11:30-18:30 クイックメイク17部屋+ベッドのみ1+リネン折り

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)が早番、Tさん(同い年・ホテルC出身)と私が遅番の勤務。

マットレスが床に埋まってるタイプのベッドを組んでいた時、向かい側でTさんが「なんか、この床、凄く滑るの!」と組みにくそうにしていた。マットレスが埋まっているので途中までは床に膝をついてベッドを組み、掛け布団の段階で立ち上がってベッド組みを続ける。

立ち上がったらTさんが「うわっ!やっぱりここの床、滑るわ!何だろ?ワックスでもかけたのかなぁ?」と言っていた。私は裸足派だが、Tさんは靴下履き派なので、余計に滑るのだろう。

ベッド組みを終え、Tさんは風呂掃除へ向かい、私は洗面所で食器を洗いながら、ふと疑問に思った。ベッドは部屋よりも50センチほど高い小上がりの上に有るのに、変にワックスが効いていては危険じゃないのか?と思って、部屋へ戻ってみた。

で、床をよく見ると、ベージュの床の上に点々と薄いピンク色のロウが無数に滴って固まっていた。ロウの滴り方が半端ない。更によく見ると、ロウはTさんがベッドを組んでいた側から滴り始め、小上がりの階段へ繋がり、部屋の床へ降りてから洗面所や風呂の方向へ繋がっていた。

Tさんがベッドを組んでいた側に寝ていたロウ人間が、ロウを滴らせながら小上がりの階段を下りて、洗面所や風呂の方へ向かったということだ。天然のワックス効果をありがとう>お客さん!という問題ではない。小上がりも有るし滑って危険だ。

あまりにロウの量が半端ないので、社員さんへ連絡すると、すぐにフロント早口君がガム取りのヘラを持って駆けつけて下さった。早口君とTさんと私と三人で床を這ってロウと格闘すること30分。酷い目に遭った。ホント有り得ないから。

本物のロウソクプレイ愛好家の方々は、ちゃんとマイシートをご持参で、ロウはマイシート以外には垂らさず、上級者ほどロウの痕跡を残さないそうだよ。私達をロウ地獄に落とすような、こんな掟破りなことが出来るのは、興味本位でロウを垂らした不届き者だって話だ。

全く。こんなんじゃ、きちんとマナーを守ってロウソクプレイを楽しんでらっしゃる方々や、誇り高きロウソクプレイ上級者の方々に失礼よね。

檜風呂に被害がなかったのがせめてもの救いだった。

昼休み明けにリネン折りをしていると、露天風呂付きの部屋が空いたのでTさんと出動しようとしたが、業務用エレベーターが使用中だったのでやむなく客用エレベーターへ向かったら、露天風呂付きの部屋から出てきたカップルとバッタリ会った。

20代前半ぐらいのヤンチャそうな若い男性と、40代後半の小綺麗な女性だった。バッタリ会ったから、思いっきり見てしまったもの。

露天風呂付きの部屋へ到着すると、部屋は荒れてるわ、露天風呂は水しぶきだらけ、普通の風呂は泡と水しぶきでベチャベチャ。「さっきの若造君、はしゃぎ過ぎだよ。あ…若いツバメ君と来て、お姉さんの方がはしゃいだのかも?」と萎えた。

一方、Tさんは洗面所の小さなゴミ箱の底に、使用済みのパンティーライナーがベッタリと張り付いていたのを発見して「さっきのお姉さん、酷いわ。だらしない!」と萎えていた。

ついさっき、この部屋を使った二人をハッキリと見てしまったばかりに、余計にリアルで生々しく感じてしまい、いつも以上に萎えた。

続いて、もう1つのタイプの露天風呂付きの部屋が空いたので、ベッドメイクに向かったが、今日、その部屋にベッドメイクに入るのは3回目だった。商売繁盛!素晴らしい回転率!とは思うが、私達は同じ部屋のベッドメイクに飽きて更に萎えた。

意気揚々と出動した同い年ペアのTさんと私だったけど、徐々に口数が少なくなり、帰る頃にはすっかり無口な二人になっていた。蝋にやられてからというもの、萎え萎えの一日だった。
2連休だったので旅に出た。といってもネット徘徊の旅。

徘徊先はコチラ↓
http://kamiko8811.blog52.fc2.com/blog-entry-1.html
http://www.hiroiro.com/entry/976.html
http://micono.hp.infoseek.co.jp/3gpp/index.html

ずっと着信用のiモーションを探していたけど、私が利用している無料サイトでは「これだ!」というものが見つからず、ならば自分で作ってしまえ!しかも無料で!と思ったものの、なかなかどうして手強いのなんの。物凄く長い旅になった。

ダウンロードしたもの
・携帯動画変換君
・MacOS版のffmpegのバイナリ
・携帯動画変換ちゃん
・Audacity
・ChakmotoX

じぇんこ払ってQuickTimeのProキーを買えば早いんだろうけど、やっぱり無料にこだわりたい。試行錯誤の末、ようやくiモーションらしきものが出来た。

・iTunesの曲m4aAACをmp3へ変換

・Audacityでmp3に変換した曲をカット&調整してwav形式で保存

・wavデータを携帯動画変換ちゃんで3gppに変換

・着信設定出来るようChakmotoXでバイナリを書き換え

・自宅MacサーバへUP(システム環境設定のパーソナルweb共有をチェックしてサイトフォルダへ)

・ケータイでダウンロード

変換に次ぐ変換で、随分と遠回りしてるような気もするけど、まぁいいか。
今日は、知覚過敏的な症状の左上の奥歯にセメントを詰めて1680円。

前回までと合わせて57860円也。
ケータイの目覚ましが8時半に鳴ったが、休みだし、久々に夜更かししたし、も少し寝ようってことで二度寝した。

目覚めるとY君から「天井しか映らないテレビ電話がきたけど何だったの?何かの盗撮かと思って13分耐えて様子見したやないかい」とメールがきていたけど、何の話だかサッパリ分からず???

いや待て!間違い電話やメールの送信間違いは私の得意技だ!と、恐る恐るケータイのリダイヤルの画面を見てみたら、確かに私がY君にTV電話をかけていた。今までTV電話なんか使ったことなかったのに(汗)。

自分では目覚ましのスヌーズを解除して爆睡したつもりだったが、寝ぼけていたのと裸眼だったのとで操作を誤り、Y君へ初のTV電話をかけてしまったらしい。

でも、映っていたのが天井だけで良かった。オカルト的な寝姿を晒して、Y君を地獄へ送らずに済んで良かった。事態をしっかりと把握してからY君へお詫びのメールをした。毎度毎度、全く面目ない。

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Y君といえばMacと音楽だ。私のSO903iはミュージックケータイだ。

でも、SO903iのミュージックプレイヤー専用ソフトはwindowsのみ対応で「てやんでぇ、べらぼうめぇ、Macユーザーを門前払いしやがるとは何事でぇ」と思いかけて、音楽はiPodで聴くからいいのよ、フンだ!と思い直した。

しかし何気に目にした記事で、SO903iこそMacに優しいケータイだったと知る。

http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0612/12/news115.html
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0611/17/news106.html

