ラブホ奮戦記235日目:Tさんとゲロ
2003年7月18日0:00-9:00. 17部屋掃除
今日はOくんとTさんとの勤務。ホテルPがリニュアルオープンして以来、ホテルQはすっかり暇になり、金曜でもC班は12時上がりをしていたが、久々に午前1時まで残ってくれた。今夜は札幌で3回ある花火大会の1回目だった。出勤時には満室で、待合室にも外にもお客さんが並んでいたので、否が応でも大急ぎで掃除をしなければならなくなった。
しかし、あまり急ぐと手が滑って何かを壊したり、部屋の中を走っていてぶつかったりする。Tさんは些細な事でも大声が出る人だ。急げば急ぐほど比例してTさんの叫ぶ回数が増える。
1部屋目で私とOくんがベッドを組んでいると、風呂からTさんの「きゃーーーっ!」という悲鳴と湯桶が床に転がった音が聞こえてきた。
Oくん「あんなに叫んでるけど、どうせまた些細な事なんだよ」
みかやん「でも湯桶が転がる音も凄かったから本人も転倒かも」
嫌がるOくんを連れて風呂へ駆け付ける途中も、Tさんは「きゃーっ!きゃーっ!」と絶叫していた。私達が風呂の前へ着くと、Tさんはゲンナリしていた。
Tさん「シャワーで床を流してたら、何かゴミみたいな固形物が排水溝に吸い込まれていくのが見えてたんですよ。湯桶が床に伏せてあったから除けてみたら。。。げ、ゲロがこんもりと。噂には聞いてましたがまさに、お好み焼き状態でした。シャワーを流しっぱなしだったので、お好み焼きが崩れて流れて足に付くところでした。きゃー」
Oくん「そりゃご愁傷様でした」
1部屋目で叫んだのが発声練習になったのか、その後もTさんは絶叫しまくり、ゲロにも見舞われ続けた。ガラスの灰皿を落としそうになっては「キャー」。床に落ちていたスキンを踏みそうになっては「キャー」。便器にゲロが残っているのを見て「きゃーー!」。ベッドの布団を剥いでいてシーツの上のゲロを見て「きゃーー!」。それはそれは絶叫の嵐だった。
またOくんとベッドを組んだ。
Oくん「どうも俺にはTさんの”キャー”が耳障りなんだよ」
みかやん「そーお?あたしは出ないけど女の子らしくて良くない?」
Oくん「女の子ったって、あの人34才でしょ?うるさ過ぎるよ」
みかやん「独身だもの、まだ”娘”だよ。いいじゃん別に」
Oくん「全然良くない。カンに障るって言うの?聞いてて疲れる」
言われてみると、Hさんもトドも私も「うわーっ」か「おおーっ」で、Nさんにいたっては「やんや!」だった。Tさんのように絹を裂くような悲鳴を上げる人はいなかった。ましてOくんは、男子高卒、専門学校も殆ど男子校、前の職場も男ばかりの派遣会社だったので、悲鳴とは縁がなかったそうだ。
次の部屋では、Tさんが洗面係、Oくんが風呂係、私が部屋係だった。部屋へ入ると異様な臭いがしたが、テーブルの上に珍味各種の食べ残しがあったので、珍味の臭いだろうと油断して各自持ち場についた。そこででまたも「きゃーーーーっ!きゃーっ!きゃーっ!どうしよう!きゃーっ!」というTさんの悲鳴。Oくんは風呂の戸を閉めて、風呂から出る気配がないので私が洗面所へ駆け付けた。見ると、洗面台がゲロと水で詰まっていて、悪臭を放っていた。
控え室へ戻って、トイレ用のシュポシュポを取ってきて、事なきを得た。ゲロはクルクル回りながら水道管へ吸い込まれていった。やれやれだった。
Tさん「花火大会だからって、お酒弱いんだったら無理に飲まなくたっていいじゃないですか!人前でゲロして恥ずかしくないんでしょうか!飲んで悪酔いして具合悪いなら真っ直ぐ家へ帰ればいいじゃないすか!なんだってわざわざココへ来て、寄ってたかってゲロして行くんでしょう。信じられないです!」
みかやん「まっ、こんな日もあるさ。夏は花火とビールでしょ」
Tさん「花火大会はあと2回あるんですよ。先が思いやられます」
ようやく控え室へ戻ったが、TさんもOくんも機嫌が悪く、三人とも無言のまま読書に耽った。午前4時半頃から朝まで満室のまま、お客さんの出入りもなく、まったりと本を読みあさった。花火大会だったので、普段は土曜日が休みじゃない人も、予め休みをとったのだろう。酷い目には遭ったが、お陰様でラクに朝を迎えられた。
今日はOくんとTさんとの勤務。ホテルPがリニュアルオープンして以来、ホテルQはすっかり暇になり、金曜でもC班は12時上がりをしていたが、久々に午前1時まで残ってくれた。今夜は札幌で3回ある花火大会の1回目だった。出勤時には満室で、待合室にも外にもお客さんが並んでいたので、否が応でも大急ぎで掃除をしなければならなくなった。
しかし、あまり急ぐと手が滑って何かを壊したり、部屋の中を走っていてぶつかったりする。Tさんは些細な事でも大声が出る人だ。急げば急ぐほど比例してTさんの叫ぶ回数が増える。
1部屋目で私とOくんがベッドを組んでいると、風呂からTさんの「きゃーーーっ!」という悲鳴と湯桶が床に転がった音が聞こえてきた。
Oくん「あんなに叫んでるけど、どうせまた些細な事なんだよ」
みかやん「でも湯桶が転がる音も凄かったから本人も転倒かも」
嫌がるOくんを連れて風呂へ駆け付ける途中も、Tさんは「きゃーっ!きゃーっ!」と絶叫していた。私達が風呂の前へ着くと、Tさんはゲンナリしていた。
Tさん「シャワーで床を流してたら、何かゴミみたいな固形物が排水溝に吸い込まれていくのが見えてたんですよ。湯桶が床に伏せてあったから除けてみたら。。。げ、ゲロがこんもりと。噂には聞いてましたがまさに、お好み焼き状態でした。シャワーを流しっぱなしだったので、お好み焼きが崩れて流れて足に付くところでした。きゃー」
Oくん「そりゃご愁傷様でした」
1部屋目で叫んだのが発声練習になったのか、その後もTさんは絶叫しまくり、ゲロにも見舞われ続けた。ガラスの灰皿を落としそうになっては「キャー」。床に落ちていたスキンを踏みそうになっては「キャー」。便器にゲロが残っているのを見て「きゃーー!」。ベッドの布団を剥いでいてシーツの上のゲロを見て「きゃーー!」。それはそれは絶叫の嵐だった。
またOくんとベッドを組んだ。
Oくん「どうも俺にはTさんの”キャー”が耳障りなんだよ」
みかやん「そーお?あたしは出ないけど女の子らしくて良くない?」
Oくん「女の子ったって、あの人34才でしょ?うるさ過ぎるよ」
みかやん「独身だもの、まだ”娘”だよ。いいじゃん別に」
Oくん「全然良くない。カンに障るって言うの?聞いてて疲れる」
言われてみると、Hさんもトドも私も「うわーっ」か「おおーっ」で、Nさんにいたっては「やんや!」だった。Tさんのように絹を裂くような悲鳴を上げる人はいなかった。ましてOくんは、男子高卒、専門学校も殆ど男子校、前の職場も男ばかりの派遣会社だったので、悲鳴とは縁がなかったそうだ。
次の部屋では、Tさんが洗面係、Oくんが風呂係、私が部屋係だった。部屋へ入ると異様な臭いがしたが、テーブルの上に珍味各種の食べ残しがあったので、珍味の臭いだろうと油断して各自持ち場についた。そこででまたも「きゃーーーーっ!きゃーっ!きゃーっ!どうしよう!きゃーっ!」というTさんの悲鳴。Oくんは風呂の戸を閉めて、風呂から出る気配がないので私が洗面所へ駆け付けた。見ると、洗面台がゲロと水で詰まっていて、悪臭を放っていた。
控え室へ戻って、トイレ用のシュポシュポを取ってきて、事なきを得た。ゲロはクルクル回りながら水道管へ吸い込まれていった。やれやれだった。
Tさん「花火大会だからって、お酒弱いんだったら無理に飲まなくたっていいじゃないですか!人前でゲロして恥ずかしくないんでしょうか!飲んで悪酔いして具合悪いなら真っ直ぐ家へ帰ればいいじゃないすか!なんだってわざわざココへ来て、寄ってたかってゲロして行くんでしょう。信じられないです!」
みかやん「まっ、こんな日もあるさ。夏は花火とビールでしょ」
Tさん「花火大会はあと2回あるんですよ。先が思いやられます」
ようやく控え室へ戻ったが、TさんもOくんも機嫌が悪く、三人とも無言のまま読書に耽った。午前4時半頃から朝まで満室のまま、お客さんの出入りもなく、まったりと本を読みあさった。花火大会だったので、普段は土曜日が休みじゃない人も、予め休みをとったのだろう。酷い目には遭ったが、お陰様でラクに朝を迎えられた。
ラブホ奮戦記234日目:置き去りの女
2003年7月17日0:00-6:00 8部屋掃除
今日はTさんとトドとの勤務。
掃除に追われアッと言う間に午前1時過ぎになり、フロントはSさんから腐れFに代わった。部屋が空いたので、いつものように飲み物やエログッズの補充を確認する為に、フロントへ電話した。
腐れF「ちょっと待て!男は出たけど女が出て来ないんだ」
みかやん「・・・・・・」
電話を切って折り返し電話がかかってくるのを待っていると腐れFが来た。腐れFは「男は先に部屋を出たんだけど、女が出て来なくてモニターを見たら、シャワーを使ってるランプがずっと点いたままなんだ」と言って、近くにいたトドを連れて行った。
Tさん「ついに殺害事件でしょうか?」
みかやん「トドが第一発見者になるかもね」
Tさん「どうしよう。記者にインタビューされるかも?」
みかやん「はいはい」
等と話しながらリネンを折りつつトドが戻るのを待った。暫くしてトドが戻ったので早速、話を聞いた。以下トドの話。
部屋へ電話をしても入口のブザーを鳴らしても、残っているはずの女性が出て来ないので、腐れFが集中ロックを解除し、トドが部屋へ入った。部屋へ入ると女性の姿は無く風呂からシャワーの湯が出ている音だけがしていた。トドは風呂のドアを叩きながら中に居るであろう女性に声をかけた。
トド「すみません!お風呂場にいらっしゃいますか〜?」
女性「えっ?はっ?はい〜?何ですか?」
全裸で出て来た女性客(30代半ば)にひるみながらもトドは話を続けた。
トド「男性が先にお帰りになりましたので確認に。。。」
女性「えっ?なんで?どうして?帰ったって?どうしよう。うそー!さっき会ったばかりの男なのに。えっ?で?お金は?」
トド「宿泊代は男性から頂いております」
女性「はあ。良かった。でも何ですか?何で引き留めてくれなかったんですか?酷いじゃないですか!」
トド「お二人でそういうお話をされたと思ってましたから」
女性「あ、すみません。で、ここはどこなんですか?家は新札幌なんですけど、どうやって帰ればいいんですか?」
トド「今の時間ですとタクシーになります。深夜料金でも3千円以内で着くと思いますが」
この間、女性はずっと全裸。全裸のままソファーの上にあったバッグから財布を出して中身を覗いた。トドも一緒になって財布を覗くと、札入れの方には千円札が1枚しか入ってなかった。
女性「あ、あの。ココから地下鉄は遠いですか?地下鉄は何時頃から動きますか?」
トド「地下鉄駅までは歩いて20分程かかります。新札幌行きの始発は6時半頃と思いますが」
女性「じゃあ一眠りして朝になったら帰ります。お騒がせしてすみません。つい取り乱しました」
トド「いいえ。では失礼します」
全裸の女性に見送られながらトドは部屋を出た。との事だった。
トド「うちも風呂で女性が倒れてたり死んでたりしたらどないしよう?思たわ。怖かったで〜。で、ウチが行ったやろ、女性もパニックになってもうてついポロっと”さっき会ったばかりの男”って言うてたわ」
みかやん「悲惨だよね。ナンパされてホテルまで来たのはいいけど、やるだけやったらシャワー中に男に帰られるなんて」
Tさん「30代半ばの女が千円しか持ってないのも悲惨ですよ。男が宿泊代を払って帰ったのがせめてもの救いですよね。私もいざという時に困らないよう3千円は持っておこう」
みかやん「あたしなんか、いつも小銭だけとか千円くらいしか持ってないよ〜。行動範囲が狭いから困る事はないけどさ」
トド「こんな事になってもうたら、親や友達にも”迎えに来てくれ”とは言えんやろし、パニックにもなるわな」
Tさん「もし私だったらやっぱり誰にも言えないですよ。黙って地下鉄で帰りますね」
トド「それはそうとな、その女性は最初から最後まで素っ裸や。なかなかええ身体してはって同性とはいえウチも照れてもうたわ」
Tさん「じゃあ最初から身体目当てのナンパだったんですね。そんな男、許せないですよ」
みかやん「まあお互い大人だからね。同意の上で来たなら仕方ないよ」
トド「30代半ばやで。どんな男か見抜けんようじゃあかんやろ。10代や20代前半の頃ならまだしも、30過ぎた女がこんな失敗したら恥ずかしいで」
Tさん「それもそうですね」
どんな女性か見てみたかったが、私達が帰る午前6時になっても女性は帰らなかった。
今日の教訓。貧乏と言えども最低3千円は持っておくべし。
今日はTさんとトドとの勤務。
掃除に追われアッと言う間に午前1時過ぎになり、フロントはSさんから腐れFに代わった。部屋が空いたので、いつものように飲み物やエログッズの補充を確認する為に、フロントへ電話した。
腐れF「ちょっと待て!男は出たけど女が出て来ないんだ」
みかやん「・・・・・・」
電話を切って折り返し電話がかかってくるのを待っていると腐れFが来た。腐れFは「男は先に部屋を出たんだけど、女が出て来なくてモニターを見たら、シャワーを使ってるランプがずっと点いたままなんだ」と言って、近くにいたトドを連れて行った。
Tさん「ついに殺害事件でしょうか?」
みかやん「トドが第一発見者になるかもね」
Tさん「どうしよう。記者にインタビューされるかも?」
みかやん「はいはい」
等と話しながらリネンを折りつつトドが戻るのを待った。暫くしてトドが戻ったので早速、話を聞いた。以下トドの話。
部屋へ電話をしても入口のブザーを鳴らしても、残っているはずの女性が出て来ないので、腐れFが集中ロックを解除し、トドが部屋へ入った。部屋へ入ると女性の姿は無く風呂からシャワーの湯が出ている音だけがしていた。トドは風呂のドアを叩きながら中に居るであろう女性に声をかけた。
トド「すみません!お風呂場にいらっしゃいますか〜?」
女性「えっ?はっ?はい〜?何ですか?」
全裸で出て来た女性客(30代半ば)にひるみながらもトドは話を続けた。
トド「男性が先にお帰りになりましたので確認に。。。」
女性「えっ?なんで?どうして?帰ったって?どうしよう。うそー!さっき会ったばかりの男なのに。えっ?で?お金は?」
トド「宿泊代は男性から頂いております」
女性「はあ。良かった。でも何ですか?何で引き留めてくれなかったんですか?酷いじゃないですか!」
トド「お二人でそういうお話をされたと思ってましたから」
女性「あ、すみません。で、ここはどこなんですか?家は新札幌なんですけど、どうやって帰ればいいんですか?」
トド「今の時間ですとタクシーになります。深夜料金でも3千円以内で着くと思いますが」
この間、女性はずっと全裸。全裸のままソファーの上にあったバッグから財布を出して中身を覗いた。トドも一緒になって財布を覗くと、札入れの方には千円札が1枚しか入ってなかった。
女性「あ、あの。ココから地下鉄は遠いですか?地下鉄は何時頃から動きますか?」
トド「地下鉄駅までは歩いて20分程かかります。新札幌行きの始発は6時半頃と思いますが」
女性「じゃあ一眠りして朝になったら帰ります。お騒がせしてすみません。つい取り乱しました」
トド「いいえ。では失礼します」
全裸の女性に見送られながらトドは部屋を出た。との事だった。
トド「うちも風呂で女性が倒れてたり死んでたりしたらどないしよう?思たわ。怖かったで〜。で、ウチが行ったやろ、女性もパニックになってもうてついポロっと”さっき会ったばかりの男”って言うてたわ」
みかやん「悲惨だよね。ナンパされてホテルまで来たのはいいけど、やるだけやったらシャワー中に男に帰られるなんて」
Tさん「30代半ばの女が千円しか持ってないのも悲惨ですよ。男が宿泊代を払って帰ったのがせめてもの救いですよね。私もいざという時に困らないよう3千円は持っておこう」
みかやん「あたしなんか、いつも小銭だけとか千円くらいしか持ってないよ〜。行動範囲が狭いから困る事はないけどさ」
トド「こんな事になってもうたら、親や友達にも”迎えに来てくれ”とは言えんやろし、パニックにもなるわな」
Tさん「もし私だったらやっぱり誰にも言えないですよ。黙って地下鉄で帰りますね」
トド「それはそうとな、その女性は最初から最後まで素っ裸や。なかなかええ身体してはって同性とはいえウチも照れてもうたわ」
Tさん「じゃあ最初から身体目当てのナンパだったんですね。そんな男、許せないですよ」
みかやん「まあお互い大人だからね。同意の上で来たなら仕方ないよ」
トド「30代半ばやで。どんな男か見抜けんようじゃあかんやろ。10代や20代前半の頃ならまだしも、30過ぎた女がこんな失敗したら恥ずかしいで」
Tさん「それもそうですね」
どんな女性か見てみたかったが、私達が帰る午前6時になっても女性は帰らなかった。
今日の教訓。貧乏と言えども最低3千円は持っておくべし。
ラブホ奮戦記233日目:美人局
2003年7月16日※出勤前にコンビニへ寄ろうとすると後から「みかやん!」と声をかけられた。振り返るとHさんだった。慌てて、コンビニの中に居たOくんを身振り手振りで呼び出した。
みかやん「うわぁ!Hさん!怪我はもう大丈夫ですか?」
Hさん「もう大丈夫!今度ご飯でも食べに行きましょう」
みかやん「はい!是非っ!」
Oくん「復帰のお祝いですね」
Hさん「じゃ今夜も頑張りましょう」
みかやん&Oくん「はいっ!」
0;00-6:00 10部屋掃除
今日はOくんとトドとの勤務。連日、C班がホテルPへ手伝いに行くので、クリーニング済みのリネンが貯まりっぱなしだった。仕方なく大量に残されたバスローブ折りを始めた。バスローブ折りはとても手間暇かかり面倒だ。部屋が空いたがすぐにはフロントへ電話をかけられず、バスローブを1枚折りきってから電話をかけようとしたところ、腐れFが来た。
腐れF「部屋空いたぞ。部屋を優先にしてくれ!」
トド「言われんでも今、行くわ」
掃除を終え控え室へ戻りバスローブ折りを始めると、また部屋が空いたがバスローブ折りの肝心な所だったので、1枚折りきってからフロントへ電話をしようとすると腐れFから電話がきた。
腐れF「リネンより部屋を優先してくれ」
トド「いちいち言われなんでも今、行く言うてるやん!」
バスローブ折りもそこそこに出動の準備をした。
トド「人一倍しつこくモニター見てるんやから、ローブ折ってるってわかるやろな」
Oくん「1枚折るのに3分位かかるんだから、一番最初に折り終えた人が電話するってわかんないのかな?」
みかやん「一瞬でも先に指図したいのさ。ったくムカつく」
部屋へ行こうと通路へ出ると、腐れFと若い女性の話し声が聞こえた。様子を窺っていると腐れFが私達に見える場所まで出てきて、手をクロスさせて掃除中止の合図をしたので控え室へ戻った。イライラしながらいっこうに捗らないバスローブ折りをしていると、また腐れFが来た。
腐れF「部屋から若い女の子が1人で出て来たから”お連れ様は?”って聞いたら、”ああ。寝てるよ。私、お金払ったから帰っていいでしょ?あの男、明日休みだって言ってたから寝かしといていいんじゃない?”って言うんだ。呆気にとられてたら”あの男、友達でも知り合いでもないんだ。さっき逆ナンしたの。自分の事を絶倫だと言ってたから楽しみにしてたのに、ぜーんぜん。アッという間に終わって爆睡だよ。騙されてムカついたから帰るよ。逆ナンしたから礼儀としてホテル代払ったけど、最低。じゃそういう事で。さよならオジサン”って、喋るだけ喋って帰ってった」
腐れF「残った男に電話しても出ないから部屋へ行ってみたさ。そしたら笑ったぞ。電気がこうこうと点いてる中、真っ裸で大の字になって寝ててよ〜。ス、スキンはめたままだったんだ。あははは。俺が声かけたら飛び起きて、布団被って部屋の隅へ逃げてったんだ。”フロントの者ですけど女性が先にお帰りになりましたが、どうなさいますか?”と聞いたら、”はあぁ。噂に聞いた美人局かと思った。ビックリした〜”だってよ。あはははは」
腐れF「女は21か20才くらい。男は20才か19才くらいなんだろな。逆ナンって買春の事なんだろ?美人局なんて言葉、久しぶりに聞いたよな。客の手前、笑うわけにもいかなくてよ。吹くとこだった」
トド「あっそっ!ちゃんと確認して貰わんと困りますがな。ウチらも少しで男のお客さんが寝てる部屋へ行くとこやったやん!こんなんやったら何の為のフロントかわからんちゃうの?」
腐れFは「すまん」と言い残し、フロントへ逃げ帰った。
Oくん「ツツモタセって何だっけ?」
みかやん「男が自分の女に他の男を誑し込ませて、ヤった後で”俺の女に何すんねん”って強請ったりする事だよ」
トド「あんなブッサイクなオヤジに20才の女なんか付くわけないやろ!美人局やなんて言われてあのオヤジ、調子乗りよって。アホも休み休み言うて貰わんと困るで」
午前5時に凝りもせず腐れFが来た。「もう部屋には入らなくていいから、リネン折ってくれ」と言われ、一同脱力した。「部屋を優先しろ」と言ったかと思えば「部屋には入らなくていい」とは何なんだ。午前5時以後3部屋空いたが、腐れFの指示通りリネンを折った。「A班の皆さん、部屋を残してごめんなさい。でも腐れFの指示ですので許して下さい」と思いながら午前6時にホテルQを出た。
