ラブホ奮戦記168日目:ところてん最高!
2003年4月28日巷の皆さんはゴールデンウイークだというのに、今夜から8連勤のみかやん。です。ども。(白ウサさん風)。ゴールデンウイークなのに、8連休じゃなくて8連勤なんて酷すぎる(涙)。
0:00-9:00 19部屋掃除
今日はYくんとトドとの勤務。出勤早々Yくんに「姉さん、話があります」と、ロッカー室へ呼ばれた。YくんはホテルQで働くようになってすぐに、ご両親に「ホテルの仕事が正社員でないなら辞めてしまえ。早く正社員の仕事を探せ」と言われていたそうだ。それは以前に何度か聞いた話だったが、一昨日、ホテルQに来る前に働いていた某ピザ屋さんから、30万円の請求書が届いたそうだ。
請求書の内容は、Yくんがピザ屋さんの車で事故を起こした時の修理代だったそうだ。Yくんのご両親はここぞとばかりに「修理代は払ってあげるから、正社員の仕事をして返してくれ」と言って、強制的にお父さんの知り合いの会社で5月7日に面接を受ける事になったそうだ。
Yくん「なわけでもしも面接に受かったら、もうココでは働けないんすよ。申し訳ないす」
みかやん「仕方ないよ。将来ある若者がいつまでもこんな所にいちゃダメだと思うし」
Yくんは仕事の覚えも早くて一生懸命で、これから仲良く楽しく働いていけると思っていたので、とても残念だ。いずれOくんもどこかへ就職してココを巣立って行くだろう。急に寂しくなった。出勤直後に話を聞いてしまったので、今日は忙しいのにどうにも仕事に身が入らなくなった。
やる気の出ない私の代わりに、Yくんが先頭に立ってカーテンの陰から帰るお客さんを見ていて、出動のゴーサインを出していた。カーテンの陰に隠れていると、お客さんが帰る気配がしたのでYくんが覗く。
Yくん「なんか。2人とも男みたいなんすけど」
トド「ボーイッシュな女の子もおるからな」
みかやん「たまに男同士のお客さんもいるし」
Yくん「それは勘弁して欲しいっすよ」
部屋へ入るとテーブルの上に、らくがき帳が開かれて置いてあった。こーゆー場合は大抵、衝撃的な事が書いてあるし、書いたお客さんも読んで欲しくて開いたまま帰るのだろう。部屋係のYくんがテーブルへ近づいた。
Yくん「”ところてん最高!”って書いてますよ。なんすか?ところてん好きのカップルがわざわざラブホへ来て、ところてん食って帰ったっんすか?そんなアピールする程の事っすかね。ところてん屋さんすか?」
トド「ちゃうやろ!やっぱ、お客さんは男同士やったんや」
Yくん「はあっ?」
トド「ところてん、言うんはな。男同士特有の言葉なんや」
Yくん「はあっ?」
Yくん「裕○27才。隆○25才って書いてます。男名前っす」
トド「やっぱり、そやろ〜」
Yくん「で、何なんすか?ところてんって」
トド「後から突っ込んだら前からも出るって事や」
Yくん「さっぱり意味がわからないっすよ」
トド「うちは男やないからようわからんけど、男の人が後から突っ込むやろ、ほな突っ込まれた方は前立腺ゆうんが刺激されて、何も触らんでも勃ったり逝ったりするんやて。ほんで突っ込んだ方も突っ込まれた方も逝くから”後から突っ込んだら前からも出る”って事でな、そやからところてん言うらしいで。うちに変な事、言わせんといて〜」
Yくん「そんなっ。まさかっ」
トド「その、まさかですねん」
午前4時にようやく控え室へ戻った。各自、おにぎりやパンなどを食べながら休憩する時間だが、Yくんはカップ麺を買って持ってきていたのに、食べようとしなかった。
みかやん「帰るお客さんのラッシュで忙しくなるから、食べるなら今、食べた方がいいよ」
Yくん「ところてんの話を思い出すと、とても食えないっすよ」
みかやん「今日も9時迄になりそうだからお腹が空くよ」
Yくん「いや俺の事は気にしないで下さい。俺はショックで」
みかやん「前に男同士のお客さんが来た時は、Oちゃんもショックを受けてたよ」
Yくん「そりゃそおっすよ!あり得ませんて!It can’t beっすよ」
みかやん「凄く仲のいい男友達にある日突然迫られたらどうする?」
Yくん「殴ります。てか、その系統の話はもう勘弁して下さい」
もう一度控え室で休憩する時間があった。それでもYくんは何も食べずに力無く椅子に座っていた。そんなにショックな事だろうか?と思ったが、帰る頃にはYくんもようやく元気を取り戻していた。やれやれ。
0:00-9:00 19部屋掃除
今日はYくんとトドとの勤務。出勤早々Yくんに「姉さん、話があります」と、ロッカー室へ呼ばれた。YくんはホテルQで働くようになってすぐに、ご両親に「ホテルの仕事が正社員でないなら辞めてしまえ。早く正社員の仕事を探せ」と言われていたそうだ。それは以前に何度か聞いた話だったが、一昨日、ホテルQに来る前に働いていた某ピザ屋さんから、30万円の請求書が届いたそうだ。
請求書の内容は、Yくんがピザ屋さんの車で事故を起こした時の修理代だったそうだ。Yくんのご両親はここぞとばかりに「修理代は払ってあげるから、正社員の仕事をして返してくれ」と言って、強制的にお父さんの知り合いの会社で5月7日に面接を受ける事になったそうだ。
Yくん「なわけでもしも面接に受かったら、もうココでは働けないんすよ。申し訳ないす」
みかやん「仕方ないよ。将来ある若者がいつまでもこんな所にいちゃダメだと思うし」
Yくんは仕事の覚えも早くて一生懸命で、これから仲良く楽しく働いていけると思っていたので、とても残念だ。いずれOくんもどこかへ就職してココを巣立って行くだろう。急に寂しくなった。出勤直後に話を聞いてしまったので、今日は忙しいのにどうにも仕事に身が入らなくなった。
やる気の出ない私の代わりに、Yくんが先頭に立ってカーテンの陰から帰るお客さんを見ていて、出動のゴーサインを出していた。カーテンの陰に隠れていると、お客さんが帰る気配がしたのでYくんが覗く。
Yくん「なんか。2人とも男みたいなんすけど」
トド「ボーイッシュな女の子もおるからな」
みかやん「たまに男同士のお客さんもいるし」
Yくん「それは勘弁して欲しいっすよ」
部屋へ入るとテーブルの上に、らくがき帳が開かれて置いてあった。こーゆー場合は大抵、衝撃的な事が書いてあるし、書いたお客さんも読んで欲しくて開いたまま帰るのだろう。部屋係のYくんがテーブルへ近づいた。
Yくん「”ところてん最高!”って書いてますよ。なんすか?ところてん好きのカップルがわざわざラブホへ来て、ところてん食って帰ったっんすか?そんなアピールする程の事っすかね。ところてん屋さんすか?」
トド「ちゃうやろ!やっぱ、お客さんは男同士やったんや」
Yくん「はあっ?」
トド「ところてん、言うんはな。男同士特有の言葉なんや」
Yくん「はあっ?」
Yくん「裕○27才。隆○25才って書いてます。男名前っす」
トド「やっぱり、そやろ〜」
Yくん「で、何なんすか?ところてんって」
トド「後から突っ込んだら前からも出るって事や」
Yくん「さっぱり意味がわからないっすよ」
トド「うちは男やないからようわからんけど、男の人が後から突っ込むやろ、ほな突っ込まれた方は前立腺ゆうんが刺激されて、何も触らんでも勃ったり逝ったりするんやて。ほんで突っ込んだ方も突っ込まれた方も逝くから”後から突っ込んだら前からも出る”って事でな、そやからところてん言うらしいで。うちに変な事、言わせんといて〜」
Yくん「そんなっ。まさかっ」
トド「その、まさかですねん」
午前4時にようやく控え室へ戻った。各自、おにぎりやパンなどを食べながら休憩する時間だが、Yくんはカップ麺を買って持ってきていたのに、食べようとしなかった。
みかやん「帰るお客さんのラッシュで忙しくなるから、食べるなら今、食べた方がいいよ」
Yくん「ところてんの話を思い出すと、とても食えないっすよ」
みかやん「今日も9時迄になりそうだからお腹が空くよ」
Yくん「いや俺の事は気にしないで下さい。俺はショックで」
みかやん「前に男同士のお客さんが来た時は、Oちゃんもショックを受けてたよ」
Yくん「そりゃそおっすよ!あり得ませんて!It can’t beっすよ」
みかやん「凄く仲のいい男友達にある日突然迫られたらどうする?」
Yくん「殴ります。てか、その系統の話はもう勘弁して下さい」
もう一度控え室で休憩する時間があった。それでもYくんは何も食べずに力無く椅子に座っていた。そんなにショックな事だろうか?と思ったが、帰る頃にはYくんもようやく元気を取り戻していた。やれやれ。
今日は休み・Hさんと再会
2003年4月27日※>hiloさん・・・”白子の女王様”だなんて(笑)。身に余るお言葉ありがとうございます。
※お気に入り登録ありがとうございます。こちらからもブックマークしたいのですが、今、登録しようとすると『エラー お気に入り日記は約75〜100件までとなっています。これ以上登録できません。一度、別のお気に入り日記を整理してから再度登録をお願いいたします。』というメッセージが現れますので、こちらからの登録はもう少しお待ち下さい。これから毎日、日記をチェックさせて頂きます。
>ゆかさん
全然グチっぽい日記じゃないですよ。機会があったら富良野の白銀荘へ行ってみますね。
>志庵さん
結婚してもいろいろありますよねぇ。私も夫が休みの時は日記を書きにくいし書けません。
>ナオッチ♪さん
年下の彼様がいらっしゃるとは羨ましいです。たまに毒を吐くとスッキリしますよね♪
>凛さん
若いって素晴らしい!の一言です。高校時代に戻りたいです。陰ながら優勝を祈ります。
>ねむさん
大人の告白(?)の謎はとけましたか?自分の気持ちに正直である事が一番と思います。
>新日本赤軍さん
北海道の花見はこれからです。ビールヤキニクビールヤキソバビールタンシオしたいです。
>ディジー・カッターさん
実に。深い、上手い、愉快です。シビれました。お名前の意味を知った時は驚きました。
朝9時にホテルQを出た。今日はI氏は夕方の仕事も夜の仕事も休み、Oくんは夕方の仕事が休み、私は今夜休みだった。急遽、Hさんを誘って4人で会う事にした。近くのロイホでモーニングセットを頂きながら、Hさんを待った。
I氏の話によるとホテルKには、とんでもないババアがいて新人が入っても次々と辞めてしまうので、ババアより年上で仕事の面でも先輩のHさんが異動したという事だ。Hさんは「2人とも良くしてくれる」と言っていたのに。
30分後、Hさんが現れた。少し痩せてやつれていたのに、満面の笑顔で「みかやん!Oくん!元気だった?会いたかったわー!」と、大はしゃぎで痛々しかった。私達は最近のトドの様子や、新人Yくんの話などをして近況を知らせ、HさんはホテルQとホテルKの違いを話してくれた。
ホテルKのナイトチームはベッドメイクの他にフロント業務もするそうだ。Hさんは慣れないフロント業務をしている。とんでもないババアは、Hさんにフロント業務を任せて、自分は控え室の座敷で大イビキをかいて寝ているそうだ。指図だけは立派で自分では動かないので、でっぷりと太っていて、言動がトドによく似ているらしい。
今朝もそのババアが役に立たないので、Hさんは1人で大変な目に遭ったそうだ。
男性客が「酔って来たから気付かなかったが、クレジットカードが使えないなら、家に金を取りに行く」と言うので、Hさんは免許証の提示を求めた。男性客の免許証は顔写真があって名前は書いてあるが、現住所や本籍の欄が空白になっていた。そんな免許証などあるわけがない。
怪しいのでHさんは車検証の提示を求めた。すると男性客は「事故に遭って代車で来たから車検証は無い」と答えたそうだ。怪しいにも程がある。最初から宿泊料金を踏み倒すつもりで来たようだ。同僚のババアは寝たふりをして起きないので、Hさんが困っていると、たまたま朝のフロントの男性が早く出勤して来たので、後の処理はその男性フロントに任せたそうだ。
Hさん「なわけで、とんでもないババアなの。気晴らしにカラオケへ行ってOくんの歌を聞きたいわ。Oくんは歌が上手って評判だし」
カラオケ・キャッツアイへ移動し早速Oくんが得意の喉を披露した。GLAYから始まりX-JAPANのRusty Nailを熱唱し、HさんもI氏もしばし呆然としてから拍手喝采だった。I氏はTUBEの曲を、指にマイクコードを絡め腰をくねらせて歌い不気味だった。私はI氏にレッドカードを出されながら、松浦亜弥のYeah!めっちゃホリディを歌った。途中からOくんも一緒に「ずばっと」のポーズをとりながら歌っていると、Hさんが泣き出した。
Hさん「明るくて無邪気な2人と離れ離れになるなんて思わなかったの。主人と喧嘩したり、妹が手術をしたり家でイヤな事があっても、会社で2人に会うと元気になったのよ。2人がいなくて本当に寂しいの」
私が年甲斐もなくあややの曲を歌ったのが悪かっただろうかと焦った。今後は月1くらいで会おうと誓って帰った。
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>ゆかさん
全然グチっぽい日記じゃないですよ。機会があったら富良野の白銀荘へ行ってみますね。
>志庵さん
結婚してもいろいろありますよねぇ。私も夫が休みの時は日記を書きにくいし書けません。
>ナオッチ♪さん
年下の彼様がいらっしゃるとは羨ましいです。たまに毒を吐くとスッキリしますよね♪
>凛さん
若いって素晴らしい!の一言です。高校時代に戻りたいです。陰ながら優勝を祈ります。
>ねむさん
大人の告白(?)の謎はとけましたか?自分の気持ちに正直である事が一番と思います。
>新日本赤軍さん
北海道の花見はこれからです。ビールヤキニクビールヤキソバビールタンシオしたいです。
>ディジー・カッターさん
実に。深い、上手い、愉快です。シビれました。お名前の意味を知った時は驚きました。
朝9時にホテルQを出た。今日はI氏は夕方の仕事も夜の仕事も休み、Oくんは夕方の仕事が休み、私は今夜休みだった。急遽、Hさんを誘って4人で会う事にした。近くのロイホでモーニングセットを頂きながら、Hさんを待った。
I氏の話によるとホテルKには、とんでもないババアがいて新人が入っても次々と辞めてしまうので、ババアより年上で仕事の面でも先輩のHさんが異動したという事だ。Hさんは「2人とも良くしてくれる」と言っていたのに。
30分後、Hさんが現れた。少し痩せてやつれていたのに、満面の笑顔で「みかやん!Oくん!元気だった?会いたかったわー!」と、大はしゃぎで痛々しかった。私達は最近のトドの様子や、新人Yくんの話などをして近況を知らせ、HさんはホテルQとホテルKの違いを話してくれた。
ホテルKのナイトチームはベッドメイクの他にフロント業務もするそうだ。Hさんは慣れないフロント業務をしている。とんでもないババアは、Hさんにフロント業務を任せて、自分は控え室の座敷で大イビキをかいて寝ているそうだ。指図だけは立派で自分では動かないので、でっぷりと太っていて、言動がトドによく似ているらしい。
今朝もそのババアが役に立たないので、Hさんは1人で大変な目に遭ったそうだ。
男性客が「酔って来たから気付かなかったが、クレジットカードが使えないなら、家に金を取りに行く」と言うので、Hさんは免許証の提示を求めた。男性客の免許証は顔写真があって名前は書いてあるが、現住所や本籍の欄が空白になっていた。そんな免許証などあるわけがない。
怪しいのでHさんは車検証の提示を求めた。すると男性客は「事故に遭って代車で来たから車検証は無い」と答えたそうだ。怪しいにも程がある。最初から宿泊料金を踏み倒すつもりで来たようだ。同僚のババアは寝たふりをして起きないので、Hさんが困っていると、たまたま朝のフロントの男性が早く出勤して来たので、後の処理はその男性フロントに任せたそうだ。
Hさん「なわけで、とんでもないババアなの。気晴らしにカラオケへ行ってOくんの歌を聞きたいわ。Oくんは歌が上手って評判だし」
カラオケ・キャッツアイへ移動し早速Oくんが得意の喉を披露した。GLAYから始まりX-JAPANのRusty Nailを熱唱し、HさんもI氏もしばし呆然としてから拍手喝采だった。I氏はTUBEの曲を、指にマイクコードを絡め腰をくねらせて歌い不気味だった。私はI氏にレッドカードを出されながら、松浦亜弥のYeah!めっちゃホリディを歌った。途中からOくんも一緒に「ずばっと」のポーズをとりながら歌っていると、Hさんが泣き出した。
Hさん「明るくて無邪気な2人と離れ離れになるなんて思わなかったの。主人と喧嘩したり、妹が手術をしたり家でイヤな事があっても、会社で2人に会うと元気になったのよ。2人がいなくて本当に寂しいの」
私が年甲斐もなくあややの曲を歌ったのが悪かっただろうかと焦った。今後は月1くらいで会おうと誓って帰った。
ラブホ奮戦記167日目:ラッキー10
2003年4月26日※カウンターは死んだきり。本人は何とか回復。
朝9時にホテルQを出ると雨。Yくんに家まで送って貰って、2時間程寝てから赤黒の試合を見に行く予定だった。しかし、どうにも起きれなかった。頭ガンガン、咳ゴホゴホで、初めて赤黒のホームの試合を風邪で欠席した。寝ようにも咳で咳で咳で眠れない。少し寝入っても自分の咳で目が覚める。く、苦しい。瀕死の私に追い打ちを掛けるように、生理がおいでなすった。最悪の状態だ。とりあえずOくんへメールした。
みか「だめ。瀕死。今夜は無理かも」
O君「ほんと無理なら夜にまた連絡ちょーだい」
夜になって起きるとなんとか回復していた。いつもより少し早い地下鉄に乗って、駅の中で今日初めての食事をした。食事と言ってもコンビニで買った菓子パンだ。風邪薬を飲んで駅を出た。Oくんが心配して駅まで迎えにきてくれていた。
Oくん「大丈夫?一緒にタクシーに乗ろうよ」
みかやん「大丈夫!歩けるよ」
Oくん「じゃあ、おんぶしようか?」
みかやん「いいよ。重いもん」
歩いているとホテルQの看板が見えてきた。”満室”という赤い文字が光っていた。覚悟を決めてホテルQへ入った。
0:00-9:00 20部屋掃除
今日はOくんとトドとの勤務。既に満室なので部屋が空いたらすぐに出動だ。急いで身支度を整えて、フロントで出勤の打刻をしてスタンバイしていた。
トド「みかやん。どないしたん?真っ青やでぇ」
Oくん「具合悪いんで、みかやんが風呂の時は俺が代わります」
みかやん「来た以上はちゃんとやるから、心配しないで」
トド「いつもお互い様や言うてるやん。無理せんでええんよ」
2部屋目を掃除しているとOくんが「俺、先に次の部屋へ行ってるわ」と言って、さっさと次の部屋へ行った。次は私が風呂係で、私が過去2度転倒した因縁の218号室だった。Oくんを追って218号室へ行くとOくんが風呂掃除をしていてくれた。
みかやん「いいよ。あたしがやるから」
Oくん「ここは嫌いな風呂でしょ。俺がやるよ」
みかやん「ごめんね。でも次はあたしがやるから」
出勤時にモニターを見ると、2部屋が宿泊で残りは全部休憩だった。休憩の部屋の殆どが入室して1時間半くらいだったので、午前2時前からお客さんの退室ラッシュを迎えてしまった。次に私に風呂掃除が回ってきた時、運良く風呂がラッキーだった。私の風呂ラッキーは3度続いた。4部屋目でようやく風呂掃除に当たったが、風呂の栓は抜かれ換気扇も回っていて壁や床がカラカラに乾いていて、とても掃除がラクだった。
