朝スガイ

2005年3月23日 おでかけ
最近、○っちいと○っちゃんと3人で仕事帰りにスガイへ行く事が多い。今日も朝10時にスガイ前集合で、8時半に仕事を終えた私はまっすぐ街へ行って朝マックをしてからスガイへ向かった。

3人揃ってまずカラオケへ。

○っちゃん「お疲れ様でした〜」

みかやん「疲れたよ〜。昨日も盛大な飲料パーティーさ。本日はわたくしの為にかくも盛大なパーティーを・・・の状態だよ。全然手伝っても貰えなくて最悪さ。決死の品出しをしてる私にEさんが”もっと残ってると思ってましたぁ。作業が早いですねぇ”だってさ。お前のつまらないパーティーの為に、こっちは死にそうだよ!って感じ」

○っち「オマケに長台車に乗せたままだったからね。本当に盛大なパーティーだったよ」

○っちゃん「俺なんか、そのEさんに飲料の出し方を習ったんだから、仕方なかったんだよ」

○っち「確かに。Eさんに習ったなら仕方ない」

みかやん「でも我々より長く働いてたら、飲料の量と時間の配分とか普通は分かりそうじゃない?」

○っち「本当だよね。このぐらいの量だったら、このぐらい時間かかるとか分かるハズだよ」

みかやん「おまけにEさんに”昨日、出番でしたか?”って聞かれて、休みでしたって答えたら”じゃあいいです”って言われて、気持ち悪いでしょ?どうかしました?って聞いたら、”私が休みの日は冷食やアイスの品出しを控えてるのかと思いまして”って言うのさ。意味わかんないじゃん!」

○っち「Eさんが休みの日は冷食やアイスの品出しがちゃんとされてないって意味?」

みかやん「そう。はっきり言えばいいのにね」

○っちゃん「しかも、みかやんに違いない!って犯人扱いじゃないの?」

みかやん「でしょう!ムカついたよ。あんな馬鹿みたいなパーティーを開いてる人に言われなくないよ!何年働いてこんな仕事やってんだい?って感じさ」

○っちゃん「うわぁ。ムカつく〜」

○っち「ま、気を取り直して歌おうよ」

1時間ほどEさんの話をしてから、ようやく歌い始めた。その後、ボウリング。前回初めて3人でボウリングをして、私が優勝した。今まで自分よりボウリングが下手な人にはお目に掛かった事がなかったが、一度に2人も現れて驚いたものだった。

今日はスコア122で、ぶっちぎりの優勝だった(低レベル)。

カラオケ3時間で1人450円で、ボウリング3ゲームと靴代で1人900円。安くて助かる。これだから朝スガイはやめられない。先月は猫目カラオケに3人で6時間居て1人4千円でめまいがした。

帰宅すると16時。夫が居て「自力で起きれないのになんでこんな時間まで遊んでるんだ!」と言われそうな予感がして、速やかに爆睡した。だって夫が休みだって知らなかったもの。知ってたら出かけなかったさ。

でもね、私も外で働いててストレスたまるのよ。飲料パーティーを開く人とか、私を犯人扱いする人がいて疲れるのよ(どっちも同じ人)。お願いだから日曜以外の休みは事前に知らせて下さい。

3時間ほど寝てから出勤。そう言えば昨日も寝てなかった。ぐはっ!

待ち人とカニ

2005年3月22日
今日は○っちゃんとMさんとミーティングをしようと、19:30に店の近くで待ち合わせて近所のバーへ行く予定だった。私は大切なミーティングに遅れてはならない!まして寝過ごすなど有り得ない!と殆ど寝ずに19:10に待ち合わせ場所に到着、5分遅れて○っちゃんが来た。

その後、待てど暮らせどMさんが登場せず、連絡してみるが携帯も家電もダメ。そもそも今日のミーティングは○っちゃんとMさんの親睦を深める為のもので、私なんかは完全にダシだったのに。なんてこった。途方に暮れ近所のモスでMさんからの連絡を待った。

○っちゃん「Mさんは俺がイヤだから来ないのかな?」

みかやん「や、爆睡してるんだよ。私も起きたい時間に起きられないタチだから、よく分かる。目覚まし時計なんかベル鳴りきって止まってるし、携帯のアラームも10分おきに5回鳴るようにセットしても、起きれない時は起きれないんだよ」

○っちゃん「そんなの自慢にならないよ!約束の時間に遅れるなんて信じらんないや。まして寝過ごすなんて絶対有り得ないからっ!」

みかやん「こりゃ失敬」

結局、Mさんから電話がきたのは21時で、やはり爆睡していて「延期して下さい」との事で、さすがに○っちゃんがキレた。

○っちゃん「俺はモスバーガー食う為だけにバスと地下鉄を乗り継いで来たのか?と思うとムカつく」

みかやん「まあまあ。中止じゃなくて延期なんだからいいでしょ!」

22時になり私はモスから出勤した。

今日のC番はEさんで、バックヤードから飲料や酒類を運ぶ係だが、Eさんも初期の○っちゃん並みに大量の飲料を運んでくる人だ。かつて○っちゃんが大量の飲料を運んできていたのを”○っちゃんの飲料地獄”もしくは”○っちゃん地獄”と呼んでいたが、Eさんの場合は”飲料パーティー”もしくは単に”パーティー”と呼んでいる(もちろん陰で)。

イヤな予感はしていたが、今夜はEさんに過去最大の飲料パーティーを開催されてしまった。たった2〜3本しか品出し出来ない商品が2ケースも運ばれていたり、棚上に在庫がタップリ有る商品を運んでいたりで、品出しするよりバックヤードへ戻す商品の方が圧倒的に多く、もしや嫌がらせでは?と思うほどだった。

