ラブホ840日目:戦後の人達
2009年3月27日 お仕事※3月26日の日記です。
11:00-18:00 点検39+セット+コンテナ移動+ダスター上げ+セットバッグ上げ他
今日は、朝フロントの掛け持ちさん(30代後半・バイト3つ)と私の勤務。私は元々休みだったが、新人さんが退職した為に出番になった。出番が増えたのは有り難いが…。
昨日の夕方から異常にお客さんが入った為か宿泊明けの部屋が多く、メイクさん達が4隊揃ってクイックメイクをしたので、12時半まで点検地獄だった。13時にはリネン屋さんが来るので、大慌てでセットバッグを片付け、コンテナ移動をしてやれやれだ。
13時に掛け持ちさんが昼休みを終えた頃には、リネン屋さんが来ていたが、哀しいことに今日も逃げられた。本当は掛け持ちさんと新人さんが出番だった日なのに、酷い。
結局一人でリネンとダスターを片付けて、ようやくセットや点検を始めると、露天の循環風呂がココナッツミルクの香りになっていた。私が知っているだけで三回目なので同一犯の仕業なのだろう。
循環風呂の入口には”入浴剤の使用はご遠慮下さい”と書いてあるので、犯人は非識字者か外国人か”遠慮”を知らない人なんだろう。お風呂がココナッツミルクの香りって、かなり不気味なんですけど。
その部屋を売り止めにして廊下へ出ると、60代のチビでデブのオッサンと、60代のデブのオバサン二人が、暑苦しい感じで三人並んで歩いてきて、下品な笑い声を発しながら安くて狭い部屋へ入っていった。デブの年寄り三人が、狭い部屋の中でどうなるか?と想像すれば、それはもう地獄絵図だ。
…や、書き間違えた。相手はお客様だ。
70歳近い恰幅のいい男性と、60代のふくよかな女性二人が、仲良く三人並んで歩いてきて、楽しそうに笑いながら狭い部屋へ入っていったが、その部屋がどれほど狭いかご存じだろうか?お三方とも体格がご立派でご高齢でらっしゃるので、手狭な部屋でお怪我召されるのでは?と私は心配で…って嘘くさい(汗)。
戦後の昭和を生き抜いた人達は逞しくて、心配には及ばないのだろう。
昼休みを終えて何気に出動したら、各階のエレベーター前にセットバッグが山積みになっていて驚き、すぐさま社員さんへ確認に戻った。何という嫌がらせ、いったい誰が?
社員さんは涼しい顔で「16時から僕とみかやんと二人しか居ないんで、セットバッグを上げておいた方が良いと思って、掛け持ちさんと二人でやったんですが、上げない方が良かったですか?」と仰ったので「はい!」と即答した。これから一人で退室ラッシュを迎える私に何てことを!と本気で驚いた。
二人でセットバッグを上げたなら、責任を持って片付けてほしかったわよ。とんでもない量の仕事を増やされて目眩がした。
社員さんは来シフトの件で、フロントの人数が少ないので出番が増える事と、4月1日から社長の親戚の社員さんが来るので、フロントにはもう新人を入れないと説明した後、作りかけのシフト表を見せて下さった。
みかやん「土日にフロントが三人ってことは無いですよね?」
社員さん「大丈夫ですよ。4人体制です。三人だとキツいですか?」
みかやん「はい。こないだの土曜日みたいな感じだと死んでしまいます」
社員さん「え?こないだの土曜日って何かありましたっけ?」
その日はあなたが何も動かず何の指示も出さないので、私達オバフロント三名は死にかけましたわよ!という言葉を飲み込み、再び本気で驚いた。
退室ラッシュの中、セットや点検や回収の行き帰りにセットバッグを運び、帰る時間ギリギリまでかかって、ようやくセットバッグを運び終えて死ぬ目に遭った。もう、何してくれちゃってんの(泣)という感じ。
帰りに近所さんが「昼メイクの最年長は、いつまでココに居座る気なんでしょう?こないだの金土日も最悪で、とっくに引退の時期を過ぎてると思うんですけど〜?」とボヤいていた。
その方も戦後の昭和を生き抜いてきた方なので気持ちが逞しくて、生涯現役のおつもりなのでしょう。引き際はご自分で見定めてほしいものですが、あの方はご自分の酷い仕事ぶりが老眼で見えてませんから。
久しぶりに萎え萎えの一日だった。早く帰宅して厄落としも兼ねてじっくりとお風呂に浸かりたい。長く生きてるとこんな日も有るか。
