※6月5日の日記です。

11:30-17:30 本メイク6部屋+クイックメイク6部屋

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(20代前半・初バイト)、Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)と私の勤務。新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)とホスト君(20代前半・女顔の元ホスト)がフロントだった。

先日、ホスト君と一緒にフロント係をしたZさんが「大丈夫かな?と思ったけど、ホスト君よくやってました」と言うのを聞いて、自分が褒められたように嬉しくなった。

新卒君の話によると、キャバクラを辞めた彼女を今はホスト君が養っているそうで、そういう責任感が仕事ぶりにも現れるのだろう。ホスト君の急成長はとても喜ばしい。新卒君もホスト君も頼もしく育ってくれて本当に有り難い。

その一方で、ほんの”ついで”の仕事を「私が一人でやっておきました」と大手柄のように逐一アピールする輩も居て、その着眼点と到達点の低さとアピールのイヤラシさに相変わらず驚かされているが、成長の度合いも人それぞれということで…。

噂のホスト君がセット中の部屋へ行くと、シーツや包布やベッド組みの仕上げに掛ける帯が血まみれになっていて、ホスト君はいつもどおり怒っていた(笑)。

ホスト君「ホントにもーっ!」

みかやん「”デリカシーがない”って言いたいんでしょ?(笑)」

ホスト君「そうですよ!ホント有り得ない!こないだだって風呂が血だらけになってて…風呂がですよ!気持ち悪くて汚くて最悪じゃないですか!血ぃ出てる時ぐらい、こんなことしなくたって…」

みかやん「気にならない人は全く気にならないみたいだからねぇ」

ホスト君「気にしなきゃダメですよ、こんなの!ホント有り得ない!最悪!」

ホスト君はEさんと同じぐらい血が苦手らしい。

昼休み、新卒君が「何とか今年中に就職したい」という話をしていたので「就職と言えば面接だよね。面接のことは専門家のホスト君に聞くといいよ(笑)」と答え、先日の”甘え上手”を思い出して、SさんとZさんと大笑いした。

そこへ夫からメールがきて「近所さん(30代半ば・元ヤンママ)は今日休みかい?家の近所のパチンコ店付近で似た人を見かけた」とのことだが、ほぼ間違いなく近所さんで多分スロットに行ったのだろう。相変わらず地元ではハイパー高い確率で近所さんと遭遇する。

夕方、部屋の中を歩いていて、どうにも足元がサワサワモソモソするのを感じて見てみると、白い床の上に長〜い白髪が大量に落ちていて、細くて柔らかいソレがフワフワと床を舞って何だかゾーッとした。そういう私も若い頃から白髪だが、コレは長さといい量といいおどろおどろしい。

こんな時は妖怪チックな婆さんを想像するから怖いのであって、ロン毛シロ毛の洒落たモダン婆さんや、マンガ日本昔話的な可愛いお婆ちゃんを想像すると怖くない。

だけど…家の近所のスーパーでは、ロン毛のシロ毛をポニーテールにしたGジャン姿の爺さんや、後ろでゆる〜く一本縛りにした着物姿の爺さんを見かけたりする。そうだ!爺さんかも知れないじゃないか!…と思うとやっぱり怖い。

それにしても家の近所のあの怪しげな爺さん達は何者なんだろう。今度、近所さんに聞いてみよう。

ま、私も気味悪がられないよう、マメに毛染めをしよう。

17時半で早帰りになり、帰ろうとすると新卒君に「露天の部屋へ行きますか?」と呼び止められた。「うちら帰るからセットはもう程々でいいよ」と答えると「ええっ!帰るんですか?いいなぁ…また俺一人か…」と羨ましがられ寂しがられた。

私達ベッドメイク係が早帰りになっても、フロント係は一人で残ることが多い。一人でも頑張れ、新卒君。

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