11:30-17:30 クイックメイク15部屋+廊下掃除

今日は、Sさん(10代後半・初バイト)と#さん(60代前半・元美容師)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の勤務。

出動するとEさんが「Sさん、変わったよね」と言い出した。

Eさん「我が出てきたって言うの?機嫌良い時と悪い時の差が激しいし、あの言い方だし。最近、可愛くない時の方が多くない?」

みかやん「そんな日も有るんじゃないんですかねぇ?」

Eさん「こないだ、みかやんとX君が5日の飲み会の待ち合わせ場所の話をしてた時、”ココでいいじゃないですかっ!”って怒鳴ったよね。X君とみかやんがラブラブで話を聞いてられなくても、怒鳴ることないでしょ。Sさんは待ち合わせに関係ないんだから」

みかやん「ラブラブじゃないですから。って、あの時は私も軽く驚きましたけど」

Eさん「若い女の子なのにアレじゃちょっとねぇ…。今からあんなんじゃ私ぐらいのトシになったら、どうなってるんだか」

さすがにEさんも私も40年後のSさんの姿は見届けられない気が・・・。

昼休みはフロント可愛い人が”寿司オヤジ”の話をしてくれた。数年前から週に4〜5回ほどココへ通ってきて下さる60代の常連さんで、来ると必ず特上の寿司の出前を頼み、特上寿司以外の物の注文を受けたことがないそうだ。

みかやん「そういや、エレベーターの中にカラの寿司桶が乗ってるのをよく見かけますよね」

可愛い人「殆ど、その寿司オヤジが食べた後の桶だと思うよ」

Eさん「だけど、よくお金が続くよねぇ。週に4〜5回来て特上寿司でしょ。お金持ってるんだねぇ」

可愛い人「大手企業の会長とか役員なんじゃないの?」

みかやん「凄い道楽ですよね」

Eさん「いいなぁ。会う度に特上寿司を食べさせてくれるような金持ちの寿司爺さんが、私の前にも現れてくれないかなぁ」

私だったら、寿司爺さんよりもオムライス爺さんとか…や、やっぱり爺さんより兄ちゃんだよね。オムライス兄ちゃんとかカルボナーラ兄ちゃんとか天丼兄ちゃんとかカツ丼兄ちゃんがいいな♪って誰も聞いてないから。

今日の水道工事終了後、私達は廊下掃除をすることになった。ビニールシートを敷いていても沢山の業者さん達が作業をした後は埃っぽかったりする。

廊下掃除は、一方の隊が10階9階を担当したら、もう一方が8階7階を担当して、2階分ずつ掃除機がけや拭き掃除をする。1隊が先に出動する場合は、もう1隊の為に社員さんへ「10階行きます」とか「7階行きます」と言付けてから出動している。

ところが今日はSさんの隊は何の伝言もなく出動したので、Sさん達が上の階に居るのを確認してから下の階の廊下掃除をした。とっとと廊下掃除を終え、私達が下の階のベッドメイクに戻ると、廊下から掃除機の音が聞こえてきた。

「あらら。この階の廊下掃除は私達がやったのに。Sさんに言ってきますね」と言って部屋を出て、部屋へ戻るとEさんが怒り狂っていた(怖)。

Eさん「Sさんだったら!1年以上もココにいて、なんて馬鹿なことをやってるの!#さんみたいな新人を連れてるんだから、しっかりしなきゃなんないのに!有り得ないわ!こんなにも頭の悪い子だと思わなかった(怒)」

みかやん「しっかりしなきゃ!って気持ちが裏目に出たんじゃないでしょうか?」

Eさん「私達を捜すなり、社員さんに確認すれば、こんな馬鹿なことをしなくて済むでしょ!モニターを見れば私達がベッドメイクしてないことも分かるんだから」

みかやん「や、やっぱりまだ子供っていうか…」

Eさん「同じ時給で働いてて子供とか年寄りとか関係無いはずでしょ!」

みかやん「すみません」

Eさん「みかやんを怒ってるんじゃないの。こんなだから#さんも$君も上手く育たないのさ。やっぱり新人は暫く私かみかやんで面倒見ないと他の人には任せられないわ!」

Eさんは、#さんや$君が思うように育っていないことや、CさんやSさんやUさんには新人を任せられない現状に苛立っているご様子だった。とてもじゃないけどCさんやUさんに新人を任せられないことに対しては同感だ。

あの人達にはまず自分の仕事をきっちりとして貰わないと…。

帰る頃になってEさんは「19歳っていったら、まだ子供だもんね。お子ちゃまだもんね。おままごとしてるみたいなもんだもんね」と呟いていた。
11:30-17:30 本メイク5部屋+クイックメイク7部屋+水道チェック

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。

先日、Sさんと$君と私の三人勤務だった時のツンデレ喫茶嬢ぶりとは打って変わって、Sさんは朝から私にハイテンションで絡んできて、超が付くほどゴキゲンだった。

やっぱり$君に対してまだ人見知りしているのだろうし、トシが近い分、逆に男として意識してしまう部分も有るのだろう。私なんかは女として意識されてないから、X君にしろ$君にしろ、それはそれはフレンドリーに接してくれるからねー!だ(泣)。

出動前にモニターを見ると、異常に売り止めの部屋が多く、その分客数が少なかった。昨日から館内で水道工事が始まり、ゴールデンウィーク頃まで続くらしい。工事はその日によって、階毎に行われたり各階のL字型建物の片方向だけ行われたりするそうだ。

出動して様子を見てみると、今日はL字型建物の片側だけ工事が行われていて、廊下に青いシートが敷かれていたり、暗い廊下の中で水道管部分がライトアップされていたり、沢山の工事業者さん達が居たりで、想像していたよりも物々しい感じだった。

これではヒトサマに見られると都合の悪いカップルなら怯んでしまうだろう。どおりで客数が少ないはずだ。

みかやん「これじゃお客様もあずましくない(北海道弁:落ち着かない・居心地が悪い)だろうさ。例えば、浮気妻が不倫相手と部屋を出たとして、廊下で旦那が工事してたりしたら、笑えなくない?」

Sさん「笑えないどころか、大変なことになるんじゃないですか?うちらも落ち着かないですよ。仕事しにくいじゃないですか。お客さんだ!と思って隠れたら業者さんだったり、業者さんだと思って油断してたらお客さんだったりするんですよ。うち、怖いです」

みかやん「そう言われれば、そうだよね」

今日の工事が15時で終わり、私達は各部屋を回って洗面所と風呂の水道水を出しっぱなしにし、錆が混じった茶色い水が出ないか確認したり、茶色い水が出た場合は透明になるまで水を流し続けた後、洗面所と風呂の拭き掃除をした。

