病んでいる私

2005年5月9日
今日はMさんが休みの4人勤務。久しぶりに年賀状の人が来た。「久しぶりですね」「風邪ひいてさぁ」なんて話しをしてたら、年賀状の人のお友達カップルが来た。親しげに話す年賀状の人と私を見て、お友達カップルの彼氏の方が「えっ?何?知り合いなの?」と聞いた。

すると年賀状の人は、お友達カップルに私を「同じ函館出身の友達。ココで友達になったの」と紹介してくれた。

友達だったんだ。私達。

何だか嬉し恥ずかしな気分になった。私は年賀状の人の名前も知らないのにね。お友達カップルは年賀状の人の事を「たまちゃん」と呼んでたから、そんな名前なんだろう。

今日もテンションが上がったのは、この時だけ。こんな事なら、オーナーシェフ様や、悠君や、年賀状の人には毎日来て貰わなければならない。

出勤前に、ぶっさんに「6月いっぱいで辞めようかと思ってます。トシのせいか心身ともにキツくて、何だか珍しく凹んでしまう今日この頃です」とメールしたら、ぶっさんから「昼仕事はラクですよ。今、考えると深夜のそこほど過酷な仕事は無いなぁって思います。イライラする事も減ったし。今以上に心が病んでしまう前に転職をすすめます」との返事。

さすが、ぶっさん!そうなのよ、私は心が病んでしまいそうなのよ。どうして分かったんだろう?ぶっさんも今の私みたいに病んでしまいそうで辞めたの?皆まで言わなくても分かるなんて、ぶっさんにメールして良かったと感激した。

感激のあまり有頂天で、ある同僚にその事を話したら「病んでなければ、あんなサイト(この日記の事)は作れない」と言われて、私は地に落ちた。

「私って病んでるんだ」「私って病んでたんだ」そう思ったら、返す言葉もなかった。たった一言で、こんなにも傷つくなんて、やっぱり病んでるんだろうな。

やっぱり辞め時だ。ココを辞めて、心が病んでるのを治してから、どこかのラブホで働こう。そう決心した。

他人に「病んでる」なんて言われるとは思ってもみなかったし、世の中には病んでいる人はいっぱいいるけど、自分は違うと思ってた。

そっか。ヒトサマの些細な親切は物凄く嬉しいのに、最近のココの仕事の事やEの事となると些細な事でも物凄く腹が立つのは病んでいるからなんだ。

今日、ある同僚に「テンション低いよ。Eさんに聞いたら”お腹抑えてたから、お腹痛いんじゃないの?”って言ってたけど、体調悪いの?」と聞かれた事にも、「あたしの事をEなんかに聞くなよ。Eとあたしの話なんかしないでくれよ」と思って無性に腹が立った。言わなかったけどさ。

このトシになるまで、心無い人達にキツい事を言われた事も多々あるさ。「この馬鹿女!」と怒鳴られたことも有ったし、「ブスのくせに」とか「ぶりっこ」とか「何もできないお嬢様社員」とか「函館の社員ってその程度?」とか公私共に様々なことを言われても、天性の脳天気が邪魔して、それほど凹まないできたさ。

だけど「病んでる」という言葉は、過去のどんな言葉よりも私を傷付けた。自分では「心が病んでしまいそう」と思ってたってのに、もう病んでたって・・・。本当にもう、やってられないや。

帰宅後、2人の同僚からメールがきて、メールのやり取りをしている間に、本当に何もかもイヤになった。どうせ私は病んでるんだから仕方ない。病んでる人間が接客したり、普通の同僚と普通なフリして働いてちゃダメでしょ。病んでるんだもの。

それに私は、好きでもない同僚に囲まれて毎日執拗なイヤミを言われながら、好きでもない仕事をいつまでも続けていられるほど、我慢強い人間ではないし、こうも何もかもがイヤになると気合いや根性だけで乗り切れるものではない。

何と言われようと何も心に響かないさ。私は病んでいるんだもの。ココを辞めて少し休んでから、どこかのラブホで働こう。もうトシだし好きな仕事をしたい。

訴えてやる!

2005年5月8日
今日は女三人勤務で前回と同様に私がB番でEさんがC番(哀)。今日も最初から飛ばしておかないと、パーティーを開かれたら大変だと思っていたら、客に出鼻をくじかれた。

レジに並びながら、低い声でブツブツブツブツとモンクを言ってるジジイが居るとは思っていたけど、そのジジイのレジはサクッと済んだ。ジジイは弁当を2つ買っていたので黙って割り箸を2膳付けておいた。

で、次のお客さんのレジをしていたら、さっきのジジイが割り箸1膳を「要らねーっ!」と怒鳴りながら私を目掛けて投げつけてきて、私の首筋に当たった。

一瞬、シーンと静まりかえり、レジに並んでいたお客さん達も口を開けて呆然としていた。「何しやがるんだ、このクソジジイ!警察呼ぶぞゴラァ!」と怒鳴り返したいのをグッと堪えて割り箸を拾った。

レジにお客さんが並んでいたので、そのままレジを続けていたが、目では警備の爺さんを捜していた。こんな時に限って警備の爺さんが見当たらないなんて。次に並んでいたお客さんに「大丈夫?あの爺さん、顔を狙って投げたよね。タチ悪いよ」と声を掛けられたが、怒りのあまり「はぁ」としか答えられなかった。

心の中では「女だと思ってナメくさりやがって!あたしじゃなくてレジに居たのが男でも、お前は箸を投げつけやがったのかよ!今度、同じ事をしたら即、警察呼んでやる!”あぁ痛ぇ〜。殺される〜”って大騒ぎしてやる!覚えてやがれ!」と怒り狂っていた。

「いろんな客がいるさ」と割り切って働いてたって、人間だものその都度ムカつくさ。プロだもの、そんな事があった後でも普通に笑顔で接客できるさ。でもやっぱりムカつく。

ようやく警備の爺さんが戻ってきたので、クソジジイの事を話すと「今度やったらすぐ警察に通報するから」とは言ったけど、あたしゃさっきのまさにその時に警察を呼んで欲しかったわよ!

ふと見ると、飲料コーナーで飲料出しのメモをしていたEが、この上なく楽しそうに1人で口を開けて笑っていた。誰と話すわけでもなく1人で物凄く意地悪な笑い顔。怖いから。やっぱりあの人、異常だよ。何が可笑しいんだか。声が聞こえそうなぐらいの笑顔だった。

えっ?何?「見てらっしゃい。これから飲料パーティーを開いてやるわ!苦しめばいいのよ。あっはっはっは!」って笑ってるの?