みかやん「うわぁ!Hさん!怪我はもう大丈夫ですか?」
Hさん「もう大丈夫!今度ご飯でも食べに行きましょう」
みかやん「はい!是非っ!」
Oくん「復帰のお祝いですね」
Hさん「じゃ今夜も頑張りましょう」
みかやん&Oくん「はいっ!」
0;00-6:00 10部屋掃除
今日はOくんとトドとの勤務。連日、C班がホテルPへ手伝いに行くので、クリーニング済みのリネンが貯まりっぱなしだった。仕方なく大量に残されたバスローブ折りを始めた。バスローブ折りはとても手間暇かかり面倒だ。部屋が空いたがすぐにはフロントへ電話をかけられず、バスローブを1枚折りきってから電話をかけようとしたところ、腐れFが来た。
腐れF「部屋空いたぞ。部屋を優先にしてくれ!」
トド「言われんでも今、行くわ」
掃除を終え控え室へ戻りバスローブ折りを始めると、また部屋が空いたがバスローブ折りの肝心な所だったので、1枚折りきってからフロントへ電話をしようとすると腐れFから電話がきた。
腐れF「リネンより部屋を優先してくれ」
トド「いちいち言われなんでも今、行く言うてるやん!」
バスローブ折りもそこそこに出動の準備をした。
トド「人一倍しつこくモニター見てるんやから、ローブ折ってるってわかるやろな」
Oくん「1枚折るのに3分位かかるんだから、一番最初に折り終えた人が電話するってわかんないのかな?」
みかやん「一瞬でも先に指図したいのさ。ったくムカつく」
部屋へ行こうと通路へ出ると、腐れFと若い女性の話し声が聞こえた。様子を窺っていると腐れFが私達に見える場所まで出てきて、手をクロスさせて掃除中止の合図をしたので控え室へ戻った。イライラしながらいっこうに捗らないバスローブ折りをしていると、また腐れFが来た。
腐れF「部屋から若い女の子が1人で出て来たから”お連れ様は?”って聞いたら、”ああ。寝てるよ。私、お金払ったから帰っていいでしょ?あの男、明日休みだって言ってたから寝かしといていいんじゃない?”って言うんだ。呆気にとられてたら”あの男、友達でも知り合いでもないんだ。さっき逆ナンしたの。自分の事を絶倫だと言ってたから楽しみにしてたのに、ぜーんぜん。アッという間に終わって爆睡だよ。騙されてムカついたから帰るよ。逆ナンしたから礼儀としてホテル代払ったけど、最低。じゃそういう事で。さよならオジサン”って、喋るだけ喋って帰ってった」
腐れF「残った男に電話しても出ないから部屋へ行ってみたさ。そしたら笑ったぞ。電気がこうこうと点いてる中、真っ裸で大の字になって寝ててよ〜。ス、スキンはめたままだったんだ。あははは。俺が声かけたら飛び起きて、布団被って部屋の隅へ逃げてったんだ。”フロントの者ですけど女性が先にお帰りになりましたが、どうなさいますか?”と聞いたら、”はあぁ。噂に聞いた美人局かと思った。ビックリした〜”だってよ。あはははは」
腐れF「女は21か20才くらい。男は20才か19才くらいなんだろな。逆ナンって買春の事なんだろ?美人局なんて言葉、久しぶりに聞いたよな。客の手前、笑うわけにもいかなくてよ。吹くとこだった」
トド「あっそっ!ちゃんと確認して貰わんと困りますがな。ウチらも少しで男のお客さんが寝てる部屋へ行くとこやったやん!こんなんやったら何の為のフロントかわからんちゃうの?」
腐れFは「すまん」と言い残し、フロントへ逃げ帰った。
Oくん「ツツモタセって何だっけ?」
みかやん「男が自分の女に他の男を誑し込ませて、ヤった後で”俺の女に何すんねん”って強請ったりする事だよ」
トド「あんなブッサイクなオヤジに20才の女なんか付くわけないやろ!美人局やなんて言われてあのオヤジ、調子乗りよって。アホも休み休み言うて貰わんと困るで」
午前5時に凝りもせず腐れFが来た。「もう部屋には入らなくていいから、リネン折ってくれ」と言われ、一同脱力した。「部屋を優先しろ」と言ったかと思えば「部屋には入らなくていい」とは何なんだ。午前5時以後3部屋空いたが、腐れFの指示通りリネンを折った。「A班の皆さん、部屋を残してごめんなさい。でも腐れFの指示ですので許して下さい」と思いながら午前6時にホテルQを出た。
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今日は休み・工場でマジギレ
2003年7月15日某惣菜工場で働くようになってもうすぐ1ヶ月。工場には、この温厚な私(ホントか?)を本気で怒らせる鬼女がいる。鬼女は45才、推定身長175cm、推定体重90kg以上と大柄で、いつも眉間にシワを寄せ仏頂面で怒鳴り散らしている。
鬼女の口癖は「いい加減にして!」「何やってんの!」「早くして!」等、自分の子供を怒鳴るように私達を怒鳴り散らす。鬼女の唯一の先輩であるチーフと、鬼女が可愛がっている20代の女の子以外は、徹底的に怒鳴られる。
工場に入ってすぐ、50代のおじさまに「A(鬼女)とY(鬼女が可愛がってる子)には気を付けろ。2人ともドブスで女を捨ててるからタチが悪い。奴らのせいで2人も辞めてるが、仕返しが怖くて逆らえないし、何度も社員に直訴したが少しも改まらない」と言われた。
チーフが休みの日は鬼女の天下だ。鬼女は遅刻をしても詫びもせず、準備をしている私達のアラ探しをしては怒鳴る。新人の私の行動の一から十まで難癖を付ける。
私はレーンを流れてくる商品に、防湿セロファンをかける係をした。初の挑戦だったので、まごまごしているとすかさず怒鳴られた。
鬼女「アンタ何やってんの!そんなやり方じゃ全然ダメ!左手にセロファンを何枚か持って、右手の人差し指と親指でセロファンをかけるんだよ!アンタは中指と親指だもの出来るわけない!」
「はい」と返事はしたがムカついたので、後の人に聞いてみた。
みかやん「どっちの手に持って何指で作業をすると決まってるんですか?」
後のKさん「その人のやり易いやり方でいいんだよ。気にするんじゃない」
50代のおじさま「他人にも自分のやり方を押しつけるんだ。聞き流しな」
との事だったので開き直って、右手にセロファンを持ち左手の中指と親指でセロファンをかけた。すると鬼女は血相を変えて走ってきた。
鬼女「アンタ!何なの?人差し指使えないの?麻痺してるの?動かないの?手が全く逆!」
後のKさん「みかやんは左利き。Aさん(鬼女)が言ったとおりならやりにくいわ」
鬼女「ぎっちょか。使えねぇなぁ。はあ疲れる。アンタ、セロファンがけもういいわ。今度は蓋がけして!」
蓋係のKさんに代わって私が蓋係になった。作業台いっぱいに蓋を30枚ほど重ねた物を並べていたが、途中でパックの大きさが変わったので違う蓋を用意して作業台の空いている場所に乗せようとすると、鬼女が走ってきた。
鬼女「何やってんの!蓋を置けないなら今乗せてるのを重ねると場所を作れるだろうが!頭を使えよ頭を!何やってんだか。どうしていいかわかんなかったら聞けって!いい加減にしろよ」
大パックの商品は50個しか作業しないと分かっていたし、テーブルの上には蓋を重ね直さなくても大きな蓋を置くスペースがあった。頭を使うような事でもなく、どうしていいか分からない事でもなかった。隙あらば難癖を付ける鬼女のあさはかさと次元の低さに遂にブチ切れた。
みかやん「いい加減にして欲しいのはアナタの方です!かた○扱いの次は馬鹿扱いですか?怒鳴らなきゃ物を言えないんですか?大きな声で物を言うのと怒鳴るのとは違います!怒鳴るという事はアナタが勝手に怒ってるのをアピールしているだけで、何の指導にもなってません!”先輩だ!偉いんだ!”とアピールしたいなら、怒鳴らないで普通に指導してください!」
怒りがおさまらなくなった。
みかやん「さっき”左利きは使えない”って言いましたよね。どうしてか説明して貰えませんか?ココは左利きの人は働けない職場なんですか?」
鬼女が可愛がってる女の子が割って入った。
可愛がられる女「ラップがけも蓋も私がやりますので、盛り付けして貰えませんか?すみません。お願いします」
しかしこうなると意地になる。
みかやん「右手で出来るように練習したいので私がやります!左手しか使えないわけじゃないので出来ると思いますから。こうやればいいんですよね?」
怒りのあまり震える右手でレーンを流れている商品に蓋をかけた。
可愛がられる女「お、お願いですからここは譲って下さい。お願いです」
鬼女に可愛がられてる女の子は顔面蒼白で引きつっていた。その子に非は無いので盛り付けの方へ行った。
鬼女の態度が激変し「わがままを言うようで申し訳ないんですが、これはこうしてからレーンに流して貰えませんか?」と言うようになった。しかしそれは今日だけ、しかも近くに社員がいる時だけだった。
鬼女の口癖は「いい加減にして!」「何やってんの!」「早くして!」等、自分の子供を怒鳴るように私達を怒鳴り散らす。鬼女の唯一の先輩であるチーフと、鬼女が可愛がっている20代の女の子以外は、徹底的に怒鳴られる。
工場に入ってすぐ、50代のおじさまに「A(鬼女)とY(鬼女が可愛がってる子)には気を付けろ。2人ともドブスで女を捨ててるからタチが悪い。奴らのせいで2人も辞めてるが、仕返しが怖くて逆らえないし、何度も社員に直訴したが少しも改まらない」と言われた。
チーフが休みの日は鬼女の天下だ。鬼女は遅刻をしても詫びもせず、準備をしている私達のアラ探しをしては怒鳴る。新人の私の行動の一から十まで難癖を付ける。
私はレーンを流れてくる商品に、防湿セロファンをかける係をした。初の挑戦だったので、まごまごしているとすかさず怒鳴られた。
鬼女「アンタ何やってんの!そんなやり方じゃ全然ダメ!左手にセロファンを何枚か持って、右手の人差し指と親指でセロファンをかけるんだよ!アンタは中指と親指だもの出来るわけない!」
「はい」と返事はしたがムカついたので、後の人に聞いてみた。
みかやん「どっちの手に持って何指で作業をすると決まってるんですか?」
後のKさん「その人のやり易いやり方でいいんだよ。気にするんじゃない」
50代のおじさま「他人にも自分のやり方を押しつけるんだ。聞き流しな」
との事だったので開き直って、右手にセロファンを持ち左手の中指と親指でセロファンをかけた。すると鬼女は血相を変えて走ってきた。
鬼女「アンタ!何なの?人差し指使えないの?麻痺してるの?動かないの?手が全く逆!」
後のKさん「みかやんは左利き。Aさん(鬼女)が言ったとおりならやりにくいわ」
鬼女「ぎっちょか。使えねぇなぁ。はあ疲れる。アンタ、セロファンがけもういいわ。今度は蓋がけして!」
蓋係のKさんに代わって私が蓋係になった。作業台いっぱいに蓋を30枚ほど重ねた物を並べていたが、途中でパックの大きさが変わったので違う蓋を用意して作業台の空いている場所に乗せようとすると、鬼女が走ってきた。
鬼女「何やってんの!蓋を置けないなら今乗せてるのを重ねると場所を作れるだろうが!頭を使えよ頭を!何やってんだか。どうしていいかわかんなかったら聞けって!いい加減にしろよ」
大パックの商品は50個しか作業しないと分かっていたし、テーブルの上には蓋を重ね直さなくても大きな蓋を置くスペースがあった。頭を使うような事でもなく、どうしていいか分からない事でもなかった。隙あらば難癖を付ける鬼女のあさはかさと次元の低さに遂にブチ切れた。
みかやん「いい加減にして欲しいのはアナタの方です!かた○扱いの次は馬鹿扱いですか?怒鳴らなきゃ物を言えないんですか?大きな声で物を言うのと怒鳴るのとは違います!怒鳴るという事はアナタが勝手に怒ってるのをアピールしているだけで、何の指導にもなってません!”先輩だ!偉いんだ!”とアピールしたいなら、怒鳴らないで普通に指導してください!」
怒りがおさまらなくなった。
みかやん「さっき”左利きは使えない”って言いましたよね。どうしてか説明して貰えませんか?ココは左利きの人は働けない職場なんですか?」
鬼女が可愛がってる女の子が割って入った。
可愛がられる女「ラップがけも蓋も私がやりますので、盛り付けして貰えませんか?すみません。お願いします」
しかしこうなると意地になる。
みかやん「右手で出来るように練習したいので私がやります!左手しか使えないわけじゃないので出来ると思いますから。こうやればいいんですよね?」
怒りのあまり震える右手でレーンを流れている商品に蓋をかけた。
可愛がられる女「お、お願いですからここは譲って下さい。お願いです」
鬼女に可愛がられてる女の子は顔面蒼白で引きつっていた。その子に非は無いので盛り付けの方へ行った。
鬼女の態度が激変し「わがままを言うようで申し訳ないんですが、これはこうしてからレーンに流して貰えませんか?」と言うようになった。しかしそれは今日だけ、しかも近くに社員がいる時だけだった。
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ラブホ奮戦記232日目:ホテルP見学
2003年7月14日0:00-6:00 12部屋掃除
今日はOくんとTさんとの勤務。腐れFが休みでフロントはダサ坊なので機嫌良く出勤したのに、モニターを見て愕然とした。C班がホテルPの手伝いに駆り出された為、掃除待ちが7部屋もあり、リネンも山積みだ。1部屋目の掃除の途中にも1部屋空き、残り7部屋を私とOくんで掃除して、Tさんにはリネン折りをお願いした。
フロントSさんの完璧なハギと、3部屋の風呂ラッキーに救われて1時間強で控え室へ戻れた。2人で1時間で7部屋とは我ながら快挙だ。控え室へ戻りリネンを折っていると、申し合わせたように4部屋空いた。今度はOくんとTさんが掃除係で、私はリネン係になり怒濤のリネン折りをした。
2人が戻ってからダサ坊を呼んで皆で休憩した。モニターを見ると在室は1部屋。
ダサ坊「あの1組が帰ったら、従業員だけのラブホだね。4Pでもして時間潰すかい?」
みかやん「あはは。でも昨日は”全然ダメ”と言ってなかった?」
ダサ坊「そーなんだよね〜」
Oくん「じゃダサ坊抜きで3Pかな?」
ダサ坊「そんなぁ。勃たなくてもサービスするよ〜」
Oくん「冗談に決まってるじゃないすか!」
そこで私の携帯が鳴った。
I氏「今、PCを見たら在室1つじゃないですか。暇なら遊びに来ませんか?」
みかやん「わーい!ダサ坊の許可を貰いますね」
電話を切って「ホテルPへ行ってもいい?」と聞いてみた。
Tさん「残りのリネンは折っておきますから。こっちは私達に任せて下さい」
ダサ坊「みかやんとOくん2人で行っておいでよ。俺はTさんと、、うひひ」
みかやん&Oくん「じゃ、行ってきます!」
Tさん「えっ?私、ダサ坊にやられちゃうの?」
騒ぐTさんに構わずOくんと隣のホテルPへ走った。まず外装も改装前とは偉い違いになっていて驚いた。通用口から中へ入るとI氏が出迎えてくれて、フロントへ案内された。ホテルQの画面4分割モニターと違って、壁一面に大画面モニターがぎっしり並び、インターネットも出来るPCがあって、さながら大会社の警備室のようになっていた。I氏が1人で居るには広すぎる部屋だ。
丁度、ナイトチームが部屋を掃除していたので、お邪魔した。
・24才・男 声がかん高く見た目もどう見てもオバサン
・20代・女 山のような巨体 顔は可愛らしい
・40代・女 真っ黒で細く描いた眉毛が印象的
・50代・女 Hさんを怪我に追い込んだ張本人
部屋では↑の4名を紹介して貰ったが、あまりにも部屋が綺麗で素敵で、それどころではなかった。
みかやん「Oちゃん!見て!洗面台がサラダボールみたい。そしてこのグッズの数々。凄いね」
Oくん「みかやん!お風呂も凄い。TVが付いてて7色に光るしミストサウナも付いてる。すげえや」
初めて東京見物をする田舎者か、秘境の地から初めて出て日本へ来た何とか族のようになっていた。私はホテルQ以外のラブホはご無沙汰してるし、Oくんはプライベートでラブホへは行った事がない人だ。見る物全てに感嘆して、大はしゃぎだった。
掃除が終わったので一緒に控え室へ行った。ホテルPにはベッドメイク係の控え室は無く、リネン袋置き場でリネン袋に座って休んでいた。掃除を終えて皆へろへろな中、私とOくんににこやかに話しかけてくれたのは、他でもない元ホテルKのクソババアで、あの憎き”Hさんの仇”だったのが意外だった。
一通り見学してホテルPを出た。
Oくん「俺、カルチャーショックだよ」
みかやん「今時のラブホは凄いね」
ホテルQへ戻るとダサ坊とTさんがリネンを片付けてくれていた。モニターを見ると1部屋在室のまま。
Oくん「あの部屋が空いても俺は入りたくないよ。あんな立派なラブホを見た後だもん」
みかやん「500円位しか違わないならお客さんだって皆ホテルPへ行くよね」
ダサ坊「だからこそ、それでもうちに来てくれるお客さんを大事にしなきゃなんないのさ。おっと、トイレの電気がツケッパだった。ヤバイ。Tさんと一緒にトイレに入ってたのがバレちゃうよ」
Oくん「はあ?」
Tさん「ダサ坊にトイレに連れ込まれてさ。仕方ないから私が上に乗って。って、違うでしょ!」
Tさんとダサ坊は私達がホテルPへ行っている間、懸命にリネンを折っていてくれたし、2人とも快く送り出してくれた。新しいホテルPで働くメイクさん達が羨ましい気もしたが、うちの方がチームワークがとれていると思い直した。腐れFを除いては。
今日はOくんとTさんとの勤務。腐れFが休みでフロントはダサ坊なので機嫌良く出勤したのに、モニターを見て愕然とした。C班がホテルPの手伝いに駆り出された為、掃除待ちが7部屋もあり、リネンも山積みだ。1部屋目の掃除の途中にも1部屋空き、残り7部屋を私とOくんで掃除して、Tさんにはリネン折りをお願いした。
フロントSさんの完璧なハギと、3部屋の風呂ラッキーに救われて1時間強で控え室へ戻れた。2人で1時間で7部屋とは我ながら快挙だ。控え室へ戻りリネンを折っていると、申し合わせたように4部屋空いた。今度はOくんとTさんが掃除係で、私はリネン係になり怒濤のリネン折りをした。
2人が戻ってからダサ坊を呼んで皆で休憩した。モニターを見ると在室は1部屋。
ダサ坊「あの1組が帰ったら、従業員だけのラブホだね。4Pでもして時間潰すかい?」
みかやん「あはは。でも昨日は”全然ダメ”と言ってなかった?」
ダサ坊「そーなんだよね〜」
Oくん「じゃダサ坊抜きで3Pかな?」
ダサ坊「そんなぁ。勃たなくてもサービスするよ〜」
Oくん「冗談に決まってるじゃないすか!」
そこで私の携帯が鳴った。
I氏「今、PCを見たら在室1つじゃないですか。暇なら遊びに来ませんか?」
みかやん「わーい!ダサ坊の許可を貰いますね」
電話を切って「ホテルPへ行ってもいい?」と聞いてみた。
Tさん「残りのリネンは折っておきますから。こっちは私達に任せて下さい」
ダサ坊「みかやんとOくん2人で行っておいでよ。俺はTさんと、、うひひ」
みかやん&Oくん「じゃ、行ってきます!」
Tさん「えっ?私、ダサ坊にやられちゃうの?」
騒ぐTさんに構わずOくんと隣のホテルPへ走った。まず外装も改装前とは偉い違いになっていて驚いた。通用口から中へ入るとI氏が出迎えてくれて、フロントへ案内された。ホテルQの画面4分割モニターと違って、壁一面に大画面モニターがぎっしり並び、インターネットも出来るPCがあって、さながら大会社の警備室のようになっていた。I氏が1人で居るには広すぎる部屋だ。
丁度、ナイトチームが部屋を掃除していたので、お邪魔した。
・24才・男 声がかん高く見た目もどう見てもオバサン
・20代・女 山のような巨体 顔は可愛らしい
・40代・女 真っ黒で細く描いた眉毛が印象的
・50代・女 Hさんを怪我に追い込んだ張本人
部屋では↑の4名を紹介して貰ったが、あまりにも部屋が綺麗で素敵で、それどころではなかった。
みかやん「Oちゃん!見て!洗面台がサラダボールみたい。そしてこのグッズの数々。凄いね」
Oくん「みかやん!お風呂も凄い。TVが付いてて7色に光るしミストサウナも付いてる。すげえや」
初めて東京見物をする田舎者か、秘境の地から初めて出て日本へ来た何とか族のようになっていた。私はホテルQ以外のラブホはご無沙汰してるし、Oくんはプライベートでラブホへは行った事がない人だ。見る物全てに感嘆して、大はしゃぎだった。
掃除が終わったので一緒に控え室へ行った。ホテルPにはベッドメイク係の控え室は無く、リネン袋置き場でリネン袋に座って休んでいた。掃除を終えて皆へろへろな中、私とOくんににこやかに話しかけてくれたのは、他でもない元ホテルKのクソババアで、あの憎き”Hさんの仇”だったのが意外だった。
一通り見学してホテルPを出た。
Oくん「俺、カルチャーショックだよ」
みかやん「今時のラブホは凄いね」
ホテルQへ戻るとダサ坊とTさんがリネンを片付けてくれていた。モニターを見ると1部屋在室のまま。
Oくん「あの部屋が空いても俺は入りたくないよ。あんな立派なラブホを見た後だもん」
みかやん「500円位しか違わないならお客さんだって皆ホテルPへ行くよね」
ダサ坊「だからこそ、それでもうちに来てくれるお客さんを大事にしなきゃなんないのさ。おっと、トイレの電気がツケッパだった。ヤバイ。Tさんと一緒にトイレに入ってたのがバレちゃうよ」
