ラブホ310日目:ゴミスマス
2006年12月24日 らぶほ211:30-18:30 クイックメイク16部屋+1時間セット
今日は、Tさん(同い年・ホテルC出身)とZさん(20代後半・ZARD似)が早番、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)と愚鈍さん、Yさん(50代前半・スナックのママ)と私が遅番の勤務。
出勤するとロッカーから出て来たX君が「髪が…雪が…」と雪で濡れた頭を私に突き出して子犬みたいな目をするので雪を払ってあげたら見事にクシャクシャになった。「あとは自分でブルブルって犬みたいにやってね。全く。子犬なんだから(笑」と言ったけど、あたしゃ母犬かい?
最近、X君は私に目で何かを訴えるけど、私あたりはスルーしてしまってから「あ!あの時のあの目はあのことを語ってたんだ」と思うことが多くて、ごめんよX君…な気分だ。
遅番4人で出動しようとしたら、フロント二宮和也似君に「あなた専用のリモコンです」とモニター用リモコンを手渡された。咄嗟に意味が分からず「???」となっていたら「12時半まで1時間、セット(ハガシ)をして欲しい」とのことだ。
泣く泣く一人でセットをして回ったら、どの部屋も有り得ない程のゴミの山だった。クリスマスプレゼントのゴミ、酒や飲料のゴミ、食べ残しのゴミ、当ラブホからお客様へのプレゼントのゴミ、ゴミ、ゴミ、ゴミ・・・。
ゴミの回収だけで部屋とエレベーターホールを何往復もしなければならないような手強い部屋ばかりで、業務用エレベーター前には特設の巨大ゴミ箱が用意されていたけど、それもすぐにてんこ盛りのゴミで溢れた。
とんだゴミスマスイブだよ(泣)
泣きながらセットバッグやらゴミやらを抱えて廊下を走っていたら、セットへ向かう途中のX君とすれ違った。「ふぇ〜ん、もう死んじゃうよ〜」と泣き言を洩らしたら、X君に「フフン」と鼻で笑われた。
悔しいのでX君にはエレベーターホールから一番遠い部屋のセットへ行って貰い、私はエレベーターに一番近い部屋のセットへ向かった。フフンだ!
嗚呼それなのに…。まんまとエレベーターから近い部屋へ行ったら、ベッドの上が雪だらけ(?)じゃないか!よく見たら、瓶を箱詰めする時に隙間を埋めるモシャクシャしたモノがベッドの上に散りばめられて、雪のように見えていた。
見なかったことにしてガーッとベッドを剥がして後のことはベッドメイク係に任せようとも思ったけど、そんなことをしたら自分がベッドメイク係に戻った時にこの部屋の部屋係に当たってしまいそうだ。でもあたしゃとっても急いでいる。
葛藤の末、大急ぎでモシャクシャしたモノを床に落とさないように集めてからベッドを剥がした。ロスタイムを取り戻そうと汗だくになってこの部屋のセットを終えて廊下へ出たら、同じくセットを終えたX君が廊下の奥から涼しい顔をして歩いてきた。
可愛いX君に意地悪したからこんな目に遭うんだよね(泣)
そんなこんなでベッドメイク係に戻ってYさんと合流した頃にはヨレヨレだった。
昼休み、Yさんが何とかという超有名なお馬さんのラストランを見たい!と言い出した。たまたま私がテレビから一番近い席にいたので「どれ?何チャンネルさ?」とか言いながら適当にチャンネルを変えた。
休憩明けにYさんが、その時のことを「みかやんにテレビのチャンネルを変えて貰ったでしょ?そしたらEさんが怖い顔をして私を睨んでたの!あーゆーのもEさんにしたら”私がみかやんに指図した”ってことになるの?」とグダグダ言い出した。
「EさんやCさんは愚鈍さんの話し相手になってやって貸しを作って、バカな愚鈍さんを自分に都合良く使いたいだけ!EさんもCさんも愚鈍さんには、アレしろコレしろって指図してるし、愚鈍さんはやらなかったら話し相手になって貰えないし。Eさんなんか本物のバカを相手に優位に立ちたいだけ!」って話だ。
なんかもう聞いてて苦しくなった。人の振り見て我が振り直せってことで、自分も気をつけよう。
夕方、X君がセット中の部屋に入ったら、恐ろしく暑い部屋だった。部屋を出るX君を見送ったら目の隅にクリスマスカラーのグジャグジャしたモノが映ったので見てみると、脱いだトランクスの忘れ物が有った。
「うわっ!パンツ忘れてるよ!X君、持ってって!」と言って、パンツをビニール袋に入れようとしたら、暑い部屋に放置されてたもんだからまるでパンツ脱ぎたての感触。その感触がいつまでも手に残って、どうにも不気味だった。
今日は、Tさん(同い年・ホテルC出身)とZさん(20代後半・ZARD似)が早番、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)と愚鈍さん、Yさん(50代前半・スナックのママ)と私が遅番の勤務。
出勤するとロッカーから出て来たX君が「髪が…雪が…」と雪で濡れた頭を私に突き出して子犬みたいな目をするので雪を払ってあげたら見事にクシャクシャになった。「あとは自分でブルブルって犬みたいにやってね。全く。子犬なんだから(笑」と言ったけど、あたしゃ母犬かい?