あまりにも盛大なパーティーを開かれて、困惑→疲労困憊→怒りとなり「何年働いてて、この仕事ぶりだよっ」とキレそうになった時に○っちが来た。

○っち「かっ、カニがっ!カニがぁぁぁっ!」

みかやん「ん?どした?」

○っち「売れ残りのカニを廃棄しようとしたら、生きてやがった!」

みかやん「まさかぁ。うちあたりで扱ってるカニなんて茹でてあるっしょ?」

パックされたカニを手にとって見てみるとラベルに”活毛がに680円”と書いてあって驚いたが、その毛がにがハサミを動かしながら泡を吹いていたので更に驚いた。

みかやん「うわっ!マジ生きてるしぃ。こないだA番だった時、生きてるとなんか思いもしないで、バンバン掴んでバンバン捨てたよ」

○っち「でしょう!俺も!生きてると思ってないから、なんで動いてるように見えるんだろ?ヤバイかも?と思ったよ。したっけぶくぶくと泡が出てきてキモかった〜」

○っち&みかやん「あはははは〜(力の出ない笑い)」

生きたまま発泡スチロールのトレイに乗せられてラップされてると分かったら、急にグロい物に見えて怖くなった(でもでもパックしてなきゃ逃げちゃうよね)。

みかやん「せっかく半額の340円になってるんだから、買って帰って家で飼育したら?」

○っち「や、やだよ〜。あぁでもっ・・・やっぱりイヤ!」

みかやん「だよね」

○っち&みかやん「あはははは(困った顔)」

お互い「でも生きたまま廃棄するのもどうかと思うよね」という言葉は呑み込んだ。「てか私はこないだ思いっきり生きたまま廃棄しちゃったよぉ。怖い〜。まるで姥捨山だよね。違うって」という言葉も呑み込んだ。すると○っちは急にハイテンションになって「ひゃはははは」笑いながら、カニ達を台車に乗せて廃棄場所へと向かった。

何だか脱力した。函館の実家から生きたイカが届いた時、生きている間はイカに触れずに、完全に死にきるまで延々と待ってからさばいたのを思い出して、ますます脱力した。だけど私は漁師でも板前でもないもの、活イカとバトルなんて無理っ!

お陰でEさんに対してブチキレずに済んで良かったと思っていたが・・・(哀)。

IZO

2005年3月22日 映画
DVD ケイエスエス販売 2004/12/22 ¥5,040

はっきり言って酷いです。カルトもカルト、アングラもアングラ、エロくてグロくてわけわかりません。

昔々いぞうさんという日本人が張り付けにされヤリで突かれて処刑されましたとさ。死後、いぞうさんはIZOという怨霊?となり、時代を越え時空を越え目の前に現れる人々を斬って斬って斬りまくる・・・という始まり。

そこからすぐにワケ分からなくなります。江戸の街並みに特殊部隊が現れたり、サラリーマン風の吸血鬼のような者が現れたり、いぞうが抱いた女郎が鉄拳メイクの怨霊になっていたり、時代も場所も飛び飛びの映像の妙をお楽しみ下さい。着いて行けません。

あらゆる時代のあらゆる場所で友川かずきさんという方が、これまたワケの分からない歌を唄います。これがもう苦痛以外の何物でもありません。

一緒に見ていた夫はたまらず避難しました。私は、これから起こるであろう大・どんでん返し!に期待してラストまで見ましたが、分かったのは映画のメッセージでもテーマでもなく、途中で避難した夫の判断は正しかったという事でした。

夫「豪華キャスト陣は、こーゆー映画だって分かって出演したんだろうか?」

みかやん「監督に呼ばれたし、みんなも出るなら出よっかな?みたいなノリだったんじゃないの?」

夫「で、最後まで観て何か分かったのか?」

みかやん「・・・・・」

分かった事は、ストーリーを追ってはいけない、単に場面毎の映像を楽しむ事、メッセージを探ってはいけない、友人知人にすすめてはならないという事。

友人いわく「殺戮シーンのオムニバスだと思えばいい」。なるほど。
―365の性格・運命・つきあい方がわかる 誕生日別 性格事典ISBN:456960689X 単行本(ソフトカバー) ムッシュムラセ PHP研究所 1999/07 ¥1,200

私が持ってる”誕生日別性格事典”を出してきて今一度、検証してみた。

★○っち 1月27日生まれ

「性格と運命」 広い心を持つ理想主義。お人好しな面があり人に騙されても善意に解釈する事が多い、愛すべきキャラクター。行動力があり、夢を実現させる能力がかなり高め。子供の頃に尾身描いた仕事に就く人が多いのも、この生まれの特徴。

-----てか本人が人を騙して歩いてますから。確かに行動力は有って、大きな夢を抱いているようです。

「恋と結婚」 恋でも理想を求める人。自分にとってベストに思える人が現れるまで本気で恋をしようとしません。そのかわり、そんな人が登場したら、持ち前の行動力を一気に爆発させ、自ら積極的に声をかけ大胆に仲を深め、ゴールへ突進するでしょう。

-----”積極的に声をかけ大胆に仲を深め”は大当たり。今は本気で恋をしようとしてない時期なのね。では尚更、本物の遊び人になって欲しいものです。

「人間関係」 人間的な魅力で多くの人を惹き付けるタイプ。学校でも会社でも友達を作るのに苦労した事がないはず。人に迷惑をかけられても、決して責めたりせず笑って許すスケールの大きさは、大物の雰囲気を漂わせる。どこでもリーダーに!と推されるはず。

-----確かに女友達を作るのに苦労した事はないハズ。笑って許した事もあったけど、逆ギレの方が多いような気が・・・。

「相性のいい人」 おおらかな人 アーティストタイプ 営業マン 獅子座の人

-----私、獅子座なんですけど。

「相性の悪い人」 心の狭い人 常識家 地味な異性 牡牛座のA型

-----はい。こないだ逆ギレされた時は「見解が狭い!」と言われました。

★○っちゃん 4月16日生まれ

「性格と運命」 無口で控え目だが内に秘めたパワーは並々ならぬもの。仕事であれ何であれ、切羽詰まれば周囲が腰を抜かすほどの頑張りを見せる。徹夜などへっちゃら、どんな特訓にも耐えられます。元来、欲の無い人で貧乏に強いのがこの生まれの特徴。