で、記事のとおりケータイの本体拡張メモリにMP3データを書き込んでみた。

・iTunesのm4aのAACデータをMP3で読み込む
iTunes>環境設定…>詳細で読み込みをMP3エンコーダにする
曲を選択して、詳細>選択項目をMP3に変換

・SO903i付属のケーブルでケータイとMacを繋ぎメモリモードにする

・保存先に”MUSIC”というフォルダを作り、MP3データをドラッグ&ドロップしてコピー

すると、付属のソフトを使わなくても、ドライバをインストールしなくても、ミュージックプレイヤーを楽しむことが出来る。Macってなんてお利口さんなんでしょ。

私に出来たってことは、誰にでも出来るってことで、なんてMacユーザーに優しいんでしょ。3代前からケータイはSOで、ずっとSO好きで良かった。
11:30-18:00 本メイク1部屋+クイックメイク19部屋+ベッドのみ1

今日は、Sさん(10代後半・初バイト)がフロント補助係で、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)と私の三人勤務。

いつもは通勤途中にローソンに寄っているが、朝から何となくセイコマ(地場コンビニ)へ行かねばならないような予感がして勇んで行ってみたら、見覚えのある男の子に「みかやんじゃないですか。あーはっはっは!お世話になりました!」と声をかけられた。

笑い声でホワイトデーに退職した556君だと気付いた。寝起きのようで、髪はボサボサ、毛玉がツブツブのスウェットを着ていたので、一瞬誰だか分からなかった。夜〜深夜だけど無事に就職が決まり、元気で頑張っているようだ。

そういや、556君はうちのラブホの隣に住んでるんだから、この辺で会っても不思議ではない。セイコマへ行かねばならない予感は、556君と再会出来るからだったのか。

出勤すると、昨日入ったフロントの新人さんが一日で退職したと聞いた。昨日、何となくそんな予感がして頭の中で横須賀ストーリーを歌っていたら、やっぱり一日体験入社だったか。昨日といい今日といい、妙に勘が冴え渡る。

昨日、Sさんは「フロントに新人が入ったってことは、うちもうフロントやんなくていいってことだ!やった!良かった!ラッキー!」と大喜びしていたのに、束の間だった(哀)。

結局、Sさんは今日もフロント補助係で、コスプレの衣装を客室に届けているのを目撃した。そういや、ココのコスプレって最初は「無料で選べる15種類」ってことで、こんなのだったのに↓

01 セーラー服A(白セーラー×紺のスカート)
02 セーラー服B(白セーラー×茶色チェックのスカート)
03 女子高生(白ブラウスに赤リボン)
04 メイドA(黒ドレスに白エプロン)
05 メイドB(ピンクドレスに白エプロン)
06 ナースA(ピンク)
07 ナースB(白)
08 エプロンナース(俗に言う裸エプロン)
09 女教師(黒のタイトスカート)
10 スチュワーデス(ミニスカ)
11 婦人警官(ミニスカ)
12 OLピンク(ブラウス+ベスト+ミニスカ)
13 OLブルー(ブラウス+ベスト+ミニスカ)
14 ブルマ(体操着+ブルマ)
15 スクール水着(紺・パット無し)

今や、これに”バニーガール”や”くのいち”や”チアガール”に”ウエディングドレス”まで加わって、倍ぐらいの種類になってる(驚)。

しかも、フロントの人が客室に衣装を届けたり、客室から衣装を回収したりしているのを頻繁に見かけるし、作業室には洗濯された衣装がズラリと干されている。大人気じゃないか。

こんなにもコスプレが増殖しているというのに、うちのCさん(60代前半・元看護師)あたりは未だにコスプレが何なのか、ちゃんと理解していない。それはそれで凄いことだと思う。

Cさんに彼氏が出来たら、コスプレ衣装をプレゼントしてあげよう♪
ラブホ382日目:消臭剤
11:30-18:00 本メイク5部屋+クイックメイク10部屋+ベッドのみ1

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)の身内に不幸があって欠勤した為、#さん(60代前半・元美容師)と私の二人勤務になり、フロント補助係の新人が入ったので、Sさん(10代後半・初バイト)がフロントの仕事を教えることになった。

フロントの新人さんは、金髪に近い茶髪の腰まで届くようなロングヘアで、ケバめの化粧、派手な付け爪をつけて出勤していた。フロント補助係は肉体労働だというのに付け爪だなんて!ちょっとビックリ。

おまけに休憩室では片膝を立てて煙草を吸っていて、その姿は休憩室の主のようだった。Sさんもヘコヘコと舎弟のように振る舞っていたので、新人とはいえSさんより年上なんだろうと思っていたら、Sさんの1コ下だとさ。未成年じゃん!またビックリ。

ぶっちゃ毛、私が面接官なら採用しないタイプの子だ。

新人さんがSさんにセットの仕方を習っていたので、新人さんがセットをした部屋に入ってみたら、ゴミ放置、洗う食器を食器棚に放置、風呂のお湯抜き忘れ等々、初日だからと大目に見てもあまりに酷い有様だった。Sさんもちゃんと見てあげなきゃ。

若いのに物覚えが悪いというかウッカリさんというかやる気が無いのか。採用になった人というより一日体験入社に来た人(そんな制度はココには無いけど)みたいな感じを受けた。

私は風邪気味で鼻タレだったが、あまりのことに熱が出そうだった。とにかく、その新人さんがベッドメイク係で採用にならなくて何よりだ。

何だか滅入る。ホテルQ時代、こんな時は客室に備え付けのらくがき帳を見て大笑いして気分を盛り上げていたのに…。取り敢えず、お客様がアンケート用紙に記入して下さっていたので、ざっと目を通したら・・・。

ご意見・ご希望の欄に「ココでないとやらせてもらえないから、料金を安くしてくれ!ココ以外のホテルに行かないから!」とリアルな訴えが書かれていて、少し和んだ。

気を良くしてトイレ掃除をしようとドアを開けたら、床が真っ黒だった。土の上に便器が乗ってる大自然の中のトイレという感じ。よく見たら、ドリップしたあとのコーヒーかすが床に満遍なく撒かれていた。

コーヒー地獄なんてもんじゃない。以前も似たような光景を見たけど、これほどまでに完璧に敷き詰められてはいなかった。

意味分かんないから。

何かの儀式かおまじない、それとも魔除けやお清めの類ですか?ひょっとして嫌がらせですか?唖然としても居られないので、速やかに掃除機をかけた。

これってもしかして、コーヒーかすを消臭剤代わりに使ったの?ということは、物凄〜く臭〜いウン○をした後に罪の意識に苛まれて、私達の鼻が曲がらないよう気を遣って撒いていてくれたの?

