ラブホ奮戦記187日目:キレるOくん
2003年5月19日※13日の日記に、砂姫さん、★リン★さん。めぐみんさん、* の ん あ く *さん、あやかさん、しるべっちゃさんへのご挨拶があります。
※80000アクセス達成。皆様のお陰です。ありがとうございます。
0:00-6:00 7部屋掃除
今日はOくんとの勤務。出勤してモニターを見ると在室がたったの6つだった。久々の暇な予感にワクワクした。C班が全員12時上がりをしたので、Oくんと2人でまったりした。走ってきたYに「言い忘れたけど、新人Tさんは今日一日休んで明日は出勤するんだってさ」と言われたが、私達もTさんの存在を忘れてしまっていた。
1部屋目をなんなくこなして、昨日のような目には遭わないだろうと、安心して2部屋目の掃除に向かった。丁度、ハギを終えたI氏が部屋から出てきた。
I氏「グラスが木っ端微塵に割れているので危ないですよ。掃除機を持って行って下さい」
みかやん「ええーっ。ここは床が大理石で絨毯を敷いてない部屋じゃないですか」
一度控え室へ戻って掃除機を持って出直した。たまたま今日は暑くて裸足だったので、私はスリッパを履いたまま部屋へ入った。怖々歩くとスリッパの下で「パリン」とガラスが割れる音がした。
みかやん「うわあ。こりゃヤバイわ。あたしが掃除機をかけるからOちゃんは離れてて」
掃除機をかけると「パチパチカチカチ」と音がした。掃除機がグラスの破片を吸い込んでいる音だ。音が聞こえなくなるまで掃除機をかけまくり、クイックルワイパーや粘着ローラーをかけて、ようやくOくんが部屋へ入って来た。
Oくん「痛てて。まだ破片が落ちてるよ。俺、先に洗面と風呂をやってるからココは任せたよ」
更にしつこく掃除機や粘着ローラーやクイックルワイパーをかけた。離れた所から屈んで床を見て破片が光らないか確かめた。するとOくんがグラスを2個持って風呂から出てきた。
Oくん「ったく。気取りくさって風呂でグラスにビールを注いで飲もうとするから、グラスを割るんだよ。こんなモン、缶のまま乾杯すりゃーいいじゃん。何、かっこつけてんだか。くだらねえ。ケッ!」
更にOくんは何気なく冷蔵庫の中を除いて、割れたグラスの底の部分が入っていたのを発見してキレた。
Oくん「なんでこんなモンをわざわざ冷蔵庫で冷やしてんだよ!馬鹿か?この客は!あっ!痛え!また破片を踏んだよ。なんて事しやがるんだ。馬鹿客め!ふざけるな!」
宥め賺してOくんとベッドを組んだが、Oくんの機嫌は直らなかった。昨日と同様にこの部屋1つに1時間もかかって掃除をして、すっかり疲れて控え室へ戻るとI氏が来た。
I氏「Tさんは明日は出勤するそうで楽しみですね♪」
Oくん「”びっくりするほど美人”って聞いてたのに、少しもビックリしませんでしたよ。思いっきりヤンキー女じゃないすか。ふてぶてしくて俺は嫌いです」
I氏「ええっ?ふてぶてしいってどんな風に?」
Oくん「みかやんには敬語で、俺やトドにはタメグチすよ。俺の方が年下だから仕方ないかも知れないけど、いいトシなのに未だにヤンキー丸出しで、態度がデカイんすよ。顔もハイヒール・○○コそっくりすよ。あんな女が来るのが楽しみだなんて思うのが信じられないっすよ」
I氏「いや〜。だって若く見えてOくんと並んだらお似合いと思ったんですけどねぇ」
Oくん「一見若く見えますけど、ふとした表情が意地悪婆さんすよ。若きゃ、若く見えりゃ何でもアリなんすか?常務といいYといいI氏といい、何であんな女に騙されるのかわかりません。若い馬鹿な女に騙されて人生を踏み外すオヤジの典型的パターンす。俺はそんなオヤジにはなりません」
I氏「Oくんがそこまで言うなら第一印象に騙されただけなんですね」
Oくん「そうっすよ。辞めてくれて他の人が来た方がよっぽどいいっす。一目見て根性が悪そうな女なのに、何故面接に受かったか不思議です。第一印象のどこが良かったんすか?巨乳だからすか?巨乳と言うよりあれは単にデブだからすよ。こんな職場だからってジャージで来るなんて独身なのに女捨ててるじゃないすか。それに。。。」(延々と続く)
へええ。意外だった。てっきりOくんも鼻の下を伸ばしていると思っていた。Tさんはそんなに悪い人じゃないと思う。白くて丸くて小さくて可愛いのに。風邪が治って本調子になったら、いい所をいっぱい見つけられそうなのに。Oくん、落ち着いてくれ。どうどうどう。
※80000アクセス達成。皆様のお陰です。ありがとうございます。
0:00-6:00 7部屋掃除
今日はOくんとの勤務。出勤してモニターを見ると在室がたったの6つだった。久々の暇な予感にワクワクした。C班が全員12時上がりをしたので、Oくんと2人でまったりした。走ってきたYに「言い忘れたけど、新人Tさんは今日一日休んで明日は出勤するんだってさ」と言われたが、私達もTさんの存在を忘れてしまっていた。
1部屋目をなんなくこなして、昨日のような目には遭わないだろうと、安心して2部屋目の掃除に向かった。丁度、ハギを終えたI氏が部屋から出てきた。
I氏「グラスが木っ端微塵に割れているので危ないですよ。掃除機を持って行って下さい」
みかやん「ええーっ。ここは床が大理石で絨毯を敷いてない部屋じゃないですか」
