ラブホ361日目:556退職
2007年3月15日 らぶほ211:30-17:30 クイックメイク13部屋+廊下掃除+玄関掃除
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)と$君(10代後半・ギター少年)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。
勤務表上では556君も出番になっているのに出勤して来ないので、イヤな予感がして恐る恐るフロント渦巻き君に聞いてみたら「就職が決まったからって辞めたって。社員さん達は”ただ制服のズボンを破かれて辞められた”って言ってた」ってことだ。
なんてこった。期待特大の新人さんだったのに。でも、仕方ないよね。あんないい子だったら、すぐ正社員として就職が決まっちゃうよね。でもでも、これだけ私達を賑わせて期待させておいて、あまりに呆気ないよ。一同ガックリ。勝手に騒いで盛り上がってただけだけどさ。
今後は10代の$君の成長に期待しよう。だけど、$君は556君と違ってニコリともしないどころか、挨拶以外はろくに声も発さない。確かに若い男の子は好きだけど(遂に認めた)$君とは仲良く働けるか不安だ。
この私が…なんてこと…若い男の子は全て手玉に取ってきたのに…(冗談よ・念のため)。
傷心で出動するとコーヒー地獄に見舞われた。部屋のあちこちにコーヒーの粉がこぼれていて厄介なことこの上ない。本メイクの時は掃除機を持って移動してるから、いいっちゃあいいんだけど(良くない)クイックメイクの時に限ってこんな目に遭う。
そんな時に#さんから、私が休みだった一昨日にEさんとCさんが大もめにモメたという話を聞いた。あの二人、またやらかしたのかい(苦)。#さんはその話をCさんから聞いたが、Cさんが怒りのあまりに興奮し過ぎていて、何を言っているか理解できなかったそうだ。
昨日Eさんは私に何も言わなかったし、今日だってCさんは私に何も言ってこない。ということは、二人ともご高齢のために忘れてしまわれたのかも知れない。その後、和解したのかも知れない。モメた話を蒸し返すのもなんだから、放置しよう。
昼休みは元美容師さんの#さんが前髪を切ってくれた。サロン・ド・#(勝手に命名)の出張カットサービスだ。それはそれは素晴らしい仕上がりだった。
昼休み明けに玄関掃除をした。土日ならともかく平日の昼間だというのに、ジジババ客…あわわ、年配のお客様がわさわさと入ってきて、いっこうに玄関掃除が捗らなかった。
#さんは「今日はやけに私と同年代のお客さんが多くて、知り合いとか元のお客さんだったらどうしよう!って焦ったわ。夫婦で来るならともかく、不倫だったら笑えないもんね」と言って、私に微笑みかけてきた。
私も「うっかり”ジジババ客”だなんて言わなくて良かった」と思いながら微笑み返した。
玄関掃除の場合、フロント二宮和也似君なら「寒いので上着を着て行った方が良いですよ」と一声かけてくれるが、今日は違う社員さんに指示されたのと、平日に急遽玄関掃除をすることになって慌てていた為に、上着を着なかった。
にも関わらず思うように玄関掃除が捗らずに寒い思いをした為か、夕方から急に声が出にくくなった。笑ったりすると一段と声が嗄れて、婆さんくさいったらありゃしない(哀)。
帰宅後に悪寒がしてきたので速やかに就寝した。
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)と$君(10代後半・ギター少年)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。
勤務表上では556君も出番になっているのに出勤して来ないので、イヤな予感がして恐る恐るフロント渦巻き君に聞いてみたら「就職が決まったからって辞めたって。社員さん達は”ただ制服のズボンを破かれて辞められた”って言ってた」ってことだ。
なんてこった。期待特大の新人さんだったのに。でも、仕方ないよね。あんないい子だったら、すぐ正社員として就職が決まっちゃうよね。でもでも、これだけ私達を賑わせて期待させておいて、あまりに呆気ないよ。一同ガックリ。勝手に騒いで盛り上がってただけだけどさ。
今後は10代の$君の成長に期待しよう。だけど、$君は556君と違ってニコリともしないどころか、挨拶以外はろくに声も発さない。確かに若い男の子は好きだけど(遂に認めた)$君とは仲良く働けるか不安だ。
この私が…なんてこと…若い男の子は全て手玉に取ってきたのに…(冗談よ・念のため)。
傷心で出動するとコーヒー地獄に見舞われた。部屋のあちこちにコーヒーの粉がこぼれていて厄介なことこの上ない。本メイクの時は掃除機を持って移動してるから、いいっちゃあいいんだけど(良くない)クイックメイクの時に限ってこんな目に遭う。
そんな時に#さんから、私が休みだった一昨日にEさんとCさんが大もめにモメたという話を聞いた。あの二人、またやらかしたのかい(苦)。#さんはその話をCさんから聞いたが、Cさんが怒りのあまりに興奮し過ぎていて、何を言っているか理解できなかったそうだ。
昨日Eさんは私に何も言わなかったし、今日だってCさんは私に何も言ってこない。ということは、二人ともご高齢のために忘れてしまわれたのかも知れない。その後、和解したのかも知れない。モメた話を蒸し返すのもなんだから、放置しよう。
昼休みは元美容師さんの#さんが前髪を切ってくれた。サロン・ド・#(勝手に命名)の出張カットサービスだ。それはそれは素晴らしい仕上がりだった。
昼休み明けに玄関掃除をした。土日ならともかく平日の昼間だというのに、ジジババ客…あわわ、年配のお客様がわさわさと入ってきて、いっこうに玄関掃除が捗らなかった。
#さんは「今日はやけに私と同年代のお客さんが多くて、知り合いとか元のお客さんだったらどうしよう!って焦ったわ。夫婦で来るならともかく、不倫だったら笑えないもんね」と言って、私に微笑みかけてきた。
私も「うっかり”ジジババ客”だなんて言わなくて良かった」と思いながら微笑み返した。
玄関掃除の場合、フロント二宮和也似君なら「寒いので上着を着て行った方が良いですよ」と一声かけてくれるが、今日は違う社員さんに指示されたのと、平日に急遽玄関掃除をすることになって慌てていた為に、上着を着なかった。
にも関わらず思うように玄関掃除が捗らずに寒い思いをした為か、夕方から急に声が出にくくなった。笑ったりすると一段と声が嗄れて、婆さんくさいったらありゃしない(哀)。
帰宅後に悪寒がしてきたので速やかに就寝した。
ラブホ360日目:ウン○3粒
2007年3月14日 らぶほ211:30-18:00 クイックメイク18部屋
今日はEさん(60代前半・高見沢俊彦似)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。
先日はCさんと私で556君(20代前半・お隣さん)のことを熱く語ったけど、今日はEさんが556君を「明るくて元気で仕事ぶりもしっかりしててホントに良い子だ」と力説していた。
Eさんの話によると、昨日は4人勤務だった我が班に、556君と他班で修行してきた$君(10代後半・ギター少年)が加わった為、平日に無駄に6人も居たそうだ。
Eさん「556君は凄いわ!もう殆ど完璧に仕事が出来てるの。明るくて元気で仕事もきっちりしてくれて、いい子が来てくれたわ。ずっと”あっはっはっ!あーはっはっ!”って笑ってて陽気でいいよね」
みかやん「(でしょう!私が仕事を教えたんだもん!…なぁんちゃって←辞めたYさん風)どうせ働くなら楽しく働きたいですからねぇ」
Eさん「で、風呂から556君の一際大きな笑い声が聞こえてきたから様子を見に行ったら”滑りました”って股間を押さえててね、見たらズボンの股が全開に破れてたの」
Eさん&みかやん「あはははは!」
Eさん「”太ってるから腰パンになって、ズボンの股が膝にきてる”って聞いてたけど、頑丈なズボンがあんなに破れると思わなかったもの。ビックリ!って言うより可笑しくて…本人もゲラゲラ笑ってたし、可笑しくて仕事にならないって」
みかやん「些細なことでもつられて笑っちゃいますよね。いろんな意味で笑かしてくれる子ですね」
Eさん「普通に歩いててもズボンの裂け目からパンツが見えるから、着替えてきて貰ったの。あんなのみかやんが見てたら笑いが止まらなくなって大変だったわ」
私だったら笑って涙が流れて咳き込んで大変だったと思う。昨日は休みで良かった。
556君の話で大笑いしてテンションが上がったところで出動したのに、部屋へ入ると絨毯からただならぬアシガ臭(腋が臭いのがワキガなら足が臭いのはアシガってことで)が漂っていてSさんと咽せていると、フロント可愛い人が点検に来た。
可愛い人「あらぁ〜。二人ともど〜したのぉ?(おっとり)」
みかやん「どうしたもこうしたもアシガ臭が酷くて。ファブリーズをお願いしようと思っていたところです」
可愛い人「ええ〜?足の匂い?これ、新しい絨毯の匂いじゃない?張り替えたばっかりっぽいものぉ(おっとり)」
Sさん&みかやん「えーーっ!これはどう嗅いでも足の匂いですよ!」
可愛い人「なぁんて言ってて、新しい絨毯の匂いでも足の匂いでもなくて、ベッドの下に死体が有って腐ってたりしてねぇ。うふふ(おっとり)」
Sさん&みかやん「いやーっ!勘弁して下さい!怖いじゃないですか!」
そういや”お逝きなさい!”のドラマ”スカイハイ”で、ラブホのベッドの下に死体を隠すシーンが有ったような…。わー!怖い怖い怖い怖い。
フロント可愛い人って私と同い年なんだけど、緊迫した中でも一人おっとりしていたり、超可愛い声でおっとりと過激なことを言ったりで、ホントに可愛い人だ。
フロント可愛い人のお陰で私まで、おっとり&ほんわかした気持ちで風呂掃除を始めたのに、排水口の蓋を開けたら目皿にウン○が3粒詰まっていた。涙声で「Sちゃ〜ん…た…助けて〜」と救援を求めた。
水で流そうにもウン○は目皿に詰まって流れない。かと言って目皿からウン○をほじくり出す勇気も無い。悩んだ末に便所ブラシでウン○を目皿に押し込むようにして擦って、苦境を切り抜けた。目の前からウン○が消えて、やれやれだ。
みかやん「あ!目皿の下のカップの中でウン○がいつまでもプカプカ浮いてたらどうしよう!本メイクの時に目皿外してカップを取り出そうとしてウン○が浮いてたら泣いちゃうよね」
Sさん「忘れて下さい!や…忘れましょうよ!もう、うちらには関係ないんですよ。ほら、何事も無かったかのように綺麗じゃないですか」
みかやん「そ、そうだね。そうだよね(滝汗)」
粒状に残った固いウン○も砕けて流れ去ったんだと信じよう。
それにしても。
テンションが下がりきってる時や、ムカついてる時にベッドメイクをすると酷い目に遭うのは分かるけど、今日はテンションアゲアゲで、ほんわかと優しい気持ちで居たのに、こんな目に遭うなんて酷い。
酷過ぎる(泣)
今日はEさん(60代前半・高見沢俊彦似)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。
先日はCさんと私で556君(20代前半・お隣さん)のことを熱く語ったけど、今日はEさんが556君を「明るくて元気で仕事ぶりもしっかりしててホントに良い子だ」と力説していた。
Eさんの話によると、昨日は4人勤務だった我が班に、556君と他班で修行してきた$君(10代後半・ギター少年)が加わった為、平日に無駄に6人も居たそうだ。
Eさん「556君は凄いわ!もう殆ど完璧に仕事が出来てるの。明るくて元気で仕事もきっちりしてくれて、いい子が来てくれたわ。ずっと”あっはっはっ!あーはっはっ!”って笑ってて陽気でいいよね」
みかやん「(でしょう!私が仕事を教えたんだもん!…なぁんちゃって←辞めたYさん風)どうせ働くなら楽しく働きたいですからねぇ」
Eさん「で、風呂から556君の一際大きな笑い声が聞こえてきたから様子を見に行ったら”滑りました”って股間を押さえててね、見たらズボンの股が全開に破れてたの」
Eさん&みかやん「あはははは!」
Eさん「”太ってるから腰パンになって、ズボンの股が膝にきてる”って聞いてたけど、頑丈なズボンがあんなに破れると思わなかったもの。ビックリ!って言うより可笑しくて…本人もゲラゲラ笑ってたし、可笑しくて仕事にならないって」
みかやん「些細なことでもつられて笑っちゃいますよね。いろんな意味で笑かしてくれる子ですね」
Eさん「普通に歩いててもズボンの裂け目からパンツが見えるから、着替えてきて貰ったの。あんなのみかやんが見てたら笑いが止まらなくなって大変だったわ」
私だったら笑って涙が流れて咳き込んで大変だったと思う。昨日は休みで良かった。
556君の話で大笑いしてテンションが上がったところで出動したのに、部屋へ入ると絨毯からただならぬアシガ臭(腋が臭いのがワキガなら足が臭いのはアシガってことで)が漂っていてSさんと咽せていると、フロント可愛い人が点検に来た。
可愛い人「あらぁ〜。二人ともど〜したのぉ?(おっとり)」
みかやん「どうしたもこうしたもアシガ臭が酷くて。ファブリーズをお願いしようと思っていたところです」
可愛い人「ええ〜?足の匂い?これ、新しい絨毯の匂いじゃない?張り替えたばっかりっぽいものぉ(おっとり)」
Sさん&みかやん「えーーっ!これはどう嗅いでも足の匂いですよ!」
可愛い人「なぁんて言ってて、新しい絨毯の匂いでも足の匂いでもなくて、ベッドの下に死体が有って腐ってたりしてねぇ。うふふ(おっとり)」
Sさん&みかやん「いやーっ!勘弁して下さい!怖いじゃないですか!」
そういや”お逝きなさい!”のドラマ”スカイハイ”で、ラブホのベッドの下に死体を隠すシーンが有ったような…。わー!怖い怖い怖い怖い。
フロント可愛い人って私と同い年なんだけど、緊迫した中でも一人おっとりしていたり、超可愛い声でおっとりと過激なことを言ったりで、ホントに可愛い人だ。
フロント可愛い人のお陰で私まで、おっとり&ほんわかした気持ちで風呂掃除を始めたのに、排水口の蓋を開けたら目皿にウン○が3粒詰まっていた。涙声で「Sちゃ〜ん…た…助けて〜」と救援を求めた。
水で流そうにもウン○は目皿に詰まって流れない。かと言って目皿からウン○をほじくり出す勇気も無い。悩んだ末に便所ブラシでウン○を目皿に押し込むようにして擦って、苦境を切り抜けた。目の前からウン○が消えて、やれやれだ。
みかやん「あ!目皿の下のカップの中でウン○がいつまでもプカプカ浮いてたらどうしよう!本メイクの時に目皿外してカップを取り出そうとしてウン○が浮いてたら泣いちゃうよね」
Sさん「忘れて下さい!や…忘れましょうよ!もう、うちらには関係ないんですよ。ほら、何事も無かったかのように綺麗じゃないですか」
みかやん「そ、そうだね。そうだよね(滝汗)」
粒状に残った固いウン○も砕けて流れ去ったんだと信じよう。
それにしても。