ぶっちゃ毛、ありがた迷惑ですヮ。

ご本人が居たたまれなかっただけかも知れないし、お連れ様に対して申し訳なく思ったのかも知れない。

お陰でまた滅入った。

#さんも#さんで今日は気分がのらない様子で暗い顔をしてたが、突然「そっか!」と叫んだ(ご高齢になると独り言が多いのよね)。

「昨日またUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)が婆さん臭〜い話をしてて、聞いててウンザリしたんだけど、考えたらうちの嫁の姑さんと話す練習になっていいのよ!物は考えようよね!」と言って#さんは一人で凄い勢いで頷いていた。

会話が成立しない。

こんな日は仕事に没頭するしかない!と黙々と仕事をした。

帰り、フロントの新人さんは死人のような顔をして戻って来た。かなりお疲れのご様子。何となくだけど、彼女とはもう会うこともないだろうと思った。

頭の中で「これっきり、これっきり、もう、これっきり〜で〜すか〜♪(横須賀ストーリー/山口百恵)」のフレーズがグルグルと回ってた(古っ)。
頂き物の食卓
我が家は夫婦揃って大食漢で肥満世帯だが、おやつやら食材やら頂き物が多いので、エンゲル係数は極めて低い。

子供の頃、祖母が「みかやんは口の周りにホクロがあるから食べ物に不自由しないよ(これを函館弁で)」とよく言っていたが、本当だ。

例えば、知人が山菜採りに行って収穫した物を近所などにお裾分けをするとなった場合、夫の体型(189センチ・95キロ)を知っている人は、我が家の分だけ特別に大量にお裾分けして下さる。有り難いことだ。

幸いにも、夫より私の方がよほど大飯食らいだということは、あまり知られていない。

今日の夕食
・一口カツ&アスパラ素揚げ
・長芋とトマトの青じそドレッシングがけ
・焼き根曲がり竹
・タコの刺身
・豆腐の味噌汁

豆腐や野菜類は全て頂き物で、我が家で用意したのは調味料と米と半額だった一口カツ用豚肉とタコの刺身と1パック68円の卵。ちなみに一口カツの小麦粉とパン粉も頂き物。

嗚呼ありがたや。
ラブホ381日目:候か?
11:00-18:00 クイックメイク21部屋+ベッドのみ1+リネン折り

今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とTさん(同い年・ホテルC出身)、Uさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)$君(10代後半・ギター少年)が遅番、Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)と私が早番の勤務。

出勤するとTさんが「昨日、買物に行ったらみかやんが好きそうな物を見つけたの!」とケロロ軍曹のスニーカーソックスをプレゼントしてくれた。しかも2足。

私は年甲斐もなく「きゃーっ!なんて可愛いの!ありがと♪デートの時に履くね(未定だけど)」と大はしゃぎしてしまった。Tさん、なんていい人なんだ(喜)。お陰でテンションが上がり、良い一日になりそうな予感がした。

出動すると、心優しいZさんが無口な$君が皆にとけ込めたか心配して私に尋ねてきた。

みかやん「$君なら多分もう心配ないよ(包茎とか言ってるし)。こないだも私のはしたない話をしてたら…」

Zさん「あの!私、分かっちゃいましたよ♪うふふ。みかやんのはしたないことのお相手ってフロントX君(20代前半・魅惑のアゴ)ですよね?」

みかやん「へ?」

Zさん「噂には聞いてましたけど、飲み会の時に初めてお二人を見て(http://diarynote.jp/d/26700/20070405.html)、みかやんとX君はオープンなお付き合いで羨ましいなぁって思ったんですよ♪」

付き合ってないし(哀)もちろんヤリ友でもないから。相変わらずZさんは綺麗な顔に似合わず面白いことを言う人だ。

昼休みは、Uさんが$君に麻雀ゲームの件で質問攻撃をしていた。Uさんの悪行三昧を何も知らない$君と隙あらば仲良くしようという魂胆が丸見えで、Uさんは私達に相手にされてない分、必死だ(毒)。見かねたのかTさんが$君に助け船を出した。

Tさんが「$君家も犬を飼ってるんだよね?見て!これ、うちの犬♪」とケータイの中の画像を見せたので、私も「これは私の犬」とX君の画像を見せて参戦した。

Uさんは「邪魔すんじゃないわよ!」と言わんばかりの顔で私達を冷ややかにチラ見した後、何事もなかったかのように麻雀ゲームの話に戻した。$君、可愛そうに。Tさんも「$君、Uさんに染まっちゃいそう」と嘆いていた。

ま、$君の判断に任せるしかないよね。

夕方、Zさんがニコニコと話しかけてくれた。

Zさん「昨日、男の人二人が使った部屋に初めて入ったんですよ〜」

みかやん「あ…フロント可愛い人に聞いたよ」

Zさん「ええー?聞いちゃったんですか?恥ずかしいですぅ。ベッドを剥がすのを手伝ってたんですけど、ゲイって聞いたとたんに想像しちゃって…。そしたら可愛い人に”今、想像してたでしょ?”って笑われて、恥ずかしかったんですぅ」

みかやん「やっぱり想像しちゃうよね!」

Zさん「そうですよね!このシーツの上で…男の人が…二人で…裸で…って。うふふふ!うふふふふ!」

Zさんてば、はしたないことを言ってもなんて愛くるしいんだろ。

そこへフロントから電話がきて「その部屋のベッドメイクが終わったら、××3号室へ行ってベッドだけ組んで下さい」という指示だった。

普通はベッドメイクに入ったら一番先にベッドを組む。退社間際で1部屋のベッドメイクをする時間が無い時は、ベッドだけ組んで帰る。嗚呼それなのにベッドだけ組まずに残ってるって何?

咄嗟に、もしやまた尿失禁とかで臭くて暫く売れなかった部屋?と思ったが、お客様がものの数分で部屋を出たので、フロントの人がセット&確認に入ったら、ベッドだけが多少使われていたってことだ。

ものの数分て。

部屋に入ったとたん気が変わったとか喧嘩になったとか急用が出来たかでベッドに腰掛けた程度か、待ちきれなくてパンツを脱ぎながら部屋に入って速攻済ませてパンツをはきながら部屋を出たとか?ひょっとして超の付く候(そうろう)君ですか?

何にしろ他人事とはいえ、お金が勿体ない。ひとごととはいえ、貧乏性の私は物凄〜く胸を痛めた。次回はゆっくりお楽しみいただければ…と思います。
11:30-18:30 クイックメイク15部屋+ベッドのみ1+ビニール折り+アメニティセット作り

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、Uさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似←諸事情により変更)が早番、Sさん(10代後半・初バイト)と私が遅番の勤務。

出動前、支配人様より「来シフトはフロント渦巻き君が休みの日はSさんに代行して貰います」と正式発表があり、可愛そうにSさんは呆然と棒立ちだった。フロント可愛い人が「ごめんね。私のせいで…」と恐縮していたので、Sさんは凹むことも怒ることも出来ずにいた。

”4P部屋担当者”というあだ名のSさんと組んだせいか、4P部屋からのスタートとなり、いきなり萎えた。Sさんは誰より4P部屋に当たる確率が高いが、私はそのSさんと組む確率が一番高い。ということは私は4P部屋副担当だったりして(汗)。

4P部屋はベッドが2つ有るし、部屋自体が異常に広いので、とっとと風呂&トイレ係を済ませてSさんの部屋係を手伝おうと思ったのに、トイレの白い床がオシッコまみれで黄色くなっていた。

それでも何とか4P部屋のベッドメイクを済ませ、無駄に広い部屋ばかりの最上階を脱出し、下の階へ移動して一安心だ。

トイレ掃除をしようと一歩踏み込んだら、足元で「ぴちゃっ」と音がしてつま先がヒンヤリとした。ゾゾゾゾゾーッと寒気が押し寄せるのを堪えつつ、ダスターで足を拭いて匂いを嗅いだら紛れもなくオシッコの匂いじゃないか。