もしかして、私が客に割り箸をぶつけられたのを見て「ざまぁみろ!あーっはっは!最高!」って笑ってるの?あ、こっちが当たりだよ。

今まで見た事もないような意地悪な笑顔、高らかにあざけ笑っているような笑顔。とんでもない笑顔の一瞬を見てしまった。アレは、どう見ても「ざまあみろ」か「してやったり」って顔だ。怖すぎる。

Eについて「とにかく意地悪」「底意地が悪い」「逆ギレが怖くて何も言えない」「すぐぶちギレる」と聞いてはいたが、そーゆータチの悪さが全部出た表情だった。

あの恐怖の笑顔を見たとたん、胃がきりきりと痛んだ。やっぱり辞め時だ。

それにしても、割り箸を投げつけたクソジジイは先日、Mさんに「何も言わなくても箸をつけるのが当たり前だ」とか「レジ袋は口を開けないでキレイなままよこせ」だとか、なんだかんだと暴言を吐いたクソジジイと同一人物らしい。

クソジジイめ。訴えてやる!

キル・ビル Vol.2

2005年5月7日 映画
DVD ユニバーサル・ピクチャーズ / ジェネオン エンタテインメント 2004/10/08 ¥3,990 パート1の強引でハチャメチャなノリを期待した人には、やや不満。逆に前作がパロディのみで物語が浅いと感じた人には、この続編には満足するだろう。残り3人となった復讐相手を探し、テキサスからメキシコへ向かうザ・ブライド。その間に、彼女の血塗られた結婚式や、中国での修行時代などが章立てで挿入されていく。やがて死んだと思われ…

前作のようなグロさは無く、1あっての2なんだろうけど、いくらでも1作にまとめられたんじゃないの?みたいな。最初から1と2で完結させようとしていたのか、1で話を端折りすぎて2にはとってつけたようなストーリー性を持たせたのか。

前作も見ていない人には1と2をセットで見るようにすすめるけど、普通に1を見てから暫く経って2を見た私が2で一番面白かったのはエンディングの「あっ!ゴーゴー夕張だ!」と思った所。

嫌いじゃないけど「あぁなるほどね」としか思わなかった。
何て言うか・・・例え不可抗力であっても、同僚に迷惑が及んだら普通は「すみません」って言うんじゃないのか?

例えば・・・。

出勤時の交通機関のトラブルで遅刻したとして、自分のせいじゃないにしろ遅刻したら、取り敢えず会社に着いて「すみません!」って言うんじゃないのか。

予期せず流行病に冒されたり、健康管理に留意してても急な発熱に見舞われたりして、遅刻したり欠勤した場合は、取り敢えず出勤してから「すみません」って言うんじゃないのか。

機械のトラブルで時間内に自分の仕事が出来なかった場合でも、機械のせいにする前にまず「すみません」じゃないのか。

その他、明らかに本人の過失によるものでなくても、普通は言い訳より先に「すみません」じゃないのか。そしてその「すみません」の一言で、何事も丸くおさまるのではないのか。

誰も当人を責めるつもりはないのに「自分のせいじゃない!」という事を前面に出して言い訳されると、聞き苦しいものになるのではないか。

それに例え相手が自分の息が掛かった人間であっても、詫びなくても分かってくれると思われるような相手であっても、まずは「すみません」じゃないのか。

「すみません」の一言が無いまま、言い訳の言葉ばかりを並べるのは掟破りな事じゃないのか。

「すみません」の一言がどうしても言えない社会人の端くれを目の当たりにして、あきれ果てた。こんなんで「自分のせいじゃない!」と憮然とされても同情できない。

そんな事を考えて悶々としていると、目の前にオーナーシェフ様がいらっしゃった。

オーナー様「こんばんわぁ」

みかやん「いらっしゃいませ!うわぁ。メガネにしたのでハッキリ見えますよ〜」

この後、二言三言世間話をする間、オーナーシェフ様がじーーっと私の目を見て話をするので、かなり照れた。オーナーシェフ様のお陰で、この時ばかりはテンションが上がったが、オーナーシェフ様がお帰りになった後は、また悶々とした。

別に「謝れ!」とは言わないけど、いくらカッコイイ事を言ってても、社会人として最低限のマナーも身についてない人間だと思うと、心の底からガッカリする。

こんな事を考える事自体”辞め時”なんだろうと実感しつつ、6:45で帰った。胃は痛むし、ぶっちゃけ「やってられない」ってのが本心だ。

イカレの季節?

2005年5月5日
出勤すると、早速Mさんが話しかけてきた。「昨日、あの人(Eさん)来ましたよ。休みなのに・・・。で、かくかくしかじかこうこうで、結局、朝まで居て。私は即、帰りましたよ。何て言うかもう・・・」って話を聞かされて、出勤早々ドッと疲れた。

ホントにEさんて何を考えてるか分からない。ちょっと異常なものを感じて怖くなった。

B番の○っちゃんが休憩に入ったので、私がレジに入った。すると、時々来るちょっと逝っちゃってるお客さんが来た。50代ぐらいの男性で、言葉使いは物凄く丁寧で、身のこなしや佇まいも物凄く低姿勢で、とっても謙虚な人だけど、ちょっと逝っちゃってる。

私達が台車を押しながら通路を通ると、通路のわきに寄って私達が通り過ぎるのを一礼しながら待っているような人だ。逝っちゃってて怖いタイプじゃなくて、何て言うか”ほのぼのと逝っちゃってる人”という感じ。

その人が私のレジで買い物をした後、レジに戻ってきてワケの分からない事を言い出した。

逝ってる人「先日の買い物の不足分をお立て替え頂きましたので、精算に参りました」

みかやん「は?」

お金の不足を店の人間が立て替えるワケがないし、お金が足りなければ商品を渡すワケもない。逝っちゃってる人は400円をレジに置いて立ち去ろうとしたので、引き留めたかったが、レジにお客さんが来たので、やむなく警備の爺さんに「あのお客さんを連れ戻して下さい!」と叫んで、次に来たお客さんのレジを済ませた。

警備の爺さんに逝っちゃってる人を連れ戻して貰って、詳しい事情を聞こうと思ったのに、警備の爺さんは逝っちゃってる人をみすみす帰して「朝、また来るってさ。ははは!」と笑いやがった。

笑いごとじゃない。名前も連絡先も知らない客から、事情もよく分からないまま400円の現金を受け取ってしまった事を朝レジの鬼どもに何と説明したら良いのか・・・。しかもあの逝っちゃった人が朝になったら本当にまた来るのか・・・。頭が痛くなった。

警備の爺さんは警備歴20年という事を自慢しているが、店側の私が「連れ戻してくれ」と言ったら連れ戻して欲しい。勝手な判断で逝っちゃった人を帰して欲しくなかった。

爺さん、勘弁してくれや。

朝になり、レジが混雑していたのでレジに入っていると、サッカー台で買った物を袋詰めしながら、何か言いたげに私を見ている客がいた。その客は、私のレジではなくて○っちゃんのレジを通った客だったが、何かモンクを言いたいに違いないと感じた。

