11:30-18:00 本メイク5+クイックメイク17部屋

今日は、Uさん(30代後半・悪霊憑き)とUさん(30代後半・悪霊憑き)と私の三人勤務。勤務表上で元々Bフロントが居なかった為、急遽Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)がフロントになった。

私は気合いを入れてサッカー日本代表Tシャツに着替えた。「Cさんやつまらないことで苛々したりクヨクヨしたりしてられないのよ。だって私は日本を代表するベッドメイク係なんですもの」と自分に思い込ませる為だ(笑)。私は単純な人間なので、この手の暗示にかかり易い。

着替えた私を見て、Zさんは一言「みかやん、強そう(笑)」と言った。

出動して掃除機探しをすると、7階のエレベーターホールに我が班用の掃除機が2つとも有った。白とグレーの掃除機を2つ並べて「どっちがいい?」と聞いたら、#さんは大きな声で物凄く滑舌良く「紫!」と答えた。

「むらさきぃ?白とグレーで、どっちが紫なのさ?」と三人で大笑いした。#さんたらツボにハマり易い私に何てことを!お陰で暫く可笑しかった。

昼休みに、23日で退職した社交君(20代半ば・ユースケサンタマリア似)が休憩室に遊びに来た。東京へ発つ前にということで、飴各種の差し入れを持って来てくれた。相変わらずお洒落で明るくて爽やかな好青年だ。

ココでおガキ女子への親切は程々に…と学んだことだし、社交君なら東京でもどこでも誰とでも上手くやっていけるだろう。私は社交君に、仕事を通してコミュニケーション能力を高めて自分を磨いていくことを教わった。ありがとう。元気でね。

昼休み明けからはクイックメイクになった。風呂係の私が、乾いた浴室の床の上でお客様が陰毛を剃っていた為に毛が散らかって大変だ…と嘆くと、部屋係の#さんも「部屋の床は髪の毛だらけだわ」と嘆き、UさんはUさんで洗面所の床が上の毛と下の毛ミックス状態なのを嘆いた。

三人揃って毛の受難。下の毛を剃る時って、石けんとかクリームとか何かしら塗ってから剃るもんじゃないの?剃ったことないから分かんないけど(剃るほど生えてないとも言う)。クイックメイクに切り替わって掃除機を置いてきたとたん、こんな目に遭ったりするものだ。

次に私が風呂係になった時は、洗面器の中の水を捨てようとしても捨てられず、それは水ではなくてローションだった。Uさんに見せると「え?何それ?チン液?」とのこと。「チン液」て(笑)。

また三人で大笑いしたものの、部屋係の#さんはベッドの枕元がローションでヌルヌルであることに気付き、洗面係のUさんも洗面台やトイレのドアノブや水洗レバーがローションでネロネロになっていることに気付いて笑えなくなった。

三人揃ってローションの難。そんなこんなで三人仲良く助け合って仕事が出来た。

帰り、急遽フロント係になったZさんの為に、セットバッグ作りを手伝おうと思っていたが、階下へ降りると作業室は綺麗に片付いていた。フロントを覗くと社員の特大氏が出勤してきていたので、特大氏が早めに出勤して片付けて下さったのだろう。毎度、頭が下がる。

帰りのタイムカードを切るまでに時間が有ったので、枕カバー折りを始めた。静電気が酷くてビビリながら折っていたUさんと私の間で、#さんは静電気を物ともせずバッチバチ鳴らしながら平然と枕カバーを折っていた。

みかやん「い、痛くないの?(汗)」

#さん「何が?」

Uさん「静電気でしょ。さっきから凄い音してるよね(滝汗)」

#さん「こんなモノ、なんも痛くないべさ!」

と言った#さんを見たら、静電気で髪の毛が逆立っていたので思わず吹き出した。#さんて豪快な人だ。朝も帰りも笑わされて、#さんのお陰で楽しい一日だった。

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