水道チェック作業が終わると、元々客数が少なかった為に30分の早帰りになった。
ケータイ機種変
前回、機種変をしたのが昨年の4月1日だったので、丁度一年経ったってことで勇んでDoCoMoショップへ。ケータイをSO902iからSO903iへ機種変した。

最後までホワイトにすべきかブラックにすべきか悩んだけど、iPodもヘッドホンもホワイト×シルバーなので、ケータイもホワイトにした。

帰宅して「いやぁ〜。画面デカいよ!綺麗だよ!折りたたみケータイって何年ぶりだろ?」と感激していて、大変なことに気付いた。

”データBOX>マイピクチャ>iモード”の中の画像って、機種変しても旧ケータイから新ケータイへ赤外線送信すりゃいいとか、機種変した後でもメモリースティックに移動させりゃいいんだろ…みたいに思い込んでいたけど、機種変したら旧ケータイの画像が綺麗に消えてた(涙)。

友人達からの写メやら、必死に集めたケロロ軍曹待ち受けやら、ELLEGARDEN待ち受け、ケロロ軍曹iモーションにELLEGARDENのPVまで完全に失われていたもの(泣)。

しばし呆然・・・としている間に充電した。

どうしてこう、うっかりさんなんだか(哀)。機種変する前にメモリースティックに移しくとかPCに移しとくとかしておけよ>自分。ホント有り得ないから。

そんなこんなで、ケータイとPCのフル活用の日々が始まった。
11:00-18:00 クイックメイク32部屋+リネン折り+風呂のみ6部屋

今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)、Tさん(同い年・ホテルC出身)と$君(10代後半・ギター少年)が遅番、Zさん(20代後半・ZARD似)と私が早番の勤務だったが、Zさんは今日も風邪で欠勤した。

私は遅番隊が出動するまで30分間、一人で風呂のみの掃除をして回ることになった。30分で6風呂だから結構頑張った方だろう。その後、Tさんと$君の隊に合流した。

ベッド組み中に$君が「お陰様で他のバイト(掛け持ち)も決まったんですよ」と話してくれた。聞けば、朝5時起床で5時半に家を出て、別ビルで掃除のバイトをしてからココで数時間働いて、深夜まで別ホテルで食器洗いのバイトをして0時に帰宅だそうだ。

ま、かつては私も30過ぎてまさかの一日17時間労働をしていた身なので、どうこう言えないけど、若くたってなかなかどうして大変だと思う。まだ若いんだし、そんなに急いで夢を追いかけなくても…と思ったりもする。

バイトに追われて肝心なギターの練習が出来なかったら、それはそれで困るんじゃないのかなぁ???

みかやん「どのバイトもオバサンが多いんでしょ?若い男の子はオバの中で働いた方が幸せらしいよ。どんな鬼ババアもクソババアも若い男の子には甘いからね」

$君「はい。オバサン、嫌いじゃないんで。あ…その…イヤラシイ意味じゃなくて(汗)」

みかやん「や、別に$君がイヤラシ〜く”オバサンが好き♪うへへ”だなんて言ったとは思ってないよ」

そっか。$君が私に懐いてくれたり、一生懸命に私に話しかけてくれたりするのは、$君の中で私は程良くオバサンなんだろう。チーム60(Eさん、Cさん、#さんの60代チーム)と同じ枠で括られなくて良かった。

今日は、孤独にも負けず風呂掃除のみ6部屋をこなしてから合流したというのに、いざベッドメイクを始めたら垢だらけの風呂にばかり当たって萎えた。

しかもボトル入りのシャンプーやリンスが「もしや誤飲ですか?」と思うぐらい減っていて、補充に時間がかかって散々だった。

そうは言っても三人勤務は慌ただしいし、$君だってまだ少し手が掛かる…と思っていたら、Tさんが甲斐甲斐しく$君の面倒を見ていてくれたので助かった。

ようやく今日最後の部屋にこぎ着けて、玄関の前で固まった。一瞬、隣の部屋から艶めかしい女性の声が聞こえてきたからだ。固まっている私に$君が「どうかしたんですか?」と声をかけてきた。

みかやん「今、声、聞こえなかった?」

$君「いいえ」

みかやん「ええーっ!聞こえなかったの?」

$君「え?どんな声ですか?」

みかやん「”あ〜あ〜あ〜あ〜ああ〜〜んっ”って(照・真似させないでよね)」

「ええっ!聞こえませんでした!」と言った$君があまりにもあまりにも残念そうだった。

なので”伝説のギャーッ!の部屋”の話
( http://diarynote.jp/d/26700/20050820.html )
をして差し上げた。

話を聞き終えた後の$君は、どこか満足そうだった。

こんな楽しみ(?)も有ると思えば$君も一層この仕事に励んでくれるよね。ね。
11:00-18:00 クイックメイク31部屋+ベッドのみ1+リネン折り+廊下掃除

今日は、Zさん(20代後半・ZARD似)とSさん(10代後半・初バイト)が遅番、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、$君(10代後半・ギター少年)と私が早番の勤務だったが、Zさんが風邪でお休みで、私達の隊にSさんが加わった。

$君と私はゲイの話で盛り上がっていた。

$君「俺、ゲイだけはどうしても理解出来ません」

みかやん「もし羽交い締めにされて男に犯されたりしたら、どーする?」

$君「自殺します」

みかやん「ま、今はそう言ってても、そーゆー人に限って”男の方がイイ!”なんてゲイに走るかも知れないよね」

$君「無い無い!無いです!だって男と男って…そんなぁ…うわぁ〜」

と話しているところへSさんが合流して、Sさんは何かご機嫌斜めな様子だった。

そうこうしているうちに4P部屋に当たってしまい、いつもどおり「さすが4P部屋担当者!4P部屋が空いたら担当せずにいられないんだね」と冷やかすと、Sさんはますますツンデレ喫茶状態になった(滝汗)。

4P部屋でも$君と私はゲイの話に夢中だった。

$君「男4人でこの部屋を使ったりもするんですか?」

みかやん「今のところ聞いたことないけど、そのうちきっと来るよ。男6人とか男8人だったりしたら、どーする?」

$君「うわぁ〜。有り得ないですよ!考えられません!想像しただけで…」

みかやん「さすがにその部屋のベッドメイクはしたくないよね。男二人でも運動部の部室みたいな匂いやら白子臭やらが半端なかったりするし」

$君「うわぁ〜。キツそうですね〜」

と話していても、Sさんは私達の話にはいっさい絡んでこなかった。X君と私の話には即、絡んでくるのに。

そういや、同じようにX君とゲイの話をしてたことがあったけど、そんときX君は「ゲイに走るかも?」みたいなことを言ってたけど、実際どうなったんだろ?X君はいつも「兄ちゃんが」とか「兄ちゃんと」と兄ちゃん兄ちゃん言ってるけど、実兄じゃなくて他人だったりして(汗)。