一度控え室へ戻って掃除機を持って出直した。たまたま今日は暑くて裸足だったので、私はスリッパを履いたまま部屋へ入った。怖々歩くとスリッパの下で「パリン」とガラスが割れる音がした。
みかやん「うわあ。こりゃヤバイわ。あたしが掃除機をかけるからOちゃんは離れてて」
掃除機をかけると「パチパチカチカチ」と音がした。掃除機がグラスの破片を吸い込んでいる音だ。音が聞こえなくなるまで掃除機をかけまくり、クイックルワイパーや粘着ローラーをかけて、ようやくOくんが部屋へ入って来た。
Oくん「痛てて。まだ破片が落ちてるよ。俺、先に洗面と風呂をやってるからココは任せたよ」
更にしつこく掃除機や粘着ローラーやクイックルワイパーをかけた。離れた所から屈んで床を見て破片が光らないか確かめた。するとOくんがグラスを2個持って風呂から出てきた。
Oくん「ったく。気取りくさって風呂でグラスにビールを注いで飲もうとするから、グラスを割るんだよ。こんなモン、缶のまま乾杯すりゃーいいじゃん。何、かっこつけてんだか。くだらねえ。ケッ!」
更にOくんは何気なく冷蔵庫の中を除いて、割れたグラスの底の部分が入っていたのを発見してキレた。
Oくん「なんでこんなモンをわざわざ冷蔵庫で冷やしてんだよ!馬鹿か?この客は!あっ!痛え!また破片を踏んだよ。なんて事しやがるんだ。馬鹿客め!ふざけるな!」
宥め賺してOくんとベッドを組んだが、Oくんの機嫌は直らなかった。昨日と同様にこの部屋1つに1時間もかかって掃除をして、すっかり疲れて控え室へ戻るとI氏が来た。
I氏「Tさんは明日は出勤するそうで楽しみですね♪」
Oくん「”びっくりするほど美人”って聞いてたのに、少しもビックリしませんでしたよ。思いっきりヤンキー女じゃないすか。ふてぶてしくて俺は嫌いです」
I氏「ええっ?ふてぶてしいってどんな風に?」
Oくん「みかやんには敬語で、俺やトドにはタメグチすよ。俺の方が年下だから仕方ないかも知れないけど、いいトシなのに未だにヤンキー丸出しで、態度がデカイんすよ。顔もハイヒール・○○コそっくりすよ。あんな女が来るのが楽しみだなんて思うのが信じられないっすよ」
I氏「いや〜。だって若く見えてOくんと並んだらお似合いと思ったんですけどねぇ」
Oくん「一見若く見えますけど、ふとした表情が意地悪婆さんすよ。若きゃ、若く見えりゃ何でもアリなんすか?常務といいYといいI氏といい、何であんな女に騙されるのかわかりません。若い馬鹿な女に騙されて人生を踏み外すオヤジの典型的パターンす。俺はそんなオヤジにはなりません」
I氏「Oくんがそこまで言うなら第一印象に騙されただけなんですね」
Oくん「そうっすよ。辞めてくれて他の人が来た方がよっぽどいいっす。一目見て根性が悪そうな女なのに、何故面接に受かったか不思議です。第一印象のどこが良かったんすか?巨乳だからすか?巨乳と言うよりあれは単にデブだからすよ。こんな職場だからってジャージで来るなんて独身なのに女捨ててるじゃないすか。それに。。。」(延々と続く)
へええ。意外だった。てっきりOくんも鼻の下を伸ばしていると思っていた。Tさんはそんなに悪い人じゃないと思う。白くて丸くて小さくて可愛いのに。風邪が治って本調子になったら、いい所をいっぱい見つけられそうなのに。Oくん、落ち着いてくれ。どうどうどう。
ラブホ奮戦記186日目:血の池地獄
2003年5月18日家に着いたとたんドッと疲れが出た。今日は寝ないで宮の沢へ赤黒サテライトの試合を見に行く予定だったのに、ソファの上でうたた寝をしてしまった。幸い寝過ごさずに済んだので夫と宮の沢へ向かった。親友M君と合流して、白い恋人サッカー場へ行った。ODR氏ZさんMちゃんファミリーや、BD君やN君も来ていた。初のサテライト観戦はとても楽しかった。4-0でボロ負けしたのにまた見たいと思った。
0:00-9:00. 11部屋掃除
今日はOくんとの勤務。ロッカーで身支度を整えているとYが来た。「新人さん、今日も休むから2人だけど宜しくね〜」と言って、逃げるように立ち去って行った。
Oくん「やっぱり休みか。もう来ないかもね」
みかやん「初日があんなに忙しかったらゲンナリするよね」
Oくん「元々は一昨日が初出勤だったのに休むから悪いんだよ」
みかやん「明日は来てくれるといいけどね。どうだろ」
1部屋目の202号室へ入ると妙に血生臭かった。ふと足元を見ると血が点々と付いていた。私が「あっ!血だわ」と叫ぶのと同時に、ベッドの布団を剥がしていたOくんも「ああっ!凄い血!」と叫んだ。シーツの血は過去最大級の量で、中央部分は赤黒い血糊のようになっていた。お客さんが部屋を出た直後に掃除に来たのが幸いして、おねしょマットに被害はなかったので洗濯はしなくて済んだが、リネンは全滅だった。
Oくん「うわあああ。靴下に血が付いちゃったよ〜。キモイ」
私が立っていたベッドの反対側のOくん側は、床の絨毯が血まみれになっていた。202号室と言えばH椅子がある部屋だ。ベッドのOくん側に付いていた血が点々とH椅子の方へ向かっていた。H椅子の上はライトで照らされ何かが光っているのが見えた。恐る恐る近づくとやはりH椅子の上にはべっとりと血糊が付いていた。