やられた。この部屋のトイレの床は茶色だったのでパッと見、気付かなかった。全く、こっちは裸足だってのに何てことを!油断した私が悪かったんだけどさ。

以前、ホテルQで先輩Nさんが「チン○曲がってんでないの?このチン○曲がりめ!」と怒りながらトイレ掃除をしていたのを思い出すが、朝勃ち状態のまま放尿するのは大変だと聞いたことがあるので、怒らないでおこう。

昼休み、フロント二宮和也似君がシフト表を持って休憩室に来た。来シフトでSさんが遅番の日の相方を決め忘れていたそうだ。

二宮和也似君「Sさん、相方は誰がいいですか?」

みかやん「そう聞かれたら答えにくいんじゃないですか?」

Sさん「この人以外でお願いします!」

Sさんはシフト表上の或る人の名前を指差してハッキリと言い放った(怖)。さすがに二宮和也似君も困惑して「Sさん、そーゆー言い方は良くないですよ」と窘めたが、Sさん本人は「だってイヤなんだもん!」とアッケラカンとしていた。若さって怖いかも。

夕方、フロント可愛い人が××7号室から男性客二人が出てくるのを目撃し、「駐車場何階だっけ?」「あぁ○階だぁ」という会話も聞いたとのこと。その部屋にセット(ハガシ)に入ると、すぐにUさん&Zさんが入ってきてセットを手伝ってくれたそうだ。

可愛い人が「かくかくしかじかで、この部屋はゲイの人達が使ってたみたい」と伝えると、UさんもZさんも急に押し黙って神妙な面持ちでベッドを剥がし始めたそうだ。

後で可愛い人が「UさんもZさんも、各自想像の世界に入っちゃったみたいだったよ〜」と笑いながら教えてくれた。確かに、ベッドの乱れ具合とか汚れ具合を目の当たりにしたら、いろいろと想像してしまうかも。いや絶対、想像するって!

やっぱり男二人が使ったベッドは激しく乱れていたんだろうか?ホテルQでもベッドの分厚いマットレスごとズレてたことが有ったもの。激しかったのよ、きっと。

うへへへ…(私も想像の世界へ入ってしまった)。

つーかゲイの人達が宿泊じゃなくて休憩で良かったよ。朝勃ちで二人でトイレを汚されたりしちゃ敵わないもんね(笑)

帰り、Sさんは次の班の男性社員(40代)とギャーギャー大騒ぎをしながらはしゃいでいた。オッサン好きだし、この分だとフロント係をしても大丈夫だろう。Sさんがフロント係の日は、私も子守役から解放されてのんびり出来そうだ。
11:30-15:30 クイックメイク5部屋+廊下掃除+窓枠掃除

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と$君(10代後半・ギター少年)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。

巷の噂だと「フロント可愛い人が土曜しか出勤出来なくなったから、Sさんがベッドメイク係とフロント係もするらしい」ってことで、Sさんは朝から凹みまくりだった。

凹んでいるうちはいいけど、そのうち怒り出すんじゃないかと不安で(爆)「若くて一生懸命働くいい子はフロントに取られちゃうんだ。私達にとっても痛手だよ」と言って宥めていたのに、結局怒り出した。

Sさん「うち、フロントなんか出来ません!みかやん、やって下さいよ!」

みかやん「わちなんか婆さんだもの。わちなんかやっと生きてるからね(Cさんの物真似)」

Sさん「だってみかやん、前のホテルで点検もやってたじゃないですか!うち無理!出来ません(怒)!」

Cさんの物真似は我ながら会心の出来だったのにスルーされた。こんな時にウケを狙った私も私だけど、私に怒んなくたって…。相手は子供だからいいんだけど、いつだって私が子守役だよ。

…と思いながら、風呂で排水口の蓋を開けたら、目皿の上にウン○が3粒あった。

ええ!?これってデジャブ?

前にも同じような光景を見たような気が…。そして、その時も「Sちゃ〜ん…た…助けて〜」と助けを求めたような気が…。

試しに「Sちゃ〜ん…た…助けて〜」と呟くと、すぐにSさんが来て「ええ!また?」と言って固まった。夢でもデジャブでもなく、確かに1ヶ月ほど前に同じような光景を見ていた( http://diarynote.jp/d/26700/20070314.html )。

今回は前回よりも勢いよく水道水をかけてみた。かと言ってウン○に当たった水が私に撥ねてもイヤなので蛇口を捻って即避難したし、昨年のように分解したウン○からモヤシや白滝が出てきたりしてもキツいのでガン見も避けた。

すると、なんということでしょう!匠の技によりウン○は目皿の上から忽然と消えたのです!的な、まさに劇的ビフォーアフター状態になって、やれやれだった。

こんな正夢やデジャブはごめんだヮ。

昼休みは、EさんとSさんと三人で温泉の話で盛り上がった。Sさんが物思いに耽って凹んだり怒ったりしないよう、過去の笑い話を披露した。

・近所の男友達と海へ行った帰りに温泉に寄り、入口で「○時に出よう」と言って着替えて浴場に入ったら、目の前に全裸の男友達が立っていて唖然。当然、私も全裸だ。その温泉が入口と脱衣所だけ男女別で、浴場は混浴だと知らず大失敗。

・温泉宿に宿泊した時、夜中に露天風呂に入ろう!と思い立ち、長い螺旋階段をひたすら下りて露天風呂に到着したら先客が居て、オヤジ連中だった。慌てて引き返すも、螺旋階段なのでオヤジ達から尻が見える時は尻を隠し、オヤジ達と対面になれば前を隠しで忙しい思いをした。露天だけ混浴と知らず大失敗。

・元彼とひなびた温泉宿に宿泊した時、深夜3時過ぎに温泉に入ろうとしたら仲居さんに「今の時間は女湯へ入れないので良ければお二人で男湯へどうぞ。もう他のお客様も来ませんから」と言われて男湯に入ったら、10名ほどの早起き爺さん達が乱入して来た。出るに出られず結局、彼氏の手ぬぐいを胸に巻き、自分の手ぬぐいを腰に巻いて脱出。仲居さんに騙され大失敗。

-----若い頃は無駄に裸体を晒す失敗が多かった。他に、胸部レントゲンの時もセミヌードになれば良いものを勘違いと聞き違いが災いして全裸になってしまい、レントゲン技師さんを慌てさせたって話も有る。関係者の皆さんゴメンナサイ!だ。

それにしても函館近郊の温泉にはトラップが多い。失敗談ばかりだけど、Sさんが大笑いしてくれたので良かった。

昼休み明けに窓枠掃除の特掃をして、すぐに早帰りになった。連日の工事で客数が少なく、私達は早帰りばかりで、25日の給料を考えると軽くブルーになる。物凄く稼ぎたい派のSさんと$君は居残りし、会社の経費削減賛同派のEさんと私は潔く早帰りした。

はあぁ〜。どんだけ〜。
※検査結果を見て、いつもにこやかな医師が更に目を細めて「今までで一番良い状態ですよ。体調良いでしょう?」と微笑んだ。甲状腺機能検査チャートを見ると”機能正常と思われます”の欄に★印が付いていた。