昼休みは私が冷やかされた。

Eさん「フロント渦巻き君ね、5日に会社の飲み会に行ったらX君とみかやんに見せつけられるからって3日に行くことにしたんだって」

渦巻き君「Eさんに”あの二人、ラブラブで酷いんだから。助けて!”って言われましたよ」

みかやん「”酷い”って…。全然そんなことないのに(X君は優しいからノリで付き合ってくれてるんだってば)」

Eさん「渦巻き君に一度どんなもんか見てごらん!酷いんだから!って言ったのに」

みかやん「見せませんよ」

渦巻き君「見ませんよ(笑)」

全く、私が居ない間にどんな話をしてるんだか。”酷い”って何さ酷いって。

夕方、ベッドを組んでいると突然$君に「みかやんて若いですね」と言われて動揺した。

みかやん「き、気持ちだけね(苦笑)。あたしゃ昔から老け顔で同級生にも”姉ちゃん!”って呼ばれてたんだから」

$君「いえいえ。話してみたらもっと若いですよ」

みかやん「や…全然そんなことないって。馬鹿なだけだし」

$君「いえいえ!」

私が謙遜して(え?)「年寄りだから」とか「太ってるから」と言おうものなら、$君は即しかも全力で否定してくれる。なんていい子なんだ!

一方、Sさんと$君はトシも1歳違いで、さぞ話も弾むだろうと思っていたが、全く話さない。でもSさんは$君に随分と気を遣っている素振り。ツンデレ喫茶状態なのではなくて、Sさんは$君に対してまだ人見知りをしているようだ。

X君は土日祝祭日しか来ないし完全にフロントの人になってしまったから、これからは若いSさんと$君で協力して我が班を引っ張ってって欲しいものだ。
ホルモンパーカー
バレンタインデーにチョコレートはあげなかったけど、お返しにマキシマムザホルモンのパーカーを頂いた。

前から見るとシンプルな黒のパーカーだけど、バックプリントがかなりどひゃっ!としている。

マキシマムザホルモンのサイトに”超ヘビロテアイテム”と書いてあったとおり、ジップアップタイプなので着やすいし、この時期の北海道ではインに着られて丁度良い。

ブツは5500円だけど、なんせここは北海道。送料やら代引き手数料やらで8000円ぐらいになるらしいよ。でも既に送料や代引き手数料の分は着倒した感じ。

さて、夏に向けて友人知人には「ELLEGARDENのTシャツが欲しい」と言って回ろうか?なんて…これで味をしめちゃイケナイのよね。
11:30-17:30 本メイク4部屋+クイックメイク7部屋

今日はTさん(同い年・ホテルC出身)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。

#さんの話によると私が三連休の間、Cさんが「17日に組んでから、ずっとみかやんと組んでない」とか「みかやんと組まない日が続いたら疲れてダメだ」と言って寂しがっていたそうだ。

#さん「みかやんのこと”あの子はぶっきらぼうで男みたいなところもあるけど、気持ちは一番優しいんだわ。他人にもハッキリ言うし、自分のこともハッキリ言うからいいのさ。面白い子だよ”って褒めてたわよ」

みかやん「それって褒めてるのかなぁ?(汗)」

#さん「褒めてるのよ。”わちが仕事し易いように行く先々で手伝ってくれるし、母さんまだ鏡汚いよとか、母さん化粧品足りないよって、わちの仕事のあともさり気なく見ててくれて、助けてもらってばっかりだ”って言ってたもの」

みかやん「辞めたDさんがそーゆー人だったから見習わないと!と思ってさ。組んだ相手が仕事し易いようにし易いように先回りして動いててくれてたから」

#さん「”わちば手伝ってばかりで、わちと組んだら疲れるべさ?って聞いても、ダイエット中だから働かないと!って笑ってるんだわ。自分の仕事だけチャッチャとやって早いでしょ!みたいな人とは違うもの。格が違うんだわ”だってさ」

みかやん「Cさんたら何か欲しいものでもあるんだろうか?」

#さん「で…ねぇ。”Eさんとは大違い!”って言ってた」

みかやん「あ…それが言いたかったんだ(汗)」

Cさんてば、こないだEさんとモメたのをまだ根に持ってたのね。結局、モメた原因は分からないままだけど、そっとしておこう。

部屋を移動しようとしたら、お客様が廊下を彷徨ってらっしゃったので慌てて隠れた。目的の部屋を探せなかったり、階下のパネルで選んできた部屋番号を忘れたりで、廊下を彷徨うのが年配客だ。

階下のパネルで部屋を選んだら、部屋番号が書かれたレシートみたいな紙が出てくるのに、それも老眼で見えないらしい(哀)。

#さんは「今日も私と同年代ぐらいのお客さんばっかり。ホントにココって年配客が多いのね」と言ってたけど、#さんと組んだ日は特に年配客との遭遇確率が上がる気がする。

類は友を呼ぶというやつなのか、#さんが引き寄せてしまうのか…どっちにしても部屋を出るに出られない。

部屋の玄関に隠れながら、お客様が通り過ぎるのを待っていたら、ふいに「ハックション!」と思いっきりクシャミが出た(汗)。すると男性客が女性客に「今、誰か”クソッ!”って言わなかったか?」と尋ね、女性客は「咳じゃないの?」と答えていた。

違うって!クシャミだから。「クソッ!」なんて言ってないし。

部屋で聞いてて倒れそうだった。年配客は耳も悪くて困るよ。どーでもいいから早く部屋に入ってくれって感じ。

ようやく声嗄れが治ったと思ったら、今度はクシャミだ。帰ったら暖かくして寝よう。
11:30-18:00 本メイク5部屋+クイックメイク12部屋

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)、Tさん(同い年・ホテルC出身)と$君(10代後半・ギター少年)と私の勤務。

お気の毒なことに昨日までで4回連続、Tさんと愚鈍さん改めUさんがペアを組んでいたそうで「危うく5連チャンになるところだった」と、クジ引きのあとTさんが大きな胸を撫で下ろしていた。

更にお気の毒なことに、昨日のクジ引きでTさんと愚鈍さん改めUさんのペアが決まったとたん、Tさんは愚鈍さん改めUさんに「また!?(ウンザリ)」と言われたそうで、「私の方が”また!?”って言いたかったよ」と嘆いていた。