Oくん「うわああぁ。あっちもこっちも血だらけで、まるで血の池地獄だよ。無理っ。俺には無理っ。俺、頑張ってリネンをやるから、悪いけどみかやんがH椅子の方を片付けてくれない?あと、絨毯は一緒に拭こう」
Oくんは泣く泣くリネン類の汚物処理を始めた。枕カバー、シーツ、布団カバーを順番にたたんでビニール袋に入れていた。私は雑巾に除菌スプレーをかけてH椅子の上の血を拭いていた。H椅子の下の床も血まみれでかなり手強かった。ふと、ある事に気が付いた。
みかやん「ねえ!洗面所のバスローブやバスタオルは無事?」
Oくん「そうだった。まだ見てなかったよ。見てくるね」
Oくん「うわあああ。こっちも酷いよ。全部血だらけ」
Oくんは更に、バスローブ、バスタオル、フェイスタオル、足マットを順番にたたんでビニール袋へ詰め込んだ。女の私が見ても驚くような血の量だった。こんなに血が多い人もいるんだなと感心してしまうくらいだ。
Oくん「これって本当に全部、生理の血なの?こんなに量が多くても貧血にならないの?刺されたりしたんじゃないの?」
みかやん「子宮筋腫や子宮内膜症とか言う症状の人は特別に血が多いらしいよ。あたしゃ、もしも自分からこんなに血が出たら貧血で倒れるよ」
Oくん「だよね。やっぱりこの量は病的だよね。逆にこんな量の血で普通だったら怖いよ。いつも思うけど”私は特別に血が多いから”とか”もう少し生理が下火になってから”と言って断ればいいのにね」
みかやん「こんなに酷かったら、お互いの家じゃ無理だからココへ来るんだよ。それも酷い話だけどさ」
Oくん「Yくんの事を思い出すね。”生理の客は帰りやがれ!するな!しなくてもいい!”って、よく言ってたけど、Yくんの言うとおりだよ」
雑巾に除菌スプレーをつけてベッドの両側の絨毯を拭いた。力強く擦らなければ取れないので難航した。ようやく絨毯が何事も無かったような状態になったので、Oくんとベッドを組んだが腕がだるくて手が上がらなかった。ベッドを組み終わり、私はトイレへOくんは風呂へ行った。予想はしていたが案の定、トイレには血まみれでずっしり重いナプキンが大量にあり、風呂の床には大量の血が残っていた。
気が付くとこの部屋の掃除に1時間もかかっていた。1部屋目で今日一日のエネルギーを使い果たしたような感じで、その後はヨレヨレだった。
はああああ。
0:00-9:00. 11部屋掃除
今日はOくんとの勤務。ロッカーで身支度を整えているとYが来た。「新人さん、今日も休むから2人だけど宜しくね〜」と言って、逃げるように立ち去って行った。
Oくん「やっぱり休みか。もう来ないかもね」
みかやん「初日があんなに忙しかったらゲンナリするよね」
Oくん「元々は一昨日が初出勤だったのに休むから悪いんだよ」
みかやん「明日は来てくれるといいけどね。どうだろ」
1部屋目の202号室へ入ると妙に血生臭かった。ふと足元を見ると血が点々と付いていた。私が「あっ!血だわ」と叫ぶのと同時に、ベッドの布団を剥がしていたOくんも「ああっ!凄い血!」と叫んだ。シーツの血は過去最大級の量で、中央部分は赤黒い血糊のようになっていた。お客さんが部屋を出た直後に掃除に来たのが幸いして、おねしょマットに被害はなかったので洗濯はしなくて済んだが、リネンは全滅だった。
Oくん「うわあああ。靴下に血が付いちゃったよ〜。キモイ」
私が立っていたベッドの反対側のOくん側は、床の絨毯が血まみれになっていた。202号室と言えばH椅子がある部屋だ。ベッドのOくん側に付いていた血が点々とH椅子の方へ向かっていた。H椅子の上はライトで照らされ何かが光っているのが見えた。恐る恐る近づくとやはりH椅子の上にはべっとりと血糊が付いていた。
Oくん「うわああぁ。あっちもこっちも血だらけで、まるで血の池地獄だよ。無理っ。俺には無理っ。俺、頑張ってリネンをやるから、悪いけどみかやんがH椅子の方を片付けてくれない?あと、絨毯は一緒に拭こう」
Oくんは泣く泣くリネン類の汚物処理を始めた。枕カバー、シーツ、布団カバーを順番にたたんでビニール袋に入れていた。私は雑巾に除菌スプレーをかけてH椅子の上の血を拭いていた。H椅子の下の床も血まみれでかなり手強かった。ふと、ある事に気が付いた。
みかやん「ねえ!洗面所のバスローブやバスタオルは無事?」
Oくん「そうだった。まだ見てなかったよ。見てくるね」
Oくん「うわあああ。こっちも酷いよ。全部血だらけ」
Oくんは更に、バスローブ、バスタオル、フェイスタオル、足マットを順番にたたんでビニール袋へ詰め込んだ。女の私が見ても驚くような血の量だった。こんなに血が多い人もいるんだなと感心してしまうくらいだ。
Oくん「これって本当に全部、生理の血なの?こんなに量が多くても貧血にならないの?刺されたりしたんじゃないの?」
みかやん「子宮筋腫や子宮内膜症とか言う症状の人は特別に血が多いらしいよ。あたしゃ、もしも自分からこんなに血が出たら貧血で倒れるよ」
Oくん「だよね。やっぱりこの量は病的だよね。逆にこんな量の血で普通だったら怖いよ。いつも思うけど”私は特別に血が多いから”とか”もう少し生理が下火になってから”と言って断ればいいのにね」