Oくん「はあ?」
Tさん「ダサ坊にトイレに連れ込まれてさ。仕方ないから私が上に乗って。って、違うでしょ!」
Tさんとダサ坊は私達がホテルPへ行っている間、懸命にリネンを折っていてくれたし、2人とも快く送り出してくれた。新しいホテルPで働くメイクさん達が羨ましい気もしたが、うちの方がチームワークがとれていると思い直した。腐れFを除いては。
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ラブホ奮戦記231日目:30分×2の男
2003年7月13日0:00-9:00. 7部屋掃除
今日はOくんとの2人勤務。フロントへ出勤の打刻をしに行った。
ダサ坊「216号室ね、トイレが詰まってるから売り止めにしたんだ。俺は直せなかったから腐れFにその仕事を残して帰る事にしたよ」
みかやん「正解だね。あのオヤジ、ココを辞めて用務員さんとか何でも屋さんになった方が、食いっぱぐれないよ」
ダサ坊「216号室は2人で使っていいよ。鍵も開いてるから。でもコンビニボックスのバイブやローションは使わないでね」
Oくん「はいはい。何を言ってるんですか!フロントSさんとダサ坊で使えばいいじゃないすか」
ダサ坊「いやいや。俺は最近、全然ダメ。遠慮なく216号室使ってね」
みかやん「遠慮とかそーゆー問題じゃないんだってば」
控え室へ戻ってまったり休んでいると、ダサ坊が帰りに立ち寄った。
ダサ坊「腐れFの奴、真剣にアルバイト情報誌を読んでたよ」
みかやん「良い用務員の仕事でも載ってて転職してくれないかな?」
Oくん「顔がいやらしくて面接で落とされるよ」
午前1時半にダサ坊が帰ってしまったので、フロントは腐れFだ。2人勤務と言うだけで疲れるので、来てくださったお客様には帰って欲しくないし(掃除をしたくない)、腐れFの顔も見たくない(ハギなどでウロウロされたくない)。今日は2.3部屋だけ掃除して帰れますように。。。という私とOくんの願いも虚しく部屋が空いた。
モニターを見ると滞在時間は31分だった。
Oくん「31分で帰るなら無理に来なくたっていいだろうが。ひやかしかい?」
みかやん「まあまあ。ゆっくり掃除しようよ。31分じゃ、お風呂ラッキーかも知れないし」
部屋へ入ると見事に荒らされていた。お風呂はラッキーどころか、シャワーのお湯が天井までかかっていて悲惨極まりない状態だった。
Oくん「スキンを2つとも使ってるんだよ。31分で2回って凄くない?しかもシャワーまで浴びてる」
みかやん「やるだけやって大急ぎで帰ったんだろうさ。この荒らされようだもの。時間のある時にゆっくり来て欲しいもんだよ」
ゆっくりと30分程かけて掃除をして控え室へ戻り、後片付けと次の掃除の準備をしていると、また部屋が空いた。モニターを見ると今度は滞在時間が29分だった。
Oくん「今度は29分だよ。どいつもこいつもひやかしばかりでイヤだねぇ。明日は月曜で仕事があるなら最初から来なきゃいいのに」
みかやん「まあまあ。急用で何もしないで帰ってたらいいけど、さっきの部屋みたいに大急ぎで帰られてても辛いよね」
等と言いながら部屋へ入ると、ついさっきの31分の部屋と全く同じ荒らされ方だった。ティッシュの捨て方から、バスタオルの放置の仕方まで同じだった。試しに風呂を覗いてみるとまた天井にまでシャワーのお湯がかかっていた。どう見ても同一人物の仕業だ。暫しOくんと放心状態になった。控え室へ戻ると腐れFが来た。
腐れF「今の211号室と205号室の客、同じ男だったんだぞ。さっき見た男が違う女と来たんだ。さっきの男じゃないか?と思って、車のナンバーを見に行ったらやっぱり同じナンバーだったんだぞ」
Oくん「へええ」
みかやん「ふーん」
私達が話に全く興味を示さないので、腐れFはすごすごとフロントへ戻って行った。
Oくん「やっぱり同じ客で男の方だったんだ。1部屋目ではスキンを2個とも使ってたけど、2部屋目じゃスキンを使ってなかったんだよね。子供が出来たら困る相手と困らない相手なのかな?2部屋目で何回やったか知らないけど、少なくても3回はやってるんだよ。31分と29分で1時間の間に2人の女と最低3回だよ。どんな男か見たかったよ〜〜」
みかやん「I氏にだったら、どんな男か?トシはいくつくらいか?といろいろ聞きたかったけど、腐れFには聞く気にならないもんね」
Oくん「全く。それはそうと、同じ男が2部屋も使うから俺らが忙しくなるんだよ。同じ部屋で女だけ取り替えればいいじゃん」
みかやん「それは何かと都合が悪かったんじゃないの?1部屋目ではスキンを2個とも使ってたんだし」
Oくん「どっちの女が本命か知らないけど、はた迷惑な話だよ。そんな男に限ってブサイクなもんさ。フンだ!」
この手の男性客には猛然と怒るOくんだった。Oくんの怒りは朝までおさまらなかった。
今日はOくんとの2人勤務。フロントへ出勤の打刻をしに行った。
ダサ坊「216号室ね、トイレが詰まってるから売り止めにしたんだ。俺は直せなかったから腐れFにその仕事を残して帰る事にしたよ」
みかやん「正解だね。あのオヤジ、ココを辞めて用務員さんとか何でも屋さんになった方が、食いっぱぐれないよ」
ダサ坊「216号室は2人で使っていいよ。鍵も開いてるから。でもコンビニボックスのバイブやローションは使わないでね」
Oくん「はいはい。何を言ってるんですか!フロントSさんとダサ坊で使えばいいじゃないすか」
ダサ坊「いやいや。俺は最近、全然ダメ。遠慮なく216号室使ってね」
みかやん「遠慮とかそーゆー問題じゃないんだってば」
控え室へ戻ってまったり休んでいると、ダサ坊が帰りに立ち寄った。
ダサ坊「腐れFの奴、真剣にアルバイト情報誌を読んでたよ」
みかやん「良い用務員の仕事でも載ってて転職してくれないかな?」
Oくん「顔がいやらしくて面接で落とされるよ」
午前1時半にダサ坊が帰ってしまったので、フロントは腐れFだ。2人勤務と言うだけで疲れるので、来てくださったお客様には帰って欲しくないし(掃除をしたくない)、腐れFの顔も見たくない(ハギなどでウロウロされたくない)。今日は2.3部屋だけ掃除して帰れますように。。。という私とOくんの願いも虚しく部屋が空いた。
モニターを見ると滞在時間は31分だった。
Oくん「31分で帰るなら無理に来なくたっていいだろうが。ひやかしかい?」
みかやん「まあまあ。ゆっくり掃除しようよ。31分じゃ、お風呂ラッキーかも知れないし」
部屋へ入ると見事に荒らされていた。お風呂はラッキーどころか、シャワーのお湯が天井までかかっていて悲惨極まりない状態だった。
Oくん「スキンを2つとも使ってるんだよ。31分で2回って凄くない?しかもシャワーまで浴びてる」
みかやん「やるだけやって大急ぎで帰ったんだろうさ。この荒らされようだもの。時間のある時にゆっくり来て欲しいもんだよ」
ゆっくりと30分程かけて掃除をして控え室へ戻り、後片付けと次の掃除の準備をしていると、また部屋が空いた。モニターを見ると今度は滞在時間が29分だった。
Oくん「今度は29分だよ。どいつもこいつもひやかしばかりでイヤだねぇ。明日は月曜で仕事があるなら最初から来なきゃいいのに」
みかやん「まあまあ。急用で何もしないで帰ってたらいいけど、さっきの部屋みたいに大急ぎで帰られてても辛いよね」
等と言いながら部屋へ入ると、ついさっきの31分の部屋と全く同じ荒らされ方だった。ティッシュの捨て方から、バスタオルの放置の仕方まで同じだった。試しに風呂を覗いてみるとまた天井にまでシャワーのお湯がかかっていた。どう見ても同一人物の仕業だ。暫しOくんと放心状態になった。控え室へ戻ると腐れFが来た。
腐れF「今の211号室と205号室の客、同じ男だったんだぞ。さっき見た男が違う女と来たんだ。さっきの男じゃないか?と思って、車のナンバーを見に行ったらやっぱり同じナンバーだったんだぞ」
Oくん「へええ」
みかやん「ふーん」
私達が話に全く興味を示さないので、腐れFはすごすごとフロントへ戻って行った。
Oくん「やっぱり同じ客で男の方だったんだ。1部屋目ではスキンを2個とも使ってたけど、2部屋目じゃスキンを使ってなかったんだよね。子供が出来たら困る相手と困らない相手なのかな?2部屋目で何回やったか知らないけど、少なくても3回はやってるんだよ。31分と29分で1時間の間に2人の女と最低3回だよ。どんな男か見たかったよ〜〜」
みかやん「I氏にだったら、どんな男か?トシはいくつくらいか?といろいろ聞きたかったけど、腐れFには聞く気にならないもんね」
Oくん「全く。それはそうと、同じ男が2部屋も使うから俺らが忙しくなるんだよ。同じ部屋で女だけ取り替えればいいじゃん」
みかやん「それは何かと都合が悪かったんじゃないの?1部屋目ではスキンを2個とも使ってたんだし」
Oくん「どっちの女が本命か知らないけど、はた迷惑な話だよ。そんな男に限ってブサイクなもんさ。フンだ!」
この手の男性客には猛然と怒るOくんだった。Oくんの怒りは朝までおさまらなかった。
ラブホ奮戦記230日目:久々の常連客
2003年7月12日※チャリ走行中にOくんから電話。話し中、目の前に大きな蛾。直進すれば顔に蛾がぶつかるので慌ててハンドルを切った。次の瞬間、私は地面に叩き付けられていた。「痛〜い。転んじゃったよ〜」と騒いでいると人が近づいて来たので、何事も無かったように立ち上がり、素知らぬ顔をしてチャリに乗ったものの。。。足が痛い。
Oくんが待つコンビニに入り、自分の足を見ると臑は紫色に腫れ上がり、足首にはペダルの跡がクッキリと付いていた。トホホ。
0:00-9:00. 17部屋掃除
今日はOくんとトドとの勤務。既に満室でお客さんの動きもなく、フロントのダサ坊へ湿布を貰いに行った。I氏が来ていたので、すぐに控え室に居るOくんを電話で呼び寄せた。
I氏「あなた達、変な写真はすぐに削除してくださいよ」
みかやん「あっコレの事?」とI氏にブツの写真を見せた。
I氏「ああぁ。小さい。しかも亀の頭が出てない!何て瞬間をカメラに捉えるんですか。こんなんじゃ全然ダメです。次回はローションを塗ってテッカテカにしてカリも張って威勢の良い状態を撮らせてあげるので、ショボイのはすぐ削除して下さい」
みかやん「いえいえ。控え室へ戻ってC班の人達に見せて”これ誰だ?”って、チン当てクイズをするんですよ」
Oくん「俺もその画像を持ってるけど、うっかり削除するかも知れないんで、保険の為に友達数人に送るんだ」
I氏「勘弁して下さいよ〜」
I氏は泣く泣くホテルPへ向かった。
ダサ坊、I氏、Oくんとの楽しいひとときはアッという間に過ぎて、腐れFが来る時間になった。午前1時過ぎ、第一次帰宅ラッシュを迎えて大忙しになった。8部屋連続掃除をして控え室へ戻り、さて一服と思ったら午前3時過ぎの第二次帰宅ラッシュを迎え、7部屋連続掃除をしてからようやく控え室の椅子に座った。
みかやん「空き部屋が3つあるし、腐れFが何と言おうと休憩する!疲れたよ」
Oくん「ちょっと!モニター見て!腐れFの奴、空き部屋の1つを売り止めにしやがった」
トド「嫌がらせかいな。作業すんなら空き部屋がもっとある時にせんで、どないすんねんな。ホンマモンのアホやで」
夫作の弁当を食べたり、水分補給をしたりして束の間の休憩時間をまったりと過ごした。午前6時になり、モニターを見ていると腐れFが売り止めを解除した。解除したとたんにその部屋にお客さんが入った。日曜の朝6時にサウナ付きの部屋にお客さんが入る。。。懐かしいような気持ちでいると控え室に腐れFが来た。
腐れF「客に”皆さんでどうぞ”って渡されたんだ。先週の朝、電話が来て”サウナ付きの部屋は空いてますか?”って聞かれたけど、空いてなかったんだ。そしたら”別の部屋に入るから、サウナ付きの部屋が空いたら電話を貰えないか”って言うんだ。205号室から206号室へ移ったけど、2部屋分の料金を払ってくれてよ。いい客だろ。だから”来週はサウナ付きの部屋を空けておく”って言っといたんだ」
と言って水羊羹を2つずつ私達に置いて行った。
ホテルQでは予約は受け付けていないが、フロントがS氏だった頃、S氏は常連Tさん夫妻の為に、毎週日曜日の朝必ず、サウナ付きの部屋を他のお客さんに入られないよう売り止めにしていた。ところが急にS氏が退職して、助っ人に来ていたホテルLのフロントJ氏が、常連Tさん夫妻に「予約は受け付けていません」と断ってしまったので、それ以来常連Tさん夫妻はホテルQに来なくなってしまっていた。
駐車場を見に行ったOくんが走って戻って来た。
Oくん「間違いないよ!常連Tさん夫妻の車があったよ」
みかやん「やっぱり!日曜の朝にサウナ付きの部屋と聞いただけで、常連Tさん夫妻だと思うよね」
トド「隣のホテルPがオープンしたんに、わざわざこっちへ来てくれるって有り難い事やな」
常連Tさんのご主人様は個人タクシーの営業をされていて、必ず”個人タクシーT”と書いた営業車での来店だったので、駐車場でも一際目立っていた。毎週日曜の朝、6時からのタイムサービスを利用されていた仲の良いご夫婦で、サウナ付きの高額部屋利用のお得意さまだったのに、フロントJ氏が断ってしまったので私達も少なからず胸を痛めていた。
常連Tさん夫妻が戻って来てくれたのが嬉しくて有り難くて、晴れがましいような気持ちで水羊羹を頂いた。
Oくんが待つコンビニに入り、自分の足を見ると臑は紫色に腫れ上がり、足首にはペダルの跡がクッキリと付いていた。トホホ。
0:00-9:00. 17部屋掃除
今日はOくんとトドとの勤務。既に満室でお客さんの動きもなく、フロントのダサ坊へ湿布を貰いに行った。I氏が来ていたので、すぐに控え室に居るOくんを電話で呼び寄せた。
I氏「あなた達、変な写真はすぐに削除してくださいよ」
みかやん「あっコレの事?」とI氏にブツの写真を見せた。
I氏「ああぁ。小さい。しかも亀の頭が出てない!何て瞬間をカメラに捉えるんですか。こんなんじゃ全然ダメです。次回はローションを塗ってテッカテカにしてカリも張って威勢の良い状態を撮らせてあげるので、ショボイのはすぐ削除して下さい」
みかやん「いえいえ。控え室へ戻ってC班の人達に見せて”これ誰だ?”って、チン当てクイズをするんですよ」
Oくん「俺もその画像を持ってるけど、うっかり削除するかも知れないんで、保険の為に友達数人に送るんだ」
I氏「勘弁して下さいよ〜」
I氏は泣く泣くホテルPへ向かった。
ダサ坊、I氏、Oくんとの楽しいひとときはアッという間に過ぎて、腐れFが来る時間になった。午前1時過ぎ、第一次帰宅ラッシュを迎えて大忙しになった。8部屋連続掃除をして控え室へ戻り、さて一服と思ったら午前3時過ぎの第二次帰宅ラッシュを迎え、7部屋連続掃除をしてからようやく控え室の椅子に座った。
みかやん「空き部屋が3つあるし、腐れFが何と言おうと休憩する!疲れたよ」
Oくん「ちょっと!モニター見て!腐れFの奴、空き部屋の1つを売り止めにしやがった」
トド「嫌がらせかいな。作業すんなら空き部屋がもっとある時にせんで、どないすんねんな。ホンマモンのアホやで」
夫作の弁当を食べたり、水分補給をしたりして束の間の休憩時間をまったりと過ごした。午前6時になり、モニターを見ていると腐れFが売り止めを解除した。解除したとたんにその部屋にお客さんが入った。日曜の朝6時にサウナ付きの部屋にお客さんが入る。。。懐かしいような気持ちでいると控え室に腐れFが来た。
腐れF「客に”皆さんでどうぞ”って渡されたんだ。先週の朝、電話が来て”サウナ付きの部屋は空いてますか?”って聞かれたけど、空いてなかったんだ。そしたら”別の部屋に入るから、サウナ付きの部屋が空いたら電話を貰えないか”って言うんだ。205号室から206号室へ移ったけど、2部屋分の料金を払ってくれてよ。いい客だろ。だから”来週はサウナ付きの部屋を空けておく”って言っといたんだ」
と言って水羊羹を2つずつ私達に置いて行った。
ホテルQでは予約は受け付けていないが、フロントがS氏だった頃、S氏は常連Tさん夫妻の為に、毎週日曜日の朝必ず、サウナ付きの部屋を他のお客さんに入られないよう売り止めにしていた。ところが急にS氏が退職して、助っ人に来ていたホテルLのフロントJ氏が、常連Tさん夫妻に「予約は受け付けていません」と断ってしまったので、それ以来常連Tさん夫妻はホテルQに来なくなってしまっていた。
駐車場を見に行ったOくんが走って戻って来た。
Oくん「間違いないよ!常連Tさん夫妻の車があったよ」
みかやん「やっぱり!日曜の朝にサウナ付きの部屋と聞いただけで、常連Tさん夫妻だと思うよね」
トド「隣のホテルPがオープンしたんに、わざわざこっちへ来てくれるって有り難い事やな」
常連Tさんのご主人様は個人タクシーの営業をされていて、必ず”個人タクシーT”と書いた営業車での来店だったので、駐車場でも一際目立っていた。毎週日曜の朝、6時からのタイムサービスを利用されていた仲の良いご夫婦で、サウナ付きの高額部屋利用のお得意さまだったのに、フロントJ氏が断ってしまったので私達も少なからず胸を痛めていた。
常連Tさん夫妻が戻って来てくれたのが嬉しくて有り難くて、晴れがましいような気持ちで水羊羹を頂いた。
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ラブホ奮戦記229日目:宴の余韻
2003年7月11日※出勤途中にOくんから電話がきた。
Oくん「今、エロガッパから電話がきてさ。”今朝の事は覚えてない”って言うんだよ。一番はしゃいでたのに何言ってんだか」
みかやん「心臓悪いのにあんなにはしゃいで大丈夫だったか心配したよ。無事で良かった」
Oくん「例の写真をみかやんにメールで送って貰ったと言ったら慌ててたよ」
みかやん「Oちゃんには一番弱みを握られたくないだろうからね」
※その直後にI氏から電話がきた。
みかやん「あんなにはしゃいで覚えてないと言ってたそうじゃないですか?Oちゃんから聞きましたよ」
I氏「もう聞いてるとは凄い連絡網ですね。それより例の写真は消して下さいよ。勘弁して下さい」
みかやん「後々何かに使えるかも知れませんから削除はしませんよ。フフン」
I氏「”何か”って?私を強請ったり脅したりするつもりですか?」
みかやん「さあどうでしょう?えへへ」
0:00-6:00 11部屋掃除
今日はTさんとトドとの勤務。長電話でいつもより遅く出勤したので急いでフロントへ出勤の打刻をしに行った。
ダサ坊「今朝は楽しかったね。みかやんにあんなに喜んで貰えて誘った甲斐があったよ。また行こうね」
みかやん「楽しかったよ〜。また誘ってね。送り迎えありがとう」
トド「そんな楽しかったんか?」
Tさん「みかやんは最後まで大喜び大笑い大盛り上がりでした」
ダサ坊「最高のクライマックスだったよね」
トド「ウチだけ知らんわ〜。教えて〜。教えて〜な〜」
ダサ坊「最後はI氏のチンチン撮影会みたいになったんだよ」
トド「I氏、おチンチン出したんか?何やのそれ?」
みかやん「その話はまた後で。さ、掃除に行くよ」
トド「いやや〜。今、知りたいわ〜」
1部屋目に入ると、ベッドのシーツの上にらくがき帳が開いてあったので早速見て大笑いした。らくがき帳の上にチンチンを乗せて、その大きさ形をボールペンで縁取ったような絵だ。「浩○22才 まだまだ成長中」と書いてあった。Tさんと大笑いしているとトドが走ってきて、らくがき帳を覗いた。
トド「実物をなぞって描いたら2割り増しくらいの大きさやろ。せやから実物はこの2割引言う事やな。ところでI氏のは、どないやったん?写したんやろ?」
みかやん「後で控え室へ戻ったらゆっくり見せてあげるよ」
トド「も〜〜。じれったいわぁ」
トドの祈りが通じたのか執念なのか、続けて部屋が空かずにあっさり控え室へ戻る事が出来た。今や遅しと待つトドに私の携帯を手渡し、I氏のブツが写った画面を披露した。
トド「ひゃーはっはっは!いやホンマにみかやんの携帯は綺麗く撮れるわなぁ。最高やん。きゃーはっはっは。ひゃーはっはっはっは」
Tさん「顔と同じくらい黒いと思ったら意外とブツはピンクですよね」
トド「それよりも何よりもや。I氏は仮性包茎なんやな」
Tさん「あっ、まあそうですね」
みかやん「本人はこんな所で包茎呼ばわりされてると思ってないだろうね」
その他、私の携帯で撮った、Oくん私Sさんの3ショット、ダサ坊Tさんの2ショット、ダサ坊I氏の2ショット、Sさんの膝に股間を擦りつけながら歌うI氏、Oくんに抱きつくI氏、SさんがI氏のパンツを下ろした決定的瞬間、眼鏡を取られパンツ姿でヨレヨレのI氏や、Tさんが携帯で撮ったムービーをトドに見せた。
トド「ええなあ。ホンマ楽しそうや。ウチも行きたかったわ」
みかやん「笑って笑って手がブレて上手く撮れなかったんだ」
Tさん「便乗させて貰ってホント良かったですよ」
トド「ウチも行きたかったわ〜〜」
みかやん「それにしてもSさんのエロさは噂以上だったよ」
Tさん「ダサ坊もエロいですよ。ホントあの2人は名コンビ」
トド「せやからホンマにウチも行きたかったんやて〜〜」