心中お察ししますヮ(哀)>Tさん
愚鈍さん改めUさんたら相変わらずだわ。

最近また愚鈍さん改めUさんに悪い霊が憑いたようで、どーゆー根拠か知らないけど「Tさんよりも私の方が仕事も出来るし人気者よ。Tさんより私の方が上」と勘違いした言動が目立つ。

Tさんも私のように大きな被害に遭わなきゃいいけど…。悪霊の仕業だから仕方ないのかなぁ。

取り敢えず愚鈍さん改めUさんのことは忘れて、三人で和気藹々と仕事をした。

昼休み、いつもは昼ご飯を食べない$君が「今日、俺、腹が空きました」と近所のコンビニで弁当を買ってきた。$君は異常な早食いだそうで、普通に食べているつもりでも「急いでるの?」と聞かれるそうだ。「食べてる姿は見ないで下さい」と言われたが、そうはいかない(笑)。

みかやん「さ、みんな!ガン見だよ〜」

$君「見、見ないで下さいよ〜」

みかやん「じゃ、チラ見程度で(笑)。つーか、オバサン二人で$君の若いエネルギーを吸い取ってたから、お腹空いたんだよね。ごめんね〜」

みんなで笑っている間に$君は牛丼と焼きそばを完食していた。早っ!

夕方、風呂掃除をしていると、トイレから$君が「あのぅ。コレってブラシで擦った方がいいんですよね?」と声をかけてきたので見に行くと、便器にウン○が飛び散っていた。

みかやん「うん。ブラシで擦った方がいいよ。素手で取る勇気が有れば別だけど」

$君「いえ。擦ります」

みかやん「ウン○に当たっちゃったかい…可愛そうに」

$君「俺、ココに来た初日に当たりましたよ。風呂の排水口を開けたら早速ウン○が有って…」

みかやん「初日から大当たりかい!ま、洗礼みたいなもんだからね。で、自分で始末したの?」

$君「いえ。A班の先輩が取ってくれました」

だよね〜。10代の少年が初日からウン○じゃ、あまりに不憫だよね。

そのうち、ゲーリーやらゲ□やら白子にも遭遇するだろうけど、逞しく成長しておくれ>$君!
今日は、麻酔をかけて根の治療をして1920円。

前回までと合わせて52170円也。
久々に性格診断をやってみた。

・時間飛行 http://www.jikanhikou.jp/

 総合結果「生徒会長」

 同世代からも、上の世代からも信頼される生徒会長タイプのあなた。困っている人を見るとついつい助けてしまうので皆からの信頼は厚く、あなたもその信頼に応えている事でしょう。ただ、一度でも「出来ませんでした」となった時が怖いです。今まであなたが着実に築いてきたものが一気に崩れるかも?

・恋愛飛行 http://love.jikanhikou.jp/

 総合結果「氷の心を持つ女神」

 過去の辛い恋愛を乗り越え自分に中に恋愛の定義を作ってしまうタイプです。周りからは一人で生きていける強い女だと解釈され、彼氏なんていらない女なんだと言うキャラに仕立て上げられがちです。本当の自分を周りに見せたいけど見せられない・・・そんな葛藤はありませんか?

-----なるほど。
久々の三連休の初日ってことで、正社員時代の後輩が家に泊まりにきた。

後輩のYSちゃんは雨宮塔子似で北大法学部卒の才媛だ。YSちゃんが「急に勝手に泊めて頂くので、特にお布団など用意して頂かなくて結構です」と言っていたので、夜更けまで話をした後、同じ布団で一緒に寝ることにした。

寝付きの良い私はすぐに爆睡したものの、首の後あたりの違和感に気付いて目が覚めた。

すると・・・なんと!YSちゃんが私のうなじをベロベロと舐めているではないか。その舐め方があまりに艶めかしく且つ動物的で、ゾクゾクして身動きがとれなくなった。

横向きに寝ていた私は、いつしか仰向けにされていて、YSちゃんは私に濃厚なキスをしながら片手で私の乳をまさぐっていたが、そのうちもう片方の手が私の股間の方へ伸びてきた。

「これはヤバい。かなりヤバい」と思うが、口を塞がれていて声を出せないし、身体も動かない。

頭の中では「私、ビアンやゲイの人に対して理解はあるつもりだけど、自分が…となると話は別なのよ。私にビアンのケは無いの」と断り文句を考えているが、もう1人の私が「こんなに気持ち良くて今更拒める?さすが女同士、ツボを心得ているというか凄いわ!」と妙に感心していた。

声も出ないし身体も動かない。もはや、なるようにしかならない。無駄な抵抗は止めよう。

そう思った時にYSちゃんが私に「実は凄いモノ持ってんのよ」と囁きながら視線を下へ向けたので視線の先を見てみると、YSちゃんの股間には、春巻きのような色と形をしたイビツだけど巨大なチソチソがついていたではないか。

頭がクラクラした。何がなんだか分からない。

YSちゃんて、インターセクシュアルというか、両性具有というか、半陰陽なの?それともYSちゃんは、性同一性障害でアレが腕の肉と皮で作ったチソチソなの?つーかYSちゃんて、元々は男なの女なの?とパニックに陥った。

YSちゃんが春巻き型チソチソを挿入してこようとしたので、心の中で「ダメだって」「無理だってば」「嘘だよね」と叫ぶが、いっこうに声が出ない。ダメだって…無理だって…YSちゃん嘘でしょ…嘘だよね…嘘だ…嘘だ…嘘…

「だーーーーっ!」

ようやく声が出た!

と思ったら、自分の叫び声で目が覚めた。はい、すみません。夢オチというやつですか。

先日も書いたとおり”私あたりが目覚めてからもハッキリと覚えている夢は、エログロい夢か汚い夢かどっちか”なワケで、そのエログロい方でした。それにしても、こんなふうにリアルな感触を伴う夢って何なんでしょ?

以前、エログロい夢を見た時も思ったけど、私が男だったら夢精してたと思う(恥)

毎度、自分の声で目覚めるけど「だーーーーっ!」って、あたしゃダチョウ倶楽部かい?(恥×2)

ちなみに以前のエログロい夢はコレ(恥×3)↓
http://diarynote.jp/d/26700/20060208.html

たまには美しい夢を見たい。
11:00-18:00 クイックメイク15部屋+ベッドのみ1部屋

今日は、Tさん(同い年・ホテルC出身)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)が遅番、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、$君(10代後半・ギター少年)と私が早番の勤務。

前回の緊張が嘘のように、$君といろんな話をしながらベッドメイクをした。$君も話してみると面白い子だ。

$君「俺、ココって普通のビジネスホテルだと思ってたんです。入って三日目ぐらいで異変に気付いて…ココってラブホだったんだ!って驚きました」

みかやん「あはは!異変て。なんで三日もかかるのさ。気付いてよ〜(笑)」

私がツボにハマって笑い転げると$君もニコニコと笑ってた。

本人には言わなかったけど、普通は枕元のスキンを見た時点で気付くよね(笑)。業務用エレベーター前には大人のおもちゃが置かれていたり、作業室にはコスプレの衣装が干してあったりするんだもの。明らかにラブホじゃん!