みかやん「こんなに酷かったら、お互いの家じゃ無理だからココへ来るんだよ。それも酷い話だけどさ」
Oくん「Yくんの事を思い出すね。”生理の客は帰りやがれ!するな!しなくてもいい!”って、よく言ってたけど、Yくんの言うとおりだよ」
雑巾に除菌スプレーをつけてベッドの両側の絨毯を拭いた。力強く擦らなければ取れないので難航した。ようやく絨毯が何事も無かったような状態になったので、Oくんとベッドを組んだが腕がだるくて手が上がらなかった。ベッドを組み終わり、私はトイレへOくんは風呂へ行った。予想はしていたが案の定、トイレには血まみれでずっしり重いナプキンが大量にあり、風呂の床には大量の血が残っていた。
気が付くとこの部屋の掃除に1時間もかかっていた。1部屋目で今日一日のエネルギーを使い果たしたような感じで、その後はヨレヨレだった。
はああああ。
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ラブホ奮戦記185日目:新人Tさん登場
2003年5月17日朝9時に仕事を終え帰宅してから赤黒の聖地・厚別へ行った。試合前にG君、GR君、T氏、Tちゃん、TK君と会って話をした。珍しく厚別が暑かったので親友M君とビールを飲みながら立ち見で観戦した。今日も赤黒が負けなかったので、厚別から親友M君と歩いて帰宅した。
夜は夫と近所の焼肉屋・蘭豆で、いつものジンギスカン定食他と日本酒で赤黒の勝ちを祝った。少し眠ってからゴキゲンで出勤した。
0:00-9:00 23部掃除
今日はOくんとトドとTさんとの久々の4人勤務。今日から新人Tさんが登場した。Tさんは34才の独身女性で、体型は私よりかなり小さくて丸い。パッと見は20代に見えるほど若々しい。昨日は風邪で休んだという事で咳や鼻づまりが酷いようで、見ていても辛そうだった。しかし金曜の夜なので忙しく、自己紹介もそこそこに部屋へ掃除に行く事になった。
トドが私やOくんにしたような新人いびりをして、すぐにTさんに辞められても困るので、私が新人Tさんの指導係に任命された。1部屋目で「まずこうやってベッドの布団を剥がすんだよ」と言って、掛け布団を剥がしたらシーツが血まみれだった。「手や服に付かないようにたたんでビニール袋に入れてね」と言うと、Tさんは憮然としながらも、血まみれのリネン類をビニール袋に詰めた。
次にTさんは風呂係になった。風呂の外から「まずゴミを集めて」と言うと、Tさんはスキンを素手で掴んで「これは燃えないゴミですか?」と聞いてきたので、「素手で触らないでビニール袋を使ってね。瓶缶以外は燃えるゴミでいいから。それと風呂は滑るから気を付けてね」と言ってTさんの足元を見ると裸足だった。
次の部屋ではトイレ&洗面係だった。トイレの汚物入れに入っていたナプキンを1枚1枚取りだそうとしていたので、「袋ごと取り替えて」と言った。気の毒なくらい、血まみれやスキンやナプキンに見舞われ続けていた。仕事が一回りしたので、次はまた部屋係になる。
次の部屋へ入ったとたん強烈なワインの臭いに包まれた。床にワインがこぼれていて、ベッドのシーツ、おねしょマット、枕、ベッドパット全てがワインまみれになっていた。シーツや枕カバーはリネン屋さんへ汚物の別便で出すが、枕やベッドパットは私達がシミ抜きをして、おねしょマットは洗濯をしなければならない。ワインは赤ワインだったので、早く処理しないとシミがとれなくなってしまう。
待合室ではお客さんが待っているし、掃除待ちの部屋がまだある。Tさんだと時間がかかりそうなのでOくんと私がベッドパットを担いで交換する事にした。残りの部屋の掃除はトドとTさんに任せて、私とOくんはベッドパットと枕のシミ抜きをした。少し時間が経っていたのでワインのシミはなかなか取れなかった。歯ブラシに漂白剤を付けて擦ってはタオルで拭くを繰り返した。
部屋の掃除が一段落ついてトドとTさんが戻ってきた。Tさんの疲労が激しいので控え室で少し休む事にした。Tさんは声もなく椅子に倒れるように座った。
みかやん「大丈夫?キツイでしょう。でもいつもはこんなに忙しくないんだよ。こんなに忙しい日に初出勤だなんて気の毒だよ。休み休みにするから辛かったら言ってね」
Tさん「大丈夫です!」
トド「今日は他に三人おるから、ウチらだけで掃除してもかまへんねん。無理せんでええで」
Tさん「大丈夫!」
かっ、可愛くない!と思ったが、この後も次々と掃除に追われバタバタしまくった。朝になって締めの準備をした。見るとTさんが処理した汚物袋の山になっていた。しかもTさんに気を使いながら久々の23部屋の掃除で、私もOくんもトドもバテ気味だった。ようやく退勤の打刻をしてロッカーへ向かうと、Tさんは「お先です」と言って、誰よりも先に帰って行った。
トド「明日も来るんかいなぁ」
Oくん「来ないような気がする」
みかやん「不吉な事、言わないでよ。もう2人勤務はイヤ」
I氏「いや〜。お疲れ様でした。久々に忙しかったですね。Tさんはどうですか?みかやんも若く見えるけど、Tさんも若々しくて可愛らしい感じですよね。うへへへへ」
誰も返事はしなかった。明日、Tさんは出勤して来るだろうか???