テンションが下がりきってる時や、ムカついてる時にベッドメイクをすると酷い目に遭うのは分かるけど、今日はテンションアゲアゲで、ほんわかと優しい気持ちで居たのに、こんな目に遭うなんて酷い。
酷過ぎる(泣)
iPod shuffle君
2007年3月13日 まっく小
バレンタインデーにチョコレートはあげなかったけど”お返し”にiPod shuffle君をいただいた(喜)。
最近は私のnano black君を夫が「ちょっと貸して」と言ったきり返してくれずに占有していたので丁度良かった。
nano black君で慣れていたので、うちのMac mini君に繋いでiTunesでの作業なんてお手の物よ!フフン!と思っていたのに・・・。
「え?オートシンクって何?」「あれ?設定の仕方もnano君と全然違うくない?」「は?ELLEGARDENの曲だけを入れたい場合はどーすんの?」と、たちまちいつもの設定ノイローゼに陥った。
フフン!どころかギャフン!だもの。情けない。
ともあれ、なんとかELLEGARDENとマキシマムザホルモンの曲を入れることが出来た。
nano君のように歌詞やジャケットは表示されないし(つーかウィンドウが無い)、アーティストやアルバムを選んでから曲を聴いたりも出来ないけど、shuffle君の手軽さとコンパクトさがとっても気に入った。
明日からはshuffle君と、いつでもどこでも、らぶらぶらんでぶーだわ♪
最近は私のnano black君を夫が「ちょっと貸して」と言ったきり返してくれずに占有していたので丁度良かった。
nano black君で慣れていたので、うちのMac mini君に繋いでiTunesでの作業なんてお手の物よ!フフン!と思っていたのに・・・。
「え?オートシンクって何?」「あれ?設定の仕方もnano君と全然違うくない?」「は?ELLEGARDENの曲だけを入れたい場合はどーすんの?」と、たちまちいつもの設定ノイローゼに陥った。
フフン!どころかギャフン!だもの。情けない。
ともあれ、なんとかELLEGARDENとマキシマムザホルモンの曲を入れることが出来た。
nano君のように歌詞やジャケットは表示されないし(つーかウィンドウが無い)、アーティストやアルバムを選んでから曲を聴いたりも出来ないけど、shuffle君の手軽さとコンパクトさがとっても気に入った。
明日からはshuffle君と、いつでもどこでも、らぶらぶらんでぶーだわ♪
前回は左の奥歯を抜歯して、その部分の歯茎を縫われたので、今回は抜糸と消毒だけで終了。治療に5分とかからず治療代も300円。いつも、このぐらいだと助かるんだけど…そんなワケにはいかないって。
今日は抜糸と消毒で300円。前回までと合わせて49080円也。
----------------------------------------------------
歯医者代が安く済んだので気が大きくなったのか、帰りに歯医者近くのスーパーで、私にしては珍しく7品ほどの雑貨を一気買いしてしまった。
とは言っても100均ですから。
今日は抜糸と消毒で300円。前回までと合わせて49080円也。
----------------------------------------------------
歯医者代が安く済んだので気が大きくなったのか、帰りに歯医者近くのスーパーで、私にしては珍しく7品ほどの雑貨を一気買いしてしまった。
とは言っても100均ですから。
ラブホ359日目:人事異動
2007年3月11日 らぶほ211:15-18:30 クイックメイク19部屋+リネン折り+セット
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)とTさん(同い年・ホテルC出身)、Zさん(20代後半・ZARD似)と私の勤務。
私は15分ほどセット(ハガシ)早出をしてから、Zさんと合流することになった。忙しくてセットが追いつかないから私が駆り出されるわけで、15分という短い時間の中でダラダラとセットをしていては、招集された意味がない。
大慌てでセットをするが、暑さにやられてすぐバテる。この時期の北海道では年配客は特に全開に暖房を入れていたりするので、部屋のドアを開けたとたんに熱波が押し寄せ、泊まりの年配客は朝風呂に入っていることも多いので、風呂のドアを開けたら熱波が押し寄せ…で、暑がりの私にはキツい。
こんな暑い部屋の中でよくもまぁ寝ていられるもんだよ、布団なんか要らないじゃん!つーかさ、こんなに暑かったらセックスどころでなくね?そっか、年寄りは激しくないから平気なんだ。お寒いセックスですか。そーですか、そーですか。
・・・と、一人虚しく毒づきながらセットを終えた。だって暑さがホントにハンパないんだもん。
ラブホQグループと比べたら、ココは部屋にしろ通路にしろ兎に角暑い。ということはラブホQグループじゃ暖房代をケチっていたってことすか?ラブホPなんかは部屋の玄関のドアを開けたらすぐ外だったし、建物の構造の違いが大きいんでしょうけど。
年寄りの家じゃないんだから、こんなに暑くしなくたって!と思うのよ。あ、だからココは年配客が多いんだ…と勝手に納得した。
Zさんと合流してベッドメイクを始めたら、遭遇するお客様の殆どが白髪の男性だったりして、改めて「ほら、やっぱり!」と思った。
そんなことを考えながらトイレ掃除をしていて、水洗のレバーを回したらウンともスンとも水が流れなかった。どうにもならないのでフロントへ連絡をすると、すぐにフロント二宮和也似君が来てくれて、タンクの蓋を開けて直し方を教えて下さった。
直し方は習ったけど、私がトイレ係の時は出来れば壊れていてほしくない。汚いわけじゃないけど、トイレタンクの蓋を開けるのって勇気が要るよね。よく、拳銃や犯行に用いられた凶器が隠されていたりするよね…って、それはドラマの中の話だから。
夕方、部屋に入るとフロントイケメン君がショボーンとセットをしていた。何か寂しそうだと思ったら「俺、今日で最後なんすよね」と言われ、イケメン君は明日から深夜〜早朝のフロントさんになるそうだ。
我が班にはCさんをはじめ、手のかかる年寄りが多いってのに、私達を置いて居なくなるなんて酷いよ>イケメン君。
イケメン君て「おはようございます」と声をかければ「ざいま〜す!」という返事、「お疲れ様です」と声をかければ「うぃ〜す!」という返事で、異色の社員さんという感じで面白かったのに。その後”うぃ〜す禁止令”を発令されていたけど。
深夜〜早朝といえば、私もかつてはその時間帯のラブホで働いていたのよね。蘇る楽しかったラブホQでの思い出、それはもう走馬燈のように…昨日のことのように…鮮やかに…美しく…?
イケメン君が居なくなる寂しさと、ラブホQを思う時のホームシックのような寂しさとで、何だかすっかりもの悲しくなってしまった。
ま、昔のことは美化され易いもんだからね。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)とTさん(同い年・ホテルC出身)、Zさん(20代後半・ZARD似)と私の勤務。
私は15分ほどセット(ハガシ)早出をしてから、Zさんと合流することになった。忙しくてセットが追いつかないから私が駆り出されるわけで、15分という短い時間の中でダラダラとセットをしていては、招集された意味がない。
大慌てでセットをするが、暑さにやられてすぐバテる。この時期の北海道では年配客は特に全開に暖房を入れていたりするので、部屋のドアを開けたとたんに熱波が押し寄せ、泊まりの年配客は朝風呂に入っていることも多いので、風呂のドアを開けたら熱波が押し寄せ…で、暑がりの私にはキツい。
こんな暑い部屋の中でよくもまぁ寝ていられるもんだよ、布団なんか要らないじゃん!つーかさ、こんなに暑かったらセックスどころでなくね?そっか、年寄りは激しくないから平気なんだ。お寒いセックスですか。そーですか、そーですか。
・・・と、一人虚しく毒づきながらセットを終えた。だって暑さがホントにハンパないんだもん。
ラブホQグループと比べたら、ココは部屋にしろ通路にしろ兎に角暑い。ということはラブホQグループじゃ暖房代をケチっていたってことすか?ラブホPなんかは部屋の玄関のドアを開けたらすぐ外だったし、建物の構造の違いが大きいんでしょうけど。
年寄りの家じゃないんだから、こんなに暑くしなくたって!と思うのよ。あ、だからココは年配客が多いんだ…と勝手に納得した。
Zさんと合流してベッドメイクを始めたら、遭遇するお客様の殆どが白髪の男性だったりして、改めて「ほら、やっぱり!」と思った。
そんなことを考えながらトイレ掃除をしていて、水洗のレバーを回したらウンともスンとも水が流れなかった。どうにもならないのでフロントへ連絡をすると、すぐにフロント二宮和也似君が来てくれて、タンクの蓋を開けて直し方を教えて下さった。
直し方は習ったけど、私がトイレ係の時は出来れば壊れていてほしくない。汚いわけじゃないけど、トイレタンクの蓋を開けるのって勇気が要るよね。よく、拳銃や犯行に用いられた凶器が隠されていたりするよね…って、それはドラマの中の話だから。
夕方、部屋に入るとフロントイケメン君がショボーンとセットをしていた。何か寂しそうだと思ったら「俺、今日で最後なんすよね」と言われ、イケメン君は明日から深夜〜早朝のフロントさんになるそうだ。
我が班にはCさんをはじめ、手のかかる年寄りが多いってのに、私達を置いて居なくなるなんて酷いよ>イケメン君。
イケメン君て「おはようございます」と声をかければ「ざいま〜す!」という返事、「お疲れ様です」と声をかければ「うぃ〜す!」という返事で、異色の社員さんという感じで面白かったのに。その後”うぃ〜す禁止令”を発令されていたけど。
深夜〜早朝といえば、私もかつてはその時間帯のラブホで働いていたのよね。蘇る楽しかったラブホQでの思い出、それはもう走馬燈のように…昨日のことのように…鮮やかに…美しく…?
イケメン君が居なくなる寂しさと、ラブホQを思う時のホームシックのような寂しさとで、何だかすっかりもの悲しくなってしまった。
ま、昔のことは美化され易いもんだからね。
ラブホ358日目:めんこい
2007年3月10日 らぶほ211:30-18:30 クイックメイク19部屋+リネン折り
今日はEさん(60代前半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)、Tさん(同い年・ホテルC出身)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)が早番、Zさん(20代後半・ZARD似)と私が遅番の勤務。
昨日は本メイクを5部屋しかやっていなかったので、どうにも身体が鈍った。ベッドを組んでいる途中で使用済みスキンを発見した時や、トイレ掃除をしようとして便座の裏がウン○だらけだった時など、いつもよりワンテンポ遅れて「うわ!」と驚いたりしていた。
昼休みは昨日入った556君の話でもちきりだった。
Cさん「みかやんだら、フロント二宮和也似君にも”X君が好きです”とか言ってさ、他人にもハッキリとものを言うけど、自分のこともハッキリ言うからね。一番いいわ(褒められたんだかけなされたんだか、よく分からない)」
Eさん「えーっ!言っちゃったの!?」
みかやん「だって二宮和也似君たら、556君に私を”若い男の子が大好きです”って紹介したんですよ。だから”若い男の子じゃなくてX君が好きなんです”って言ったんです」
Eさん他一同、大爆笑だった。なんで?
Cさん「556君だら太っててエプロンもズボンもビッチビチだのさ。ズボン下がってるから足がちょっぴりしか無いんだの。わちもなんも可笑しくて可笑しくて。や…めんこくてさ」
Eさん「そんなに太ってるんなら、ベッドと壁の間に入ってベッドを組めないんじゃないの?てか、ビッチビチならズボンは下がらないんじゃない?」
みかやん「それが…せり出したお腹の麓の部分にゴムがくるんで、図らずも腰パンなんですよ。ベッドを組む時は私が狭い方の側へ行きました」
Cさん「ズボンの股が膝ぐらいにきてるんだのさ。だからモチョモチョ歩いてるように見えて、たいしためんこいんだわ」
みかやん「洗面所の鏡の上の方を拭く時、洗面台の上に乗るでしょ?洗面台に上ろうとして”大丈夫ですかね?洗面台が外れたり壊れたりしないですよね?”って聞かれたら私も不安になって、ドキドキしながら遠巻きに見守ってたんだけど、556君も怖いのかへっぴり腰になってて…(笑)」
Eさん「そんなに太ってたら怖いよね」
みかやん「そんなに太ってるって感じじゃなくて、全体的に丸くて可愛らしい感じですよ。大きな声でハキハキ喋って、X君以上にニコニコゴキゲンで、昨日の昼休みなんか556君とCさんが交互にゲラゲラ笑ってて、異常なテンションでした」
Cさん「あっかるくて元気で元気で、あの子は性格いいわ。ずっとケケケケ、ケケケケ笑ってたもの。めんこいわ」
みかやん「や…”ケケケケ”とは笑ってなかったけどね」
Cさんもえらく556君を気に入った様子だった。Cさんは、気に入らなければ「パッとしない」の一言で片付けてしまうのに。だけど、今時は道産子でもあまり「めんこい(可愛い)」という言葉を使わなくなっている気が・・・。
今日も部屋を移動中に何組かのお客様と遭遇してしまった。そんな時は決まって、お客様の視線は私を通り越してZさんへ向かっていた。やっぱりお客様も「ええ!あんな若くて綺麗な子が掃除してんの?」と思うんだろうね。
ラブホQ時代は私だって若い方だったのに…つーかO君が入ってくるまでは私が最年少だったのに。ここ何年かでベッドメイク係も随分と若年化が進んでるように思う。
私は…Cさんのような爺さんと見間違えられる婆さんにならないよう、せいぜい気をつけよう。頑張って、めんこい婆さんになろう。
今日はEさん(60代前半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)、Tさん(同い年・ホテルC出身)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)が早番、Zさん(20代後半・ZARD似)と私が遅番の勤務。
昨日は本メイクを5部屋しかやっていなかったので、どうにも身体が鈍った。ベッドを組んでいる途中で使用済みスキンを発見した時や、トイレ掃除をしようとして便座の裏がウン○だらけだった時など、いつもよりワンテンポ遅れて「うわ!」と驚いたりしていた。
昼休みは昨日入った556君の話でもちきりだった。
Cさん「みかやんだら、フロント二宮和也似君にも”X君が好きです”とか言ってさ、他人にもハッキリとものを言うけど、自分のこともハッキリ言うからね。一番いいわ(褒められたんだかけなされたんだか、よく分からない)」
Eさん「えーっ!言っちゃったの!?」
みかやん「だって二宮和也似君たら、556君に私を”若い男の子が大好きです”って紹介したんですよ。だから”若い男の子じゃなくてX君が好きなんです”って言ったんです」
Eさん他一同、大爆笑だった。なんで?