うちのラブホはパッと見ビジネスホテルだから、辞めたBさんも「ビジネスホテルだと思って面接を受けて、入ってみたらラブホでビックリした」と言ってたけど、Bさんだって気付くのに三日もかからなかったハズだ。

逆に、お城の形をしたワンガレージ式のいかにもラブホなホテルに入ったら、枕元にお約束のスキンが無かった為にフロントへ連絡すると「うちは、そーゆーホテルではありません」と言われたという知人もいるけど(笑)。

続いて、$君と音楽の話になった。

$君「俺、昔の洋楽しか聴かないんですよ。ローリング・ストーンズとかクイーンとかディープ・パープルとかイーグルスとか。知ってますか?」

みかやん「そりゃ知ってるよ〜。私はあと、CCRとかドゥービー・ブラザーズとか、その後のハノイ・ロックスなんかも好きだったよ」

$君「俺も知ってますよ。あと、俺はツェッペリンとかクランプトンとかオジー・オズボーンも好きです」

みかやん「ギタリストと言えばランディー・ローズだよね」

$君「俺が一番尊敬してるギタリストがランディー・ローズですよ!その後の時代だと俺はガンズですね」

みかやん「ガンズ・アンド・ローゼズだよね!なんて懐かしい!10代の子からガンズと聞くとは思わなかったよ」

私は洋楽好きの母の影響で、洋楽を聴いて育った。小学校の同級生が皆、昭和歌謡一色に染まっていた頃も私は一人洋楽かぶれになっていた。$君は$君で同世代の子とは音楽の話が合わないそうだ。あまりのことに二人ともすっかり興奮して話してた。

TOTOやU2やホワイトスネイク、TレックスやZZトップ、10ccなんかも懐かしいったらありゃしない。子供の頃に聴いてた曲って、今でも覚えてるもんだ。

$君は「俺、東京行ってギターを弾くのが夢なんです。東京で音楽関係の仕事をしてる親戚が居るんで、そこに行くって決めたんです。だから最低1年はココでバイトしてお金を貯めて…」と目を輝かせて熱く夢を語っていた。

若いって素晴らしい!のひとことだ。若くても明確な目標を持ってる子は、どこか違う。

やっぱり、この世に無くてはならないものは愛と音楽だよね。$君も帰りには「今日はみかやんと音楽の話が出来て良かったです。感激しました」と言っていた。

$君、頑張れ!頑張って立派なギタリストになっておくれ。
11:30-18:00 クイックメイク21部屋+ベッドのみ1部屋

今日は、Cさん(60代前半・元看護師)と#さん(60代前半・元美容師)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。

我が班には「イヤだと思う相手とペアを組んでしまう」というジンクスが有るが、最近では「Sさんと組むと4P部屋に当たる」というジンクスも有る。その為、Sさんは「4P部屋担当者」と呼ばれるようになっていた。

出動前のクジ引きで、Cさんと#さんの隊が最上階のミストサウナ付きの部屋からスタートとなり、Sさんと私の隊は最上階の4P部屋からのスタートになった。行きのエレベーターの中で、Sさんは早速お姐様がたにからかわれた。

Cさん「大当たりだべしゃ!さすが担当者!うしゃしゃしゃ(笑)」

#さん「私らは担当者じゃないから4P部屋に当たっても困るもんね(笑)」

みかやん「Sさんとペアのクジを引いた時点で”あぁ今日は4P部屋に行かなきゃなんないんだ”って諦めたもん。4P部屋は大変だけど担当者が居るから大丈夫(笑)」

Sさん「うちは担当者じゃありませんっ!うちなんかいつも山ほどの食器に当たって食器洗いだけで泣きそうなのに!みかやんと組んだら、みかやんばかりラッキーで、うちなんかベチャベチャの風呂とか山盛りの食器に当たって最悪だもん!うちなんか…うちなんか…」

みかやん「あたしゃ基本的に強運だからね。仕事が早いんじゃなくて運がいいんだよ」

#さん「はい。最上階に着いたよ。じゃ担当者の方、頑張って!」

Cさん「お願いしま〜す♪しゃはははは!」

Sさんて、いちいち悲観的な子だ。「次はうちが部屋&洗面係だから洗う食器がてんこ盛りだ」とか「次はうちが風呂係だから、絶対に風呂がベチャベチャで垢だらけなんだ」とか言って、物凄くネガティブだ。

そして次の部屋へ行くとSさんが言ったとおりに、洗う食器はてんこ盛りで、風呂は蒸気でベチャベチャで垢と泡でドロドロになっている。私には、Sさん自ら不運のスパイラルへ飛び込んで行ってるようにしか見えない。

Sさんの口癖は「無理!」「最悪!」「ダメ!」「出来ない!」「もうイヤ!」などで、どれもマイナスの言葉ばかりだ。こうなると完璧な不運体質とでもいうのか、言葉を発する度に不運を呼び寄せている感じがする。

Sさんが人一倍4P部屋に当たって「4P部屋担当者」と呼ばれるまでになったのも「うちが最上階に居る間に4P部屋が空いて、うちが行くことになるんだ」とか「あ!4P部屋が空いた!きっとうちが当たるんだ」と言うから、その通りになるんだと思う。

私が子供の頃、祖母が「実現して欲しくないことを口に出すと”願い”として天に届いて叶ってしまうからね。実現したら嬉しいことだけ口にしなさいね」と(これを函館弁で)言っていたが、本当にそうだと思う。

さっきSさんは「みかやんと組んだら、みかやんばかりラッキーで」云々と言っていたけど、私だってSさんと組んだ日は、Sさんの超マイナス波動砲撃をかわすのに必死なんだから。

ま、Sさんと私は仲が悪いわけじゃなくて、仕事で一緒になることが多かった分、割と言いたいことが言い合えるんであって、悪口をいうつもりはない。

Sさんがマイナスモードになれば私が「Sさんなら大丈夫」と宥め賺し、私がムカつきモードになればSさんが「気のせいですよ」と気持ちを逸らしてくれる。考えたら、持ちつ持たれつというか、お互い様よね。