夜は夫と近所の焼肉屋・蘭豆で、いつものジンギスカン定食他と日本酒で赤黒の勝ちを祝った。少し眠ってからゴキゲンで出勤した。
0:00-9:00 23部掃除
今日はOくんとトドとTさんとの久々の4人勤務。今日から新人Tさんが登場した。Tさんは34才の独身女性で、体型は私よりかなり小さくて丸い。パッと見は20代に見えるほど若々しい。昨日は風邪で休んだという事で咳や鼻づまりが酷いようで、見ていても辛そうだった。しかし金曜の夜なので忙しく、自己紹介もそこそこに部屋へ掃除に行く事になった。
トドが私やOくんにしたような新人いびりをして、すぐにTさんに辞められても困るので、私が新人Tさんの指導係に任命された。1部屋目で「まずこうやってベッドの布団を剥がすんだよ」と言って、掛け布団を剥がしたらシーツが血まみれだった。「手や服に付かないようにたたんでビニール袋に入れてね」と言うと、Tさんは憮然としながらも、血まみれのリネン類をビニール袋に詰めた。
次にTさんは風呂係になった。風呂の外から「まずゴミを集めて」と言うと、Tさんはスキンを素手で掴んで「これは燃えないゴミですか?」と聞いてきたので、「素手で触らないでビニール袋を使ってね。瓶缶以外は燃えるゴミでいいから。それと風呂は滑るから気を付けてね」と言ってTさんの足元を見ると裸足だった。
次の部屋ではトイレ&洗面係だった。トイレの汚物入れに入っていたナプキンを1枚1枚取りだそうとしていたので、「袋ごと取り替えて」と言った。気の毒なくらい、血まみれやスキンやナプキンに見舞われ続けていた。仕事が一回りしたので、次はまた部屋係になる。
次の部屋へ入ったとたん強烈なワインの臭いに包まれた。床にワインがこぼれていて、ベッドのシーツ、おねしょマット、枕、ベッドパット全てがワインまみれになっていた。シーツや枕カバーはリネン屋さんへ汚物の別便で出すが、枕やベッドパットは私達がシミ抜きをして、おねしょマットは洗濯をしなければならない。ワインは赤ワインだったので、早く処理しないとシミがとれなくなってしまう。
待合室ではお客さんが待っているし、掃除待ちの部屋がまだある。Tさんだと時間がかかりそうなのでOくんと私がベッドパットを担いで交換する事にした。残りの部屋の掃除はトドとTさんに任せて、私とOくんはベッドパットと枕のシミ抜きをした。少し時間が経っていたのでワインのシミはなかなか取れなかった。歯ブラシに漂白剤を付けて擦ってはタオルで拭くを繰り返した。
部屋の掃除が一段落ついてトドとTさんが戻ってきた。Tさんの疲労が激しいので控え室で少し休む事にした。Tさんは声もなく椅子に倒れるように座った。
みかやん「大丈夫?キツイでしょう。でもいつもはこんなに忙しくないんだよ。こんなに忙しい日に初出勤だなんて気の毒だよ。休み休みにするから辛かったら言ってね」
Tさん「大丈夫です!」
トド「今日は他に三人おるから、ウチらだけで掃除してもかまへんねん。無理せんでええで」
Tさん「大丈夫!」
かっ、可愛くない!と思ったが、この後も次々と掃除に追われバタバタしまくった。朝になって締めの準備をした。見るとTさんが処理した汚物袋の山になっていた。しかもTさんに気を使いながら久々の23部屋の掃除で、私もOくんもトドもバテ気味だった。ようやく退勤の打刻をしてロッカーへ向かうと、Tさんは「お先です」と言って、誰よりも先に帰って行った。
トド「明日も来るんかいなぁ」
Oくん「来ないような気がする」
みかやん「不吉な事、言わないでよ。もう2人勤務はイヤ」
I氏「いや〜。お疲れ様でした。久々に忙しかったですね。Tさんはどうですか?みかやんも若く見えるけど、Tさんも若々しくて可愛らしい感じですよね。うへへへへ」
誰も返事はしなかった。明日、Tさんは出勤して来るだろうか???
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ラブホ奮戦記184日目:新人登場せず
2003年5月16日0:00-9:00. 15部屋掃除
今日はOくんとトドとの勤務。今日は我がD班に新人が来る予定だった。その新人さんは常務とYが面接をして採用した人なので、なんとなくイヤな予感はしていたが、時間になっても現れないので先に出勤の打刻をしにフロントへ行った。
Y「新人さんは風邪で休むんだってさ。普通は出勤の初日には休まないよね。アテにできないよ」
トド「自分で選んだ人を”アテに出来ない”って何事や?冗談なら今すぐ”冗談や”言うてや。無責任にそんな人を送り込まれたら誰が困るねん!失礼や!何考えとんねん」
Y「・・・・・・」
一触即発の空気に耐えきれず「じゃ、宜しくお願いしまーす」と言って控え室へ逃げた。いつもよりかなり早くI氏が出勤してきた。
I氏「おはようございます。あれ?新人さんは?」
Oくん「来ませんよ。またバックレたんじゃないすか」
I氏「フロントK子が”ビックリするような美人”と言ってたので楽しみにして来たんですよ。うへへ」
みかやん「うへへ。だなんてはしたない。エロオヤジ丸出しです」
トド「顔で選ぶからこんな事になるんや!馬鹿男どもが」
I氏「あれれ?皆さんなんかお冠ですね」
Oくん「あのハゲYに聞いてくださいっ」
すっかりやる気を無くして掃除をした。三人とも負のエネルギーで満タンになってしまっていた。ヤバイ。こんな時こそトドが汚物を呼び寄せてしまう。自分だけでも明るく元気に振る舞おうと思ったが既に遅かった。