更にOくんやトドの風呂係の時も風呂ラッキーがあった。風呂がラッキーだと1部屋の掃除が10分以内で終わり、お客さんの退室ラッシュも難なくやり過ごした。
トド「明日は日曜なんやし、ゴールデンウイークなんやから、風呂も入ってゆっくりしてったらええやんか」
Oくん「今日のお客さんはほんと風呂を使ってないっすね」
トド「コトの前後に風呂にも入らんって何やろな?今の若い人はよう”キモイ”言わはるけど、コトの前後に風呂も入らんのってキモイとちゃうんか?」
Oくん「まっ。風呂がラッキーだと俺らもラクなんで、いいじゃないすか」
トド「そやけど、風呂に入らんて。。臭いや汗は気にならんもんか?まずは一緒に風呂に入ってなぁ。。。」
トドが語り始めたところで部屋が空いた。トドは、この手の話を語り始めると長いので助かった。掃除へ向かうとまた風呂がラッキーだった。掃除を終えて控え室へ戻るとすぐに今、掃除した部屋にお客さんが入って満室になった。今回は待合室にお客さんは居なかったのに、どこで見ていたのかすぐ満室になるのが不思議だ。控え室にいて喉が渇いたので、Oくんと外の自販機へ飲み物を買いに行った。
ホテルQの駐車場入口の前で2台の車が空き待ちをしていた。他に1台の車がホテルQの前を行ったり来たりしていた。なるほど。いつも不思議に思っていたが、このようにして外で待っている人もいるから、待合室にお客さんが居なくても、掃除が終わるとすぐに満室になるんだ。Oくんと2人で唖然とした。
朝9時にようやく仕事を終えた。20部屋も掃除したのに風呂ラッキーが10部屋もあって、かなりラクだった。20部屋掃除すると1人6〜7回風呂掃除が当たるのに、今日は風呂掃除が3回しか当たらなかった。病み上がりの私には有り難い事だった。
朝9時にホテルQを出ると雨。Yくんに家まで送って貰って、2時間程寝てから赤黒の試合を見に行く予定だった。しかし、どうにも起きれなかった。頭ガンガン、咳ゴホゴホで、初めて赤黒のホームの試合を風邪で欠席した。寝ようにも咳で咳で咳で眠れない。少し寝入っても自分の咳で目が覚める。く、苦しい。瀕死の私に追い打ちを掛けるように、生理がおいでなすった。最悪の状態だ。とりあえずOくんへメールした。
みか「だめ。瀕死。今夜は無理かも」
O君「ほんと無理なら夜にまた連絡ちょーだい」
夜になって起きるとなんとか回復していた。いつもより少し早い地下鉄に乗って、駅の中で今日初めての食事をした。食事と言ってもコンビニで買った菓子パンだ。風邪薬を飲んで駅を出た。Oくんが心配して駅まで迎えにきてくれていた。
Oくん「大丈夫?一緒にタクシーに乗ろうよ」
みかやん「大丈夫!歩けるよ」
Oくん「じゃあ、おんぶしようか?」
みかやん「いいよ。重いもん」
歩いているとホテルQの看板が見えてきた。”満室”という赤い文字が光っていた。覚悟を決めてホテルQへ入った。
0:00-9:00 20部屋掃除
今日はOくんとトドとの勤務。既に満室なので部屋が空いたらすぐに出動だ。急いで身支度を整えて、フロントで出勤の打刻をしてスタンバイしていた。
トド「みかやん。どないしたん?真っ青やでぇ」
Oくん「具合悪いんで、みかやんが風呂の時は俺が代わります」
みかやん「来た以上はちゃんとやるから、心配しないで」
トド「いつもお互い様や言うてるやん。無理せんでええんよ」
2部屋目を掃除しているとOくんが「俺、先に次の部屋へ行ってるわ」と言って、さっさと次の部屋へ行った。次は私が風呂係で、私が過去2度転倒した因縁の218号室だった。Oくんを追って218号室へ行くとOくんが風呂掃除をしていてくれた。
みかやん「いいよ。あたしがやるから」
Oくん「ここは嫌いな風呂でしょ。俺がやるよ」
みかやん「ごめんね。でも次はあたしがやるから」
出勤時にモニターを見ると、2部屋が宿泊で残りは全部休憩だった。休憩の部屋の殆どが入室して1時間半くらいだったので、午前2時前からお客さんの退室ラッシュを迎えてしまった。次に私に風呂掃除が回ってきた時、運良く風呂がラッキーだった。私の風呂ラッキーは3度続いた。4部屋目でようやく風呂掃除に当たったが、風呂の栓は抜かれ換気扇も回っていて壁や床がカラカラに乾いていて、とても掃除がラクだった。
更にOくんやトドの風呂係の時も風呂ラッキーがあった。風呂がラッキーだと1部屋の掃除が10分以内で終わり、お客さんの退室ラッシュも難なくやり過ごした。
トド「明日は日曜なんやし、ゴールデンウイークなんやから、風呂も入ってゆっくりしてったらええやんか」
Oくん「今日のお客さんはほんと風呂を使ってないっすね」
トド「コトの前後に風呂にも入らんって何やろな?今の若い人はよう”キモイ”言わはるけど、コトの前後に風呂も入らんのってキモイとちゃうんか?」
Oくん「まっ。風呂がラッキーだと俺らもラクなんで、いいじゃないすか」
トド「そやけど、風呂に入らんて。。臭いや汗は気にならんもんか?まずは一緒に風呂に入ってなぁ。。。」
トドが語り始めたところで部屋が空いた。トドは、この手の話を語り始めると長いので助かった。掃除へ向かうとまた風呂がラッキーだった。掃除を終えて控え室へ戻るとすぐに今、掃除した部屋にお客さんが入って満室になった。今回は待合室にお客さんは居なかったのに、どこで見ていたのかすぐ満室になるのが不思議だ。控え室にいて喉が渇いたので、Oくんと外の自販機へ飲み物を買いに行った。
ホテルQの駐車場入口の前で2台の車が空き待ちをしていた。他に1台の車がホテルQの前を行ったり来たりしていた。なるほど。いつも不思議に思っていたが、このようにして外で待っている人もいるから、待合室にお客さんが居なくても、掃除が終わるとすぐに満室になるんだ。Oくんと2人で唖然とした。
朝9時にようやく仕事を終えた。20部屋も掃除したのに風呂ラッキーが10部屋もあって、かなりラクだった。20部屋掃除すると1人6〜7回風呂掃除が当たるのに、今日は風呂掃除が3回しか当たらなかった。病み上がりの私には有り難い事だった。
ラブホ奮戦記166日目:凹むYくん
2003年4月25日※朝、起きたらカウンターが直っていた。。。。安心したのも束の間。またもカウンター破損。4回目。しくしくしくしく。
※Hさんへ電話した。
Hさん「本当にもう!小さな身体で全部背負わないで、何かあったらいつでも電話頂戴。水くさいじゃない。それとも”いつまでも先輩面すんな”と思ってる?」
みかやん「こんなに可愛がって貰ってるのに、そんな風に思うわけないじゃないですか」
Hさん「なかなか会えないし、いつもみかやん達はどうしてるかしら?と思うのよ。寂しいの。私もトシねぇ。みかやんもOくんもお母さんは函館に居るでしょう。私を札幌のお母さんと思って何でも言ってね」
みかやん「お母さんと呼ぶには若すぎますよ。でも有り難いです。頼りにさせて貰いますね」
Hさん「じゃ、近いうちにカラオケでも行きましょ」
みかやん「はい!」
0:00-9:00 22部屋掃除
今日はOくんとYくんとトドとの4人勤務。Yくんが何故かおどおどしていた。
Yくん「申し訳ないす。俺、眼鏡もコンタクトも忘れてきて今日は目が見えないっす。姉さん、兄さん、今日は俺の仕事の後、毛とか落ちてないかよくよくチェックして下さい」
Oくん「了解。俺もみかやんも視力は2.0だから」
みかやん「でも、あたしの場合はそろそろ老眼が入るからねぇ」
Oくん「あ、そっか。なるほどね」
みかやん「ちょっと!納得しないでよ!冗談なんだから」
Oくん「自分で言ったじゃん!」
部屋へ行くとYくんと私がベッドを組む係だった。Yくんとベッドを挟んで向かい合って立った。ベッドのヘッド部分の中央よりややYくん側の所が濡れて光っていたので、Yくんに「そこ、濡れてるみたいだから拭いて貰える?」とお願いした。
Yくん「はい。ああ、ココっすね。はい。。。うわあぁぁ」
Yくんがベッドパットの上に倒れた。
Yくん「にゅるって!にゅるっていったんすよ!んで滑りました。これは恐らくアレっすよ」
倒れながらも、Yくんが濡れた雑巾を私の前に差し出すと、白子の香りが漂った。
Yくん「ほらやっぱり。おええぇ。さっきココにビールやジュースの空き缶があったから、ビールか何かをこぼしたんだと思って油断したんすよ」
みかやん「ごめん。私の方からだと逆光線で白子なのか何なのか、わかんなかったよ」
Yくん「いえ。いいんすよ」
次の部屋でYくんは風呂係だった。運悪く広い風呂で、床がグレーと黒の斑模様なので、毛が落ちていても一番見えにくい風呂だった。Yくん以外の三人が掃除を終えても、Yくんが風呂から出てこないので、Oくんが様子を見に行った。
Yくん「痛え!いてててー。じゅりって、じゅりって言いました」
Yくんは一通り風呂掃除を終え、床に毛が落ちていないかチェックしていた。目が見えないので床を這うようにしてチェックしていたら、急にOくんがドアを開けたので、ドアの下の縁がYくんの頭をかすめた。それでもYくんは頭をさすりながら、風呂の床に毛が落ちていないか必死にチェックを続けた。
Oくん「あはは。風呂で匍匐前進してる人、初めて見たよ」
Yくん「だって見えないんすよ。ひでえや。笑うなんて」
Oくん「あっはっは。ごめん」
Yくん「まだ笑ってるじゃないすか」
次の部屋でYくんは洗面係だった。またも運悪く広い洗面所でサウナも付いていた。サウナの電気を点けると自動的にサウナのスイッチも入るので、早く作業しないと汗だくになる。私が風呂掃除をしていると、Yくんが滝のような汗をかいて匍匐前進してきた。
Yくん「暑いっす。ボロ布、貸して欲しいっす」
Yくんは風呂掃除用のボロで汗を拭った。
Yくん「サウナのスノコと床の間に毛が落ちてて、なかなか取れなかったんすよ。もう汗だくっす」
みかやん「スノコを剥がしてからやればいいじゃん」
Yくん「あ」
みかやん「・・・・」
Yくん「いいんすよ。笑いたいなら笑って下さい」
一同「ぶあははははは」
掃除をしても掃除をしても、待合室でお客さんが待っていて大忙しだった。Yくんの匍匐前進は時間がかかるので、手が空いた人がYくん担当の毛チェックをする事にした。午前4時にようやく控え室へ戻った。
Yくん「明日は忘れないでコンタクトか眼鏡を用意します。今日は本当に申し訳ないす」
みかやん「いや気にしないで。お互い様だから」
Oくん「そうだよ。あと5時間、頑張ろうや」
Yくん「こんなに働いたのにあと5時間もあるんすね。ひいぃ」
珍しく凹むYくんだった。
※Hさんへ電話した。
Hさん「本当にもう!小さな身体で全部背負わないで、何かあったらいつでも電話頂戴。水くさいじゃない。それとも”いつまでも先輩面すんな”と思ってる?」
みかやん「こんなに可愛がって貰ってるのに、そんな風に思うわけないじゃないですか」
Hさん「なかなか会えないし、いつもみかやん達はどうしてるかしら?と思うのよ。寂しいの。私もトシねぇ。みかやんもOくんもお母さんは函館に居るでしょう。私を札幌のお母さんと思って何でも言ってね」
みかやん「お母さんと呼ぶには若すぎますよ。でも有り難いです。頼りにさせて貰いますね」
Hさん「じゃ、近いうちにカラオケでも行きましょ」
みかやん「はい!」
0:00-9:00 22部屋掃除
今日はOくんとYくんとトドとの4人勤務。Yくんが何故かおどおどしていた。
Yくん「申し訳ないす。俺、眼鏡もコンタクトも忘れてきて今日は目が見えないっす。姉さん、兄さん、今日は俺の仕事の後、毛とか落ちてないかよくよくチェックして下さい」
Oくん「了解。俺もみかやんも視力は2.0だから」
みかやん「でも、あたしの場合はそろそろ老眼が入るからねぇ」
Oくん「あ、そっか。なるほどね」
みかやん「ちょっと!納得しないでよ!冗談なんだから」
Oくん「自分で言ったじゃん!」
部屋へ行くとYくんと私がベッドを組む係だった。Yくんとベッドを挟んで向かい合って立った。ベッドのヘッド部分の中央よりややYくん側の所が濡れて光っていたので、Yくんに「そこ、濡れてるみたいだから拭いて貰える?」とお願いした。
Yくん「はい。ああ、ココっすね。はい。。。うわあぁぁ」
Yくんがベッドパットの上に倒れた。
Yくん「にゅるって!にゅるっていったんすよ!んで滑りました。これは恐らくアレっすよ」
倒れながらも、Yくんが濡れた雑巾を私の前に差し出すと、白子の香りが漂った。
Yくん「ほらやっぱり。おええぇ。さっきココにビールやジュースの空き缶があったから、ビールか何かをこぼしたんだと思って油断したんすよ」
みかやん「ごめん。私の方からだと逆光線で白子なのか何なのか、わかんなかったよ」
Yくん「いえ。いいんすよ」
次の部屋でYくんは風呂係だった。運悪く広い風呂で、床がグレーと黒の斑模様なので、毛が落ちていても一番見えにくい風呂だった。Yくん以外の三人が掃除を終えても、Yくんが風呂から出てこないので、Oくんが様子を見に行った。
Yくん「痛え!いてててー。じゅりって、じゅりって言いました」
Yくんは一通り風呂掃除を終え、床に毛が落ちていないかチェックしていた。目が見えないので床を這うようにしてチェックしていたら、急にOくんがドアを開けたので、ドアの下の縁がYくんの頭をかすめた。それでもYくんは頭をさすりながら、風呂の床に毛が落ちていないか必死にチェックを続けた。
Oくん「あはは。風呂で匍匐前進してる人、初めて見たよ」
Yくん「だって見えないんすよ。ひでえや。笑うなんて」
Oくん「あっはっは。ごめん」
Yくん「まだ笑ってるじゃないすか」
次の部屋でYくんは洗面係だった。またも運悪く広い洗面所でサウナも付いていた。サウナの電気を点けると自動的にサウナのスイッチも入るので、早く作業しないと汗だくになる。私が風呂掃除をしていると、Yくんが滝のような汗をかいて匍匐前進してきた。
Yくん「暑いっす。ボロ布、貸して欲しいっす」
Yくんは風呂掃除用のボロで汗を拭った。
Yくん「サウナのスノコと床の間に毛が落ちてて、なかなか取れなかったんすよ。もう汗だくっす」
みかやん「スノコを剥がしてからやればいいじゃん」
Yくん「あ」
みかやん「・・・・」
Yくん「いいんすよ。笑いたいなら笑って下さい」
一同「ぶあははははは」
掃除をしても掃除をしても、待合室でお客さんが待っていて大忙しだった。Yくんの匍匐前進は時間がかかるので、手が空いた人がYくん担当の毛チェックをする事にした。午前4時にようやく控え室へ戻った。
Yくん「明日は忘れないでコンタクトか眼鏡を用意します。今日は本当に申し訳ないす」
みかやん「いや気にしないで。お互い様だから」
Oくん「そうだよ。あと5時間、頑張ろうや」
Yくん「こんなに働いたのにあと5時間もあるんすね。ひいぃ」
珍しく凹むYくんだった。
今日は休み・I氏から深夜の電話
2003年4月24日※ひみつあります。
※お気に入り登録ありがとうございます。只今満員御礼中なので、こちらからのお気に入り登録はもう少々お待ち下さいませ。せっかくなのでこれから毎日、皆様の日記をチェックさせて頂きますね。
>ラブラブさん
かつて私は献血マニアでした。2週間おきに成分献血をしてましたが一度輸血をしたら、もう献血はできないそうでガッカリです。痛みはもう取れましたか?
>みーちゃんさん
私の親友・Mくんも、みっちゃんといいます。とても親近感が持てます。”みーちゃん”と”みっちゃん”って何かいい感じです。咳は辛いですね。お大事に。
>うきちんさん
”そのモノずばりなイチモツがグラサンかけてタバコ吸ってるの知ってますか?”。。。ええっ!知りませんでした。初耳です。是非送って欲しいです(笑)。
>hiloさん
そうなんです。白子なんですよ(笑)。毎日難しい事に挑戦されていて頭が下がります。私はマックユーザーですが、3年目にして未だに超初心者レベルです。
>ぴいたあさん
書く気になれない事も書いちゃうと意外とラクになったりしましたよ。無理にオススメはしませんが(汗)。今年も、おツレ様と仲良くお幸せに♪♪
※三時のおやつの時間にカウンターが壊れていた。3度目。
昨日、Oくんに「I氏との冷戦状態はやめてくれ」と言われた。「冷戦なんかしてるつもりはないよ。挨拶をしてもしらんぷりされるし、話す時もあたしの目を見ないし、向こうが大人げないだけじゃん!」と、突っぱねた。先日の一件以来、I氏は私を遠ざける。
深夜に携帯が鳴った。見ると”ホテルQ”と書いてあったので慌てて出てみた。
I氏「夜分にすみません。明朝までに5月のシフトをFAXする事になりましたので。Oくんは夕方の仕事も増えたので週6では辛いと言うし、トドはご主人の扶養の関係で多く働けないと言うので、みかやんとYくんが週6シフトになりますが、いいですか?」
みかやん「昼の仕事を辞めたので構いません。みんながいいようにして下さい」
I氏「そう言って下さると助かります。ありがとうございます。あの〜」
みかやん「はい?」
I氏「先日は申し訳ありませんでした。私が大人げなかったです。Hさんへ電話したら”I氏を信頼してNさんにもトドにも負けずに着いてきたみかやんが可愛そう。新人も入って頑張ってる時に水を差したら、みかやんだって怒るわよ。今頃怒りを通り越して悲しんでいるはずよ。I氏はK子の言動にピリピリし過ぎ!K子に何か言われても、I氏がみんなを庇うようでなくてどうするの?”と叱られました」
みかやん「私の方こそムキになってすみませんでした」
I氏「いえいえ。Hさんもみかやんと同じ事を言ってました。HさんNさんがいなくなった事でK子がD班に対して何かと神経質になっていたので、過敏に反応し過ぎてみかやんにあたるような形になりました。私が至らない為にイヤな思いをさせて、すみませんでした」
みかやん「いえいえ。私も生意気言ってすみませんでした」
I氏「Hさんに”みかやんがそこまでI氏に抵抗したのはOくんや新人を守る為よ。I氏もそのくらいK子に抵抗したら?”と言われて目が覚めました」
I氏「”みかやんはどうしてるの?”と聞かれて、つい”Oくんや新人と笑ってます”と答えたら”I氏の事で誰よりも傷ついて責任を感じているのに、あの子は明るく振る舞ってるでしょ。どん底にいても些細な幸せを見つけては笑っていれる子なの。それをI氏の事なんか忘れて笑ってるなんて思わないで!早くみかやんに謝りなさい!”と叱咤激励です。お恥ずかしい限りです」
みかやん「Hさんは私の事をかいかぶり過ぎです。でもいつも私を庇い続けてくれて本当に有り難いです。精進してHさんみたいな先輩になりますね」
I氏「Hさんが庇わずにいられないくらい、健気で一生懸命だって事ですよ。私なんか、こてんぱんでした。”みかやんは根に持ったりしないから早く仲直りして、みんなでカラオケへ行きましょう!”って言ってました」
みかやん「はい!行きましょう」
I氏「これでもう、わだかまり無くまた私とも一緒に働いて貰えますか」
みかやん「もちろんです。こんな奴なんでまた迷惑かけますけど、とことん面倒見て下さい」
I氏「望むところです。ではおやすみなさい」
Hさんに感謝。そうさ。話せばわかるのさ。元々仲良しだったんだし。給料が出たらパーッとカラオケへ行こう。
※お気に入り登録ありがとうございます。只今満員御礼中なので、こちらからのお気に入り登録はもう少々お待ち下さいませ。せっかくなのでこれから毎日、皆様の日記をチェックさせて頂きますね。
>ラブラブさん
かつて私は献血マニアでした。2週間おきに成分献血をしてましたが一度輸血をしたら、もう献血はできないそうでガッカリです。痛みはもう取れましたか?