てなわけで、4P部屋担当者と楽しみながら4P部屋のベッドメイクをすることにした。

恐ろしく長〜い前置きはこの辺にして…と言いつつ、今日の日記もこれで終わり。
私あたりが目覚めてからもハッキリと覚えている夢は、エログロい夢か汚い夢かどっちかだ。

夢の中で私は、尻の割れ目を失っていた。そればかりではなく、ペロンとした尻の中央に直径10センチほどで縦長の巨大な肛門様がついているのを鏡で見て「ええっ!何これ!なんで?」と驚いたところで目が覚めた。

この夢にはどんなメッセージが隠されているのか?夢占いや夢判断のサイトで調べてみたものの”肛門の夢”は、なかなか見つからない。肛門の夢なんか見るのは私ぐらいなものなんだろう…と諦めかけた時にようやく見つけた。

-肛門の夢-----------------------

・肛門は、子供の頃に親から排せつのしつけを受けたときのあなたの感情を象徴しています。
・また、性的な意味合いを持つ場合もあります。
・肛門を触る、触られる夢は、性的欲求の高まりを表わしています。
・肛門が緊張している夢は、人間関係がスムーズにいっていない暗示です。
・肛門から出血する夢は、内臓疾患の可能性があるかもしれません。

-----------------------

とのことだ。

性的な意味合いを持つ夢とも思えないし、触ったり触られたり、出血したりもしてなかった。

”子供の頃に親から排せつのしつけを受けたときのあなたの感情を象徴しています”ってことは、子供の頃に私が「ええっ!何これ!なんで?」と思ったって話をこんな形でわざわざ思い出させてくれたってこと?今更なにゆえに?

強いて言えば、緊張していたかも知れないから”人間関係がスムーズにいっていない”ってことですか。肛門様が巨大だったってことは、人間関係が物凄〜くスムーズにいってないってことですか。

そう言われればそうかも知れません。

どうせなら違う夢で暗示してほしかった。?
11:00-18:00 クイックメイク19部屋+リネン折り

今日は、Tさん(同い年・ホテルC出身)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)が遅番、Sさん(10代後半・初バイト)とZさん(20代後半・ZARD似)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と$君(10代後半・ギター少年)と私が早番の勤務。

通勤途中で信号待ちをしていたら、物凄くイケテそうな男の子が向かい側を歩いていた。メガネをしていなかった為に良く見えず、懸命に目を細めていたら、その男の子が私に向かってペコリと頭を下げた。うわっ!ガン見してたの気付かれた!と思ったら、その男の子はX君だった。

出動前のクジ引きで、始めて$君と組むことになった。無口な$君と二人で組むなら緊張もするが、Eさんも居て三人勤務なので取り敢えず助かった。

最初からテキパキとそつ無くベッドメイクをしていたP君やX君と違って、$君はとてもマイペースな感じで、まだミスも多い。ラブホQで新人だった頃のOくんを想い出す。

まぁ、手のかかる子ほど可愛いと言うから…。

無口で真面目そうな$君には、お喋りな私もさすがにどう話しかけて良いか分からなかった。

なんたって$君は10代だし、真面目そうだし、ベッド組みの最中に敷き布団の下から妖しげなティッシュや使用済みスキンなどが出てきたりしたら、照れくさいを通り越して気まずい思いをしそうだ。

「何も有りませんように」と祈るような気持ちで$君とベッドを組んだ。しかし、お互いニコリともせず、まるっきり無言でベッドを組むというのも感じが悪い。

高校を卒業したての10代の男の子が、いきなりオバ連の中に入って緊張しているのだろう。だったら何とか緊張を和らげてあげなければ!と思い直して、たわいのない話をした。

昼休み前には私の緊張もほぐれて、普段X君に言ってるような冗談を$君に言ったら、$君がニコニコと微笑んでくれた。黙ってると地味(私も老け顔なので老けているとは書かない)な$君だが、笑ったらとてもあどけなくて可愛かった。

なんだ、可愛いじゃん!いつも笑ってりゃいいのに!と思っていたら、Eさんもしっかり見ていて「やっぱり若い男の子はみかやんに担当して貰わないとダメだわ。$君が笑ったの初めて見たもん!今まで私達がどんなに話しかけても笑ったりしなかったのに!」と言われた。

昼休み、自動車教習所に通っているZさんに、免許持ち組が教習所の思い出を語っていた。

Eさん「仮免合格して路上に出たら、車の前に猫が飛び出してきて、ビックリしてブレーキを踏んだら(先生に)怒られてさ…」

Sさん「ええ!?猫にですか?」

一同「・・・・・(あーあー、Sさんやっちゃった)」

Eさん「そうそう、猫に”危ないニャン!”って怒られてね(冷)。いや、先生に急ブレーキは追突事故の元だ!って怒られてさ。猫を轢くわけにいかないと思ったんだけどね」

赤面するSさんを見て、一同大爆笑だった。

夕方、私達が乗ったエレベーターにX君も乗ってきた。またX君が私の足を蹴ってきたので「Eさん!X君がまた私を蹴るんですよ!」と訴えたら、Eさんに「X君!自分の妻になんてことするの!」と冷やかされて照れてしまった。

今日はエログロい事件に巻き込まれずに済んだので、$君と気まずい思いをすることもなかったし、Eさんもいつもよりテンションが高かったので助かった。早いもので今日で実働一年だった。平穏な一日で何よりだった。
11:30-18:00 本メイク4部屋+クイックメイク5部屋+リネン折り1時間

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)と$君(10代後半・ギター少年)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。

今年ももうすぐ会社主催の飲み会が開催される。有り難いことにタダ酒を飲ませて頂けるので、我が班の面々も張り切って参加させて頂く。

昨年の今頃の飲み会には、辞めたP君(20代前半・元自衛官)やフロントH君(20代後半・統合失調症のため退職)も参加していたのを思い出して、EさんとCさんと私とで「懐かしいねぇ。彼らはどうしているだろうねぇ」と話していた。

するとフロント渦巻き君が「実はわたし、昨年の飲み会の帰りにフロントH君に”ソープへ行こう♪”って誘われたんですよ」と会話に入ってきた。

Eさん「えーっ!で?行ったの?二人で仲良く」

渦巻き君「いえ、行きませんよ!行かなかったから言えるじゃないですか。ベロンベロンに酔っぱらったH君に物凄くしつこく誘われて参りました」

みかやん「そういやH君には当時お気に入りのソープ嬢が居て、ソープ通いをしてたらしいよ。毎回必ずそのソープ嬢を指名してたのに、会う度に”はじめまして”って言われるって嘆いてたもん」