問題の客は「潰れてないペットボトルを選んで持ってきたのに、レジで潰された!」と言って、買ったペットボトルを私の目の前に差し出した。するとペットボトルはグシャッと潰れていたのではなくて、ベコッと凹んでいただけだ。2リットルのペットボトルの側面を持ったら普通に重みで凹むだろう。それが何か?意味が分からない。

問題の客「せっかく選んで持ってきたのに、レジでそいつ(○っちゃんに)潰されたんだよ!」

みかやん「申し訳ございません。お取り替え致します」

問題の客は私が売場で違うペットボトルを持ってくる間、ずっと○っちゃんの後ろ姿を睨んでいた。そんなに怒る事だろうか?ペットボトルの他の部分を押したら凹みも戻るだろうに。それに私に怒鳴らないで、○っちゃん本人に言ったらどうだろう?わけわかんないって。

つまんない男も居たもんだ。家でペットボトルを拝んででもいるのか、ペットボトルフェチなのか。なんてくだらない男だろう。呆れてマジマジと顔を見てしまった。春になると、この手のイカレが増えて、ホントに迷惑する。

イカレども、勘弁してくれや。
ドニチカキップを買って、夫とドンキホーテへ。ドンキホーテのような所へ行くと、面白い物、優れ物、妖しい物、欲しい物が沢山あって、いくらお金が有っても足りない状況に陥るので我が家では、いつの間にか「食料品のみ」もしくは「食料品以外1点のみ」と決まっていた。

で、私が買ったのは「カラー低反発枕990円」。ホントはトゥルースリーパー枕が欲しかったが、アレはまだ5000円ぐらいするので却下。あぁでも、トゥルースリーパー枕と990円の枕はどう違うんだろう?

しかし私の本当の目的は「加湿器の種類と値段の下見」だったので、いそいそと加湿器コーナーを探すが、加湿器は家電売場の片隅に2つしかなくて、どちらも物凄く存在感の有る大袈裟なほどの大きさで12000円前後。も少しコンパクトな加湿器が欲しい。

続いて大通りの100均へ。我が家の近所にダイソーさんがあるので、ダイソーさんの商品はすっかり見慣れているが、ココでは見る物全て目新しくて、つい何でもかんでも買い物カゴに入れてしまうが、我が家の場合はここでも、いつの間にか個人の物+家の物で1500円以内と決まっていた。

いつの間にか夫が予算を決めていてくれたので、無駄づかいしないで済んだ。

スタンドプレー

2005年5月3日
今日は女三人勤務。自分はA番なのでEさん絡みのシフトじゃなくてホッとするも、今日は過去最大のパン値引き地獄に見舞われた。

一昨日や昨日のパンが売れ残りまくってるところへ、今朝も大量にパンの納品があって、それが夜になっても殆どそっくりそのまま売れ残っている状態でのパンの値引きだった。ラベラーの値引きシールは1巻何枚なんだろう?それを2回取り替えた。おまけに朝の時点で出しきれなかったパンがバックヤードに大量に残っていて、気が遠くなった。

ゴールデンウィーク=通勤客が少ない=パンや通勤用弁当が売れない

このド素人でも分かる公式を何故うちのパン担当者は分からないのか。ゴールデンウィークに突入してからというもの、連日A番になった者がパン値引き地獄に泣かされたではないか。普段は22:45で終わるパン値引きが0:00過ぎまでかかった。

この時、既にやる気ゼロ。

「この後、アイス&冷食地獄があって、ラーメン出して、日配出して・・・あぁ絶対に7時には帰れないや。残業8時半までコースだ。もう会社に2時間半居るのに、あと8時間半だよ(涙)」と哀し〜くなっていると、ふいにEさんに話しかけられた。

Eさん「今日は、アイスや冷食の品出し、無理しなくていいから」

みかやん「は?」

Eさん「明日、私、休みだけど、夜中に来て品出しやら発注やらするんで、無理しないで」

みかやん「はい」

Eさんの休日出勤をMさんはとても苦々しく思っている。

「みんな時間に追われながら必死で時間内に仕事が終わるようにしてるのに、1人だけダラダラ仕事して勝手に2時間も3時間も残って。正規の時間にタイムカードをきってやってるからいいようなもんですけど、そんなんで休みの日にまで出てくるなんて論外ですよね」

「○っちゃんや○っちがEさんの真似をして、ボランティア残業や休日出勤をするようになったらどうしよう?と思ってたけど、2人ともちゃんと残業代付くようにタイムカードをきってるようなんで安心しました」

私もMさんの言うとおり!と思うが、アイス&冷食の品出しは無理しなかった。

最近やたらとEさんのスタンドプレーが鼻につく。
最も過酷な自分がB番でEさんがC番の日。どんな落とし穴が待っているか不安なので、いつもより若干早い時間の地下鉄に乗って出勤した。心の準備やら様々な準備をしてレジに入り、Eさんを迎え撃つ、いや、Eさんの出勤を待った。

ゴールデンウィークなので、朝のお客さんは少ないが夜は結構混雑したりするが、レジ打ちの合間にレジ周りで出来る事を全部やって、Eさんを迎え撃っ、いや、Eさんを待った。別に待たなくてもいいんだけどさ。

Eさんがレジに入るのと同時に私はレジを出て、飲料の棚上在庫の品出しをした。こうして飲料の棚に飲料が沢山有るかに見えるようにしておけば、無駄に盛大な飲料パーティーを開催される事はないだろうと思っての行動だ。

Eさんは菓子の品出しの手を止めて、ちょくちょくレジへ入ってくれるが、「レジはいいから、早くバックヤードから飲料や酒を運んで来てほしいなぁ」と思う。この事をMさんは「Eさんは要領が悪い。てか、仕事もトロい」と言った。私はそこまでは言えないが、それに近い気持ちではある。

早めに出勤して棚上在庫の品出しをした甲斐あって、Eさんが開催した飲料パーティーは普段よりショボいものだったが、大慌てで1回目の休憩の前に飲料の品出しを終えた。その頃、Eさんはようやく酒をバックヤードから運んできた。

Eさん「飲料を出すの、凄〜く早いですね〜(ニッコリ)」

みかやん「はぁ。汗だくです(そりゃアンタがC番だもの必死だわよ)」

1回目の休憩までに飲料の品出しを終えていると後々ラクだ。暢気に休憩して売場へ戻ると、とんだ落とし穴。やっぱり落とし穴。やっぱり罠。やっぱり嫌がらせ。

Eさん「あの。あろうことか私。自社製品の飲料各種を持って来るのをコロリと忘れていたんですよ。後で持ってきていいですか?」

みかやん「はい(イヤだ!と言えるワケがない)」

やられたよ。やっぱり今日も盛大なパーティーだったんだ。この期に及んで時間差攻撃とは恐れ入った。飲料パーティーに二次会まであったとなると、もう笑うしかない。

先日、1時間半にも及ぶMさんの有り難いお話を聞いて、Eさんとはいろんな面で付き合い方を変えようと決めて、実際に変えてみたのに、それでも尚かなり手強い。

無駄に疲れる。

しかも心身共に。

Eさんが持ってきたペットボトル大は5ケース。そのうち2ケースは品出し出来ないモノがダブっていて、1ケースは棚上に在庫が有って、本当に必要なのは2ケースだけだった。

今日は言わせて貰う!