-----まだ腰を抜かすほどの頑張りを見せられてませんね。柔道部でしたから、特訓やしごきには強いと思われますね。

「恋と結婚」 おとなしそうで恋に奥手に見えるが、心の内では熱い情熱をたぎらせている人。一度「この人!」と決めたら、それまでとは人が違ったように大胆になるタイプ。また、セクシーな魅力が有り、異性の人気はかなりのもの。結婚には慎重な方だが、心から頼れる人に会うと、あっという間に決意する事が多いよう。

-----セクシーな魅力?異性の人気?ちょっと違う気が(汗)。

「人間関係」 25才前後を境に、くっきりと人間関係の様相が変わる傾向。若いうちは人見知りが激しかったりで友達もできにくいようだが、実力がついて自分に自信がもてるようになると、どんどん口数が多くなって、人間関係も賑わう。また、粘り強い頑張りは上司や先輩に高く評価されるでしょう。どんなに仕事を押しつけられても黙々とこなし、深い信頼と暖かい眼差しが注がれるハズ。

-----○っちゃん今25才。確かに口数多いです。メール最高で1日100通きました。毎日平均50通ぐらいメールきます。返信が大変です。電話してくれ!って感じです。

「相性のいい人」 思慮深い人 慎重な上司 裏表がない異性 獅子座のA型

-----私、ズバリ獅子座のA型ですが。

「相性の悪い人」 ズボラな人 ミーハータイプ 出しゃばりな異性 魚座のB型

-----朝番のAさんを毛嫌いしてますね。確かにあの方は裏表有り過ぎ。

なんだかんだ言って、性格事典って当たってるよね。凄いよね!
そっか。後輩君2人と私って相性良かったんだ。確かにある意味、慕われたよね。なるほどねぇ。

大阪出身

2005年3月20日 おでかけ
大阪出身・28才・男性と南3西2のカラオケ店へ。

「俺、全然大阪弁でないから」の一言で大阪出身と分かるアクセントで、思わず笑ってしまう。

みかやん「うちの元の職場にも大阪人がおってな。お陰でみんな大阪弁なってもうたわ」

元大阪人「声、大っきいし、影響力強いらしいですわ」

みかやん「ホンマや。めっちゃ影響力強いねん」

元大阪人「アクセントめちゃめちゃ合ってますわ」

みかやん「その頃は独り言でも思わず”アカン”言うとったで」

元大阪人「あはは!めちゃめちゃ上手いわぁ」

その後、飲み放題だというのになかなか飲み物が届かず、すかさず元大阪人が催促の電話をしてくれた。

1回目「飲み物頼んで暫く経つんですが、全然こないんですわぁ。お願いしますぅ」

2回目「さっきもお願いしたんですけど、飲み物全然きませんわぁ。あの、飲み放題ですよね?お願いしますぅ」

3回目「あの、これ飲み放題ですよね?飲み放題なんですよね?・・・頼みますわぁ。いい加減、持ってきて欲しいですわぁ。頼みますぅ」

ラブホ時代のトドを思い出さずにいられなかった。トドの言動と全く同じパターンだった。

みかやん「何やっとんねん!言うたらええやんか」

元大阪人「や、ここは北海道やし、やんわりとなぁ」

-----トドさん、どないしたやろ?「家出した〜」言うてから連絡とれんようになってもうて、うちがメール入れてもOくんがメール入れても返事ナシや。どないしはったんか、うちら心配で心配で。

あ、別に大阪弁もどきじゃなくて良かったんだ。

昨年9月にトドから「家を出ました」とメールが届いたっきりで、こっちから何度メールしても返事ナシ。トドの娘さんの携帯へメールしても返事ナシ。ほんまにどない・・・いや、本当にどうなってしまったんだろう?
Oくんが39度近い熱を出して、会社から家にタクシーで強制送還されたそうだ。取り敢えず帰宅して爆睡したものの、目が覚めたら家に食料が無い事に気付いて、私に助けを求めてきた。

Oくんのリクエストどおりに職場で食料を買い揃えた。さっぱりする飲料各種、グロくないパン各種、スポーツ新聞、マルチャン袋ラーメンしょうゆ味5個パック。こんな時はスーパー勤めで良かったと思う。

ところが今日は夫にも、マルチャン袋ラーメンみそ味の5個パックを買ってきてくれと頼まれていた。いつもは家の近所のスーパーで168円の時にまとめ買いしていたが、家の在庫が無くなったので198円でも仕方ない。

屋台○○番やら、うまいっ○ょ、ラーメン屋○ん等、袋ラーメンは数あれど、夫もOくんも私もマルチャンでなければダメな身体だ。しかも昔から、夫はみそ味、Oくんはしょうゆ味、私はしお味と心に固く決めている。

そんなこんなで物凄い荷物になった。もうすぐ4月だというのに外は猛吹雪。○っちに「一緒に帰ろ♪」と声を掛けて、まんまとOくん宅まで荷物を持って歩いて貰った。当たり障りのない会話をしながら歩いていたのが、何とも空々しかったが、お互いもはや核心に触れるのが面倒だ。

顔だけ見てりゃ可愛いんだけどねぇ。冗談言って笑ってりゃホントに可愛いんだけどねぇ。性格がねぇ。何か陰鬱な雰囲気の時が多いのよねぇ。やっぱ、○っちってお子ちゃまなのよねぇ。立派な大人の遊び人になりなさいね〜と言ってあげたいわぁ。

やっぱり遊び人の基本は「カラダは逝っても心は逝かない」でしょ?あれ?どっかで聞いたセリフ?

