店の支配人や取引先の方などもお見えだったが、酔ったEさんが二宮和也似氏の唇を奪い、Cさんも対抗して支配人殿の唇を奪い、送別会はとても盛大で賑やかなものとなった。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索