「2ケースで良いのをわざわざ時間をかけて5ケースも持ってきて、余分な3ケースを片付けるのは私なのよ!在庫出しする前に売場でメモしてからバックヤードへ行ってるのに、何をメモしてるの?頭が悪いの?目が悪いの?何なの?あなたの在庫出しは、みんなにとって害でしかないわ!」

なんて言えるワケがない。

部外者に「私が”リーダー”のEです!」って力説するような気負いがあるなら、これぞリーダーの仕事ぶりってのを見せてくれなきゃ、このままじゃEさんの存在自体が害になる。今日だって飲料パーティー&二次会というよりは、災害&二次災害って感じだ。

あーあー。すっかり愚痴っちゃったよ。

スキャンダル

2005年5月2日 映画
政府の長官婦人は、スキモノで遊び人の従兄弟(ペ)が、処女のまま未亡人となった女を落とせれば褒美として自分をぺに差し出し、落とせなければペは僧侶になるようにと言い渡した。その日からぺは、あの手この手で未亡人を落とそうとやっきになるが、いつしか本気で未亡人を愛してしまう。

冬ソナにもぺにも興味はなかったけど見てみた。ぺは”微笑みの貴公子”と言われた人と思えない程、この役では顔がエロく見えて、この脂下がった感じの方が合ってるように思った。

それよりも何よりも、ペが腰を振っ・・・ペってこんな事していいのかい?と1人で勝手にドキドキした。

私の友人で超遊び人のM君も、いつか刺されるな・・・。
夫も休みだったので新札幌へ。軽く買い物をして、びっくりドンキーでご飯を食べて帰る。私は前から見るとスニーカーで後ろから見るとサンダル的な靴を購入。夫はいつもの大きいサイズコーナーでTシャツを購入。

いつも思うけど、夫用の特大Tシャツ(5L)と私用のごく一般的なレディースサイズTシャツ(M)がプロパーで同じ値段(3900円)って、おかしくない?

恐るべき大きさの違いはコチラ→ http://www.asp.to/diary/mikayan/photo/27.jpg

おっとっと、死んだと思っていた「デリ」が生きてました。勝手に死んだと思っててゴメンナサイ。

んなわけで「初めてのフォト日記 Deli」はこちら→ http://www.asp.to/
web日記占い
http://cgi2.tky.3web.ne.jp/~bites/diary/

みかやん。さんは「記録日記」 を書くと多くの人を魅了します。

あなたは今日自分に起こった事や,した事を冷静に描写する形式の日記を書くと成功するかも知れません。

みかやん。さんが書く日記の性質

人間度 62 精神度 33 思考度 60
変態っぽさ 75 やましさ 33

みかやん。さんの日記のオススメの題名

「目線入り日記」

今日書く日記のネタが無いあなたへ

みかやん。さんが今日書くと良い話

ついついおせち料理
ジャガイモを投げて
熱い想いが
封筒から写真が

上の言葉をすべて使って 「恋愛小説」 風にまとめると良いかも。

※そうは言われてもね。恋愛小説風なんて、私にゃ無理。

腹・腹・腹・腹

2005年4月30日
今日は冷食地獄もなんのその。黙々と冷凍庫の冷食を長台車に積んでいると、ふいに人影。メガネがくもってよく見えなかったが○っちだったので、慌ててメガネを外した。

○っち「俺、有給が付いてから辞めることにした」

みかやん「そっか。そうだよね」

そうでしょうそうでしょう。こーゆー話はやっぱりこんなふうに改まってでしょ。よく出来ました。おりこうさんでしゅねぇ。

○っちは「てかもう、やってらんねーよぉ」から始まって、最近の胸の内を話しだした。

先日、○っちにクレームの投書があった。○っち独自の服装の特徴を示していたので、誰が見ても○っちのことだと分かる。その投書が店内の掲示板に貼ってあるので、従業員もお客さんもそれを目にする。

投書の内容は「声が小さい」など、どの従業員にも当てはまることで、みんなが気を付けなければならないことをたまたま○っちがやり玉に挙げられたようなもので、もっと言えば虫の居所が悪かった客が、たまたま目の前に居た○っちを腹いせに非難したみたいな印象を受けた(お客様からの大変貴重で有り難いご意見をこのように言ってはならない)。

しかし○っちにしてみれば、お客さんが掲示板の投書を見たら「あぁ、あの人ね」と分かるわけだし、あの投書が貼ってある限り周りの従業員やお客さんに白い目で見られるはキツイし、それを意識すればサッカーにしろ品出しにしろ慎重になって、思うように動けなくなったという事だった。

「辞めると決めて仕事に身が入らなくなった」だなんて思っててゴメンよ、○っち。投書が貼られた後も○っちはトレードマークでもある特徴的な服装を貫き通していて、笑顔で元気良く大きな声で「いらっしゃいませ〜」なんて言ってて、そんな○っちを立派だなと思って見てた。

私だったら、かなりの勢いでふてくされてるか、最悪「どこのどいつだ!電話番号と名前ぐらい書いておきやがれ、このボケェ!」と逆ギレしてただろう(恥)。

偉いよ、○っち。私だったら例えアフターザフェスティバルであっても、その服装をやめるだろうし、萎え萎えに「いらっしゃいませ〜」と言うのが関の山だ。○っちは「この服装やめないの”俺だよ、俺、俺”って感じさ」と言って笑ってたけど、悔しくてやりきれないのが見て取れて、中傷めいた投書に何だか腹が立ってきた。

そんな○っちに私は「あたしら辞めるんだし、もう少しの辛抱じゃん」としか言えなかった。全く私ときたら機転が利かないというか、肝心な時に気の利いた事を言えない。困ったもんだ。

帰り支度をしようと事務所へ行くとMさんが居て「座って話しませんか」と言われて、とっさに叱られるのだろうと思って身構えた。するとMさんは私ではなくて、ある人の大バッシングを始めたのでたじろいだ。

ここで一緒になって悪口を言っては同じ失敗を繰り返すので「はぁ」とか「まぁ」で乗り切ったが、この話は6:50頃から8:15頃まで及んだ。Mさんは長く働いている分、腹に据えかねるものがあるのだろう。はけ口が無ければストレスもたまるだろうし、Mさんの為なら私が聞きましょうと思った。