Eさん&渦巻き君「あはは!H君らしいっちゃあH君らしい話だね」

みかやん「H君に”どうしたら印象づけられますか?”と聞かれて私も困って、苦し紛れに”コスプレでもして行ったら?”とか”有り得ない下着で行ったら”って答えたんですよ。結局どうしたんだろう?」

Eさん「もう退院したんだろうかねぇ」

渦巻き君「回復してどこかで働いてるでしょうか?」

みかやん「あれから1年ですか。早いもんですねぇ」

Eさん&渦巻き君「ねぇ〜・・・」

Cさん「H君だら、そんなに女の所にしょっちゅう通ってたのかい?わちだら、若い時からアレ(セックス)なんか月に1回でいいからね。ヤレばいいってもんでもないべさ!飽きるっしょ!しゃはははは!」

Cさんたら話すタイミングがズレまくりだから。Cさんはずっと「ソープってなんだべ?」と考えていたに違いない!だからといって、Cさんにも通じるようにと今時、ソープをトル○と言うのもねぇ。はぁ〜こりゃこりゃ(Cさん風)。

出動すると”ワイン飲み歩きの部屋”に当たった。

テーブルの上、ソファの上、ベッドの枕元、床、スロット台の上と、至る所にトラップのようにワインがこぼれていて、ワイングラスが割れた形跡が無かったのが不思議なほどだ。

みかやん「このお客さん、多分ワイングラスを片手にフラフラと部屋ん中を歩いてて行く先々でワインをこぼしてるんだよね。こんなの絶対、飲んだ量よりこぼした量の方が多いって。何やってんだか」

#さん「ホントはお酒を飲めない人なんじゃない?飲めないのに飲んだってことは、飲まなきゃ出来ないような相手だったんじゃないの?」

みかやん「だよね。酒の勢いが必要だったんだろうね。私は下戸で未成年の童貞君だったんだろうか?なんて想像しちゃったよ」

#さん「勝手にいろんな想像しちゃうよね」

みかやん「するする!お客さんが残した僅かな痕跡から、様々な想像をしちゃうって」

#さん「良かった。私だけじゃなくて」

ラブホQ時代も、みんなで様々な想像をめぐらせて楽しんでいた(言いたい放題ともいう)。部屋の中が変に荒らされていた場合は特にそうだ。妙な部屋の使い方をした犯人像を想像したり、シチュエーションを想像したりが意外と楽しかった。

部屋を荒らされたことに腹を立てて毒づきながら仕事をするより、よほど建設的じゃないか(ホントか?)。

口には出さないだけで、カタブツのSさんだってとんでもない想像をしてそうだ。しかも普段真面目な人に限って、私達より数段エログロい想像をしてそうだ。想像力が逞し過ぎて、エログロい話題に拒絶反応を示すのかも知れない。

・・・なんて、また想像してしまった。どうも、この仕事をしていると想像力が逞しくなるようだ。
いつものように歯医者さんの方々が「こんにちわ〜♪」と迎えて下さったので、私も明るく「こんにちわ♪」と答えたつもりだったのに、「どうしたんですか?その声!」と物凄く驚かれてしまった。

「大丈夫ですか?」「咳は出ませんか?」「苦しくないですか?」「今日の治療はみおくりますか?」「消毒だけにしておきますか?」などと矢継ぎ早に質問を浴びせられ、どの質問に答えて良いか分からなくなるぐらいだった。

取り敢えず「声嗄れだけなんで全然大丈夫です」と答えて、普通に治療して貰った。

今日は小さな虫歯に詰め物をして1170円。前回までと合わせて50250円也。
11:30-18:30 クイックメイク20部屋+リネン折り

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)とZさん(20代後半・ZARD似)が早番、Sさん(10代後半・初バイト)と私が遅番の勤務。

私は風邪をひいても声をやられるタイプではなかったのに、今回は声嗄れだけが酷い。しかも昨日より一段と嗄れて、ますますオヤジ化だ。みんなにも「声変わりの時期なんじゃないの?」とからかわれる始末。

開き直って「X君はいつ頃、変声期だったの?私、今なの。そのうち喉仏も出てくるかも」などと言うと、X君もノリ良く「まだです」と言って笑ってた。

昨夜から今朝にかけて、4P部屋に10人の若い男女が入り乱れて宿泊していたそうだ。

最近は若者が大人数で4P部屋を利用するパターンが多い。前回も6人ぐらいで4P部屋を利用され、部屋はゴミの山、ポットでココアを沸かされ、グラスを割られたりで酷い目に遭ったのを思い出して、ゾッとする。

10人でいったいナニしてたんだか。見てみたい!と、そそられる気もするけど、そんな部屋にベッドメイクに入りたくない。幸いその4P部屋には他所の班のお姉様方がベッドメイクに入って下さったので、我が班は命拾いをした感じだった。

私達が作業室でリネン折りをしている時、X君は食器洗いをしていた。食器洗いを終えたX君を見ると、ズボンの股間が濡れていたので「あら?X君たらオモラシ?声変わりもまだだし、お子ちゃまね」とからかうと、またノリ良く「あぁちょっと漏れちゃった」と言って笑っていた。

私のしょーもない冗談にもノリ良く付き合ってくれるところに好感が持てるのよ。

リネン折り中に2部屋空いたので、私の隊ともう一隊で出動しようと業務用エレベーターに向かったが、荷物の運搬で使用中だったので、客用エレベーターの方へ向かった。

みんなでエレベーター待ちをしていたら、ドアが開いて中から若いカップルが出てきたので、一同大慌てで逃げまどった。すると女性客が半ば冷めた口調で「別にいいよ!(逃げ隠れしなくても)」と言って下さったので、「すみません」と言ってエレベーターに乗り込んだ。

Sさん「今の女の人、恐い!”別にいいよ!”って吐き捨てたもん!あんな言い方しなくたって!」

みかやん「え?そーお?照れくさかったんじゃない?別に怒ってる風じゃなかったよね」

Sさん「や!怒ってたもん!あの言い方、恐かったもん!」

つーかね、普段のSさんの言い方のほうがツンデレ喫茶風でもっと恐いですから。Sさんの言い方は吐き捨てるというより斬り捨てるという感じで、みんな怯んでますから。

そうこうしているうちに、セット中のX君が浴室から出て来た。見るとまた股間が濡れていて、今回は妙にリアルな濡れ方だった。すかさず「X君たら、またオモラシ?」と声をかけたら、さすがにX君もリアルな濡れ方に照れたのか「や…これは今、風呂で…」と言い訳してた。

