ラブホ823日目:キノコ
11:00-18:00 点検18+セット+コンテナ移動+ダスター上げ+食器洗い他

今日は、朝フロントの関取さん(20代前半・80キロ超)と私の勤務。

朝メイクさんが一人欠勤し、超ベテランメイク女史が風呂係になって朝メイクさんが1隊、昼メイクさんも1隊だったお陰で超ラクチンの予感。朝メイクさん達や関取さんに、私が三連休の間の出来事を聞いた。

私が三連休の間はホスト君が三連勤になる筈なのに、シフト表を見間違えて欠勤したとのことで、彼も退職が決まって気が抜けたんだろうさという話。入れ替わりに、来シフトからは11月で退職した超ベテランフロント女史が復帰されると聞いて、小躍りして喜んだ。

ところが、来シフトからは関取さんも「高時給の誘惑に勝てなかった」と、深夜フロントへ異動するそうだ。最近の私は、関取さんが可愛くて可愛くて仕方なかったのに何てこと(泣)。いいなぁ…深夜フロントには新卒君も関取さんも居て楽しそう。

昼フロントには、25歳位にしか見えない37歳の宝塚風美女が決定したらしく、関取さんが「超キレイな人」と絶賛していた。そんな美人が入ってくれたら、男子社員は皆その人に用事を頼んで、私はヒマになるかも?うひひ…と喜んだぐらいにして。

でもやっぱり、フロントにはせめて一人は若くてバリバリの男子が居て欲しい。もしくは女子でも、関取さんぐらい男子並みに働いてくれる子がイイ。なんせ重労働だし、オバサンばかりでは辛い気がするんですけど。昨年の今頃なんかフロント陣は若い男の子ばかりだったのに…。

予想以上にヒマだったので、コンテナ移動も、リネン屋さん到着時のコンテナ運搬やリネン出し、ダスター上げも、全て関取さんと仲良く二人で作業した。今や関取さんと私の連携はバッチリなのに、居なくなるなんて寂しすぎる。

4P部屋が空いたのでションボリとセットに入ると、4Pパーティーの後だった。残飯に空き缶や空き瓶、汚れたティッシュに、方々に脱ぎ散らかされたバスローブや浴衣で、どこから着手して良いか分からず呆然としていたら、すぐに関取さんが手伝いに来てくれて助かった。

ヌメヌメ系の汚れたティッシュに紛れて、血のついたティッシュやガーゼも有り、ゴミ山の中から、レジ袋に入った塗り薬各種と新品のガーゼが発掘された。皮膚病か怪我か知らないけど、血だらけになってまで4Pをしなくたって…ねぇ(苦笑)。

ようやく昼休みに入ると、超ベテランメイク女史が「コーヒー飲んでね」と声を掛けて下さった。メイク女史は早く出勤して朝と昼の人達の為に、大きなポットにコーヒーを入れていて下さる。しかも、コーヒー命の私の為に「みかやんが出勤の日は多めに入れてあるから」とのことで、有り難くて涙が出そうだ。

朝の人達が帰り、昼メイク1隊と私だけになったが、昼メイクさん達が本メイクを始めたので、セットも点検も捗りまくった。気分良くセットをしていると、テーブルの上に妖し気なキノコの形をした容器と薬の空箱のようなモノが有った(画像参照)。

こんなキノコの形で”マジックマッシュ”という名でありながら「マジックマッシュルームの成分は一切使用しておりません」とわざわざ書いてあるあたりが私のツボをくすぐり、空箱は”ナチュラルエクスタシー”という名で、両方とも”栄養補助食品”だそうだ。

どんな栄養なんだか。こーゆー怪しげなモノって、どーゆー所に売ってるんだろ?買った人達はもっと妖しかったりして…などと考えて、また一人でニヤリとした。

17時過ぎに夜社員のダルマ氏が「もうセットしなくていいですよ。夜フロントが三人来るんで、セットは最低限有ればいいですから。無理しなくていいですからね」と言って下さった。

「そんなこと言われたら、すぐ甘えちゃいますからね〜」と言って、年寄りなので本当にすぐ甘えて作業室を片付けた。普段、年寄り扱いにはまだ若干の抵抗が有るが(苦笑)、こんな時の私は都合良く年寄りになる。

ダルマ氏はココで唯一私より年上の社員さんで、いつもニコニコと親しみ易く、堂々たる恰幅で汗だるまになって働く方で、誰からも愛される素敵な社員さんだ。

私が昼メイクの頃はダルマ氏とあまり接点が無かったけど、こうしてお近づきになれて優しい言葉を掛けて頂いて、本当に有り難かった。何ともいい一日だった。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索