※6月3日の日記です。

11:00-17:00 本メイク7部屋

今日は、Cさん(60代前半・元看護師)と#さん(60代前半・元美容師)と乙女君(10代後半・仕草が女の子)、Uさん(30代後半・元悪霊付き)と近所さん(30代半ば・元ヤンママ)と私の勤務。関取さん(10代後半・90キロ超)がフロントだった。

朝からかなり暖かく、出勤すると#さんが「今日の昼休みは大変だわ。6人も居てブー(関取さん)も居るんだよ。想像しただけで暑苦しい!」と不機嫌だったが、クジ引きで乙女君と組むと分かったとたん、機嫌が直った。分かり易い人だ。

乙女君は老女二人に囲まれて、お気の毒というか何と言うか…。乙女君世代の子から見たら、Cさんも#さんも完全に”お婆ちゃん”だろう。

ん?ということは…。恐る恐る乙女君に「お母さん幾つ?」と聞いてみたら、私と同い年だった。まだ大丈夫!と高を括っていたが、遂にこんな時代がやってきた(哀)。新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)のお母さんは、辛うじて私より年上だったんだけど…。

元ヤンママの近所さんにも16歳の息子さんが居るんだから、そんなもんだろう。子供の居ないUさんや私がピンときてなかっただけの話だ。軽く萎えたものの、トシの近い私達のチームは三人仲良くかしましく働いていた。

そこへ超ベテランメイク女史が、近所さんへ直々にお風呂のカビキラーのかけ方を教えに来て下さった。Uさんや私にも勉強になるのでとても有り難い。

ところが近所さんがかけまくったカビキラーに目と鼻をやられ、クシャミやら鼻水やら涙が出て、三人で泣きながら働くことになった。おまけに近所さんは、ゲーリー飛び散りまくりのトイレにも当たって嘔吐き、かなりのダメージを受けていた。

乙女君の所にも指導に行ったメイク女史が戻って来て「Cさんに優しく注意したんだけど落ち込んじゃったみたいだから、みかやん慰めてあげて。また泣くと困るし…」とのことだが”また”とは何だろう?と思ったら、親睦会の二次会でCさんがまた泣き上戸になっていたそうで…。

心優しいメイク女史は「慰めてあげて」「話を聞いてあげて」と、しきりにCさんを気遣って下さった。そんなにお気になさらなくても…ミスしたのはCさんなんだし、言われなきゃ分かんないわけだし、Cさんあたりは何度言われても分からなかったりするんだから…あわわ。

私はといえば、メイク女史にベッド組みと枕入れを褒められ、天にも昇る思いだった。

昼休みに作業室へ降りると、超ベテランメイク女史と昨日から復帰した超ベテランフロント女史が話をしていた。それが物凄く懐かしい光景に思えた。両巨頭が揃って、これで朝&昼メイクも安泰という感じでホッとした。

休憩室に一服に来たA班の方からも”親睦会の二次会でCさんに泣かれて参った”という話を聞いた。転勤になった二宮和也似氏の辛口の冗談をCさんは冗談と受け止められずに号泣したらしい。泣き上戸というのも困ったものだ。

噂をすれば何とやらで、昼休み明けに二宮和也似氏がフロントに来ていた。すかさず「うちのCさんを泣かせたそうじゃないですか?(笑)」と言うと「Cさんが勝手に泣いたんですよ(苦笑)」という返事。

二宮和也似氏も迷惑しただろう。今度Cさんが二次会に参加する時は、ちゃんと我が班から誰かを付き添いに出さないとダメだ。Cさんには保護者が必要だ。

心配したが、Cさんは昼休みには乙女君と談笑してゴキゲンだった。「乙女君はわちから見たら息子みたいなもんだもの」としゃははは笑っていたけど、息子なら40代半ばで産んだ計算になるじゃないか。孫だから!

久しぶりにフロント女史にお目に掛かったが、擦れ違いばかりで「お帰りなさい」としか声を掛けられなかった。積もる話はまた今度。


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