>みーちゃんさん
私の親友・Mくんも、みっちゃんといいます。とても親近感が持てます。”みーちゃん”と”みっちゃん”って何かいい感じです。咳は辛いですね。お大事に。
>うきちんさん
”そのモノずばりなイチモツがグラサンかけてタバコ吸ってるの知ってますか?”。。。ええっ!知りませんでした。初耳です。是非送って欲しいです(笑)。
>hiloさん
そうなんです。白子なんですよ(笑)。毎日難しい事に挑戦されていて頭が下がります。私はマックユーザーですが、3年目にして未だに超初心者レベルです。
>ぴいたあさん
書く気になれない事も書いちゃうと意外とラクになったりしましたよ。無理にオススメはしませんが(汗)。今年も、おツレ様と仲良くお幸せに♪♪
※三時のおやつの時間にカウンターが壊れていた。3度目。
昨日、Oくんに「I氏との冷戦状態はやめてくれ」と言われた。「冷戦なんかしてるつもりはないよ。挨拶をしてもしらんぷりされるし、話す時もあたしの目を見ないし、向こうが大人げないだけじゃん!」と、突っぱねた。先日の一件以来、I氏は私を遠ざける。
深夜に携帯が鳴った。見ると”ホテルQ”と書いてあったので慌てて出てみた。
I氏「夜分にすみません。明朝までに5月のシフトをFAXする事になりましたので。Oくんは夕方の仕事も増えたので週6では辛いと言うし、トドはご主人の扶養の関係で多く働けないと言うので、みかやんとYくんが週6シフトになりますが、いいですか?」
みかやん「昼の仕事を辞めたので構いません。みんながいいようにして下さい」
I氏「そう言って下さると助かります。ありがとうございます。あの〜」
みかやん「はい?」
I氏「先日は申し訳ありませんでした。私が大人げなかったです。Hさんへ電話したら”I氏を信頼してNさんにもトドにも負けずに着いてきたみかやんが可愛そう。新人も入って頑張ってる時に水を差したら、みかやんだって怒るわよ。今頃怒りを通り越して悲しんでいるはずよ。I氏はK子の言動にピリピリし過ぎ!K子に何か言われても、I氏がみんなを庇うようでなくてどうするの?”と叱られました」
みかやん「私の方こそムキになってすみませんでした」
I氏「いえいえ。Hさんもみかやんと同じ事を言ってました。HさんNさんがいなくなった事でK子がD班に対して何かと神経質になっていたので、過敏に反応し過ぎてみかやんにあたるような形になりました。私が至らない為にイヤな思いをさせて、すみませんでした」
みかやん「いえいえ。私も生意気言ってすみませんでした」
I氏「Hさんに”みかやんがそこまでI氏に抵抗したのはOくんや新人を守る為よ。I氏もそのくらいK子に抵抗したら?”と言われて目が覚めました」
I氏「”みかやんはどうしてるの?”と聞かれて、つい”Oくんや新人と笑ってます”と答えたら”I氏の事で誰よりも傷ついて責任を感じているのに、あの子は明るく振る舞ってるでしょ。どん底にいても些細な幸せを見つけては笑っていれる子なの。それをI氏の事なんか忘れて笑ってるなんて思わないで!早くみかやんに謝りなさい!”と叱咤激励です。お恥ずかしい限りです」
みかやん「Hさんは私の事をかいかぶり過ぎです。でもいつも私を庇い続けてくれて本当に有り難いです。精進してHさんみたいな先輩になりますね」
I氏「Hさんが庇わずにいられないくらい、健気で一生懸命だって事ですよ。私なんか、こてんぱんでした。”みかやんは根に持ったりしないから早く仲直りして、みんなでカラオケへ行きましょう!”って言ってました」
みかやん「はい!行きましょう」
I氏「これでもう、わだかまり無くまた私とも一緒に働いて貰えますか」
みかやん「もちろんです。こんな奴なんでまた迷惑かけますけど、とことん面倒見て下さい」
I氏「望むところです。ではおやすみなさい」
Hさんに感謝。そうさ。話せばわかるのさ。元々仲良しだったんだし。給料が出たらパーッとカラオケへ行こう。
ラブホ奮戦記165日目:みかやん≠白子担当
2003年4月23日※我が家のテーブルの上に真空パックの食品があったので、夫が会社で貰ってきた物だろうと手にとって見てみた。「無添加 オホーツク産 さけ」と書いたシールが貼ってある。さけと書いてあるがどうも鮭には見えないし酒でもなさそうだ。これは何だろう?と裏を見てみると、
「海歌洞の自然加工品 薫製酢漬 シコシコモチモチ
鮭の白子は若返りパワー核酸の宝庫です」
「細胞の若返りの決め手
核酸を生白子の1.5倍以上含有しています」
と書いてあった。ひいいぃぃ。白子だった。
事も有ろうに夫が我が家に白子を持ち込むとは。。。エラーが出るほど哀しくなった。
0:00-6:00 6部屋掃除
今日はOくんとYくんとの勤務。暇なのでC班の遅番の人達が0時上がりをした。3人になって、とりあえず休憩した。0:45頃にはI氏が出勤してくるので、その時間に合わせて風呂掃除用のボロタオルを折りまくった。やがて出勤して来たI氏に働いているところをバッチリ見せたので、また休憩した。ふうぅ。
フロントへ行ったはずのI氏が、すぐに控え室へ走ってきた。「これを見て下さい!」と息を切らしながら1枚のメッセージカードを差し出した。部屋を掃除した時、部屋係の人が「私が責任を持って掃除をしました。○○(名前)」と書いたカードをベッドの枕元に置いて帰る。カードの裏はお客さんにメッセージを書いて貰うようになっているが、お客さんからのメッセージがある時は殆どが苦情なので、一同緊張した。
メッセージカードを見ると、Oくんの名前になっていたので私とYくんは少し安心したが、Oくんは顔が強ばった。カードの表にお客さんが「裏を見てね♪」と書いていたので、思い切って裏を見てみた。すると
「お部屋が大変きれいです。Oさ〜ん。きちんと掃除されていて綺麗ですよ〜。ありがとう」
と書いてあって、すっかり気が抜けてしまった。
みかやん「良かったぁ。クレームかと思ったよ」
Oくん「あはっ。嬉しいや。名刺は俺の名前だけど、昨日もこの3人だったから、みんながしっかり仕事してたって事だよね」
I氏「そうですよ。嬉しいじゃないですかっ!Hさんがいなくなっても、D班はちゃんと若手が育っていて、しっかり仕事をしているって事ですよ!私、感激してしまいました」
Oくん「そんな。大げさな。元々、職人とまで言われていたD班を、俺らの代で終わらせるわけにいかないんすよ。そんな事になったらHさんに申し訳ないし」
Yくん「O兄さん!カッコイイ!俺も感激しました!俺も職人目指して頑張りますよ」
I氏「明朝、フロントK子が来たら見せびらかしますよ。ふふふ」
晴れがましい気分で席を立った。気合いを入れて作業をしようと思ったが、めぼしい作業は何も残ってなかった。ガックリと控え室の椅子に座り直してしまった。
Yくん「そうそう。俺、O兄さんが休みの日に白子で酷い目に遭ったんすよ。トイレの床と洗面所の顔を洗う所に白子をまき散らしてやがる輩がいたんすよ。俺はギブアップして姉さんに始末して貰ったんすけどね」
Oくん「俺もアレは未だに苦手だよ。放置されたゴムを見ても、俺の方が恥ずかしくなるんだよな。慣れるまで今は姉さんに任せときゃいいよ」
みかやん「なんであたしが任されるの?白子担当なんてイヤだよ。家に鮭の白子の薫製があって目眩がしたよ。とても食べる気になれないから、ココに持って来ようと思ってたよ」
Yくん「なんでそんなモンが家にあるんすか?勘弁して下さい」
みかやん「夫が会社で貰ってきたんだ。商品説明を読んだら”若返りパワー”とか”シコシコモチモチ”って書いてあったよ」
Oくん「”若返り”なら、みかやんが食べた方がいいよ。俺らは充分若いし」
みかやん「なんだって?」
Yくん「シコシコモチモチなんて言われたら余計、食えないっすよ。なんでシコシコ。。。」
Oくん「ああっ。食えない食えない。絶対食えない。だから白子担当のみかやんが食べるべきなのさ」
みかやん「だからねぇ。あたしゃ白子担当じゃないんだよぉ」
Yくん「いやぁ。姉さん、カッコイイっす!日本代表ベッドメイク係で、職人で、白子担当だなんて、半端者の俺にはとても真似できないっすよ」
みかやん「違うって!」
どんなに煽てられても、白子担当は絶対にイヤだ。
「海歌洞の自然加工品 薫製酢漬 シコシコモチモチ
鮭の白子は若返りパワー核酸の宝庫です」
「細胞の若返りの決め手
核酸を生白子の1.5倍以上含有しています」
と書いてあった。ひいいぃぃ。白子だった。
事も有ろうに夫が我が家に白子を持ち込むとは。。。エラーが出るほど哀しくなった。
0:00-6:00 6部屋掃除
今日はOくんとYくんとの勤務。暇なのでC班の遅番の人達が0時上がりをした。3人になって、とりあえず休憩した。0:45頃にはI氏が出勤してくるので、その時間に合わせて風呂掃除用のボロタオルを折りまくった。やがて出勤して来たI氏に働いているところをバッチリ見せたので、また休憩した。ふうぅ。
フロントへ行ったはずのI氏が、すぐに控え室へ走ってきた。「これを見て下さい!」と息を切らしながら1枚のメッセージカードを差し出した。部屋を掃除した時、部屋係の人が「私が責任を持って掃除をしました。○○(名前)」と書いたカードをベッドの枕元に置いて帰る。カードの裏はお客さんにメッセージを書いて貰うようになっているが、お客さんからのメッセージがある時は殆どが苦情なので、一同緊張した。
メッセージカードを見ると、Oくんの名前になっていたので私とYくんは少し安心したが、Oくんは顔が強ばった。カードの表にお客さんが「裏を見てね♪」と書いていたので、思い切って裏を見てみた。すると
「お部屋が大変きれいです。Oさ〜ん。きちんと掃除されていて綺麗ですよ〜。ありがとう」
と書いてあって、すっかり気が抜けてしまった。
みかやん「良かったぁ。クレームかと思ったよ」
Oくん「あはっ。嬉しいや。名刺は俺の名前だけど、昨日もこの3人だったから、みんながしっかり仕事してたって事だよね」
I氏「そうですよ。嬉しいじゃないですかっ!Hさんがいなくなっても、D班はちゃんと若手が育っていて、しっかり仕事をしているって事ですよ!私、感激してしまいました」
Oくん「そんな。大げさな。元々、職人とまで言われていたD班を、俺らの代で終わらせるわけにいかないんすよ。そんな事になったらHさんに申し訳ないし」
Yくん「O兄さん!カッコイイ!俺も感激しました!俺も職人目指して頑張りますよ」
I氏「明朝、フロントK子が来たら見せびらかしますよ。ふふふ」
晴れがましい気分で席を立った。気合いを入れて作業をしようと思ったが、めぼしい作業は何も残ってなかった。ガックリと控え室の椅子に座り直してしまった。
Yくん「そうそう。俺、O兄さんが休みの日に白子で酷い目に遭ったんすよ。トイレの床と洗面所の顔を洗う所に白子をまき散らしてやがる輩がいたんすよ。俺はギブアップして姉さんに始末して貰ったんすけどね」
Oくん「俺もアレは未だに苦手だよ。放置されたゴムを見ても、俺の方が恥ずかしくなるんだよな。慣れるまで今は姉さんに任せときゃいいよ」
みかやん「なんであたしが任されるの?白子担当なんてイヤだよ。家に鮭の白子の薫製があって目眩がしたよ。とても食べる気になれないから、ココに持って来ようと思ってたよ」
Yくん「なんでそんなモンが家にあるんすか?勘弁して下さい」
みかやん「夫が会社で貰ってきたんだ。商品説明を読んだら”若返りパワー”とか”シコシコモチモチ”って書いてあったよ」
Oくん「”若返り”なら、みかやんが食べた方がいいよ。俺らは充分若いし」
みかやん「なんだって?」
Yくん「シコシコモチモチなんて言われたら余計、食えないっすよ。なんでシコシコ。。。」
Oくん「ああっ。食えない食えない。絶対食えない。だから白子担当のみかやんが食べるべきなのさ」
みかやん「だからねぇ。あたしゃ白子担当じゃないんだよぉ」
Yくん「いやぁ。姉さん、カッコイイっす!日本代表ベッドメイク係で、職人で、白子担当だなんて、半端者の俺にはとても真似できないっすよ」
みかやん「違うって!」
どんなに煽てられても、白子担当は絶対にイヤだ。
ラブホ奮戦記164日目:感動の差し入れ
2003年4月22日※お陰様で70000アクセス達成。皆様のお陰です。ありがとうございます。
※佳さん、ホテルQでも朝のA班の年配の方々は日の丸部屋の事を「赤」と言っています。それとホテルQでも、シーツ,掛け布団カバー,枕カバー,足マット,小タオル,大タオル,ローブの籠を「セット」と呼んでいます。「Oくん、リネン室でセット作ってて」等と言います。
※もぐさん、5月6日は休みを取ります♪
0:00-9:00. 15部屋掃除
今日はOくんとYくんとの勤務。今日はYくんのささやかな願い「お客さんを観察したい」と言う事を叶えてあげる事にした。
モニターを見ていて、お客さんが精算を始めて退室する迄に、私達は通路のカーテンに身を隠してスタンバイする。お客さんが玄関から出ていく姿をこっそり覗いていて、お客さんが玄関から出たら、通路に出て空いた客室へと走る。いつもは私やOくんがお客さんを見ていて、お客さんの姿が消えしだい「行くよ!」とか「ゴー!」と言って出発するが、今日はその係をYくんにお願いした。
特に年功序列でもないし誰がやってもいい事だが、新人は一番後ろから着いてくる事が多いので、Yくんがお客さんを見る事は滅多になかった。今日はYくんの「行きましょう!」と言うかけ声で部屋へ行く事にした。Yくんはとても嬉しそうだった。
Yくんはカーテンの陰から帰るお客さんを覗いていて、「ゲッ。ヨボヨボのお爺さんと年配の女性ですよ。あんな真っ直ぐ歩けないようなお爺ちゃんが、こんな所に来て大丈夫なんすかね」とか「あぁ。まさに美女と野獣。あんな可愛い女の子があんなオヤジと」とか「うわぁ。俺の友達にソックリ。ビックリしたぁ」と、お客さんに聞こえないようにヒソヒソと話すが大はしゃぎだった。
Yくんの「行きますよ!」と言うかけ声でカーテンの陰から通路に出て歩き始めた。通路の中央にフロントと玄関がある。そこを通り過ぎようとした時、玄関からお客さんが入って来たので慌てて引き返して、空き部屋の入口前に隠れたが、お客さんにはしっかりその姿を見られていた。お客さんが隠れている私達の方へどんどん歩いてくる。年配の女性と年配の男性で、女性の方が先にたって歩いていた。
女性はまっすぐに私達の方へ向かってきた。
女性客「あなた達、従業員さんなの?」
Yくん「はい。ベッドメイク係です」
女性客「あなた、お年はいくつ」
Yくん「今22才です。6月で23才になります」
女性客「こういう所でうちの娘や息子くらいの若い子達が働いているなんて思わなかったわ。今日はこの3人だけでお仕事なの?」
Yくん「はい。今日は僕達3人です」
女性客「彼と待ち合わせをしてココへ来たから、お互いに沢山、飲み物や食べ物を買い込んで来たのよ。食べ切れないと思うから、3人分残して帰るわね。汚くしないで残して帰るからイヤじゃなかったら食べてね」
Yくん「決してイヤではありません。有り難い事です」
女性客「身体を動かすとお腹が空くでしょう?何か残して帰るから楽しみにしていてね」
Yくん「ありがとうございます。ご馳走になります」
女性客「じゃ私達、223号室に入るから」
Yくん「はい。ごゆっくりどうぞ」
Yくんはかつてウエイターやピザ屋さんで接客をしていた。若者らしく歯切れの良い清々しい受け答えをしていて、聞いていて気持ちよかった。年配の女性もYくんの事が気に入ったようだった。223号室が空くのが楽しみになった。午前4時半に223号室が空いたので掃除に行った。
使ったタオル類はたたまれて、ゴミも瓶缶類と普通のゴミに分けられていて、とても綺麗に使って帰ってくれていた。テーブルの上に、ウーロン茶,缶コーヒー,そば茶と焼鳥,ポテトチップスがあって、メモに「上の人には内緒よ。冷蔵庫に太巻あります。可愛い従業員さん達へ差し入れです。3人で喧嘩しないで食べて」と書かれていた。
Oくん「腹も減ったし早く戻って食べよう」
みかやん「いや〜。いいお客さんだね〜」
Oくん「Yくんの印象が良かったんだろうね」
みかやん「Yくんに感謝しながら食べようね」
Yくん「そんな。俺は普通っすよ」
飲み物1本と焼鳥2本とずわいがにの太巻き2切れを各自に配給した。焼鳥もずわいがにの太巻きも激美味だった。運良く午前5時から1時間ほど部屋が空かなかったので、充分に堪能できた。幸せなひとときだった。3人とも「今日は休みじゃなくて良かった」と思った。
※佳さん、ホテルQでも朝のA班の年配の方々は日の丸部屋の事を「赤」と言っています。それとホテルQでも、シーツ,掛け布団カバー,枕カバー,足マット,小タオル,大タオル,ローブの籠を「セット」と呼んでいます。「Oくん、リネン室でセット作ってて」等と言います。
