ラブホ649日目:匂い
2008年8月13日 らぶほ2
※5月27日の日記です。
11:00-18:00 本メイク8部屋+クイックメイク2部屋
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・元悪霊付き)と近所さん(30代半ば・元ヤンママ)、Sさん(20代前半・初バイト)と私の勤務。関取さん(10代後半・90キロ超)がフロントだった。
熱が下がったので出勤したが、昨日はゼリーとヨーグルトしか食べていなかった為ヨレヨレだった。それなのにSさんと組むことになり、Sインフルエンザウィルスの宿主と組むとなると、また強力なウィルスを貰いそうで怖い。
念のためにSさんに「今回の風邪、お腹にこなかった?」と聞くと「うちはゲ□でゲ□で大変でした」との返事。やはり今回のSインフルエンザは内臓を攻撃するものだったらしい。お互い弱っているので無駄話はせず、黙々とベッドメイクをした。
時折よろめく私に、Sさんは「無理しないで下さいね」「怪我しないように気を付けて下さい」「辛かったら言って下さい。うち、やりますから」と、子供なのに一生懸命に気遣ってくれて有り難かった。Sさんだって本調子ではないのに…なんだかんだ言ってSさんは優しい子だ。
強運の私は、出来部屋(クイックメイク済みの部屋)の本メイクにばかり当たり、ベッドは組んである上、元々綺麗に仕上がっているので、本メイクがラクで本当に助かった。
今日も昼休みは、スポーツドリンク&ゼリーでやり過ごした。ろくに食べられず、痩せる思いだが痩せない(哀)。
他所のラブホで常に1部屋に1時間かけてベッドメイクをしていた近所さんが、三人勤務の慌ただしさに「早くて早くてついて行くのに必死でした」と目を回していた。
ベッドメイクと言っても、ラブホによって全くやり方が違ったりするもので、他所のラブホでの常識がココでは通用しなかったりする。
例えばシャワーヘッド。誤ってドアを開けたまま水を出しても、浴室以外や浴室の外の脱いだ衣類を濡らさないよう、またはふいにお客様に冷たい水がかからないよう、シャワーヘッドは浴槽向きもしくはドアと反対向きということで、近所さんも私も「日本全国どこのラブホでも同じ」と習ったのに、ココは違う(驚)。
私が居たラブホQグループでは「手作業の部分でラブホの品格が問われるもの」と、リネン折りには細心の注意を払うよう躾けられ徹底的な研修を受けたのに、ココはそれほどでもない。
床の拭き方にしても、毛や埃を集めながらキッチリと一定方向に拭かなければ、ラブホQでは「めくら拭き」と叱られたし、床の毛拾いもやみくもにベタベタとガムテで床を叩いたりしようものなら「めくら打ち」と厳重注意されたが、ココでは普通にめくら式が横行している。老眼の人が多いから仕方ないのかも。
私もそうだったように、近所さんも今は次々と近所さんの中での常識が覆され、驚きの連続なんだろう。ま、郷に入っては郷に従えというので、慣れて下され近所さん。
夕方からココは西日が差して物凄く暑くなる。そうじゃなくても不調の私達は暑さにやられ、追い打ちをかけるようにオヤジ臭やら珍味臭にアシガ臭が容赦なく襲いかかってくる。暑い上に臭い(泣)。
たまらず「こんなに胸具合の悪い時に、このオヤジ臭はキツいよね。あまりのことに涙目になってきた」と訴えるが、Sさんは「え?何か匂います?うち、鼻が詰まってて分かんないです」とのこと。Sさんたら幸せな人だ。何だか物凄く裏切られたような気分になった。
本来、ベッドメイクをする時は、露天風呂付きの部屋からとか高額な部屋から、広い部屋からなど優先順位が有るのだが、完全に暑さと匂いにやられてしまってどうにもならない。
西日が当たらない側の部屋、窓が2つ以上有って涼しい角部屋を選んでベッドメイクした。選り好みなんかしてスミマセン。