そこへ腐れF登場。「部屋入れよ」と言って逃げるように去って行った。モニターを見ると1部屋空いていたが、話に夢中になっていてモニターからの音が聞こえなかった。
トド「あのおっさん、ホンマしらけるわ」
みかやん「全く。こんなに空き部屋があるのガタガタ言うんじゃないよ」
Tさん「1分や2分待てねえのかよ!って感じですよね」
腐れFの登場で一気にしらけてしまった。本気で腐れFにはどこかへ異動して貰うか辞めて欲しいと切に願う今日この頃だ。
Oくん「今、エロガッパから電話がきてさ。”今朝の事は覚えてない”って言うんだよ。一番はしゃいでたのに何言ってんだか」
みかやん「心臓悪いのにあんなにはしゃいで大丈夫だったか心配したよ。無事で良かった」
Oくん「例の写真をみかやんにメールで送って貰ったと言ったら慌ててたよ」
みかやん「Oちゃんには一番弱みを握られたくないだろうからね」
※その直後にI氏から電話がきた。
みかやん「あんなにはしゃいで覚えてないと言ってたそうじゃないですか?Oちゃんから聞きましたよ」
I氏「もう聞いてるとは凄い連絡網ですね。それより例の写真は消して下さいよ。勘弁して下さい」
みかやん「後々何かに使えるかも知れませんから削除はしませんよ。フフン」
I氏「”何か”って?私を強請ったり脅したりするつもりですか?」
みかやん「さあどうでしょう?えへへ」
0:00-6:00 11部屋掃除
今日はTさんとトドとの勤務。長電話でいつもより遅く出勤したので急いでフロントへ出勤の打刻をしに行った。
ダサ坊「今朝は楽しかったね。みかやんにあんなに喜んで貰えて誘った甲斐があったよ。また行こうね」
みかやん「楽しかったよ〜。また誘ってね。送り迎えありがとう」
トド「そんな楽しかったんか?」
Tさん「みかやんは最後まで大喜び大笑い大盛り上がりでした」
ダサ坊「最高のクライマックスだったよね」
トド「ウチだけ知らんわ〜。教えて〜。教えて〜な〜」
ダサ坊「最後はI氏のチンチン撮影会みたいになったんだよ」
トド「I氏、おチンチン出したんか?何やのそれ?」
みかやん「その話はまた後で。さ、掃除に行くよ」
トド「いやや〜。今、知りたいわ〜」
1部屋目に入ると、ベッドのシーツの上にらくがき帳が開いてあったので早速見て大笑いした。らくがき帳の上にチンチンを乗せて、その大きさ形をボールペンで縁取ったような絵だ。「浩○22才 まだまだ成長中」と書いてあった。Tさんと大笑いしているとトドが走ってきて、らくがき帳を覗いた。
トド「実物をなぞって描いたら2割り増しくらいの大きさやろ。せやから実物はこの2割引言う事やな。ところでI氏のは、どないやったん?写したんやろ?」
みかやん「後で控え室へ戻ったらゆっくり見せてあげるよ」
トド「も〜〜。じれったいわぁ」
トドの祈りが通じたのか執念なのか、続けて部屋が空かずにあっさり控え室へ戻る事が出来た。今や遅しと待つトドに私の携帯を手渡し、I氏のブツが写った画面を披露した。
トド「ひゃーはっはっは!いやホンマにみかやんの携帯は綺麗く撮れるわなぁ。最高やん。きゃーはっはっは。ひゃーはっはっはっは」
Tさん「顔と同じくらい黒いと思ったら意外とブツはピンクですよね」
トド「それよりも何よりもや。I氏は仮性包茎なんやな」
Tさん「あっ、まあそうですね」
みかやん「本人はこんな所で包茎呼ばわりされてると思ってないだろうね」
その他、私の携帯で撮った、Oくん私Sさんの3ショット、ダサ坊Tさんの2ショット、ダサ坊I氏の2ショット、Sさんの膝に股間を擦りつけながら歌うI氏、Oくんに抱きつくI氏、SさんがI氏のパンツを下ろした決定的瞬間、眼鏡を取られパンツ姿でヨレヨレのI氏や、Tさんが携帯で撮ったムービーをトドに見せた。
トド「ええなあ。ホンマ楽しそうや。ウチも行きたかったわ」
みかやん「笑って笑って手がブレて上手く撮れなかったんだ」
Tさん「便乗させて貰ってホント良かったですよ」
トド「ウチも行きたかったわ〜〜」
みかやん「それにしてもSさんのエロさは噂以上だったよ」
Tさん「ダサ坊もエロいですよ。ホントあの2人は名コンビ」
トド「せやからホンマにウチも行きたかったんやて〜〜」
そこへ腐れF登場。「部屋入れよ」と言って逃げるように去って行った。モニターを見ると1部屋空いていたが、話に夢中になっていてモニターからの音が聞こえなかった。
トド「あのおっさん、ホンマしらけるわ」
みかやん「全く。こんなに空き部屋があるのガタガタ言うんじゃないよ」
Tさん「1分や2分待てねえのかよ!って感じですよね」
腐れFの登場で一気にしらけてしまった。本気で腐れFにはどこかへ異動して貰うか辞めて欲しいと切に願う今日この頃だ。
今日は休み・エロ炸裂.I氏の下半身撮影
2003年7月10日●9日の朝、ホテルを出るとI氏から電話。
I氏「突然ですけど4Pしませんか?」
みかやん「はああっ?」
I氏「フロントSさんとダサ坊が、是非みかやんと飲みたいと言って勤務表を調べたら、10日は私とみかやんとダサ坊が休みなので、SさんのC班勤務が終わり次第集まれますが、どうですか?」
ふと振り向くと、腐れFが立ち聞きしながら植木に水やりをしていたので、腐れFに聞こえるように話をした。
みかやん「うわぁ嬉しい!Sさんとダサ坊とI氏と4人で飲めるなんて最高です!最近ストレスたまりまくりなんで是非ご一緒させて下さい!」
I氏「腐れFのせいでストレスもたまりますよね」
みかやん「爆発寸前ですよ。いざとなったら黙ってませんけど。I氏〜。今もみんな待ってるんですよ。早く戻って来て下さい」
再び振り返ると腐れFは、すごすごと逃げて行った。
●調子が悪いと思っていた矢先に血尿が(涙)。病院へ駆け込むと膀胱炎だった。
医者「赤血球の数が異常です。バイキンマンと戦う為に赤血球さん達が集まって来てるんですよ」
みかやん「はあ(ここは小児科なのか?)」
医者「膀胱炎は女性のシモの風邪みたいなもので、生涯に一度や二度はかかります。私の先輩が”シモの風邪”と言ったんですけど、シモの風邪とは良く言ったものです。うくくくく。ぷぷぷ」
みかやん「はあ(笑えないって)」
全行程2時間かかって2週間分の薬を貰って帰った。あの医者にはとても命を預けられない。命に関わる病気じゃなくて良かった。
●深夜、ダサ坊の車でI氏とSさんと三人で我が家へ迎えに来てくれた。近所の24時間カラオケ屋さんへ行った。歌も歌わず、暫く会社や各ホテルの人の話に花が咲いた。途中、何度もOくんから電話がきた。
Oくん「盛り上がってる?いいなぁ。俺も行きたい」
I氏「親が死んだ事にでもしてすぐ来なさい」
Oくん「トドやTさんも行きたがってるんだ。親の不幸なら俺しか行けない」
みかやん「腐れFには”こう見えても俺ら三人姉弟なので同じ親だ”と言いなさい」
Oくん「あはは。って無理っ!」
ビールを飲んでいるうちにSさんのエロさが炸裂してきた。ダサ坊も負けてはいない。かつてホテルQ一のエロおやじと呼ばれていたI氏でさえ、Sさんやダサ坊のエロさにはタジタジだった。
Sさん「あたしさぁ。彼氏の他にオッサンと付き合ってるんだ。オッサンの方は60才前後だから勃たない時の方が多いの。年寄りって舐めるの好きなんだよね。あたし声が大きいからオッサン舐めてるだけで逝っちゃう時とかあるの」
ダサ坊「ところでみかやんは穴派?クリ派?」
みかやん「はあっ?アナハ?クリハ?それ何語?」
ダサ坊「いやだから、穴で逝く方かクリで逝く方かって事だよ」
みかやん「はああっ?」
Sさん「あたしはクリ派だよ〜ん」
またOくんから電話がきた。
みかやん「酷いよ。ダサ坊まであたしに”穴派?クリ派?”って聞くんだよ。助けて〜〜」
Oくん「朝の6時過ぎまでそこに居るなら俺等も合流できるよ」
みかやん「このノリであと3時間は辛いよ。解散してるかも」
Oくん「じゃあ6時に仕事終わったらまた電話するね」
この後、Sさんは今まで出会った「マグロ男」「遅漏男」の話をリアルに披露し、ダサ坊は「ピンキャバ受付時代の変態客」「若き日のオナニー」について生々しく語り、I氏は「目には目を歯には歯を粘膜には粘膜を」というテーマについて論じた。なんなんだ、この人達は(笑)。6時過ぎにOくん、Tさん、トドが合流した。トドは子供の弁当作りの為、参加せずOくんとTさんを車で送り届けて帰って行った。
みかやん「早く来てよ〜。あたしなんかたった1人でこの人達のエロ話を聞かされ続けてたんだよ〜」
I氏「残念ながらココは明る過ぎて脱げないんですよね」
Sさん「このエロガッパ!そんなに見事なイチモツかい?脱がしてやる」
SさんがI氏のズボンに手を掛け、OくんがI氏を羽交い締めにし、見る見る間にI氏の下半身が露わになった。私とTさんとダサ坊はキャーキャー言いながらもカメラのシャッターを押しまくった。私はSさんがまさにI氏のパンツを下ろそうとしている瞬間と、剥き出しになったI氏の下半身の撮影に成功した。持つべき物はカメラ付き携帯だ。
午前9時半、I氏以外の全員が夕方5時から仕事なので解散した。あっと言う間の7時間だった。明日からI氏は「エロガッパ」と呼ばれるだろう。
I氏「突然ですけど4Pしませんか?」
みかやん「はああっ?」
I氏「フロントSさんとダサ坊が、是非みかやんと飲みたいと言って勤務表を調べたら、10日は私とみかやんとダサ坊が休みなので、SさんのC班勤務が終わり次第集まれますが、どうですか?」
ふと振り向くと、腐れFが立ち聞きしながら植木に水やりをしていたので、腐れFに聞こえるように話をした。
みかやん「うわぁ嬉しい!Sさんとダサ坊とI氏と4人で飲めるなんて最高です!最近ストレスたまりまくりなんで是非ご一緒させて下さい!」
I氏「腐れFのせいでストレスもたまりますよね」
みかやん「爆発寸前ですよ。いざとなったら黙ってませんけど。I氏〜。今もみんな待ってるんですよ。早く戻って来て下さい」
再び振り返ると腐れFは、すごすごと逃げて行った。
●調子が悪いと思っていた矢先に血尿が(涙)。病院へ駆け込むと膀胱炎だった。
医者「赤血球の数が異常です。バイキンマンと戦う為に赤血球さん達が集まって来てるんですよ」
みかやん「はあ(ここは小児科なのか?)」
医者「膀胱炎は女性のシモの風邪みたいなもので、生涯に一度や二度はかかります。私の先輩が”シモの風邪”と言ったんですけど、シモの風邪とは良く言ったものです。うくくくく。ぷぷぷ」
みかやん「はあ(笑えないって)」
全行程2時間かかって2週間分の薬を貰って帰った。あの医者にはとても命を預けられない。命に関わる病気じゃなくて良かった。
●深夜、ダサ坊の車でI氏とSさんと三人で我が家へ迎えに来てくれた。近所の24時間カラオケ屋さんへ行った。歌も歌わず、暫く会社や各ホテルの人の話に花が咲いた。途中、何度もOくんから電話がきた。
Oくん「盛り上がってる?いいなぁ。俺も行きたい」
I氏「親が死んだ事にでもしてすぐ来なさい」
Oくん「トドやTさんも行きたがってるんだ。親の不幸なら俺しか行けない」
みかやん「腐れFには”こう見えても俺ら三人姉弟なので同じ親だ”と言いなさい」
Oくん「あはは。って無理っ!」
ビールを飲んでいるうちにSさんのエロさが炸裂してきた。ダサ坊も負けてはいない。かつてホテルQ一のエロおやじと呼ばれていたI氏でさえ、Sさんやダサ坊のエロさにはタジタジだった。
Sさん「あたしさぁ。彼氏の他にオッサンと付き合ってるんだ。オッサンの方は60才前後だから勃たない時の方が多いの。年寄りって舐めるの好きなんだよね。あたし声が大きいからオッサン舐めてるだけで逝っちゃう時とかあるの」
ダサ坊「ところでみかやんは穴派?クリ派?」
みかやん「はあっ?アナハ?クリハ?それ何語?」
ダサ坊「いやだから、穴で逝く方かクリで逝く方かって事だよ」
みかやん「はああっ?」
Sさん「あたしはクリ派だよ〜ん」
またOくんから電話がきた。
みかやん「酷いよ。ダサ坊まであたしに”穴派?クリ派?”って聞くんだよ。助けて〜〜」
Oくん「朝の6時過ぎまでそこに居るなら俺等も合流できるよ」
みかやん「このノリであと3時間は辛いよ。解散してるかも」
Oくん「じゃあ6時に仕事終わったらまた電話するね」
この後、Sさんは今まで出会った「マグロ男」「遅漏男」の話をリアルに披露し、ダサ坊は「ピンキャバ受付時代の変態客」「若き日のオナニー」について生々しく語り、I氏は「目には目を歯には歯を粘膜には粘膜を」というテーマについて論じた。なんなんだ、この人達は(笑)。6時過ぎにOくん、Tさん、トドが合流した。トドは子供の弁当作りの為、参加せずOくんとTさんを車で送り届けて帰って行った。
みかやん「早く来てよ〜。あたしなんかたった1人でこの人達のエロ話を聞かされ続けてたんだよ〜」
I氏「残念ながらココは明る過ぎて脱げないんですよね」
Sさん「このエロガッパ!そんなに見事なイチモツかい?脱がしてやる」
SさんがI氏のズボンに手を掛け、OくんがI氏を羽交い締めにし、見る見る間にI氏の下半身が露わになった。私とTさんとダサ坊はキャーキャー言いながらもカメラのシャッターを押しまくった。私はSさんがまさにI氏のパンツを下ろそうとしている瞬間と、剥き出しになったI氏の下半身の撮影に成功した。持つべき物はカメラ付き携帯だ。
午前9時半、I氏以外の全員が夕方5時から仕事なので解散した。あっと言う間の7時間だった。明日からI氏は「エロガッパ」と呼ばれるだろう。
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ラブホ奮戦記228日目:修羅場の後
2003年7月9日0:00-9:00. 9部屋掃除
今日はOくんとトドとの勤務。TさんはホテルPの手伝いに行った。ホテルQの玄関に着くと丁度、OくんやC班のホテルP手伝い組3名が来たので、5人で玄関へ入るとC班のHさんが私達を待っていた。
C班Hさん「女がすっぽんぽんで部屋から出て大騒ぎだったんだよ。2度目に部屋から出て来た時はパンツ履いてたんだけど、パンツがズレててマン○丸見えさ。連れの男に取り押さえられたら腹が何段にもなってたから30過ぎの女なんだろうけど、叫んで酷かった」
5人「何それ?何なの?」
C班Hさん「掃除の移動の時にしか見てないけど、不倫カップルさ。奥さんがいる男に対して日頃の鬱憤が爆発したって言うの?逆ギレと言うより酒乱!それでさぁ。。。」
C班のHさんの話をずっと聞いていたかったが、私達は出勤の打刻をする時間だったので、後ろ髪を引かれる思いでフロントへ行った。フロントSさんに話を聞いてみた。
みかやん「すっぽんぽんの女が騒いで大変だったんだって?」
Sさん「そうなの!最初、男が先に帰るって事で集中ロックを解除したの。男が出て来たからロックしようとしたら、女が真っ裸のまま男を追いかけて来たの!男もビックリしてたけど、あたしもビックリ!あはは、あはははは」
Oくん「で、どうなったんすか?」
Sさん「女が”お金置いて行きなさいよ!割り勘にするって言ったでしょ!”って何故か半狂乱なの。こりゃヤバイと思って、その女を取り押さえて部屋へ連れて行こうとしたら、物凄い力で抵抗されてさ。何とか部屋へ連れて行ったんだけど、その女が”アンタは奥さんとどうのこうの”とか”私なんかアンタの子供を何回おろしたと思ってんのさ”って叫んで、不倫女の酔っぱらいさ。あはははは」
みかやん「ひええぇ。怖いね」
Sさん「話し合って貰う為に2人を残してあたしは部屋を出たの。暫くしたらその部屋の両隣のお客さんから電話がきて”隣の部屋から人殺しー!とか助けてー!と女の声が聞こえる”って言うから、慌てて部屋へ行ったの。そしたらね、グラスが割れて散乱してて女が足から血を流してるの!手にはワインオープナーを握りしめてるんだ。もうダメでしょ?完全な修羅場。常務へ電話して許可を貰って警察へ電話したの」
トド「警察沙汰かいな」
Sさん「女に言っても無駄だから男に”警察を呼びました”と言ったら、警察が来る前に女を引きずって車に乗せて帰ったよ。女は抵抗してワインオープナーを振り翳してたけど、観念して裸のまま車に乗せられて帰ったよ。もう本当に大騒ぎだったの〜。ははは」
みかやん「はははって。大事じゃん」
Sさん「男は警察が来たら奥さんや会社に不倫がバレると思って、必死に女を説得してたよ。情けないと言うより見苦しかった。最初は”バイブが動かないから電池を交換して”って女から電話がきたから、電池持って行って交換しようとしたら、電池が熱くなってるのさ。散々使って電池切れになったのを交換しろって言うの。この女、もっと何かしでかすに違いない!と思ってたら、やっぱりしでかしてくれたよ。あはははは」
Oくん「で、何番の部屋から掃除しますか?」
Sさん「じゃあ問題の222号室からお願いしよっかな。ハギしたけどガラスの破片だらけだから掃除機持って行ってね。床は血だらけだよ。あれだけの騒ぎを起こしてるのに、ちゃんとやってるってムカつくよね。あはははは」
部屋へ行くと噂以上にガラスの破片が散らばり、足を切った女性客の血が床に点々とついていた。ワインオープナーは持ち帰られていて、ゴミ箱にはバイブ2種類と乾電池数本とローションの瓶が捨てられていた。その他にビール500mlの空き缶6本と夥しい量のティッシュが捨てられ、ゴミ袋から溢れていた。
トド「結構な怪我やで。今は酔ってるからわからんかも知れんけど、正気に戻ったら足、かなり痛いで。病院行ったんやろか?」
Oくん「そんなの自業自得だよ。両隣の客やフロント、警察、俺等を巻き込んで、みんなに迷惑かけたんだから」
みかやん「この残骸。なんて言うかまさに修羅場だよね」
Oくん「酒は呑んでも呑まれるな。だから俺は酒を飲まないんだよ」
みかやん「てか、飲めないでしょ」
Oくん「そうとも言う」
掃除機をかけまくり、床の血を拭き取りまくって40分ほどかかってようやく掃除を終えた。やれやれ。
今日はOくんとトドとの勤務。TさんはホテルPの手伝いに行った。ホテルQの玄関に着くと丁度、OくんやC班のホテルP手伝い組3名が来たので、5人で玄関へ入るとC班のHさんが私達を待っていた。
C班Hさん「女がすっぽんぽんで部屋から出て大騒ぎだったんだよ。2度目に部屋から出て来た時はパンツ履いてたんだけど、パンツがズレててマン○丸見えさ。連れの男に取り押さえられたら腹が何段にもなってたから30過ぎの女なんだろうけど、叫んで酷かった」
5人「何それ?何なの?」
C班Hさん「掃除の移動の時にしか見てないけど、不倫カップルさ。奥さんがいる男に対して日頃の鬱憤が爆発したって言うの?逆ギレと言うより酒乱!それでさぁ。。。」
C班のHさんの話をずっと聞いていたかったが、私達は出勤の打刻をする時間だったので、後ろ髪を引かれる思いでフロントへ行った。フロントSさんに話を聞いてみた。
みかやん「すっぽんぽんの女が騒いで大変だったんだって?」
Sさん「そうなの!最初、男が先に帰るって事で集中ロックを解除したの。男が出て来たからロックしようとしたら、女が真っ裸のまま男を追いかけて来たの!男もビックリしてたけど、あたしもビックリ!あはは、あはははは」
Oくん「で、どうなったんすか?」
Sさん「女が”お金置いて行きなさいよ!割り勘にするって言ったでしょ!”って何故か半狂乱なの。こりゃヤバイと思って、その女を取り押さえて部屋へ連れて行こうとしたら、物凄い力で抵抗されてさ。何とか部屋へ連れて行ったんだけど、その女が”アンタは奥さんとどうのこうの”とか”私なんかアンタの子供を何回おろしたと思ってんのさ”って叫んで、不倫女の酔っぱらいさ。あはははは」
みかやん「ひええぇ。怖いね」
Sさん「話し合って貰う為に2人を残してあたしは部屋を出たの。暫くしたらその部屋の両隣のお客さんから電話がきて”隣の部屋から人殺しー!とか助けてー!と女の声が聞こえる”って言うから、慌てて部屋へ行ったの。そしたらね、グラスが割れて散乱してて女が足から血を流してるの!手にはワインオープナーを握りしめてるんだ。もうダメでしょ?完全な修羅場。常務へ電話して許可を貰って警察へ電話したの」
トド「警察沙汰かいな」
Sさん「女に言っても無駄だから男に”警察を呼びました”と言ったら、警察が来る前に女を引きずって車に乗せて帰ったよ。女は抵抗してワインオープナーを振り翳してたけど、観念して裸のまま車に乗せられて帰ったよ。もう本当に大騒ぎだったの〜。ははは」
みかやん「はははって。大事じゃん」
Sさん「男は警察が来たら奥さんや会社に不倫がバレると思って、必死に女を説得してたよ。情けないと言うより見苦しかった。最初は”バイブが動かないから電池を交換して”って女から電話がきたから、電池持って行って交換しようとしたら、電池が熱くなってるのさ。散々使って電池切れになったのを交換しろって言うの。この女、もっと何かしでかすに違いない!と思ってたら、やっぱりしでかしてくれたよ。あはははは」
Oくん「で、何番の部屋から掃除しますか?」
Sさん「じゃあ問題の222号室からお願いしよっかな。ハギしたけどガラスの破片だらけだから掃除機持って行ってね。床は血だらけだよ。あれだけの騒ぎを起こしてるのに、ちゃんとやってるってムカつくよね。あはははは」
