ラブホ663日目:厳戒体制
2008年9月27日 らぶほ2※6月17日の日記です。
11:30-17:30 本メイク2部屋+クイックメイク9部屋+ベッドのみ1
今日は、Sさん(20代前半・初バイト)とUさん(30代後半・元悪霊付き)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の勤務。ホスト君(20代前半・女顔の元ホスト)がフロントだった。
出勤前、うちのラブホ付近がケーサツ関係者やその車両で完全に包囲され、厳戒体制が敷かれていた。何事か?と思えば、遠巻きに黒塗りの街宣車が走っているのが見え、そう言えば昨年も同じことがあったのを思い出した。
確か昨年はラブホ周りがあまりに物々しくて、お客様も寄りつかなかった気が…。
出勤すると、待ってましたとばかりにEさんが声をかけてきた。
Eさん「これだけケーサツの人が居たら、悪いことしてなくてもドキドキするよね」
みかやん「はい。私はイケメン機動隊にドキドキしましたけど(笑)」
Eさん「前もこんなのあったけどヒマだったよね?これじゃお客さんも入って来られないもの」
みかやん「そうですよね。確かにヒマだったと思います」
Eさん「不倫の人達だって後ろめたくて来られないって」
みかやん「あと18歳未満の人達も来られないですよ。淫行してる場合じゃないですから」
Eさん「やっぱりヒマだろうねぇ。早帰りだろうか?」
みかやん「…だと思います」
そこへ「何なんですか?この騒ぎ!」とSさんが出勤してきて同じ話の繰り返し。「Sさんが街宣車で出勤するからこうなるんだよ」と茶化す。だけどSさんも「機動隊がみんな若くてイケメンでビックリした。制服もカッコイイ!」と興奮していて、私だけじゃなかった。
出動前のクジ引きの時に4P部屋が空いたが、今日は4P部屋担当者(Sさん)が居るし、まだセットも済んでいないので油断していたら、社員の早口氏に「今フロントさんにセット入って貰うんで4P部屋からお願いします」とのことで、Eさんと私が行くことになった。
最上階へ着くとAフロントの大型さんがセットへ向かうところだったので、3人で4P部屋へ入って3人とも固まった。どこから手を付けて良いか分からないぐらい荒れ果てていて呆然と立ちすくんだ。久々にやられた。
3人で手分けして、ベッド周りに散乱したティッシュやスキンを拾い集め(汚)、方々に脱ぎ散らかされたバスローブや浴衣を掻き集め、ルームサービスの食べ残し&飲み残しを片付け、セットだけでドッと疲れた。
本来、洗面掃除は部屋係の仕事だが、部屋の荒れ方が酷いのでEさんに代わって私が洗面掃除をしてから風呂係をすることにした。4P部屋は循環風呂なので風呂係は比較的ラクな上、今回は洗う食器もワイングラス2コと灰皿しか無かった。
とは言っても元々洗面掃除もEさんの担当なので、私のワイングラスの洗い方や拭き方に問題があれば、指摘されるのはEさんだ。細心の注意を払ってワイングラスを洗い、ピカピカに磨き上げた。
だけど後になって、超ベテランメイク女史に「4P部屋に4つ有るワイングラスのうちの2つに汚れが残ってた」と指摘された。私は「いやいや、ピッカピカに磨いたし、私が洗わなかった2つが汚かったんでしょ」と思ったが、Eさんは無言だ。
何らかの形でメイク女史に返答しなければならないのに沈黙が続いてしまい、私はその重圧に耐えられなくなって「ワイングラス洗ったの私です。すみませんでした」と答えた。それでもEさんは無言で…。
私がEさんだったら「いやいやいや、私が部屋係だったんだから私の確認が足りなかったのよ」と言うのに…。誰が食器を洗おうと最終的には部屋係がチェックして収納するものだろうに…。Eさん、酷いよ(泣)。
私だけのせいにして知らんぷりしていられるEさんが信じられなかった。これが1部屋目での出来事だったので、これ以降私はずっと一人でギクシャクしてしまい、精神的に疲れ果てたので、早帰りになってホッとした。
つまらないプライドなら捨ててしまおう。後輩の親切を無駄にしないようにしよう。勉強になった。
