11:30-18:30 クイックメイク28部屋+ベッドのみ2

今日は、Sさんと#さんが早番、Eさんと私が遅番の勤務。新卒君と関取さんがフロントだった。

朝から忙しく、超ベテランメイク女史がお風呂屋さんをして下さっていたので、私達はメイク女史がお風呂掃除を終えた後を快調に飛ばしてベッドメイクして回った。

暫くするとEさん(60代前半・高見沢俊彦似)が「もう少しスピード落とそう!売り部屋も増えたし、そんなに急がなくていいでしょ!うちらしか居ないわけじゃないんだし!」と突然キレた。

まだ充分忙しいが、仕方ないのでスピードを落としたものの、元々強運の私は風呂係になれば風呂ラッキーで、部屋係になれば洗い物も無い綺麗な部屋に当たり、ゆっくりやっても自分の仕事がすぐ終わる状態で、ますますEさんの機嫌が悪くなった。

終いにゃEさんに「ほれ!鏡、汚いよ!急ぐからだわ!」と、汚れじゃなくて傷なのに、言いがかりをつけられる始末。バイト掛け持ちを始めて疲れているのか、最近のEさんはすぐ怒鳴る。Eさんより相方のほうが仕事が早く終わろうものなら、露骨に機嫌が悪くなって困る。

ヒマな日ならともかく、忙しい日に「急ぐな」と言われても…。

前のラブホで「プロである以上、急いでも結果はいつも同じでなければならない」と厳しく育てられた私と「急ぐと仕事が雑になるから急がない」というEさんとでは考え方が根本的に違うので、どうしようもないのか?

だったらEさんは午前中、公然と雑な仕事をしていたということすか?「急いだから仕事が雑でも仕方ない」と開き直られては会社も困ると思うんですけど…。

怒鳴られキレられ気分が悪いのをひた隠しにして働いた(苦)。

我が班の年寄り連中は変にプライドが高くて扱いにくい面が有る。つまんないプライドなんか捨てればラクになれるのに。それとも年寄りというものは、そういうものなのだろうか?だったら私はそんな年寄りにならなきゃいい…と思い直す。

でもやっぱり気分は悪い。1号室に入ろうとして、2号室、3号室、5号室とウロウロしているお客様を見て「年寄りでもないのに、いい若い者が何をウロウロと!昼休みに入れないじゃん!」と、ついイラつく。八つ当たりはイケマセンね(苦笑)。

昼休みはSさん(20代前半・初バイト)と世間話をして盛り上がった。若いSさんと話していると、自然に年寄りには入り込めない話題になるのでEさんをシャットアウト出来た。多少、心苦しいが昼休みぐらいは気分良く過ごしたいので助かった。

気を取り直して出動すると、部屋からEさんが「ぎゃああっ!ちょっと!みかやん!」と助けを求めるので行ってみると、絨毯用のコロコロにツケマツゲが付いていた。しつこくコロコロをかけてみたが、もう片方のツケマツゲは見つからず…。

Eさん「や〜ごめんねぇ。私、虫かと思って驚いて…。私、足が多い虫が苦手なもんだから」

みかやん「いえいえ。私もツケマツゲには何度も驚いてますから。このお客さんはツケマツゲ片方だけで帰ったんでしょうか?」

Eさん「こんな派手なツケマツゲが片方だけだったら笑えるよね。きっと変な顔だわ、あはははは!」

今度はEさんが風呂係になった時に「いや〜ん!みかやんたら、私が見てないうちにこんな落書きしてぇ」と、ワケの分からないことを言うので行ってみると、湯気で曇った風呂の窓に大きくチソチソの絵が描かれていた。

みかやん「や、私じゃないですよ〜」

Eさん「さっき風呂バケツ置いた時に描いたんでしょ?(笑)」

みかやん「いえ、私にそんな絵心は無いので。しかもそんなに大きいのは見たことが無いですし。絵のクオリティーの高さからいって、Eさんじゃないんですか?(笑)」

Eさん「私だってこんなに大きいのは見たことないもの、描けないわ(笑)こんなに大きかったら・・・あははは!」

Eさんは必死で私の機嫌取りをしているようだった。最初から怒鳴ったりキレたりしなきゃいいのに…と思うが、ここで私が突っ慳貪に応えるのも大人げないので、明るい対応を心がけた。

帰りにEさんは「今日は久々に忙しかったもんね。みかやんも疲れたでしょ。はい!」と缶コーヒーを買ってくれた。Eさんも少なからず「あ〜あ、また怒鳴っちゃった」みたいには思っているのだろう。

確かに精神的に振り回されて疲れたけど、恨み言を言ったり憎まれ口を叩いたりしないでいよう。

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