苦節7ヶ月、遂にやった!どおりで職場でも心身共に絶好調だと思ってた。目の調子も良いし、小躍りしたいぐらい嬉しかった。

薬の内容を変えず、引き続きこのまま様子をみることになった。

(ところがその後、甲状腺機能が亢進してバセドウ病状態に逆戻りし、現在6月6日は甲状腺機能の亢進症状と低下症状がランダムに現れて絶不調・泣)

※前々回→前回の血液検査の結果

TSH 11.2→3.3 (基準値 0.4〜4.0)◎正常
FT4 0.7→0.9 (基準値 0.8〜1.9)◎正常
FT3 2.5→2.9 (基準値 2.2〜4.1)◎正常
TSHレセプター抗体 40.6→41.2 (基準値 10以下)

※今日のメニュー

・採血
・前回の血液検査結果発表
・メルカゾール 1日1錠×28日分
・ツムラ芍薬甘草湯エキス顆粒医療用淡灰褐 1日2包×28日分
・リピトール錠10mg 1日1錠×28日
・チラーヂン 1日1錠×28日分
計 6950円

※前回までの54720円と合わせて61670円也。
元々、私の右犬歯の隣にある前歯は乱杭になっていて、一段引っ込んだ所に生えていた為、差し歯にする時に函館の歯医者でどんな歯にするか決断を迫られた。

決断は三択で
・大きな前歯を3本にする
・小さな前歯を4本にする
・乱杭歯のままの形にする
どれもパッとしない(哀)

悩んだ末、その時は乱杭歯のままの形で差し歯にして貰った。

札幌へ転勤して来てからその差し歯が取れたので、今の歯医者さんに通い始めたわけで、今の歯医者さんでは、パッと見普通の前歯を4本綺麗に並べて頂いて「さすが札幌の歯医者さん!」と感激したものだった。

その分、私の前歯の裏側は特殊な形状になっているらしく、先生がスタッフを呼び集めて「これこれ、ここ見てごらん。これがこうだからこうなって…」と説明すると、スタッフの方々も「かなり特殊ですね」とか「初めて見ました」と言っていた。

で、その部分の歯型を取ることになり、大人用の歯型ではオエオエ(泣)なので、いつもどおり子供用の歯型を使って貰ったのだけど・・・。

スタッフの方に「みかやん、ごめんなさい。歯型が上手く取れなかったので、本当に申し訳ないんですが、もう一度…」という台詞を二度言われた。

結局、今日は3回歯型を取られて放心状態になった。しかも最後の歯型はいつもの半円形じゃなくて半円を更に半分にした形のモノだった。そんなのが有るんだったなら、最初からソレで歯型を取ってよね。

スタッフの方もすっかり恐縮して「申し訳ありません。とても珍しい特殊な状態になっているものですから、歯型が上手く取れませんでした。私自身、歯型を3回も取ったのは初めてのことです。勉強になりました」と言われた。

「いえいえ。お役に立てて光栄です」とは言ったものの、涙が出た。

今日は歯型を三回取って1990円。前回までと合わせて56180円也。
11:30-17:00 クイックメイク14部屋+廊下掃除

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、Tさん(同い年・ホテルC出身)と私の勤務。

久々に掃除部屋が多く、本メイクスタートではなくクイックメイクスタートになった。相変わらず館内のあちこちが工事中になっているが、常連のお客様方も工事慣れしてきたらしい。

部屋へ入ると、フロント綺麗な人がセット(ハガシ)中だったので、Tさんと私はベッドのリネンを剥がすのを手伝っていた。

掛け布団カバーを剥がし、枕カバーを剥がし、それらをシーツの上にまとめてシーツで包むように丸めていて異変に気がついた。

みかやん「うわっ!何だろ?シーツが濡れてベチャベチャだわ!」

Tさん「あれっ!ホントだ!防火マットもベッドパッドもベチャベチャ!」

綺麗な人「オシッコじゃないの?この部屋、なんかオシッコ臭くない?」

そう言われて、自分らの濡れた手の匂いを嗅いでみて、Tさんと私は思わず異口同音に「オシッコだーっ!」と叫んだ。部屋に入った時、オシッコ臭いとは思ったが「いや、まさか。きっと爺さん&婆さんが醤油せんべいでもかじっていたのよ」と思い直したんだった。

(醤油せんべいって時にオシッコ臭くない?あと、椎茸茶なんかもかなりオシッコ臭いよね?)

綺麗な人に「掛け布団は大丈夫?(犯人が)男の人だったら、掛け布団もやられてるハズだよ」と言われ、チェックすると掛け布団もベチャベチャだった。なるほど。フロント綺麗な人はココで5年も働いている大先輩だ。さすがだ!と妙なところで感銘を受けていた。

こんなことも有ろうかとシーツの下にはおねしょマットが敷いてあるというのに、オシッコはおねしょマットから大きく外れた布団の足元部分にぶちまけられていた為にリネン類はほぼ全滅(哀)。辛うじて分厚いマットレスだけが生き残った。

Tさんと二人で手分けして布団類を担ぎ、階下の作業室へ運ぼうとしたら、こんな時に限って業務用エレベーターが使用中だった為「こんな姿をお客様に見られませんように…」と祈るような気持ちで客用エレベーターで移動した。

オシッコまみれの布団類を作業室に置いて、6階の倉庫で替えの布団類を担ぎ、階段で7階の客室へ。客室に着いた頃にはヨレヨレだったが、作業室へ戻ってオシッコまみれの布団類の処理をした。

薄手の防火マットだけはココで洗うものの、厚手のベッドパッドや掛け布団はクリーニングに出すので、小さくたたんでゴミ袋に詰めるが、ゴミ袋の口を結ぶ時に布団を押し込め空気を抜こうとしたら、オシッコの匂いが鼻を直撃して「くっさーっ(涙)!」だった。

一連の作業を終えてからガリガリと手を洗った。

気を取り直してオシッコ臭〜い部屋へ戻ってベッドメイクを開始したが、臭くてすぐには売り部屋に出来ないだろう。この部屋を出る頃には自分らに小便臭が染み付いているような気がして軽く凹んだ。

不慮の事故(おもらし)なのか、その手のプレイなのか知らないけど、いったいどんな行程やらメカニズムやらで、こんな惨事を引き起こしてしまうんだか…。大の男が失禁だなんて…。

今日の工事終了後は、2階分の廊下掃除をすることになったので4人で一気に済ませ、そのまま早帰りになった。早帰りも度重なると給料日に哀しい思いをするが、今日はオシッコ事件での体力の消耗が激しかったので、丁度良かったかも知れない。

”大”なり”小”なりの失禁を伴う可能性がある場合は、必ずおねしょマットの位置をご確認下さい!と言いたい。
11:30-18:00 本メイク2部屋+クイックメイク15部屋+セット

今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。

出動するとSさんに「$君とよく話してますよね。いつもどんな話をしてるんですか?」と聞かれた。

みかやん「一番話してるのはゲイの話かなぁ?昨日もそうだったし」

Sさん「なんでゲイの話なんですかーーっ(怒)」

みかやん「$君にも心の準備をしておいて貰わないと、いざココでゲイのカップルに遭遇した時に驚いてガン見しても困るでしょ?ゲイの人達にしたら、同性の$君の刺さるような視線の方がイタいんじゃないかと思って」