11:00-18:00 本メイク8部屋+クイックメイク2部屋
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・元悪霊付き)と近所さん(30代半ば・元ヤンママ)、Sさん(20代前半・初バイト)と私の勤務。関取さん(10代後半・90キロ超)がフロントだった。
熱が下がったので出勤したが、昨日はゼリーとヨーグルトしか食べていなかった為ヨレヨレだった。それなのにSさんと組むことになり、Sインフルエンザウィルスの宿主と組むとなると、また強力なウィルスを貰いそうで怖い。
念のためにSさんに「今回の風邪、お腹にこなかった?」と聞くと「うちはゲ□でゲ□で大変でした」との返事。やはり今回のSインフルエンザは内臓を攻撃するものだったらしい。お互い弱っているので無駄話はせず、黙々とベッドメイクをした。
時折よろめく私に、Sさんは「無理しないで下さいね」「怪我しないように気を付けて下さい」「辛かったら言って下さい。うち、やりますから」と、子供なのに一生懸命に気遣ってくれて有り難かった。Sさんだって本調子ではないのに…なんだかんだ言ってSさんは優しい子だ。
強運の私は、出来部屋(クイックメイク済みの部屋)の本メイクにばかり当たり、ベッドは組んである上、元々綺麗に仕上がっているので、本メイクがラクで本当に助かった。
今日も昼休みは、スポーツドリンク&ゼリーでやり過ごした。ろくに食べられず、痩せる思いだが痩せない(哀)。
他所のラブホで常に1部屋に1時間かけてベッドメイクをしていた近所さんが、三人勤務の慌ただしさに「早くて早くてついて行くのに必死でした」と目を回していた。
ベッドメイクと言っても、ラブホによって全くやり方が違ったりするもので、他所のラブホでの常識がココでは通用しなかったりする。
例えばシャワーヘッド。誤ってドアを開けたまま水を出しても、浴室以外や浴室の外の脱いだ衣類を濡らさないよう、またはふいにお客様に冷たい水がかからないよう、シャワーヘッドは浴槽向きもしくはドアと反対向きということで、近所さんも私も「日本全国どこのラブホでも同じ」と習ったのに、ココは違う(驚)。
私が居たラブホQグループでは「手作業の部分でラブホの品格が問われるもの」と、リネン折りには細心の注意を払うよう躾けられ徹底的な研修を受けたのに、ココはそれほどでもない。
床の拭き方にしても、毛や埃を集めながらキッチリと一定方向に拭かなければ、ラブホQでは「めくら拭き」と叱られたし、床の毛拾いもやみくもにベタベタとガムテで床を叩いたりしようものなら「めくら打ち」と厳重注意されたが、ココでは普通にめくら式が横行している。老眼の人が多いから仕方ないのかも。
私もそうだったように、近所さんも今は次々と近所さんの中での常識が覆され、驚きの連続なんだろう。ま、郷に入っては郷に従えというので、慣れて下され近所さん。
夕方からココは西日が差して物凄く暑くなる。そうじゃなくても不調の私達は暑さにやられ、追い打ちをかけるようにオヤジ臭やら珍味臭にアシガ臭が容赦なく襲いかかってくる。暑い上に臭い(泣)。
たまらず「こんなに胸具合の悪い時に、このオヤジ臭はキツいよね。あまりのことに涙目になってきた」と訴えるが、Sさんは「え?何か匂います?うち、鼻が詰まってて分かんないです」とのこと。Sさんたら幸せな人だ。何だか物凄く裏切られたような気分になった。
本来、ベッドメイクをする時は、露天風呂付きの部屋からとか高額な部屋から、広い部屋からなど優先順位が有るのだが、完全に暑さと匂いにやられてしまってどうにもならない。
西日が当たらない側の部屋、窓が2つ以上有って涼しい角部屋を選んでベッドメイクした。選り好みなんかしてスミマセン。
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