Oくん家に荷物を届けて、我が家の分のラーメンを持って、様々な事を考えながら結局は自宅まで歩いて帰った。20丁も歩いてしまった。

噂をすれば

2005年3月19日
噂をすれば何とやらで、何気に職場で飲料の品出しをして”何か”を感じ、振り返るとオーナーシェフ様がいらっしゃった。しかも微笑んでらっしゃった(喜)。

みかやん「いらっしゃいませ。こんばんわ。じ、実は先日、お店へお邪魔させて頂いたんですよ〜」

オーナー様「えーっ!呼んでくれれば良かったのに〜っ。呼んでくださいよぉ」

みかやん「そんなーっ!恐れ多くってとてもとても、お呼び立てだなんてぇ。てかもう、もうっ感激の美味しさでした。トマトとバジルのパスタとかごぼうのスープとか、あのB、B・・」

オーナー様「Bランチですか?」

みかやん「はいっ!Bランチを頂きました」

オーナー様「今度は絶対に呼んでくださいね〜。サービスしますから」

みかやん「は、はいぃぃっ!(きゃーーーーっ!)」

オーナーシェフ様のお店で2千円弱のランチを私にご馳走してくれたのは、他でもないOくんだった。夢にまで見たオーナーシェフ様のお料理を前にして「ラブホ時代は私よりもド貧乏だったOくんが、2千円ものランチ(スパークリングワインも飲んだ)をご馳走してくれるなんて。Oくんったら立派になって・・・うっ」と、私は目頭が熱くなったのだった。

ラブホの控え室で、88円のカップ麺をOくんと2人で交互に食べたり、Oくんがもう1つのバイト先から貰った食料を2人で分けて食べたり、客が忘れて帰った食料を食い漁ったり、いつも1つの物を分け合って食べてた。あの頃のOくんは見事なド貧乏だった。

楽しかったラブホ時代の事が走馬燈のように・・・。と思っていたらオーナーシェフ様がお買い物済ませてお帰りになり(寂)、私の元へ○っちが来た。

○っち「さっきの人、誰?」

みかやん「あの方がオーナーシェフ様なの」

○っち「ふーん」

みかやん「こないだお店へ行ったって言ったら、呼んで下さ・・」

○っち「そこんとこは聞こえてた」

みかやん「や、あの。素敵でしょ?イケテるでしょ?前からお客さんの中で一番カッコイイ!と思ってたもーん。きゃーっ!って、ちゃんと見てくれた?」

○っち「あんま見なかったよ。俺、やきもちやくから」

みかやん「。。。。。」

相変わらず口が上手いんだから。でもキミ、こないだは私の事を「特別な人だった」って思いっきり過去形で言ったじゃん!今や特別でも何でもない単なる職場のオバサンに何でそーゆー事、言うかなぁ。今更、私にも悪く思われたくないなんて・・・。これを言ったら猛然と逆ギレするだろうから言わないけどさ。

はあぁ。お子ちゃまって面倒臭い。

なんつーか(汗)

2005年3月18日
ぶっちゃけ、相手は子供で可哀相だと思って、あーゆー事にしておいたけど、その真相は、たまたま職場で遊び人同士が出会ってしまったからちょっと遊んでみたという、つまんない話さ。ごめんなさい。

その後、ドリアンのオフ会があったり、○っちと○っさんと3人で飲んだり、○っちと○っちゃんと3人でカラオケやボウリングに興じたり、Oくんが憧れのオーナーシェフ様のお店へ連れてってくれたり、そうこうしている間に赤黒開幕で、遊ぶのに忙しかった(爆)。

そしたらなんと!更新されずに放置されたこの日記を見た親友Y子ちゃんが「刃傷沙汰になったのでは?」と心配してくれていたそうで・・・有り得ないからっ(笑)。

いやしかし、私は懲りない女なのか、過去の苦い経験が少しも生かされてないと言うか、学習能力ゼロっすね。

過去の苦い経験は今日こちらに→http://namara-dorian.org/

とほほ。

ハートブレイク

2005年2月17日
年甲斐もなく有頂天になっていたけど、やっぱ違うっしょ。○っちは自分の事を性悪だ性悪だと言うけど、私から見たら真面目すぎるぐらい真面目で、性悪のカケラもない。

ずるい大人としての上手く立ち回る方法はいくらでもあるけど、○っちにはまだ早いと思ったし、二十歳になったばかりの子にわざわざ大人のズルさを教えるのも、どうかと思うさ、やっぱり。

本物の性悪ってこんなのよ!みたいなメールを○っちゃんへ送って、それを○っちに見て貰って、わざと私をとんでもないババアだと思うように仕向けた。

みかやん「これで良かったんだよね?」

○っちゃん「みかやんが納得してるなら」

みかやん「でもなんか涙でる」

○っちゃん「ずっと泣いてたの?」

みかやん「だってぇ」

○っちゃん「(T^T)」

みかやん「○っちゃん、お願い!みかやん、頑張れ!って言って」

○っちゃん「みかやん、頑張れーっ!(^_^)/」

みかやん「今夜、○っちと仕事頑張るね!」

------

○っちゃん「お疲れ様です。○っちと仲良くしてます?」

みかやん「思ったより元気に振る舞えたよ。大人だからね。今日も隣の駅まで一緒に帰るんだ。いつも一緒だったし」

○っちゃん「きゃ〜いつも一緒だなんて」

みかやん「帰りだけね!いつも○っちが待っててくれたから、今日は私が待つの」

○っちゃん「きゃ〜。しかも今夜は2人とも休み」

みかやん「わたくし今夜はオフ会でお出かけです。帰りぐらい一緒に帰ったっていいじゃん。同僚なんだし同じ方向なんだから。それに私、今は彼氏いなくてドフリーだし」

○っちゃん「旦那いるっしょ!○っちに彼女がいるとかいないとかいう以前の話っしょ」

みかやん「あ」

○っちゃん「半額弁当のクソジジイはどう?あのたるんだ腹、意外と新鮮かも」

みかやん「年下専門です。しかも歴代の彼氏がみんなイケメンなのでレベルを落とせません!」

○っちゃん「わたし、そんなにイケてないかしら?」

みかやん「(はぁ?何故あなたが出てくるの?)○っちほどじゃない・・・かな」

○っちゃん「○っちとはタイプが違うからね。○っちは年上ウケするタイプだし、俺は年下かな?年下にしかコクられた事がないよ」

みかやん「(そーなの?)そう言われたらそうだね。ああっ、私、オフ会へ出かけるのでもう寝ます。ほんじゃおやすみなさい」

○っちゃん「おやすみなさい」

-----逃げろ!