Sさん「そうかも知れないけど・・・」

みかやん「一応、考えがあって話してたんだけど(怒んなくなって)…。あと昨日は辞めたDさんやWさんが居た頃に盛り上がってた、白チソチソと黒チソチソの話をしてたよ」

Sさん「そんなの、どっちだっていいじゃないですかーっ(怒)。それには、どんな考えがあったんですか?」

みかやん「や…特に考えは無い(爆)。あ!昨日は$君たら白昼堂々と唐突に”包茎”って言い出してさ”女の人って包茎は嫌いですか?”みたいに聞かれて、さすがに私も怯んだよ」

Sさん「いったいどんな話をしてるんですかっ(怒)。なんで…そんな…。うちにそんなこと聞かれても困るし…」

みかやん「$君だってSさんのことは同世代の女の子として意識してるだろうから、唐突に包茎だなんて言ったりしないさ。私は女として意識されてないから、言い易いんだよ」

全く。聞かれたから素直に答えたのに、いちいち怒るんだから。ホントにもうSさんたらカタブツで、ラブホ勤めの人と思えないヮ。

相変わらず館内は工事中で、廊下を移動中に人の気配を感じても「きっと工事の業者さんよ」と油断して、以前のように俊敏に逃げ隠れしなくなりつつあった。

今日も廊下を移動中、黄色い服の人が歩いているのが目に入ったが「うちのフロント陣の黄色のポロシャツだわ」と思い、「お疲れ様です♪」と言おうとして振り返ったら、黄色いポロシャツを着た女性客だった(多分デリヘル嬢)。

Sさんと二人で血相を変えて逃げた。

Sさん「なんか黄色い人が居るなぁと思ったけど、うちはフロントの人だと思って…うわーっ!ビックリしたーっ!ヤダもう!何で知らせてくれないんですか」

みかやん「私もフロント綺麗な人だと思ったもん」

Sさん「うちなんか”お疲れ様です”って言っちゃうところでしたよ」

みかやん「私もだよ。廊下を一人で歩いてたからデリヘル嬢だと思うけど、デリヘル嬢に”お疲れ様”も強ち間違いでもないような…」

Sさん「一般の人だったら、どーするんですかっ!もーっ!うちはホントにビックリした!」

なんか私、また怒られてない?これって私のせいなんすかね?Sさん特有の照れ隠しだとは思うけど、怒んなくたっていいじゃないの(哀)。

こないだだって、X君と私が飲み会の日の待ち合わせ場所の打ち合わせをしてたら、突然Sさんが話に入ってきて「ココで(待ち合わせで)いいじゃないですかっ!」って怒鳴るんだもん、ビックリしたから。

最近のSさんは怒りっぽい。若年性更年期障害というやつだろうか。それともやっぱり、あまりにカタブツだから些細なことにも照れてしまって、いちいち照れ隠しのために怒んなきゃならなくなるのかなぁ?

こんな所で働いていて、あまりにカタブツというのも何だかなぁなので、荒療治が必要かも?

帰る前にSさんと私はセット(ハガシ)をして部屋を回ることになったので、一人でセットをしながら、そんなことを考えていた。

今日、Cさんの隊は全館の廊下掃除をしていたそうだ。

帰りに階下で合流した時、Cさんは「全部の階の廊下掃除だよ!わちもなんも疲れて疲れて。暇だし支配人様に”わち達、早帰りでいいですよ”って言ったら”何を言ってるんですか”って断られたんだの」とボヤいていた。

それはそれは…ど疲れさん!でした。
11:30-17:30 本メイク2部屋+クイックメイク9部屋+廊下掃除+玄関掃除

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)、$君(10代後半・ギター少年)と私の勤務。

先日、フロント二宮和也似君にライターの不良品が多いので必ずチェックするよう言われていたが、何気にライターチェックをしたら火が大きく出たまま戻らず、焦って「$君!助けてー!どーしよー!火が戻んない!」と騒いだら、$君が冷静に吹き消してくれた。

だよね。落ち着いて吹き消しゃあいいんだよね。悪戯に騒いだことが急に恥ずかしくなったが、恥をかいたついでに、辞めたDさんやWさんが居た頃は、黒チソチソと白チソチソではどっちが好きか?みたいなエロ話で盛り上がっていた話をした。

すると$君も負けじとなのか「やっぱり女の人って包茎は嫌いですか?」と質問してきた。私は「ホ、ホ、ホーケイ?(は、恥ずかちぃ〜)」と、一瞬しどろもどろになった。$君たら白昼堂々と「包茎」だなんて!(私がチソチソの話を振ったんだった・恥)

内心は激しく動揺していたけど、サラリと「包茎の程度にもよるよね」と答えた。いや〜ん、私ったら背伸びして大人ぶっちゃった(照)って、いいだけ大人だから。

昼休み、「$君て元カノさんとは、どんな所でどんなおデートをしてたの?」と聞いたら「彼女は手稲オリンピアが大好きだったんで、手稲オリンピアばかり行ってました」って返事。

よくよく聞いたら、$君のお母さんが$君と元カノさんをマイカーに乗せて、手稲オリンピアまで送迎をしてくれていたそうだ。何だか微笑ましいよね。私は手稲オリンピアには行ったことが無いけど、そんなに楽しい所なんだろうか???

今日も館内のあちこちで工事をしていて「作業服の業者さんが二人で歩いているとゲイのカップルに見えるよね」なんて$君とヒソヒソと話しながらエレベーター待ち(客用)をしていたら、ドアが開いてエレベーターには男性が二人乗っていた。

見ると(や…ホントは見ちゃイケナイんだけど)、派手なお揃いのトレーナーを着ているではないか。お揃いだよ、お揃い!

これぞまさしくペアルックのゲイのカップルじゃないの!双子でもないのに人目もはばからずここまで完璧にお揃いにしてるなんて!と驚いて$君と顔を見合わせたら、その二人はエレベーターの点検業者さんだった。

紛らわしい! 

業者さんといえばシンプルな作業服ってイメージなのに、派手なんだもの。こないだから$君とゲイの話ばかりしていたせいか、なんでもかんでも男二人=ゲイに見えてしまう自分が恥ずかしい。

工事終了後、私達は廊下掃除と玄関掃除をすることになった。前回、$君と玄関掃除をした時、こんなやり取りがあった↓

みかやん「掃除機かけてて油断してると目の前までお客さんが来てたりするからね」

$君「見ないようにしないとダメなんですよね。バッタリ会ったらどうすればいいんですか?」

みかやん「そん時はもう思いっきり元気良く明るい声で”いらっしゃいませーっ!2名様、ご案内致しまーす!”ってカラオケ屋か居酒屋のノリで…」

$君「・・・・・」

みかやん「あの…冗談だからね」

$君「ふっ!ふはははは!あはははは!」

↑この時、初めて$君の大きな笑い声を聞いた。

で、今回は$君の方から「お客さんにバッタリ会ったら、どうすればいいんでしたっけ?」と前回のアレをせがんできた。リクエストに応えないわけにいかず「”いらっしゃいませーっ!2名様、ご案内致しまーす!”って…」と私が言い終わらないうちに$君は吹き出して笑ってた。

恥ずかしいから何度もやらせないでよね。これも一種の羞恥プレイすか?

