近所さんが、早速後家さんに真相を確認してくれた。
近所さんの話によると、後家さんは「支配人にも社員さんにも、みかやんのことを聞かれたことは無いし、私は誰よりみかやんにはお世話になったし、一番感謝してるから間違ってもみかやんを悪く言ったりしない。ただ、ある人に”みかやんが後家さんを物凄く悪く言ってたから気を付けな”と言われたことはある」って話。
近所さん「後家さんは、みかやんの身体のことを心配してたよ。”ずっと体調悪いって言ってたのにフロントなんかして大丈夫なの?”って」
みかやん「そうだと思った。私に”後家さんがみかやんを仕事の鬼だとかバカ丁寧だとかって文句言ってたよ”って言ってきた人と同じ人の仕業だと思う」
近所さん「みかやんを悪人に仕立て上げる為に、そんなふうに吹き込んだんだろうさ。子供じゃないんだから、誰と誰が仲良くしようが関係ないのにね」
つまんないことの為に、この仕打ちはあんまりだよ。有ること無いこと言って画策してるのは、そっちでしょ!
その後、すぐに後家さんからも電話がきた。
後家さん「いやぁちょっとぉ!おっそろしい職場だねぇ!私も色んな所で60過ぎの鬼ババに酷い目に遭わされたけど、こんなに酷いのは初めてだもんね。近所さんから聞いて私もなんもびーっくりしてさ。恐ろしいわぁ。みかやん、身体は大丈夫なの?私は心配で心配で…でも声も掛けられなくてゴメンねぇ」
みかやん「いやいやなんも。ありがとう」
後家さん「結局さ、僻みでしょ?みかやんが居ると色んな面で自分が一番になれない、みかやんが居れば誰も自分をチヤホヤしないって理由でしょ?呆れるよねぇ。私は、みかやんとSさんとか、みかやんと新卒君の話を聞いてるだけで充分楽しかったけど、その人は自分が話題の中心じゃなきゃ気が済まないんでしょ?」
後家さん「”みかやんが居ると休憩室の雰囲気が悪い”なんて、よく言えたもんだよね。みかやんが居なくなってから休憩室なんかお葬式状態だよ。最近になって少し年寄り同士で話してる程度だもの。今は一応私も在職中だから言えないけど、月末で辞めたら私が聞いたこと知ってること、みんな教えるからまた遊びに来て」
とのことで、後家さんとも誤解が解けて良かった。
後家さんは昨年の11月に入った新人さんだが、60過ぎの女性が大の苦手で、入って早々から「今日はあの人にこう言われた。あの人にこんな態度をとられた」と何度も電話を貰ううちに親しくなった。
その後、後家さんがみんなに「私、みかやんが大好き♪みかやんは素晴らしい」と言っていたので、「とっても嬉しいんだけど、そう聞いて面白くない人も居るわけだから、みんなの前では勘弁して」と、お願いしたこともあった。
後家さんとは同じ区内に住んでいて家も近いので、休みが合えば後家さん宅へ遊びに行ったりして、色んな話をした。
ベッドメイクの仕事がキツいこと、一日じゅう二人で顔を付き合わせて働くことに馴染めないこと、60女の意地悪が気になって仕方ないこと等を打ち明けられ、後家さんの退職の意思に同意したのも昨年のことだ。
私は随分前から退職理由を知っていたのに、後家さんが退職することまで私のせいになってるんだから笑うしかない。
後家さん宅へ遊びに行く度に激しくもてなされ「私には最悪の職場だけど、みかやんみたいな人が居てくれて、それだけはラッキーだった」とまで言ってくれていた後家さんが「みかやんとは一緒に働けない」等と言うわけがない!と思っていたら、やっぱりだ。
後家さんが退職してからまた遊びに行くことになった。どんな話が聞けるか、或る意味楽しみ。
本当に恐ろしい職場だった。私はあの魔窟を脱出できて良かった。
近所さんの話によると、後家さんは「支配人にも社員さんにも、みかやんのことを聞かれたことは無いし、私は誰よりみかやんにはお世話になったし、一番感謝してるから間違ってもみかやんを悪く言ったりしない。ただ、ある人に”みかやんが後家さんを物凄く悪く言ってたから気を付けな”と言われたことはある」って話。
近所さん「後家さんは、みかやんの身体のことを心配してたよ。”ずっと体調悪いって言ってたのにフロントなんかして大丈夫なの?”って」
みかやん「そうだと思った。私に”後家さんがみかやんを仕事の鬼だとかバカ丁寧だとかって文句言ってたよ”って言ってきた人と同じ人の仕業だと思う」
近所さん「みかやんを悪人に仕立て上げる為に、そんなふうに吹き込んだんだろうさ。子供じゃないんだから、誰と誰が仲良くしようが関係ないのにね」
つまんないことの為に、この仕打ちはあんまりだよ。有ること無いこと言って画策してるのは、そっちでしょ!