Cさん「556君だら太っててエプロンもズボンもビッチビチだのさ。ズボン下がってるから足がちょっぴりしか無いんだの。わちもなんも可笑しくて可笑しくて。や…めんこくてさ」
Eさん「そんなに太ってるんなら、ベッドと壁の間に入ってベッドを組めないんじゃないの?てか、ビッチビチならズボンは下がらないんじゃない?」
みかやん「それが…せり出したお腹の麓の部分にゴムがくるんで、図らずも腰パンなんですよ。ベッドを組む時は私が狭い方の側へ行きました」
Cさん「ズボンの股が膝ぐらいにきてるんだのさ。だからモチョモチョ歩いてるように見えて、たいしためんこいんだわ」
みかやん「洗面所の鏡の上の方を拭く時、洗面台の上に乗るでしょ?洗面台に上ろうとして”大丈夫ですかね?洗面台が外れたり壊れたりしないですよね?”って聞かれたら私も不安になって、ドキドキしながら遠巻きに見守ってたんだけど、556君も怖いのかへっぴり腰になってて…(笑)」
Eさん「そんなに太ってたら怖いよね」
みかやん「そんなに太ってるって感じじゃなくて、全体的に丸くて可愛らしい感じですよ。大きな声でハキハキ喋って、X君以上にニコニコゴキゲンで、昨日の昼休みなんか556君とCさんが交互にゲラゲラ笑ってて、異常なテンションでした」
Cさん「あっかるくて元気で元気で、あの子は性格いいわ。ずっとケケケケ、ケケケケ笑ってたもの。めんこいわ」
みかやん「や…”ケケケケ”とは笑ってなかったけどね」
Cさんもえらく556君を気に入った様子だった。Cさんは、気に入らなければ「パッとしない」の一言で片付けてしまうのに。だけど、今時は道産子でもあまり「めんこい(可愛い)」という言葉を使わなくなっている気が・・・。
今日も部屋を移動中に何組かのお客様と遭遇してしまった。そんな時は決まって、お客様の視線は私を通り越してZさんへ向かっていた。やっぱりお客様も「ええ!あんな若くて綺麗な子が掃除してんの?」と思うんだろうね。
ラブホQ時代は私だって若い方だったのに…つーかO君が入ってくるまでは私が最年少だったのに。ここ何年かでベッドメイク係も随分と若年化が進んでるように思う。
私は…Cさんのような爺さんと見間違えられる婆さんにならないよう、せいぜい気をつけよう。頑張って、めんこい婆さんになろう。
ラブホ357日目:556君
2007年3月9日 らぶほ211:30-18:00 本メイク5部屋
出勤して休憩室で談笑していると、フロント二宮和也似君が真ん丸い顔をした若い男の子を連れて現れた。「今日からB班に入った556(コゴロー)君です。今日は、Sさんがフロントをして、みかやんが556君にベッドメイクを教えて下さい」とのことだ。
そして二宮和也似君は私を指差しながら556君に「あの人がみかやんで、若い男の子が大好きですから」とか紹介してるじゃないか。ちょ、ちょっとぉ!「違いますって!若い男の子じゃなくてX君が好きなんです(笑)」と慌てて弁明した。
そんなわけで今日は、Sさん(10代後半・初バイト)がフロント補助係、Cさん(60代前半・元看護師)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)、新人556君(20代前半・お隣さん)と私の勤務。
556君は「556です!宜しくお願いします!」と元気いっぱいの大きな声で挨拶し、満面の笑みだ。イイ!実にイイ!素晴らしい若者じゃないかっ!
仕事を教える合間に、冗談をかましたり、根掘り葉掘りと556君情報を聞き出したりした。556君はバイトの掛け持ちをしていて夜中から朝方までは掲示板の削除人をしているとか、家はラブホの隣のマンションだとか、同い年の彼女が居るなど、ぬかりなく基本情報をゲットした。
556君は私が何を言っても「あははは!あーはっはっは!」と、いちいち大爆笑で、それはまるでケロロ軍曹の幼馴染みで宇宙探偵の556君のようだ。うちのX君もいつもニコニコゴキゲンな子だが、556君の場合はX君を軽く超えている。
556君の無邪気な笑顔に可愛らしい丸い体型、そして大きな笑い声。何だかとっても楽しくなった。
そうは言っても当然、仕事もちゃんとしているのよ。
私が教えたことに対して556君は「さっきはあぁだったので、この場合はこうですか?」とか「こういう考え方からすると、この場合はこうなりますか?」などと熱心に質問してくる。久々の手応えだ。何て教え甲斐が有るんだろう。
何でも教えてあげるから、このオバサンについてきなさい!って感じ。
仕事上どうしても、生理の血の話とか、白子の話、スキンやタンポンの話になってしまうので、男の子に仕事を教える場合は気恥ずかしい思いもするんだけど、556君にはカラッと教えられた。
まぁ私も、ラブホQで働いていた頃よりトシもとったし、ラブホQで働き始めた頃はウブだったのに、今は何?って話も有るんですけど…。あの頃は、男友達が私の前でエロ話でもしようものなら「はしたないっ!」と怒ってたのに(遠い目)。
それが今や私の話の半分以上はシモネタですからね。慣れとは恐ろしいものだヮ。こーゆー所で働いているとエログロいことに麻痺してしまって、初対面の人にもついとんでもないことを言ってしまったりするので気をつけないと。
昼休み、556君は私のすぐ横にちょこんと座って満面の笑みだった。あまりにも可愛いので「お手」とか「おかわり」と言って手を差し出して、上手に出来たら抱きしめて「ヨーシヨシヨシ」と言いながら頭を撫でてあげたい気分。って556君は犬かい?
昼休み明け、頭が良くて物覚えも良い556君は殆ど普通に仕事が出来るようになっていた。文字通り手取り足取り教えた甲斐が有ったヮ。私は後輩の男の子は殆どもれなく目に入れても痛くないほど可愛がりつつ、仕事は厳しく教えてきたもの。
今日、最後の部屋で時間が足りなくなったので、やむなく大急ぎで556君の仕事を手伝った。すると556君は「みかやんにばかりやらせてしまって、すみませんでした」と深々と頭を下げた。
556君も笑ってばかりでもなく、とても義理堅く礼儀正しくて、しっかり者だ。仕事ぶりも几帳面で、見た目とは裏腹に神経質なようで、この仕事に向いてそうだし、オバ連とも仲良くやっていけそうな感じ。
なんていい子なんだ。心の中で「ブラボー!」と叫びながら拍手した。
出勤して休憩室で談笑していると、フロント二宮和也似君が真ん丸い顔をした若い男の子を連れて現れた。「今日からB班に入った556(コゴロー)君です。今日は、Sさんがフロントをして、みかやんが556君にベッドメイクを教えて下さい」とのことだ。
そして二宮和也似君は私を指差しながら556君に「あの人がみかやんで、若い男の子が大好きですから」とか紹介してるじゃないか。ちょ、ちょっとぉ!「違いますって!若い男の子じゃなくてX君が好きなんです(笑)」と慌てて弁明した。
そんなわけで今日は、Sさん(10代後半・初バイト)がフロント補助係、Cさん(60代前半・元看護師)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)、新人556君(20代前半・お隣さん)と私の勤務。
556君は「556です!宜しくお願いします!」と元気いっぱいの大きな声で挨拶し、満面の笑みだ。イイ!実にイイ!素晴らしい若者じゃないかっ!
仕事を教える合間に、冗談をかましたり、根掘り葉掘りと556君情報を聞き出したりした。556君はバイトの掛け持ちをしていて夜中から朝方までは掲示板の削除人をしているとか、家はラブホの隣のマンションだとか、同い年の彼女が居るなど、ぬかりなく基本情報をゲットした。
556君は私が何を言っても「あははは!あーはっはっは!」と、いちいち大爆笑で、それはまるでケロロ軍曹の幼馴染みで宇宙探偵の556君のようだ。うちのX君もいつもニコニコゴキゲンな子だが、556君の場合はX君を軽く超えている。
556君の無邪気な笑顔に可愛らしい丸い体型、そして大きな笑い声。何だかとっても楽しくなった。
そうは言っても当然、仕事もちゃんとしているのよ。
私が教えたことに対して556君は「さっきはあぁだったので、この場合はこうですか?」とか「こういう考え方からすると、この場合はこうなりますか?」などと熱心に質問してくる。久々の手応えだ。何て教え甲斐が有るんだろう。
何でも教えてあげるから、このオバサンについてきなさい!って感じ。
仕事上どうしても、生理の血の話とか、白子の話、スキンやタンポンの話になってしまうので、男の子に仕事を教える場合は気恥ずかしい思いもするんだけど、556君にはカラッと教えられた。
まぁ私も、ラブホQで働いていた頃よりトシもとったし、ラブホQで働き始めた頃はウブだったのに、今は何?って話も有るんですけど…。あの頃は、男友達が私の前でエロ話でもしようものなら「はしたないっ!」と怒ってたのに(遠い目)。
それが今や私の話の半分以上はシモネタですからね。慣れとは恐ろしいものだヮ。こーゆー所で働いているとエログロいことに麻痺してしまって、初対面の人にもついとんでもないことを言ってしまったりするので気をつけないと。
昼休み、556君は私のすぐ横にちょこんと座って満面の笑みだった。あまりにも可愛いので「お手」とか「おかわり」と言って手を差し出して、上手に出来たら抱きしめて「ヨーシヨシヨシ」と言いながら頭を撫でてあげたい気分。って556君は犬かい?
昼休み明け、頭が良くて物覚えも良い556君は殆ど普通に仕事が出来るようになっていた。文字通り手取り足取り教えた甲斐が有ったヮ。私は後輩の男の子は殆どもれなく目に入れても痛くないほど可愛がりつつ、仕事は厳しく教えてきたもの。
今日、最後の部屋で時間が足りなくなったので、やむなく大急ぎで556君の仕事を手伝った。すると556君は「みかやんにばかりやらせてしまって、すみませんでした」と深々と頭を下げた。
556君も笑ってばかりでもなく、とても義理堅く礼儀正しくて、しっかり者だ。仕事ぶりも几帳面で、見た目とは裏腹に神経質なようで、この仕事に向いてそうだし、オバ連とも仲良くやっていけそうな感じ。
なんていい子なんだ。心の中で「ブラボー!」と叫びながら拍手した。
3月8日 Y子さん宅
2007年3月8日 おでかけ高校時代の同級生・Y子さんの家へ遊びに行った。
高校は函館だったので、札幌には同学年だった人など数えるほどしか居ないのに、大の仲良しだったY子さんも札幌に住んでいてくれるのは、有り得ないほどラッキーなことで本当に有り難い。
Y子さん宅は小さなお子様が居る家と思えないぐらい、いつも綺麗に整理整頓されている。高校時代はズボラで有名だったY子さんと私だったのに、変われば変わるもんだ。
ふと見ると壁に写真が掛かっていて、Y子さん宅のお嬢様お二人とY子さんのお母様が写っていた。
したっけ、Y子さんとY子さんのお母さんがおんなじ顔になっててさ。
高校時代はY子さん親子が似でるなんて思ったこどもながったのに。
なまら驚いだべさ。
私「Y子さんだら、おばさんさ似できたんでないの?」
Y子さん「んだのさ。最近よぐ言われるんだわ」
Y子さん&私「やんや、わっちだぢもトシいったよね〜」
気取って話していても、すぐ函館弁になる。
明日、職場で言葉に濁点が付き過ぎないよう気をつけないば!
高校は函館だったので、札幌には同学年だった人など数えるほどしか居ないのに、大の仲良しだったY子さんも札幌に住んでいてくれるのは、有り得ないほどラッキーなことで本当に有り難い。
Y子さん宅は小さなお子様が居る家と思えないぐらい、いつも綺麗に整理整頓されている。高校時代はズボラで有名だったY子さんと私だったのに、変われば変わるもんだ。
ふと見ると壁に写真が掛かっていて、Y子さん宅のお嬢様お二人とY子さんのお母様が写っていた。
したっけ、Y子さんとY子さんのお母さんがおんなじ顔になっててさ。
高校時代はY子さん親子が似でるなんて思ったこどもながったのに。
なまら驚いだべさ。
私「Y子さんだら、おばさんさ似できたんでないの?」
Y子さん「んだのさ。最近よぐ言われるんだわ」
Y子さん&私「やんや、わっちだぢもトシいったよね〜」
気取って話していても、すぐ函館弁になる。
明日、職場で言葉に濁点が付き過ぎないよう気をつけないば!