部屋へ行くと噂以上にガラスの破片が散らばり、足を切った女性客の血が床に点々とついていた。ワインオープナーは持ち帰られていて、ゴミ箱にはバイブ2種類と乾電池数本とローションの瓶が捨てられていた。その他にビール500mlの空き缶6本と夥しい量のティッシュが捨てられ、ゴミ袋から溢れていた。
トド「結構な怪我やで。今は酔ってるからわからんかも知れんけど、正気に戻ったら足、かなり痛いで。病院行ったんやろか?」
Oくん「そんなの自業自得だよ。両隣の客やフロント、警察、俺等を巻き込んで、みんなに迷惑かけたんだから」
みかやん「この残骸。なんて言うかまさに修羅場だよね」
Oくん「酒は呑んでも呑まれるな。だから俺は酒を飲まないんだよ」
みかやん「てか、飲めないでしょ」
Oくん「そうとも言う」
掃除機をかけまくり、床の血を拭き取りまくって40分ほどかかってようやく掃除を終えた。やれやれ。
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ラブホ奮戦記227日目:チン○ラくずれ
2003年7月8日0:00-9:00. 15部屋掃除
今日はTさんとトドとの勤務。出勤すると昨日、ホテルKへ行ったTさんが走ってきた。
Tさん「Hさんが無事復帰されましたよ!噂以上に綺麗な方でした」
みかやん「でしょ!女優みたいでしょ?良かった。予定どおり復帰したんだ」
Tさん「優しそうで素敵でした。I氏の異動の話をしたら凄く驚いてましたよ。クソババアがHさんにしつこく話をしていて、あまり話せませんでした」
もっとHさんの話を聞きたかったが、7部屋連続の掃除に追われてバタバタした。控え室へ戻り、片付けをしてようやく椅子に座ったのに、Tさんが煙草を半分吸ったところでまた部屋が空いた。次々とお客さんが帰り始めた。
201号室から206号室へ移動しようとした時、フロントの傍で腐れFとお客さんがモメているようなので、とりあえず向かい側の223号室で様子を伺った。ところが何を思ったのかTさんがリモコンで223号室のドアを開けてしまった。一度ドアの鍵を開けると、部屋へ入ってモニター操作をしないとならない。
腐れFとお客さんの話が終わったので、223号室はそのままにして206号室へ入ったとたんに電話が鳴り、トドが電話に出た。
腐れF「何で223号室が掃除中になんだ?」
トド「ウチらやないわっ!アンタやないの!」
腐れF「そ、そうか。すまん」
「何言うてんねん!」と言って、トドは電話を切った。
Tさん「すみません。223号室の鍵を開けたの私です」
トド「ええっ?ホンマやの?ウチてっきり腐れFや思うて」
みかやん「いいじゃない。腐れFも自分だと思い込んでるし」
一同「あはははは」
今度は212号室から205号室へ移動しようとした時、女性の歌声が聞こえてきた。女性は物凄いダミ声で演歌を歌っていた。三人で「婆さんじゃないの?」等と言いながら覗いていると、金髪のヤンキー娘が現れた。後から赤いシャツにリーゼントにサングラスのチン○ラ風の男が着いてきた。
Tさん「あーゆーのまだ居るんですね。都会には居ないと思ってました。うわっ、田舎くさ〜。てか懐かしい。昔、あーゆー男、好きでしたけど今は。。。」(Tさん道内のT市出身)
トド「でも本人らは極道とそのオンナ気取りやで。Oくんがおったら”チン○ラくずれ”言うんやないの」
みかやん「絶対言いそう。あはははは」
笑っているとチン○ラくずれの2人がどんどん私達の方に向かってきた。ヤンキー娘の方はかなり酔っているようで、チン○ラくずれの男にぶら下がるようにしてフラフラと近づいて来た。私達はドアの隙間を更に細めて覗いていた。二人は私達のすぐ目の前を通り隣の213号室へ入った。ドアがバタンと閉まったので、205号室へ移動しようとすると213号室の入口付近から声が聞こえてきた。
チン○ラ「そんなトコに座ってねえで靴脱いで上がったらいいべ」
ヤンキー娘「立てねえから立たねえんだよっ。なんだよっ」
ヤンキー娘はダミ声なので、チン○ラくずれの男より迫力があった。
チン○ラ「立てよ!階段上がれや!可愛がってやんねえぞ」
ヤンキー娘「んふっ。こっちは立てねえけど、リョーチャンが立たなかったら許さねえぞお。いっぱいしゃぶってやる。ケツの穴までべろべろにしてやる。待ってな」
チン○ラ「だったらよう。立って階段上がってくれや。頼むって」
ヤンキー娘「・・・・・・・」
ヤンキー娘「リョーチャンにキスされると骨抜きになっちゃうよ。上、連れてって」
やがてヤンキー娘の「痛えよ!」「もっとゆっくり上がれや」と言うダミ声が聞こえてきて、無事階段を上がりきったようだった。
みかやん「はああ。疲れる」
トド「チューしとったんやな。ははは」
Tさん「聞いてて倒れそうでした」
トド「品の悪い女や”ケツの穴”やて」
Tさん「ベロベロにしてやるとか言ってましたよね」
朝になって私達が帰る時間になっても213号室のカップルはまだ在室していた。
トド「今頃、女は骨抜きにされて、男はベロベロにされてるんやで」
みかやん「想像がすぐ目に浮かぶような事、言わないでよ」
Tさん「Oくんだったら”グロい”って言うんでしょうね」
みかやん「そう、まさにグロい!」
トドはチン○ラくずれの男とヤンキー娘が気に入ったらしく、ずっとその話を止めなかった。「リョーチャンって名前もチン○ラ映画によく出てきそうやな」とご満悦だった。893映画ならともかくチン○ラ映画ってあるのか?
今日はTさんとトドとの勤務。出勤すると昨日、ホテルKへ行ったTさんが走ってきた。
Tさん「Hさんが無事復帰されましたよ!噂以上に綺麗な方でした」
みかやん「でしょ!女優みたいでしょ?良かった。予定どおり復帰したんだ」
Tさん「優しそうで素敵でした。I氏の異動の話をしたら凄く驚いてましたよ。クソババアがHさんにしつこく話をしていて、あまり話せませんでした」
もっとHさんの話を聞きたかったが、7部屋連続の掃除に追われてバタバタした。控え室へ戻り、片付けをしてようやく椅子に座ったのに、Tさんが煙草を半分吸ったところでまた部屋が空いた。次々とお客さんが帰り始めた。
201号室から206号室へ移動しようとした時、フロントの傍で腐れFとお客さんがモメているようなので、とりあえず向かい側の223号室で様子を伺った。ところが何を思ったのかTさんがリモコンで223号室のドアを開けてしまった。一度ドアの鍵を開けると、部屋へ入ってモニター操作をしないとならない。
腐れFとお客さんの話が終わったので、223号室はそのままにして206号室へ入ったとたんに電話が鳴り、トドが電話に出た。
腐れF「何で223号室が掃除中になんだ?」
トド「ウチらやないわっ!アンタやないの!」
腐れF「そ、そうか。すまん」
「何言うてんねん!」と言って、トドは電話を切った。
Tさん「すみません。223号室の鍵を開けたの私です」
トド「ええっ?ホンマやの?ウチてっきり腐れFや思うて」
みかやん「いいじゃない。腐れFも自分だと思い込んでるし」
一同「あはははは」
今度は212号室から205号室へ移動しようとした時、女性の歌声が聞こえてきた。女性は物凄いダミ声で演歌を歌っていた。三人で「婆さんじゃないの?」等と言いながら覗いていると、金髪のヤンキー娘が現れた。後から赤いシャツにリーゼントにサングラスのチン○ラ風の男が着いてきた。
Tさん「あーゆーのまだ居るんですね。都会には居ないと思ってました。うわっ、田舎くさ〜。てか懐かしい。昔、あーゆー男、好きでしたけど今は。。。」(Tさん道内のT市出身)
トド「でも本人らは極道とそのオンナ気取りやで。Oくんがおったら”チン○ラくずれ”言うんやないの」
みかやん「絶対言いそう。あはははは」
笑っているとチン○ラくずれの2人がどんどん私達の方に向かってきた。ヤンキー娘の方はかなり酔っているようで、チン○ラくずれの男にぶら下がるようにしてフラフラと近づいて来た。私達はドアの隙間を更に細めて覗いていた。二人は私達のすぐ目の前を通り隣の213号室へ入った。ドアがバタンと閉まったので、205号室へ移動しようとすると213号室の入口付近から声が聞こえてきた。
チン○ラ「そんなトコに座ってねえで靴脱いで上がったらいいべ」
ヤンキー娘「立てねえから立たねえんだよっ。なんだよっ」
ヤンキー娘はダミ声なので、チン○ラくずれの男より迫力があった。
チン○ラ「立てよ!階段上がれや!可愛がってやんねえぞ」
ヤンキー娘「んふっ。こっちは立てねえけど、リョーチャンが立たなかったら許さねえぞお。いっぱいしゃぶってやる。ケツの穴までべろべろにしてやる。待ってな」
チン○ラ「だったらよう。立って階段上がってくれや。頼むって」
ヤンキー娘「・・・・・・・」
ヤンキー娘「リョーチャンにキスされると骨抜きになっちゃうよ。上、連れてって」
やがてヤンキー娘の「痛えよ!」「もっとゆっくり上がれや」と言うダミ声が聞こえてきて、無事階段を上がりきったようだった。
みかやん「はああ。疲れる」
トド「チューしとったんやな。ははは」
Tさん「聞いてて倒れそうでした」
トド「品の悪い女や”ケツの穴”やて」
Tさん「ベロベロにしてやるとか言ってましたよね」
朝になって私達が帰る時間になっても213号室のカップルはまだ在室していた。
トド「今頃、女は骨抜きにされて、男はベロベロにされてるんやで」
みかやん「想像がすぐ目に浮かぶような事、言わないでよ」
Tさん「Oくんだったら”グロい”って言うんでしょうね」
みかやん「そう、まさにグロい!」
トドはチン○ラくずれの男とヤンキー娘が気に入ったらしく、ずっとその話を止めなかった。「リョーチャンって名前もチン○ラ映画によく出てきそうやな」とご満悦だった。893映画ならともかくチン○ラ映画ってあるのか?
ラブホ奮戦記226日目:血まみれの謎
2003年7月7日0:00-6:00 13部屋掃除
今日はOくんとトドとの勤務。TさんはホテルPの手伝いだった。出勤してモニターを見ると掃除待ちが8部屋あり愕然とした。C班の殆どの人がホテルPへ駆り出されたそうで、今日もヨレヨレになって戻ってきた。
C班の遅番が午前1時まで残ってくれたので、8部屋を1時間程度で片付けられた。控え室へ戻り、Oくんとトドには「頭が痛いからフロントへ薬を貰いに行ってくる」と言って席を立った。
みかやん「ダサ坊に調べて欲しい事があるの。金曜日にかくかくしかじかで疑惑の腐れF状態になったんだけど、確固たる証拠も無いのに盗人扱いは酷いと思い直したんだ」
ダサ坊「絶対怪しいよ。俺も気になるから今すぐ調べるね」
ダサ坊はサクサクとPCを操作し、フロントの引き継ぎ簿等を出して調べてくれた。
ダサ坊「金の動きに不審な点は無いよ。でもバイブを持ち去ったのは腐れF以外に考えられないね。モニターの音が出なくなったのは、腐れFがキーボードの上に食い物でも乗せたんじゃない?」
みかやん「良かった〜。あんな頭の悪い腐れFには所詮無理な犯行だよね。奴は嫌われ者でムカつくけど、かと言って有らぬ疑いはかけられないよね。ありがとうダサ坊」
控え室へ戻りOくんと協議の結果、トドが再び腐れFへの怒りに任せて暴走しそうな時に話す事にした。トドがトイレから戻ったので話題を変えた。
Oくん「昨日、血まみれの部屋で酷い目に遭ったよ。過去最高の血の量さ。俺はバラバラ殺人か自殺未遂だと思ったよ。汚物入れにもナプキンが捨ててなかったから慌てたんだけどね、みかやんがあっさり”オムツでもしてたんじゃない?”って言うんだ」
トド「前も話したかもわからんけど、ウチも若い頃に出血が止まらんようになって酷い目に遭うた事があったで。仕事中やったけどトイレから出られへんねん。血がシッコみたいにジャージャー出て、ナプキンや間に合わのうて、恥ずかしいけどバスタオル巻いて病院へ直行したんや。男のOくんに言うのも何やけど」
Oくん「それってやっぱり子宮の病気だったの?」
トド「それがな、何ともあらへん言われてな。ウチも納得行かへんやろ。いろいろ調べて貰ったんやけど、そん時の医者が”異常なし。たまたまや”言うねん。たまたま言われてもウチも困ってもうたわ。20年以上前の話やし、ヤブ医者やったかも知れんわ。今やったら何て言われるやろな」
みかやん「そんな目に遭って”たまたま”で片付けられたの?その後は大丈夫だったの?」
トド「後にも先にもそれっきりや。二度とあんな目に遭いたないわ。昨日の人もウチみたいな感じやったんかなぁ」
Oくん「でも普通は、あの血の量を見たらただ事じゃないと思うよ。俺だったら救急車を呼んでたよ。いつもああなのかな?やっぱりバラバラ殺人か自殺未遂じゃないのかな?異常な血の量だったから、夢に見そうで眠れなかったよ」
みかやん「あたしゃグッスリ寝たけどね。腰にタオル巻いてその上にバスローブを着てたみたいだったし、帰りもツラッと車で帰ってるんだから、昨日の人達にとっては普通の事なんじゃないの?」
Oくん「どう見たって普通じゃないよ」
トド「そんなに酷かったんか?」
Oくん「その腰に巻いてたであろうバスタオルなんか血でジュクジュク。シャワーを浴びたみたいで、足マットも小タオルもジュクジュクさ。面倒だから、まとめてゴミ袋に血まみれのリネンを入れたよ」
トド「平然とシャワー浴びてるゆう事は、やっぱその人らにとっては普通の事なんやろな。慣れたもんなんやろ。それに、やってたんやろ?」
Oくん「ゴミ箱にチンチンを拭いたと思われるティッシュが捨ててあった」
みかやん「バラバラ殺人や自殺未遂だったら、シャワーなんか浴びないよ」
トド「ホンマいろんな人がおんねんなぁ。端から見れば異常な事でも、当人同士は普通や言う事あるんやろな」
Oくん「確かにバラバラ殺人や自殺未遂じゃなかったんだろうけど、ヨソでやって欲しいよ。風呂にマットがあるラブホもあるんでしょ?あーゆー人達は風呂でやってシャワーで流して帰るべきだよ」
トド「ホンマやな。せやけどその人の場合はホンマもんの病人や。そんなん繰り返して無茶しはって救急車呼ぶような騒ぎにならんとええけどな」
みかやん&Oくん「ホンマや」
いったいどんな病気なんだろう。昨日の女性の病が快方に向かうよう祈らずにはいられなかった。
今日はOくんとトドとの勤務。TさんはホテルPの手伝いだった。出勤してモニターを見ると掃除待ちが8部屋あり愕然とした。C班の殆どの人がホテルPへ駆り出されたそうで、今日もヨレヨレになって戻ってきた。
C班の遅番が午前1時まで残ってくれたので、8部屋を1時間程度で片付けられた。控え室へ戻り、Oくんとトドには「頭が痛いからフロントへ薬を貰いに行ってくる」と言って席を立った。
みかやん「ダサ坊に調べて欲しい事があるの。金曜日にかくかくしかじかで疑惑の腐れF状態になったんだけど、確固たる証拠も無いのに盗人扱いは酷いと思い直したんだ」
ダサ坊「絶対怪しいよ。俺も気になるから今すぐ調べるね」
ダサ坊はサクサクとPCを操作し、フロントの引き継ぎ簿等を出して調べてくれた。
ダサ坊「金の動きに不審な点は無いよ。でもバイブを持ち去ったのは腐れF以外に考えられないね。モニターの音が出なくなったのは、腐れFがキーボードの上に食い物でも乗せたんじゃない?」
みかやん「良かった〜。あんな頭の悪い腐れFには所詮無理な犯行だよね。奴は嫌われ者でムカつくけど、かと言って有らぬ疑いはかけられないよね。ありがとうダサ坊」
控え室へ戻りOくんと協議の結果、トドが再び腐れFへの怒りに任せて暴走しそうな時に話す事にした。トドがトイレから戻ったので話題を変えた。
Oくん「昨日、血まみれの部屋で酷い目に遭ったよ。過去最高の血の量さ。俺はバラバラ殺人か自殺未遂だと思ったよ。汚物入れにもナプキンが捨ててなかったから慌てたんだけどね、みかやんがあっさり”オムツでもしてたんじゃない?”って言うんだ」
トド「前も話したかもわからんけど、ウチも若い頃に出血が止まらんようになって酷い目に遭うた事があったで。仕事中やったけどトイレから出られへんねん。血がシッコみたいにジャージャー出て、ナプキンや間に合わのうて、恥ずかしいけどバスタオル巻いて病院へ直行したんや。男のOくんに言うのも何やけど」
Oくん「それってやっぱり子宮の病気だったの?」
トド「それがな、何ともあらへん言われてな。ウチも納得行かへんやろ。いろいろ調べて貰ったんやけど、そん時の医者が”異常なし。たまたまや”言うねん。たまたま言われてもウチも困ってもうたわ。20年以上前の話やし、ヤブ医者やったかも知れんわ。今やったら何て言われるやろな」
みかやん「そんな目に遭って”たまたま”で片付けられたの?その後は大丈夫だったの?」
トド「後にも先にもそれっきりや。二度とあんな目に遭いたないわ。昨日の人もウチみたいな感じやったんかなぁ」
Oくん「でも普通は、あの血の量を見たらただ事じゃないと思うよ。俺だったら救急車を呼んでたよ。いつもああなのかな?やっぱりバラバラ殺人か自殺未遂じゃないのかな?異常な血の量だったから、夢に見そうで眠れなかったよ」
みかやん「あたしゃグッスリ寝たけどね。腰にタオル巻いてその上にバスローブを着てたみたいだったし、帰りもツラッと車で帰ってるんだから、昨日の人達にとっては普通の事なんじゃないの?」
Oくん「どう見たって普通じゃないよ」
トド「そんなに酷かったんか?」
Oくん「その腰に巻いてたであろうバスタオルなんか血でジュクジュク。シャワーを浴びたみたいで、足マットも小タオルもジュクジュクさ。面倒だから、まとめてゴミ袋に血まみれのリネンを入れたよ」
トド「平然とシャワー浴びてるゆう事は、やっぱその人らにとっては普通の事なんやろな。慣れたもんなんやろ。それに、やってたんやろ?」
Oくん「ゴミ箱にチンチンを拭いたと思われるティッシュが捨ててあった」
みかやん「バラバラ殺人や自殺未遂だったら、シャワーなんか浴びないよ」
トド「ホンマいろんな人がおんねんなぁ。端から見れば異常な事でも、当人同士は普通や言う事あるんやろな」
Oくん「確かにバラバラ殺人や自殺未遂じゃなかったんだろうけど、ヨソでやって欲しいよ。風呂にマットがあるラブホもあるんでしょ?あーゆー人達は風呂でやってシャワーで流して帰るべきだよ」
トド「ホンマやな。せやけどその人の場合はホンマもんの病人や。そんなん繰り返して無茶しはって救急車呼ぶような騒ぎにならんとええけどな」
みかやん&Oくん「ホンマや」
いったいどんな病気なんだろう。昨日の女性の病が快方に向かうよう祈らずにはいられなかった。
ラブホ奮戦記225日目:血の池再び
2003年7月6日0:00-9:00. 6部屋掃除
今日はOくんとの2人勤務。メールのやりとりはしていたが、金曜土曜とOくんに会わなかったので事の詳細を伝え合った。私は金曜のバイブ事件を話し、Oくんは昨日の腐れFの事を聞かせてくれた。昨日、Oくんとトドが廊下掃除に行くとフロントから腐れFが出てきて、姑のようにカーテンレールの上を指で拭い「埃が貯まってる。綺麗にしてくれ」と言ったそうだ。暫くおとなしくしていると思っていたのに、調子づいてきたようだ。腐れFがフロントに戻るとトドが「気が付いたなら自分でやれ!」と聞こえるように叫んだそうだ。
一昨日の盗人扱いの件といい、昨日の件といい、トドは腐れFを毛嫌いしている。毛嫌いしているのは私も同じで、腐れFに好感を持てるのはフロントK子くらいのものだと思うが、トドは徹底的に腐れFを嫌っている。ちょっと前まで「Fさんはそんな人やあらへん」と言っていたのに何があったのだろう。
今日は2人勤務なのにフロントは腐れFなのでハギには全く期待できない。Oくんとゆっくり掃除する事にした。2人勤務の時に連続して部屋が空いた場合、1人は風呂掃除セットと洗面&トイレ掃除セットを持って先に次の部屋へ入り、もう1人は回収した使用済みリネン類を持って控え室へ戻り新しいリネンセットを持って部屋へ行く。この時は私がリネン類を持って控え室へ戻った。
新しいリネン類を持って「いざ出動」と思ったら作業室の電話が鳴った。先に部屋へ入ったOくんからだった。
Oくん「ひゃあああぁ。。。あ、あのね。おねしょマットと小雑巾と大きいゴミ袋と消臭スプレーを持って来て!大変な事になってるんだ」
みかやん「えーーーーっ?何?イヤだよ〜。ウン○?ゲロ?」
Oくん「もうねぇコレはバラバラ殺人だよ。早く来てーーー」
みかやん「ひいぃぃぃ。イヤだ。行かないっ」
Oくん「でも死体は無いよ。お願いだから早く来て」
急いでOくんに言われた物を用意して部屋へ走ると、ドアの外にOくんが青白い顔をして立っていた。
Oくん「とてもこんな部屋に一人で居られないよ。過去最高と思われた前回の血の池地獄(5/18の日記参照)を遙かに上回る血の量なんだ。本当にねぇ、男が女をバラバラにして持って帰ったんじゃないか?って感じなんだよ。それと床も血だらけだからスリッパ履いたまま入った方がいいよ」
心の準備をして部屋へ入ると確かに血の池地獄だった。Oくんは先に部屋に入ったのにハギもせず現場を保存していた。シーツの上にバスローブが敷かれ更にバスタオルも敷いてあった。どれも大量の血にまみれていた。女性が腰にバスタオルを巻き、その上にバスローブを着ていたのだろう。一番上にあったバスタオルに付いた血は生々しく光っていた。バスタオルを絞ると血が滴り落ちるのでは?と思うような量だ。