Mさんが腹を割っていろんな話をしてくれたのが嬉しかったが、話の内容は私の腹に収めておこう。

仕事の後、○っちと一緒になって、地下鉄駅まで歩きながら少し話をした。帰宅すると○っちから「最後まで助けてくれて、ありがとう」とメールがきた。私なんか何もしてないのにさ。
今日も○斗と朝ご飯。何故こうも○斗に会うのか。それは○斗がメールや電話が嫌いで、会って話さなければ気が済まない人なのと、新しい家政婦さんが作る朝ご飯が○斗ぼっちゃまのお口には合わないらしいから。

和食を作らせたら最高の家政婦さんらしいが、「ハンバーグですよ」と言って出てくるのが挽き肉の塊の煮付けだったり、「ミートソースですよ」と言って出てくるのがスパゲティーの上に鶏そぼろあんかけみたいなのが乗ったモノだったり、何でもしょう油ベースの味だそうだ。

それで無性にファーストフードが恋しくなるらしく、今日はモス。あぁしかし、本物のおぼっちゃまと思えないほど、口が悪いのは何故?

「んで、お前よぉ、やっぱおかしくね?」これが、おぼっちゃまのセリフだろうか。

○斗「お礼やらお詫びやら関係なくね?ぶっちゃけ、お前が今も深刻〜になってる事じゃなくね?」

みかやん「あたしも、うすうすそう思ってたってか、済んだ事だしねぇ。どうにかなる事でもないし、どうにかなりたいと思ってる事でもないし、何だか他人事みたいに思えてきちゃってさ。あははは!」

○斗「だろ?」

みかやん「あたしも酷い事を言ったけど、向こうだってキツイ事を言ってきたし、お互い様だよね。醜い部分を見せてイヤ〜んなったのも、陰口が筒抜けで傷ついたのもお互い様。ただ他人の忠告を素直に聞こうとして、真摯に受け止め過ぎたよね。真っ向から中傷をされて面くらってたたけ。だよね?」

○斗「うん。早く気づけよ!俺もだけど」

○斗&みかやん「あはははは!」

○斗「お前、いつも自分の痛〜い失敗や恥ずかし〜失敗も面白可笑しく喋ってんじゃん!そうじゃなきゃお前らしくないんだよ!でも今回は”面白話になる迄にはこんな過程があるんだぁ”みたいな。お前も凹む時は凹むんだなって。怒ってるか笑ってるかどっちかの奴だと思ってたからな」

みかやん「きゃーっ!○斗に褒められちゃった。恥ずかちい」

○斗「あんま褒めてねーよ!ま、今度は凹みきる前に俺に言えよ。お前、凹んだら長いからな」

みかやん「ありがとね。ガラにもなく落ち込んだり考え込んだり凹んだりで疲れちゃったよ。何を意固地になってたんだかね。悩むような事でもないのにね。M君の言うとおり”考えると疲れるから考えない”のが一番だよね。あはは!で、あの。フランクフルトも食べていい?スッキリしたらお腹空いてきちゃった」

○斗「好きなだけ食ってくだ〜さ〜い〜。その為に誘ったんだから」

確かに私は怒ってるか笑ってるかどっちかだ(汗)。よく見てるよね。あぁでも、私が本当に元気になるまで、こんなふうに付き合ってくれてホントに有り難い。口は悪いけどなんて熱くていい奴なんだろ。こんなババアに何度も救いの手を差し伸べてくれて・・・あたしゃ幸せなババアだ(感涙)。

そうか・・・私の場合は「思い出に変わるまで」というより「面白話に変わるまで」だったのか。なぁんだ。なぁんだって何だ。その方がやっぱり私らしい。

○斗のお陰で脳天気復活だ。

地獄にウルトラの母

2005年4月28日
今日は日配地獄の後、やはりアイス&冷食地獄でめまいがしそうと思っていたら、本当にめまいがしてめまいがして、怖いぐらいだった。あまりの事に弱気になって、Eさんに「私の身にもしもの事があったら、検死官のような人には”生前、めまいを訴えてました”と伝えて下さい」などと申し出てしまった。

※冷食地獄ってこんなの→ http://blog01.yapeus.com/users/m/mikayan/image/111534260800000648_050506-102130.jpg

これ以上積むとドアを通れないし、手が届かないってのに、1度じゃ積みきれないんだから(涙)。あ、それとこの台が噂の”長台車”。噂でもないか。よその洒落た店では”ロングキャリー”ってウ呼んでるけど、ココは地味に長台車。

※アイス地獄ってこんなの→ http://blog01.yapeus.com/users/m/mikayan/image/111534249000000091_050506-101921.jpg

普段は絶対こんなに無いんだから(涙)。しかも”しろくま”やら”シークワーサー”なんてのが、北海道に有るのがおかしいよ。

このダンボールを1つ1つ全部開けて、ハンパな〜く品出しをするんだけど、限度ってものがあるでしょう(怒)。こんなの1時間じゃできないって。

てか、私が登録してた”フォト日記 deli”に久々にアクセスしてみたら”指定されたサーバーが見つかりませんでした”だってさ。なんじゃそりゃ?何の断りもなくいきなりかい?なんてこった。「でり」って名前にシビれて登録したんだけどな。

んで、最初に登録してたヤプーズは生きてたけど、登録した数日後に日記も写真も消失って事をヤプーズ側がしでかしてくれたから、イヤ〜んなって「デリ」へ逃げたんだけどな。結局ヤプーズへ戻ったけど、URLが長すぎやしないか?

ココがフォト日記だったら良かったんだけど、我が家は未だに細々とISDNだから画像なんか無い方が軽くていいのよ。ふふん♪(負け惜しみ)。

それはそうと、今日もアイス&冷食地獄に堕ちている私に、Eさんが「ゴメンナサァイ」と言いながら満面の笑み。そう言えば、誰かも「Eさんは他人の不幸が嬉しい人」と言っていた。

もう、その手に乗るもんか!

もう騙されないわよーーっ!

