11:00-18:00 点検16+セット+コンテナ+ダスター+ルームサービス他

今日は、ホスト君(20代前半・女顔の元ホスト)と私がBフロントで、Aフロントは、お人形さん(10代後半・ハンパ無い可愛らしさ)と関取さん(10代後半・80キロ超)だった。

朝のうちにホスト君に「今日はホスト君だけが頼りだからね。頼むよ。今日は女子供とデブしか居ないから…あわわ」と縋ると「そっか〜。俺以外は女の子か〜。頑張りますっ!」と言われ「いや〜ん。”女の子”だなんて〜」と勝手に照れた。

冗談はさておいて、小さな身体でこまねずみのように働くお人形さんに負担がかからないよう、私も頑張らなければ!

朝1で、よくあるパターンの警察官&セーラー服のコスプレを届けに行くと、部屋から若い男性が出てきて「はいはい、万引きした女子高生の身体検査ですね」と思いながら衣装を渡すと、男性が「うわっ!すっげえ!こんな本格的だったんだ」と、いたく感動していて何だか嬉しくなった。

その行き帰りにホスト君が懸命にセットに走りまくっている姿を見て更に感動して、私もセットと点検に走り回った。

リネンコンテナが到着する前に、作業室やエレベーター前に有るセットバッグを各階へ運び、リネン屋さんが回収し易いように作業室に有るコンテナを所定の位置へ移動しておかなければならない。

セットと点検が一段落したので、まずはセットバッグ作りだ!と作業室へ降りると、ホスト君が既に作業を進めていたので慌てて手伝った。

そこへ関取さんが来て、またセットバッグをエレベーターに乗せるのを手伝おうとしたので「こっちは二人で充分だから、コンテナ動かしてほしい」と言ったが、何度同じことを言わせるんだか。積み込みに三人も要らないし、身体デカいぶん邪魔だっつーに。

ふと見ると、今日はベッドメイク係のZさんが関取さんとコンテナ移動をしていた。関取さんがいつもどおり「手伝って下さい」と泣きついたのか、関取さんがあまりに無様で見かねたZさんが自発的に手伝ったのかは定かではないが、メイクさんを巻き込むようなことではない。

関取さんは部活感覚で何でも喋くりながら2〜3人でやりたい人だが、フロントの仕事なんて孤独なものだ。コンテナ移動ぐらい一人でやってくれ。

リネン屋さんが来たので、ホスト君と更にバタバタと作業をしていたら、関取さんが珍しく「手伝いますかぁ?」と声を掛けてきた。「つか、あなたが中心になってやってくれないと困るんですけど」と言うと、関取さんは「あ!私、休憩時間だ。お昼入りま〜す」と逃げて行った。

最初から手伝う気が無いのが丸見えで、”一応”声を掛けたに過ぎない。

あまりのことに超ベテランメイク女史に愚痴をこぼすと「みかやんが頑張り過ぎるから、関取さんがますます何もしなくなるんだよ。何でも関取さんにやって貰わないと…。このままじゃみかやんまで超ベテランフロント女史みたいに身体がボロボロになっちゃうよ」と心配して下さった(感涙)。

ホスト君と私が昼休みを終えた頃には、売り部屋もセット部屋も無い状態で、お人形さんが一人で大変だったようだ(関取さんも居たけど)。お人形さんが16時で帰るのでそれまで三人で一丸となってセットと点検に走り回った(関取さんも居たけど)。

ギリギリでセットが間に合っている状態だったのに、お客さんが物凄い出入りを始めてまた満室になり、ホスト君も私も血相を変えて走った。

すると早番のCさんが「わち達、ベッド組んで帰ろうと思ったけど遅番の為に2部屋ぐらいセットして帰るから」と言ってくれて、遅番のEさんは「時間が中途半端になるから、最後の部屋は自分らでセットするからいいよ。後片付けとかやってて」と言ってくれた。

走り回っていて気付かなかったけど、もう帰る時間だった。一生懸命やっていれば、関取さんのように「手伝ってくれ」だなんて泣きつかなくても、こうしてみんなが手伝ってくれる。有り難いことだ(感涙)。

それはそれは忙しい思いをしたけど、メイク女史に励まされ、皆に助けられ、ホスト君も物凄い頑張りを見せてくれて、感動の一日だった。関取さん以外のみんなに感謝。

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