ラブホ356日目:不憫
2007年3月7日 らぶほ211:30-18:00 クイックメイク17部屋+ベッドのみ1部屋
今日はTさん(同い年・ホテルC出身)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。
朝のA班に新人の男の子が入り「18歳には見えない」と専らの噂だ。ひょっとしてアイドル系の可愛らしいお顔で中学生ぐらいにしか見えないのかしら?大変!見に行かなきゃ!小池徹平みたいな子だったらどーしよーっ!と、張り切って見に行った。
・・・・・。
確かに18歳には見えない。Zさん(20代後半・ZARD似)と同じぐらいのトシかなぁ?みたいに見えた。けど、おとなしそうで真面目そうな若者で、黙っていると怖い感じを受けるのは男前だという証拠だって話だからね。
その男の子は、ゆくゆくは我が班に入るらしい。バッチリ修行を積んで来ておくれ。
出動すると、最上階のミストサウナ付きの部屋からのスタートだった。風呂ラッキーの女王と呼ばれ、使われていない風呂に当たる確率が高い私だが、ミストサウナだけは当たりが悪いというか、使用率が高い。
今回もガラス張りのミストサウナの個室は水蒸気で真っ白に曇り、天井からは鍾乳洞のように水滴が垂れ下がっていた。張り切って出動してきたのに萎える萎える。
もしも私が他所様のラブホでミストサウナを使うような機会が有ったらば、ちゃんとスイッチを切って、ドアを開けて帰ってこよう(泣)。
昼休みは愚鈍さん改めUさんとTさんとフロント渦巻君が世間話にワイワイと花を咲かせていた。それが…私にはついていけない内容だったので、おとなし〜くケータイいぢりをして過ごした。
昼休み明けの部屋で#さんがその話を振ってきた。
#さん「愚鈍さん改めUさんて凄いよね!話の内容がオバサンっていうか、年寄りみたい。あの人の話は私が聞いててもキツい時があるから、みかやんは全然ついていかれないでしょ?」
みかやん「あの人とはトシが近いから、も少し話が合ってもいいとは思うんだけど…。団地のオバサン的な時のノリにはついてけないかも」
#さん「まさに団地のオバサンだよね!あれじゃ老人会よ。今日なんかオッサンも居たのに、あんな話であんなに盛り上がれるのがホントに不思議。あの人とみかやんじゃ感覚が違うもの!あの人の感覚には私でもついていかれないヮ」
みかやん「や…つーか私、同世代の人と話が合わないのが悩みなんだよね」
#さん「私もなの!嫁の姑が同い年なんだけど、漬け物の話だとか年金の話だとか老化現象の話で、婆さん臭くてついていかれないのよ!息子は”嫁の親はママとは感覚が全然違ってお婆さんみたい”って言ってくれるんだけど…」
みかやん「#さんは特別インテリだから、その辺の婆さんとは話が合わないんだよ。#さんが60代なら、Cさんは90代かな?と思うよ」
#さん「Cさんはまた別格だもの。この人どーなってるの?大丈夫なの?って心配になる時があるの」
みかやん「でしょう!Cさんは完全にヤバいよね。私も本気で心配で…」
結局、Cさんの話になった。何かと話題にのぼる人だ。というか、時々Cさんや愚鈍さん改めUさんが不憫に思える。
今日、最後の部屋もミストサウナ付きだった。出動時と同様に私が風呂係でミストサウナは水蒸気で真っ白に曇っていた。
くおぉ!ミストで始まりミストで終わる一日かい!と思いながらダスターでミストサウナ内を拭いていたら、椅子の座面の部分でニュルーッと手が滑った。
ローションでありますように!と祈るような気持ちで匂いを嗅いだのに、思いっきり白子のかほりがして倒れそうになった。風邪気味で鼻が詰まっていた為に気付くのが遅れてショックだった。この仕事では嗅覚が鈍ったことが、このような命取りになることが多い。
気付かずに白子臭が充満したミストサウナの個室に閉じ籠もってただなんて!と泣きたくなった。
だけど・・・。この男性はこんな所まで来て、お一人で自らの手で果たされたというか果てられたというか…なんだろうか?そんなに広い個室じゃないし。だとしたら、それはそれで嘆かわしい話じゃないか。
その男性が不憫に思えて、また泣きたくなった。
今日はTさん(同い年・ホテルC出身)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。
朝のA班に新人の男の子が入り「18歳には見えない」と専らの噂だ。ひょっとしてアイドル系の可愛らしいお顔で中学生ぐらいにしか見えないのかしら?大変!見に行かなきゃ!小池徹平みたいな子だったらどーしよーっ!と、張り切って見に行った。
・・・・・。
確かに18歳には見えない。Zさん(20代後半・ZARD似)と同じぐらいのトシかなぁ?みたいに見えた。けど、おとなしそうで真面目そうな若者で、黙っていると怖い感じを受けるのは男前だという証拠だって話だからね。
その男の子は、ゆくゆくは我が班に入るらしい。バッチリ修行を積んで来ておくれ。
出動すると、最上階のミストサウナ付きの部屋からのスタートだった。風呂ラッキーの女王と呼ばれ、使われていない風呂に当たる確率が高い私だが、ミストサウナだけは当たりが悪いというか、使用率が高い。
今回もガラス張りのミストサウナの個室は水蒸気で真っ白に曇り、天井からは鍾乳洞のように水滴が垂れ下がっていた。張り切って出動してきたのに萎える萎える。
もしも私が他所様のラブホでミストサウナを使うような機会が有ったらば、ちゃんとスイッチを切って、ドアを開けて帰ってこよう(泣)。
昼休みは愚鈍さん改めUさんとTさんとフロント渦巻君が世間話にワイワイと花を咲かせていた。それが…私にはついていけない内容だったので、おとなし〜くケータイいぢりをして過ごした。
昼休み明けの部屋で#さんがその話を振ってきた。
#さん「愚鈍さん改めUさんて凄いよね!話の内容がオバサンっていうか、年寄りみたい。あの人の話は私が聞いててもキツい時があるから、みかやんは全然ついていかれないでしょ?」
みかやん「あの人とはトシが近いから、も少し話が合ってもいいとは思うんだけど…。団地のオバサン的な時のノリにはついてけないかも」
#さん「まさに団地のオバサンだよね!あれじゃ老人会よ。今日なんかオッサンも居たのに、あんな話であんなに盛り上がれるのがホントに不思議。あの人とみかやんじゃ感覚が違うもの!あの人の感覚には私でもついていかれないヮ」
みかやん「や…つーか私、同世代の人と話が合わないのが悩みなんだよね」
#さん「私もなの!嫁の姑が同い年なんだけど、漬け物の話だとか年金の話だとか老化現象の話で、婆さん臭くてついていかれないのよ!息子は”嫁の親はママとは感覚が全然違ってお婆さんみたい”って言ってくれるんだけど…」
みかやん「#さんは特別インテリだから、その辺の婆さんとは話が合わないんだよ。#さんが60代なら、Cさんは90代かな?と思うよ」
#さん「Cさんはまた別格だもの。この人どーなってるの?大丈夫なの?って心配になる時があるの」
みかやん「でしょう!Cさんは完全にヤバいよね。私も本気で心配で…」
結局、Cさんの話になった。何かと話題にのぼる人だ。というか、時々Cさんや愚鈍さん改めUさんが不憫に思える。
今日、最後の部屋もミストサウナ付きだった。出動時と同様に私が風呂係でミストサウナは水蒸気で真っ白に曇っていた。
くおぉ!ミストで始まりミストで終わる一日かい!と思いながらダスターでミストサウナ内を拭いていたら、椅子の座面の部分でニュルーッと手が滑った。
ローションでありますように!と祈るような気持ちで匂いを嗅いだのに、思いっきり白子のかほりがして倒れそうになった。風邪気味で鼻が詰まっていた為に気付くのが遅れてショックだった。この仕事では嗅覚が鈍ったことが、このような命取りになることが多い。
気付かずに白子臭が充満したミストサウナの個室に閉じ籠もってただなんて!と泣きたくなった。
だけど・・・。この男性はこんな所まで来て、お一人で自らの手で果たされたというか果てられたというか…なんだろうか?そんなに広い個室じゃないし。だとしたら、それはそれで嘆かわしい話じゃないか。
その男性が不憫に思えて、また泣きたくなった。
ケロロ軍曹ScheduleBook
2007年3月6日 めもめも
先日、アマゾンCO.JPさんに注文した”ケロロ軍曹 スケジュールブック 2007-2008 スクールカレンダー”が届いた。
下敷きとスケジュールシールと使い回し出来るノートカバーが付いていて、可愛いったらありゃしない♪どうもネットで買い物は好きじゃないけど、生まれて初めてアマゾンCO.JPさんに注文した甲斐があったヮ。
新学期を迎える学生さん(小中学生?)向けだから、時間割のページなんかも有って私にゃ関係無いんだけど、可愛いから許す!
こんなに可愛いのに、このノートはラブホのエログロいメモだらけになるのよね。
あーあーあーあー。
下敷きとスケジュールシールと使い回し出来るノートカバーが付いていて、可愛いったらありゃしない♪どうもネットで買い物は好きじゃないけど、生まれて初めてアマゾンCO.JPさんに注文した甲斐があったヮ。
新学期を迎える学生さん(小中学生?)向けだから、時間割のページなんかも有って私にゃ関係無いんだけど、可愛いから許す!
こんなに可愛いのに、このノートはラブホのエログロいメモだらけになるのよね。
あーあーあーあー。
ラブホ355日目:作戦失敗
2007年3月5日 らぶほ211:30-18:00 本メイク7部屋+クイック6部屋+ベッドのみ1
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とTさん(同い年・ホテルC出身)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の勤務。
出勤するとEさんが「みかやん!聞いて!昨日、大変だったんだから!」と大騒ぎだったので、何事か?と思ったらCさんがやらかしてくれたそうだ。
昨日はCさんとフロント特掃氏が初顔合わせの日で、”Cさんと特掃氏をくっつけよう大作戦”に燃えていたEさんは「特掃の新人さん、いい男だよ。Cさんの好みだと思う」とか「トシもCさんと丁度良い」とか「家も近所だから茶飲み友達から始めれば?」と吹き込み、Cさんも期待していたらしい。
Eさん「で、昼休みに休憩室に特掃氏が来たの!そしたらCさん、何て言ったと思う?”なぁんだ爺さんでないの!”だってさ。特掃氏がロッカーに居たのに!」
みかやん「えーっ!Cさんたら酷い!Cさんより年下なのに爺さんだなんて(年上の婆さんに爺さんとは言われたくないよね)」
Cさん「ひゃはは!したってわち、特掃氏がトイレに入ったと思ったから言ったのに、ロッカーに居たんだもの。仕方ないべさ。しゃははは!」
Eさん「仕方ないって問題でないべさ。思いっきり本人に聞こえたっしょ。もうどうしようもないからCさんには”アンタもういいから寝なさい”ってローションマットに寝かせたのぉ!」
Cさん&みかやん「しゃーははは!あははは!」
Eさん「笑いごとじゃなかったんだから。私はすっかり焦ってるのに、Cさんなんかゲラゲラ笑ってるんだもん。自分のことなのに!」
Cさん「このローションマットたいしたいいんだわ。身体にピタッとくるし(低反発と言いたかったらしい)寝たり座ったりしたらポカポカ暖かくてしゃ」
Eさん「だから、そーゆー問題でないんだってば!」
Cさん「”もういいから”ったって何がもういいんだか。Eさんだら、どーもなんないわ。しゃははは!」
Eさん&みかやん「Cさんが、どーもなんないわ!」
出動してからも、Eさんと私はその話に夢中だった。
Eさん「ホントCさんだったら、どーもなんないわ!”爺さん”なんて言われて特掃氏も傷ついたと思うよ。まだ50代の人に爺さんだなんて!」
みかやん「私もいつもX君に”お爺ちゃん”とか”お爺ちゃん!しっかり!”って言ってますからねぇ」
Eさん「X君はどう見てもお爺ちゃんじゃないから冗談だって分かるけど、特掃氏の場合は、ほら…微妙でしょ?」
みかやん「”なんだ爺さんでないの”は、かなりの衝撃発言ですよね」
Eさん「もうホントにビックリした…えーっ!ちょっと!何?うわっ!臭い!」
みかやん「え?臭い?」
Eさんが”えーっ!ちょっと!何?”とCさんの発言にビックリした…って話をするんだと思ってたら、臭いって何?Eさんの様子が変なので、トイレに見に行くと、便器の脇に剥き出しの使用済みタンポンが転がっていた。
Eさん「拾おうとして屈んだら臭いんだもん!こんなに大きく膨らんでるってことは、抜き忘れて入れっぱなしになってたんじゃないの?酷い匂い!」
みかやん「巨大化し過ぎですよね。本人も臭くて思い出したんじゃないんですか?」
Eさん「あはは!”私、なんか匂うけど何だろ?”ってかい?や…こんなの、ちゃんと汚物入れに捨てないと、コレより相手の男の人のモノが細かったりしたら、男の人はショックでしょ?」
みかやん「そーゆーこともあるかも知れませんよね」
Eさん「男の人なんか意外なことで傷付き易いんだから。ホントCさんだったら、どーもなんないわ!爺さんだなんて・・・」
何故か突然、話が振り出しに戻った。Eさんが心配するほど特掃氏が傷付いてなきゃいいけど…。
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とTさん(同い年・ホテルC出身)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の勤務。
出勤するとEさんが「みかやん!聞いて!昨日、大変だったんだから!」と大騒ぎだったので、何事か?と思ったらCさんがやらかしてくれたそうだ。
昨日はCさんとフロント特掃氏が初顔合わせの日で、”Cさんと特掃氏をくっつけよう大作戦”に燃えていたEさんは「特掃の新人さん、いい男だよ。Cさんの好みだと思う」とか「トシもCさんと丁度良い」とか「家も近所だから茶飲み友達から始めれば?」と吹き込み、Cさんも期待していたらしい。
Eさん「で、昼休みに休憩室に特掃氏が来たの!そしたらCさん、何て言ったと思う?”なぁんだ爺さんでないの!”だってさ。特掃氏がロッカーに居たのに!」
みかやん「えーっ!Cさんたら酷い!Cさんより年下なのに爺さんだなんて(年上の婆さんに爺さんとは言われたくないよね)」
Cさん「ひゃはは!したってわち、特掃氏がトイレに入ったと思ったから言ったのに、ロッカーに居たんだもの。仕方ないべさ。しゃははは!」
Eさん「仕方ないって問題でないべさ。思いっきり本人に聞こえたっしょ。もうどうしようもないからCさんには”アンタもういいから寝なさい”ってローションマットに寝かせたのぉ!」
Cさん&みかやん「しゃーははは!あははは!」
Eさん「笑いごとじゃなかったんだから。私はすっかり焦ってるのに、Cさんなんかゲラゲラ笑ってるんだもん。自分のことなのに!」
Cさん「このローションマットたいしたいいんだわ。身体にピタッとくるし(低反発と言いたかったらしい)寝たり座ったりしたらポカポカ暖かくてしゃ」
Eさん「だから、そーゆー問題でないんだってば!」
Cさん「”もういいから”ったって何がもういいんだか。Eさんだら、どーもなんないわ。しゃははは!」
Eさん&みかやん「Cさんが、どーもなんないわ!」
出動してからも、Eさんと私はその話に夢中だった。
Eさん「ホントCさんだったら、どーもなんないわ!”爺さん”なんて言われて特掃氏も傷ついたと思うよ。まだ50代の人に爺さんだなんて!」
みかやん「私もいつもX君に”お爺ちゃん”とか”お爺ちゃん!しっかり!”って言ってますからねぇ」
Eさん「X君はどう見てもお爺ちゃんじゃないから冗談だって分かるけど、特掃氏の場合は、ほら…微妙でしょ?」
みかやん「”なんだ爺さんでないの”は、かなりの衝撃発言ですよね」
Eさん「もうホントにビックリした…えーっ!ちょっと!何?うわっ!臭い!」
みかやん「え?臭い?」
Eさんが”えーっ!ちょっと!何?”とCさんの発言にビックリした…って話をするんだと思ってたら、臭いって何?Eさんの様子が変なので、トイレに見に行くと、便器の脇に剥き出しの使用済みタンポンが転がっていた。
Eさん「拾おうとして屈んだら臭いんだもん!こんなに大きく膨らんでるってことは、抜き忘れて入れっぱなしになってたんじゃないの?酷い匂い!」
みかやん「巨大化し過ぎですよね。本人も臭くて思い出したんじゃないんですか?」
Eさん「あはは!”私、なんか匂うけど何だろ?”ってかい?や…こんなの、ちゃんと汚物入れに捨てないと、コレより相手の男の人のモノが細かったりしたら、男の人はショックでしょ?」
みかやん「そーゆーこともあるかも知れませんよね」
Eさん「男の人なんか意外なことで傷付き易いんだから。ホントCさんだったら、どーもなんないわ!爺さんだなんて・・・」
何故か突然、話が振り出しに戻った。Eさんが心配するほど特掃氏が傷付いてなきゃいいけど…。
ラブホ354日目:早出セット
2007年3月4日 らぶほ211:00-18:30 クイックメイク17部屋+ベッドのみ1部屋+セット+セットバッグ作り+セットバッグ上げ+リネン折り
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)が早番、Tさん(同い年・ホテルC出身)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)が遅番、Sさん(10代後半・初バイト)と私が早出遅番の勤務。
昨日、社員さんに言われたとおりSさんと私はセット(ハガシ)からのスタートになった。昨日は絶不調だったSさんも病み上がり風な様子もなく一安心と思ったら、最上階の4P部屋からのセットになった。
本来、セットはフロント補助係が一人でするものだけど、所詮私達は”手伝い”だということに甘えて、Sさんと二人で4P部屋のセットに入った。
そして二人で倒れそうになった。
この部屋で嵐か竜巻でも起こっていたんですか?と聞きたくなるような荒れかたで、ティッシュやスキンが散乱しているわ、床は各種の毛と煙草の灰だらけ、食器棚にはコーヒーがこぼれていて、テーブルの上は油でギトギトだった。
ラブホQでもそうだったけど、二人で来た場合は部屋を綺麗に使って下さるお客様も、3人、4人と人数が増える毎に気が大きくなるのか、羽目を外してしまうのか、散らかし放題だった。
Sさん「良かった。二人でセットに入って。こんなのうち一人だったら泣いてた」
みかやん「まぁご謙遜を。こんなのSさんの手に掛かったら一瞬でしょ?」
Sさん「うち無理!こんなんだったら何時間かかるか分かんなかったもん!」
みかやん「全く。こんなの、女子供にどーしろっつーの?って騒ぎだよね」
手分けして方々に吹っ飛ばされた枕や掛け布団をかき集め、床に散乱していたティッシュや鶏の唐揚げを拾い、浴槽に浮かんだフェイスタオルを回収し、食い散らかされた食料の残骸を片付けてやれやれだった。
ホントにもう!修学旅行の枕投げかい?
