ラブホ810日目:コスプレ談義
2009年2月1日 お仕事11:00-18:00 点検23+セット+ダスター上げ+ルームサービス他
今日は、朝フロントの掛け持ちさん(30代後半・バイト3つ)と、朝昼フロントの大型さん(30代前半・170センチ超)と、昼フロントのホスト君(20代前半・女顔の元ホスト)と私の勤務。
通勤途中で駐車場入口が”満室”の表示になっているのを見てしまい、慌てて出勤したにも関わらず、お客様方は一気にお帰りになり、今週もコンビニボックスへ補充するドリンクやアダルトグッズ等が買い物かご2つにもなり、てんやわんやの退室ラッシュになった。
飽きるほどセットをして1時間後には落ち着き、昼休みに入る朝メイクさん達や超ベテランメイク女史が「今朝は大変だったでしょ」と労って下さり「みかやんをこんなふうにした人が、今にココに居られなくなるから頑張るんだよ」と激励して下さり、本当に有り難かった。
作業室でセットバッグを片付けていると、社員さんにコスプレを届けるよう言われ、手渡されたのはあまり人気の無い”長襦袢”だった。
ホスト君「うわ!何ですかソレ?意味分かんない!そんなの借りる人いるんですね」
みかやん「長襦袢さ。あんまり貸し出されてるの見かけないけど、和室には合うんじゃないの?」
などと話して長襦袢を届けると、部屋から出て来たのは50代女性だったので、何となく納得した。セーラー服やメイド服だと、さすがに怯む。
だけど時々、セーラー服をご用命の50代や60代女性もいらっしゃり、そういう女性を老昼メイクさん達は「”ミヨちゃん”だべさ」と言っていて、昭和40年代に加藤茶さんが「僕の可愛いミヨちゃんは〜(中略)前髪垂らした女の子。あの子は高校二年生♪」と歌っていたそうだ。
それ以来、私はコスプレ回収で50代や60代の女性がセーラー服をご返却下さった時は、心の中で「ミヨちゃんだ!懐旧の念にかられたのね」と思ってしまう。せっかくなので男性用に学ランも有ればいいのに。それもROOKIES風のと舟木一夫風…って例えが古すぎるでしょう。要はワル系と真面目系ってことで。
学ランが有ればホスト君も、セーラー服姿のオッサンに怯むこともなかったかも…でも、そういうオッサンは学ランが有っても見向きもせずセーラー服を借りて、やっぱりホスト君は「ぐはっ!」となったんだろう。
次に作業室へ降りた時は、回収された”ハロウィン”という名の魔法使い風のコスプレが有り、すかさず大型さんのツッコミが入った。
大型さん「ほんとコレ、意味分かんないよね。こんなつばの広い帽子かぶって、どうするんだか。どうだって言うの?コレを借りる人の意図が全く分かんない!」
みかやん「分かんないよねぇ。あと”忍者”なんかも設定が難しそうじゃない?連れが勝手に借りたとしてもリアクションに悩むよね」
大型さん「悩んで気が散るわ!こんなんで萌える男の気が知れないよね」
大型さんたら、気が散るほど悩まなくても…。やはりコスプレはセーラー服やナースやOLあたりが無難なのかも。ちなみに私が個人的にオススメなのは”クラブドレス”で、なかなかセクシーだ。
夕方からの退室ラッシュが始まって、コスプレ談義に夢中になってもいられず、セットに追われた。
急いでいる時に限って、浴槽の幅広い蛇口にスッポリとスキンが被せられていたのが外せなくてイラついたり、貸し出した追加の枕が「腰に当てて行いました」と言わんばかりにベッドの中央にあって生々しさに萎えたり、コスプレやDVD等の回収に忙しく、相変わらずセットは捗らなかった。
帰りにホスト君が「はぁ〜、もう疲れた!ホントやだ!満遍なく忙しかったらいいのに、朝と帰りばっかりバカみたいに忙しくて。この仕事のこーゆーのホント嫌い!俺もうヤダ!」と、珍しくボヤきにボヤいていた。
ホスト君て、そういうことが気にならない人だと思っていたけど、なぁんだ私と同じじゃん、みんな同じように思って仕事してたのね…と思ったら、一段と気持ちがラクになった。
来週もホスト君と頑張ろう。少しでもホスト君がラクできるよう、私がもっと頑張ろう。