私にも一応、羞恥心というものが有るのよね。何だか恥ずかしい思いばかりの一日だった。

Y君下山

2007年4月8日 まっく小
遠いお山の山頂からMacのお師匠様Y君が家に遊びに来てくれた。しかも、うちの夫婦の為にコンビニ弁当という手みやげ付きだった。私のこともちゃんと分かってらっしゃって、私の分はオムライス弁当だった。

Y君との付き合いも、もう8年か…。出会った頃の二枚目でインテリだったY君を思い出す(遠い目)。8年前は私もまだあどけなさが残る10代だった(大嘘)。

Y君は、未だに設定ノイローゼに陥る私の為に、うちのMacをOS10.4から10.6にアップデートして下さり、諸々のソフトをインストールして下さり、使いやすくカスタマイズまでして下さった。

・ATOK2006
・角川類語新辞典
・Office Mac 2004
・こりゃ英和 一発翻訳2006

ATOK2006ってのは日本語入力システムで、Mac純正では”ことえり”ってのが入ってるんだけど、昔のことえりはとんだお馬鹿さんシステムで、平気で目茶苦茶な変換をして笑わせてくれてたものだ。

でもOSXのことえりは普通に使えてて、昔の面影が無いぐらいお利口さんになってたんだけど、ただ漢字の変換候補の画面なんかがwindowsっぽくて馴染めずにいたのよね。

ぶっちゃ毛、私あたりは「今やことえりで充分!」と思ってたんだけど、ATOKにしてみたら「やっぱATOKは凄いよ!どんだけ!」と感動の嵐になった。

前回は私のレスポール君のメンテナンスをしてくれて、今回はうちのMac君をカスタマイズしてくれて、最近のY君には感動させられっぱなしだ。
11:30-18:30 クイックメイク19部屋+廊下掃除+リネン折り

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)、Cさん(60代前半・元看護師)とTさん(同い年・ホテルC出身)が早番、Sさん(10代後半・初バイト)と私が遅番の勤務。

出動前に社員さんに「大当たりですよ。4P部屋からスタートで、6人で利用してたそうですよ(笑)」と言われた。今日も4P部屋担当者のSさんとペアなので仕方ない。出動して1時間ほどで掃除部屋が無くなり、階下でX君とリネン折りをした。

X君も登録しているハ×ゲームの話をしたけど、Macでハ×ゲームのサイトへ行くと”お客様のOSまたはブラウザではハ×ゲームはご利用頂けません WindowsOSおよびInternet Explorer6.0のブラウザをご使用下さい”ってMacユーザーは完全に門前払いなのよ。

サイトの中がどんなのかも全く見られなくて「てやんでぇべらぼうめぇ!何て手前勝手で無礼なサイトなんでぇ!こちとらwinもieも大嫌いでぇ!」と思うのよ。フンだ!

結局、クイックメイクを4部屋しかしないで昼休みに入った。今いるお客様が夕方ぐらいから一斉に帰り始めるということで、先が思いやられる。

早番チームが昼休みを終え、休憩室にはSさんとフロント渦巻き君と私の三人になった。Sさんに、私と仲良くしてくれてる男友達の写メを見せていたら「みかやんてアゴフェチですね」と言われた。そういやX君もアゴがご立派。

自分では尻フェチ以外の何者でもないと思っていたけど、言われてみればアゴフェチでもあるようだ。かと言って尻のように割れたアゴは好きではない。アンタッチャブルの山崎さんゴメンナサイだ。

渦巻き君が渦巻き家のマンション事情を話してくれた。渦巻き君はススキノのマンションに住んでいて、向かいの部屋には絶世の美女が住んでいるそうだ。その美女は夜な夜な男を取っ替え引っ替え遊んでいて、何者なんだ?と思っていたら、デリヘル嬢だったそうだ。

更に渦巻き君のマンションには、露出の多いド派手な服装をした半端無いおデブちゃん達が頻繁に出入りしている部屋があって、あの部屋はなんなんだ?と思っていたら、そこはデブ専デリヘルの事務所だったそうだ。

さすがススキノのマンション!ススキノのマンション恐るべし!

みかやん「あはは!いいねぇ。渦巻き君のマンションは楽しそうだね。今度みんなで遊びに行きたいよ〜♪」

渦巻き君「デブ専のデリヘル嬢はホントに凄いんですから。Cさんみたいに中途半端に太ってるんじゃなくて、有り得ない太り方なんです。Eさんの4人分みたいな。そんな身体に夏はキャミソールにミニスカートですよ。そんなのが2〜3人で歩いてるんですから」

Sさん「あはは!うちも見たい!」

渦巻き君「そのおデブちゃん達が3人ぐらいで、コンビニ行って弁当やら食材を山ほど大量に買い込んで帰ってくるんですよ。圧倒されますって」

Eさんの4人分ってことは軽く見積もっても160キロだ。凄すぎる。だけど、需要があるからデブ専のデリヘル事務所なるものが誕生するんだよね。私のアゴフェチや尻フェチに比べたら、デブフェチは圧倒的に多いんだろうね。

昼休み明けも思ったよりお客様の出入りもなく、満室のまま不気味な静けさが漂っていた。「今日は目標10部屋ですか?」なんて冗談を言っていたら、お客様が一気に帰り始めて急に忙しくなった。

Sさんは「ぎゃ〜!うちまだ終わってません!待ってて下さい」とか「ぎゃ〜!うちまだこれからです。待ってて下さい」と、いちいち大騒ぎだ。待ってるわけにはいかないので、手伝い助け合いながら部屋を回った。

帰る頃、Sさんが呟いた。

Sさん「みかやんがもう1部屋やる!と言っても、うちはもう無理ですよ。あと1部屋で20部屋だ!なんて言わないで下さいね」

みかやん「時間的にもう、この部屋で最後じゃない?」

Sさん「はあぁ。良かった。今日は頑張りました。うちら今日はホントによく頑張りましたよね」

みかやん「だよね。昼からの3時間で15部屋だもんね。頑張った方だよね」

Sさん「頑張った方じゃないですよ。みかやん、頑張り過ぎですよ。うちも今日はホントに頑張りました」

そう言ってSさんは満足そうに微笑んだ。

-----今、思えば(今日は5月30日)、この頃は久々に体調が万全だった。
11:30-17:00 本メイク7部屋

今日は、Uさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)と$君(10代後半・ギター少年)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。

最近、客室のライターが替わったが、どうも不良品が多いらしい。

出動前の引き継ぎでフロント二宮和也似君が「系列店でライターの火が大きく出たまま戻らず、お客様から”前髪と眉毛が焼けた。メガネが溶けた。弁償しろ”とクレームが入りましたので、必ずチェックして下さい」と言われた。

いつもチェックはしているけど、チェックの時に前髪や眉毛が燃えたらイヤだわねぇ。火の出具合の調節の時も気をつけなきゃ。ライターの火が大きく出たまま戻らなくて、驚いて放り投げたりしてボヤ騒ぎでも起こしたら大変だもんね。

昨日は腰痛の為に飲み会に参加しなかった$君だが、腰痛も治まって元気だった。Eさんの話によれば、昨日は「アイタタタ」と腰を押さえながらベッドを組んだりして、X君に勝るとも劣らないお爺ちゃん状態だったらしい。

見かねてEさんが風呂掃除を代わってあげていたそうだが、今日は心配なさそうだ。腰痛は一過性のものだったようだ。

昨日もみんなで話してたけど、やっぱり「腰は男の命だからね〜」だ。

朝からみんなに「昨日の帰り、X君とどこ行ったのさ?」と冷やかされたけど、出動したら改めてSさんにも聞かれ「今日、仕事だし、普通に大通り駅まで歩いて地下鉄で帰ったよ」と答えた。紛れもない事実だもの。

何か疑われているような気がしたのは気のせいだろうか?