トド「うわっ。ゲロや!床にもこぼれてるで〜。最悪や」
Oくん「おええっ。絨毯がヤバイよ」
ベッドを見ると、ゲロが撒き散らされて大きなシミになっていて、絨毯の上には焼く前のお好み焼きのような物が乗っていた。私は「じゃ、お風呂なので宜しく〜」と言って速やかに風呂へ逃げた。幸い浴室にはゲロ臭も無く、ゲロを吐いた方じゃない人がシャワーを浴びたようだった。トイレからOくんの嘆きが聞こえた。
Oくん「お願いだからゲロは流して帰ってくれよ」
更にトドが「この絨毯どないしよ」等と言ってるのが聞こえてきて、「マズイ。今、風呂を出たらゲロ処理を手伝わされるぞ」と、私の風呂掃除はとっくに終わったが、恐ろしくて風呂から出られなくなった。頃合いを見計らって風呂から出る事にした。Oくんも私と同じように思ったのか暫くトイレから出てこなかった。
みかやん「いや〜。ごめんね。風呂の壁も天井もベチャベチャで時間かかっちゃったよ」
Oくん「俺も、洗面はドロドロだったし、トイレにはゲロが残ってて手間取ったよ」
トド「絨毯のゲロな。めぼしい道具もあらへんし、思い切って手にビニールをはめて集めてゴミ袋へ入れたんや。臭うしな息を止めてやったからしんどかったで。なんや手にゲロの感触が残ってさぶいわ。除菌で拭いて消臭スプレーもかけたけど、臭うかもわからんから臭い嗅いでみてや。ウチは鼻が麻痺してもうた」
みかやん「あ、あたしは風邪で珍しく鼻が利かないんだ。いつもだったら部屋へ入る前とか部屋へ入ったとたんに”ゲロ臭い”と言って騒ぐでしょ」
Oくん「俺かい?わかりましたよ。こんな時はいつも俺なんだから。。。先にゲロを見てしまってるから、どうしてもゲロ臭く感じてしまうよ」
みかやん「だめだね。I氏に言ってオゾン消臭して貰おう。一見綺麗だからってこんな部屋を売れないよね」
トドとI氏が部屋に残ってオゾンマシンの準備を始めた。これで6時間後には綺麗さっぱりだ。
Oくん「風呂の壁を叩く音は聞こえなかったよ。本当はトドを手伝うのがイヤで隠れてたでしょ?」
みかやん「なんだバレてた?Oちゃんだってトイレで息を潜めてたでしょ」
Oくん「俺もバレてたか。でもさすがにトドは汚物のプロだよね。ビニールをはめたくらいで手でなんか作業できないよ普通は」
みかやん「なんたってトドは、D班の汚物専属だからね。あたしなんかまだまだ無理っ」
Oくん「イヤな気分で部屋に入ると、こんな事態になっててもっと酷い気分になるよね」
みかやん「本当にその通りだよ。トドがいない日はいつも笑っていなきゃね」
イライラしていたり、ムカついていたりしながら掃除へ行くと、とんでもない目に遭う事が多い。そんな時でも我が班の汚物担当トドがいると、とても頼もしい。
今日はOくんとトドとの勤務。今日は我がD班に新人が来る予定だった。その新人さんは常務とYが面接をして採用した人なので、なんとなくイヤな予感はしていたが、時間になっても現れないので先に出勤の打刻をしにフロントへ行った。
Y「新人さんは風邪で休むんだってさ。普通は出勤の初日には休まないよね。アテにできないよ」
トド「自分で選んだ人を”アテに出来ない”って何事や?冗談なら今すぐ”冗談や”言うてや。無責任にそんな人を送り込まれたら誰が困るねん!失礼や!何考えとんねん」
Y「・・・・・・」
一触即発の空気に耐えきれず「じゃ、宜しくお願いしまーす」と言って控え室へ逃げた。いつもよりかなり早くI氏が出勤してきた。
I氏「おはようございます。あれ?新人さんは?」
Oくん「来ませんよ。またバックレたんじゃないすか」
I氏「フロントK子が”ビックリするような美人”と言ってたので楽しみにして来たんですよ。うへへ」
みかやん「うへへ。だなんてはしたない。エロオヤジ丸出しです」
トド「顔で選ぶからこんな事になるんや!馬鹿男どもが」
I氏「あれれ?皆さんなんかお冠ですね」
Oくん「あのハゲYに聞いてくださいっ」
すっかりやる気を無くして掃除をした。三人とも負のエネルギーで満タンになってしまっていた。ヤバイ。こんな時こそトドが汚物を呼び寄せてしまう。自分だけでも明るく元気に振る舞おうと思ったが既に遅かった。
トド「うわっ。ゲロや!床にもこぼれてるで〜。最悪や」
Oくん「おええっ。絨毯がヤバイよ」
ベッドを見ると、ゲロが撒き散らされて大きなシミになっていて、絨毯の上には焼く前のお好み焼きのような物が乗っていた。私は「じゃ、お風呂なので宜しく〜」と言って速やかに風呂へ逃げた。幸い浴室にはゲロ臭も無く、ゲロを吐いた方じゃない人がシャワーを浴びたようだった。トイレからOくんの嘆きが聞こえた。
Oくん「お願いだからゲロは流して帰ってくれよ」
更にトドが「この絨毯どないしよ」等と言ってるのが聞こえてきて、「マズイ。今、風呂を出たらゲロ処理を手伝わされるぞ」と、私の風呂掃除はとっくに終わったが、恐ろしくて風呂から出られなくなった。頃合いを見計らって風呂から出る事にした。Oくんも私と同じように思ったのか暫くトイレから出てこなかった。
みかやん「いや〜。ごめんね。風呂の壁も天井もベチャベチャで時間かかっちゃったよ」
Oくん「俺も、洗面はドロドロだったし、トイレにはゲロが残ってて手間取ったよ」