※もぐさん、5月6日は休みを取ります♪
0:00-9:00. 15部屋掃除
今日はOくんとYくんとの勤務。今日はYくんのささやかな願い「お客さんを観察したい」と言う事を叶えてあげる事にした。
モニターを見ていて、お客さんが精算を始めて退室する迄に、私達は通路のカーテンに身を隠してスタンバイする。お客さんが玄関から出ていく姿をこっそり覗いていて、お客さんが玄関から出たら、通路に出て空いた客室へと走る。いつもは私やOくんがお客さんを見ていて、お客さんの姿が消えしだい「行くよ!」とか「ゴー!」と言って出発するが、今日はその係をYくんにお願いした。
特に年功序列でもないし誰がやってもいい事だが、新人は一番後ろから着いてくる事が多いので、Yくんがお客さんを見る事は滅多になかった。今日はYくんの「行きましょう!」と言うかけ声で部屋へ行く事にした。Yくんはとても嬉しそうだった。
Yくんはカーテンの陰から帰るお客さんを覗いていて、「ゲッ。ヨボヨボのお爺さんと年配の女性ですよ。あんな真っ直ぐ歩けないようなお爺ちゃんが、こんな所に来て大丈夫なんすかね」とか「あぁ。まさに美女と野獣。あんな可愛い女の子があんなオヤジと」とか「うわぁ。俺の友達にソックリ。ビックリしたぁ」と、お客さんに聞こえないようにヒソヒソと話すが大はしゃぎだった。
Yくんの「行きますよ!」と言うかけ声でカーテンの陰から通路に出て歩き始めた。通路の中央にフロントと玄関がある。そこを通り過ぎようとした時、玄関からお客さんが入って来たので慌てて引き返して、空き部屋の入口前に隠れたが、お客さんにはしっかりその姿を見られていた。お客さんが隠れている私達の方へどんどん歩いてくる。年配の女性と年配の男性で、女性の方が先にたって歩いていた。
女性はまっすぐに私達の方へ向かってきた。
女性客「あなた達、従業員さんなの?」
Yくん「はい。ベッドメイク係です」
女性客「あなた、お年はいくつ」
Yくん「今22才です。6月で23才になります」
女性客「こういう所でうちの娘や息子くらいの若い子達が働いているなんて思わなかったわ。今日はこの3人だけでお仕事なの?」
Yくん「はい。今日は僕達3人です」
女性客「彼と待ち合わせをしてココへ来たから、お互いに沢山、飲み物や食べ物を買い込んで来たのよ。食べ切れないと思うから、3人分残して帰るわね。汚くしないで残して帰るからイヤじゃなかったら食べてね」
Yくん「決してイヤではありません。有り難い事です」
女性客「身体を動かすとお腹が空くでしょう?何か残して帰るから楽しみにしていてね」
Yくん「ありがとうございます。ご馳走になります」
女性客「じゃ私達、223号室に入るから」
Yくん「はい。ごゆっくりどうぞ」
Yくんはかつてウエイターやピザ屋さんで接客をしていた。若者らしく歯切れの良い清々しい受け答えをしていて、聞いていて気持ちよかった。年配の女性もYくんの事が気に入ったようだった。223号室が空くのが楽しみになった。午前4時半に223号室が空いたので掃除に行った。
使ったタオル類はたたまれて、ゴミも瓶缶類と普通のゴミに分けられていて、とても綺麗に使って帰ってくれていた。テーブルの上に、ウーロン茶,缶コーヒー,そば茶と焼鳥,ポテトチップスがあって、メモに「上の人には内緒よ。冷蔵庫に太巻あります。可愛い従業員さん達へ差し入れです。3人で喧嘩しないで食べて」と書かれていた。
Oくん「腹も減ったし早く戻って食べよう」
みかやん「いや〜。いいお客さんだね〜」
Oくん「Yくんの印象が良かったんだろうね」
みかやん「Yくんに感謝しながら食べようね」
Yくん「そんな。俺は普通っすよ」
飲み物1本と焼鳥2本とずわいがにの太巻き2切れを各自に配給した。焼鳥もずわいがにの太巻きも激美味だった。運良く午前5時から1時間ほど部屋が空かなかったので、充分に堪能できた。幸せなひとときだった。3人とも「今日は休みじゃなくて良かった」と思った。
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ラブホ奮戦記163日目:Yくんと白子
2003年4月21日※朝9時20分にOくんから電話がきた。
Oくん「凄いよ。記録更新したさ」
みかやん「えーっ!27部屋とか30部屋?」
Oくん「いやいや、なんと2部屋さ。超ヒマだったよ」
羨ましい。出来ればそんな日に出勤したかった。
※夫が休みだったので一緒にキャポ大谷地へ出かけた。バーミャンで軽く食べて、買い物をして帰宅するとカウンターが68500に直っていた。管理人様、度々お手数をかけてスミマセン。
0:00-6:00 9部屋掃除
今日はYくんとトドとの勤務。出勤した私の顔を見るなりYくんもトドも大騒ぎだった。
トド「聞いた〜?昨日2部屋やったって。暇潰すの大変やったわ」
みかやん「Oちゃんから電話きて聞いたよ。超ヒマだったって」
Yくん「もう聞いたんすか?俺、初のヒマ疲れでした」
みかやん「Oちゃんが記録更新って言うから大忙しかと思った」
Yくん「O兄さんも言いたくて言いたくて仕方なかったんすね」
「今日もヒマだといいねぇ」と口々に言いながらモニターを見ると、既に1部屋空いていた。慌ててフロントで出勤の打刻をして掃除へ向かった。立て続けに3部屋掃除して、あっさりと昨日の記録を抜いてしまって一同ガッカリだった。更に3部屋空いたので開き直って掃除へ向かった。
風呂掃除をしていると、トイレからYくんの「うわーっ!」という叫び声が聞こえた。常にリアクションが薄いYくんが珍しく騒いでいるので、風呂から出てトイレへ駆け付けた。
Yくん「かっ、勘弁して下さい。コレばかりは・・・」
みかやん「何?どーしたの?」
Yくん「こんな所に。。。を垂らした奴がいるんすよ」
みかやん「こんな所になんだって?」
Yくん「あの。男の。半透明でネロネロして生臭い液体をまき散らしてやがるんすよ」
見るとトイレの床に白子がこぼれていて、半分はYくんが拭き取った後だった。
Yくん「俺、ツバを吐いたんだと思って何気に拭いたら臭いが上がってきて。おえぇ」
みかやん「そのうち、白子にも慣れるって」
私が床にこぼれた白子の残り半分を拭き取った。やれやれだ。
Yくん「じゃあもしかしたら、こっちのもソレっすかね?」
と言われて洗面所へ行くと洗面所にも同じ液体がまき散らされていた。
みかやん「あぁ。こっちも白子だわ」
Yくん「いったいこの男は何をやってるんすか!なんでわざわざベッドからこんな所まで来て、こんなモンを飛び散らせてるんすか?」
みかやん「できちゃっても困るんでしょう」
Yくん「でもっすよ!ベッドにはゴムもあるし、ティッシュもゴミ箱もあるんすよ。1度ならず2度までも、こんな所まで。恐らく走って来てるんすよ。更に恐らくは1度目はトイレまで間に合って、2度目はトイレまで保たなくて手前の洗面なんすよ。なんなんすかぁ」
みかやん「なるほど。さすがに同性だと読みが深いね」
Yくん「同性だから許せないかも知れないすよ。ちゃんとトイレや洗面台の真ん中に飛ばして、水を流すといいじゃないすか!これは男としてとんだ醜態すよ」
みかやん「でも、それどころじゃなかったんじゃないの?」
Yくん「もし俺だったらてめえの不始末はてめえでカタ付けます」
みかやん「あらっ。Yくんったら男らしいのね」
Yくん「いやぁ。俺は普通っすよ」
やっぱりYくんは硬派ヤンキーだ。今日もおおいに語ってくれた。”青年の主張・白子の垂らし場所について”と習字で書いてYくんの後ろの壁に貼ってやりたいくらいだった。激高するYくんを見ていて段々おかしくなってきた。にも関わらず「Yくんったら男らしいのね」だなんて言った自分自身もおかしかった。最後の方は笑いを堪えるのに必死だった。
控え室で休んでいるとYくんがさっそうと立ち上がった。
Yくん「俺、湯温調節へ行ってきます!」
みかやん「別に今日じゃなくてもいいよ」
Yくん「O兄さんに”仕事やっとけ!”って言われたんすよ」
みかやん「まぁ!Oちゃんったら、お兄ちゃんぶって」
Yくん「それを言うなら”先輩ぶって”と言ってあげて下さい」
みかやん「あはは。こりゃ失敬」
どこまでも硬派なおかただ。決してカタブツではないが。噂をしていたらOくんからメールがきた。
「友達に拉致られてカラオケにいるよ。超眠い」時計を見ると午前5時だった。
みかやん「あーあー。工場のバイトもあるし、今夜のOちゃんは使い物にならないね」
Yくん「大丈夫っす。みかやん姉さんがいますから」
Yくんの方がよほど頼もしいのに。
Oくん「凄いよ。記録更新したさ」
みかやん「えーっ!27部屋とか30部屋?」
Oくん「いやいや、なんと2部屋さ。超ヒマだったよ」
羨ましい。出来ればそんな日に出勤したかった。
※夫が休みだったので一緒にキャポ大谷地へ出かけた。バーミャンで軽く食べて、買い物をして帰宅するとカウンターが68500に直っていた。管理人様、度々お手数をかけてスミマセン。
0:00-6:00 9部屋掃除
今日はYくんとトドとの勤務。出勤した私の顔を見るなりYくんもトドも大騒ぎだった。
トド「聞いた〜?昨日2部屋やったって。暇潰すの大変やったわ」
みかやん「Oちゃんから電話きて聞いたよ。超ヒマだったって」
Yくん「もう聞いたんすか?俺、初のヒマ疲れでした」
みかやん「Oちゃんが記録更新って言うから大忙しかと思った」
Yくん「O兄さんも言いたくて言いたくて仕方なかったんすね」
「今日もヒマだといいねぇ」と口々に言いながらモニターを見ると、既に1部屋空いていた。慌ててフロントで出勤の打刻をして掃除へ向かった。立て続けに3部屋掃除して、あっさりと昨日の記録を抜いてしまって一同ガッカリだった。更に3部屋空いたので開き直って掃除へ向かった。
風呂掃除をしていると、トイレからYくんの「うわーっ!」という叫び声が聞こえた。常にリアクションが薄いYくんが珍しく騒いでいるので、風呂から出てトイレへ駆け付けた。
Yくん「かっ、勘弁して下さい。コレばかりは・・・」
みかやん「何?どーしたの?」
Yくん「こんな所に。。。を垂らした奴がいるんすよ」
みかやん「こんな所になんだって?」
Yくん「あの。男の。半透明でネロネロして生臭い液体をまき散らしてやがるんすよ」
見るとトイレの床に白子がこぼれていて、半分はYくんが拭き取った後だった。
Yくん「俺、ツバを吐いたんだと思って何気に拭いたら臭いが上がってきて。おえぇ」
みかやん「そのうち、白子にも慣れるって」
私が床にこぼれた白子の残り半分を拭き取った。やれやれだ。
Yくん「じゃあもしかしたら、こっちのもソレっすかね?」
と言われて洗面所へ行くと洗面所にも同じ液体がまき散らされていた。
みかやん「あぁ。こっちも白子だわ」
Yくん「いったいこの男は何をやってるんすか!なんでわざわざベッドからこんな所まで来て、こんなモンを飛び散らせてるんすか?」
みかやん「できちゃっても困るんでしょう」
Yくん「でもっすよ!ベッドにはゴムもあるし、ティッシュもゴミ箱もあるんすよ。1度ならず2度までも、こんな所まで。恐らく走って来てるんすよ。更に恐らくは1度目はトイレまで間に合って、2度目はトイレまで保たなくて手前の洗面なんすよ。なんなんすかぁ」
みかやん「なるほど。さすがに同性だと読みが深いね」
Yくん「同性だから許せないかも知れないすよ。ちゃんとトイレや洗面台の真ん中に飛ばして、水を流すといいじゃないすか!これは男としてとんだ醜態すよ」
みかやん「でも、それどころじゃなかったんじゃないの?」
Yくん「もし俺だったらてめえの不始末はてめえでカタ付けます」
みかやん「あらっ。Yくんったら男らしいのね」
Yくん「いやぁ。俺は普通っすよ」
やっぱりYくんは硬派ヤンキーだ。今日もおおいに語ってくれた。”青年の主張・白子の垂らし場所について”と習字で書いてYくんの後ろの壁に貼ってやりたいくらいだった。激高するYくんを見ていて段々おかしくなってきた。にも関わらず「Yくんったら男らしいのね」だなんて言った自分自身もおかしかった。最後の方は笑いを堪えるのに必死だった。
控え室で休んでいるとYくんがさっそうと立ち上がった。
Yくん「俺、湯温調節へ行ってきます!」
みかやん「別に今日じゃなくてもいいよ」
Yくん「O兄さんに”仕事やっとけ!”って言われたんすよ」
みかやん「まぁ!Oちゃんったら、お兄ちゃんぶって」
Yくん「それを言うなら”先輩ぶって”と言ってあげて下さい」
みかやん「あはは。こりゃ失敬」
どこまでも硬派なおかただ。決してカタブツではないが。噂をしていたらOくんからメールがきた。
「友達に拉致られてカラオケにいるよ。超眠い」時計を見ると午前5時だった。
みかやん「あーあー。工場のバイトもあるし、今夜のOちゃんは使い物にならないね」
Yくん「大丈夫っす。みかやん姉さんがいますから」
Yくんの方がよほど頼もしいのに。
今日は休み・お礼と古い日記と業界用語
2003年4月20日※昼に68500を見たのを最後にまたカウンターが壊れた。
※こまじんさん、momoさん、NORIさん、まっぷさん、こころさん、お気に入り登録ありがとうございます♪只今、満員御礼中なのでこちらからのお気に入り登録は、もう少々お待ち下さいませ。これからは毎日、日記をチェックさせて頂きますね。
>こまじんさん
暖かいお言葉をありがとうございます。おたふくソースは我が家では未知の味です。
>momoさん
私も理不尽な事は納得できません。室蘭で見たような強い赤黒をまた見たいものです。
>NORIさん
170cmとは長身で羨ましいです。ジョギングエアロってどんなのか気になります。
>まっぷさん
1ヶ月で+5kgは凄いですね。酒豪ですか?いいダイエットがあったら教えて下さい。
>こころさん
こちらこそよろしくです。雑文ってどんな感じになるんでしょうね。楽しみです。
※秘かに書いていなかった日記を更新しました。
12月27日(金)ラブホ奮戦記80日目:最高記録26部屋
12月28日(土)ラブホ奮戦記81日目:C1000タ○ダ
12月29日(日)ラブホ奮戦記82日目:Oくんおねむ
12月30日(月)今日は休み・K君泊まりに来る
12月31日(火)ラブホ奮戦記83日目:ひめはじめ
1月1日(水)今日は休み・Oくんと初詣
1月2日(木)ラブホ奮戦記84日目:仕事始め
1月3日(金)ラブホ奮戦記85日目:24時間空き部屋
1月4日(土)今日は休み・気分転換
1月5日(日)ラブホ奮戦記86日目:別人のOくん
1月6日(月)ラブホ奮戦記87日目:Hさん倒れる
1月9日(木)ラブホ奮戦記89日目:3P OK!
※業界用語(?)
・白子・・・・・言わずと知れた?精液の事
・日の丸部屋・・白いシーツに赤い血が付いた状態
生理のお客さんが利用した部屋
・ハギ・・・・・ベッドメイクをし易いように準備する事
ベッドの布団を剥いだり、ゴミをまとめたり
洗い物を洗面所に下げておいたりする事
主にフロントの人の仕事
・ラッキー・・・お風呂やトイレを全く使っていない状態
「お風呂ラッキーです」等と言う
他に本文中に知らない言葉を見つけたら、どしどし質問してください。
※こまじんさん、momoさん、NORIさん、まっぷさん、こころさん、お気に入り登録ありがとうございます♪只今、満員御礼中なのでこちらからのお気に入り登録は、もう少々お待ち下さいませ。これからは毎日、日記をチェックさせて頂きますね。
>こまじんさん
暖かいお言葉をありがとうございます。おたふくソースは我が家では未知の味です。
>momoさん
私も理不尽な事は納得できません。室蘭で見たような強い赤黒をまた見たいものです。
>NORIさん
170cmとは長身で羨ましいです。ジョギングエアロってどんなのか気になります。
>まっぷさん
1ヶ月で+5kgは凄いですね。酒豪ですか?いいダイエットがあったら教えて下さい。
>こころさん
こちらこそよろしくです。雑文ってどんな感じになるんでしょうね。楽しみです。
※秘かに書いていなかった日記を更新しました。
12月27日(金)ラブホ奮戦記80日目:最高記録26部屋
12月28日(土)ラブホ奮戦記81日目:C1000タ○ダ
12月29日(日)ラブホ奮戦記82日目:Oくんおねむ
12月30日(月)今日は休み・K君泊まりに来る
12月31日(火)ラブホ奮戦記83日目:ひめはじめ
1月1日(水)今日は休み・Oくんと初詣
1月2日(木)ラブホ奮戦記84日目:仕事始め
1月3日(金)ラブホ奮戦記85日目:24時間空き部屋
1月4日(土)今日は休み・気分転換
1月5日(日)ラブホ奮戦記86日目:別人のOくん
1月6日(月)ラブホ奮戦記87日目:Hさん倒れる
1月9日(木)ラブホ奮戦記89日目:3P OK!
※業界用語(?)