最近、X君は私に目で何かを訴えるけど、私あたりはスルーしてしまってから「あ!あの時のあの目はあのことを語ってたんだ」と思うことが多くて、ごめんよX君…な気分だ。
遅番4人で出動しようとしたら、フロント二宮和也似君に「あなた専用のリモコンです」とモニター用リモコンを手渡された。咄嗟に意味が分からず「???」となっていたら「12時半まで1時間、セット(ハガシ)をして欲しい」とのことだ。
泣く泣く一人でセットをして回ったら、どの部屋も有り得ない程のゴミの山だった。クリスマスプレゼントのゴミ、酒や飲料のゴミ、食べ残しのゴミ、当ラブホからお客様へのプレゼントのゴミ、ゴミ、ゴミ、ゴミ・・・。
ゴミの回収だけで部屋とエレベーターホールを何往復もしなければならないような手強い部屋ばかりで、業務用エレベーター前には特設の巨大ゴミ箱が用意されていたけど、それもすぐにてんこ盛りのゴミで溢れた。
とんだゴミスマスイブだよ(泣)
泣きながらセットバッグやらゴミやらを抱えて廊下を走っていたら、セットへ向かう途中のX君とすれ違った。「ふぇ〜ん、もう死んじゃうよ〜」と泣き言を洩らしたら、X君に「フフン」と鼻で笑われた。
悔しいのでX君にはエレベーターホールから一番遠い部屋のセットへ行って貰い、私はエレベーターに一番近い部屋のセットへ向かった。フフンだ!
嗚呼それなのに…。まんまとエレベーターから近い部屋へ行ったら、ベッドの上が雪だらけ(?)じゃないか!よく見たら、瓶を箱詰めする時に隙間を埋めるモシャクシャしたモノがベッドの上に散りばめられて、雪のように見えていた。
見なかったことにしてガーッとベッドを剥がして後のことはベッドメイク係に任せようとも思ったけど、そんなことをしたら自分がベッドメイク係に戻った時にこの部屋の部屋係に当たってしまいそうだ。でもあたしゃとっても急いでいる。
葛藤の末、大急ぎでモシャクシャしたモノを床に落とさないように集めてからベッドを剥がした。ロスタイムを取り戻そうと汗だくになってこの部屋のセットを終えて廊下へ出たら、同じくセットを終えたX君が廊下の奥から涼しい顔をして歩いてきた。
可愛いX君に意地悪したからこんな目に遭うんだよね(泣)
そんなこんなでベッドメイク係に戻ってYさんと合流した頃にはヨレヨレだった。
昼休み、Yさんが何とかという超有名なお馬さんのラストランを見たい!と言い出した。たまたま私がテレビから一番近い席にいたので「どれ?何チャンネルさ?」とか言いながら適当にチャンネルを変えた。
休憩明けにYさんが、その時のことを「みかやんにテレビのチャンネルを変えて貰ったでしょ?そしたらEさんが怖い顔をして私を睨んでたの!あーゆーのもEさんにしたら”私がみかやんに指図した”ってことになるの?」とグダグダ言い出した。
「EさんやCさんは愚鈍さんの話し相手になってやって貸しを作って、バカな愚鈍さんを自分に都合良く使いたいだけ!EさんもCさんも愚鈍さんには、アレしろコレしろって指図してるし、愚鈍さんはやらなかったら話し相手になって貰えないし。Eさんなんか本物のバカを相手に優位に立ちたいだけ!」って話だ。
なんかもう聞いてて苦しくなった。人の振り見て我が振り直せってことで、自分も気をつけよう。
夕方、X君がセット中の部屋に入ったら、恐ろしく暑い部屋だった。部屋を出るX君を見送ったら目の隅にクリスマスカラーのグジャグジャしたモノが映ったので見てみると、脱いだトランクスの忘れ物が有った。
「うわっ!パンツ忘れてるよ!X君、持ってって!」と言って、パンツをビニール袋に入れようとしたら、暑い部屋に放置されてたもんだからまるでパンツ脱ぎたての感触。その感触がいつまでも手に残って、どうにも不気味だった。