Sさん「どーしよー!”セットはもういいので4P部屋からベッドメイクして下さい”とか言われて、うちらがこの部屋のメイクをすることになったりして…」
みかやん「それだけは勘弁して欲しいよね。パッと見、綺麗になったけど、床はドロドロだし、洗う食器はてんこ盛りだし、あちこち指紋だらけだし…」
とにかく、この部屋には2人でセットに入って正解だった。
もはや汗だくで既に一仕事終えた気分だったがセットはまだまだ続き、ようやくセットを終えても、回収してきたセットバッグの中身を片付け、セットバッグを作り、各階へセットバッグを運ぶという過酷な仕事が待っていた。
たかだか小一時間の作業だったのに、暑さですっかりバテた。
ベッドメイクに戻ったものの、重いセットバッグを持つ作業が続いた為に、Sさんは「風呂を擦ろうにも力が入らない」と言うし、私も洗った食器を運ぶ手が震えてどうにもならなかった。
二人とも「4P部屋のセットに時間がかかってしまった」という思いが強く、その分を取り戻さなければ!と躍起になってしまい、責任感の強さが災いした…かも知れない。
X君、早く実家から戻ってきておくれ。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)が早番、Tさん(同い年・ホテルC出身)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)が遅番、Sさん(10代後半・初バイト)と私が早出遅番の勤務。
昨日、社員さんに言われたとおりSさんと私はセット(ハガシ)からのスタートになった。昨日は絶不調だったSさんも病み上がり風な様子もなく一安心と思ったら、最上階の4P部屋からのセットになった。
本来、セットはフロント補助係が一人でするものだけど、所詮私達は”手伝い”だということに甘えて、Sさんと二人で4P部屋のセットに入った。
そして二人で倒れそうになった。
この部屋で嵐か竜巻でも起こっていたんですか?と聞きたくなるような荒れかたで、ティッシュやスキンが散乱しているわ、床は各種の毛と煙草の灰だらけ、食器棚にはコーヒーがこぼれていて、テーブルの上は油でギトギトだった。
ラブホQでもそうだったけど、二人で来た場合は部屋を綺麗に使って下さるお客様も、3人、4人と人数が増える毎に気が大きくなるのか、羽目を外してしまうのか、散らかし放題だった。
Sさん「良かった。二人でセットに入って。こんなのうち一人だったら泣いてた」
みかやん「まぁご謙遜を。こんなのSさんの手に掛かったら一瞬でしょ?」
Sさん「うち無理!こんなんだったら何時間かかるか分かんなかったもん!」
みかやん「全く。こんなの、女子供にどーしろっつーの?って騒ぎだよね」
手分けして方々に吹っ飛ばされた枕や掛け布団をかき集め、床に散乱していたティッシュや鶏の唐揚げを拾い、浴槽に浮かんだフェイスタオルを回収し、食い散らかされた食料の残骸を片付けてやれやれだった。
ホントにもう!修学旅行の枕投げかい?
Sさん「どーしよー!”セットはもういいので4P部屋からベッドメイクして下さい”とか言われて、うちらがこの部屋のメイクをすることになったりして…」
みかやん「それだけは勘弁して欲しいよね。パッと見、綺麗になったけど、床はドロドロだし、洗う食器はてんこ盛りだし、あちこち指紋だらけだし…」
とにかく、この部屋には2人でセットに入って正解だった。
もはや汗だくで既に一仕事終えた気分だったがセットはまだまだ続き、ようやくセットを終えても、回収してきたセットバッグの中身を片付け、セットバッグを作り、各階へセットバッグを運ぶという過酷な仕事が待っていた。
たかだか小一時間の作業だったのに、暑さですっかりバテた。
ベッドメイクに戻ったものの、重いセットバッグを持つ作業が続いた為に、Sさんは「風呂を擦ろうにも力が入らない」と言うし、私も洗った食器を運ぶ手が震えてどうにもならなかった。
二人とも「4P部屋のセットに時間がかかってしまった」という思いが強く、その分を取り戻さなければ!と躍起になってしまい、責任感の強さが災いした…かも知れない。
X君、早く実家から戻ってきておくれ。
ラブホ353日目:ヨダレ
2007年3月3日 らぶほ211:00-18:00 クイックメイク20部屋+セットバッグ上げ
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)が遅番、Cさん(60代前半・元看護師)と#さん(60代前半・元美容師)、Zさん(20代後半・ZARD似)と私が早番の勤務。
学生バイトのフロントX君が春休みで実家へ帰省していた為、フロント渦巻君が忙しそうだった。渦巻君たらお気の毒!と思っていたら、フロント二宮和也似君に「明日、30分ほど早出をしてセット(ハガシ)をしてほしい」と言われてしまった。
階を移動中、渦巻君に会うと既にお疲れのご様子だった。
渦巻君「忙しいですよ〜。”お陰で酷い目に遭いました”とX君に言っといて下さい」
みかやん「や、ホントだよ。Sさんと私だって、明日は遅番だったのに早出してセットすることになったんだから」
そう言うと、渦巻君は満足そうに微笑んで立ち去った。
明日は自動的にSさんと私が組むことになったが、そのSさんが昼休みにグッタリしていた。様子が変だと思っていたら、お弁当も食べていなかった。とんでもなく調子が悪いらしい。
最悪、明日は一人で早出セット+三人勤務になるかも知れないが、Sさんには「明日も調子が悪ければ、無理せず休むように」と言っておいた。
夕方、朝のフロントさんが帰って忙しくなってきた為、社員の二宮和也似君がセットをして回って下さっていた。私達が入った部屋で二宮和也似君がセットをしていたので、ベッドを剥がすのを手伝った。
Zさん「うわっ!枕が濡れてる!ヨダレ!」
みかやん「え?ヨダレなの?髪を洗ってそのまま寝たんじゃなくて?」
Zさん「あ…そ、そうですよねぇ!きっと髪が濡れてたんですよね。私ったら咄嗟にヨダレだなんて思っちゃって(照)ヨダレって(笑)」
照れるZさんが可愛いのなんの!美しいお顔とは裏腹に、お茶目だったり面白かったりする人だ。
うちのEさんは、ベッドを組み終えた後に「オーライちゃん♪」とか「オーライちゃんで〜す♪」と言う。何故、オーライに「ちゃん」付けなのかは不明だ。ちなみにEさん以外の人は「OKです」と言っている。
帰り際で疲れが出始めた頃、惰性でベッドを組み終えるとZさんが「オーライちゃんです♪」と言うではないか。しかも言い方がEさんに生き写し(死んでない)じゃないか。あまりのことにツボにハマって大笑いした。
気高く美しいZさんは、普段みんなに「Z様」と呼ばれているというのに…。
大爆笑中の私に、Zさんは「そんなぁ!みかやんのCさんの物真似には敵いませんよ〜!Cさんの物真似は楽しくて大好きなんですよ〜」と言って照れていた。
Zさんのお陰で楽しい一日だった。
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)が遅番、Cさん(60代前半・元看護師)と#さん(60代前半・元美容師)、Zさん(20代後半・ZARD似)と私が早番の勤務。
学生バイトのフロントX君が春休みで実家へ帰省していた為、フロント渦巻君が忙しそうだった。渦巻君たらお気の毒!と思っていたら、フロント二宮和也似君に「明日、30分ほど早出をしてセット(ハガシ)をしてほしい」と言われてしまった。
階を移動中、渦巻君に会うと既にお疲れのご様子だった。
渦巻君「忙しいですよ〜。”お陰で酷い目に遭いました”とX君に言っといて下さい」
みかやん「や、ホントだよ。Sさんと私だって、明日は遅番だったのに早出してセットすることになったんだから」
そう言うと、渦巻君は満足そうに微笑んで立ち去った。
明日は自動的にSさんと私が組むことになったが、そのSさんが昼休みにグッタリしていた。様子が変だと思っていたら、お弁当も食べていなかった。とんでもなく調子が悪いらしい。
最悪、明日は一人で早出セット+三人勤務になるかも知れないが、Sさんには「明日も調子が悪ければ、無理せず休むように」と言っておいた。
夕方、朝のフロントさんが帰って忙しくなってきた為、社員の二宮和也似君がセットをして回って下さっていた。私達が入った部屋で二宮和也似君がセットをしていたので、ベッドを剥がすのを手伝った。
Zさん「うわっ!枕が濡れてる!ヨダレ!」
みかやん「え?ヨダレなの?髪を洗ってそのまま寝たんじゃなくて?」
Zさん「あ…そ、そうですよねぇ!きっと髪が濡れてたんですよね。私ったら咄嗟にヨダレだなんて思っちゃって(照)ヨダレって(笑)」
照れるZさんが可愛いのなんの!美しいお顔とは裏腹に、お茶目だったり面白かったりする人だ。
うちのEさんは、ベッドを組み終えた後に「オーライちゃん♪」とか「オーライちゃんで〜す♪」と言う。何故、オーライに「ちゃん」付けなのかは不明だ。ちなみにEさん以外の人は「OKです」と言っている。
帰り際で疲れが出始めた頃、惰性でベッドを組み終えるとZさんが「オーライちゃんです♪」と言うではないか。しかも言い方がEさんに生き写し(死んでない)じゃないか。あまりのことにツボにハマって大笑いした。
気高く美しいZさんは、普段みんなに「Z様」と呼ばれているというのに…。
大爆笑中の私に、Zさんは「そんなぁ!みかやんのCさんの物真似には敵いませんよ〜!Cさんの物真似は楽しくて大好きなんですよ〜」と言って照れていた。
Zさんのお陰で楽しい一日だった。
歯医者15回目とケロロ
2007年3月2日 おでかけずっと炎症を起こしていた歯茎の上にあった左の奥歯を抜き、とんぷくを貰って帰ってきた。
今日は、抜歯ととんぷくで2460円。前回までと合わせて48780円也。
--------------------------------------------------------
”ケロロ軍曹スケジュールブック2007(スクールカレンダー)”という物がが発売されたらしい。元々は予約販売で、予約は既に打ち切っていた。しかし、どんな物か見てみたいので、歯医者の帰りに新さっぽろへ行ってみた。
新さっぽろじゅうの書店や文房具店を覗いてみたのに、売ってない!そうなると絶対見たい!いや、欲しい!「街で見かけたら買ってきてくれ!」と夫にすがり、リアル友人達にも情報提供をお願いした。
それでも、大通りの大きな書店や文房具店にも売っておらず、情報もゼロ。こうなったら意地でも欲しい、いや、絶対買ってやる!と、すっかりムキになってしまった。
お、おとなげない・・・。
結局、生まれて初めてアマゾンCO.JPさんへ注文した。
今日は、抜歯ととんぷくで2460円。前回までと合わせて48780円也。
--------------------------------------------------------
”ケロロ軍曹スケジュールブック2007(スクールカレンダー)”という物がが発売されたらしい。元々は予約販売で、予約は既に打ち切っていた。しかし、どんな物か見てみたいので、歯医者の帰りに新さっぽろへ行ってみた。
新さっぽろじゅうの書店や文房具店を覗いてみたのに、売ってない!そうなると絶対見たい!いや、欲しい!「街で見かけたら買ってきてくれ!」と夫にすがり、リアル友人達にも情報提供をお願いした。
それでも、大通りの大きな書店や文房具店にも売っておらず、情報もゼロ。こうなったら意地でも欲しい、いや、絶対買ってやる!と、すっかりムキになってしまった。
お、おとなげない・・・。
結局、生まれて初めてアマゾンCO.JPさんへ注文した。
ラブホ352日目:激しい人達
2007年3月1日 らぶほ211:30-17:30 本メイク5+クイック6+ベッドのみ1
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とTさん(同い年・ホテルC出身)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。
出勤途中、ボーッと地下鉄に乗っていて地下鉄を降り、いつものように階段を上がった所で異変に気付いた。何かが変だと思ったら、間違えて一駅手前で地下鉄を降りてしまっていた(恥)。
慌てて一駅手前から走って出勤し、休憩室に到着した頃にはゼーゼーで既に一仕事終えた気分だった。しかし、幸いなことに休憩室でモニターをチェックしたら、なんと!入室中のお客様がたったの6組だったので、軽く脱力した。
暇そうで良かった。ところが今日はベッドの分厚いマットレスを覆っているシーツを交換する日だった。これが、なかなか疲れた足腰に効く作業だったりする。
リネン類を剥がしてあるベッドから、おねしょマットを外し、防火マットを外し、ベッドパッドを外し、分厚いマットレスを「よいしょ!」とずらしてシーツを交換するワケだが、マットレスをずらすとベッドの下にスキンやらティッシュが落ちていたりする。
今回は特にベッドの下に大量の未使用スキンが落下していて、#さんはそれを呆れながら発掘していた。
#さん「なんだって、こんなにスキンが落ちてるの?」
みかやん「さぁ。激しいお客さんが多かったんじゃないの。激しさのあまりベッドが軋んでマットもズレて、枕元に隙間が空いてスキンが落下したんじゃない?スキンを失ってしまっては意味の無い人達もいるとは思うんだけどね」
#さん「ははぁ。激しさのあまりベッドもなんもグラグラかい?なるほどねぇ。みかやんと一緒に居ると勉強になるわぁ」
-----や…あの…冗談なんだけど…。
みかやん「前のラブホで若い男二人(いわゆるゲイ)が使った部屋に入ったら、有り得ないぐらいマットがズレてて、みんなで”よっぽど激しかったんだろうねぇ。男二人だもんねぇ”なんて言ってたよ」
#さん「今は昔と違って、男二人ってパターンも多いんでしょ?私が前にベッドメイク係をしていた30年前は、男二人のお客さんなんて見たこともなかったもの」
みかやん「その頃に比べたら激増したんじゃないのかなぁ?ココでも時々だけど男二人のお客さんを見かけるよ」
#さん「ははぁ。なるほどねぇ。男二人でそんなに激しいんじゃアパートなんかでやってられないもんね。アパートごと揺れたりしても困るし…」
また妙なところで感心されてしまった。#さんて面白い人だ。
先日、#さんは無事に引っ越しを済ませ、ご長男一家と同居を始めたそうだ。引っ越しの際に#さん宅から出た粗大ゴミ(洗濯機)をフロント渦巻君が貰い受けたとのこと。
渦巻君は#さんにお礼を言った後、「前はB班にも怖い先輩や変な先輩が居て大変だったけど、今は良い人ばかりで一番良い時なので、頑張って下さい!」と激励したそうだ。渦巻君たら、いいとこあるじゃん!