絶対、罠か嫌がらせだ。

朝になり、コンテナを運ぼうとすると、トラックの運転手さんに「このコンテナ、ちょっと重いよ」と声を掛けられた。すると警備のAさんが走ってきて「いいよ、いいよ。俺が運ぶから」と言って、私が運ぼうとしていた重めのコンテナを奪っていった。

みかやん「Aさん、いつもすみませ〜ん」

Aさん「いやいや。ウルトラマンにでも変身して頑張るよ。ホントはもう若くないからカラータイマーが赤でピコピコいってるんだけど、頑張んなきゃ」

みかやん「私もこう見えて実はウルトラの母ですからね。頑張りますよ」

Aさん「そう言われたら、それ、耳の前の髪の毛がウルトラの母だよね。似てる似てる」

みかやん「あはは!これ(耳の前の髪の毛)が、ウルトラの母ですか?ひゃははは」

何だか知らないけど、ツボにハマってしまって、可笑しくてコンテナが運べなくなった。

Aさん「これっ!ウルトラの母!しっかり!」

みかやん「笑わせないで下さいよ〜。ツボにハマりやすいタチなんですからぁっはっは」

はしゃいでいた時は良かったが、コンテナ運びを終えるとまためまいがしてきた。

みかやん「めっちゃめまいするんだよね」

○っちゃん「メガネのせいじゃないですか?」

みかやん「えっ?そうなの?」

○っちゃん「そうですよ。いきなりそんなキツいメガネをびっちりかけ始めたんだから、めまいぐらいしますよ」

そっか。あたしゃすっかり、耳鼻科だろうか?や、脳神経外科?意外と内科かも?なんて、深刻に悩むとこだった。

思い出に変わるまで

2005年4月27日
今日はEさんが休みの4人勤務。B番でレジに居ると、悠くんが来たので先日のお詫びをした。

先日、悠くんが”インカのつまみ”という惣菜を持って私の所へ来た。

悠くん「このインカって何ですか?」

みかやん「あれ?何でしたっけ?うわっ!こないだこの商品の説明を見たばかりだったんですけど、ド忘れというか、ボ、ボケました。すみません。ちょっとお待ち下さい」

悠くん「や、いいですいいです。買っていきますから。インカ・・・イカの事でしたっけ?」

みかやん「うーん。イカってかイモ?や、イカだったかも知れません。すみません」

悠くん「帰って食べたら分かりますから。ははは!」

で、悠くんが帰った後に何気に惣菜コーナーを見たら”インカのつまみ”と書いた説明文が貼ってあって、インカのめざめというイモとタラのすり身を揚げたものだと分かったが、時すでに遅し。それからようやく悠くんに会った。

みかやん「すみません。先日の”インカ”は、インカのめざめというイモの事で、そのイモとタラのすり身を揚げた惣菜だったそうです」

悠くん「実は帰って食べてみても何か分からなかったんですよね。でも美味しかったです(ニッコリ)」

悠くん&みかやん「あはははは!」

悠くんの笑顔を見てすっかり気持ちが和んだ。有り難い事だ。トシのせいか最近じゃ些細な事が物凄く有り難い。

次に来たのは、友人Y君にソックリな20代の男性。山奥と言うか山頂付近に住んでいて滅多にお目にかかれない友人Y君に、顔、背格好、髪型、色白具合、何から何までソックリで、最初にこのお客さんに会った時は、本当に驚いた。しかし、友人Y君とこのお客さんの決定的な違いは、このお客さんはいつも”女連れ”だという事だ。

それに友人Y君より、このお客さんの方が若い分、このお客さんの方が可愛いし爽やかだったり。でも、このお客さんに会うと友人Y君を思い出さずにはいられない。一度、このお客さんの写真を撮らせて頂いて、赤黒仲間に写メ送りたいほどソックリだ。

赤黒がまだ強かった頃(遠い目)、赤黒の応援で盛り上がって我が家によく赤黒仲間が泊まりに来ていた。起こしに行ってパンツ一つで寝ていた友人Y君のハミ○マを目撃してしまった事や、人の家ですっかりくつろいでパンツを脱いでいて、モロ出しで爆睡していたBD君の事を思い出した。

あの頃は楽しかったし、何より赤黒が強かった(マジ遠い目)。それに、あの時は思いがけず(笑)BD君があまりに立派なモノをお持ちで、思わずBD君のチン○ンの前で合掌してしまった。

・・・なんて事を思い出したらキリがない。仕事、仕事!あたしゃB番で忙しいのよ。しかし、今日のC番は○っちゃんだったので、飲料パーティーを開かれる事もなく、辞めると決めて仕事がイマイチになってる誰かと違って、○っちゃんが懸命に手伝ってくれたのでラクだった。

発注の機械を取りに事務所へ行くと、○っちが休憩していて、一緒に一服しながら当たり障りのない話をして笑った。こうして一緒に笑っていられるのも、あと少しと思うと妙に寂しくなって、しみじみと”いろんな事が有り過ぎた”と思った。

最近、私も何か調子が出ないと思っていたら、有線のお気に入りだった「w-inds.の変わりゆく空」が、もうかからなくなっていた。それに代わってよく耳にするようになった曲が「俺の話を聞けぇぇぇぇい。5分だけでいいいぃぃぃぃ」ってので、妙に泥臭い歌い回しで聞くとどんよりする。

変わりゆく空の「いつか思い出に変わるまで」って部分が大好きだった。赤黒仲間との事が良い思い出であるように、最近のいろんな事も良い思い出に変わればいいなと、つくづく思う今日この頃だ。
テンションが上がらないまま仕事の後、隣のロイホへ。ロイホの前で○斗が待っててくれた。

○斗「何よ。お前テンション低くね?また何かあったのかよ」

みかやん「○っちに”辞める”って言われたんだよね。それでテンションが低いのかどうか自分でもよく分かんないんだけどさ。ただこの仕事に疲れてるだけかも知れないし。でも何てか、あたしが先に辞めようと思ってたのに、先に辞めると言われたのが、変にシャクに障ったってか、何て言ったらいいのか分かんない。上手い言葉が見つからないよ」

○斗「”ええ〜っ。辞めちゃうのぉ〜。寂し〜い〜”とか言えたら可愛いけど、お前のことだから”ふーん”とか”へーえ”って言ったんだろ?」

みかやん「当たり!だってさ・・・や、いいんだけどさ」

○斗「”だって”何だよ?言葉、呑み込むのお前の悪い癖だよ。言えよ!お前がいろんな面で損するのは言葉足らずなせいだ」

みかやん「はい。あたしが○っちより先に辞めると思ってたから、あたしなりに反省した事をちゃんと言葉にして伝えようと思ってたんだよね。”いろいろあったけど感謝してる”みたいな、お詫びの言葉とお礼の言葉を漠然とだけど最後に○っちに言おうと思ってたら、先に辞めるって言われて肩すかし・・みたいな」

○斗「だから、そーゆーの全部丸ごと本人に言えよ」

みかやん「あたしがレジに入って、○っちがレジから出る時に言ったから、そんなの何も言えなかったもの。言葉足らずね・・・ホント当たってるよ。あたしゃ肝心な時に肝心な事が言えないからね」

○斗「俺ぐらい大人で頭の良い人間じゃないと、お前の事は理解できないからな」

みかやん「そのとおりだよ。わざと思ってるのと正反対な事を言って悪態ついても、○斗には見透かされてたし、こないだの”友達なら会いたくなきゃ会わないで済むけど、会社の奴だとそうはいかない”って話も、ごもっともな話で、あの時はぶっちゃけ”アンタ学生じゃん”と思ったけど、いいトシしてそんな事にも気付かないで、自分の馬鹿さ加減に嫌気が差したってか。あ、ごめん」

