ラブホ658日目:ギャル男
2008年9月3日 らぶほ2
※6月10日の日記です。
11:30-18:00 本メイク4部屋+クイックメイク11部屋
今日は、Sさん(20代前半・初バイト)とUさん(30代後半・元悪霊付き)と#さん(60代前半・元美容師)、乙女君(10代後半・仕草が女の子)と私の勤務。ホスト君(20代前半・女顔の元ホスト)がフロントだった。
出動の準備を終えて社員さんの登場を待っている時、ふと見ると乙女君が、その昔”パ二オン立ち”と言われていたコンパニオンの美しい立ち方をしていた。思ったことがつい口をついて出てしまう私は即座に「乙女君、コンパニオンみたい(笑)」と言ってしまった。
乙女君は慌てて姿勢を崩したが、どうにも立ち居振る舞いが女の子っぽい。
部屋に入ってからは、私は私と同い年の乙女君のお母さんに興味津々で、お母さん情報を聞いていて「お母さんたら、こんなに可愛い乙女君をよく函館から札幌へ出したよねぇ」なんて言ってた。
乙女君「実は…髪の毛をシルバーにしたりガングロにしてたりしたんですよ」
みかやん「ええっ?私と同い年のお母さんがガングロに銀髪?」
乙女君「や、俺が…です。実はギャル男やってたんですよ」
みかやん「えーっ!よくそこまで立ち直ったってか、何があったの?」
乙女君「気合い入れてギャル男やってたんで、母親に”恥ずかしいから家を出てくれ”って言われて、札幌に来て一人暮らしを始めたら、日サロや美容室へ行くお金が無くなって…。中途半端なギャル男はやりたくないんで、こうなっちゃいました。母親の思惑どおりです(苦笑)」
みかやん「えええ!ギャル男だった頃の姿を全く想像出来ないんだけど…」
乙女君「じゃ昼休みに写メ見せてあげますね♪」
で、昼休みに噂の写メを見せて貰ったら、ガングロに白いメイクを施したロン毛シルバーの乙女君が次から次へと出てきて、白い唇を見ると私あたりは世代的に”アダモちゃん”を思い出してしまうのだけど(古・苦笑)。
写メの中には、シルバーの三つ編みブレードを付けて、チビTにブーツカットジーンズのギャル男と言うよりギャル、完全に女装の乙女君まで写ってて、我々オバ一同は「えええーっ!(やっぱり!)」と言ったきり絶句してしまった。
ホスト君も写メを見て絶句した後「乙女君、今の方が全然いいよ」と言って、彼女作のオムライス弁当(クマさんを象った玉子乗せ)を食べていた。
今の乙女君は黒髪に濃く凛々しい眉、黒目がちの大きな瞳が印象的な男の子だが、そんな過去が有ったとは…人は見かけによらないものだ。函館くんだりであんなコトをしてたら目立って仕方なかっただろうに・・・。
心優しい乙女君は必死に自分の仕事をした後、腰痛で満足に動けない私の仕事を手伝ってくれた。手伝って貰って言えることではないが、乙女君たら仕事をしている姿まで本当に女の子ちっくで、乙女君と一緒に居ると自分が物凄く男らしく思える。つか、オッサンだ。
私も見習わなければ!と、おしとやかに便座の蓋を開けたら、便器の水の中に使用済みスキンが浮いていた。いつもの私なら、すぐに相方に「ちょっと見て!なんでこんな所に捨てるのさ?嫌がらせだよね!この水ん中に手を入れて拾えってかい?」と訴える場面だ。
だが今日の相方は乙女君だ。清純で可憐な乙女君には「ゴム」などと言ってはならないような気がして、手にビニール袋を被せて黙って掬い上げた(苦)。
帰りにホスト君のセットバッグ作りを手伝っていたら、Cフロントのグッドルッキングガイがセットバッグ運びを手伝ってくれた。Cフロントさんに手伝って頂けるだなんて…と甚だ感激した。
ホスト君と私じゃあまりに頼りなく見えたのかも知れないけど、終わりよければすべてよしってことで、今日もいい一日だった。