はあぁ。ま、いっか。ハートブレイクっていくつになっても痛いのね。

とりあえず

2005年2月15日
大ゲンカ→仲直り

○っち大好きさ
○っちゃんありがとう

うーん

2005年2月11日
やっちゃった

祝・お引っ越し

2005年2月5日
あのドリアンが引越しました。
今度は→ http://namara-dorian.org/
なまらドリアンです。実に北海道らしい(うっとり)。

カラオケへ

2005年2月1日 おでかけ
仕事の後、みっちと2人でカラオケへ。

朝っぱらからアルコール飲み放題にしてガンガン飲んで、歌って・・・・3時間経過。

みっちの事、可愛い可愛い”男の子”だと思ってたら”男”だった。

酒の力って怖いね。

絶対バレた!?

2005年1月31日
A番で、何とか朝7時に上がれるように頑張っていたら、みっちから6時44分に「お疲れさまです」とメールがきた。取り敢えず7時に仕事が終わってから返信してみたら、折り返しのメールがこなかったので「寝ちゃったんだ」ぐらいに思って、帰り支度をして外へ出た。

するとみっちが外で私を待っていた。

みっち「おはようございます」

みかやん「あれっ?朝帰り?」

みっち「うん!」

みかやん「な〜に〜?悪いコトしてたの?」

みっち「朝帰りだからといって必ずしも悪いコトじゃないよ」

みかやん「ふうう〜ん(信じてない)」

みっち「姉ちゃんの家のパソコンでみかやんの(ココの日記の事)を検索したんだけど・・・」

みかやん「えーーーーーーっ!(区内に轟くような大声)」

みっち「や、見つからなかった」

みかやん「やめてーーーっ!探さないでーーーっ!」

みっち「”みかやん”と”○○”と”△△”って、いろいろ入れて検索してみたんだけど、探せなかった」

みかやん「ひいぃぃぃっ(嘘だ。絶対見つけたハズ)」

みかやん「や、や、あの、ほっ、本当にヤバイ事は書いてないんだ。書けないし・・・。どこかで夫が見てるかも知れないし・・・。いや、そうじゃなくて。あんなのが白日の下に晒された日にゃ、あたしゃもう・・・(完全に取り乱してしまった)」

みっち「どうなるの?」

みかやん「あたしの全てが分かる。。。てか、いや分からない(そうだ!ヤバイ事は書いてないんだよ。大丈夫、大丈夫。落ち着いて。あっ!でも、みっちの事が書いてあるんだようわっ、やっぱヤバイじゃん!)。きゃ〜〜!み、見た?」

みっち「見てないよ。だから見つからなくて」

みかやん「やめて〜。お願い!探さないで〜!検索なんかしなくていいから〜。お願い〜。助けて〜〜〜」

”ラブホ”と”みかやん”で検索して見つからないワケがない。バレた、絶対バレた!と思ったら恐ろしくて更新できなかった。
21:46-8:18 A番

今日はMさんがB番で、がっちゃんがC番だった。明日からバーゲンなので、POPを作らなければならず、気が重かった。POP作成有りのA番はMさんでも8時半までかかったりするので、早々とPOP作成にとりかかった。

事務所のPCで、POPを作らなければならないものにチェックを入れて、チェックを入れ終わったら「印刷へ」をクリックすれば良いだけだったのに、間違って「終了」をクリックしてしまい、やり直し(涙)。ドライアイの私には、この作業が一番辛いのに(涙)。

ようやくチェックを入れ終えて、いざ印刷!と思ったら、今度は「●◎○×△?※=」などの文字化けPOPが出てきて愕然とした。

泣きそうになりながらMさんに助けを求めたが解決せず、情報処理検定だかマイクロなんだかとかいうPC系の資格取得の為に塾通いをしているというがっちゃんに助けを求めても解決せず、文字化けPOPを見て更に泣きそうになるが、気を取り直してヘルプやトラブルシューティングを見てみた。

使いなれないWINでの作業で難航したものの、ようやく解決策を見つけた。

「一度プリンターの電源を切って、10秒ほど経ってから電源を入れる」

あまりの事に椅子から転げ落ちるところだった。画面の「これでトラブルは解決しましたか?」の問いに、思わず「はい」と力無く答えてしまった。こんな簡単な事なら、いろいろな設問の前に書いておいてくれよ。これだからWiwdowsは嫌いなのさ(涙)。

これで2時間遅れになり、どう考えても帰る時間が9時になってしまう。いやしかし、9時まで残業していたら店長が出勤して来る。ヤバイ!

幸いアイスと冷凍食品の発注担当のEさんが休みだったので、アイスと冷食の品出しを後回しにして、他の作業に取りかかった。そこで、以前一度だけ声を掛けてきた強面の男性がまた声をかけてきた。大柄で大きな顔に薄い色が入ったサングラスをかけていて、893っぽいズボンに893っぽいコートを着ていて、どう見ても893でとても怖い。

前回はパック詰めの魚加工品を持って「これはまだ半額にならないのかな」とドスの利いた声で話しかけられ、見ると賞味期限切れ間近だったので「あっ!そうですね!半額になります!」とポケットに入っていた半額シールを出して貼ってあげた。

今回もその893風男がパック詰めの魚加工品を持って、私の前に立ちはだかっているではないか。

893「これさぁ、まだ半額になんない?」

みかやん「こっ、こちらはまだ半額にはなりません。も、申し訳ございません」

893「あーそー。分かったよ。いいよ」

ブスッと殺られるかと思ったが、おとなしく引き下がってくれたので助かった。

朝になると、惣菜部門の大親分(女性・50代)が私の元へやって来た。たまにロッカーで会うと、のど飴をくれる人だ・・・程度の顔見知りだった。何だろう?と思うと「あなたへ電話したの」とか「ぶっさんが」とか「飲みに行こうって話が」とか、何を言ってるんだか、さっぱり分からなかったし、何故Tさんが妙に嬉しそうなのかも分からなかった。