11:00-18:00 点検39+セット+コンテナ移動+ダスター上げ+セットバッグ上げ他
今日は、朝フロントの掛け持ちさん(30代後半・バイト3つ)と私の勤務。私は元々休みだったが、新人さんが退職した為に出番になった。出番が増えたのは有り難いが…。
昨日の夕方から異常にお客さんが入った為か宿泊明けの部屋が多く、メイクさん達が4隊揃ってクイックメイクをしたので、12時半まで点検地獄だった。13時にはリネン屋さんが来るので、大慌てでセットバッグを片付け、コンテナ移動をしてやれやれだ。
13時に掛け持ちさんが昼休みを終えた頃には、リネン屋さんが来ていたが、哀しいことに今日も逃げられた。本当は掛け持ちさんと新人さんが出番だった日なのに、酷い。
結局一人でリネンとダスターを片付けて、ようやくセットや点検を始めると、露天の循環風呂がココナッツミルクの香りになっていた。私が知っているだけで三回目なので同一犯の仕業なのだろう。
循環風呂の入口には”入浴剤の使用はご遠慮下さい”と書いてあるので、犯人は非識字者か外国人か”遠慮”を知らない人なんだろう。お風呂がココナッツミルクの香りって、かなり不気味なんですけど。
その部屋を売り止めにして廊下へ出ると、60代のチビでデブのオッサンと、60代のデブのオバサン二人が、暑苦しい感じで三人並んで歩いてきて、下品な笑い声を発しながら安くて狭い部屋へ入っていった。デブの年寄り三人が、狭い部屋の中でどうなるか?と想像すれば、それはもう地獄絵図だ。
…や、書き間違えた。相手はお客様だ。
70歳近い恰幅のいい男性と、60代のふくよかな女性二人が、仲良く三人並んで歩いてきて、楽しそうに笑いながら狭い部屋へ入っていったが、その部屋がどれほど狭いかご存じだろうか?お三方とも体格がご立派でご高齢でらっしゃるので、手狭な部屋でお怪我召されるのでは?と私は心配で…って嘘くさい(汗)。
戦後の昭和を生き抜いた人達は逞しくて、心配には及ばないのだろう。
昼休みを終えて何気に出動したら、各階のエレベーター前にセットバッグが山積みになっていて驚き、すぐさま社員さんへ確認に戻った。何という嫌がらせ、いったい誰が?
社員さんは涼しい顔で「16時から僕とみかやんと二人しか居ないんで、セットバッグを上げておいた方が良いと思って、掛け持ちさんと二人でやったんですが、上げない方が良かったですか?」と仰ったので「はい!」と即答した。これから一人で退室ラッシュを迎える私に何てことを!と本気で驚いた。
二人でセットバッグを上げたなら、責任を持って片付けてほしかったわよ。とんでもない量の仕事を増やされて目眩がした。
社員さんは来シフトの件で、フロントの人数が少ないので出番が増える事と、4月1日から社長の親戚の社員さんが来るので、フロントにはもう新人を入れないと説明した後、作りかけのシフト表を見せて下さった。
みかやん「土日にフロントが三人ってことは無いですよね?」
社員さん「大丈夫ですよ。4人体制です。三人だとキツいですか?」
みかやん「はい。こないだの土曜日みたいな感じだと死んでしまいます」
社員さん「え?こないだの土曜日って何かありましたっけ?」
その日はあなたが何も動かず何の指示も出さないので、私達オバフロント三名は死にかけましたわよ!という言葉を飲み込み、再び本気で驚いた。
退室ラッシュの中、セットや点検や回収の行き帰りにセットバッグを運び、帰る時間ギリギリまでかかって、ようやくセットバッグを運び終えて死ぬ目に遭った。もう、何してくれちゃってんの(泣)という感じ。
帰りに近所さんが「昼メイクの最年長は、いつまでココに居座る気なんでしょう?こないだの金土日も最悪で、とっくに引退の時期を過ぎてると思うんですけど〜?」とボヤいていた。
その方も戦後の昭和を生き抜いてきた方なので気持ちが逞しくて、生涯現役のおつもりなのでしょう。引き際はご自分で見定めてほしいものですが、あの方はご自分の酷い仕事ぶりが老眼で見えてませんから。
久しぶりに萎え萎えの一日だった。早く帰宅して厄落としも兼ねてじっくりとお風呂に浸かりたい。長く生きてるとこんな日も有るか。
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