床にも絨毯にも血が滴っていて、Oくんに案内されて水周りの方へ行くと、お風呂もトイレも洗面所も、洗面所に落ちていたバスタオルやフェイスタオルや足拭きマット、全てが血で染まっていた。
Oくん「これ全部本当に生理の血なの?手首切ったりして心中未遂じゃないの?実は汚物入れにナプキンが無いんだよ。怖くない?」
みかやん「生理だとは思うけど、あんまり量が多いからオムツでもしてるんじゃないの?マイ汚物袋を持参してて、それに入れて持ち帰ったんじゃない?」
Oくん「こんなんでよく男もやれたもんだよね。普通、引いちゃうでしょう。萎えるって」
みかやん「さぁね。血フェチとか血マニアなんじゃないの?女のあたしでも引くけど」
Oくん「前回の血の池地獄の時と同じカップルなんだろうか?みかやんが言ってたとおり、子宮の病気だったら確実に悪化してるよ。大丈夫なのかな?今以上悪化したら出血多量で死んじゃうよ」
みかやん「命に換えてもHしたいんだろうさ。ぼちぼちこのおどろおどろしい部屋を何とかしようよ。かなり手強いよ」
Oくん「ココで命がけのセックスされても困るよ。勘弁して〜」
いつもはA4サイズのビニール袋に血の付いたリネン類をちまちま入れていたが、今回はキリが無いので45Lゴミ袋に血まみれリネンをまとめて放り込んだ。床を擦りまくって血のシミを取り、消臭スプレーをかけて1時間後にようやく部屋から脱出した。控え室へ戻ったOくんは暫く放心状態になっていたが、いつの間にか寝入っていた。
今日はOくんとの2人勤務。メールのやりとりはしていたが、金曜土曜とOくんに会わなかったので事の詳細を伝え合った。私は金曜のバイブ事件を話し、Oくんは昨日の腐れFの事を聞かせてくれた。昨日、Oくんとトドが廊下掃除に行くとフロントから腐れFが出てきて、姑のようにカーテンレールの上を指で拭い「埃が貯まってる。綺麗にしてくれ」と言ったそうだ。暫くおとなしくしていると思っていたのに、調子づいてきたようだ。腐れFがフロントに戻るとトドが「気が付いたなら自分でやれ!」と聞こえるように叫んだそうだ。
一昨日の盗人扱いの件といい、昨日の件といい、トドは腐れFを毛嫌いしている。毛嫌いしているのは私も同じで、腐れFに好感を持てるのはフロントK子くらいのものだと思うが、トドは徹底的に腐れFを嫌っている。ちょっと前まで「Fさんはそんな人やあらへん」と言っていたのに何があったのだろう。
今日は2人勤務なのにフロントは腐れFなのでハギには全く期待できない。Oくんとゆっくり掃除する事にした。2人勤務の時に連続して部屋が空いた場合、1人は風呂掃除セットと洗面&トイレ掃除セットを持って先に次の部屋へ入り、もう1人は回収した使用済みリネン類を持って控え室へ戻り新しいリネンセットを持って部屋へ行く。この時は私がリネン類を持って控え室へ戻った。
新しいリネン類を持って「いざ出動」と思ったら作業室の電話が鳴った。先に部屋へ入ったOくんからだった。
Oくん「ひゃあああぁ。。。あ、あのね。おねしょマットと小雑巾と大きいゴミ袋と消臭スプレーを持って来て!大変な事になってるんだ」
みかやん「えーーーーっ?何?イヤだよ〜。ウン○?ゲロ?」
Oくん「もうねぇコレはバラバラ殺人だよ。早く来てーーー」
みかやん「ひいぃぃぃ。イヤだ。行かないっ」
Oくん「でも死体は無いよ。お願いだから早く来て」
急いでOくんに言われた物を用意して部屋へ走ると、ドアの外にOくんが青白い顔をして立っていた。
Oくん「とてもこんな部屋に一人で居られないよ。過去最高と思われた前回の血の池地獄(5/18の日記参照)を遙かに上回る血の量なんだ。本当にねぇ、男が女をバラバラにして持って帰ったんじゃないか?って感じなんだよ。それと床も血だらけだからスリッパ履いたまま入った方がいいよ」
心の準備をして部屋へ入ると確かに血の池地獄だった。Oくんは先に部屋に入ったのにハギもせず現場を保存していた。シーツの上にバスローブが敷かれ更にバスタオルも敷いてあった。どれも大量の血にまみれていた。女性が腰にバスタオルを巻き、その上にバスローブを着ていたのだろう。一番上にあったバスタオルに付いた血は生々しく光っていた。バスタオルを絞ると血が滴り落ちるのでは?と思うような量だ。
床にも絨毯にも血が滴っていて、Oくんに案内されて水周りの方へ行くと、お風呂もトイレも洗面所も、洗面所に落ちていたバスタオルやフェイスタオルや足拭きマット、全てが血で染まっていた。
Oくん「これ全部本当に生理の血なの?手首切ったりして心中未遂じゃないの?実は汚物入れにナプキンが無いんだよ。怖くない?」
みかやん「生理だとは思うけど、あんまり量が多いからオムツでもしてるんじゃないの?マイ汚物袋を持参してて、それに入れて持ち帰ったんじゃない?」
Oくん「こんなんでよく男もやれたもんだよね。普通、引いちゃうでしょう。萎えるって」
みかやん「さぁね。血フェチとか血マニアなんじゃないの?女のあたしでも引くけど」
Oくん「前回の血の池地獄の時と同じカップルなんだろうか?みかやんが言ってたとおり、子宮の病気だったら確実に悪化してるよ。大丈夫なのかな?今以上悪化したら出血多量で死んじゃうよ」
みかやん「命に換えてもHしたいんだろうさ。ぼちぼちこのおどろおどろしい部屋を何とかしようよ。かなり手強いよ」
Oくん「ココで命がけのセックスされても困るよ。勘弁して〜」
いつもはA4サイズのビニール袋に血の付いたリネン類をちまちま入れていたが、今回はキリが無いので45Lゴミ袋に血まみれリネンをまとめて放り込んだ。床を擦りまくって血のシミを取り、消臭スプレーをかけて1時間後にようやく部屋から脱出した。控え室へ戻ったOくんは暫く放心状態になっていたが、いつの間にか寝入っていた。
今日は休み・赤黒勝利で祝勝会
2003年7月5日●昨夜某惣菜工場で。。。
昨日の夜、工場の仕事を終え通路にあるロッカーの前で着替えていると、「やんや、ゆるぐながったね〜。あ〜。こわい」(訳:いや〜大変だったね。あ〜疲れた)と、懐かしい訛りの懐かしい声が聞こえてきた。ハッとして声がした方を見ると通路の角からNさんが出てきた。サイババヘアだった髪をバッサリと切りホテルに居た頃より若々しくなっていた。
思わず「Nさん!こんばんわ!お疲れ様です!」と声をかけると、一瞬にしてNさんの顔が強ばり、懐かしの鬼の形相となって「やーーーー!」と叫んで走り出した。Nさんの連れの人も驚いて「Nさん?どうしたの?Nさん?Nさん!」と叫んだが、Nさんは振り向きもせず無言でトイレへ逃げた。
何が起こったかわからないNさんの連れと私。仕方なくNさんの連れに会釈して帰った。暫し呆然としたが気を取り直してOくんへ電話してみた。
Oくん「みかやんもいずれ同じ工場で働く事を知ってたんだから驚く事じゃないよ。きっと、I氏と俺等が共謀してNさんを辞めさせるように仕向けたと思ってるんだよ。もしかしたらとは思ってたけど、きっと俺等の事を恨んでるのさ」
みかやん「恨まれる筋合いは無いよ。文句も言わずに耐えてたもん」
Oくん「だってあの人、みんなで同じ時に同じ話を聞いても1人だけ違う解釈してたでしょ?被害妄想って言うの?今度会ったら知らんぷりしてりゃいいよ。そんなババアに構わなくてもいい。失礼だよ。連れの人に、みかやんの事を何て言ったかもわかったもんじゃないよ」
ホテルへ出勤してトドにも話してみた。
トド「誰の目から見てもNさんはI氏を好いとったやん。ひやかしても満更でもないようやったし。そのI氏に決定的な事を言われて、I氏はNさんに対して全くその気がなかったと気が付いたんや。NさんがI氏にフラれた事をみかやんが知ってるから、照れ臭い言うかバツ悪かったんちゃうか?」
みかやん「まあ確かに照れ臭い時もバツが悪い時も、あの人なら鬼の形相になるだろうけど」
トド「突然でびっくりしたのもあるんやろ。どうしてええかわからんかったんや。元々みかやんとNさんは仲良うしてたやん。また会ったら今度は何か話すやろ。普通に声かけたらええんや」
うーーん。Oくんとトド、全く違う意見。またNさんと出会ってしまったら、どうすればいいんだろう?
●昨日の腐れFの件
人相と性格と癖が悪いというだけで、腐れFを盗人扱いするのは如何なものか?と思い直す。月曜の夜、腐れFが休みでダサ坊が来るので、ダサ坊に相談しながら、いろいろ確かめてみようと思う。
●赤黒勝利で祝勝会
夫、親友M君、G君、BD君、OD氏とすすきので中華料理と勝利の美酒を頂き、カラオケを楽しんだ。BD君&OD氏の赤黒風替え歌合戦に大爆笑だった。I氏の異動や腐れFの件でクサクサする毎日だったが、久しぶりにお腹の底から笑った。こんな事もあろうかと、工場もホテルも休みをとっておいて良かった。ありがとう、赤黒仲間。
昨日の夜、工場の仕事を終え通路にあるロッカーの前で着替えていると、「やんや、ゆるぐながったね〜。あ〜。こわい」(訳:いや〜大変だったね。あ〜疲れた)と、懐かしい訛りの懐かしい声が聞こえてきた。ハッとして声がした方を見ると通路の角からNさんが出てきた。サイババヘアだった髪をバッサリと切りホテルに居た頃より若々しくなっていた。
思わず「Nさん!こんばんわ!お疲れ様です!」と声をかけると、一瞬にしてNさんの顔が強ばり、懐かしの鬼の形相となって「やーーーー!」と叫んで走り出した。Nさんの連れの人も驚いて「Nさん?どうしたの?Nさん?Nさん!」と叫んだが、Nさんは振り向きもせず無言でトイレへ逃げた。
何が起こったかわからないNさんの連れと私。仕方なくNさんの連れに会釈して帰った。暫し呆然としたが気を取り直してOくんへ電話してみた。
Oくん「みかやんもいずれ同じ工場で働く事を知ってたんだから驚く事じゃないよ。きっと、I氏と俺等が共謀してNさんを辞めさせるように仕向けたと思ってるんだよ。もしかしたらとは思ってたけど、きっと俺等の事を恨んでるのさ」
みかやん「恨まれる筋合いは無いよ。文句も言わずに耐えてたもん」
Oくん「だってあの人、みんなで同じ時に同じ話を聞いても1人だけ違う解釈してたでしょ?被害妄想って言うの?今度会ったら知らんぷりしてりゃいいよ。そんなババアに構わなくてもいい。失礼だよ。連れの人に、みかやんの事を何て言ったかもわかったもんじゃないよ」
ホテルへ出勤してトドにも話してみた。
トド「誰の目から見てもNさんはI氏を好いとったやん。ひやかしても満更でもないようやったし。そのI氏に決定的な事を言われて、I氏はNさんに対して全くその気がなかったと気が付いたんや。NさんがI氏にフラれた事をみかやんが知ってるから、照れ臭い言うかバツ悪かったんちゃうか?」
みかやん「まあ確かに照れ臭い時もバツが悪い時も、あの人なら鬼の形相になるだろうけど」
トド「突然でびっくりしたのもあるんやろ。どうしてええかわからんかったんや。元々みかやんとNさんは仲良うしてたやん。また会ったら今度は何か話すやろ。普通に声かけたらええんや」
うーーん。Oくんとトド、全く違う意見。またNさんと出会ってしまったら、どうすればいいんだろう?
●昨日の腐れFの件
人相と性格と癖が悪いというだけで、腐れFを盗人扱いするのは如何なものか?と思い直す。月曜の夜、腐れFが休みでダサ坊が来るので、ダサ坊に相談しながら、いろいろ確かめてみようと思う。
●赤黒勝利で祝勝会
夫、親友M君、G君、BD君、OD氏とすすきので中華料理と勝利の美酒を頂き、カラオケを楽しんだ。BD君&OD氏の赤黒風替え歌合戦に大爆笑だった。I氏の異動や腐れFの件でクサクサする毎日だったが、久しぶりにお腹の底から笑った。こんな事もあろうかと、工場もホテルも休みをとっておいて良かった。ありがとう、赤黒仲間。
ラブホ奮戦記224日目:消えたバイブ
2003年7月4日0:00-8:00 16部屋掃除
今日はTさんとトドとの勤務。C班の人達は、ホテルPへ手伝いに行って戻ってからホテルQでも掃除をしてヨレヨレになっていた。お気の毒なのでC班が部屋から回収してきたゴミを片付けていると、未使用のバイブを発見した。C班の人達が「Oくんにプレゼントして」と言ってくれたので、ありがたく頂こうとしたら部屋が空いた。腐れFに「部屋入れよ」と言われると腹が立つので、ゴミ袋の後ろにバイブを隠して出動した。
久々に満室で待合室にはお客さんも居て大忙しだった。6部屋掃除して控え室へ戻り、ゴミ袋の後ろからバイブを出そうとすると、バイブが忽然と消えていた。
三人で燃えないゴミや燃えるゴミの袋の中を探しても見つからなかった。以前、使用済みのローターやH下着三点セットを持ち帰った事のあるトドが怪しいが、トドは私とTさんがどこへバイブを隠したか知らなかったし、Tさんは「ローターの方がいい」と言っていたし、C班の人は三人とも「Oくんにあげて」と言っていたので、我々が犯人とは考えられない。
みかやん「腐れFの奴、ホームレスみたいに残った酒やたばこをゴミ箱からあさって、バイブを見つけて持って行ったんじゃない?」
トド「腐れFはエコーだかわかばだか安い煙草を吸っててな、客が忘れた煙草は大喜びで持ってくし、うちらにも煙草をたかるんで有名やったわ。ホンマに普段、ゴミ箱をあさってるかも知れん」
Tさん「あんな腐れFが嫁とバイブを使うだなんて。想像すると吐き気がします」
トド「もしかしたら腐れFの奴、フロントの機械を操作してバイブが売れなかった事にして、バイブ代4800円をまんまと着服したかも知れんで!腐れFならやりかねないで!金にセコイ奴や、きっとそうやで」
突然、作業室の電話が鳴ったので三人とも飛び上がって驚いた。電話に出ると腐れFが「部屋入れよ(掃除に行け)」と言うのでモニターを見ると、確かに1部屋空いていたので慌てて出動した。
みかやん「ねえ?さっきモニターから音は聞こえなかったよね?」
Tさん「音が鳴らなかったから部屋が空いたと気が付きませんでした」
トド「モニター見てみい!今も1部屋空いたけど音は鳴らんで!」
一同「???」
トド「やっぱり思うたとおりや!腐れFの奴、バイブ代を着服しようとフロントのパネルをいじってて、間違ってモニターから音が出んようにしてもうたんや!間違いないで!」
Tさん「ひゃあ!業務上横領って奴じゃないですか!」
みかやん「でも証拠がないよ」
トド「取り敢えず腐れFへ電話してな!さっき”部屋入れ”って言われたんがシャクに触るわ。モニターの音が聞こえんかったからや言うてな」
渋々腐れFへ電話した。
みかやん「モニターの音が出ないんだけど」
腐れF「あっ。ああっ。控え室のだろう?」
みかやん「いやいや、控え室も部屋も全部さ」
腐れF「えっ?あっ、調べてみるな」
みかやん「動揺しまくりだったよ。”調べてみるな”だってさ」
トド「調べるも何もあんなもんフロントのパネルボタンをポン!でOKや」
Tさん「こんなに怪しいのに泳がせるしかないんですかねぇ」
みかやん「泳がせるって、刑事物じゃないんだから」
トド「いずれダサ坊にも協力してもろて、動かぬ証拠を押さえんとな」
話をしていたら部屋の電話が鳴って、またも一同飛び上がって驚いた。I氏からの電話だった。
みかやん「いや〜。I氏ーっ!今、かくかくしかじかだったんですよ。腐れFにはびっくりです!」
I氏「私も毎度”お前いい煙草吸ってるな。一本くれや”と言われてましたから、奴のセコさは充分わかってますよ。本当に奴ならやりかねないです。改装前のホテルPから奴がすぐ追い出されたのにはワケがあって、ホテルPは自動精算じゃなくて手集金だったから、お客さんが延長してもそれはお客さんとフロントしかわからないんですよ。で、お客さんが延長しても単なる休憩扱いにして延長料金を懐に入れるって事も可能なんです。社長が”腐れFにちょろまかされるかも?”と言って奴をホテルKへ戻したんですよ」
みかやん「そんな大事な事、何で今まで言ってくれなかったんですか?」
I氏「あんな奴の事、話題にもしたくないじゃないですか」
社長までもが腐れFを信頼していないのに何故あんな奴がいつまでも、のさばっているのだろう。いずれ動かぬ証拠を押さえてやる。
今日はTさんとトドとの勤務。C班の人達は、ホテルPへ手伝いに行って戻ってからホテルQでも掃除をしてヨレヨレになっていた。お気の毒なのでC班が部屋から回収してきたゴミを片付けていると、未使用のバイブを発見した。C班の人達が「Oくんにプレゼントして」と言ってくれたので、ありがたく頂こうとしたら部屋が空いた。腐れFに「部屋入れよ」と言われると腹が立つので、ゴミ袋の後ろにバイブを隠して出動した。
久々に満室で待合室にはお客さんも居て大忙しだった。6部屋掃除して控え室へ戻り、ゴミ袋の後ろからバイブを出そうとすると、バイブが忽然と消えていた。
三人で燃えないゴミや燃えるゴミの袋の中を探しても見つからなかった。以前、使用済みのローターやH下着三点セットを持ち帰った事のあるトドが怪しいが、トドは私とTさんがどこへバイブを隠したか知らなかったし、Tさんは「ローターの方がいい」と言っていたし、C班の人は三人とも「Oくんにあげて」と言っていたので、我々が犯人とは考えられない。
みかやん「腐れFの奴、ホームレスみたいに残った酒やたばこをゴミ箱からあさって、バイブを見つけて持って行ったんじゃない?」
トド「腐れFはエコーだかわかばだか安い煙草を吸っててな、客が忘れた煙草は大喜びで持ってくし、うちらにも煙草をたかるんで有名やったわ。ホンマに普段、ゴミ箱をあさってるかも知れん」
Tさん「あんな腐れFが嫁とバイブを使うだなんて。想像すると吐き気がします」
トド「もしかしたら腐れFの奴、フロントの機械を操作してバイブが売れなかった事にして、バイブ代4800円をまんまと着服したかも知れんで!腐れFならやりかねないで!金にセコイ奴や、きっとそうやで」
突然、作業室の電話が鳴ったので三人とも飛び上がって驚いた。電話に出ると腐れFが「部屋入れよ(掃除に行け)」と言うのでモニターを見ると、確かに1部屋空いていたので慌てて出動した。
みかやん「ねえ?さっきモニターから音は聞こえなかったよね?」
Tさん「音が鳴らなかったから部屋が空いたと気が付きませんでした」
トド「モニター見てみい!今も1部屋空いたけど音は鳴らんで!」
一同「???」
トド「やっぱり思うたとおりや!腐れFの奴、バイブ代を着服しようとフロントのパネルをいじってて、間違ってモニターから音が出んようにしてもうたんや!間違いないで!」
Tさん「ひゃあ!業務上横領って奴じゃないですか!」
みかやん「でも証拠がないよ」
トド「取り敢えず腐れFへ電話してな!さっき”部屋入れ”って言われたんがシャクに触るわ。モニターの音が聞こえんかったからや言うてな」
渋々腐れFへ電話した。
みかやん「モニターの音が出ないんだけど」
腐れF「あっ。ああっ。控え室のだろう?」
みかやん「いやいや、控え室も部屋も全部さ」
腐れF「えっ?あっ、調べてみるな」
みかやん「動揺しまくりだったよ。”調べてみるな”だってさ」
トド「調べるも何もあんなもんフロントのパネルボタンをポン!でOKや」
Tさん「こんなに怪しいのに泳がせるしかないんですかねぇ」
みかやん「泳がせるって、刑事物じゃないんだから」
トド「いずれダサ坊にも協力してもろて、動かぬ証拠を押さえんとな」
話をしていたら部屋の電話が鳴って、またも一同飛び上がって驚いた。I氏からの電話だった。
みかやん「いや〜。I氏ーっ!今、かくかくしかじかだったんですよ。腐れFにはびっくりです!」
I氏「私も毎度”お前いい煙草吸ってるな。一本くれや”と言われてましたから、奴のセコさは充分わかってますよ。本当に奴ならやりかねないです。改装前のホテルPから奴がすぐ追い出されたのにはワケがあって、ホテルPは自動精算じゃなくて手集金だったから、お客さんが延長してもそれはお客さんとフロントしかわからないんですよ。で、お客さんが延長しても単なる休憩扱いにして延長料金を懐に入れるって事も可能なんです。社長が”腐れFにちょろまかされるかも?”と言って奴をホテルKへ戻したんですよ」
みかやん「そんな大事な事、何で今まで言ってくれなかったんですか?」
I氏「あんな奴の事、話題にもしたくないじゃないですか」
社長までもが腐れFを信頼していないのに何故あんな奴がいつまでも、のさばっているのだろう。いずれ動かぬ証拠を押さえてやる。
ラブホ奮戦記223日目:束の間の再会
2003年7月3日※I氏から電話がきた。
「昨日、Tさんを借りるのにホテルQへ電話したら、腐れFが”1人でいいのか?2人貸せるぞ”と言ったんです。いくら何でも1人メイクは辛いでしょう!と言ったら、腐れFの野郎”大丈夫だ!俺が部屋に入るから”って言ったんですよ。身の程知らずが。あんな奴が部屋に入って何の役に立つと言うんでしょう。呆れました」
「こっちのメイクさんは3人で、1人はかん高い声でよく喋るおばさんみたいな20代の男の子で、30代の女の人はとんでもない大デブで、40代の女の人は薄気味悪いんですよ。年齢的にはOくんみかやんトドと同じなんですけど、全然そそらないんですよ。勝負パンツ買って損しました」
「新人ばかりなので1部屋の掃除に30分以上かかるんです。常務が”ベテラン呼ぶか?”とか”深夜も2班体制にしないとヤバイ”と言ってるので、みかやんやOくんにも声がかかるかも知れません。そっちで腐れFといるなら、こっちに来た方がいいですよ」