困惑している私に大親分Tさんは「電話するから」と言って去ったので、ますます困惑したが、忙しい身の上だった事を思い出し、出せるだけ冷食の品出しをして逃げるように退勤の打刻をしてロッカーへ向かった。

何気に携帯を見ると、「26日にみっちの誕生会をする予定で、みっち本人がぶっさんを指名してます」とぶっさんへメールした返事がきていた。

「26日、良いですよ。それよか、惣菜のTさんに会った?非常に一緒に飲みたいという事で、電話きたんですが、みかやんと日程合わせてくださいと返事してます。さすがに俺もマンツーマンはキツイ気が(笑)そっちで日程決めちゃっていいんで、お願いします」

えーーーーっ!ぶっさんと飲むのは全然いいんだけど、Tさんも一緒って聞いてないって(汗)。マンツーマンがキツイのは分かるけど、何もあたしを誘わなくたって、てか誘われてないのにもう話、決まってんじゃん!なんでーっ!知らないうちに何で3人で飲む事になってんのーっ?と思うが、さすがにぶっさんには言えない。

泣く泣く「Tさん、めっちゃ嬉しそうでしたよ」と返信してから帰宅した。

104日目:言いがかり

2005年1月18日
22:46-9:04 C番 

今日はみっちがA番で、EさんがB番だった。普通にレジに居て普通に1680円のお釣りをお客さんへ渡そうとしたら「スタンプカードを忘れたので、スタンプを押してくださる?」と言われたので、先に千円札のお釣りとスタンプカードを渡してから、残りの680円の小銭を渡した。

ここまではごく普通のありふれた私のスーパーでの日常だった。ところが・・・。

そのスタンプカードがどうこうと言ってたオバサマがレジに戻ってきて「680円のお釣りは確かに貰ったが千円札のお釣りを貰ってない」と騒ぎだした。

そうは言われても、さっき間違いなくスタンプカードと一緒に千円札を渡したじゃないか。あたしゃまだ、そこまでボケてないって!変な言いがかりつけないでよね!と思いながら、かくかくしかじかと説明するも、オバサマは納得していただけない様子で、財布を開けて見せた。

財布の中は1万円札がギッシリと入っていて、その手前に千円札が1枚だけ入っていた。「ホラやっぱり千円札、持ってんじゃん!」と心の中で勝ったような気持ちになっていたら、オバサマは「この千円札は違うのよ!」と言いだし、どうしようもない状態になった。

おまけにそのオバサマは「私、こちらの店長さんと友達なのよね。店長さんへ連絡した方がいいかしら?」と、脅しかい?と思うような発言をし始めたので、仕方なく「フンッ!ババアめ!くれてやるわ!」と思いながら、レジから千円札を出して渡した。

するとババアは急に自信がなくなったのか「わたくし○○と申しまして、電話番号は○○○ー○○○○です。明日の朝、もしもレジで千円足りないような結果が出ましたら、お電話下さい。千円をお返しに上がります」との事で、明日の朝、9時から10時の間に、どんな結果になろうとも電話しなければならなくなった。

で、ババアが帰ってすぐにレジに休止中の札を立てて、点検してみた。するとレジ上の金額と、実際にレジに有るお金の差がマイナス千円で、私がババアに渡した千円が不足という事が判明。「ババアめ!ハメやがって!新手の詐欺かよ!」とキレていると、Eさんに窘められた。

Eさん「あのテのババアって”レジで千円マイナスの結果になった”と言っても、信じないんじゃないですかねぇ。”みんなでグルになって嘘ついて!”とかってまた騒がれそうですけど」

みかやん「元々千円はマイマネーから渡そうと思ってたからいいんですけど」

そうは言ったものの、やっぱりドヨーンとした。ドヨーンとしていると、みっちが声を掛けてくれた。

みっち「ぶっさんの誕生日、来月の24日でしょ?長いよ〜」

みかやん「それまでにまた一緒の休みがあればいいけどね」

みっち「26日!俺もみかやんも休みだよ」

みかやん「それはみっちのお誕生日の前夜祭で、彼女とお忙しいでしょ」

みっち「ううん!26日は彼女と会わないから」

みかやん「じゃ、みっちのお誕生会しよっか?」

みっち「やたっ!わーいっ!」

喜ぶみっちの顔を見て気を取り直して、ババアが買った物を袋詰めしてた辺りに千円札が落ちてないか探してみると、ババアが居たサッカー台の下が割り箸入れの大きな引き出しになっていて、その中に千円札が入っていた。結局、私が間違いなく千円札を渡した事は証明されたが、あのババアなら「そんな嘘をついて、本当は最初から渡してなかったんでしょ」と言われそうだ。

で、やっぱりドヨーンとしていると、みっちがザッハケーキを買ってくれて「元気出して」と言って帰っていった。

元気出してババアへ電話してみると「ごめんなさーい!帰宅してから千円札を貰った記憶が蘇ったのよ!本当に申し訳ありませんでした!お金の事ですし、あなたも胸を痛めたことと思います。とんでもない言いがかりをつけてしまって、深く反省してますので、どうかお許し下さい」と逆に平謝りされて気が抜けた。

いやしかし、出鼻をくじかれて全然やる気が出なかったし、なんだかすっかり疲れた。

休み:プチ送別会

2005年1月16日
21時半に私の家の最寄り駅で、ぶっさんとみっちと待ち合わせ。最初に着いていたのはみっち。外からよく見えるガラス張りの待合室で、ぶっさんを待った。ほどなくしてぶっさん登場。

みっち「あれーっ!ぶっさん、髪の毛、染めてるよーっ!どーゆー心境の変化?」

ぶっさん「だって無職の今しか出来ないでしょ」

照れ照れのぶっさんを連れて、いざ村さ来へ。大酒飲み2人がいるので当然、飲み放にして「お疲れ様でした〜!」と乾杯した。2人とも「お酒、だ〜い好き♪」と言うだけあって、飲むわ呑むわ。いきなり駆け付け3杯状態で、圧倒された。みっちなんかもう本当に浴びるように飲んでいた。