・白子・・・・・言わずと知れた?精液の事
・日の丸部屋・・白いシーツに赤い血が付いた状態
生理のお客さんが利用した部屋
・ハギ・・・・・ベッドメイクをし易いように準備する事
ベッドの布団を剥いだり、ゴミをまとめたり
洗い物を洗面所に下げておいたりする事
主にフロントの人の仕事
・ラッキー・・・お風呂やトイレを全く使っていない状態
「お風呂ラッキーです」等と言う
他に本文中に知らない言葉を見つけたら、どしどし質問してください。
ラブホ奮戦記162日目:ヤンキーズ
2003年4月19日0:00-9:00 20部屋掃除
今日はOくんとトドとの3人勤務。トドが「昨日はホンマすんませんでした。2人で食べて下さい」と7.11の2個入りチョコレートケーキを手渡してくれた。私もOくんも物に弱いので、出勤早々ゴキゲンになった。
出勤時に既に満室で明日は日曜なので暇になるだろうと思っていたのに、お客さんの出入りが完全に止まったのは午前4時だった。客室から回収したリネン類を片付け、ゴミを分別し、各掃除セットの補充をして、グラスやブラシを消毒して、ようやく一休みだ。夫作のお弁当やトドからのケーキを頂きながら小一時間休んだ。次に部屋が空いたのは午前5時半だった。
掃除をして控え室へ戻ろうとすると、玄関からお客さんが入って来たのが見えたので、とっさに向かいの部屋の前に隠れた。息を潜めて覗いていると、龍の刺繍入りの黒と銀のジャンパーに白のパンツの20代前半の男性と、辰吉 丈一郎が着そうなスウェットスーツにサングラスの20代前半の男性が部屋へ入った。2人とも男性だ。
Oくん「また男同士だよ。ヤンキーの男2人でラブホだなんてイヤだよ。ありえない。あり得ないって!」
みかやん「仕方ないよ。誰と来ようとお客さんの勝手だもの。さ、帰るよ」
控え室へ戻ろうとすると、玄関の方が騒がしくなった。こっそり覗くと今度は3P客のようだ。女性2人と男性1人。ダボダボのジーンズにバレエシューズを履いて長いカーディガンをはおった女性と、ミニスカートに超厚底靴を履きキャミソールの上にダボダボのVネックセーターを着た女性と、スウェットパンツにサンダル履きで素肌にラメのシャツを着た男性だった。
一昔前のヤンキースタイルだ。田舎臭くて垢抜けない。どう見てもさっき部屋へ入った男性2人の連れのようだ。フロントの前で空き部屋が無いので入れないでいた。その間ずっと私達は隠れていた。
Oくん「なんなの?あの人達。なんかカッペ臭くない?」
トド「そやな。イナカッペって感じや。ウチがまだ大阪におった頃はよく見かけたけど、最近は見かけんなぁ」
話をしているうちに3人が待合室へ入ったので、走って控え室へ戻った。途中、女性の声で「どご?どごさいだ?」と言う声が聞こえた。Nさんを思い出すような訛りっぷりだった。控え室で持ち帰った血だらけのおねしょマットの洗濯を終え、やれやれと思うとモニターからお客さんが帰った音が聞こえた。モニターを見ると216号室。さっき2人の男性が入った部屋だ。しかも滞在時間は36分だった。
フロントへ電話して飲み物等の補充を確認した。
I氏「2人の男性が入った後、待合室にいた3人も同じ部屋へ入ったんですよ。すぐ電話して”人数が増えた分、お金がかかる”というような事を言ったら”1部屋の金額を5人で割って払う”と言うんですよ。”1部屋に入れるのは3名様迄です”と言っても”でも5人入れた”と、へりくつを言われて困りました」
みかやん「荒らされたりしてないですよねぇ?」
I氏「電話に出た男性は怒鳴るし、他の男性が”こらオヤジ。寝言言ってんじゃねえよ”と怒鳴っていたのが聞こえてはいたんですけど、結局は”お金の余裕も無いし、部屋も全く使ってないので帰る”と言ったんですよ」
みかやん「とりあえず点検して掃除してきます」
部屋は使った様子が無く綺麗なものだった。お風呂を点検に行ったOくんが叫んだ。「使ってるよ!てゆうか、やってる!スキン発見!」
脱力しながらリネン類を交換したり、結局、普通どおり掃除して控え室へ戻るとI氏が来た。
Oくん「部屋を全く使ってないとか言いながら、ちゃんとヤってましたよ。お金は払って帰ったんですか?」
I氏「1人義理堅い男性が居て”お騒がせしました”と、お金を払ってくれました。ところでミナミ○ヤベって、どこですか?そこから来たと言ってたように思います」
みかやん「南○部は函館の近くの小さな漁師町ですよ」
Oくん「じゃ奴らはヤンキーだと思ったらヤン衆だったんすね」
I氏「なんですかヤン衆って」
Oくん「出稼ぎ漁師や漁業の人の事らしいすけど、函館にいた頃は南○部の人達を○部衆とかヤン衆と言ってましたよ」
I氏「やはり道南でしたか。Nさんに通訳して欲しいくらい訛ってました」
Oくん「とんだヤンキーズ騒ぎになるかと思ってたけど良かったっすね」
たった30分の為に宿泊料金を払って帰った若者達が気の毒なような気がした。
今日はOくんとトドとの3人勤務。トドが「昨日はホンマすんませんでした。2人で食べて下さい」と7.11の2個入りチョコレートケーキを手渡してくれた。私もOくんも物に弱いので、出勤早々ゴキゲンになった。
出勤時に既に満室で明日は日曜なので暇になるだろうと思っていたのに、お客さんの出入りが完全に止まったのは午前4時だった。客室から回収したリネン類を片付け、ゴミを分別し、各掃除セットの補充をして、グラスやブラシを消毒して、ようやく一休みだ。夫作のお弁当やトドからのケーキを頂きながら小一時間休んだ。次に部屋が空いたのは午前5時半だった。
掃除をして控え室へ戻ろうとすると、玄関からお客さんが入って来たのが見えたので、とっさに向かいの部屋の前に隠れた。息を潜めて覗いていると、龍の刺繍入りの黒と銀のジャンパーに白のパンツの20代前半の男性と、辰吉 丈一郎が着そうなスウェットスーツにサングラスの20代前半の男性が部屋へ入った。2人とも男性だ。
Oくん「また男同士だよ。ヤンキーの男2人でラブホだなんてイヤだよ。ありえない。あり得ないって!」
みかやん「仕方ないよ。誰と来ようとお客さんの勝手だもの。さ、帰るよ」
控え室へ戻ろうとすると、玄関の方が騒がしくなった。こっそり覗くと今度は3P客のようだ。女性2人と男性1人。ダボダボのジーンズにバレエシューズを履いて長いカーディガンをはおった女性と、ミニスカートに超厚底靴を履きキャミソールの上にダボダボのVネックセーターを着た女性と、スウェットパンツにサンダル履きで素肌にラメのシャツを着た男性だった。
一昔前のヤンキースタイルだ。田舎臭くて垢抜けない。どう見てもさっき部屋へ入った男性2人の連れのようだ。フロントの前で空き部屋が無いので入れないでいた。その間ずっと私達は隠れていた。
Oくん「なんなの?あの人達。なんかカッペ臭くない?」
トド「そやな。イナカッペって感じや。ウチがまだ大阪におった頃はよく見かけたけど、最近は見かけんなぁ」
話をしているうちに3人が待合室へ入ったので、走って控え室へ戻った。途中、女性の声で「どご?どごさいだ?」と言う声が聞こえた。Nさんを思い出すような訛りっぷりだった。控え室で持ち帰った血だらけのおねしょマットの洗濯を終え、やれやれと思うとモニターからお客さんが帰った音が聞こえた。モニターを見ると216号室。さっき2人の男性が入った部屋だ。しかも滞在時間は36分だった。
フロントへ電話して飲み物等の補充を確認した。
I氏「2人の男性が入った後、待合室にいた3人も同じ部屋へ入ったんですよ。すぐ電話して”人数が増えた分、お金がかかる”というような事を言ったら”1部屋の金額を5人で割って払う”と言うんですよ。”1部屋に入れるのは3名様迄です”と言っても”でも5人入れた”と、へりくつを言われて困りました」
みかやん「荒らされたりしてないですよねぇ?」
I氏「電話に出た男性は怒鳴るし、他の男性が”こらオヤジ。寝言言ってんじゃねえよ”と怒鳴っていたのが聞こえてはいたんですけど、結局は”お金の余裕も無いし、部屋も全く使ってないので帰る”と言ったんですよ」
みかやん「とりあえず点検して掃除してきます」
部屋は使った様子が無く綺麗なものだった。お風呂を点検に行ったOくんが叫んだ。「使ってるよ!てゆうか、やってる!スキン発見!」
脱力しながらリネン類を交換したり、結局、普通どおり掃除して控え室へ戻るとI氏が来た。
Oくん「部屋を全く使ってないとか言いながら、ちゃんとヤってましたよ。お金は払って帰ったんですか?」
I氏「1人義理堅い男性が居て”お騒がせしました”と、お金を払ってくれました。ところでミナミ○ヤベって、どこですか?そこから来たと言ってたように思います」
みかやん「南○部は函館の近くの小さな漁師町ですよ」
Oくん「じゃ奴らはヤンキーだと思ったらヤン衆だったんすね」
I氏「なんですかヤン衆って」
Oくん「出稼ぎ漁師や漁業の人の事らしいすけど、函館にいた頃は南○部の人達を○部衆とかヤン衆と言ってましたよ」
I氏「やはり道南でしたか。Nさんに通訳して欲しいくらい訛ってました」
Oくん「とんだヤンキーズ騒ぎになるかと思ってたけど良かったっすね」
たった30分の為に宿泊料金を払って帰った若者達が気の毒なような気がした。
ラブホ奮戦記161日目:トド早退
2003年4月18日書いていなかった年末年始の日記を書いていた。更新してふとカウンターを見ると21。あっれー?恐る恐るブラウザの更新ボタンを押して見ても21。えーん。壊れる事があると聞いてはいたが、自分の日記のカウンターが壊れるなんて。昼夜働いていた私の何よりの励みになっていたのに。多い時はカウンターが900も千も回っていて驚くやら嬉しいやら。カウンターが回っていたから頑張ってこられたような物だったのに、ショックだった。泣きながら問い合わせフォームからカウンターが壊れましたとメールしたら、ほんの数時間で直っていた。だいありぃ管理人様に感謝感謝。貧乏暇無しでもまた頑張れそう♪
0:00-9:00 18部屋掃除
今日はOくんとYくんとトドとの4人勤務。金曜なのに何故か大量のリネンが届いていたので、Oくんと「部屋の方が忙しいようなら2班に分かれて掃除とリネン折りをしよう」と話していた。午前1時半に満室となり、Oくんは掛け布団カバー、Yくんは大タオル、トドは小タオル、私は枕カバーをひたすら折った。満室なので部屋が空いたらすぐに出動しなければならない。午前2時過ぎに2部屋空いたので出動した。
1部屋目の掃除を終え2部屋目へ移動しようとした時、トドに声をかけられた。
トド「実は生理痛でよう動けんでいたんですけど、今度は吐き気もしてきたので休ませて貰えませんか〜」
みかやん「3人おるし、こっちは大丈夫やから休んどき」
トド「すんまへん。ほな休んどきます〜」
Oくん「トドどないしたん?」
みかやん「生理痛やて。吐き気もするんやて」
Oくん「女、捨ててはるようでもあるモンはあるんやなぁ」
Yくん「なんで大阪弁ですねん!」
3人で掃除をして控え室へ戻ると、トドは床にマットを敷いて座ってリネンを折っていた。
みかやん「大丈夫?無理せんでもええんよ」
Oくん「3人おるし、何やったら帰っても構わんで」
トド「帰ろか思いましたけど、居ればお金になるんで休んどきますわ」
Oくん&みかやん「・・・・・・」
午前3時、トドはいそいそとフロントへ行った。「居ればお金になるんで休んどきますわ」だなんて、とんでもない話だ。我々がそう言ったならともかく自分で言うとは。心の中で思っていても普通は自分からは口に出せない言葉だろう。のうのうと休んでいて時給を稼ごうだなんて、さすがトド。恐るべし。3人になってから急に忙しくなった。
今日、Yくんはナプキン地獄に陥っていた。ベッドの布団を剥がしているとナプキンがポロリ。トイレの汚物入れは必ずナプキン入り。風呂を掃除していたら水道の蛇口の上にナプキンがあったり、バスローブを片付けていたらナプキンがくっついていたり、数々のナプキンに見舞われていた。それでもYくんは、いちいち騒いで同意を求めるOくんと違って、リアクションが少ないので手の掛からない、いい子だ。
午前6時に5部屋掃除して控え室へ戻った。掃除待ちの部屋が4部屋あったが、キリがないので少し休憩する事にした。丸々3時間休んだトドがフロントから戻ってきた。
トド「ほなウチ帰りますわ。4部屋残ってる時に申し訳ないです」
みかやん「あとは3人でやるから大丈夫。気にしないで」
トド「ほな。お疲れ様ですぅ」
Oくん「ふざけたババアだよ。結局、早退か。このクソ忙しい時に」
Yくん「掃除しても掃除してもお客さんの出入り、激し過ぎっすよ」
みかやん「さ、気合い入れて4部屋やっつけるよ!」
Oくん&Yくん「ぉ〜〜」(←全然、気合いが入ってない)
掃除をしても掃除をしてもお客さんが帰り、掃除待ちの部屋は4部屋から減る事が無かった。8時50分にI氏に「もう締めの準備をして下さい」と言われるまで気が付かずに、黙々と掃除をしていた。それでも朝のA班に引き継いだ時は掃除待ちの部屋が5部屋になった。面目ない。
ギリギリまで掃除をして後片付けをして9時半。ヨレヨレになって外へ出ると雨が降っていた。Yくんが車で家まで送ってくれた。Yくんが使える奴で本当に良かった。
0:00-9:00 18部屋掃除
今日はOくんとYくんとトドとの4人勤務。金曜なのに何故か大量のリネンが届いていたので、Oくんと「部屋の方が忙しいようなら2班に分かれて掃除とリネン折りをしよう」と話していた。午前1時半に満室となり、Oくんは掛け布団カバー、Yくんは大タオル、トドは小タオル、私は枕カバーをひたすら折った。満室なので部屋が空いたらすぐに出動しなければならない。午前2時過ぎに2部屋空いたので出動した。
1部屋目の掃除を終え2部屋目へ移動しようとした時、トドに声をかけられた。
トド「実は生理痛でよう動けんでいたんですけど、今度は吐き気もしてきたので休ませて貰えませんか〜」
みかやん「3人おるし、こっちは大丈夫やから休んどき」
トド「すんまへん。ほな休んどきます〜」
Oくん「トドどないしたん?」
みかやん「生理痛やて。吐き気もするんやて」
Oくん「女、捨ててはるようでもあるモンはあるんやなぁ」
Yくん「なんで大阪弁ですねん!」
3人で掃除をして控え室へ戻ると、トドは床にマットを敷いて座ってリネンを折っていた。
みかやん「大丈夫?無理せんでもええんよ」
Oくん「3人おるし、何やったら帰っても構わんで」
トド「帰ろか思いましたけど、居ればお金になるんで休んどきますわ」
Oくん&みかやん「・・・・・・」
午前3時、トドはいそいそとフロントへ行った。「居ればお金になるんで休んどきますわ」だなんて、とんでもない話だ。我々がそう言ったならともかく自分で言うとは。心の中で思っていても普通は自分からは口に出せない言葉だろう。のうのうと休んでいて時給を稼ごうだなんて、さすがトド。恐るべし。3人になってから急に忙しくなった。
今日、Yくんはナプキン地獄に陥っていた。ベッドの布団を剥がしているとナプキンがポロリ。トイレの汚物入れは必ずナプキン入り。風呂を掃除していたら水道の蛇口の上にナプキンがあったり、バスローブを片付けていたらナプキンがくっついていたり、数々のナプキンに見舞われていた。それでもYくんは、いちいち騒いで同意を求めるOくんと違って、リアクションが少ないので手の掛からない、いい子だ。
午前6時に5部屋掃除して控え室へ戻った。掃除待ちの部屋が4部屋あったが、キリがないので少し休憩する事にした。丸々3時間休んだトドがフロントから戻ってきた。
トド「ほなウチ帰りますわ。4部屋残ってる時に申し訳ないです」
みかやん「あとは3人でやるから大丈夫。気にしないで」
トド「ほな。お疲れ様ですぅ」
Oくん「ふざけたババアだよ。結局、早退か。このクソ忙しい時に」
Yくん「掃除しても掃除してもお客さんの出入り、激し過ぎっすよ」
みかやん「さ、気合い入れて4部屋やっつけるよ!」
Oくん&Yくん「ぉ〜〜」(←全然、気合いが入ってない)
掃除をしても掃除をしてもお客さんが帰り、掃除待ちの部屋は4部屋から減る事が無かった。8時50分にI氏に「もう締めの準備をして下さい」と言われるまで気が付かずに、黙々と掃除をしていた。それでも朝のA班に引き継いだ時は掃除待ちの部屋が5部屋になった。面目ない。
ギリギリまで掃除をして後片付けをして9時半。ヨレヨレになって外へ出ると雨が降っていた。Yくんが車で家まで送ってくれた。Yくんが使える奴で本当に良かった。
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今日は休み・風邪悪化で寝たきり
2003年4月17日このところの札幌の最高気温は18度とかなり暖かかった。しかし油断して薄着で出勤すると朝6時に帰る時に寒い思いをする。なんとなく風邪ぎみだったのに、昨日の怒濤のリネン折りで汗だくになってそのまま外へ出たら、物凄い強風が吹き荒れていて寒かった。帰宅した頃には咳ゴホゴホ頭ガンガンだった。風邪薬を飲んで寝たきりになった。今夜は休みで良かった。
この日記で『ラブホ奮戦記:おやじ編』の佳さんと出会った。唯一の同業者が年上の男性でとても頼もしい。私も新人の頃の謙虚な気持ちを思い出しながら、我がD班を盛り上げて行かなければ!思えば、3月からトドがD班に戻ってきて、婆さんが入って辞めて、Hさんが異動になり、Nさんが辞めて、激動の一ヶ月半だった。今はYくんが入ってきて、やっかいなのはトドだけになり少し落ちついている。
先日の話。
Yくん「Sさん(トド)って、とんでもない人だったんすね」
みかやん「あぁ。Oちゃんから聞いたの?」
Yくん「はい。O兄さんが今までの話を教えてくれたんすよ」
みかやん「あんまりトドがうるさいようだったら”うぜえ!ババア”とか”お前の指図は受けねえよ”ぐらい言っても構わないからね。じゃないとまた調子に乗るから」
Yくん「まだそんな事は言えないっすよ。そうそう。O兄さんはみかやん姉さんの事を”カッコイイ”って言ってますよ」
みかやん「Oちゃんの協力があったから、やってこれたようなモンだよ」
Yくん「俺もみかやん姉さんの男気に惚れたんで、O兄さんと協力してみかやん姉さんを盛り立てていく所存っすよ」
みかやん「そんな大げさな。それに男気って何さ?Oちゃんから何て聞いたの?」
Yくん「俺も男っすから。O兄さんから聞いた話はノーコメントっす」
みかやん「何それ?意味わかんないよ。まっ、私に対しても遠慮なく意見して貰って構わないからね。お互い信頼した上で言いたい事が言い合える関係じゃないと、ずっと一緒に仕事なんか出来ないと思ってるの。Oちゃんとは何でも言い合ってきたから、スムーズに気持ちよく仕事ができるんだよ」
Yくん「俺に言わせたら、O兄さんもみかやん姉さんもカッコイイっすよ。俺はとことん着いて行くって決めたんっす。俺を早く一人前にしてください」
やっぱりYくんはヤンキーだ。ちょっと違うような気もするが、Yくんなりに一生懸命でいてくれるのは有り難い事だ。
もうすぐ、改装オープン後のホテルP行きの人材も募集するので、我がD班は10人の大所帯になる予定だ。その10人の中からホテルP行き5人と、ホテルQ残留組5人が決まるらしい。じきに沢山の新人が入ってくる。私はHさんのような先輩になりたい。私自身が一癖も二癖もある強者のババアになってはいけないと思う。
OくんもYくんも私もみんな一緒にホテルQに残れるかも知れないし、バラバラになるかも知れない。どっちにしても私はホテルPへは行きたくない。Oくん、Yくんと一緒にホテルQに残れますように。
何故、ホテルPへ異動したくないか?は、4月15日の日記を。。。あわわ。
この日記で『ラブホ奮戦記:おやじ編』の佳さんと出会った。唯一の同業者が年上の男性でとても頼もしい。私も新人の頃の謙虚な気持ちを思い出しながら、我がD班を盛り上げて行かなければ!思えば、3月からトドがD班に戻ってきて、婆さんが入って辞めて、Hさんが異動になり、Nさんが辞めて、激動の一ヶ月半だった。今はYくんが入ってきて、やっかいなのはトドだけになり少し落ちついている。
先日の話。
Yくん「Sさん(トド)って、とんでもない人だったんすね」
みかやん「あぁ。Oちゃんから聞いたの?」
Yくん「はい。O兄さんが今までの話を教えてくれたんすよ」
みかやん「あんまりトドがうるさいようだったら”うぜえ!ババア”とか”お前の指図は受けねえよ”ぐらい言っても構わないからね。じゃないとまた調子に乗るから」
Yくん「まだそんな事は言えないっすよ。そうそう。O兄さんはみかやん姉さんの事を”カッコイイ”って言ってますよ」
みかやん「Oちゃんの協力があったから、やってこれたようなモンだよ」
Yくん「俺もみかやん姉さんの男気に惚れたんで、O兄さんと協力してみかやん姉さんを盛り立てていく所存っすよ」
みかやん「そんな大げさな。それに男気って何さ?Oちゃんから何て聞いたの?」