「すみませんねぇ。私ばかり喋って。もしこっちから手伝い要請があったらすぐ来て下さいね」
との事だった。
0:00-9:00. 9部屋掃除
今日はOくんとTさんとの勤務。早速Tさんに聞いてみた。
みかやん「今朝I氏から電話が来て、ホテルPのメイクさん達をどうこう言ってたよ」
Tさん「きゃーはっはっは。そのとおりです。男の子はおばさんみたいだし、30代は100kg超の物凄いデブで、40代の人は何か薄気味悪いんですよ。I氏ったら的を得た発言です」
みかやん「一部屋に30分以上かかるんだって?」
Tさん「”時間より丁寧さ”と思ってて、ゆっくり眠たくなるような掃除でした。お客さんが待ってても全く慌てないんです。こっちなら、お客さんが待ってたら10分位で部屋を空けるじゃないですか。これでいいんだろうか?と思います」
静かに部屋のドアが空いたので、一同身構えた。腐れFだと思ったらI氏だった。工場の仕事が早く終わったので、出勤前に私達の顔を見に来てくれたそうだ。有り難い事だ。
みかやん「わーっ!I氏〜。丁度今ホテルPの話をしてたんですよ」
Tさん「私もうホテルPへ行きたくないですよ。陰気で面白くないです」
I氏「ココを中心に考えるとヨソは面白くないですよ。こんな笑える姉弟メイクは他には居ないです。この2人が居ないだけでこんなに寂しいとは思いませんでした。私だってこれから出勤だけど行きたくないですよ」
Oくん「なんすか?笑える姉弟メイクって。こんなクソ真面目な俺らをつかまえて」
みかやん「喜んでいいのか何なのかわかんないよね。Oちゃんはともかく私はお笑いキャラじゃないし」
20分程、4人で話をしてからI氏は泣く泣くホテルPへ出勤した。
Tさん「みかやんやOくんより、I氏の方がよっぽど寂しそうで痛々しいですね」
Oくん「俺らはこれから腐れFと戦っていかなきゃなんないんだよ。寂しがってなんかいられないよ」
一気に6部屋掃除して在室がたったの4部屋になった。他のフロントの人なら、貯まったリネンを片付けてくれているが、腐れFの場合はリネンが貯まったままだ。1部屋空いたが空き部屋が15部屋もあるので三人でリネンを片付けたり、各自の作業バックの補充をしていた。
Oくん「今、腐れFが来て”部屋入れよ(掃除しろよ)。部屋を空けるのを最優先しろ”だってさ」
みかやん「満室で客待ちしてるならともかく、こんなに空き部屋があるのに。”他のフロントならリネンを片付けてくれてるのに、お前は何もしないから片付けてる”って言えば良かったでしょ」
Oくん「とっさに思いつかなかったよ。ごめんなさい」
みかやん「あたしなら”だからメイクの間でアンタは状況判断の出来ない男で有名だよ”ぐらい言ってやったのに」
Tさん「みかやんや私に言ったら反撃されると思って、Oくんに言うんじゃないですか?」
Oくん「俺、腐れFになめられてるのかな」
みかやん「このまま部屋に入ったら、腐れFに屈服するみたいでイヤだねえ」
Tさん「ムカつきます。”黙ってても部屋には入るよ。いちいち指図するから嫌われるんだ”と言ってやりたかったですよね」
Oくん「だからとっさに思いつかなくて。ごめんなさい」
「俺らはこれから腐れFと戦っていかなきゃなんないんだよ」と言いながら、腐れFの言いなりになっているOくんが不甲斐なかった。このままでは腐れFの思うツボだ。
「昨日、Tさんを借りるのにホテルQへ電話したら、腐れFが”1人でいいのか?2人貸せるぞ”と言ったんです。いくら何でも1人メイクは辛いでしょう!と言ったら、腐れFの野郎”大丈夫だ!俺が部屋に入るから”って言ったんですよ。身の程知らずが。あんな奴が部屋に入って何の役に立つと言うんでしょう。呆れました」
「こっちのメイクさんは3人で、1人はかん高い声でよく喋るおばさんみたいな20代の男の子で、30代の女の人はとんでもない大デブで、40代の女の人は薄気味悪いんですよ。年齢的にはOくんみかやんトドと同じなんですけど、全然そそらないんですよ。勝負パンツ買って損しました」
「新人ばかりなので1部屋の掃除に30分以上かかるんです。常務が”ベテラン呼ぶか?”とか”深夜も2班体制にしないとヤバイ”と言ってるので、みかやんやOくんにも声がかかるかも知れません。そっちで腐れFといるなら、こっちに来た方がいいですよ」
「すみませんねぇ。私ばかり喋って。もしこっちから手伝い要請があったらすぐ来て下さいね」
との事だった。
0:00-9:00. 9部屋掃除
今日はOくんとTさんとの勤務。早速Tさんに聞いてみた。
みかやん「今朝I氏から電話が来て、ホテルPのメイクさん達をどうこう言ってたよ」
Tさん「きゃーはっはっは。そのとおりです。男の子はおばさんみたいだし、30代は100kg超の物凄いデブで、40代の人は何か薄気味悪いんですよ。I氏ったら的を得た発言です」
みかやん「一部屋に30分以上かかるんだって?」
Tさん「”時間より丁寧さ”と思ってて、ゆっくり眠たくなるような掃除でした。お客さんが待ってても全く慌てないんです。こっちなら、お客さんが待ってたら10分位で部屋を空けるじゃないですか。これでいいんだろうか?と思います」
静かに部屋のドアが空いたので、一同身構えた。腐れFだと思ったらI氏だった。工場の仕事が早く終わったので、出勤前に私達の顔を見に来てくれたそうだ。有り難い事だ。
みかやん「わーっ!I氏〜。丁度今ホテルPの話をしてたんですよ」
Tさん「私もうホテルPへ行きたくないですよ。陰気で面白くないです」
I氏「ココを中心に考えるとヨソは面白くないですよ。こんな笑える姉弟メイクは他には居ないです。この2人が居ないだけでこんなに寂しいとは思いませんでした。私だってこれから出勤だけど行きたくないですよ」
Oくん「なんすか?笑える姉弟メイクって。こんなクソ真面目な俺らをつかまえて」
みかやん「喜んでいいのか何なのかわかんないよね。Oちゃんはともかく私はお笑いキャラじゃないし」
20分程、4人で話をしてからI氏は泣く泣くホテルPへ出勤した。
Tさん「みかやんやOくんより、I氏の方がよっぽど寂しそうで痛々しいですね」
Oくん「俺らはこれから腐れFと戦っていかなきゃなんないんだよ。寂しがってなんかいられないよ」
一気に6部屋掃除して在室がたったの4部屋になった。他のフロントの人なら、貯まったリネンを片付けてくれているが、腐れFの場合はリネンが貯まったままだ。1部屋空いたが空き部屋が15部屋もあるので三人でリネンを片付けたり、各自の作業バックの補充をしていた。
Oくん「今、腐れFが来て”部屋入れよ(掃除しろよ)。部屋を空けるのを最優先しろ”だってさ」
みかやん「満室で客待ちしてるならともかく、こんなに空き部屋があるのに。”他のフロントならリネンを片付けてくれてるのに、お前は何もしないから片付けてる”って言えば良かったでしょ」
Oくん「とっさに思いつかなかったよ。ごめんなさい」
みかやん「あたしなら”だからメイクの間でアンタは状況判断の出来ない男で有名だよ”ぐらい言ってやったのに」
Tさん「みかやんや私に言ったら反撃されると思って、Oくんに言うんじゃないですか?」
Oくん「俺、腐れFになめられてるのかな」
みかやん「このまま部屋に入ったら、腐れFに屈服するみたいでイヤだねえ」
Tさん「ムカつきます。”黙ってても部屋には入るよ。いちいち指図するから嫌われるんだ”と言ってやりたかったですよね」
Oくん「だからとっさに思いつかなくて。ごめんなさい」
「俺らはこれから腐れFと戦っていかなきゃなんないんだよ」と言いながら、腐れFの言いなりになっているOくんが不甲斐なかった。このままでは腐れFの思うツボだ。
今日は休み・赤黒圧勝でゴキゲン
2003年7月2日※今日は工場もホテルも休み。赤黒観戦の為、札幌ドームへ。試合前に夫、T氏&Tさん夫妻、親友M君に会い、気合いを入れた。結果は6-2で赤黒の圧勝。びっくりした。久々に立ったり座ったり大忙しの観戦だった。
※夜中にOくんからメールがきた。
O君「昨日までとは違ってホテル凄い暇。あまりの暇さにTさんが隣のホテルP連れてかれた」
みか「Tさんは元々ホテルPの朝番の面接に受かった人だから仕方ないよね。あれっ?Oちゃん1人?」
O君「いくら何でも1人メイクはないよ。トドと2人だよ。わびしくリネン織ってるよ」
みか「へえぇ。2人とも織物職人だったんだ。縦糸に横糸を渡してリネンを織ってたとは驚き」
O君「織ってません!追ってました?いや折ってました。間違ったよ。フンだ!それはそうとTさんはホテルPにとられちゃうのかな?そういやTさんはホテルPで採用になった人だったんだよね」
みか「なんかそんな気がするよ。度々駆り出されるよりホテルP固定の方が本人も我々もラク」
O君「だよね。アテにしてて金曜や土曜に連れてかれたら俺らシャレんなんない。火曜もキツイよ」
みか「あたしもホテルPへ行きたいよ。腐れFは体質に合わない。精神衛生上も最悪」
O君「今のところ腐れFはおとなしくしてるよ。I氏、俺らをホテルPに呼んでくれないかな?おおっと!出動する」
みか「はい。行ってらっしゃい!おやすみ〜」
リニュアルオープンしたてのホテルPも忙しいだろうが、事前にきっちり人材確保をしなかった会社側の不手際だ。そのしわ寄せが全部ホテルQにのしかかる。度々Tさんを連れて行かれるようでは残された我々も大変だ。ホテルQのナイト班でさえ4名いるのに、リニュアルオープンで大忙しのラブホのナイト班が新人3名だけとは、お粗末過ぎやしないか?
※夜中にOくんからメールがきた。
O君「昨日までとは違ってホテル凄い暇。あまりの暇さにTさんが隣のホテルP連れてかれた」
みか「Tさんは元々ホテルPの朝番の面接に受かった人だから仕方ないよね。あれっ?Oちゃん1人?」
O君「いくら何でも1人メイクはないよ。トドと2人だよ。わびしくリネン織ってるよ」
みか「へえぇ。2人とも織物職人だったんだ。縦糸に横糸を渡してリネンを織ってたとは驚き」
O君「織ってません!追ってました?いや折ってました。間違ったよ。フンだ!それはそうとTさんはホテルPにとられちゃうのかな?そういやTさんはホテルPで採用になった人だったんだよね」
みか「なんかそんな気がするよ。度々駆り出されるよりホテルP固定の方が本人も我々もラク」
O君「だよね。アテにしてて金曜や土曜に連れてかれたら俺らシャレんなんない。火曜もキツイよ」
みか「あたしもホテルPへ行きたいよ。腐れFは体質に合わない。精神衛生上も最悪」
O君「今のところ腐れFはおとなしくしてるよ。I氏、俺らをホテルPに呼んでくれないかな?おおっと!出動する」
みか「はい。行ってらっしゃい!おやすみ〜」
リニュアルオープンしたてのホテルPも忙しいだろうが、事前にきっちり人材確保をしなかった会社側の不手際だ。そのしわ寄せが全部ホテルQにのしかかる。度々Tさんを連れて行かれるようでは残された我々も大変だ。ホテルQのナイト班でさえ4名いるのに、リニュアルオープンで大忙しのラブホのナイト班が新人3名だけとは、お粗末過ぎやしないか?
ラブホ奮戦記222日目:腐れF着任
2003年7月1日0:00-9:00. 11部屋掃除
今日はトドとの2人勤務。あのトドが「腐れFの事をイヤやイヤや思てたら、お腹の調子が悪なって、ずっとお腹急降下なんや。迷惑かけるかも知れん」と言うので意外だった。しかし昨夜と同様にC班が全員12時上がりしてから、お客さんの出入りが激しくなり忙しかった。不調のトドはフーフー言いながらも頑張ってくれた。
5部屋連続掃除をして控え室へ戻ると、腐れFがリネンを折っていた。不調のトドを庇いながら掃除をしていたので、すっかり腐れFの事を忘れていた。控え室へ戻った私達に腐れFが「お疲れさ〜ん。忙しかっただろう。少し休んだ方がいいぞ」と言った。はい〜?キャラ違うじゃん!と思いつつ、控え室で休んだ。
火曜なのでリネンが山積みだが、トドが不調なので1人で折らなければ!と席を立つとトドも着いて来た。
みかやん「いいよいいよ。リネンはあたしが折るから休んでて」
トド「うちは大丈夫や。リネンぎょうさんあるし折らせてな」
みかやん「だめだめ。顔が土色だよ。I氏みたい」
トド「えっ?ホンマ?ごめん。ほなウチ少し休むわ」
腐れFと私が作業室の端と端でリネンを折った。静まり返った作業室に腐れFの鼻息だけが、スースーピーピーと響き渡っていた。部屋が空いたがトドは休んでいるし、1人メイクをしている時に腐れFに部屋へ入って来られてもイヤだし、トドが回復するまでリネンを折る事にした。
2時間程休んでトドが復調した。掃除待ちが5部屋たまったので急いで掃除に向かった。
トド「腐れFの鼻息がスースーピーピーうるさくて寝られへんて。1人でリネン折らせてもうて堪忍な。ウチは大丈夫や思うたけど”顔色がI氏みたい”言われたら、重症や思って休ませてもらったわ。いろいろ気遣って貰って、ありがとな」
みかやん「いやいや。お互い様だよ。さっきは顔が土色だったよ。元気になってくれて良かった。また部屋が空いたから6部屋連続掃除になるけど大丈夫?」
トド「大丈夫や!朝まで頑張るで!」
部屋から回収したリネンを持って控え室へ戻ろうとすると、フロントから腐れFが出てきて「俺が持って行く」と言って、私からリネン籠を奪うし、他の部屋は腐れFがリネンを持ち去っていたので調子が狂った。途中、部屋に電話がかかってきたので出ると腐れFが「I君から電話だ。聞いてやってくれ」と言った。
みかやん「わーっ!I氏〜!」
I氏「忙しい所すみません。マットに血が付いたんですけど新人ばかりでどう処理したら良いか、わからないんですよ。どうですか?腐れFは?辛い目に遭ってませんか?」
みかやん「どうですかも何も、かくかくしかじかで調子が狂うんですよ。でも腐れFにそんな事をされたからと言って騙される私達ではありません。マットは古歯ブラシに洗剤と漂白剤を混ぜて擦って下さい。。。I氏〜。戻って来て下さいよ〜」
I氏「私も戻れるものなら戻りたいですよ〜。常務はびっちり居るし社長からは頻繁に電話がくるしで、落ち着かないんですよ。気疲れしてクタクタです」
名残惜しいが10分ほど話をして電話を切った。次の部屋を掃除をしていると今度は部屋のブザーが鳴った。腐れFが来たんだろうとトドが階段へ出て行ったが、怪訝な顔をして戻って来た。
トド「”呼ばれて来ました”言うて制服の女子高生が来てるんや。何か聞いとった?」
「はっ!」と気が付いて、制服姿の女性に「フロントへ確認しますので少々お待ち下さい」と言って、腐れFへ電話をした。再び制服の女性に「只今フロントの者がご案内致します」と言って掃除に戻った。
トド「へっ?何やの?あの学生さん何者や?」
みかやん「あの人は偽学生でデリヘル嬢だよ。こないだOちゃんと風俗誌を見てたら”制服で伺います!授業料・普通科60分1万5千円 進学科90分2万円 全コース完全2回ヌキ”とか言うデリヘルの広告があって、それを思い出したんだ」
トド「”呼ばれて来ました”言うから、ウチはココで働くのに面接に来たんか?と思うたわ。”呼ばれて”言うんは男性客に呼ばれた言う意味やったんか」
みかやん「そうそう。いくら何でも、こんな時間に学生さんと面接はしないでしょ」
トド「ホンマやな。制服姿やったからデリヘル嬢とは思わんかったわ」
みかやん&トド「あはははは」
最近はトドとも仲良く仕事が出来る。トドとも協力して打倒腐れF!I氏を取り戻す為に頑張らなければ。
今日はトドとの2人勤務。あのトドが「腐れFの事をイヤやイヤや思てたら、お腹の調子が悪なって、ずっとお腹急降下なんや。迷惑かけるかも知れん」と言うので意外だった。しかし昨夜と同様にC班が全員12時上がりしてから、お客さんの出入りが激しくなり忙しかった。不調のトドはフーフー言いながらも頑張ってくれた。
5部屋連続掃除をして控え室へ戻ると、腐れFがリネンを折っていた。不調のトドを庇いながら掃除をしていたので、すっかり腐れFの事を忘れていた。控え室へ戻った私達に腐れFが「お疲れさ〜ん。忙しかっただろう。少し休んだ方がいいぞ」と言った。はい〜?キャラ違うじゃん!と思いつつ、控え室で休んだ。
火曜なのでリネンが山積みだが、トドが不調なので1人で折らなければ!と席を立つとトドも着いて来た。
みかやん「いいよいいよ。リネンはあたしが折るから休んでて」
トド「うちは大丈夫や。リネンぎょうさんあるし折らせてな」
みかやん「だめだめ。顔が土色だよ。I氏みたい」
トド「えっ?ホンマ?ごめん。ほなウチ少し休むわ」
腐れFと私が作業室の端と端でリネンを折った。静まり返った作業室に腐れFの鼻息だけが、スースーピーピーと響き渡っていた。部屋が空いたがトドは休んでいるし、1人メイクをしている時に腐れFに部屋へ入って来られてもイヤだし、トドが回復するまでリネンを折る事にした。
2時間程休んでトドが復調した。掃除待ちが5部屋たまったので急いで掃除に向かった。
トド「腐れFの鼻息がスースーピーピーうるさくて寝られへんて。1人でリネン折らせてもうて堪忍な。ウチは大丈夫や思うたけど”顔色がI氏みたい”言われたら、重症や思って休ませてもらったわ。いろいろ気遣って貰って、ありがとな」
みかやん「いやいや。お互い様だよ。さっきは顔が土色だったよ。元気になってくれて良かった。また部屋が空いたから6部屋連続掃除になるけど大丈夫?」
トド「大丈夫や!朝まで頑張るで!」
部屋から回収したリネンを持って控え室へ戻ろうとすると、フロントから腐れFが出てきて「俺が持って行く」と言って、私からリネン籠を奪うし、他の部屋は腐れFがリネンを持ち去っていたので調子が狂った。途中、部屋に電話がかかってきたので出ると腐れFが「I君から電話だ。聞いてやってくれ」と言った。
みかやん「わーっ!I氏〜!」
I氏「忙しい所すみません。マットに血が付いたんですけど新人ばかりでどう処理したら良いか、わからないんですよ。どうですか?腐れFは?辛い目に遭ってませんか?」
みかやん「どうですかも何も、かくかくしかじかで調子が狂うんですよ。でも腐れFにそんな事をされたからと言って騙される私達ではありません。マットは古歯ブラシに洗剤と漂白剤を混ぜて擦って下さい。。。I氏〜。戻って来て下さいよ〜」
I氏「私も戻れるものなら戻りたいですよ〜。常務はびっちり居るし社長からは頻繁に電話がくるしで、落ち着かないんですよ。気疲れしてクタクタです」
名残惜しいが10分ほど話をして電話を切った。次の部屋を掃除をしていると今度は部屋のブザーが鳴った。腐れFが来たんだろうとトドが階段へ出て行ったが、怪訝な顔をして戻って来た。
トド「”呼ばれて来ました”言うて制服の女子高生が来てるんや。何か聞いとった?」
「はっ!」と気が付いて、制服姿の女性に「フロントへ確認しますので少々お待ち下さい」と言って、腐れFへ電話をした。再び制服の女性に「只今フロントの者がご案内致します」と言って掃除に戻った。
トド「へっ?何やの?あの学生さん何者や?」
みかやん「あの人は偽学生でデリヘル嬢だよ。こないだOちゃんと風俗誌を見てたら”制服で伺います!授業料・普通科60分1万5千円 進学科90分2万円 全コース完全2回ヌキ”とか言うデリヘルの広告があって、それを思い出したんだ」
トド「”呼ばれて来ました”言うから、ウチはココで働くのに面接に来たんか?と思うたわ。”呼ばれて”言うんは男性客に呼ばれた言う意味やったんか」
みかやん「そうそう。いくら何でも、こんな時間に学生さんと面接はしないでしょ」
トド「ホンマやな。制服姿やったからデリヘル嬢とは思わんかったわ」
みかやん&トド「あはははは」
最近はトドとも仲良く仕事が出来る。トドとも協力して打倒腐れF!I氏を取り戻す為に頑張らなければ。
ラブホ奮戦記221日目:デリ嬢で満室
2003年6月30日0:00-6:00 7部屋掃除
今日はOくんとトドとの勤務。フロントはダサ坊だった。隣のホテルPがリニュアルオープンしてから、わりと暇だったが今夜は出勤時に在室が4部屋しかないくらい暇だった。
ダサ坊「今日は殆どが男1人で来て、デリヘル嬢を呼んでるパターンだよ」
みかやん「隣のホテルPが新しくなったのにわざわざココへ来る奇特なお客さんって、デリヘル嬢を呼ぶ男だったんだね」
と話していると突然、I氏が息を切らして来た。
I氏「話が二転三転どころじゃないですよ。今日は休みだったのに、急遽ホテルPへ出勤する事になりました。これから出勤です。Oくんとも積もる話があったのに残念です。じゃ、みかやん、エロビは控え室に置いてきましたから。宜しくお願いします。それでは皆さん、お元気で!」
あまりにも呆気ないI氏とのお別れだった。I氏へ最後の挨拶をしたがっていたOくんも唖然としていた。
ダサ坊「みかやん、エロビって?」
Oくん「I氏とTさんは無類のエロビ好きだからね」
みかやん「そうそう、Tさんに渡してって事」
ダサ坊「へえぇ」
月末なので、部屋にあるエロ番組の6月のプログラムガイドを7月のと交換して回った。交換している間に、どんどんお客さんが入って来たので慌てた。あっと言う間に満室に近い状態になった。全部、デリヘル嬢を呼んだ部屋なのだろうか?