○斗「”俺ぐらい大人で頭の良い人間”って笑ってほしいとこだったのに、そのとおり!って言われてもなぁ」

みかやん「えーっ?何?○斗、照れてんの?あはは」

○斗「お前、いい奴なのに誤解されやすくて、誤解されたままじゃ俺も悔しいから、こんな苦労してるってのに、笑うか?普通。ほっとけないんだよ。お前が!」

みかやん「ごめん。分かってるから。有り難いと思ってる。今日だって”こないだキツイ事を言ったけど、あのオバは大丈夫だろうか?”と思って誘ってくれたんでしょ?」

○斗「お前が分かってる事ぐらい俺だって分かってるよ。だからな・・・」

みかやん「はい(やっぱりオバって思ってるんだ)」

ま、もう若くなくて悪態ついても可愛くないから、本気で素直にならなきゃなぁ。そうじゃなくて・・・。いやしかし○斗の「ほっとけない」って言葉にクラクラした。「ほっとけない」なんて言われたのは小娘の頃以来だ。私が今、○斗と同じぐらいのトシで独身だったら「ほっとけない」なんて言ってくれる○斗にメロメロだっただろうなぁ。

この後は普通に話をして大笑いして、○斗は学校へ、私は帰宅。帰宅すると、ひょっこりとMさんからメールがきた。

いろんな面での仕事の話でMさんとは初めてメールが何往復にもなって、最後にMさんは「私的には三人姉妹が出勤だと一番楽しいです!女同士だから助け合って仕事が出来るって感じ」と言ってきた。

三人姉妹だなんて(照)。親子三人水入らずと言われなくて良かった(笑)。随分とトシの離れた姉妹ってか、年齢順に私が長女?それとも年功で私が年老いた三女?どっちにしても、女三人勤務が多いのは、やっぱり意図的だったのか?

セコオヤジ続出

2005年4月25日
今日はMさんが休みの4人勤務。○っちがB番で私がC番だった。お菓子を取りに行こうが、飲料や酒を取りに行こうが、○っちがひっきりなしに呼び出し音を鳴らすので、レジへ走りまくって出勤早々にヘロヘロになっていた。

で、レジへ入ると恰幅の良い男性客に声を掛けられた。

男性客「この弁当、まだ半額にならないの?」

みかやん「申し訳ありません。こちらは賞味期限までまだ時間がありますから、半額には・・・」 

男性客「この弁当、まだ半額にならないってさーっ!(大声)」

男性客が、いきなり大声で叫ぶから何事かと思ったら、わりと近くにいた連れの人に叫んでいた。別に大声で叫ぶ事でもないじゃん!

悠くんみたいな若くて一人暮らし風の男の子なら、生活も大変だろうし値切られても特に何も思わないと言うか「オバサンが何とかしてあげたいけど無理!ごめんね」と言いたいぐらいだが、いかにも高給取り風の男性客に値切られるとガッカリする。

続いて50がらみの男性客。

50がらみ「お菓子はいつ頃、半額になるの?売れ残ったら半額になるんでしょ?」

みかやん「どんなお菓子の事ですか?」

50がらみ「スナック菓子全般さ。ポテチとか」

みかやん「申し訳ございません。スナック菓子のような賞味期限の比較的長い商品については、賞味期限が切れそうになるまで売れ残る事がありませんので・・・」

50がらみ「コンビニじゃよく半額になってるっしょ。半額コーナーとか有ってさ」

みかやん「こちらでは、スナック菓子などが半額になっているのをまだ・・・」

50がらみ「スナック菓子の半額って見たこと無いって言うの?」

みかやん「はい」

50がらみ「じゃあ仕方ないな」

仕方ないって何さ?全然引き下がらないんだもの、しつこいって!てか、コンビニ行けよ!と思いながらも笑顔で見送った。あーやだやだ。しつこいオヤジやセコいオヤジは大嫌いだよ。お陰でテンション丸下がり。

そんな私に○っちがトドメを刺した。○っちは「俺、来月で辞めっかも知んないっ」と言って、ふいにレジを出て作業を始めた。

そーゆー話って「実は俺・・」と、もっとあらたまってする話じゃないのかねぇ。○っちは、元々ココでは半年ぐらいしか働くつもりはなかったけど、それにしたって・・・。

そう言えば、以前ぶっさんが休んだ時「バリバリ働いてた人でも、辞めるって決めたら急に、あっちが痛いとかこっちが悪いとか言って仕事を休みがちになったり、仕事に身が入らなくなるもんですよね」って話で持ちきりだった。

そっか。○っちが早退したり体調が悪そうだったり仕事ぶりにキレが無いのは、そーゆー事か。なるほどね。

みかやん「いつ辞めるの?」

○っち「来月か・・・そんなぐらい」

みかやん「ふーん。あたしは6月いっぱいぐらいかな?じゃあダブらないね」

「も少し一緒に頑張ろうよ」なんて言えないし、全然テンションが上がらない。おまけに今日も○っちの仕事ぶりに全くキレがなく、私は1時間の休憩を30分で切り上げて自分の仕事をするハメになって、ヘトヘトに。

2回目の休憩に入る時に○っちゃんに声を掛けられた。

○っちゃん「50万HIT踏んだの、僕かも知れません」

みかやん「はーーーっ?」

○っちゃん「ずっと見てたんで」

みかやん「えーっ!じゃあラブホグッズ、持って来る?」

○っちゃん「や、いいですよ」

今日、ヒトと話してちょっとテンションが上がったのは、この時だけだった。
仕事の後、前回の約束どおりOくん宅へ借金の取り立てに行った。冷凍食品地獄でヘロヘロだったので、Oくんに「あ!メガネザルさんだ!」などと言われながら意識が遠のき、3時間ほど意識不明の重体に(睡魔に襲われて爆睡していただけ)。

みかやん「あれ?あたし、寝てた?」

Oくん「寝てた、寝てた。ものの1〜2分で、見事に意識不明になってたよ。普通に話してたのに、返事が無いから見てみたら寝てるんだものビックリした。もう昼だよ」

みかやん「あ、ちゃんとメガネ外して寝てたんだ。寝る気、満々じゃん!」

Oくん「銀行で給料をおろして借金を返すよ。そのついでに新札幌でも行かない?借金の利息として昼ご飯おごるよ」

みかやん「いいね♪」

いつもどおりビレッジバンガードを物色中に、空腹で倒れそうになって、その旨をOくんに力説すると、すぐにお寿司屋さんへ連れてってくれた。刺身&天ぷら定食とアイスコーヒーをご馳走になって大満足だった。