暫くしてさすがに酔ったのか、みっちが「俺、みかやんが好きだよ」とか「みかやん、めんこい♪」と言い出して、ぶっさんも唖然。メールのやりとりの中で、同じような事を言われた事はあったが、まさかぶっさんの前でも公然と口にするとは思わなくて、私も焦った。

みかやん「こっ、この子は、こーゆー事を平然と言うんですよ〜。こうやって大人をからかうんですよ〜」

ぶっさん「思ってる事と反対の事を言ってしまう年頃なんだよ。はは、はははは!」

三人「・・・・・(何か変な空気)」

ぶっさん「はは!若い頃は、こーゆー飲み方をするんだよ。俺も若い頃は吐くまでとか、記憶飛ぶまで飲んだもんだよ」

みかやん「私も!朝、起きたら知らない所で知らない男が隣で寝てて”アンタ誰ーっ?何で裸ーっ?”みたいなの、しょっちゅうでした。で、恐る恐る顔を見て”ブサイク君じゃなくて良かったよ。あたしったら酔っててもちゃんとイケメン君を選んでたのねー。あぁ良かった”なんて思ってましたから」

ぶっさん「あはは!そーゆー時ってさ、飲んだメンツに左右されてない?変に酒が進んで変に酔って変な事になったりするんだよね。手持ちぶさたで飲むと大変な事になるよね」

みかやん「あーっ!分かりますっ!私も好みじゃない男と飲んだ時は話が弾まない分、凄く酒が進んで、気が付いたらテーブルについたまま吐いてて、テーブルの上にお好み焼きみたいなの広げちゃいましたよ。当然、その男からは二度と声が掛からなかったんで、良かったっちゃあ良かったんですよね。あはは!」

みっち「みかやん、ホントめんこい!」

ぶっさん「俺もこーゆー人、好き!」

みかやん「・・・・」

照れ臭いのと多少酔っているのとで、次々と若き日の酒の上での失敗談を話してしまい自爆。

日曜だったので村さ来の閉店が1時だった。結局、閉店まで飲んで、タクシーに乗るぶっさんを見送った。みっちと2人になり、夜食を買いにローソンへ。

みかやん「みっち、家に帰ってから食べたい物ない?一緒に買うよ」

みっち「俺、みかやんを食べたい♪」

みかやん「(何てベタな事を)あ、あたしゃもう賞味期限切れてるから!賞味期限切れて久しいから!」

みっち「みかやんて面白い事、言うよね。俺、もう酔ってないよ〜」

みかやん「はいはい。帰るよ。送ってね」

みっち「もちろん!」

気が付いたら普通に手を繋いで歩いていて、我が家に到着。「送ってくれてありがとう。気を付けて帰ってね。また・・・」なんて言ってたら、急にみっちが「抱きつき症候群なので〜」と言って抱きついてきた。あらまっと思っていたら、みっちが「ん〜〜〜」とか言ってて急に照れたが、いやいやこの子は19才、子供なのよ!と思い直した。

身体は離れたものの、みっちの顔が凄く近くにあって、ちょっとビックリしていると、みっちは「今、チューしたくなったよ」と言ってピューッと走って行った。走って帰るみっちの後ろ姿を見送りながら私はポカーンとした。

暫く家の前に立っていてハッとした。・・・いやぁもう、このテの純なドキドキ感って中学校1年生以来じゃないの。気分はすっかりおませな小学生みたいになったけど、どう見てもババアなのよね・・・とガックリ。こんなババアに抱きついてくるなんて、勇気ある少年だわ。って私も昔は少女だったのよねぇ。少女だった頃はババアになった自分なんか、想像もつかなかったわ。

はあぁぁぁ。家に入ると深いため息が出た。
みっち「みかやん、今、家に着きました。昨日・今日と度々、気を遣わせてすみません。ザッハケーキありがとうございました。めちゃ美味しいですね」

みかやん「おかえりなさい。がっちゃんにはもっと早く忠告すべきだったよ。ごめんなさいね。悪い子じゃないとは思うんだけど・・・うーん。ザッハケーキはナイトの間でも人気なんだよ。みんな、高い!と言いながら食べてる」

みっち「お腹空いてたからってすぐカリカリした俺が情けないんですよ。ゴメンだなんて、こちらのセリフです」

みかやん「でもすぐに”元気になったよ”ってニコニコしてたよ。怒ってるぶっさんなんかマジ恐くて、それに比べたら、みっちいのカリカリは可愛いよ。あの後、がっちゃんにも気を遣ってて、偉いなぁと思ったよ」

---で、16日の夜。

みかやん「生きてるかい?お出かけだよ〜」

みっち「9時半ですよね?それまでには着いてます」

みかやん「うん19時半だよ。気を付けて来てね〜」

みっち「着いたら連絡ください」

103日目:ガリ地獄

2005年1月15日
21:48-7:23 A番 
 
今日はみっちがB番で、がっちゃんがC番だった。何でいつも私と新人君2人なの?と思いながら出勤すると、店内入口のドアを開けたとたんに、外にいたお客さんに声を掛けられた。

女性客「ちょっと!ラブないの?」

みかやん「ラブと申しますと?(あれ?聞いた事あるけど何だっけ?)」

女性客「牛乳よ!牛乳!在庫、無いの?」

みかやん「はい。只今、在庫を確認して参ります」

しょっぱなから横柄な客に当たって、今日はツイてないと思った。気を取り直してタイムカードをきってレジへ。レジへ到着するやいなや、レジの後ろ側からオッサンが声をかけてきた。

オッサン「自販機で煙草、間違って買っちゃったよ。270円返して」

みかやん「はい。少々お待ち頂けますか?只今レジを開設・・・」

オッサン「270円は戻ってこないの?」

みかやん「いいえ。只今、返金致しますので少々・・・」

オッサン「だって間違ったんだよ」

みかやん「(人の話、最後まで聞けよ!)お待たせしました。270円です!」

ったく。電源も入ってないレジに後ろから来てギャーギャーうるさいっての。やっぱりツイてない。みっちが出勤してきて「明日だねぇ♪明日楽しみだねぇ♪」なんて言われて、気持ちが和んだ。ツイてなかった事も忘れてレジを離れると、今度は若い男性に声をかけられた。