トド「絨毯のゲロな。めぼしい道具もあらへんし、思い切って手にビニールをはめて集めてゴミ袋へ入れたんや。臭うしな息を止めてやったからしんどかったで。なんや手にゲロの感触が残ってさぶいわ。除菌で拭いて消臭スプレーもかけたけど、臭うかもわからんから臭い嗅いでみてや。ウチは鼻が麻痺してもうた」
みかやん「あ、あたしは風邪で珍しく鼻が利かないんだ。いつもだったら部屋へ入る前とか部屋へ入ったとたんに”ゲロ臭い”と言って騒ぐでしょ」
Oくん「俺かい?わかりましたよ。こんな時はいつも俺なんだから。。。先にゲロを見てしまってるから、どうしてもゲロ臭く感じてしまうよ」
みかやん「だめだね。I氏に言ってオゾン消臭して貰おう。一見綺麗だからってこんな部屋を売れないよね」
トドとI氏が部屋に残ってオゾンマシンの準備を始めた。これで6時間後には綺麗さっぱりだ。
Oくん「風呂の壁を叩く音は聞こえなかったよ。本当はトドを手伝うのがイヤで隠れてたでしょ?」
みかやん「なんだバレてた?Oちゃんだってトイレで息を潜めてたでしょ」
Oくん「俺もバレてたか。でもさすがにトドは汚物のプロだよね。ビニールをはめたくらいで手でなんか作業できないよ普通は」
みかやん「なんたってトドは、D班の汚物専属だからね。あたしなんかまだまだ無理っ」
Oくん「イヤな気分で部屋に入ると、こんな事態になっててもっと酷い気分になるよね」
みかやん「本当にその通りだよ。トドがいない日はいつも笑っていなきゃね」
イライラしていたり、ムカついていたりしながら掃除へ行くと、とんでもない目に遭う事が多い。そんな時でも我が班の汚物担当トドがいると、とても頼もしい。
ラブホ奮戦記183日目:トド節炸裂
2003年5月15日0:00-9:00. 14部屋掃除
今日はトドとの2人勤務。しきりにトドが「あんなぁ」と私に何かを訴えたいようだが、掃除が忙しくて話を聞けずにいた。「後で暇んなったら話すわ」と、勿体ぶるので大急ぎで掃除を終え、控え室へ戻り後片付けと次の出動の準備をして、控え室の椅子に腰をおろすとトドが語り始めた。
トド「Yくんがクビになった話、聞いたやろ。あんな事されたらウチかていつどないなるか、わからんわ。そんで、前にココでにおって今はホテルRで働いてる人がおるから、その人に”フロントYってどないねん”って聞いてみたんや」
みかやん「私が入る前にいたKさんって人?」
トド「そやそやKさんや。YはホテルRで総スカンくらって異動らしいで。”もう来なくていい”言うんは口癖みたいなモンやて。例えば、仕事掛け持ちしてはる人が”昼の会社の送別会があるので○日に休ませて下さい”と言うやろ、そしたら”もう来なくていい”って即クビやて。酷い話やろ」
みかやん「そんな話が罷り通るのはおかしくない?”不当解雇だ”と騒ぐ人はいないの?」
トド「ほんまようわからんけど、あんなYでも常務には可愛がられてはるんやて。”俺には常務の後ろだてがあるんやで”と言わんばかりに好き放題やて。本人の体調が悪いとか、身内の不幸以外で休むなんて言うたら即クビやから、正直者が損するねん」
みかやん「常務面接で入った人はみんな評判悪いし。常務って見る目無いよ」
トド「社長の”どんどん人を雇って、ある程度の人数で一刻も早く部屋を空けて欲しい”という考えと、常務は正反対で”最低限の人数でも早く綺麗に部屋を空けて当たり前や”思うてはるからな。ホテルRは常務が任されて、社長が入れた人を次々辞めさせたらしいで。常務の社長へのささやかな抵抗らしいけど、そんなんに巻き込まれた人はえらい迷惑な話や」
みかやん「くだらない理由で辞めさせられて、みんなよく黙ってるね。直接対決できないならオー人事みたいな所へ電話すればいいのに」
トド「それがな。ホテルRは、基本のメイク以外の仕事やとか、掃除に時間がかかりそうな状態になってた場合は、フロントの人が交代するんやて。それをいい事に辞めさせられた人が、Yに仕返ししてるんやて。それがもう、えげつなくてビックリやで」
みかやん「わざわざホテルRで休憩したり宿泊したりして、Yにいやがらせするの?どんな事するの?」
トド「Yに仕事が回るように、ポットの中にパンツ入れたり、排水溝に何足もストッキング詰めたり、壁に血を塗り付けたり、絨毯に墨こぼしたり、棚のグラスにシッコ入れたり、ありとあらゆる嫌がらせやて。メイクさんが気づかんかったり見落としたりして、お客さんが発見したらYの責任になるやろ。まだあるで」
みかやん「確かにえげつない。あまりにも陰湿で低俗で聞いてて具合悪くなってきた」
トド「そこまで徹底的に嫌われて憎まれて恨まれてるんや。そんくらいYが陰湿で低俗なんやろ。目には目をや。そんでな極めつけは、ホンマえげつないで」
みかやん「イヤだ。怖い。キモイ。聞きたくない。不愉快になるもん」
トド「そやな。今日のところはやめとくわ」
3部屋空いたので掃除へ向かった。1部屋目の掃除中にYが2部屋目のハギをしに入った。2部屋目へ行くと、何とも中途半端なハギだった。すかさずトドはYへ電話をかけた。
トド「あまりにもハギがお粗末ちゃいますの?ホテルRではハギしてはらなかったんですか?I氏はこんなハギは教えないと思いますわ。こんなんで研修なるんですかね。ハギをして頂いた言うより荒らされた感じですわ。ホンマ研修するつもりなら、ハギをやり直して貰えませんか?ウチらは3部屋目の掃除へ行きますわ。3部屋目はハギして下さらなくて結構です。人数もおらんで忙しいのに仕事増やされたらかないませんわ。明日でも、もういっぺんI氏にハギ習った方がええんちゃいますか?正直、こんなハギなら無い方がマシですわ」