回収したプログラムガイドを見て、Oくんは大喜びだった。
・変態王様ゲーム 素○OLの尿・足臭・唾・・・
・スペルマ地獄 口唇犯3
・団地妻 昼下がりの濡れマン即ズボ
・新・もののけ奥さん15連発 〜肉欲獣バトルロワイヤル
等を声を出して読みながらご満悦のご様子。
「あはは!”もののけ奥さん”って、どんな奥さんだい?足臭は勘弁して〜」
「それにしても”四十路熟女 悶絶味くらべ”とか”美熟女 熱い棒でココをトロかして”とか、相変わらず”熟女曼陀羅 ご近所の10人のおばさん”は大人気だし、熟女ブームなのかねえ」
「”生義母 背徳のエロドラマ”とか”義母がグチョグチョでガマンできない 艶々母さんスペシャル”とか”義母の寝室大全集 大狂乱・15人の義母”って、義母ブームでもあるんだ。へええ」
1人で大騒ぎしていて、I氏の事など忘れているようだった。
掃除をして控え室へ戻ろうとすると、お客さんの気配がしたので慌てて隠れた。20代半ばの男性1人が歩いてきた。男性客は私達の前を通り、不敵な笑いを浮かべながら201号室へ入って行った。
Oくん「ちょっと!見た?袋の中に風俗情報誌”すきまん”が入ってるのが、丸見えだったよ。あの男、俺と目が合ったら勝ち誇ったような顔をして薄笑いしやがった。なんだい?ちょっと高い部屋へ入ってデリヘル嬢を呼ぶからって、俺に対して挑戦的な顔しやがって」
トド「まあまあ。そう怒らんで。女に不自由してるからデリヘル嬢を呼ぶんやろ?」
Oくん「いくら高い部屋に入っても、あんなテクノくずれのオカッパ頭じゃ女にモテないよ!」
憤慨しながら控え室へ戻り押し黙っていてOくんが、ふいに口を開いた。
Oくん「みかやん。I氏へ電話してよ。どうしてるかな?」
OくんがI氏の事を気に掛けているのが嬉しくて、すぐにI氏へ電話をして、携帯をOくんへ渡した。
「いやいやどうも。言いそびれたけど、お世話になりました。そっちはどうですか?そっちのメイクさん相手にエロ炸裂ですか?」
「はいはい。そりゃもうI氏の事はお世話しましたよ。右も左も分からなかったI氏をそこまでにしたのは、はっきり言って俺ですからね」
憎まれ口をたたきながらもOくんは楽しそうにI氏と話をしていた。
朝、退勤の打刻をしにフロントへ行くと、机の上にバイブがあり”返品”とメモが付いていた。
Oくん「あれ?このバイブは?」
ダサ坊「201号室へ行ったデリヘル嬢から電話がきて”バイブが動かないの〜”って言われたんだ。実際、動かないから交換したんだよ」
Oくん「あのテクノくずれのオカッパ頭の野郎、デリヘル嬢にバイブまで買い与えてるのかよ。女にモテないからって金に物を言わせて何やってんだか」
ダサ坊「あっ、Oくんも見たの?冴えない男だったよね〜。いかにもモテない君って感じ」
Oくん「あんなテクノくずれのオカッパ頭で、デリヘル嬢を呼ぶなんて十年早いよね」
男同士、妙に意気投合するダサ坊とOくんだった。今後はI氏とOくん以上の名コンビになって欲しいものだ。
今日はOくんとトドとの勤務。フロントはダサ坊だった。隣のホテルPがリニュアルオープンしてから、わりと暇だったが今夜は出勤時に在室が4部屋しかないくらい暇だった。
ダサ坊「今日は殆どが男1人で来て、デリヘル嬢を呼んでるパターンだよ」
みかやん「隣のホテルPが新しくなったのにわざわざココへ来る奇特なお客さんって、デリヘル嬢を呼ぶ男だったんだね」
と話していると突然、I氏が息を切らして来た。
I氏「話が二転三転どころじゃないですよ。今日は休みだったのに、急遽ホテルPへ出勤する事になりました。これから出勤です。Oくんとも積もる話があったのに残念です。じゃ、みかやん、エロビは控え室に置いてきましたから。宜しくお願いします。それでは皆さん、お元気で!」
あまりにも呆気ないI氏とのお別れだった。I氏へ最後の挨拶をしたがっていたOくんも唖然としていた。
ダサ坊「みかやん、エロビって?」
Oくん「I氏とTさんは無類のエロビ好きだからね」
みかやん「そうそう、Tさんに渡してって事」
ダサ坊「へえぇ」
月末なので、部屋にあるエロ番組の6月のプログラムガイドを7月のと交換して回った。交換している間に、どんどんお客さんが入って来たので慌てた。あっと言う間に満室に近い状態になった。全部、デリヘル嬢を呼んだ部屋なのだろうか?
回収したプログラムガイドを見て、Oくんは大喜びだった。
・変態王様ゲーム 素○OLの尿・足臭・唾・・・
・スペルマ地獄 口唇犯3
・団地妻 昼下がりの濡れマン即ズボ
・新・もののけ奥さん15連発 〜肉欲獣バトルロワイヤル
等を声を出して読みながらご満悦のご様子。
「あはは!”もののけ奥さん”って、どんな奥さんだい?足臭は勘弁して〜」
「それにしても”四十路熟女 悶絶味くらべ”とか”美熟女 熱い棒でココをトロかして”とか、相変わらず”熟女曼陀羅 ご近所の10人のおばさん”は大人気だし、熟女ブームなのかねえ」
「”生義母 背徳のエロドラマ”とか”義母がグチョグチョでガマンできない 艶々母さんスペシャル”とか”義母の寝室大全集 大狂乱・15人の義母”って、義母ブームでもあるんだ。へええ」
1人で大騒ぎしていて、I氏の事など忘れているようだった。
掃除をして控え室へ戻ろうとすると、お客さんの気配がしたので慌てて隠れた。20代半ばの男性1人が歩いてきた。男性客は私達の前を通り、不敵な笑いを浮かべながら201号室へ入って行った。
Oくん「ちょっと!見た?袋の中に風俗情報誌”すきまん”が入ってるのが、丸見えだったよ。あの男、俺と目が合ったら勝ち誇ったような顔をして薄笑いしやがった。なんだい?ちょっと高い部屋へ入ってデリヘル嬢を呼ぶからって、俺に対して挑戦的な顔しやがって」
トド「まあまあ。そう怒らんで。女に不自由してるからデリヘル嬢を呼ぶんやろ?」
Oくん「いくら高い部屋に入っても、あんなテクノくずれのオカッパ頭じゃ女にモテないよ!」
憤慨しながら控え室へ戻り押し黙っていてOくんが、ふいに口を開いた。
Oくん「みかやん。I氏へ電話してよ。どうしてるかな?」
OくんがI氏の事を気に掛けているのが嬉しくて、すぐにI氏へ電話をして、携帯をOくんへ渡した。
「いやいやどうも。言いそびれたけど、お世話になりました。そっちはどうですか?そっちのメイクさん相手にエロ炸裂ですか?」
「はいはい。そりゃもうI氏の事はお世話しましたよ。右も左も分からなかったI氏をそこまでにしたのは、はっきり言って俺ですからね」
憎まれ口をたたきながらもOくんは楽しそうにI氏と話をしていた。
朝、退勤の打刻をしにフロントへ行くと、机の上にバイブがあり”返品”とメモが付いていた。
Oくん「あれ?このバイブは?」
ダサ坊「201号室へ行ったデリヘル嬢から電話がきて”バイブが動かないの〜”って言われたんだ。実際、動かないから交換したんだよ」
Oくん「あのテクノくずれのオカッパ頭の野郎、デリヘル嬢にバイブまで買い与えてるのかよ。女にモテないからって金に物を言わせて何やってんだか」
ダサ坊「あっ、Oくんも見たの?冴えない男だったよね〜。いかにもモテない君って感じ」
Oくん「あんなテクノくずれのオカッパ頭で、デリヘル嬢を呼ぶなんて十年早いよね」
男同士、妙に意気投合するダサ坊とOくんだった。今後はI氏とOくん以上の名コンビになって欲しいものだ。
ラブホ奮戦記220日目:I氏とお別れ
2003年6月29日0:00-9:00 8部屋掃除
今日はTさんとの2人勤務。I氏と本当に今日でお別れだと思うと寂しくてたまらない。重い足取りでフロントへ向かった。
Sさん「気ぃ落とさないで〜。あたしも協力するよ〜。腐れFとはホテルKで一緒だったから、あたしも恨みつらみがあるんだ。打倒腐れF!で頑張ろう。あはは」
ダサ坊「腐れFから電話がきて”社長に言われて、そっちに行く事になったんだ♪まだ誰にも言うなよ”だってさ。みんな知ってるっちゅーに。また何か勘違いしてやがる」
みかやん「”勘違い”と言えば。一昨日、C班の人が”客のフリして、らくがき帳にフロントのおやじが変!と書いてやろう”とか”フロントとして致命的な事を書かなきゃ”と言ってたから、腐れFはC班になると勘違いしたよ。気の毒に、とまで思ったのに」
ダサ坊「一昨日は俺がD班に入ってたから、腐れFがC班に来ると思ったんじゃないの?俺も協力するから、仲良く頑張ろうよ」
Sさんとダサ坊に励まされて控え室へ戻った。取り敢えず、夫作の特大弁当を食べたが、むしゃくしゃしてついパンもデザートも食べたし、1Lのグレープフルーツ水をガブ飲みした。
Tさん「そんなに食べても太らないなんて羨ましい。凄っい量、食べるよね。いつも食べてるし」
「今日はヤケ食いだ!」と思ったのに「いつも食べてる」と言われては、さすがに照れた。そこへI氏登場。徳用ざんぎを2パック持ってきてくれた。
I氏「最後の日が暇で良かったです。ホテルPも無事オープンしたし、ここでのんびりと余生をおくる予定だったのに」
みかやん「最後とか余生とか言わないで下さいよ」
I氏「あなた達も私の写真を遺影と言ってるじゃないですか」
みかやん「そうですけど。最後だなんて信じたくないんです」
部屋が空いたので出動した。続けて部屋が空いたのでI氏がハギをして回ってくれた。いつにも増して完璧なハギだった。腐れFのハギとは雲泥の差だ。I氏に楽なハギをして貰うのも今日で最後と思うと、まとめられたゴミや、セットしてくれたリネン籠を見ても涙が出そうだった。I氏とは衝突した事もあったが、その度に強い信頼で結ばれていったように思えた。いろんな事を思い出して1人シンミリした。
控え室へ戻るとしんみりしている私をよそに、ヤンキーTさんとヤンキー好きI氏は、Vシネマや893映画、ついにはエロビデオの話で大盛り上がりだったので脱力した。「こんな日になんて話を」と思いながらI氏に頂いたザンギを食べていると、Tさんに「また食べてる〜」と言われるし、I氏には「エロビをダビングしますよ。ハメ撮りがいいですか?いろんなのオムニバス形式にしますか?」と言われ、ますます脱力。
I氏は工場もホテルも休みなので、エロビをダビングして今夜持ってくるという事だ。3連休で会えなかったOくんにも会いたいらしい。朝になりI氏はフロントへ戻り、私達は締めの準備をした。締めを済ませてフロントへ行くと、いよいよI氏とお別れだ。
I氏「短い間でしたが本当にお世話になりました。みかやんとは口論もしたけど、今までは他人と本気でぶつかる事がなかったからこんな人生なんだろうと変に納得しましたよ。言いにくい事を言って頂いて勉強になりましたし、言いたい事を言い合える仲間になれた事を感謝してます」
みかやん「生意気ばかり言ってすみませんでした。私、本当に仲良くなりたいと思う相手とは”まあいいか”で済ませない所があって、Oちゃんともお互い泣きながら物凄い言い争いをした事があるんですよ。こんな奴なんですけど、I氏もOちゃんも分かってくれて有り難かったです」
I氏「大喧嘩の事はOくんから聞きましたけど、Oくんは少しもみかやんの事を悪く言ってなかったですよ。私も口論の後、暫く口もきかなかった事がありましたが、みかやんに腹が立ってじゃなくて、自分に腹が立ってたからなんですよ。うやむやになってましたが最後にその事だけは言っておかないと!と思いまして、私の方こそ大人げなくてすみませんでした」
みかやん「全くもう!今夜また会えるんですから、最後最後って言わないで下さいよ〜。エロビ忘れないで下さいね!じゃ、お疲れ様でした〜!」
涙が出そうでフロントから飛び出した。涙ぐんでいるのをTさんに見られたくなくて、そそくさとチャリをとばして帰宅した。今夜はOくんも出勤してくる。みんなで笑顔でI氏を送り出そう。
今日はTさんとの2人勤務。I氏と本当に今日でお別れだと思うと寂しくてたまらない。重い足取りでフロントへ向かった。
Sさん「気ぃ落とさないで〜。あたしも協力するよ〜。腐れFとはホテルKで一緒だったから、あたしも恨みつらみがあるんだ。打倒腐れF!で頑張ろう。あはは」
ダサ坊「腐れFから電話がきて”社長に言われて、そっちに行く事になったんだ♪まだ誰にも言うなよ”だってさ。みんな知ってるっちゅーに。また何か勘違いしてやがる」
みかやん「”勘違い”と言えば。一昨日、C班の人が”客のフリして、らくがき帳にフロントのおやじが変!と書いてやろう”とか”フロントとして致命的な事を書かなきゃ”と言ってたから、腐れFはC班になると勘違いしたよ。気の毒に、とまで思ったのに」
ダサ坊「一昨日は俺がD班に入ってたから、腐れFがC班に来ると思ったんじゃないの?俺も協力するから、仲良く頑張ろうよ」
Sさんとダサ坊に励まされて控え室へ戻った。取り敢えず、夫作の特大弁当を食べたが、むしゃくしゃしてついパンもデザートも食べたし、1Lのグレープフルーツ水をガブ飲みした。
Tさん「そんなに食べても太らないなんて羨ましい。凄っい量、食べるよね。いつも食べてるし」
「今日はヤケ食いだ!」と思ったのに「いつも食べてる」と言われては、さすがに照れた。そこへI氏登場。徳用ざんぎを2パック持ってきてくれた。
I氏「最後の日が暇で良かったです。ホテルPも無事オープンしたし、ここでのんびりと余生をおくる予定だったのに」
みかやん「最後とか余生とか言わないで下さいよ」
I氏「あなた達も私の写真を遺影と言ってるじゃないですか」
みかやん「そうですけど。最後だなんて信じたくないんです」
部屋が空いたので出動した。続けて部屋が空いたのでI氏がハギをして回ってくれた。いつにも増して完璧なハギだった。腐れFのハギとは雲泥の差だ。I氏に楽なハギをして貰うのも今日で最後と思うと、まとめられたゴミや、セットしてくれたリネン籠を見ても涙が出そうだった。I氏とは衝突した事もあったが、その度に強い信頼で結ばれていったように思えた。いろんな事を思い出して1人シンミリした。
控え室へ戻るとしんみりしている私をよそに、ヤンキーTさんとヤンキー好きI氏は、Vシネマや893映画、ついにはエロビデオの話で大盛り上がりだったので脱力した。「こんな日になんて話を」と思いながらI氏に頂いたザンギを食べていると、Tさんに「また食べてる〜」と言われるし、I氏には「エロビをダビングしますよ。ハメ撮りがいいですか?いろんなのオムニバス形式にしますか?」と言われ、ますます脱力。
I氏は工場もホテルも休みなので、エロビをダビングして今夜持ってくるという事だ。3連休で会えなかったOくんにも会いたいらしい。朝になりI氏はフロントへ戻り、私達は締めの準備をした。締めを済ませてフロントへ行くと、いよいよI氏とお別れだ。
I氏「短い間でしたが本当にお世話になりました。みかやんとは口論もしたけど、今までは他人と本気でぶつかる事がなかったからこんな人生なんだろうと変に納得しましたよ。言いにくい事を言って頂いて勉強になりましたし、言いたい事を言い合える仲間になれた事を感謝してます」
みかやん「生意気ばかり言ってすみませんでした。私、本当に仲良くなりたいと思う相手とは”まあいいか”で済ませない所があって、Oちゃんともお互い泣きながら物凄い言い争いをした事があるんですよ。こんな奴なんですけど、I氏もOちゃんも分かってくれて有り難かったです」
I氏「大喧嘩の事はOくんから聞きましたけど、Oくんは少しもみかやんの事を悪く言ってなかったですよ。私も口論の後、暫く口もきかなかった事がありましたが、みかやんに腹が立ってじゃなくて、自分に腹が立ってたからなんですよ。うやむやになってましたが最後にその事だけは言っておかないと!と思いまして、私の方こそ大人げなくてすみませんでした」
みかやん「全くもう!今夜また会えるんですから、最後最後って言わないで下さいよ〜。エロビ忘れないで下さいね!じゃ、お疲れ様でした〜!」
涙が出そうでフロントから飛び出した。涙ぐんでいるのをTさんに見られたくなくて、そそくさとチャリをとばして帰宅した。今夜はOくんも出勤してくる。みんなで笑顔でI氏を送り出そう。