Yくん「俺も男っすから。O兄さんから聞いた話はノーコメントっす」
みかやん「何それ?意味わかんないよ。まっ、私に対しても遠慮なく意見して貰って構わないからね。お互い信頼した上で言いたい事が言い合える関係じゃないと、ずっと一緒に仕事なんか出来ないと思ってるの。Oちゃんとは何でも言い合ってきたから、スムーズに気持ちよく仕事ができるんだよ」
Yくん「俺に言わせたら、O兄さんもみかやん姉さんもカッコイイっすよ。俺はとことん着いて行くって決めたんっす。俺を早く一人前にしてください」
やっぱりYくんはヤンキーだ。ちょっと違うような気もするが、Yくんなりに一生懸命でいてくれるのは有り難い事だ。
もうすぐ、改装オープン後のホテルP行きの人材も募集するので、我がD班は10人の大所帯になる予定だ。その10人の中からホテルP行き5人と、ホテルQ残留組5人が決まるらしい。じきに沢山の新人が入ってくる。私はHさんのような先輩になりたい。私自身が一癖も二癖もある強者のババアになってはいけないと思う。
OくんもYくんも私もみんな一緒にホテルQに残れるかも知れないし、バラバラになるかも知れない。どっちにしても私はホテルPへは行きたくない。Oくん、Yくんと一緒にホテルQに残れますように。
何故、ホテルPへ異動したくないか?は、4月15日の日記を。。。あわわ。
ラブホ奮戦記160日目:漢メイク
2003年4月16日※みーむさん、ゆうさん、お気に入り登録ありがとうございます。只今、満員御礼中なのでこちらからの登録は、もう少々お待ち下さい。これから毎日、日記をチェックさせて頂きますね。
>みーむさん
私もかつて酷い生理痛で学校を休んでいました。母に連れられて婦人科へ行って、毎日、薬を飲むようになったら、とてもラクになりました。今思えばアレはピルだったんだと思います。
>ゆうさん
彼の言動に一喜一憂する気持ち、結婚前の私もそうでした。今は落ちつかれたようで何よりです。これからも会話と歩み寄る気持ちを大切に仲良くしていて下さいね。私的にも勉強になりました。
0:00-6:00 14部屋掃除
今日はOくんとYくんとの3人勤務。今日の私の作業着は日本代表16番中田浩二Tシャツだった。OくんもYくんもサッカー好きなので大ウケだった。早速Oくんにひやかされた。
Oくん「みかやんってば、日本を代表するベッドメイク係なの?」
みかやん「そうそう。あたしあたりは世界に通用するレベルだもの」
Yくん「俺も早く代表入りしたいっす。今はまだ練習生レベルっす」
昨日、大量に残したリネンはC班の人達が半分くらい片付けてくれていたので、少し安心して掃除へ向かった。私とOくんとトドの3人なら15分程度で終わる掃除が、Yくんがいると25分〜30分かかる。新人のYくんが掃除した後を点検するからだ。どんどん掃除待ちの部屋が増えていった。休まず8部屋連続掃除をしてもまだ掃除待ちの部屋が4部屋あったが、Yくんの疲労が激しいので少し休む事にした。
Oくんもそうだったが、Yくんも私とベッドを組んでいる時にスキンが出てくると、物凄い勢いで拾う。「何でマットと布団の間にゴムを隠すんでしょうねぇ。もっと恥ずかしい事をしてるはずなのに、この恥じらいは何故でしょう」「こんな枕元にゴムを置かないでちゃんとゴミ箱に捨てて欲しいっすよね。言わば自分の抜け殻っすよね」等と、スキンを見るといちいち言い訳をしながら拾う所が、なんとも可愛らしかったりする。
気合いを入れて残り4部屋を掃除しようとしたが、3部屋掃除してあと1部屋という時に、更に2部屋空いてしまった。今日もリネンには手を付けられずにいた為、3人で対策会議を開いた。協議の結果、残り2部屋をOくんとYくんで掃除して、その間に私が1人でリネン折りをして、最後の1部屋は全員攻撃で片付ける事にした。
みかやん「2人で大丈夫?キツかったら電話頂戴。すぐ行くから」
Oくん「男メイクでもしっかりやってくるよ。この場合は漢字の漢っていう字で”漢メイク”と言って欲しいね」
Yくん「俺も初めての2人メイクがメンズメイクなんてカッコイイっす」
みかやん「あはは。漢メイクでもメンズメイクでもいいから、しっかりね」
2人を送り出して怒濤のリネン折りを始めた。掛け布団カバー150枚、小タオル50枚、リネン袋大1袋分の風呂用ボロを折りまくった。折っては棚に収納し折っては棚に収納しで、汗だくになったがなんとか片付けた。丁度、漢メイク組が2部屋の掃除を終えたので、最後の部屋の掃除をするのに合流した。漢メイクで疲れた2人の為に私が風呂係をした。最後の部屋の掃除を終え控え室へ戻る頃には3人ともクタクタだった。
Oくん「ちょっとぉ!リネンどうなったの?」
みかやん「あたしゃ死んだ気になって折ったよ。汗だく」
Oくん「凄すぎる。こんなに片付いてるなんて思わなかったよ」
Yくん「さすがみかやん姉さん。日本代表メイクっすね」
みかやん「日本代表の名に恥じないよう頑張ったよ」
Oくん「すげえや。ほんっとすげえや!カッコイイ!」
Yくん「俺らもうU−20日本代表には入れませんからね」
Oくん「YくんはまだU−23日本代表に入れるじゃないか」
Yくん「オーバーエイジ枠もありますから頑張りましょう」
Oくん「頑張ってりゃ、追加招集ってのもあるからな」
みかやん「はいはい。頑張って早く代表入りしてね」
3人で大笑いしながら帰った。この3人なら本当に仲良く楽しく頑張れそうだと思った。
>みーむさん
私もかつて酷い生理痛で学校を休んでいました。母に連れられて婦人科へ行って、毎日、薬を飲むようになったら、とてもラクになりました。今思えばアレはピルだったんだと思います。
>ゆうさん
彼の言動に一喜一憂する気持ち、結婚前の私もそうでした。今は落ちつかれたようで何よりです。これからも会話と歩み寄る気持ちを大切に仲良くしていて下さいね。私的にも勉強になりました。
0:00-6:00 14部屋掃除
今日はOくんとYくんとの3人勤務。今日の私の作業着は日本代表16番中田浩二Tシャツだった。OくんもYくんもサッカー好きなので大ウケだった。早速Oくんにひやかされた。
Oくん「みかやんってば、日本を代表するベッドメイク係なの?」
みかやん「そうそう。あたしあたりは世界に通用するレベルだもの」
Yくん「俺も早く代表入りしたいっす。今はまだ練習生レベルっす」
昨日、大量に残したリネンはC班の人達が半分くらい片付けてくれていたので、少し安心して掃除へ向かった。私とOくんとトドの3人なら15分程度で終わる掃除が、Yくんがいると25分〜30分かかる。新人のYくんが掃除した後を点検するからだ。どんどん掃除待ちの部屋が増えていった。休まず8部屋連続掃除をしてもまだ掃除待ちの部屋が4部屋あったが、Yくんの疲労が激しいので少し休む事にした。
Oくんもそうだったが、Yくんも私とベッドを組んでいる時にスキンが出てくると、物凄い勢いで拾う。「何でマットと布団の間にゴムを隠すんでしょうねぇ。もっと恥ずかしい事をしてるはずなのに、この恥じらいは何故でしょう」「こんな枕元にゴムを置かないでちゃんとゴミ箱に捨てて欲しいっすよね。言わば自分の抜け殻っすよね」等と、スキンを見るといちいち言い訳をしながら拾う所が、なんとも可愛らしかったりする。
気合いを入れて残り4部屋を掃除しようとしたが、3部屋掃除してあと1部屋という時に、更に2部屋空いてしまった。今日もリネンには手を付けられずにいた為、3人で対策会議を開いた。協議の結果、残り2部屋をOくんとYくんで掃除して、その間に私が1人でリネン折りをして、最後の1部屋は全員攻撃で片付ける事にした。
みかやん「2人で大丈夫?キツかったら電話頂戴。すぐ行くから」
Oくん「男メイクでもしっかりやってくるよ。この場合は漢字の漢っていう字で”漢メイク”と言って欲しいね」
Yくん「俺も初めての2人メイクがメンズメイクなんてカッコイイっす」
みかやん「あはは。漢メイクでもメンズメイクでもいいから、しっかりね」
2人を送り出して怒濤のリネン折りを始めた。掛け布団カバー150枚、小タオル50枚、リネン袋大1袋分の風呂用ボロを折りまくった。折っては棚に収納し折っては棚に収納しで、汗だくになったがなんとか片付けた。丁度、漢メイク組が2部屋の掃除を終えたので、最後の部屋の掃除をするのに合流した。漢メイクで疲れた2人の為に私が風呂係をした。最後の部屋の掃除を終え控え室へ戻る頃には3人ともクタクタだった。
Oくん「ちょっとぉ!リネンどうなったの?」
みかやん「あたしゃ死んだ気になって折ったよ。汗だく」
Oくん「凄すぎる。こんなに片付いてるなんて思わなかったよ」
Yくん「さすがみかやん姉さん。日本代表メイクっすね」
みかやん「日本代表の名に恥じないよう頑張ったよ」
Oくん「すげえや。ほんっとすげえや!カッコイイ!」
Yくん「俺らもうU−20日本代表には入れませんからね」
Oくん「YくんはまだU−23日本代表に入れるじゃないか」
Yくん「オーバーエイジ枠もありますから頑張りましょう」
Oくん「頑張ってりゃ、追加招集ってのもあるからな」
みかやん「はいはい。頑張って早く代表入りしてね」
3人で大笑いしながら帰った。この3人なら本当に仲良く楽しく頑張れそうだと思った。
ラブホ奮戦記159日目:1人メイクの恐怖
2003年4月15日※佳さん!お気に入り登録ありがとうございます!タイトルの”ラブホ奮戦記:おやじ編(仮)”にシビれました(笑)。まずは、なんとしても面接に受かって下さい!札幌からエールを送りますよ。ベッドメイクの仕事にもフロントの仕事にも男性の力が必要です。必ずや同業者になって下さると信じて吉報を待っています。
0:00-9:00. 9部屋掃除
今日はOくんとの2人勤務。出勤すると大量のリネンが山積みになっていたが、空き部屋が目立っていたのでC班の人達が全員0時上がりをした。出勤早々Oくんと2人きりになった。
Oくん「会ってから言おうと思ってたんだ。こないだはごめんね」
みかやん「いえいえ。それはお互い様だよ。私の方こそごめん」
Oくん「みかやんも滅多に怒らないけど怒ると手が付けられないよね」
みかやん「それもお互い様でしょ。似た者同士、仲良くやろうね」
1部屋目が空いたので掃除に向かった。風呂掃除をしていたOくんが風呂で倒れていて驚いた。急に具合が悪くなったらしい。それでも2人しかいないので、Oくんは気力だけで頑張ってくれた。こんな時に限って部屋が空く。モニターから「カ〜ラ〜ス〜何故鳴くの〜」の曲が5回立て続けに流れて、お客さんが一気に5組も帰ってしまった。
一度控え室へ戻りOくんを椅子に座らせて、風呂掃除用のタオルでグルグル巻きにして休ませた。意を決して”1人メイク”をする事にした。買い物カゴ(トイレ&洗面セット)を腕に掛け、脱衣籠(リネンセット)を脇に抱え、スポーツバック(風呂セット)を肩に担ぎ、粘着ローラーとクイックルワイパーを手に持ってヨロヨロと階段を上がった。部屋に着いて荷物を置いてやれやれと座り込んだ。
取り敢えず有線のスイッチを入れた。有線から曲が流れても1人だととても静かだ。急に怖くなった。自分は超が付く怖がりだ。窓を開けているので風が吹くとカーテンが揺れる、揺れるカーテンを見ても怖いし、何かの拍子に部屋がピシッと鳴ったりしたら飛び上がって驚く。恐る恐る風呂に近づくと、水道の蛇口がきちんと閉められていなくてポチャンピチャンと音がしていて、真っ青になった。こ、怖い。本当に怖い。怖いので窓を閉めてドアを開けておいた。
以前Nさんが1人でのベッドの組み方を披露してくれた事があった。Nさんはビジネスホテル時代にいつも1人でベッドを組んでいたそうだ。それを思い出しながら1人でベッドを組んだ。ベッド付近はドアや風呂方面が死角になる部屋だった。怖々ベッドを組んでいると、誰かが階段を上がってくる音がした。OくんかI氏か?と思っても誰も私の所に顔を出さない。しかも洗面所の方から物音がする。
部屋から逃げ出したい気分だ。先日トドから聞いたばかりの怪談を思い出して、恐怖がピークに達した。心の中で「お父さん!お婆ちゃん!助けて!」と叫びながら、洗面所へ近づいた。ヌッとOくんが出てきて思わず叫んだ。
みかやん「うわーーーーー!」
Oくん「1人メイクしちゃダメだよ」
みかやん「チビるかと思ったよ。1人なのに物音がするし、こないだトドから聞いた話を思い出したら、怖くて怖くて」
Oくん「トドの話って何?」
みかやん「ホテルPに夜1人でいるとすぐ近くに人の気配がするんだって。トドは意外と霊感みたいなのが強くて、人の気配が男だってわかったんだって。誰もいないのに廊下を誰かが走る音が聞こえたりして、怖くて1人でいられなくて、例のホテルPにいた婆さんに”男の人の気配がする”と訴えたら、婆さんが”昔、ココで男のメイクさんが2人死んでるんだよ。1人は風呂で転んで頭を打って。もう1人は心筋梗塞で。大抵の人は気づかないけど、分かる人には分かるんだよね”って言われたんだって」
Oくん「えーーーっ!ホテルPへ異動できないよ。俺はモロに見えたりするから最悪」
少し元気になったOくんが風呂掃除をしてくれたが、私が部屋掃除を終えてもまだOくんの風呂掃除が終わらなかった。
みかやん。「先に次の部屋へ行ってるね」
Oくん「イヤだよ!1人にしないで!」
みかやん「だってあたし、もう終わったし」
Oくん「イヤー!そこで見ててよ。怖いよ」
2人勤務の時は、どちらかが先に次の部屋へ行かなきゃならないのに、後に残るのも先に行くのもイヤだ。外が明るくなるまで1人では部屋へ入れなかった。大量のリネンには殆ど手を付けられなかった。明日はリネン地獄だ。
0:00-9:00. 9部屋掃除
今日はOくんとの2人勤務。出勤すると大量のリネンが山積みになっていたが、空き部屋が目立っていたのでC班の人達が全員0時上がりをした。出勤早々Oくんと2人きりになった。
Oくん「会ってから言おうと思ってたんだ。こないだはごめんね」
みかやん「いえいえ。それはお互い様だよ。私の方こそごめん」
Oくん「みかやんも滅多に怒らないけど怒ると手が付けられないよね」
みかやん「それもお互い様でしょ。似た者同士、仲良くやろうね」
1部屋目が空いたので掃除に向かった。風呂掃除をしていたOくんが風呂で倒れていて驚いた。急に具合が悪くなったらしい。それでも2人しかいないので、Oくんは気力だけで頑張ってくれた。こんな時に限って部屋が空く。モニターから「カ〜ラ〜ス〜何故鳴くの〜」の曲が5回立て続けに流れて、お客さんが一気に5組も帰ってしまった。
一度控え室へ戻りOくんを椅子に座らせて、風呂掃除用のタオルでグルグル巻きにして休ませた。意を決して”1人メイク”をする事にした。買い物カゴ(トイレ&洗面セット)を腕に掛け、脱衣籠(リネンセット)を脇に抱え、スポーツバック(風呂セット)を肩に担ぎ、粘着ローラーとクイックルワイパーを手に持ってヨロヨロと階段を上がった。部屋に着いて荷物を置いてやれやれと座り込んだ。
取り敢えず有線のスイッチを入れた。有線から曲が流れても1人だととても静かだ。急に怖くなった。自分は超が付く怖がりだ。窓を開けているので風が吹くとカーテンが揺れる、揺れるカーテンを見ても怖いし、何かの拍子に部屋がピシッと鳴ったりしたら飛び上がって驚く。恐る恐る風呂に近づくと、水道の蛇口がきちんと閉められていなくてポチャンピチャンと音がしていて、真っ青になった。こ、怖い。本当に怖い。怖いので窓を閉めてドアを開けておいた。
以前Nさんが1人でのベッドの組み方を披露してくれた事があった。Nさんはビジネスホテル時代にいつも1人でベッドを組んでいたそうだ。それを思い出しながら1人でベッドを組んだ。ベッド付近はドアや風呂方面が死角になる部屋だった。怖々ベッドを組んでいると、誰かが階段を上がってくる音がした。OくんかI氏か?と思っても誰も私の所に顔を出さない。しかも洗面所の方から物音がする。
部屋から逃げ出したい気分だ。先日トドから聞いたばかりの怪談を思い出して、恐怖がピークに達した。心の中で「お父さん!お婆ちゃん!助けて!」と叫びながら、洗面所へ近づいた。ヌッとOくんが出てきて思わず叫んだ。
みかやん「うわーーーーー!」
Oくん「1人メイクしちゃダメだよ」
みかやん「チビるかと思ったよ。1人なのに物音がするし、こないだトドから聞いた話を思い出したら、怖くて怖くて」
Oくん「トドの話って何?」
みかやん「ホテルPに夜1人でいるとすぐ近くに人の気配がするんだって。トドは意外と霊感みたいなのが強くて、人の気配が男だってわかったんだって。誰もいないのに廊下を誰かが走る音が聞こえたりして、怖くて1人でいられなくて、例のホテルPにいた婆さんに”男の人の気配がする”と訴えたら、婆さんが”昔、ココで男のメイクさんが2人死んでるんだよ。1人は風呂で転んで頭を打って。もう1人は心筋梗塞で。大抵の人は気づかないけど、分かる人には分かるんだよね”って言われたんだって」
Oくん「えーーーっ!ホテルPへ異動できないよ。俺はモロに見えたりするから最悪」
少し元気になったOくんが風呂掃除をしてくれたが、私が部屋掃除を終えてもまだOくんの風呂掃除が終わらなかった。
みかやん。「先に次の部屋へ行ってるね」
Oくん「イヤだよ!1人にしないで!」
みかやん「だってあたし、もう終わったし」
Oくん「イヤー!そこで見ててよ。怖いよ」
2人勤務の時は、どちらかが先に次の部屋へ行かなきゃならないのに、後に残るのも先に行くのもイヤだ。外が明るくなるまで1人では部屋へ入れなかった。大量のリネンには殆ど手を付けられなかった。明日はリネン地獄だ。
ラブホ奮戦記158日目:新人現れず
2003年4月14日あまりにも気持ちがクサクサするので美容室へ行った。こんな時は超脳天気な専属美容師君に会って、髪を切って貰おうと思ったのに、専属美容師君は休みだった。泣く泣く知らない人に髪を切って貰った。気持ちも新たに、今夜は何事も無かったような笑顔で出勤しようと思った。
夕方、Oくんからメールがきた。
「今夜は4人だよ。Mという25才・男の新人が来る。頑張って」
面接の時にMくんが言った「フロントでもメイクでもいいので、とにかく深夜に働かせて頂きたいんです」という言葉を常務が気に入って採用したらしい。Oくんもそうだったが「常務の面接で入った人はロクな人がいない」というのはホテルQで最も有名な噂だ。
0:00-6:00 9部屋掃除
今日はトドとYくんとの3人勤務。I氏が休みでフロントはM氏が代行する。11時55分になっても噂の新人Mくんが出勤して来なかった。C班の人達が「Mくんらしき人が来たらフロントへ行くように伝えるわ」と言ってくれたので、フロントへ出勤の打刻をしに行った。ホテルKから研修で来ているフロントSさんに聞いてみたが、Mくんからの連絡は何も無いそうだ。初出勤なのに遅刻ならまだしも、このままでは無断欠勤だ。
Yくん「困ったモンすね。今時の若者は」
みかやん「Yくんだって今時の若者でしょう」
Yくん「俺はそんな非常識な事できないっすよ」
みかやん「だよね。Yくんって若いのにしっかりしてるよね」
Yくん「いや〜。俺は普通っすよ」
Oくんと比べるとYくんはかなりリアクションが薄い。Yくんがベッドを剥ぐ様子を見ていると、シーツが血まみれになっていた。Yくんは無表情のまま眉一つ動かさず「あ」と、つぶやいただけだった。これがOくんだったら「ゲッ!血ぃっすよ!血!血!」と大騒ぎするはずだ。やがてベッドのリネンが全て剥がされたので一緒にベッドを組んだ。
Yくん「生理の時にヤるのって普通なんすか?」
みかやん「普通じゃないと思うんだ。でも血を見ない日は無いよ」
Yくん「酷い話っすね。いたわりの気持ちはないんすかね」
みかやん「世の男性が皆Yくんみたいだったら血は見ないのにね」
私がYくんから受ける印象は”硬派ヤンキー”だ。「俺〜〜なんすよ」と言う時、最後の「よ」を言う口が縦に大きく開き曲がる。YAZAWA風だ。「はい」と返事をする時も首を縦に振らずに、首が前に出る。しゃがんだ時は大股開きで腕がダラリと前に下がる。先輩のOくんの事は「Oさん」と呼ばずに「O兄さん」と呼ぶ。身のこなしや言動がどうもヤンキーくさいが服装は、ジャージ以外の時は若者らしく小綺麗だ。
一方、困った事がある。私が風呂係の時など、Yくんは近くにいるトドに質問をする。トドは水を得たトドのように得意気に指導をする。その繰り返しでトドはすっかり気を良くして、息を吹き返しつつある。一昨日までは私に対して敬語を使って大人しくしていたのに、今日はタメ口だし私に何かを言う時、言葉の端々に「うちの方が上なんやで〜」という敵意さえ感じる。ヤバイ。トドが完全復活しないうちに手を打たねば。
結局、新人Mくんは何の連絡もよこさないまま出勤して来なかった。こーゆー人は明日も来ないだろう。恐らく他にも面接を受けていて、他の会社の方へ行く事にしたのだろう。それならそれで連絡を入れればいいだろうに。
