※4月13日の日記です。

11:00-18:00 点検26+セット+コンテナ移動+ダスター上げ+回収他

今日は、朝フロントの掛け持ちさん(30代後半・バイト3つ)と、昼フロントの私の勤務。

一昨日の最高気温が10度で今日は21度。4月の北海道にしては有り得ないほど暖かいのに、セットに入ると暖房ガンガンの部屋ばかりで、朝からすっかり汗だくになった。

汗だくでセットや点検をしていると、回収やルームサービスの連絡も入り、客室へ貸し出したヘアアイロンの回収に行くと、若い男性が出てきて「まだ熱いんですが大丈夫ですか?」と気遣って下さり、朝から早速有り難い。

いやしかし、朝からずっと私一人でセットや点検に回収やルームサービス届けに駆けずり回っているではないか。そう気付くとまた掛け持ちさんの姿が無く、彼女は綺麗にキッチリとダスター置き場の整理をしてくれていた。

それはそれで有り難いのだが、私はソレを”どうしてもやっておかなければならない仕事”と思っていないので、状況的に時間的に人員的に余裕のある時にしかやらないし、届いたダスターを運んだ時についでにやっている。ま、朝フロントさんの仕事内容は私には分からないから…。

点検をしていると、社員さんから電話で「隣の部屋の露天風呂の循環が止まっているので、もう少し時間が経ってから点検して下さい」との事だった。その事を掛け持ちさんにも知らせようとしたら、掛け持ちさんがその露天風呂の部屋の点検を終えて、売り部屋にして出てきたところだった。

驚いて「ええっ!循環止まってたんじゃないの?」と聞くと、暫しの沈黙の後「全然覚えてません」という返事。掛け持ちさんは慌ててその部屋へ戻り、売り部屋を解除して中へ入って、また売り部屋にして戻ってきた。

「大丈夫です!循環してました」と言うが「で、湯加減は?」と聞くと、また暫しの沈黙の後で「・・・・。だ…大丈夫でした」という返事。本当に大丈夫なんだろうか?色んな意味で…。

普段の掛け持ちさんは作業室での作業を殆どしないので何も分からず、昨日もフロント女史に「誰がこうしたの?」と咎められて「スミマセン。私です」と詫びていた。分からなかったら聞いてくれれば良いのだが、掛け持ちさんは勝手な判断での意表を突く行動が目立つ。

皆と同じように動いてほしいが、掛け持ちさんは暴走や迷走が多い。一生懸命なのだが頑張る方向が皆と少し違うというか何というか…。今日は、掛け持ちさんがリネン屋さんが来る前のセットバッグ上げと、ダスター上げを半分手伝ってくれたので、早速フロント女史の注意が効いて何よりだったが…。

だけど、どうしたもんだろう?とメイク女史に打ち明けると「みかやんが頑張り過ぎるから掛け持ちさんが何もしないんだよ。少し任せた方がいいよ。見てたらやっぱりみかやんがフロントで一番動いてるもん。いっつも走り回って…」と、アドバイスして下さった。

メイク女史は私を買いかぶり過ぎですってば。でも私は他人に「みかやんて働かないよねぇ」とか「仕事できないよね」と言われるのが何よりイヤなので、自分なりに一生懸命仕事をしている。例えバイトでもイケメンだろうが年寄りだろうが、一生懸命に働かないで適当にいい加減な仕事をしている人は大嫌いだ。

メイク女史の仰せの通り、も少し掛け持ちさんに任せて様子をみよう。

帰りは契約更新があって、雇入通知書に署名と捺印をした。ふと見ると”定年制 有り 65歳”と書いているではないか。社員さんの説明によれば「65歳過ぎている人も居ますが、会社側に”まだ出来る”と判断されたらOKなんですよ」との事。

どう見ても”まだ出来る”ではなくて”もう無理”というご老人が確実に一人居るが、会社側の判断なので仕方ないのでしょう。完全にお荷物となっている人による被害は深刻化する一方の現状で、私達はいつまで被害者であり続ければ良いのか…。

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