その後、すぐに後家さんからも電話がきた。
後家さん「いやぁちょっとぉ!おっそろしい職場だねぇ!私も色んな所で60過ぎの鬼ババに酷い目に遭わされたけど、こんなに酷いのは初めてだもんね。近所さんから聞いて私もなんもびーっくりしてさ。恐ろしいわぁ。みかやん、身体は大丈夫なの?私は心配で心配で…でも声も掛けられなくてゴメンねぇ」
みかやん「いやいやなんも。ありがとう」
後家さん「結局さ、僻みでしょ?みかやんが居ると色んな面で自分が一番になれない、みかやんが居れば誰も自分をチヤホヤしないって理由でしょ?呆れるよねぇ。私は、みかやんとSさんとか、みかやんと新卒君の話を聞いてるだけで充分楽しかったけど、その人は自分が話題の中心じゃなきゃ気が済まないんでしょ?」
後家さん「”みかやんが居ると休憩室の雰囲気が悪い”なんて、よく言えたもんだよね。みかやんが居なくなってから休憩室なんかお葬式状態だよ。最近になって少し年寄り同士で話してる程度だもの。今は一応私も在職中だから言えないけど、月末で辞めたら私が聞いたこと知ってること、みんな教えるからまた遊びに来て」
とのことで、後家さんとも誤解が解けて良かった。
後家さんは昨年の11月に入った新人さんだが、60過ぎの女性が大の苦手で、入って早々から「今日はあの人にこう言われた。あの人にこんな態度をとられた」と何度も電話を貰ううちに親しくなった。
その後、後家さんがみんなに「私、みかやんが大好き♪みかやんは素晴らしい」と言っていたので、「とっても嬉しいんだけど、そう聞いて面白くない人も居るわけだから、みんなの前では勘弁して」と、お願いしたこともあった。
後家さんとは同じ区内に住んでいて家も近いので、休みが合えば後家さん宅へ遊びに行ったりして、色んな話をした。
ベッドメイクの仕事がキツいこと、一日じゅう二人で顔を付き合わせて働くことに馴染めないこと、60女の意地悪が気になって仕方ないこと等を打ち明けられ、後家さんの退職の意思に同意したのも昨年のことだ。
私は随分前から退職理由を知っていたのに、後家さんが退職することまで私のせいになってるんだから笑うしかない。
後家さん宅へ遊びに行く度に激しくもてなされ「私には最悪の職場だけど、みかやんみたいな人が居てくれて、それだけはラッキーだった」とまで言ってくれていた後家さんが「みかやんとは一緒に働けない」等と言うわけがない!と思っていたら、やっぱりだ。
後家さんが退職してからまた遊びに行くことになった。どんな話が聞けるか、或る意味楽しみ。
本当に恐ろしい職場だった。私はあの魔窟を脱出できて良かった。
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