Yくん「今の若い奴。本当にそーゆー奴が多いんすよ。自分で希望しておいて、面接にさえ来ない奴もいれば、1日働いて次の日から連絡も無しに来ない奴とか、出勤前ギリギリに電話してきて”辞めます”と言う奴もいるし、最悪っすよ。俺はウエイターやピザ屋の頃に、そーゆー奴を何人も見てきてマジで腹の底からムカつきました。でもM君って人は25才なんすよね。大学卒業して就職してたらバリバリ入社3年目っすよ。25才にもなって、こんな事がまかり通ると思うような奴がココに来なくて良かったんすよ。逆に明日、来たりしたらそれはまたスゲエ奴っすけど」
”新人Yくん、今時の若者について大いに語る”というテロップを流したい状態だった。Yくんだって今時の22才の若者なのに、ちゃんとしていて実に頼もしい。それに比べて25才の南○男はどこで何をしているやら。ホテルQではフルネーム入りの打刻カードを用意して待っていたんだ。カード代返せ。
夕方、Oくんからメールがきた。
「今夜は4人だよ。Mという25才・男の新人が来る。頑張って」
面接の時にMくんが言った「フロントでもメイクでもいいので、とにかく深夜に働かせて頂きたいんです」という言葉を常務が気に入って採用したらしい。Oくんもそうだったが「常務の面接で入った人はロクな人がいない」というのはホテルQで最も有名な噂だ。
0:00-6:00 9部屋掃除
今日はトドとYくんとの3人勤務。I氏が休みでフロントはM氏が代行する。11時55分になっても噂の新人Mくんが出勤して来なかった。C班の人達が「Mくんらしき人が来たらフロントへ行くように伝えるわ」と言ってくれたので、フロントへ出勤の打刻をしに行った。ホテルKから研修で来ているフロントSさんに聞いてみたが、Mくんからの連絡は何も無いそうだ。初出勤なのに遅刻ならまだしも、このままでは無断欠勤だ。
Yくん「困ったモンすね。今時の若者は」
みかやん「Yくんだって今時の若者でしょう」
Yくん「俺はそんな非常識な事できないっすよ」
みかやん「だよね。Yくんって若いのにしっかりしてるよね」
Yくん「いや〜。俺は普通っすよ」
Oくんと比べるとYくんはかなりリアクションが薄い。Yくんがベッドを剥ぐ様子を見ていると、シーツが血まみれになっていた。Yくんは無表情のまま眉一つ動かさず「あ」と、つぶやいただけだった。これがOくんだったら「ゲッ!血ぃっすよ!血!血!」と大騒ぎするはずだ。やがてベッドのリネンが全て剥がされたので一緒にベッドを組んだ。
Yくん「生理の時にヤるのって普通なんすか?」
みかやん「普通じゃないと思うんだ。でも血を見ない日は無いよ」
Yくん「酷い話っすね。いたわりの気持ちはないんすかね」
みかやん「世の男性が皆Yくんみたいだったら血は見ないのにね」
私がYくんから受ける印象は”硬派ヤンキー”だ。「俺〜〜なんすよ」と言う時、最後の「よ」を言う口が縦に大きく開き曲がる。YAZAWA風だ。「はい」と返事をする時も首を縦に振らずに、首が前に出る。しゃがんだ時は大股開きで腕がダラリと前に下がる。先輩のOくんの事は「Oさん」と呼ばずに「O兄さん」と呼ぶ。身のこなしや言動がどうもヤンキーくさいが服装は、ジャージ以外の時は若者らしく小綺麗だ。
一方、困った事がある。私が風呂係の時など、Yくんは近くにいるトドに質問をする。トドは水を得たトドのように得意気に指導をする。その繰り返しでトドはすっかり気を良くして、息を吹き返しつつある。一昨日までは私に対して敬語を使って大人しくしていたのに、今日はタメ口だし私に何かを言う時、言葉の端々に「うちの方が上なんやで〜」という敵意さえ感じる。ヤバイ。トドが完全復活しないうちに手を打たねば。
結局、新人Mくんは何の連絡もよこさないまま出勤して来なかった。こーゆー人は明日も来ないだろう。恐らく他にも面接を受けていて、他の会社の方へ行く事にしたのだろう。それならそれで連絡を入れればいいだろうに。
Yくん「今の若い奴。本当にそーゆー奴が多いんすよ。自分で希望しておいて、面接にさえ来ない奴もいれば、1日働いて次の日から連絡も無しに来ない奴とか、出勤前ギリギリに電話してきて”辞めます”と言う奴もいるし、最悪っすよ。俺はウエイターやピザ屋の頃に、そーゆー奴を何人も見てきてマジで腹の底からムカつきました。でもM君って人は25才なんすよね。大学卒業して就職してたらバリバリ入社3年目っすよ。25才にもなって、こんな事がまかり通ると思うような奴がココに来なくて良かったんすよ。逆に明日、来たりしたらそれはまたスゲエ奴っすけど」
”新人Yくん、今時の若者について大いに語る”というテロップを流したい状態だった。Yくんだって今時の22才の若者なのに、ちゃんとしていて実に頼もしい。それに比べて25才の南○男はどこで何をしているやら。ホテルQではフルネーム入りの打刻カードを用意して待っていたんだ。カード代返せ。
今日は休み・フテ寝
2003年4月13日口論しているうちに9時半になったので、雨の中をズブ濡れになりながら歩いた。Oくんが自転車で追いかけてきた。
Oくん「待てよ!何でこうなるんだよ!」
みかやん「知らないよっ!」
Oくん「・・・俺、みかやんが辞めたらイヤだよ」
みかやん「辞めるんだったらトド問題やNさん問題の時に、とっくに辞めてるよ!あたしはそんな根性無しじゃないからね!」
Oくん「・・・・・」
みかやん「さっきあんなに凄んで脅すような口調だったのに、何で泣いてるのさ。あたしの方が泣きたかったよ」
Oくん「ごめんなさい」
みかやん「あたしが間違ってる?I氏みたいにハギだけしてる人にメイクの大変さなんか、わかんないよ。満室でもやれる事はやったでしょ?”作業しろ作業しろ”って、アレ以上何の作業をするといいの?具体的な案も持たない人に、やみくもに作業しろと言われても困るよ。それにさっき、あたしの事トップって言ったけどHさんが言ってたように”みんな同僚”だよ。あたしは主任でも係長でもないんだから」
Oくん「雨だし送るよ。自転車の後に乗りなよ」
みかやん「いいよ。1人で帰りたいし頭を冷やしたいよ」
Oくん「だって。こんな時は一緒にいたいし」
みかやん「もう充分です。ご迷惑をおかけしました。失礼します」
帰宅して爆睡した。起きるとOくんからメールが届いていた。
「いろんな事があるけど頑張ろうね!俺は、みかやんがいればホテルのどんな困難も突破できると思うんだ。きっと大丈夫!あと、俺は頑張るよ。みかやんは俺に迷惑かけてないよ!いっつも俺がみかやんに迷惑掛けてるんだから。これから俺はD班を盛り上げていこうと思う。なんだかんだ言って居心地いいし、何よりみかやんがいるしさ」
返信はしなかった。夜中にOくんから電話がきた。
Oくん「休みたいのはわかるけど、I氏は満室の時も何か作業をしてないと普段作業をしてるのがパーになると言いたいんだよ」
みかやん「休みたくて言ってたと思ってるの?。I氏はそう言った?私は人が言った事を深読みする技は持ってないから、ハッキリ言ってくれないとわからないよ。じゃあ言葉の裏を探り合いながらやって行けばいいでしょう。仕事だけでも充分疲れるのに、あたしはそんな事までやってられないよ」
Oくん「そうじゃなくてさぁ」
みかやん「満室でもネタが尽きるまで作業したよ。それでも作業をしろと言うなら、具体的に指示して!と言ったよ。火曜水曜はリネンがあるし、木曜金曜は部屋の方が忙しいし、日曜月曜は空き部屋での作業を沢山してるでしょ?土曜は満室で客待ちも多くて部屋を空けるのを最優先しながら、出来る限りの作業はしたでしょ。少し暇だったからってI氏にガタガタ言われる筋合いは無いよ!あれだけやっても足りないなら、どうすればいいの?」
Oくん「だからと言ってNさんみたいに、一度も休まずに作業をするわけにもいかないんだよ」
みかやん「少し休んでただけでI氏にどうこう言われるなら、ああするしかないよ。今になってNさんの気持ちがよくわかったよ」
Oくん「Nさんと同じレベルまで落ちるなよ!いつもの仕事+αでいいんだよ」
みかやん「+αって具体的に何ですか?他の班ともだぶらないような作業ってまだありますか?」
Oくん「それは俺がこれから考えるよ」
みかやん「夜中ですし、私もうほとほと疲れたので眠りたいんですけど」
Oくん「俺、明日休みなんだけど大丈夫?」
みかやん「心配して頂かなくても結構です。別に休憩するつもりもないですし、しっかり作業をさせて頂きますから」
Oくん「そうじゃないだろ!何かあってもいつも笑い飛ばしてきただろう?どうしたんだよ!誰もそんな事しろとは言ってないだろ」
みかやん「こんな夜中に人の家に電話してきて説教するなら切りますよ」
Oくん「ごめんなさい。あの。じゃあ明後日」
無性に腹が立って眠れなかった。
Oくん「待てよ!何でこうなるんだよ!」
みかやん「知らないよっ!」
Oくん「・・・俺、みかやんが辞めたらイヤだよ」
みかやん「辞めるんだったらトド問題やNさん問題の時に、とっくに辞めてるよ!あたしはそんな根性無しじゃないからね!」
Oくん「・・・・・」
みかやん「さっきあんなに凄んで脅すような口調だったのに、何で泣いてるのさ。あたしの方が泣きたかったよ」
Oくん「ごめんなさい」
みかやん「あたしが間違ってる?I氏みたいにハギだけしてる人にメイクの大変さなんか、わかんないよ。満室でもやれる事はやったでしょ?”作業しろ作業しろ”って、アレ以上何の作業をするといいの?具体的な案も持たない人に、やみくもに作業しろと言われても困るよ。それにさっき、あたしの事トップって言ったけどHさんが言ってたように”みんな同僚”だよ。あたしは主任でも係長でもないんだから」
Oくん「雨だし送るよ。自転車の後に乗りなよ」
みかやん「いいよ。1人で帰りたいし頭を冷やしたいよ」
Oくん「だって。こんな時は一緒にいたいし」
みかやん「もう充分です。ご迷惑をおかけしました。失礼します」
帰宅して爆睡した。起きるとOくんからメールが届いていた。
「いろんな事があるけど頑張ろうね!俺は、みかやんがいればホテルのどんな困難も突破できると思うんだ。きっと大丈夫!あと、俺は頑張るよ。みかやんは俺に迷惑かけてないよ!いっつも俺がみかやんに迷惑掛けてるんだから。これから俺はD班を盛り上げていこうと思う。なんだかんだ言って居心地いいし、何よりみかやんがいるしさ」
返信はしなかった。夜中にOくんから電話がきた。
Oくん「休みたいのはわかるけど、I氏は満室の時も何か作業をしてないと普段作業をしてるのがパーになると言いたいんだよ」
みかやん「休みたくて言ってたと思ってるの?。I氏はそう言った?私は人が言った事を深読みする技は持ってないから、ハッキリ言ってくれないとわからないよ。じゃあ言葉の裏を探り合いながらやって行けばいいでしょう。仕事だけでも充分疲れるのに、あたしはそんな事までやってられないよ」
Oくん「そうじゃなくてさぁ」
みかやん「満室でもネタが尽きるまで作業したよ。それでも作業をしろと言うなら、具体的に指示して!と言ったよ。火曜水曜はリネンがあるし、木曜金曜は部屋の方が忙しいし、日曜月曜は空き部屋での作業を沢山してるでしょ?土曜は満室で客待ちも多くて部屋を空けるのを最優先しながら、出来る限りの作業はしたでしょ。少し暇だったからってI氏にガタガタ言われる筋合いは無いよ!あれだけやっても足りないなら、どうすればいいの?」
Oくん「だからと言ってNさんみたいに、一度も休まずに作業をするわけにもいかないんだよ」
みかやん「少し休んでただけでI氏にどうこう言われるなら、ああするしかないよ。今になってNさんの気持ちがよくわかったよ」
Oくん「Nさんと同じレベルまで落ちるなよ!いつもの仕事+αでいいんだよ」
みかやん「+αって具体的に何ですか?他の班ともだぶらないような作業ってまだありますか?」
Oくん「それは俺がこれから考えるよ」
みかやん「夜中ですし、私もうほとほと疲れたので眠りたいんですけど」
Oくん「俺、明日休みなんだけど大丈夫?」
みかやん「心配して頂かなくても結構です。別に休憩するつもりもないですし、しっかり作業をさせて頂きますから」
Oくん「そうじゃないだろ!何かあってもいつも笑い飛ばしてきただろう?どうしたんだよ!誰もそんな事しろとは言ってないだろ」
みかやん「こんな夜中に人の家に電話してきて説教するなら切りますよ」
Oくん「ごめんなさい。あの。じゃあ明後日」
無性に腹が立って眠れなかった。
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ラブホ奮戦記157日目.天国から地獄へ
2003年4月12日朝9時にホテルQを出た。親友M君が迎えに来てくれていたので、車に飛び乗って自宅前で夫を拾って、いざ室蘭へ。昨日は我が家に友人BD君が遊びに来てくれた。せっかくBD君が来てくれていたのに夫の帰りが遅かったので、BD君と2人でご飯を食べて結局BD君は夫に会わないまま帰ってしまった。昨夜は私が出勤する時間になっても夫が戻らなかったので、仮眠をとらずに出勤したせいか、親友M君の車に乗ったとたん睡魔に襲われて、気が付いたら室蘭に着いていた。
室蘭でT市の友人G君、M市のMちゃんと合流してみんなで赤黒の観戦をした。結果は5-0で久々の赤黒の圧勝だった。赤黒は勝ったし、みんなに会えたし、Mちゃんからのお土産を貰ったりで、ゴキゲンで帰宅して再度爆睡した。寝て起きても興奮が冷めず意気揚々と出勤した。
0:00-9:00 11部屋掃除
今日はOくんとトドとYくんとの4人勤務。Yくんの仕事の覚えが異常に早いので、独り立ちさせて様子を見る事にした。丁度立て続けに4部屋掃除して控え室へ戻った。4人勤務なので仕事も一回りしたが、Yくんは1人でもそつなく仕事をこなしていて、一同驚いた。
I氏「どうですか?Yくんは?」
みかやん「もう1人でも全然大丈夫なんですよ。物覚えの良さに一同ビックリです」
Yくん「俺は物覚えは悪いんすよ。皆さん良くしてくれるし、みかやんさんの教え方が分かり易くて、俺の悪い頭にもスッと入ったんすよ」
みかやん「いや〜ん。Yくんったらぁ」
Oくん「Yくんがいい奴で良かったよ。即戦力になってくれたし。Hさんがいなくなった時はどうなるかと思ったけど、Nさんがいなくなってからは仕事するのが本当に楽しいよ」
目を輝かせて話すOくんを見ていて嬉しくなった。今日は土曜の夜なので一通りお客さんの入れ替えが終わって満室になると、朝まで暇になる。2人勤務が続いて身体が疲れていたし、新人Yくんが入った事で緊張したり、Yくんの仕事に目配り気配りしていたので、それぞれが心身共に疲れていたが、それでもボロ折り、カーテン洗い、床掃除をして控え室で休憩した。
朝になってI氏に作業を命じられた。中途半端な時間だ。
みかやん「フロントK子に”A班が来る時間には作業していろ”と言われたので、その頃に作業を始めたいんですが」
I氏「”作業は終わりました”と言って、立っていたらいいじゃないですか?」
みかやん「それじゃK子の言いつけを破る事になります」
I氏「そういう意味じゃなくて、作業は普段からしていろ!って事ですよ」
みかやん「K子には”A班が来たら廊下掃除でも玄関のガラス磨きでもいいから何か必ず作業をしている姿を見せて”と言われました。I氏はいつも深読みし過ぎです」
I氏「作業中にも部屋が空いて作業が終わらないかも知れません。作業が終わっていたら”終わった”と言って悪いですか?」
みかやん「わかりました。でもK子の言いつけは破りたくないので、9時まで作業します」
玄関マットの掃除をしているとI氏が「キリがないならしなくてもいい」。観葉植物の葉を拭いているとI氏が「そんな事までしなくていい」。非常口と書いたプレートを拭いているとI氏に「ふてくされてるならしなくてもいい」と言われて、ついにブチ切れた。
みかやん「じゃあ何をすればいいんですか!指示があれば何でもしますので言って下さい!」
I氏「A班が来た時も今日みたいな空き時間が多い時も、作業をして下さいと私は言いたいんです」
みかやん「じゃあK子がどうとか言わないで、最初からI氏がそう思ってるって言って下さい。I氏のように人が言った事を深読みする特技はないので、ハッキリ言って貰わないとわかりません」
みかやん「ずっと満室で待合室にお客さんもいました。何を置いても部屋を空けるのが先決で、面倒な作業をしてたらすぐに部屋へ入れません!こんな状況で何の作業をすればいいんですか?具体案があるなら言って下さい」
Oくん「アンタがトップなんだよ!アンタがそんな事じゃ俺達は、どうするんだよ」
みかやん「あたしにどーしろって言うの!状況を見ろよ!部屋が空いてる時は、ちゃんとやってる!今日だってボロ折りや、床掃除もしたよ。カーテン洗いだって部屋が空いたら中断して、カーテンを外してから掛けるまで3時間もかかったよ。普段はもっとやってるでしょ?I氏はそれでも足りないって言うんだよ」
いったい、何なんだ。
室蘭でT市の友人G君、M市のMちゃんと合流してみんなで赤黒の観戦をした。結果は5-0で久々の赤黒の圧勝だった。赤黒は勝ったし、みんなに会えたし、Mちゃんからのお土産を貰ったりで、ゴキゲンで帰宅して再度爆睡した。寝て起きても興奮が冷めず意気揚々と出勤した。
0:00-9:00 11部屋掃除
今日はOくんとトドとYくんとの4人勤務。Yくんの仕事の覚えが異常に早いので、独り立ちさせて様子を見る事にした。丁度立て続けに4部屋掃除して控え室へ戻った。4人勤務なので仕事も一回りしたが、Yくんは1人でもそつなく仕事をこなしていて、一同驚いた。
I氏「どうですか?Yくんは?」
みかやん「もう1人でも全然大丈夫なんですよ。物覚えの良さに一同ビックリです」
Yくん「俺は物覚えは悪いんすよ。皆さん良くしてくれるし、みかやんさんの教え方が分かり易くて、俺の悪い頭にもスッと入ったんすよ」
みかやん「いや〜ん。Yくんったらぁ」
Oくん「Yくんがいい奴で良かったよ。即戦力になってくれたし。Hさんがいなくなった時はどうなるかと思ったけど、Nさんがいなくなってからは仕事するのが本当に楽しいよ」
目を輝かせて話すOくんを見ていて嬉しくなった。今日は土曜の夜なので一通りお客さんの入れ替えが終わって満室になると、朝まで暇になる。2人勤務が続いて身体が疲れていたし、新人Yくんが入った事で緊張したり、Yくんの仕事に目配り気配りしていたので、それぞれが心身共に疲れていたが、それでもボロ折り、カーテン洗い、床掃除をして控え室で休憩した。
朝になってI氏に作業を命じられた。中途半端な時間だ。
みかやん「フロントK子に”A班が来る時間には作業していろ”と言われたので、その頃に作業を始めたいんですが」
I氏「”作業は終わりました”と言って、立っていたらいいじゃないですか?」
みかやん「それじゃK子の言いつけを破る事になります」
I氏「そういう意味じゃなくて、作業は普段からしていろ!って事ですよ」
みかやん「K子には”A班が来たら廊下掃除でも玄関のガラス磨きでもいいから何か必ず作業をしている姿を見せて”と言われました。I氏はいつも深読みし過ぎです」
I氏「作業中にも部屋が空いて作業が終わらないかも知れません。作業が終わっていたら”終わった”と言って悪いですか?」
みかやん「わかりました。でもK子の言いつけは破りたくないので、9時まで作業します」
玄関マットの掃除をしているとI氏が「キリがないならしなくてもいい」。観葉植物の葉を拭いているとI氏が「そんな事までしなくていい」。非常口と書いたプレートを拭いているとI氏に「ふてくされてるならしなくてもいい」と言われて、ついにブチ切れた。
みかやん「じゃあ何をすればいいんですか!指示があれば何でもしますので言って下さい!」
I氏「A班が来た時も今日みたいな空き時間が多い時も、作業をして下さいと私は言いたいんです」
みかやん「じゃあK子がどうとか言わないで、最初からI氏がそう思ってるって言って下さい。I氏のように人が言った事を深読みする特技はないので、ハッキリ言って貰わないとわかりません」
みかやん「ずっと満室で待合室にお客さんもいました。何を置いても部屋を空けるのが先決で、面倒な作業をしてたらすぐに部屋へ入れません!こんな状況で何の作業をすればいいんですか?具体案があるなら言って下さい」
Oくん「アンタがトップなんだよ!アンタがそんな事じゃ俺達は、どうするんだよ」
みかやん「あたしにどーしろって言うの!状況を見ろよ!部屋が空いてる時は、ちゃんとやってる!今日だってボロ折りや、床掃除もしたよ。カーテン洗いだって部屋が空いたら中断して、カーテンを外してから掛けるまで3時間もかかったよ。普段はもっとやってるでしょ?I氏はそれでも足りないって言うんだよ」
いったい、何なんだ。