まぁ確かに以前は、何の権限が有るんだか気に入らない相手に2時間コースで説教をかましたりする怖い婆さんや、やれ、チン○だ!マン○だ!男と女とは!と熱く語るエログロくて変なオバチャンが居た。二人とも個性的というか、激しい人達だった。
その頃に比べたら、今は随分と過ごし易い職場になっているんだろうね。エログロくて変なオバチャンは居なくなって寂しい気もするけど。
朝、たったの6組だったお客さんが、お昼には5倍以上になっていて焦ったけど、結局は30分の早帰りになった。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とTさん(同い年・ホテルC出身)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。
出勤途中、ボーッと地下鉄に乗っていて地下鉄を降り、いつものように階段を上がった所で異変に気付いた。何かが変だと思ったら、間違えて一駅手前で地下鉄を降りてしまっていた(恥)。
慌てて一駅手前から走って出勤し、休憩室に到着した頃にはゼーゼーで既に一仕事終えた気分だった。しかし、幸いなことに休憩室でモニターをチェックしたら、なんと!入室中のお客様がたったの6組だったので、軽く脱力した。
暇そうで良かった。ところが今日はベッドの分厚いマットレスを覆っているシーツを交換する日だった。これが、なかなか疲れた足腰に効く作業だったりする。
リネン類を剥がしてあるベッドから、おねしょマットを外し、防火マットを外し、ベッドパッドを外し、分厚いマットレスを「よいしょ!」とずらしてシーツを交換するワケだが、マットレスをずらすとベッドの下にスキンやらティッシュが落ちていたりする。
今回は特にベッドの下に大量の未使用スキンが落下していて、#さんはそれを呆れながら発掘していた。
#さん「なんだって、こんなにスキンが落ちてるの?」
みかやん「さぁ。激しいお客さんが多かったんじゃないの。激しさのあまりベッドが軋んでマットもズレて、枕元に隙間が空いてスキンが落下したんじゃない?スキンを失ってしまっては意味の無い人達もいるとは思うんだけどね」
#さん「ははぁ。激しさのあまりベッドもなんもグラグラかい?なるほどねぇ。みかやんと一緒に居ると勉強になるわぁ」
-----や…あの…冗談なんだけど…。
みかやん「前のラブホで若い男二人(いわゆるゲイ)が使った部屋に入ったら、有り得ないぐらいマットがズレてて、みんなで”よっぽど激しかったんだろうねぇ。男二人だもんねぇ”なんて言ってたよ」
#さん「今は昔と違って、男二人ってパターンも多いんでしょ?私が前にベッドメイク係をしていた30年前は、男二人のお客さんなんて見たこともなかったもの」
みかやん「その頃に比べたら激増したんじゃないのかなぁ?ココでも時々だけど男二人のお客さんを見かけるよ」
#さん「ははぁ。なるほどねぇ。男二人でそんなに激しいんじゃアパートなんかでやってられないもんね。アパートごと揺れたりしても困るし…」
また妙なところで感心されてしまった。#さんて面白い人だ。
先日、#さんは無事に引っ越しを済ませ、ご長男一家と同居を始めたそうだ。引っ越しの際に#さん宅から出た粗大ゴミ(洗濯機)をフロント渦巻君が貰い受けたとのこと。
渦巻君は#さんにお礼を言った後、「前はB班にも怖い先輩や変な先輩が居て大変だったけど、今は良い人ばかりで一番良い時なので、頑張って下さい!」と激励したそうだ。渦巻君たら、いいとこあるじゃん!
まぁ確かに以前は、何の権限が有るんだか気に入らない相手に2時間コースで説教をかましたりする怖い婆さんや、やれ、チン○だ!マン○だ!男と女とは!と熱く語るエログロくて変なオバチャンが居た。二人とも個性的というか、激しい人達だった。
その頃に比べたら、今は随分と過ごし易い職場になっているんだろうね。エログロくて変なオバチャンは居なくなって寂しい気もするけど。
朝、たったの6組だったお客さんが、お昼には5倍以上になっていて焦ったけど、結局は30分の早帰りになった。
ラブホ351日目:トマト
2007年2月28日 らぶほ211:30-18:00 本メイク2+クイック16+ベッドのみ2
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)とTさん(同い年・ホテルC出身)、愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)と私の勤務。
今日は何だか盗難(と言ってしまっていいのか?)の目立つ日だった。
部屋に入ったら、忽然とプラスチックのティッシュケースが無かったり、洗面所のゴミ箱が無かったり、愚鈍さん改めUさんが部屋係になった時は電気ポットが無くなっていて、二人して唖然とした。
お客さん達だって、みんな大人なハズなんだから、アメニティーとは違うってことぐらい分かるよね?つーか、こんな所の備品を持ち帰って気持ち悪くないんだろうか?私なら不気味な気がしてイヤだ。
ティッシュケースだって、ゴミ箱だって、ポットだって、私が日々丹念に磨いてるんだから、私の怨念が籠もっているのよ。持って帰った人は、夜中にうなされたり、金縛りに遭ったりするハズだわ。フフフ。
ラブホQでは、電子レンジをお持ち帰りになろうとされたお客様がお縄になった、なんてこともありましたヮ。入退室の様子はモニターに映ってるし、車のナンバーは控えているし、悪いことは出来ないようになってるんですけどね。困ったもんです。
というわけで今日はあまり客層が宜しくない(おっと失言)。
昼休み、客室の風呂に設置していたローションマットが休憩室に導入されていた。
みかやん「わ〜い!良かった!今度Cさん(60代前半・元看護師)が背中や腰を揉んでくれるって言ってたから、このマットの上で揉んでもらおっと♪」
フロント可愛い人「なんだったら、ココにはローションも有るし…」
みかやん「え?」
自分がCさんにローションを用いたエロ系マッサージをされる絵が脳裏に浮かんで、思わず飲んでいたコーヒーを吹き出し…いや、吐き出しそうになった(苦笑)。「なんだったら…」って、フロント可愛い人ったら何てことを(笑)。
休憩前からイヤな予感はしていたものの、休憩明けに私は妖しい風呂に当たった。
浴槽の内側にトマトジュースを薄めたような液体がぶちまけられていた。トマトジュースのようなザラザラな質感が実に生々しかった。幸い、妙な匂いもしなかったので「これはゲーリーじゃない!ゲ□でもない!」と自分に言い聞かせつつも、少し離れてシャワーをかけた。
今日の相方が愚鈍さん改めUさんじゃなかったら「ちょっと!コレ何だろ?」と大騒ぎしていたと思うけど、愚鈍さん改めUさんを相手には何となく騒げなかった。
シャワーでトマトジュースのようなモノをしっかりと流してから、風呂洗いを始めて、何とか風呂掃除を終えた。その間、やはり怖くて鼻呼吸は出来なかった。少し安心してトイレ掃除を始めようと便器の蓋を開けたら・・・。
ついさっき風呂で見たばかりの、トマトジュースのようなモノが便器にも思いっきりぶちまけられていた。
ってことは、コレってやっぱりゲーリーかゲ□なの?そ、そんなぁ(泣)!
こんなおぞましい思いを一人で抱えきれなくなって、愚鈍さん改めUさんに「今ね、かくかくしかじかで、絶対ゲーリーやゲ□じゃないって言い聞かせて風呂掃除を終えたら、トイレにも同じモノが(涙)」と訴えた。
愚鈍さん改めUさんも心配してくれて「風呂からもトイレからも変な匂いはしなかったよね」と慰めてくれたが、結局は何か分からないものの限りなくゲーリーやゲ□である可能性が高くて凹んだ。
そこへフロントから電話がきて、急遽本メイクをすることになり、愚鈍さん改めUさんと協力して本メイク道具を用意した。
私達って意外と美しくないかい?や…気持ちが。
お互いずっと忌避してきて、こんなふうに協力しあえる日がくるなんて思わなかった。最近は意識して些細なことにも愚鈍さん改めUさんに「ありがとう」と言うようにしていたけど、今回は妙に照れくさい。
それでも素直に「ありがとう」と言わねばね。てなわけで、ちゃんと「ありがとう」と言って帰りましたとさ。
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)とTさん(同い年・ホテルC出身)、愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)と私の勤務。
今日は何だか盗難(と言ってしまっていいのか?)の目立つ日だった。
部屋に入ったら、忽然とプラスチックのティッシュケースが無かったり、洗面所のゴミ箱が無かったり、愚鈍さん改めUさんが部屋係になった時は電気ポットが無くなっていて、二人して唖然とした。
お客さん達だって、みんな大人なハズなんだから、アメニティーとは違うってことぐらい分かるよね?つーか、こんな所の備品を持ち帰って気持ち悪くないんだろうか?私なら不気味な気がしてイヤだ。
ティッシュケースだって、ゴミ箱だって、ポットだって、私が日々丹念に磨いてるんだから、私の怨念が籠もっているのよ。持って帰った人は、夜中にうなされたり、金縛りに遭ったりするハズだわ。フフフ。
ラブホQでは、電子レンジをお持ち帰りになろうとされたお客様がお縄になった、なんてこともありましたヮ。入退室の様子はモニターに映ってるし、車のナンバーは控えているし、悪いことは出来ないようになってるんですけどね。困ったもんです。
というわけで今日はあまり客層が宜しくない(おっと失言)。
昼休み、客室の風呂に設置していたローションマットが休憩室に導入されていた。
みかやん「わ〜い!良かった!今度Cさん(60代前半・元看護師)が背中や腰を揉んでくれるって言ってたから、このマットの上で揉んでもらおっと♪」
フロント可愛い人「なんだったら、ココにはローションも有るし…」
みかやん「え?」
自分がCさんにローションを用いたエロ系マッサージをされる絵が脳裏に浮かんで、思わず飲んでいたコーヒーを吹き出し…いや、吐き出しそうになった(苦笑)。「なんだったら…」って、フロント可愛い人ったら何てことを(笑)。
休憩前からイヤな予感はしていたものの、休憩明けに私は妖しい風呂に当たった。
浴槽の内側にトマトジュースを薄めたような液体がぶちまけられていた。トマトジュースのようなザラザラな質感が実に生々しかった。幸い、妙な匂いもしなかったので「これはゲーリーじゃない!ゲ□でもない!」と自分に言い聞かせつつも、少し離れてシャワーをかけた。
今日の相方が愚鈍さん改めUさんじゃなかったら「ちょっと!コレ何だろ?」と大騒ぎしていたと思うけど、愚鈍さん改めUさんを相手には何となく騒げなかった。
シャワーでトマトジュースのようなモノをしっかりと流してから、風呂洗いを始めて、何とか風呂掃除を終えた。その間、やはり怖くて鼻呼吸は出来なかった。少し安心してトイレ掃除を始めようと便器の蓋を開けたら・・・。
ついさっき風呂で見たばかりの、トマトジュースのようなモノが便器にも思いっきりぶちまけられていた。
ってことは、コレってやっぱりゲーリーかゲ□なの?そ、そんなぁ(泣)!
