※4月5日の日記です。

11:00-18:00 点検26+セット+メイク手伝い+リネン折り+回収他

今日は、朝フロントの掛け持ちさん(30代後半・バイト3つ)と、朝昼フロントのフロント女史(30代後半・超ベテラン)と、昼フロントの大型さん(30代前半・170センチ超)と私の勤務。

日曜なのに朝から売り部屋が多く、朝ラッシュを終えた12時に掛け持ちさんが早帰りになった。昨日の土曜も、早帰りにならなかったのは、朝メイク1隊と昼メイク1隊と大型さんと私だけ。珍しく支配人が日曜に出勤すると、こんなもんだ。支配人には忙しい時の日曜にお出まし頂きたいのに…。

支配人の指示で朝メイクさん達は廊下掃除、昼メイクさん達はダスター上げをしていた。朝メイクさん達はメイク女史の指示で、よくダスター上げをしてくれるが、昼メイクさん達は滅多にダスター上げなどしない。今日は骨身に応えただろう。

その後も昼メイクさん達は、支配人に命じられて休憩室掃除をしていた。こんな時、昼メイク最年長はいつも「ベッドメイク以外の事すれば疲れるもね。余分な仕事だもの。はあぁ疲れた」と言っていたが、今日もその声が聞こえてきそうだった。

普通にベッドメイクだけをしていても「疲れた、疲れた」と言ってた気もするけど(苦笑)何かもう遠〜い過去の話のよう。

朝メイクの陽気な人と六法君のベッドメイクを手伝った。手伝いながら着々と点検も進めて、思わず「六法君てホントに仕事がキレイ!今迄の漢メイク(男子ベッドメイク係)の中で一番ベッドメイクが綺麗だわ!」と感嘆した。

六法君は恐縮していたが、その几帳面さは是非フロントに欲しい。

昼メイクさん達の休憩室掃除が長引いたので、私は15時半から昼休みに入った。空腹で虫の息だったが、綺麗な休憩室に一番乗り出来た。

昼休み明けに大型さんに会うと「客室に煙草を届けたら”はあぁ?頼んでねぇわ!”って、めっちゃムサい顔で怒られたさ!勘弁してよね!」と、また怒っていたので「私も昨日やられた!怒られるよね!絶対怒られるよ」と言ってまた逃げた。

だって大型さん怖いんだもの。体格が既にド迫力だし…。

セットへ逃げると、昼メイク最年長とその相方がベッドメイクに来た。私が風呂や洗面所にいる間にベッドを剥がしてくれていたが、掛け布団をめくったら血だらけのバスタオルやフェイスタオルやシーツが出てきて、血に弱い最年長は怯みまくりだった。

「やんやちょっと血まみれだわ」「血で血でワヤ」と言っていたが、その声がいつもと違って完全にしおれていた。滅多にしないダスター上げや休憩室掃除で弱っていたのだろう。小さな婆さんが余計に小さく見えた(哀)。

いやいや、そんな同情を引くタイプのイタイケな婆さんではない。大型さんを見た直後なので小さく見えただけだろう。

今日最後の部屋へ点検に入ると、ベッドの足元側の絨毯の上にダスターが敷かれていた。絨毯が濡れていたのだろうとダスターを踏んでみると、グジュッと茶色い液体が染み出してきた。「うわっ!何コレ?全然拭いてないんじゃないの?しかも何で茶色?何の液体?」と慌ててフロントへ電話して売り止めにした。

フロントへ降りて支配人へ報告すると、大型さんも降りてきて、同じ部屋の同じ場所が最近いつも同じように濡れている…という事が分かった。同一犯なのか?茶色い液体は何なのか?

支配人に「匂い嗅いでみました?」と聞かれ「いえ、もう”茶色い”ってだけで怖くて匂いなんかとっても無理でした」と情けない返答をした。コーヒーやコーラならいいけど、ゲーリーやゲーローだったら…と考えただけで無理だったもの。

ふと視線を感じると、フロントに久々に社員の特大氏が居た。懐かしくて嬉しくて話をしたいが、私や昼メイクに纏わる良くない噂も耳に入っているだろうし、気のせいか特大氏が痛々しいような目で私を見ていたようにも思えたので「お疲れ様です」とだけ言って立ち去った。

こないだの歓送迎会に特大氏も出席していたが、そんなこんなで声も掛けられず物凄く残念だった。特大氏の目から見たら、私も”小さな婆さんが余計に小さく見えた状態”だったろうか?それとも”このオバサン誰だっけ?”とか?

ま、そうじゃなくても何かと苦労しているので、取り越し苦労はやめておきましょっと。

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