「先日、店内で指輪を紛失し、嫁が昼の従業員に紛失した事を伝えたが、その後連絡がない。どうなっているんだ!」とご立腹だった。慌てて拾得物帳や、簡易忘れ物ノートや、連絡ボードを見てみるが、どこにも指輪の件が載っておらず、お客様は更にご立腹。

男性客「いったいどうなってるんですかっ!」

みかやん「申し訳ございません!今、改めてお客様の連絡先を伺って宜しいでしょうか?」

幸い、このお客様は私に対しては怒らなかったが、昼の従業員に対しては物凄く怒っていた。我々ナイトチームには些細な事でもワイワイとケチをつけてくる昼間の奴らが、何をやってるんだか。大失態じゃないか。

やれやれと思うと、今後はみっちがゴキゲンナナメになっていた。「がっちゃんの飲料の出し方、酷いよ。あんなのが続いたら俺、キレるよ!ひでえよ!ガリ地獄だよ!」と既にキレてるじゃないか。そうだ、私も同じように思ってて、MさんにもEさんにも相談してなかったんだ。

慌てて、みっちを連れてバックヤードへ行って「おぉよしよし」と頭を撫でたり、「どうどうどう」と肩をさすったりしてみたが、みっちの憤りはおさまらず、ダンボールをバッコバッコ潰したり蹴ったりしていたので焦った。

「わかった!あたし、がっちゃんに言うから!」と言い残して、休憩に入ったがっちゃんの元へ走った。

みかやん「がっちゃん、あのね。かくかくしかじかで、もっとこうB番の人がラクなように考えて飲料の準備をして貰えないかなぁ。そもそもB番て沢山仕事があるし、レジから動けないし、C番がちょっと気を回してあげると、B番が凄くラクになると思うんだぁ」

がっちゃん「わかりました。”人のために”ですね」

みかやん「(まだ言ってるよ)そーそー。B番のためにね」

みっちは暫くカリカリしていたが、やがて私の所へ走ってきて「元気になったよ!」と笑顔を見せてくれた。また暫く経ってから「俺、お腹空いてカリカリしてたんだ」と照れ笑いしていた。ブチキレた後って、なんか気恥ずかしいもんだけど、あそこまで素直に振る舞えるなんて、子供っていいなぁなんて思ったり。

帰りに「コレ食べてから帰りな」と、みっちにナイトチームで人気のザッハケーキを買って渡した。

みっち「わーい!ありがと!食べながら帰るね。んで、夜になっても俺からメールがなかったら、寝てるかも知れないから起こしてね」

みかやん「はいよ〜」

今日は厄介なお客さんばかりだったし、意を決してがっちゃんに注意した後は、何故かがっちゃんがハイテンションで話しかけてきて「みかやんはキレイだから朝のブスどもに妬まれるんですよ」なんて言うもんだから調子が狂って凄く疲れた。

でも、いいんだ。夜は待ちに待った飲み会だ♪
---めっちゃ世話になったし、今日はおデートもないらしいので、私からメールをしてみた。

みかやん「私の老人介護、お疲れ様。それこそ慈愛の手だよ。ありがとう」

みっち「憂い若き乙女が何を言ってるんですか。昨日はお菓子が裏に無かったし、時間はたっぷりあったから気にしなくて大丈夫。ただのお節介やきですから。それにしても朝の人は恐かった」

みかやん「でしょう!今日の2人は最強ペアだからね。がっちゃんも”感じ悪い人達”って怒ってたよ。機嫌の悪い時と良い時の差に驚くからね。同性でもあの手の女達は苦手だよ」

みっち「一概に女が嫌いとは言い切れないのは姫と一緒だけど、あーゆー人は俺もいやだなぁ。みかやんは好きだよ」

みかやん「みっちったら、恥ずかし〜。みっちは私が産んだんじゃないか?と思うぐらい可愛いよ」

みっち「息子にしたら可愛くないことこの上ないです。数々の紆余曲折があってこそ、今に至るわけですから。昔は悪ガキでしたので、泣かせるような、傷付けるような事を沢山してきた身です。今でこそ多少丸くなったものの、言葉使いは直らない上に、性格も裏表が激しい多重人格者です。人に影響されやすいので、姫みたいに優しい人のそばにいるから普段より少しは優しくなれてるのかな?実は元・悪人です」

みかやん「私も同じようなもんだよ。類は友を呼ぶって奴なのかな。でも、みっちの愛らしい顔からは元悪人だなんて想像がつかないね。だったら私なんか極悪人だよ。みっちの自信アリな笑顔は若くても様々な経験を積んだ証なのかな?」

みっち「類は友を呼ぶって奴、そうかも知れませんね。みかやんも可愛い顔に似合わず弾けた人生を送ってますからね(笑)。元悪人なのが想像つかないっていうのはよく言われました。あの頃は楽しい事が最優先で、それが悪いことだと思えなかったんですね。馬鹿だから。それは今でも変わらない」

みかやん「男友達には”男はいつも自信満々で居ろ”と言ってきたけど、言わなくても自信満々なのがみっちだったよ。悪人て、何に対してdirtyなのかピンとこないよ。ひょっとして反抗期だったんじゃないの?子供扱いじゃなくて、そのぐらいピンとこない」

みっち「昔の人格は封印しましたから。たまにひょっこり現れるけど。怒った時なんかはしばしば現れて抑えるのに疲れます(苦笑)・・・何にしろ、大切なのは今の姿とその在り方ですよ。若輩ながら、俺はそう思います。アホですね(苦笑)」

みかやん「私も怒ったら酷いよ。函館弁丸出しでキレまくるから。今は何とかキレる前に思い直す術を身に付けたし、トシのせいか丸くなったと思うよ。若いみっちの笑顔が妙に眩しかったりして、つくづくトシを感じる今日この頃だわ」

---みっちはこれに対する返信を間違って自分の彼女に送ってしまい、彼女に叱られたらしいが、どんな内容だったのかは不明。

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