今日は、朝フロントの掛け持ちさん(30代後半・バイト3つ)と、朝昼フロントの大型さん(30代前半・170センチ超)と、昼フロントのホスト君(20代前半・女顔の元ホスト)と私の勤務。
通勤途中で駐車場入口が”満室”の表示になっているのを見てしまい、慌てて出勤したにも関わらず、お客様方は一気にお帰りになり、今週もコンビニボックスへ補充するドリンクやアダルトグッズ等が買い物かご2つにもなり、てんやわんやの退室ラッシュになった。
飽きるほどセットをして1時間後には落ち着き、昼休みに入る朝メイクさん達や超ベテランメイク女史が「今朝は大変だったでしょ」と労って下さり「みかやんをこんなふうにした人が、今にココに居られなくなるから頑張るんだよ」と激励して下さり、本当に有り難かった。
作業室でセットバッグを片付けていると、社員さんにコスプレを届けるよう言われ、手渡されたのはあまり人気の無い”長襦袢”だった。
ホスト君「うわ!何ですかソレ?意味分かんない!そんなの借りる人いるんですね」
みかやん「長襦袢さ。あんまり貸し出されてるの見かけないけど、和室には合うんじゃないの?」
などと話して長襦袢を届けると、部屋から出て来たのは50代女性だったので、何となく納得した。セーラー服やメイド服だと、さすがに怯む。
だけど時々、セーラー服をご用命の50代や60代女性もいらっしゃり、そういう女性を老昼メイクさん達は「”ミヨちゃん”だべさ」と言っていて、昭和40年代に加藤茶さんが「僕の可愛いミヨちゃんは〜(中略)前髪垂らした女の子。あの子は高校二年生♪」と歌っていたそうだ。
それ以来、私はコスプレ回収で50代や60代の女性がセーラー服をご返却下さった時は、心の中で「ミヨちゃんだ!懐旧の念にかられたのね」と思ってしまう。せっかくなので男性用に学ランも有ればいいのに。それもROOKIES風のと舟木一夫風…って例えが古すぎるでしょう。要はワル系と真面目系ってことで。
学ランが有ればホスト君も、セーラー服姿のオッサンに怯むこともなかったかも…でも、そういうオッサンは学ランが有っても見向きもせずセーラー服を借りて、やっぱりホスト君は「ぐはっ!」となったんだろう。
次に作業室へ降りた時は、回収された”ハロウィン”という名の魔法使い風のコスプレが有り、すかさず大型さんのツッコミが入った。
大型さん「ほんとコレ、意味分かんないよね。こんなつばの広い帽子かぶって、どうするんだか。どうだって言うの?コレを借りる人の意図が全く分かんない!」
みかやん「分かんないよねぇ。あと”忍者”なんかも設定が難しそうじゃない?連れが勝手に借りたとしてもリアクションに悩むよね」
大型さん「悩んで気が散るわ!こんなんで萌える男の気が知れないよね」
大型さんたら、気が散るほど悩まなくても…。やはりコスプレはセーラー服やナースやOLあたりが無難なのかも。ちなみに私が個人的にオススメなのは”クラブドレス”で、なかなかセクシーだ。
夕方からの退室ラッシュが始まって、コスプレ談義に夢中になってもいられず、セットに追われた。
急いでいる時に限って、浴槽の幅広い蛇口にスッポリとスキンが被せられていたのが外せなくてイラついたり、貸し出した追加の枕が「腰に当てて行いました」と言わんばかりにベッドの中央にあって生々しさに萎えたり、コスプレやDVD等の回収に忙しく、相変わらずセットは捗らなかった。
帰りにホスト君が「はぁ〜、もう疲れた!ホントやだ!満遍なく忙しかったらいいのに、朝と帰りばっかりバカみたいに忙しくて。この仕事のこーゆーのホント嫌い!俺もうヤダ!」と、珍しくボヤきにボヤいていた。
ホスト君て、そういうことが気にならない人だと思っていたけど、なぁんだ私と同じじゃん、みんな同じように思って仕事してたのね…と思ったら、一段と気持ちがラクになった。
来週もホスト君と頑張ろう。少しでもホスト君がラクできるよう、私がもっと頑張ろう。
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