ラブホ806日目:ビキニ
2009年1月25日 お仕事11:00-18:00 点検21+セット+ダスター上げ+ベッドメイク手伝い他
今日は、朝フロントの掛け持ちさん(30代後半・バイト3つ)と、朝昼フロントの大型さん(30代前半・170センチ超)と、昼フロントのホスト君(20代前半・女顔の元ホスト)と私の勤務。
出動前から満室で、11時の退室ラッシュは凄まじいものになった。お客様が客室で会計ボタンを押すのと連動して、作業室のプリンターからはコンビニボックスから売れた物の商品名と部屋番号が印字されたレシートが出てくる。
11時から出勤の私達は、そのレシートを見ながら冷蔵庫からドリンクを出し、棚からアダルトグッズや日用品等を用意するが、あまりにも一斉にお客様がお帰りになった為に、プリンターの印字音は鳴りやまず、何メートルもレシートが出てきて、かなり怯んだ。
買い物カゴ2つにギッシリと補充用のドリンクや日用品を詰め込み、ようやく出動して哀しいかな自らセット地獄へ堕ちていくことになる。それでも、夕方の退室ラッシュと違って、11時のラッシュはフロントが4人居るので、ふと気が付くとまた満室になって落ち着いていたりする。
その間に、回収してきたリネン類が入ったセットバッグをバラして作り直したり、回収してきたゴミをまとめたり、ルームサービスの食器を片付けたりするが、フロントが揃うのでその時に「今日こんなお客さんが居た」とか「とんでもない部屋に当たった」とか言う話になる。
みんなでルームサービスの話をしていたら、ホスト君が「俺、前にラーメンの出前を客室に届けに行ったら、コスプレのセーラー服を着たオッサンが出てきた時があって、最悪でしたよ」という話をしてくれて、一同大笑いした。
「あはは!私だったらラーメンひっくり返したかも?」とか「そん時のギョッとしたホスト君の顔を想像したら可笑し過ぎる!」と大ウケだったことに気を良くしたのか、ホスト君も「俺、この話ちょっと自慢なんです」と誇らしげだった(笑)。
お陰でこれ以降はルームサービスを届ける度に笑いがこみ上げて苦しかった。
大笑いしたのも束の間、一人が昼休みに入り、一人がセットへ行き、一人が点検へ行き、残った私が一人でダスター上げを始めると、今日も超ベテランメイク女史が「こんなの一人でなんかやらせられないよ。腰悪くするって」と手伝って下さった。
メイク女史は一昨年に腰の手術をしたが治りきらず、今も痛む腰を騙し騙し仕事をしているので「いえいえいえ。メイク女史が一番腰が悪いじゃないですか」と言っても手伝って下さる。そういう私も早速腰を痛めたので、素直に甘えてしまって全く面目ない。
夕方からの退室ラッシュを迎え、忙しくてホスト君の「セーラー服オヤジ」の話も忘れた頃、社員さんから「××3号室。DVDとシャンプーリンスの回収をお願いします」との指示があり、××3号室へ行くと黒のビキニパンツ姿の男性がDVDを片手に出てきた。
貸し出し品は退室前にご返却頂くことになっているので、回収に行くと大抵のお客様は服を着て帰り支度をしてらっしゃるというのに、ビキニパンツ一つって。しかも大柄でスキンヘッドでド迫力で怖いんですけど…。
と思いながら「恐れ入りますが、シャンプーとリンスも…」と言いかけると、男性はクルリと後ろを向き、部屋の中に居るお連れ様に「ねぇ!シャンプーとリンスもだって」と声を掛けたら、ビキニパンツがTバックというか、尻にくい込んだ状態になっていて…。
まるで、くまだまさし。
必死で笑いは堪えたが鼻水が吹き出た。
17時を過ぎてホスト君と二人になってから、また大変な忙しさに見舞われたが、くまだまさしや想像上のセーラー服オヤジの姿が目に浮かんできて、笑えて仕方なかった。
不謹慎だが、忙しすぎることに被害者意識のようなものがはたらいて泣きそうになったり、忙しすぎることにぶつけようのない怒りを感じて「キーーーッ!」となったりするより全然マシじゃないか。
楽しく働けて良かった…というか忙し過ぎて壊れたかも(笑)