こんなおぞましい思いを一人で抱えきれなくなって、愚鈍さん改めUさんに「今ね、かくかくしかじかで、絶対ゲーリーやゲ□じゃないって言い聞かせて風呂掃除を終えたら、トイレにも同じモノが(涙)」と訴えた。
愚鈍さん改めUさんも心配してくれて「風呂からもトイレからも変な匂いはしなかったよね」と慰めてくれたが、結局は何か分からないものの限りなくゲーリーやゲ□である可能性が高くて凹んだ。
そこへフロントから電話がきて、急遽本メイクをすることになり、愚鈍さん改めUさんと協力して本メイク道具を用意した。
私達って意外と美しくないかい?や…気持ちが。
お互いずっと忌避してきて、こんなふうに協力しあえる日がくるなんて思わなかった。最近は意識して些細なことにも愚鈍さん改めUさんに「ありがとう」と言うようにしていたけど、今回は妙に照れくさい。
それでも素直に「ありがとう」と言わねばね。てなわけで、ちゃんと「ありがとう」と言って帰りましたとさ。
ラブホ350日目:特掃氏
2007年2月27日 らぶほ211:30-17:00 クイックメイク12部屋
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私とフロント特掃氏(50代後半・調理師)の勤務。
出勤途中、うちのラブホの前で白髪の爺さんがゴミ拾いをしているのを目撃した。
ご近所さんとはいえ、うちのラブホの前のゴミまで拾ってくれるなんて、感心な爺さんだわ!と「おはようございます♪」と頭を下げてよく見たら、うちのフロント陣と全く同じカーゴパンツをはいているではないの!
ええ?見たことも聞いたこともないけど新しいフロントの人なの?私は昨日休みだったから知らないだけで、昨日入った新人フロントさんなのかも知れない。
出勤すると休憩室に支配人様がさっきの爺さんを伴って現れて「今日から入った特掃さんです。Eさんとみかやんで14時までベッドメイクを教えて下さい」とのことだった。
特掃さんというのは、ホントはどんな字なのか知らないけど、私達は勝手に”特殊な掃除をするから特掃さん”だと思っている。
冬に玄関前の除雪をしたり、檜風呂のぬめりを取ったり、岩風呂の水垢を取ったり、窓の外側を拭いたりと、私達ベッドメイク係やフロント補助係が普段しないようなことをしているらしい。それでも一応、ベッドメイクやセット(ハガシ)は習うようだ。
だけど、辞めたM氏のように掃除機の使い方も分からないのにプライドだけ高くて頑固で偏屈な爺さんだったり、辞めたV君のように「僕、食器なんか洗ったこと有りません」では辛いものがある。
Eさんも私も、爺さん=辞めたM氏=手強い!という勝手な先入観を抱いてしまって、どうにも憂鬱だった。
ところが特掃氏はおトシの割に物覚えは良く几帳面で、ベッドなんかは最初から物凄く綺麗に組むことができたし、何でも「私がやります」「私が持ちます」と意欲的で、辞めたM氏とは大違いで実にベッドメイク係向きだった。
試しに「特掃氏は家で茶碗なんか洗ったりしますか?」と聞いたら「はい、わたくし調理人の端くれなので台所周りの掃除には自信があります」という返事で頼もしいではないか。
うっかり者の私は思わず「爺さん!」と呼びそうになるので、念のためにおトシを聞いたら、50代後半とのことで驚いた。絶対にCさんより年上だと思ってたのに、CさんよりもEさんよりも年下だった。どーりで物覚えも良いハズよね。
Eさんと私で交互にベッドメイクを教えて、昼休みを迎えた。
昼休み明けはEさんと私と二人だけのベッドメイクに戻り、特掃氏の居ない所で好き勝手なことを言っていた。
Eさん「特掃氏って独身だろうか?や、きっと独身だよね」
みかやん「はい。うちのCさんとどうでしょう?お似合いじゃないですかね?二人とも小柄で…」
Eさん「私もそう思ってたの!トシの順からいってCさんから片付いて貰わないと私、お嫁に行けないもん(笑)」
みかやん「ですよね(笑)まずはCさんですよね。Cさんの方が5〜6歳年上ですけど丁度良いですよね」
Eさん「ねーっ!特掃氏は良い人だけど私の好みじゃないからCさんに譲るわ」
みかやん「Cさんにも、もう一花咲かせて貰わないと…ですよねぇ」
Eさん&みかやん「ねーーーっ!」
特掃氏とCさんをくっつけよう大作戦で大いに盛り上がった。Cさんが密かに恋していた他班のフロント男性(50代前半)が知らぬ間に辞めていたので、丁度良かったかも知れない。
やはりCさんにはもう一花咲かせて貰わなければ!
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私とフロント特掃氏(50代後半・調理師)の勤務。
出勤途中、うちのラブホの前で白髪の爺さんがゴミ拾いをしているのを目撃した。
ご近所さんとはいえ、うちのラブホの前のゴミまで拾ってくれるなんて、感心な爺さんだわ!と「おはようございます♪」と頭を下げてよく見たら、うちのフロント陣と全く同じカーゴパンツをはいているではないの!
ええ?見たことも聞いたこともないけど新しいフロントの人なの?私は昨日休みだったから知らないだけで、昨日入った新人フロントさんなのかも知れない。
出勤すると休憩室に支配人様がさっきの爺さんを伴って現れて「今日から入った特掃さんです。Eさんとみかやんで14時までベッドメイクを教えて下さい」とのことだった。
特掃さんというのは、ホントはどんな字なのか知らないけど、私達は勝手に”特殊な掃除をするから特掃さん”だと思っている。
冬に玄関前の除雪をしたり、檜風呂のぬめりを取ったり、岩風呂の水垢を取ったり、窓の外側を拭いたりと、私達ベッドメイク係やフロント補助係が普段しないようなことをしているらしい。それでも一応、ベッドメイクやセット(ハガシ)は習うようだ。
だけど、辞めたM氏のように掃除機の使い方も分からないのにプライドだけ高くて頑固で偏屈な爺さんだったり、辞めたV君のように「僕、食器なんか洗ったこと有りません」では辛いものがある。
Eさんも私も、爺さん=辞めたM氏=手強い!という勝手な先入観を抱いてしまって、どうにも憂鬱だった。
ところが特掃氏はおトシの割に物覚えは良く几帳面で、ベッドなんかは最初から物凄く綺麗に組むことができたし、何でも「私がやります」「私が持ちます」と意欲的で、辞めたM氏とは大違いで実にベッドメイク係向きだった。
試しに「特掃氏は家で茶碗なんか洗ったりしますか?」と聞いたら「はい、わたくし調理人の端くれなので台所周りの掃除には自信があります」という返事で頼もしいではないか。
うっかり者の私は思わず「爺さん!」と呼びそうになるので、念のためにおトシを聞いたら、50代後半とのことで驚いた。絶対にCさんより年上だと思ってたのに、CさんよりもEさんよりも年下だった。どーりで物覚えも良いハズよね。
Eさんと私で交互にベッドメイクを教えて、昼休みを迎えた。
昼休み明けはEさんと私と二人だけのベッドメイクに戻り、特掃氏の居ない所で好き勝手なことを言っていた。
Eさん「特掃氏って独身だろうか?や、きっと独身だよね」
みかやん「はい。うちのCさんとどうでしょう?お似合いじゃないですかね?二人とも小柄で…」
Eさん「私もそう思ってたの!トシの順からいってCさんから片付いて貰わないと私、お嫁に行けないもん(笑)」
みかやん「ですよね(笑)まずはCさんですよね。Cさんの方が5〜6歳年上ですけど丁度良いですよね」
Eさん「ねーっ!特掃氏は良い人だけど私の好みじゃないからCさんに譲るわ」
みかやん「Cさんにも、もう一花咲かせて貰わないと…ですよねぇ」
Eさん&みかやん「ねーーーっ!」
特掃氏とCさんをくっつけよう大作戦で大いに盛り上がった。Cさんが密かに恋していた他班のフロント男性(50代前半)が知らぬ間に辞めていたので、丁度良かったかも知れない。
やはりCさんにはもう一花咲かせて貰わなければ!
YOUTUBEをMacに保存
2007年2月26日 まっく小 コメント (2)我が家は恐ろしいことに今時ISDNなので、おいそれとYOUTUBEの動画を楽しむことなど出来ず(泣)たかだか1分30秒のケロロ軍曹のオープニング曲を読み込むのに7〜8分もかかるわけで、YOUTUBEなんか嫌いよ!と思いつつ暇な時にダウンロードしてる。
暇な時にしかやらないけど、なかなかどうして長い戦いになる。例えば、YOUTUBEで”Keroro Gunso OP (5th generation) You-You-You”を検索し、Macで保存&再生しようとすると・・・。
1 You You You(1分28秒)の読み込みに約9分
2 読み込み終了後、動画を再生させながら
Safariメニュー>ウィンドウ>構成ファイル一覧で
ttp://ash-v144.ash.youtube.com/get_video?video_id=9gS-DovfjGU
(3,6MB)の部分をoptionキーを押しながらダブルクリック
3 ダウンロード開始〜終了まで12〜13分待つ
4 ダウンロードされた”get_video”ファイルを”you3.flv”などに変更
拡張子は必ず.flvだそうだよ
5 iSquint http://www.isquint.org
に、保存先を選択し”you3.flv”をドラッグ
6 ”you3,flv”が”you3,mp4”に変換される
後は、iTunesに追加したり、iPodへ送ったり、そのままPCに保存してQuickTime Playerで見たり。
なんだけど・・・。
こんな手間暇かけるより、プロバイダが代わろうとメアドが変わろうと、せっかくボロいながらも光対応マンションなんだから、とっとと光にしなさい!って感じよね。
暇な時にしかやらないけど、なかなかどうして長い戦いになる。例えば、YOUTUBEで”Keroro Gunso OP (5th generation) You-You-You”を検索し、Macで保存&再生しようとすると・・・。
1 You You You(1分28秒)の読み込みに約9分
2 読み込み終了後、動画を再生させながら
Safariメニュー>ウィンドウ>構成ファイル一覧で
ttp://ash-v144.ash.youtube.com/get_video?video_id=9gS-DovfjGU
(3,6MB)の部分をoptionキーを押しながらダブルクリック
3 ダウンロード開始〜終了まで12〜13分待つ
4 ダウンロードされた”get_video”ファイルを”you3.flv”などに変更
拡張子は必ず.flvだそうだよ
5 iSquint http://www.isquint.org
に、保存先を選択し”you3.flv”をドラッグ
6 ”you3,flv”が”you3,mp4”に変換される
後は、iTunesに追加したり、iPodへ送ったり、そのままPCに保存してQuickTime Playerで見たり。
なんだけど・・・。
こんな手間暇かけるより、プロバイダが代わろうとメアドが変わろうと、せっかくボロいながらも光対応マンションなんだから、とっとと光にしなさい!って感じよね。
ラブホ349日目:デリ名刺
2007年2月25日 らぶほ2 コメント (2)
11:00-18:00 クイックメイク17部屋+リネン折り
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とTさん(同い年・ホテルC出身)、Cさん(60代前半・元看護師)とZさん(20代後半・ZARD似)が遅番、#さん(60代前半・元美容師)と私が早番の勤務。各隊にチーム60が1人ずつという振り分けになった。
今日は出動直後から物凄くバタバタした。
フロントに指定された露天風呂付きの部屋のベッドメイクに入ったら、フロントから電話がきて「お客様がどうしても露天付きの部屋へ入りたいということで待ってますから」と急ぐように言われて、大急ぎでベッドメイクをすることになった。
露天風呂付きの部屋は優先的にベッドメイクをしなければならないので、違う階の露天風呂付きの部屋にベッドメイクに入ったら、そこにもフロントから電話がきて「お客様がその部屋を指定でお待ちですから」と言われて、また大慌てだ。
#さん「ごめんねぇ。さっきも殆ど全部みかやんにやって貰っちゃって…。私も頑張るけど…」
みかやん「いやいや気にしないで。私、ダイエット中だから人の倍、働かないと」
だってさ、この仕事を4年も5年もやってる私と昨日今日の人が同じに出来るんなら、私ら中堅やベテラン勢の立つ瀬が無いもんね…って部屋の中を走り回ってたら何かを踏んづけて滑ったけど、取り敢えず拾ってポケットに入れといた。
その後も毛だらけの部屋や血だらけの部屋に当たって、大忙しだった。
昼休み明けからようやく#さんとも少し落ち着いて話が出来るようになった。#さんの話によれば、私が休みだった2月22日はチーム60が揃っていて、朝からCさんが若き日の男性遍歴や二度に渡る結婚生活について熱く語っていたそうだ。
チーム60のようなお年寄り連中は朝が早くて、就業時間の1時間以上も前から出勤している。何をするわけでもなく単に雑談をしているわけだが、私には真似出来ない。私ならもっと自分だけの時間を有効に使いたい…と思うのは若い証拠だろうか?
#さん「Cさんたら”わち、男なんかもう要らない!飽きた!”とは言ってたけど、その後なんだかとっても寂しそうだったの」
みかやん「”自分の世界”ってそのことかい?かくかくしかじかでその翌日は散々私を置き去りにしといて”自分の世界に入ってた”だからね」
#さん「あはは!自分の世界って一番いいね!私も今度何か有ったら”ごめん。今、自分の世界に入ってた”って言おう」
みかやん「in my worldだからね。私も返す言葉に詰まったよ。つーか、若い頃はそれなりにモテて、結婚も二回したけど、今は一人ってことが急に寂しくなって強がり言ったみたいな感じなのかい?」
#さん「そうだと思うよ。”最初の男はああで、二人目の男はこうで”ってワイワイ語った後、シュンとしてたからね」
Eさんは母屋にお兄さん一家が住んでいる所の離れに住んでいて、#さんはもうすぐ長男一家と同居する。Cさんだけ札幌に一人だ。旦那が居たら…とか、家族が居たら…と思うのかなぁ?