お腹が膨れたところで、新札幌をブラブラしていると”コリとりステーション”の前で、何となく2人とも足が止まった。私は過去2年ほどカイロプラクティックに通っていた身、Oくんはド貧乏時代もマッサージ関係(健全&不健全)へのお金は惜しまなかった人。

Oくん「入っちゃう?」

みかやん「入っちゃう!」

初めての店なので無難に”お手軽コース 20分 1900円(税込み)”にしてみた。上半身か下半身か選んで、希望の箇所を重点的にケアしてくれるそうなので、Oくんは下半身で腰中心、私は上半身で肩中心にした。

私に付いてくれた係の人は、とても気さくな方で、いろんな話をして笑いながら肩や背中を攻めていてくれたが、Oくんのベッドの方からは何も聞こえず、あまりの心地よさに爆睡しているのだろうと思ってはいたが、顔が当たる部分をくり抜かれたベッドにうつ伏せで寝ているので確認できなかった。

話しながらの20分なんてアッという間だろうと思っていたら、そうでもなくて結構長かった。やがて「お疲れ様でした」と声をかけられて、私はムックリと起きあがったが、Oくんはうつ伏せのまま固まっていた。

みかやん「この人、すぐ寝たんですか?」

係の人「はい。もう、すぐに(笑)」

みかやん「ものの1〜2分で?」

係の人「はい。そうでした(笑)。最初に”(刺激が)強いですか?弱いですか?”とお聞きしても、お返事がなかったもので・・・」

ヒューっとヨダレをすすりながら、ようやくOくんが目を覚ました。

みかやん「キミ、ものの1〜2分でオチてたらしいね。あぁビックリした。人の事、言えないよ」

Oくん「てか、腰への一撃でオチたね。毎週水曜日は10分延長サービスだってさ。また今度、水曜日に来てみようよ。や、俺”お得なクーポン17000円”っての買っちゃおうかな?」

結局、クーポンは買わなかったが、相変わらずマッサージ関係へのお金は惜しまないOくんだった。

地獄に笑顔と仏

2005年4月24日
今日は女三人勤務。以前、ぶっさんやS君が働いていた頃は、「ぶっさんとS君は一緒に休ませないようにして、必ずぶっさんかS君の男性どちらかが出勤しているようにシフトを組んで」と言われていたのに、最近はお咎めナシで女三人勤務が凄く多くなった。

シフト表はEさんとMさんが1ヶ月交代で作っているが、彼女らが意識的に女三人勤務を多くしているかどうかはまだ謎だが、こうも女三人勤務が多いと意識的であるような気がしてならない。

そんな事は置いといて。

日曜なので、いつもとは若干客層が異なる。仕事帰りのサラリーマンやOLは少ないし、酒臭いお客さんも少ないし、ぶっちゃけヒマだったりする。ま、私はレジとは縁の無いA番だから、客が多い少ないとかいう事はあんまり関係なかったりして。

すると、私の目の前に日曜だから会えないと思っていた悠くんが立っていた。おっしゃれーな私服姿だった。前回、悠くんの私服姿を見たのは出張帰りの時で、出張だというのに何かバカンスを思わせるようなラフな姿だったが、今日は違った。そんなにお洒落しておデートの帰りかしら?悠くんたら若くてもリッチって感じ。

いいなぁ。若いって(遠い目)。

私もデートしたぁぁい(本心からの叫び)。

Mくんや朝ご飯友達とご飯食べるのはデートじゃないよね。え?じゃあデートって、どんなのだっけ?やだぁ、もう忘れちゃったじゃないのーっ!あはははは!・・・って笑えないから。思わずため息。あ、でもため息ついたら幸せが逃げるって話だから、やめよっと。

この後、冷凍食品地獄に陥った。どうも私がA番の時に限って冷凍食品の在庫が異常に多いような気がする。冷凍食品はEさんが発注している。そして必ず冷凍食品地獄に堕ちている私にEさんが「ゴメンナサァイ。冷食地獄デスネ」と満面の笑みを讃えながら声を掛けてくる。これも何か意識的な気がしてならない。

地獄に堕ちている私に何故、笑顔?そうか・・・他人を飲料地獄に陥れておいて「盛りだくさん!飲料パーティーですね」とニッコリ微笑んだというのは、この笑顔の事か。それ以来、Eさんの飲料地獄を「飲料パーティー」と呼んでいるけど、これは冷食パーティーなのか。ホントにもう長台車に積みきれない程”盛りだくさん”だった。

ま、仕事だから・・・。

私はEさんに嫌われていて「フン!これでも食らえ!」と言わんばかりに、私がA番の時を目掛けて大量に発注されているのかも知れないけど、逆に考えたら「この人なら手を抜かないで、きっちりと品出しをしてくれるから」と信頼されての事かも知れない。有り得ないけど、そうでも思わなければ、やってられない量だもの。

こんな時は、自分の性格の”お目出度さ”に救われる。端から見たら、どう見たって”嫌がらせ”や”罠”にしか見えなくても、くじけないでいられるもの。冷食地獄にも負けないわ!

そんな中、Mさんが私に代わってダンボールを片付けてくれていたり、ゴミ圧縮機のゴミを片付けてくれていたり、撤去もれの鮮魚を除けておいてくれていた。Mさんの存在は本当にありがたい。地獄に仏とはまさにこの事だ!

そう言えば冷食を運んできた時、Mさんが「凄い量ですね!」と言っていた。見るに見かねてコッソリと私の仕事を手伝ってくれたのだろうが、MさんはB番でレジ専任なのに・・・。Mさんたら、そんな事をして私を泣かせようとして・・・。全くMさんには頭が下がる。

各種の地獄にも負けず、Mさんの手も煩わせないようにならなければ!
お陰様で50万HITです。ありがとうございます(感涙)!

500000なんて数字、生きてる間にはお目にかかれないと思ってましたが、目の黒いうちに見る事が出来ました。

辛い時や苦しい時に、この哀れな年寄りに、ココで出会った皆様がこぞって、支えて下さったり、励まして下さったりで、お陰様でその度に奮起して乗り越える事ができました。

こんなトシになってもまだまだ成長過程で、青臭い事やら年甲斐もない言動をしたり、お見苦しい点も多々ありながら、それでもお付き合い下さった皆様には深く感謝しています。

親身なアドバイスを下さった方、言いにくい事を言って下さった方、ありがとうございました。今後もご指導、及びご鞭撻のほど宜しくお願いします。

で、50万HITを踏まれた方、本当にいらっしゃらないのでしょうか?このままでは50万HITを踏んだらしい○っちゃんにラブホグッズが渡りそうですが、○っちゃん本人が「要らない」と言うので、どうしようか?と。

このまま「50万HITを踏んだ」という方が現れなければ、555555HITに持ち越そうかと思います。

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