我が班のX様は巨根であらせられるから、どうしてもその部分が濡れてしまうのよね。以前、何気にX君の写真を撮ったら、それが異常な巨根に見えてからというもの、ずっと「巨根」と言ってからかっている。

「巨根過ぎてトイレのドアが閉まらないでしょ?」とか「放尿シーンは、ちょっとした消防士さんみたいなんでしょ?」とか。そんな話にも笑って付き合ってくれるX君が可愛くて面白くて仕方ない。

だから、ついからかってしまうのよ。悪く思わないでね>X君。

18時少し前、早番で帰ろうとしているEさんにバッタリ会ったら「オッサンの笑い声が聞こえたから、お客さんだと思って慌てて隠れたのにみかやんかい!」と言われてしまった。

本当に今が変声期で、この先この声で生きていかねばならなかったら…と考えて暗くなった。

オッサンの笑い声って(哀)
11:30-18:30 クイックメイク16部屋+ベッドのみ1+リネン折り

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とTさん(同い年・ホテルC出身)と$君(10代後半・ギター少年)、Sさん(10代後半・初バイト)とZさん(20代後半・ZARD似)が早番、Cさん(60代前半・元看護師)と私が遅番の勤務。

昨日、病院で貰った風邪薬を飲んだりトローチを舐めたりしているのに嗄れ声は改善されず、Cさんに「アンタ、声しどいわ!オッサンみたい!」と笑われた。だけど笑い事じゃない。

そうじゃなくてもお耳の遠いCさんには声を張って喋らなければ聞こえないのに、こんな声で仕事の話などがCさんに通じるかどうか、こっちは不安で仕方がない。私の心配をよそに、Cさんは私の声を聞く度に大ウケしていた。

1部屋目では部屋中から様々なモノが消えていた。

カップ&ソーサーの皿の方、ワイングラスを立てかけるラック、歯磨きカップ、洗面所の小さなゴミ箱、スプーン。シャンプーにリンスにボディーソープはボトルごと消えていて、その受け皿まで無く、当然のようにアメニティー類もスッカラカンだった。

あまりのことに呆れてフロントへ通報した。

Cさん「どうもなんない客だわ!これだら罪人だべさ!泥棒とか盗賊のことを何て言うんだっけ?すぬっとだったかい?」

みかやん「スヌット??? やだねぇ盗人でしょ!あはは!有り得ないから!普通に泥棒でいいじゃん!だはははは!」

Cさん「やんや、その声で笑わないでや。しゃーはっはっは!」

ぬすっとを「すぬっと」だなんて(笑)どんな字を書くのさ。サラシをチラシとかCさんは恐ろしいほど言い間違いが多い。そんなCさんも食器用洗剤のファミリークイックを最近では「ライポン」とは言わずに「ママレモン」と言うようになった。

ひとしきり笑った後、Cさんが語り出した。

「この客もどうもならないけど、Eさんもどうもなんないわ。Eさんだらきかなくて、きかなくて。Sさんも”うち、Eさんと組むのイヤ”って言ってるし、愚鈍さん改めUさんも”Eさんに怒られるの、もう慣れた”って言ってるもの。みんな言ってるわ」と。

私が休みの日にEさんとCさんがモメたと#さんから聞いていたけど、その原因を言わないところをみると、Cさんに非があってEさんにまた怒鳴られたんだろう。この手の話になるとCさんは止まらなくなるので、さり気な〜くスルーした。

それなのに次の部屋でもCさんは「うちの班はみかやんが仕切ればいいんだわ。Eさんだら人間的に目茶苦茶だもの!アンタはお人好しなぐらい人柄がいいし、仕事も出来るし、頭もいいし、アンタと比べたらEさんだら性格は目茶苦茶、首はしわくちゃだもの!フンだ!」と息巻いていた。

みかやん「や〜ね〜。そんなに褒めて、何か欲しいものでも有る?」

Cさん「みかやんはEさんと違って怒鳴ったりしないもの」

やっぱり怒鳴られたんだ。それはそうとCさんの怒りレベルが急上昇してきていて、かなりヤバい。何とか話を逸らさなければ!

みかやん「あ!足の裏がチクチクすると思ったら、床の上が砂だらけだよ!こないだもお客さんが部屋に土足で上がってて”お客さんたら外人気取りかい?”とか”欧米か!”って言ってたんだよね」

Cさん「・・・・・」

哀しいことにCさんにはタカアンドトシのネタは通じなかった(寒)。

みかやん「あの…掃除機、持ってきた方がいいかも」

Cさん「アンタよく気付いたね。わちなんか足の裏なんかチクリともしなかったよ」

お相撲さんて足の裏が硬い層になってて、画鋲を踏んでも気付かずにカチカチ鳴らしながら歩いてるらしいからね。しかも、お腹が出てて足元が見えないから、どこで何を踏んだかも分からず、どこからカチカチ鳴ってるかも分からないらしいよ。

Cさんクラスともなると、皆がゴム手袋をして行うカビキラー作業なども「わち手の皮、厚いから」と言って素手でしているが、足の皮も厚いらしい。面の皮も厚いかどうかってことはコメントを差し控えておくけど。

お陰様で、この後はCさんはEさんへの怒りを忘れてくれたようだ。時に軽くイラッとするようなCさんの「ボケとんのかい(怒)」的な老化現象も、このような場合は有り難い。
検査結果の数値を見る限り、かなり普通の人に近づいてきた感じ。
今日からメルカゾールを一日2錠から1錠に減らして様子をみることになった。
医師は私の嗄れた声を聞いて驚いて、トローチやら風邪薬も処方して下さった。

※前々回→前回の血液検査の結果

TSH 62.6→11.2 (基準値 0.4〜4.0)△激減もう少し
FT4 0.2→0.7 (基準値 0.8〜1.9)△惜しい!
FT3 1.4→2.5 (基準値 2.2〜4.1)○基準内
TSHレセプター抗体 42.1→40.6 (基準値 10以下)

しかし今回も備考欄には「機能低下が疑われます」と書いてあった。

※今日のメニュー

・採血
・前回の血液検査結果発表
・メルカゾール 1日1錠×28日分
・ツムラ芍薬甘草湯エキス顆粒医療用淡灰褐 1日2包×28日分
・リピトール錠10mg 1日1錠×28日
・チラーヂン 1日1錠×28日分
・アストミン錠(咳止め) 1日6錠×4日分
・トランサミンカプセル(喉の炎症止め) 1日6錠×4日分
・クラビット錠(風邪薬) 1日3錠×4日分
・トローチ 18錠
計 6930円

※前回までの47790円と合わせて54720円也。
遂に5万円を超えた(泣)

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