11:30-17:30 本メイク2部屋+クイックメイク9部屋+ベッドのみ1
今日は、Sさん(20代前半・初バイト)とUさん(30代後半・元悪霊付き)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の勤務。ホスト君(20代前半・女顔の元ホスト)がフロントだった。
出勤前、うちのラブホ付近がケーサツ関係者やその車両で完全に包囲され、厳戒体制が敷かれていた。何事か?と思えば、遠巻きに黒塗りの街宣車が走っているのが見え、そう言えば昨年も同じことがあったのを思い出した。
確か昨年はラブホ周りがあまりに物々しくて、お客様も寄りつかなかった気が…。
出勤すると、待ってましたとばかりにEさんが声をかけてきた。
Eさん「これだけケーサツの人が居たら、悪いことしてなくてもドキドキするよね」
みかやん「はい。私はイケメン機動隊にドキドキしましたけど(笑)」
Eさん「前もこんなのあったけどヒマだったよね?これじゃお客さんも入って来られないもの」
みかやん「そうですよね。確かにヒマだったと思います」
Eさん「不倫の人達だって後ろめたくて来られないって」
みかやん「あと18歳未満の人達も来られないですよ。淫行してる場合じゃないですから」
Eさん「やっぱりヒマだろうねぇ。早帰りだろうか?」
みかやん「…だと思います」
そこへ「何なんですか?この騒ぎ!」とSさんが出勤してきて同じ話の繰り返し。「Sさんが街宣車で出勤するからこうなるんだよ」と茶化す。だけどSさんも「機動隊がみんな若くてイケメンでビックリした。制服もカッコイイ!」と興奮していて、私だけじゃなかった。
出動前のクジ引きの時に4P部屋が空いたが、今日は4P部屋担当者(Sさん)が居るし、まだセットも済んでいないので油断していたら、社員の早口氏に「今フロントさんにセット入って貰うんで4P部屋からお願いします」とのことで、Eさんと私が行くことになった。
最上階へ着くとAフロントの大型さんがセットへ向かうところだったので、3人で4P部屋へ入って3人とも固まった。どこから手を付けて良いか分からないぐらい荒れ果てていて呆然と立ちすくんだ。久々にやられた。
3人で手分けして、ベッド周りに散乱したティッシュやスキンを拾い集め(汚)、方々に脱ぎ散らかされたバスローブや浴衣を掻き集め、ルームサービスの食べ残し&飲み残しを片付け、セットだけでドッと疲れた。
本来、洗面掃除は部屋係の仕事だが、部屋の荒れ方が酷いのでEさんに代わって私が洗面掃除をしてから風呂係をすることにした。4P部屋は循環風呂なので風呂係は比較的ラクな上、今回は洗う食器もワイングラス2コと灰皿しか無かった。
とは言っても元々洗面掃除もEさんの担当なので、私のワイングラスの洗い方や拭き方に問題があれば、指摘されるのはEさんだ。細心の注意を払ってワイングラスを洗い、ピカピカに磨き上げた。
だけど後になって、超ベテランメイク女史に「4P部屋に4つ有るワイングラスのうちの2つに汚れが残ってた」と指摘された。私は「いやいや、ピッカピカに磨いたし、私が洗わなかった2つが汚かったんでしょ」と思ったが、Eさんは無言だ。
何らかの形でメイク女史に返答しなければならないのに沈黙が続いてしまい、私はその重圧に耐えられなくなって「ワイングラス洗ったの私です。すみませんでした」と答えた。それでもEさんは無言で…。
私がEさんだったら「いやいやいや、私が部屋係だったんだから私の確認が足りなかったのよ」と言うのに…。誰が食器を洗おうと最終的には部屋係がチェックして収納するものだろうに…。Eさん、酷いよ(泣)。
私だけのせいにして知らんぷりしていられるEさんが信じられなかった。これが1部屋目での出来事だったので、これ以降私はずっと一人でギクシャクしてしまい、精神的に疲れ果てたので、早帰りになってホッとした。
つまらないプライドなら捨ててしまおう。後輩の親切を無駄にしないようにしよう。勉強になった。
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