ラブホ652日目:面接恐怖症
2008年8月14日 らぶほ2 コメント (6)※6月1日の日記です。
11:00-18:00 クイックメイク20部屋+ベッドのみ1
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・元悪霊付き)が遅番、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、Sさん(20代前半・初バイト)と私の勤務。
Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)と新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)とホスト君(20代前半・女顔の元ホスト)がフロントだった。
最近どうも我が班のチーム60(60代の三人)が苦手な私は、Sさんとペアのクジを引いて一安心だったが、荒れ果てた部屋や水滴でベチャベチャの風呂にばかり当たり、出動前のクジ引きで今日の幸運を使い果たした感じがした。
今日は私達ベッドメイク係も忙しいが、それ以上にフロント係が大変そうで、一気に部屋が空いてセットに追われ、みんな血相を変えて走り回っていた。Sさんと私は「うちら今日、フロントじゃなくて良かった」と胸を撫で下ろした。こんな日にフロント係に駆り出されたZさんが何ともお気の毒だ。
ホスト君がセット中の部屋に入ると、相変わらずホスト君は荒れ果てた部屋に当たっていて「ゴミだらけなんてもんじゃないです」と嘆いていたので辺りを見回すと、手付きの紙袋いっぱいのゴミの他に大きなレジ袋に入ったゴミが2袋も有り、床には空き缶が転がっていてかなり悲惨。
ゴミは殆ど弁当容器やおかずの容器、袋菓子やアイスの容器と食べ物系のゴミで、何人で来たんですか?とか何泊したんですか?というノリで、とてもカップルが一晩泊まっていった部屋とは思えないゴミの量だった。さすがホスト君、今日も大当たりだ(笑)。
ホスト君は60名が在籍するホストクラブで常にトップ5に入っていた売れっ子ホストだっただけあって、イケメンで話も面白い。昼休みに過去の面接失敗談を聞かせてくれた。
万引きGメンの面接では、当然のように「万引きしたことぐらいはありますよね?(笑)」という誘導尋問に見事に引っ掛かり、素直に元気良く「はいっ!」と答えて即終了。
漫画喫茶の集団面接では、「あなたの性格を例えて言うならどんな感じですか?」という漠然とした質問をされ、ホスト君は取り敢えず動物あたりに例えておきゃいいんだろうと「猫です」とだけ答えた。
すると、ホスト君の次の人もその次の人も「僕は性格的に○○な面が有るので例えて言うなら××で、と申しますのも・・・」と長々と答えていて、ホスト君はいたたまれないぐらい恥ずかしくなった。
逃げ出したいのを堪えて全員が答えるのを待っていると、面接官が最後にホスト君に「”猫”とは、どういう意味で?」と終わったと思った話を振ってきたので、ホスト君はまた一言「甘え上手です!」とだけ答えて逃げ帰ったそうだ。
そんなこんなでホスト君はすっかり面接恐怖症になり、就職したいが面接のことを考えるとハローワークにも行けないって話だ。
「甘え上手です」と言われて面接官のオッサンも怯んだだろうさ。ホスト君の話で一笑いしてテンションも上がり、昼休み明けに出動すると風呂ラッキーにばかり当たり、いつもの強運な私に戻った。
昼のラッシュがようやく落ち着いたと思ったら、夕方のラッシュが始まってまたフロント係が大忙しになった。フロント係の大変さはよ〜く分かっているSさんと私は、自分らでセットをしてからベッドメイクをしようとしていたら、セットの途中でホスト君が来てくれた。
いつも涼しげな顔のホスト君が汗だくで駆け付けてくれて「うわーっ!セット間に合わなかった!ごめんなさい!もー!疲れた!今日、無理!」と叫んでいた。若いホスト君でも無理なら、Sさんや私のような女子供には全然無理な忙しさだっただろう。
明日は、自宅療養で長期欠勤していた超ベテランフロント女史が復帰されるそうなので、明日からはかなりラクになるはず。くじけずに明日からも頑張っておくれ、新卒君、ホスト君。
11:00-18:00 クイックメイク20部屋+ベッドのみ1
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・元悪霊付き)が遅番、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、Sさん(20代前半・初バイト)と私の勤務。
Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)と新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)とホスト君(20代前半・女顔の元ホスト)がフロントだった。
最近どうも我が班のチーム60(60代の三人)が苦手な私は、Sさんとペアのクジを引いて一安心だったが、荒れ果てた部屋や水滴でベチャベチャの風呂にばかり当たり、出動前のクジ引きで今日の幸運を使い果たした感じがした。
今日は私達ベッドメイク係も忙しいが、それ以上にフロント係が大変そうで、一気に部屋が空いてセットに追われ、みんな血相を変えて走り回っていた。Sさんと私は「うちら今日、フロントじゃなくて良かった」と胸を撫で下ろした。こんな日にフロント係に駆り出されたZさんが何ともお気の毒だ。
ホスト君がセット中の部屋に入ると、相変わらずホスト君は荒れ果てた部屋に当たっていて「ゴミだらけなんてもんじゃないです」と嘆いていたので辺りを見回すと、手付きの紙袋いっぱいのゴミの他に大きなレジ袋に入ったゴミが2袋も有り、床には空き缶が転がっていてかなり悲惨。
ゴミは殆ど弁当容器やおかずの容器、袋菓子やアイスの容器と食べ物系のゴミで、何人で来たんですか?とか何泊したんですか?というノリで、とてもカップルが一晩泊まっていった部屋とは思えないゴミの量だった。さすがホスト君、今日も大当たりだ(笑)。
ホスト君は60名が在籍するホストクラブで常にトップ5に入っていた売れっ子ホストだっただけあって、イケメンで話も面白い。昼休みに過去の面接失敗談を聞かせてくれた。
万引きGメンの面接では、当然のように「万引きしたことぐらいはありますよね?(笑)」という誘導尋問に見事に引っ掛かり、素直に元気良く「はいっ!」と答えて即終了。
漫画喫茶の集団面接では、「あなたの性格を例えて言うならどんな感じですか?」という漠然とした質問をされ、ホスト君は取り敢えず動物あたりに例えておきゃいいんだろうと「猫です」とだけ答えた。
すると、ホスト君の次の人もその次の人も「僕は性格的に○○な面が有るので例えて言うなら××で、と申しますのも・・・」と長々と答えていて、ホスト君はいたたまれないぐらい恥ずかしくなった。
逃げ出したいのを堪えて全員が答えるのを待っていると、面接官が最後にホスト君に「”猫”とは、どういう意味で?」と終わったと思った話を振ってきたので、ホスト君はまた一言「甘え上手です!」とだけ答えて逃げ帰ったそうだ。
そんなこんなでホスト君はすっかり面接恐怖症になり、就職したいが面接のことを考えるとハローワークにも行けないって話だ。
「甘え上手です」と言われて面接官のオッサンも怯んだだろうさ。ホスト君の話で一笑いしてテンションも上がり、昼休み明けに出動すると風呂ラッキーにばかり当たり、いつもの強運な私に戻った。
昼のラッシュがようやく落ち着いたと思ったら、夕方のラッシュが始まってまたフロント係が大忙しになった。フロント係の大変さはよ〜く分かっているSさんと私は、自分らでセットをしてからベッドメイクをしようとしていたら、セットの途中でホスト君が来てくれた。
いつも涼しげな顔のホスト君が汗だくで駆け付けてくれて「うわーっ!セット間に合わなかった!ごめんなさい!もー!疲れた!今日、無理!」と叫んでいた。若いホスト君でも無理なら、Sさんや私のような女子供には全然無理な忙しさだっただろう。
明日は、自宅療養で長期欠勤していた超ベテランフロント女史が復帰されるそうなので、明日からはかなりラクになるはず。くじけずに明日からも頑張っておくれ、新卒君、ホスト君。
コメント
あんなので見抜けませんよ、とか思うわけですが、変なのと見分けがつかないのが厳しいところ。
いつもコメントありがとうございます♪
ちゃんと面接を受けて入社してるハズなのに、とんでもない人って必ず居ますから、ホントに「あんなので見抜けませんよ」って感じがしますよね。
前の職場では面接の合格予定者に抜き打ちで電話をかけるという技を使ってました。
不意打ちでは結構、素が出るそうです。
家の電話にはまず出ません。
携帯も出ません。
友達以外からだったら無視無視!
実は私もイエデンには99%出ません。
そういう私も安心なのでしょうか?(笑)
今度からは履歴書にもケータイ番号を書くようにしてみます。
玄関でも〒と宅配以外はドア開けません。
昔、ドア越しに怒鳴りあってから面倒で。
イエデンとか家のドアとか不用意に出ると、とんだ目に遭いますよね。
勧誘だとかセールスだとかホント勘弁してほしいです。
ちなみに我が家に来るのは、子連れ宗教勧誘が多くてかなり萎えます。