#さんの長男一家との同居が決まって、#さんも嬉しさを隠せずにそのことばかりを話していたので、それがCさんにはキツかったのかなぁ?と思ってしまう(侘)。
チーム60は60代のシングル女が三人だけど、まさに三者三様だ。こうなると女の幸せって何だろうと考えてしまう。うちも子供が居ないし、私も将来はCさんのように…いや、子供が居たってうちの母親も函館で独居老人してるし…。
イカン!考えると暗くなる!
そう言えば!と、さっきポケットにしまったモノを出してみたら、デリヘル嬢の名刺だった。
名刺の裏側を見たら(画像参照)「今日は○○(店名)をご利用ありがとございました。楽しんでいただけましたか?Hぃなコト、楽しいコト大〜好き!な××(源氏名)なので、また二人でいっぱいいろんなコトして遊びましょ。TEL待ってます」と書いてあった。
なるほど。こんなメッセージを書いて固定客を増やそうと努力してるのね!手書きだと文字や文面に個性が出るし・・・と深い感銘を受けた後、でもこの名刺自体を忘れて帰られちゃ何にもならないのよね(哀)と他人事ながら虚しくなった。
何となく、うら寂しいような気持ちになる一日だった。Cさん、こないだは”老眼鏡かけっぱにしろ!”とか”補聴器しろ!”とか思っちゃってゴメンね。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とTさん(同い年・ホテルC出身)、Cさん(60代前半・元看護師)とZさん(20代後半・ZARD似)が遅番、#さん(60代前半・元美容師)と私が早番の勤務。各隊にチーム60が1人ずつという振り分けになった。
今日は出動直後から物凄くバタバタした。
フロントに指定された露天風呂付きの部屋のベッドメイクに入ったら、フロントから電話がきて「お客様がどうしても露天付きの部屋へ入りたいということで待ってますから」と急ぐように言われて、大急ぎでベッドメイクをすることになった。
露天風呂付きの部屋は優先的にベッドメイクをしなければならないので、違う階の露天風呂付きの部屋にベッドメイクに入ったら、そこにもフロントから電話がきて「お客様がその部屋を指定でお待ちですから」と言われて、また大慌てだ。
#さん「ごめんねぇ。さっきも殆ど全部みかやんにやって貰っちゃって…。私も頑張るけど…」
みかやん「いやいや気にしないで。私、ダイエット中だから人の倍、働かないと」
だってさ、この仕事を4年も5年もやってる私と昨日今日の人が同じに出来るんなら、私ら中堅やベテラン勢の立つ瀬が無いもんね…って部屋の中を走り回ってたら何かを踏んづけて滑ったけど、取り敢えず拾ってポケットに入れといた。
その後も毛だらけの部屋や血だらけの部屋に当たって、大忙しだった。
昼休み明けからようやく#さんとも少し落ち着いて話が出来るようになった。#さんの話によれば、私が休みだった2月22日はチーム60が揃っていて、朝からCさんが若き日の男性遍歴や二度に渡る結婚生活について熱く語っていたそうだ。
チーム60のようなお年寄り連中は朝が早くて、就業時間の1時間以上も前から出勤している。何をするわけでもなく単に雑談をしているわけだが、私には真似出来ない。私ならもっと自分だけの時間を有効に使いたい…と思うのは若い証拠だろうか?
#さん「Cさんたら”わち、男なんかもう要らない!飽きた!”とは言ってたけど、その後なんだかとっても寂しそうだったの」
みかやん「”自分の世界”ってそのことかい?かくかくしかじかでその翌日は散々私を置き去りにしといて”自分の世界に入ってた”だからね」
#さん「あはは!自分の世界って一番いいね!私も今度何か有ったら”ごめん。今、自分の世界に入ってた”って言おう」
みかやん「in my worldだからね。私も返す言葉に詰まったよ。つーか、若い頃はそれなりにモテて、結婚も二回したけど、今は一人ってことが急に寂しくなって強がり言ったみたいな感じなのかい?」
#さん「そうだと思うよ。”最初の男はああで、二人目の男はこうで”ってワイワイ語った後、シュンとしてたからね」
Eさんは母屋にお兄さん一家が住んでいる所の離れに住んでいて、#さんはもうすぐ長男一家と同居する。Cさんだけ札幌に一人だ。旦那が居たら…とか、家族が居たら…と思うのかなぁ?
#さんの長男一家との同居が決まって、#さんも嬉しさを隠せずにそのことばかりを話していたので、それがCさんにはキツかったのかなぁ?と思ってしまう(侘)。
チーム60は60代のシングル女が三人だけど、まさに三者三様だ。こうなると女の幸せって何だろうと考えてしまう。うちも子供が居ないし、私も将来はCさんのように…いや、子供が居たってうちの母親も函館で独居老人してるし…。
イカン!考えると暗くなる!
そう言えば!と、さっきポケットにしまったモノを出してみたら、デリヘル嬢の名刺だった。
名刺の裏側を見たら(画像参照)「今日は○○(店名)をご利用ありがとございました。楽しんでいただけましたか?Hぃなコト、楽しいコト大〜好き!な××(源氏名)なので、また二人でいっぱいいろんなコトして遊びましょ。TEL待ってます」と書いてあった。
なるほど。こんなメッセージを書いて固定客を増やそうと努力してるのね!手書きだと文字や文面に個性が出るし・・・と深い感銘を受けた後、でもこの名刺自体を忘れて帰られちゃ何にもならないのよね(哀)と他人事ながら虚しくなった。
何となく、うら寂しいような気持ちになる一日だった。Cさん、こないだは”老眼鏡かけっぱにしろ!”とか”補聴器しろ!”とか思っちゃってゴメンね。
ラブホ348日目:失態
2007年2月24日 らぶほ2 コメント (2)11:30-18:30 クイックメイク19部屋+ベッドのみ1+待合室掃除+リネン折り
今日はEさん(60代前半・高見沢俊彦似)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)、Tさん(同い年・ホテルC出身)とZさん(20代後半・ZARD似)が早番、Sさん(10代後半・初バイト)と私が遅番の勤務。
××5号室からのスタートだったので、業務用エレベーターに乗り×階のボタンを押して、Sさんと雑談していた。ドアが開いたので降りると、エレベーターホールでフロントX君がエレベーター待ちをしていた。
先々週の土日に欠勤し、先週の土日は休みだったので、土日のみの勤務のX君に会うのが物凄く久しぶりに思えた。
××5号室の前でSさんが「え?何で?ドア開かない!」と叫ぶので、私もドアを開けようとしたが、やはりドアには鍵がかかっているようで開かない。
みかやん「???うわーっ!ここ××5号室じゃなくて○○5号室だよ!降りる階を間違ったよ!」
Sさん「えーっ!どーしよーっ!うち、思いっきりドアをガチャガチャやっちゃった!」
慌ててエレベーターホールへ逃げて、モニターを確認すると○○5号室は、しっかりと”入室中”になっていた。Sさんはノイローゼのように「どうしよう。うち、ドアをガチャガチャやっちゃって…怒られる。お客さんから苦情きたらどうしよう」と呟いていた。
みかやん「大丈夫だよ。お客さんは、それどころじゃないさ。きっともう夢中になってて聞こえてないって」
Sさん「・・・・・」
みかやん「あ、ごめん」
Sさんにちょっとでもエロい話をしたら、露骨にイヤな顔をされたり、押し黙られてしまうことが有る。この程度のことでドン引きされてもねぇ。とてもラブホ勤めの人とは思えない。
ん?ふと見たらエレベーターが遙か下の作業室の階で止まっている。ってことは、さっきX君は下へ降りようとして▽のボタンを押さずに間違って△ボタンを押したから無駄にエレベーターが止まって、私達が降りてしまったってこと?
X君め!って、私達がお喋りに夢中で確認もせずにエレベーターを降りたのが悪いのよね。
昼休みの前に駐車場からの玄関と待合室の掃除をすることになった。掃除中にもお客さんが続々と入ってきて、その度に逃げ隠れする為になかなか捗らない。そうこうしているうちに満室になったようで、お客さんが待合室の半個室に入ってしまった。
Sさんと私も待合室の半個室に隠れたまま出られなくなってしまったのに、更にもう1組のカップルが半個室に入った。
半個室の横にある電話が鳴ったが、フロントからお客様にかかってきた電話なのか、私達にかかってきた電話なのか分からず、ツラッと「お疲れ様です♪B班のみかやんです」と電話に出たら、お客様達も「ええ?この人達、どこに居たの?近くで私達を見てたの?」と思われるかも知れない。
いつ出られるんだろう?半個室は4列ぐらい並んでるけど、私達の列にもお客さんが来たら半個室でドアが無いんだもん、私達丸見えじゃん!パッと見ビアン客みたいじゃん!と困っていたら、フロント二宮和也似君が私達を迎えに来て下さった。
は、恥ずかしい。二宮和也似君はモニターで私達を見ていて呆れていたに違いない。そして「何て世話の焼ける馬鹿どもなんだ」と思いながらも迎えに来て下さったに違いない。全く面目ない。
恥ずかしい失敗の連続に、私達は凹んでしまった。さすがに私もエロい冗談などかませなかった。
これ以上、失態を演じるわけにはいかないので、気を引き締めて仕事をして、ようやく最後の1部屋にこぎ着けた。残された時間は10分程度だが頑張るしかない。
ベッドを組んでいたら、向かい側でSさんが「うわっ!何?ギャーッ!」と叫ぶのでSさんの側へ行って見てみると、分厚いマットレスを覆ったシーツにベッタリと血がついていて、床の絨毯にも大きな血のシミが広がっていた。
急いでる時に限って、こんなアクシデントに見舞われる。無言のまま大慌てで換えのシーツを取りに走り、その間Sさんは床の血のシミを擦り取り、協力して組みかけのベッドを剥がし、何事も無かったかのようにベッドを組み終えた。
8分ほどでこの部屋を出て、もう一踏ん張り!と、隣の部屋のベッドだけを組んで終了した。辱めを受けた分、休憩明けからは頑張ったつもりだが、帰る頃には若いSさんもバテていた。
今日はEさん(60代前半・高見沢俊彦似)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)、Tさん(同い年・ホテルC出身)とZさん(20代後半・ZARD似)が早番、Sさん(10代後半・初バイト)と私が遅番の勤務。
××5号室からのスタートだったので、業務用エレベーターに乗り×階のボタンを押して、Sさんと雑談していた。ドアが開いたので降りると、エレベーターホールでフロントX君がエレベーター待ちをしていた。
先々週の土日に欠勤し、先週の土日は休みだったので、土日のみの勤務のX君に会うのが物凄く久しぶりに思えた。
××5号室の前でSさんが「え?何で?ドア開かない!」と叫ぶので、私もドアを開けようとしたが、やはりドアには鍵がかかっているようで開かない。
みかやん「???うわーっ!ここ××5号室じゃなくて○○5号室だよ!降りる階を間違ったよ!」
Sさん「えーっ!どーしよーっ!うち、思いっきりドアをガチャガチャやっちゃった!」
慌ててエレベーターホールへ逃げて、モニターを確認すると○○5号室は、しっかりと”入室中”になっていた。Sさんはノイローゼのように「どうしよう。うち、ドアをガチャガチャやっちゃって…怒られる。お客さんから苦情きたらどうしよう」と呟いていた。
みかやん「大丈夫だよ。お客さんは、それどころじゃないさ。きっともう夢中になってて聞こえてないって」
Sさん「・・・・・」
みかやん「あ、ごめん」
Sさんにちょっとでもエロい話をしたら、露骨にイヤな顔をされたり、押し黙られてしまうことが有る。この程度のことでドン引きされてもねぇ。とてもラブホ勤めの人とは思えない。
ん?ふと見たらエレベーターが遙か下の作業室の階で止まっている。ってことは、さっきX君は下へ降りようとして▽のボタンを押さずに間違って△ボタンを押したから無駄にエレベーターが止まって、私達が降りてしまったってこと?
X君め!って、私達がお喋りに夢中で確認もせずにエレベーターを降りたのが悪いのよね。
昼休みの前に駐車場からの玄関と待合室の掃除をすることになった。掃除中にもお客さんが続々と入ってきて、その度に逃げ隠れする為になかなか捗らない。そうこうしているうちに満室になったようで、お客さんが待合室の半個室に入ってしまった。
Sさんと私も待合室の半個室に隠れたまま出られなくなってしまったのに、更にもう1組のカップルが半個室に入った。
半個室の横にある電話が鳴ったが、フロントからお客様にかかってきた電話なのか、私達にかかってきた電話なのか分からず、ツラッと「お疲れ様です♪B班のみかやんです」と電話に出たら、お客様達も「ええ?この人達、どこに居たの?近くで私達を見てたの?」と思われるかも知れない。
いつ出られるんだろう?半個室は4列ぐらい並んでるけど、私達の列にもお客さんが来たら半個室でドアが無いんだもん、私達丸見えじゃん!パッと見ビアン客みたいじゃん!と困っていたら、フロント二宮和也似君が私達を迎えに来て下さった。
は、恥ずかしい。二宮和也似君はモニターで私達を見ていて呆れていたに違いない。そして「何て世話の焼ける馬鹿どもなんだ」と思いながらも迎えに来て下さったに違いない。全く面目ない。
恥ずかしい失敗の連続に、私達は凹んでしまった。さすがに私もエロい冗談などかませなかった。
これ以上、失態を演じるわけにはいかないので、気を引き締めて仕事をして、ようやく最後の1部屋にこぎ着けた。残された時間は10分程度だが頑張るしかない。
ベッドを組んでいたら、向かい側でSさんが「うわっ!何?ギャーッ!」と叫ぶのでSさんの側へ行って見てみると、分厚いマットレスを覆ったシーツにベッタリと血がついていて、床の絨毯にも大きな血のシミが広がっていた。
急いでる時に限って、こんなアクシデントに見舞われる。無言のまま大慌てで換えのシーツを取りに走り、その間Sさんは床の血のシミを擦り取り、協力して組みかけのベッドを剥がし、何事も無かったかのようにベッドを組み終えた。
8分ほどでこの部屋を出て、もう一踏ん張り!と、隣の部屋のベッドだけを組んで終了した。辱めを受けた分、休憩明けからは頑張ったつもりだが、帰る頃には若いSさんもバテていた。