11:30-18:00 本メイク4部屋+クイックメイク11部屋
今日は、Sさん(20代前半・初バイト)とUさん(30代後半・元悪霊付き)と#さん(60代前半・元美容師)、乙女君(10代後半・仕草が女の子)と私の勤務。ホスト君(20代前半・女顔の元ホスト)がフロントだった。
出動の準備を終えて社員さんの登場を待っている時、ふと見ると乙女君が、その昔”パ二オン立ち”と言われていたコンパニオンの美しい立ち方をしていた。思ったことがつい口をついて出てしまう私は即座に「乙女君、コンパニオンみたい(笑)」と言ってしまった。
乙女君は慌てて姿勢を崩したが、どうにも立ち居振る舞いが女の子っぽい。
部屋に入ってからは、私は私と同い年の乙女君のお母さんに興味津々で、お母さん情報を聞いていて「お母さんたら、こんなに可愛い乙女君をよく函館から札幌へ出したよねぇ」なんて言ってた。
乙女君「実は…髪の毛をシルバーにしたりガングロにしてたりしたんですよ」
みかやん「ええっ?私と同い年のお母さんがガングロに銀髪?」
乙女君「や、俺が…です。実はギャル男やってたんですよ」
みかやん「えーっ!よくそこまで立ち直ったってか、何があったの?」
乙女君「気合い入れてギャル男やってたんで、母親に”恥ずかしいから家を出てくれ”って言われて、札幌に来て一人暮らしを始めたら、日サロや美容室へ行くお金が無くなって…。中途半端なギャル男はやりたくないんで、こうなっちゃいました。母親の思惑どおりです(苦笑)」
みかやん「えええ!ギャル男だった頃の姿を全く想像出来ないんだけど…」
乙女君「じゃ昼休みに写メ見せてあげますね♪」
で、昼休みに噂の写メを見せて貰ったら、ガングロに白いメイクを施したロン毛シルバーの乙女君が次から次へと出てきて、白い唇を見ると私あたりは世代的に”アダモちゃん”を思い出してしまうのだけど(古・苦笑)。
写メの中には、シルバーの三つ編みブレードを付けて、チビTにブーツカットジーンズのギャル男と言うよりギャル、完全に女装の乙女君まで写ってて、我々オバ一同は「えええーっ!(やっぱり!)」と言ったきり絶句してしまった。
ホスト君も写メを見て絶句した後「乙女君、今の方が全然いいよ」と言って、彼女作のオムライス弁当(クマさんを象った玉子乗せ)を食べていた。
今の乙女君は黒髪に濃く凛々しい眉、黒目がちの大きな瞳が印象的な男の子だが、そんな過去が有ったとは…人は見かけによらないものだ。函館くんだりであんなコトをしてたら目立って仕方なかっただろうに・・・。
心優しい乙女君は必死に自分の仕事をした後、腰痛で満足に動けない私の仕事を手伝ってくれた。手伝って貰って言えることではないが、乙女君たら仕事をしている姿まで本当に女の子ちっくで、乙女君と一緒に居ると自分が物凄く男らしく思える。つか、オッサンだ。
私も見習わなければ!と、おしとやかに便座の蓋を開けたら、便器の水の中に使用済みスキンが浮いていた。いつもの私なら、すぐに相方に「ちょっと見て!なんでこんな所に捨てるのさ?嫌がらせだよね!この水ん中に手を入れて拾えってかい?」と訴える場面だ。
だが今日の相方は乙女君だ。清純で可憐な乙女君には「ゴム」などと言ってはならないような気がして、手にビニール袋を被せて黙って掬い上げた(苦)。
帰りにホスト君のセットバッグ作りを手伝っていたら、Cフロントのグッドルッキングガイがセットバッグ運びを手伝ってくれた。Cフロントさんに手伝って頂けるだなんて…と甚だ感激した。
ホスト君と私じゃあまりに頼りなく見えたのかも知れないけど、終わりよければすべてよしってことで、今日もいい一日だった。
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