今日は、朝フロントの掛け持ちさん(30代後半・バイト3つ)と、朝昼フロントの大型さん(30代前半・170センチ超)と、昼フロントのホスト君(20代前半・女顔の元ホスト)と私の勤務。
出動前から満室で、11時の退室ラッシュは凄まじいものになった。お客様が客室で会計ボタンを押すのと連動して、作業室のプリンターからはコンビニボックスから売れた物の商品名と部屋番号が印字されたレシートが出てくる。
11時から出勤の私達は、そのレシートを見ながら冷蔵庫からドリンクを出し、棚からアダルトグッズや日用品等を用意するが、あまりにも一斉にお客様がお帰りになった為に、プリンターの印字音は鳴りやまず、何メートルもレシートが出てきて、かなり怯んだ。
買い物カゴ2つにギッシリと補充用のドリンクや日用品を詰め込み、ようやく出動して哀しいかな自らセット地獄へ堕ちていくことになる。それでも、夕方の退室ラッシュと違って、11時のラッシュはフロントが4人居るので、ふと気が付くとまた満室になって落ち着いていたりする。
その間に、回収してきたリネン類が入ったセットバッグをバラして作り直したり、回収してきたゴミをまとめたり、ルームサービスの食器を片付けたりするが、フロントが揃うのでその時に「今日こんなお客さんが居た」とか「とんでもない部屋に当たった」とか言う話になる。
みんなでルームサービスの話をしていたら、ホスト君が「俺、前にラーメンの出前を客室に届けに行ったら、コスプレのセーラー服を着たオッサンが出てきた時があって、最悪でしたよ」という話をしてくれて、一同大笑いした。
「あはは!私だったらラーメンひっくり返したかも?」とか「そん時のギョッとしたホスト君の顔を想像したら可笑し過ぎる!」と大ウケだったことに気を良くしたのか、ホスト君も「俺、この話ちょっと自慢なんです」と誇らしげだった(笑)。
お陰でこれ以降はルームサービスを届ける度に笑いがこみ上げて苦しかった。
大笑いしたのも束の間、一人が昼休みに入り、一人がセットへ行き、一人が点検へ行き、残った私が一人でダスター上げを始めると、今日も超ベテランメイク女史が「こんなの一人でなんかやらせられないよ。腰悪くするって」と手伝って下さった。
メイク女史は一昨年に腰の手術をしたが治りきらず、今も痛む腰を騙し騙し仕事をしているので「いえいえいえ。メイク女史が一番腰が悪いじゃないですか」と言っても手伝って下さる。そういう私も早速腰を痛めたので、素直に甘えてしまって全く面目ない。
夕方からの退室ラッシュを迎え、忙しくてホスト君の「セーラー服オヤジ」の話も忘れた頃、社員さんから「××3号室。DVDとシャンプーリンスの回収をお願いします」との指示があり、××3号室へ行くと黒のビキニパンツ姿の男性がDVDを片手に出てきた。
貸し出し品は退室前にご返却頂くことになっているので、回収に行くと大抵のお客様は服を着て帰り支度をしてらっしゃるというのに、ビキニパンツ一つって。しかも大柄でスキンヘッドでド迫力で怖いんですけど…。
と思いながら「恐れ入りますが、シャンプーとリンスも…」と言いかけると、男性はクルリと後ろを向き、部屋の中に居るお連れ様に「ねぇ!シャンプーとリンスもだって」と声を掛けたら、ビキニパンツがTバックというか、尻にくい込んだ状態になっていて…。
まるで、くまだまさし。
必死で笑いは堪えたが鼻水が吹き出た。
17時を過ぎてホスト君と二人になってから、また大変な忙しさに見舞われたが、くまだまさしや想像上のセーラー服オヤジの姿が目に浮かんできて、笑えて仕方なかった。
不謹慎だが、忙しすぎることに被害者意識のようなものがはたらいて泣きそうになったり、忙しすぎることにぶつけようのない怒りを感じて「キーーーッ!」となったりするより全然マシじゃないか。
楽しく働けて良かった…というか忙し過ぎて壊れたかも(笑)
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