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ラブホ奮戦記156日目.:新人Yくん登場
2003年4月11日0:00-9:00 17部屋掃除
今日はOくんとトドとの3人勤務だと思っていたら、新しい仲間の新人Yくんが登場した。昨日のメンバー紹介に加えるなら、こんな感じ。
Yくん・・・・・22才。今年23才になる。専門学校卒業後、フリーター。
以前は、ウエイター、焼肉店厨房係、ピザ配達。
夕方からは某CD,DVD&本屋さんで働く予定。
身のこなしがちょっとヤンキー風。彼女なし。
義理人情に厚いタイプ。気配り上手。
私がYくんの指導係になったので、早速空いた部屋の掃除に向かい、最初は風呂掃除を教えた。
みかやん「んとね。まず、浴槽にお湯が入ってたら栓を抜いて、換気扇が回ってなかったらスイッチを入れてね。それが終わったら浴室内のゴミをまとめて、洗面係が風呂の入口に用意してくれたゴミ袋へ入れて」
Yくん「はい。あの、、、コレは何でしょうか?」
尋ねられてYくんが指差す先を見ると、湯桶の下に5cm×6cm位の大きさで白と茶色のまだら模様の紙のような物が落ちていた。何だろう?と顔を近づけて見るとヒモのような物が付いていた。浴室の水分をたっぷり吸って、湯桶の下で潰れていたタンポンだった。
みかやん「ああっ。コレはタンポンだわ。素手で触らないでビニール袋を手にはめて拾ってね」
Yくん「はい。予想はしてましたけど、初日のとっぱじめにタンポンっすか。あ〜あ〜」
みかやん「まっ。すぐ慣れるから。それと浴室内はお風呂スリッパを履いていても滑るから気を付けてね。私なんか気を付けてても2度も宙に浮いてから落ちて。。。」
Yくん「ああっ!」
振り返るとYくんが倒れていた。幸い軽く滑っただけだったので、片手を付いて事なきを得た。取り敢えず3回連続、風呂掃除をして貰った。3回目の風呂掃除は1人で普通に出来ていた。物覚えが良くて助かる。3連続風呂掃除でYくんが汗だくになっていたので、控え室で少し休む事にした。控え室へ戻るとOくんがYくんに後片付けを教えていた。先輩ぶって教えているのが聞いていて面白かった。
Oくんは162cm53kgで、Yくんは164cm51kgと背格好がよく似ている。違うのはOくんが茶髪で色白なのに対して、Yくんは黒髪で色黒な所だ。2人はトシも1才しか違わないので話も合い、早速仲良くしていた。OくんがYくんの面倒をよく見ていて、Oくんもお兄ちゃんになったなぁと、母のような目でOくんを見てしまった。
また部屋が空いたので、今度はYくんに部屋係を教えた。Yくんにベッドのリネン類の剥がし方を教えて、Yくんがベッドを剥がす間、次の作業の準備をしていた。
Yくん「あの。コレは何でしょう?どうすればいいですか?」
Yくんに声をかけられて振り返ると、Yくんは上半身にピンクのボディースーツを当てて立っていた。
Oくん「何それ?貸して貸して!何でブラとパンツが繋がってるの?」
みかやん「それはボディースーツっていう補正下着さ。お客さんが忘れて帰ったみたい。ちょっと!なんで洗面係のOくんがここまで出て来てるのさ。自分の持ち場に戻りなさいよ」
Oくん「Yくん、それはお客さんの忘れ物だからビニール袋に入れてフロントへ届けて。”何番の部屋にありました”って部屋番号も言うんだよ」
Yくん「はいっ。では届けてきます」
OくんはYくんを構いたくて構いたくて、Yくんに教えたくて教えたくて仕方がないようだ。いつまでも手の掛かる子供だと思っていたOくんが、いつの間にか他人に仕事を教えられるようになっていた。またも息子の成長ぶりに目を細める母のような気持ちになってしまった。Yくんは物覚えが早くて即戦力になりそうだし、Yくんが来た事でOくんもしっかりして実に頼もしい。これからは楽しくラクに仕事ができそうだ。
今日はOくんとトドとの3人勤務だと思っていたら、新しい仲間の新人Yくんが登場した。昨日のメンバー紹介に加えるなら、こんな感じ。
Yくん・・・・・22才。今年23才になる。専門学校卒業後、フリーター。
以前は、ウエイター、焼肉店厨房係、ピザ配達。
夕方からは某CD,DVD&本屋さんで働く予定。
身のこなしがちょっとヤンキー風。彼女なし。
義理人情に厚いタイプ。気配り上手。
私がYくんの指導係になったので、早速空いた部屋の掃除に向かい、最初は風呂掃除を教えた。
みかやん「んとね。まず、浴槽にお湯が入ってたら栓を抜いて、換気扇が回ってなかったらスイッチを入れてね。それが終わったら浴室内のゴミをまとめて、洗面係が風呂の入口に用意してくれたゴミ袋へ入れて」
Yくん「はい。あの、、、コレは何でしょうか?」
尋ねられてYくんが指差す先を見ると、湯桶の下に5cm×6cm位の大きさで白と茶色のまだら模様の紙のような物が落ちていた。何だろう?と顔を近づけて見るとヒモのような物が付いていた。浴室の水分をたっぷり吸って、湯桶の下で潰れていたタンポンだった。
みかやん「ああっ。コレはタンポンだわ。素手で触らないでビニール袋を手にはめて拾ってね」
Yくん「はい。予想はしてましたけど、初日のとっぱじめにタンポンっすか。あ〜あ〜」
みかやん「まっ。すぐ慣れるから。それと浴室内はお風呂スリッパを履いていても滑るから気を付けてね。私なんか気を付けてても2度も宙に浮いてから落ちて。。。」
Yくん「ああっ!」
振り返るとYくんが倒れていた。幸い軽く滑っただけだったので、片手を付いて事なきを得た。取り敢えず3回連続、風呂掃除をして貰った。3回目の風呂掃除は1人で普通に出来ていた。物覚えが良くて助かる。3連続風呂掃除でYくんが汗だくになっていたので、控え室で少し休む事にした。控え室へ戻るとOくんがYくんに後片付けを教えていた。先輩ぶって教えているのが聞いていて面白かった。
Oくんは162cm53kgで、Yくんは164cm51kgと背格好がよく似ている。違うのはOくんが茶髪で色白なのに対して、Yくんは黒髪で色黒な所だ。2人はトシも1才しか違わないので話も合い、早速仲良くしていた。OくんがYくんの面倒をよく見ていて、Oくんもお兄ちゃんになったなぁと、母のような目でOくんを見てしまった。
また部屋が空いたので、今度はYくんに部屋係を教えた。Yくんにベッドのリネン類の剥がし方を教えて、Yくんがベッドを剥がす間、次の作業の準備をしていた。
Yくん「あの。コレは何でしょう?どうすればいいですか?」
Yくんに声をかけられて振り返ると、Yくんは上半身にピンクのボディースーツを当てて立っていた。
Oくん「何それ?貸して貸して!何でブラとパンツが繋がってるの?」
みかやん「それはボディースーツっていう補正下着さ。お客さんが忘れて帰ったみたい。ちょっと!なんで洗面係のOくんがここまで出て来てるのさ。自分の持ち場に戻りなさいよ」
Oくん「Yくん、それはお客さんの忘れ物だからビニール袋に入れてフロントへ届けて。”何番の部屋にありました”って部屋番号も言うんだよ」
Yくん「はいっ。では届けてきます」
OくんはYくんを構いたくて構いたくて、Yくんに教えたくて教えたくて仕方がないようだ。いつまでも手の掛かる子供だと思っていたOくんが、いつの間にか他人に仕事を教えられるようになっていた。またも息子の成長ぶりに目を細める母のような気持ちになってしまった。Yくんは物覚えが早くて即戦力になりそうだし、Yくんが来た事でOくんもしっかりして実に頼もしい。これからは楽しくラクに仕事ができそうだ。
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今日は休み・4月なので
2003年4月10日※秘密は4/3〜4/8の日記にあります。
※ゆらさん、TENさん、Nさん、お気に入り登録ありがとうございます。こちらからもお気に入りに登録したいんですが、今、登録しようとすると”エラー お気に入り日記は約75〜100件までとなっています。これ以上登録できません。一度、別のお気に入り日記を整理してから再度登録をお願いいたします。”というメッセージが現れるんです。なので、こちらからの登録はもう少しお待ち下さいね。これから毎日、日記をチェックさせて頂きます。
4月なのでメンバー紹介などを。
I氏・・・・・・50才。我がD班担当のフロント。
バツイチの独身。なかなかのエロオヤヂ。
夕方から某コンビニの総菜工場でバイト。
かつては一流企業の営業マン。
物事を難しく考え過ぎる面がある。
Oくん・・・・・24才。みかやんの半月後輩。
夕方から某ハンバーグ店の工場でバイト。
専門学校卒業後、就職難民。
彼女なし。函館出身。最近ピンサロ通いを卒業。
明るく無邪気だが自分本位な面がある。
トド(Sさん)・47才。みかやんの半年先輩。
昼間は3人の子供の母。
大阪出身。ご主人はタクシードライバー。
強烈なキャラでかつては総スカンをくらう。
現在は改心した様子。
フロントM氏・・60才。I氏の代行フロント。
恐妻家。昼は某ビルの警備員。
笑い上戸でいつも笑っている。
D班の心強い味方。
フロントK子・・45〜55才。フロント長。
ホテルQ唯一の社員。
超我が儘。気分屋。変わり者。
朝9時までの勤務の時にしか会わない。
普段はA班B班のフロント兼任。
Hさん・・・・・52才。超ベテラン。
みかやんとOくんが大好きだった先輩。
みかやんとOくんを我が子のように可愛がった。
面倒見が良く優しく暖かい性格。
3/28ホテルKへ人事異動。
Nさん・・・・・48〜55才。みかやんの3ヶ月先輩。
道南訛りが強烈。19才の娘と2人暮らし。
未婚の母という噂。怖い先輩。
他人に対して攻撃的。4/2急に退職。
今はI氏のバイト先の工場で昼夜働いている。
フロントS氏・・48才。I氏の前任のフロント。
本業の塾講師の仕事が忙しく昨年退職。
身も凍るような寒いオヤジギャグで有名。
みかやん・・・・3?才。昼の仕事を辞めて4月からラブホ一筋?
以前はデパガ。エレガや電話交換手、
DCブランド、道産品の販売等をしていた。
普段は愛妻家の夫に支えられる、ぐうたら主婦。
「男らしい」と言われるが気分屋で涙脆い一面も。
激高すると函館弁。結構なうるさ型。毒舌。
明後日あたりから、もう1人メンバーが増える予定です。
※ゆらさん、TENさん、Nさん、お気に入り登録ありがとうございます。こちらからもお気に入りに登録したいんですが、今、登録しようとすると”エラー お気に入り日記は約75〜100件までとなっています。これ以上登録できません。一度、別のお気に入り日記を整理してから再度登録をお願いいたします。”というメッセージが現れるんです。なので、こちらからの登録はもう少しお待ち下さいね。これから毎日、日記をチェックさせて頂きます。
4月なのでメンバー紹介などを。
I氏・・・・・・50才。我がD班担当のフロント。
バツイチの独身。なかなかのエロオヤヂ。
夕方から某コンビニの総菜工場でバイト。
かつては一流企業の営業マン。
物事を難しく考え過ぎる面がある。
Oくん・・・・・24才。みかやんの半月後輩。
夕方から某ハンバーグ店の工場でバイト。
専門学校卒業後、就職難民。
彼女なし。函館出身。最近ピンサロ通いを卒業。
明るく無邪気だが自分本位な面がある。
トド(Sさん)・47才。みかやんの半年先輩。
昼間は3人の子供の母。
大阪出身。ご主人はタクシードライバー。
強烈なキャラでかつては総スカンをくらう。
現在は改心した様子。
フロントM氏・・60才。I氏の代行フロント。
恐妻家。昼は某ビルの警備員。
笑い上戸でいつも笑っている。
D班の心強い味方。
フロントK子・・45〜55才。フロント長。
ホテルQ唯一の社員。
超我が儘。気分屋。変わり者。
朝9時までの勤務の時にしか会わない。
普段はA班B班のフロント兼任。
Hさん・・・・・52才。超ベテラン。
みかやんとOくんが大好きだった先輩。
みかやんとOくんを我が子のように可愛がった。
面倒見が良く優しく暖かい性格。
3/28ホテルKへ人事異動。
Nさん・・・・・48〜55才。みかやんの3ヶ月先輩。
道南訛りが強烈。19才の娘と2人暮らし。
未婚の母という噂。怖い先輩。
他人に対して攻撃的。4/2急に退職。
今はI氏のバイト先の工場で昼夜働いている。
フロントS氏・・48才。I氏の前任のフロント。
本業の塾講師の仕事が忙しく昨年退職。
身も凍るような寒いオヤジギャグで有名。
みかやん・・・・3?才。昼の仕事を辞めて4月からラブホ一筋?
以前はデパガ。エレガや電話交換手、
DCブランド、道産品の販売等をしていた。
普段は愛妻家の夫に支えられる、ぐうたら主婦。
「男らしい」と言われるが気分屋で涙脆い一面も。
激高すると函館弁。結構なうるさ型。毒舌。
明後日あたりから、もう1人メンバーが増える予定です。
ラブホ奮戦記155日目.:Oくんグレグレ
2003年4月9日※秘密は4/3〜4/8の日記にあります
今日はアウェイで赤黒の試合があったので、夫と親友M君と3人で我が家でスカパー観戦をした。前半36分で10人になった赤黒。それでも負けずになんとかドローで良かった。かな?12年目の我が家のTVが瀕死の状態なので親友M君にドンキホーテへ連れてって貰った。激安ワイドテレビを即買いし、親友M君にホテルQまで送って貰った。今日は親友M君大活躍の巻だった。
0:00-6:00 7部屋掃除
今日もOくんとの2人勤務。Oくんは週4だった夕方からのバイトが週5になり、月20日くらいだったホテルQの仕事が月26日になり多忙の為、最近は爺さんのようにヨレヨレだ。Oくんの作業が遅いので私が手伝う事になり、その負担がどんどん大きくなって、さすがに私も疲れてきた。黙々と無言でリネンを折った。I氏が風呂掃除用のボロ布をたたみに来てくれた。
I氏「いよいよ明朝、新人の面接です。2人とも採用できたら過酷な2人勤務も無くなりますよ。せめて1人だけでも、まともだといいんですけど。小遣い稼ぎなんかで軽い気持ちで来られても困りますからね」
みかやん「こんな時間にこんな所で働こうと思うなんて、みんなワケありですよ。遊びたい年頃なのに遊びたい夜中に働こうとしてるんですよ。きっと2人とも一生懸命やってくれますよ」
Oくん「今、思い出しましたけど俺も遊びたい年頃っすよね。俺は借金返済と車の免許や車の費用の為っすから、まだまだ働かなきゃなんないんすよね。面接の2人も若くてもいろいろ事情があるはずっすよ」
I氏「意外と楽観してるんですね。まぁ、みかやんが居れば大丈夫でしょう。HさんNさんが居なくなって、どうなるか?と思ってたら、みかやんがOくんやトドを引き連れて歩いてバシバシ仕事をしてるし、フロントK子にも堂々と意見してますからねぇ。みかやんは、ますます男らしいですよ」
Oくん「”それに比べてアンタは”って目で俺を見ないで下さいよ」
みかやん「何回も言いますけど、女です!ってば」
I氏「先輩達が居なくなって、いい意味でのみかやんらしさが前面に出て良い状況になったと思うんですよ。大人しい子だと思ってたからフロント陣もビックリです。元々、熱血漢で頑張り屋さんですからねぇ」
Oくん「だから〜”それに比べてアンタは”って目で俺を見ないで下さいって」
部屋が空いたので掃除に行った。一段とダラダラするOくんだった。
Oくん「俺の評価が低くて、やる気が出ないよ」
みかやん「ハッパかけられてるんだから、しっかりしなさいよ。評価ったって別にあたしら一流企業の社員じゃないし、そんな難しい仕事してないじゃん。あんなに褒められると逆に恥ずかしいよ」
Oくん「I氏もみかやんも元は一流企業の人だからね。俺はそんないい所で働いた事ないし、ちゃんとした大人から見たら、俺なんか全然ガキで、ちゃらんぽらんなんだろうね」
みかやん「誰もそんな事、言ってないでしょ。これから新人が来るから、しっかりしなさい!って事さ」
Oくん「いいよ。どうせ俺なんて・・・」
みかやん「女々しい事、言うんじゃないよ。だからあたしの方が男らしいって言われるんだよ。新人だって男の子なんだからね!何回言ったらわかるの?しっかりしなさい!」
Oくん「はぁ。すみませんです。みかやん、俺の事、見捨てないの?」
みかやん「今迄だって一緒にトドやNさんと戦ってきたでしょ。新人だって手強い奴かも知れないんだよ。頼りに出来るのOちゃんしかいないんだから、頼むよ!」
Oくん「はい。わかりました」
ったく。本当にわかったんだろうか?帰り道、Oくんの自転車に乗せて貰って駅へ向かった。
みかやん「新人がタッキーみたいな美形君だったらどうしよう?」
Oくん「はいはい。そんなわけないでしょう。きっとデブか不細工だよ。ハゲかも?」
みかやん「やだなぁ。そんなんだったら、あたし、やる気出ないよ」
Oくん「ダメだよ!俺には、しっかりしなさい!って言ったでしょ」
みかやん「はーい」
どうか新人君が、坂口憲二のような爽やかワイルド系でありますように。。。
今日はアウェイで赤黒の試合があったので、夫と親友M君と3人で我が家でスカパー観戦をした。前半36分で10人になった赤黒。それでも負けずになんとかドローで良かった。かな?12年目の我が家のTVが瀕死の状態なので親友M君にドンキホーテへ連れてって貰った。激安ワイドテレビを即買いし、親友M君にホテルQまで送って貰った。今日は親友M君大活躍の巻だった。
0:00-6:00 7部屋掃除
今日もOくんとの2人勤務。Oくんは週4だった夕方からのバイトが週5になり、月20日くらいだったホテルQの仕事が月26日になり多忙の為、最近は爺さんのようにヨレヨレだ。Oくんの作業が遅いので私が手伝う事になり、その負担がどんどん大きくなって、さすがに私も疲れてきた。黙々と無言でリネンを折った。I氏が風呂掃除用のボロ布をたたみに来てくれた。
I氏「いよいよ明朝、新人の面接です。2人とも採用できたら過酷な2人勤務も無くなりますよ。せめて1人だけでも、まともだといいんですけど。小遣い稼ぎなんかで軽い気持ちで来られても困りますからね」
みかやん「こんな時間にこんな所で働こうと思うなんて、みんなワケありですよ。遊びたい年頃なのに遊びたい夜中に働こうとしてるんですよ。きっと2人とも一生懸命やってくれますよ」
Oくん「今、思い出しましたけど俺も遊びたい年頃っすよね。俺は借金返済と車の免許や車の費用の為っすから、まだまだ働かなきゃなんないんすよね。面接の2人も若くてもいろいろ事情があるはずっすよ」
I氏「意外と楽観してるんですね。まぁ、みかやんが居れば大丈夫でしょう。HさんNさんが居なくなって、どうなるか?と思ってたら、みかやんがOくんやトドを引き連れて歩いてバシバシ仕事をしてるし、フロントK子にも堂々と意見してますからねぇ。みかやんは、ますます男らしいですよ」
Oくん「”それに比べてアンタは”って目で俺を見ないで下さいよ」
みかやん「何回も言いますけど、女です!ってば」
I氏「先輩達が居なくなって、いい意味でのみかやんらしさが前面に出て良い状況になったと思うんですよ。大人しい子だと思ってたからフロント陣もビックリです。元々、熱血漢で頑張り屋さんですからねぇ」
Oくん「だから〜”それに比べてアンタは”って目で俺を見ないで下さいって」
部屋が空いたので掃除に行った。一段とダラダラするOくんだった。
Oくん「俺の評価が低くて、やる気が出ないよ」
みかやん「ハッパかけられてるんだから、しっかりしなさいよ。評価ったって別にあたしら一流企業の社員じゃないし、そんな難しい仕事してないじゃん。あんなに褒められると逆に恥ずかしいよ」
Oくん「I氏もみかやんも元は一流企業の人だからね。俺はそんないい所で働いた事ないし、ちゃんとした大人から見たら、俺なんか全然ガキで、ちゃらんぽらんなんだろうね」
みかやん「誰もそんな事、言ってないでしょ。これから新人が来るから、しっかりしなさい!って事さ」
Oくん「いいよ。どうせ俺なんて・・・」
みかやん「女々しい事、言うんじゃないよ。だからあたしの方が男らしいって言われるんだよ。新人だって男の子なんだからね!何回言ったらわかるの?しっかりしなさい!」
Oくん「はぁ。すみませんです。みかやん、俺の事、見捨てないの?」
みかやん「今迄だって一緒にトドやNさんと戦ってきたでしょ。新人だって手強い奴かも知れないんだよ。頼りに出来るのOちゃんしかいないんだから、頼むよ!」
Oくん「はい。わかりました」
ったく。本当にわかったんだろうか?帰り道、Oくんの自転車に乗せて貰って駅へ向かった。
みかやん「新人がタッキーみたいな美形君だったらどうしよう?」
Oくん「はいはい。そんなわけないでしょう。きっとデブか不細工だよ。ハゲかも?」
みかやん「やだなぁ。そんなんだったら、あたし、やる気出ないよ」
Oくん「ダメだよ!俺には、しっかりしなさい!って言ったでしょ」
みかやん「はーい」
どうか新人君が、坂口憲二のような爽やかワイルド系でありますように。。。