昼休みは先日に続いてフロント可愛い人が”MAXオヤジ”の話をしてくれた。

MAXオヤジ様は、寿司オヤジ様の次ぐらいによくお見えになる60代男性で、月1ぐらいの割合で定期的にMAXという強壮剤(4種の蛇エキス配合らしい)を1万円分ずつお買い上げになるそうだ。

強壮剤に頼らなければ心許ないのか、頻繁にラブホ通いをし過ぎていて強壮剤が必要なのかは謎。

それにしても60代男性ってお盛んというかお達者というか…私なんかは中学生の頃に性的欲求のピークを迎えて、それからは枯渇するばかりだ。というのは単に思い込みで、実は枯渇してないからエログロい夢をみたり、ベッドメイク中に鼻血を出したりするんだろうか?

心の欲求は枯渇してなくても、身体の方が枯渇しきってるのかも。あちこちカサカサよね(哀)。あーあーあーあー。

昼休み明けは4P部屋の本メイクに当たった。忘れてたけど今日は4P部屋担当のSさんとペアだったから、逃れられないサダメだったのだろう。

Sさんと組むと、突然モニターの画面が乱れたり、大音量でBGMが流れたり、ジェットバスのスイッチが入ったりして、飛び上がるほど怖い思いをしてきたけど、今日は突然4P部屋のブレーカーが落ちた。

外がまだ明るかったからそれほど怖くはなかったけど、広〜い4P部屋の部屋と風呂に別々に居て真っ暗になったら本気で怖いので勘弁してほしい。

今日は金曜日で元々暇だった上に工事が重なった為か、17時で早帰りになった。
桜は無くても花見会
今日は、会社がタダ酒を飲ませてくれてタダ飯を食わせてくれる有り難い日(花見会という名の飲み会。だって桜なんかまだ全然咲いてないも〜ん)なので、X君とTさんと待ち合わせて勇んで会場へ。

私の右隣がX君、左隣がEさん、向かい側に右からUさんCさんTさんの順に席についた。すき焼き、しゃぶしゃぶ、寿司食べ放題なので、みんな気合いが入っていた。

最初に社員さんが「ビールの人?」と聞いたら、大多数の人が挙手していた。X君も私も普段はビールを飲まないが、面倒な気がしたので手を挙げてみた。

そして二人ともビールの罠にハマった。

ビールは普段飲み慣れてないので、そのほろ苦い味で酔ったつもりになるし、困ったことに目の前にジョッキが有ると他所の班の人達がご丁寧にお酌をしに来て下さる。わんこ蕎麦並みのわんこビール状態だ。

いつもより早い時間から酔ったために記憶が曖昧だ。ほろ酔いのX君が面白かったからX君のことだけは覚えてるんだけど。

何気に掘り炬燵の下の足元を見たら、偶然にもX君と私の靴下がお揃いだった。「靴下がお揃いだよ〜♪」と言うと、X君は満面の笑みを浮かべながら私の足の甲をポンポンポンポンと踏み、私のスネをトントントントンと蹴った。

意味分かんないけど可愛いよね。

その前に、私がUさんにも気を遣って小皿を配ったり肉をよそったり、話しかけられれば笑顔で答えてるのを見てX君が軽く驚いていた。

Uさんが席を外したので「Uさんにも気を遣ってるんだ。偉いでしょ?頑張ってるでしょ?頭、撫で撫でしてほしいぐらいだよ」と言ったら、X君が何度も何度も頭を撫でてくれたので、酔ってはいたけど照れた。

そうこうしているうちに、みんな席を外してしまってテーブルにはX君と私だけ。そこへ支配人様がおいでなすって「X君、可愛そうに。逃げ遅れたのかい?」みたいなことを言ったら、X君はそうでもないようなことを答えた。

支配人様ったら何てことを!と思いながら「あたしゃX君を逃がしませんよ。この、蟻地獄?蜘蛛の巣?それがまたいいんだよね、X君」と聞いたら、X君はニコニコしながら「うん♪」と答え、支配人様も呆れて席を離れた。

トイレへ立とうとしてX君がよろめいたので「お爺ちゃん!しっかり!」と言って手を繋いでトイレに行って、私もトイレの前の段差で躓いた。X君と連れションの時はいつも「待っててね」と言うが、トイレから出るのは同時だったり私が待たされたりだ。

普通は女の方がトイレが長いよね。今回もトイレのドアを開けたら、X君も向かい側でトイレのドアを開けていて、完璧に同時だった。そっか、X君は巨根であらせられるから出すのも収納するのも大変なのよね!と言おうとして止めた。

シモネタが止まらなくなると困るので自主規制した。酔っていても自制心は働くのね。ちゃんと手を繋いで席へ戻って間もなくお開きになった。

みんなは二次会でいつものカラオケ屋さんへ行くようで、X君も私もこれ以上飲んだら危険かも知れないのに、強制連行されそうな勢いだ。外でみんなが、どーする?行く?行かない?と言っている間もX君としっかり手を繋いでいたら、フロント二宮和也似君に冷やかされた。

「これからホテル行くなら、他所のホテルへ行かないで、自社ホテルへ行って下さいね(笑)」だってさ。「はい。わかりました」と言えるワケがない(笑)。

観念してカラオケ屋さんへ行こうとしたらX君が閃いた。X君の「カラオケ行くフリして、そのまま店の前を通り過ぎちゃおう♪」という名案に乗った。作戦は大成功で二人で大笑いした。

とはいっても、その後ホテルへなんか行くハズもなく、即すすきのから地下街に入って、大通りを目指してテクテク歩いた。話ながら手を繋いで歩いていて気付いたらバスセンターまで歩いていて、慌てて引き返したぐらいにして。

X君を別改札で見送って、私も地下鉄の最終に間に合った。すすきのから大通りまで何時間かかって歩いてたんだか。洒落たカフェでコーヒーでも飲んで帰れば良かったかも。

実は小心者で大勢の中に居る時は特に手を繋いでないと不安で仕方ないという事実は内緒ってことで。

画像はX君の魅惑の立派なアゴ。縦撮りにしても見切れてしまう雄々しさ(笑)。
歯医者通い終了への道のりはまだまだこれからだったら、どーしよ。

今日は仮歯の為の型を取って2020円。

前回までと合わせて54190円也。

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