さすがトド。最近は私達に対して文句も言わず大人しくしていたが、やはり根が口うるさい文句タレなのでストレスがたまっていたのだろう。この時とばかりにトド節が炸裂した。逆に「もう来なくていい」と言われるかも知れないのに、なんて怖い物知らずなんだ。トドに拍手を贈りたい気持ちになった。”極めつけのえげつない話”とは何だったんだろう?聞きたいような聞きたくないような。
今日はトドとの2人勤務。しきりにトドが「あんなぁ」と私に何かを訴えたいようだが、掃除が忙しくて話を聞けずにいた。「後で暇んなったら話すわ」と、勿体ぶるので大急ぎで掃除を終え、控え室へ戻り後片付けと次の出動の準備をして、控え室の椅子に腰をおろすとトドが語り始めた。
トド「Yくんがクビになった話、聞いたやろ。あんな事されたらウチかていつどないなるか、わからんわ。そんで、前にココでにおって今はホテルRで働いてる人がおるから、その人に”フロントYってどないねん”って聞いてみたんや」
みかやん「私が入る前にいたKさんって人?」
トド「そやそやKさんや。YはホテルRで総スカンくらって異動らしいで。”もう来なくていい”言うんは口癖みたいなモンやて。例えば、仕事掛け持ちしてはる人が”昼の会社の送別会があるので○日に休ませて下さい”と言うやろ、そしたら”もう来なくていい”って即クビやて。酷い話やろ」
みかやん「そんな話が罷り通るのはおかしくない?”不当解雇だ”と騒ぐ人はいないの?」
トド「ほんまようわからんけど、あんなYでも常務には可愛がられてはるんやて。”俺には常務の後ろだてがあるんやで”と言わんばかりに好き放題やて。本人の体調が悪いとか、身内の不幸以外で休むなんて言うたら即クビやから、正直者が損するねん」
みかやん「常務面接で入った人はみんな評判悪いし。常務って見る目無いよ」
トド「社長の”どんどん人を雇って、ある程度の人数で一刻も早く部屋を空けて欲しい”という考えと、常務は正反対で”最低限の人数でも早く綺麗に部屋を空けて当たり前や”思うてはるからな。ホテルRは常務が任されて、社長が入れた人を次々辞めさせたらしいで。常務の社長へのささやかな抵抗らしいけど、そんなんに巻き込まれた人はえらい迷惑な話や」
みかやん「くだらない理由で辞めさせられて、みんなよく黙ってるね。直接対決できないならオー人事みたいな所へ電話すればいいのに」
トド「それがな。ホテルRは、基本のメイク以外の仕事やとか、掃除に時間がかかりそうな状態になってた場合は、フロントの人が交代するんやて。それをいい事に辞めさせられた人が、Yに仕返ししてるんやて。それがもう、えげつなくてビックリやで」
みかやん「わざわざホテルRで休憩したり宿泊したりして、Yにいやがらせするの?どんな事するの?」
トド「Yに仕事が回るように、ポットの中にパンツ入れたり、排水溝に何足もストッキング詰めたり、壁に血を塗り付けたり、絨毯に墨こぼしたり、棚のグラスにシッコ入れたり、ありとあらゆる嫌がらせやて。メイクさんが気づかんかったり見落としたりして、お客さんが発見したらYの責任になるやろ。まだあるで」
みかやん「確かにえげつない。あまりにも陰湿で低俗で聞いてて具合悪くなってきた」
トド「そこまで徹底的に嫌われて憎まれて恨まれてるんや。そんくらいYが陰湿で低俗なんやろ。目には目をや。そんでな極めつけは、ホンマえげつないで」
みかやん「イヤだ。怖い。キモイ。聞きたくない。不愉快になるもん」
トド「そやな。今日のところはやめとくわ」
3部屋空いたので掃除へ向かった。1部屋目の掃除中にYが2部屋目のハギをしに入った。2部屋目へ行くと、何とも中途半端なハギだった。すかさずトドはYへ電話をかけた。
トド「あまりにもハギがお粗末ちゃいますの?ホテルRではハギしてはらなかったんですか?I氏はこんなハギは教えないと思いますわ。こんなんで研修なるんですかね。ハギをして頂いた言うより荒らされた感じですわ。ホンマ研修するつもりなら、ハギをやり直して貰えませんか?ウチらは3部屋目の掃除へ行きますわ。3部屋目はハギして下さらなくて結構です。人数もおらんで忙しいのに仕事増やされたらかないませんわ。明日でも、もういっぺんI氏にハギ習った方がええんちゃいますか?正直、こんなハギなら無い方がマシですわ」
さすがトド。最近は私達に対して文句も言わず大人しくしていたが、やはり根が口うるさい文句タレなのでストレスがたまっていたのだろう。この時とばかりにトド節が炸裂した。逆に「もう来なくていい」と言われるかも知れないのに、なんて怖い物知らずなんだ。トドに拍手を贈りたい気持ちになった。”極めつけのえげつない話”とは何だったんだろう?聞きたいような聞きたくないような。
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ラブホ奮戦記182日目:お爺ちゃん
2003年5月14日いつもの7-11からOくんとホテルQへ向かって歩いた。遠くに”空室”と言う文字が光っていて安心していたら、1台の車がホテルQの駐車場へ入っていくのが見えた。そのとたん表示が”満室”に変わって驚いた。
みかやん「えっ?今日は何曜日?明日は何の日?」
Oくん「今日は水曜日で明日も平日だよ。何かの間違いさ」
0:00-6:00 11部屋掃除
今日はOくんとの2人勤務。出勤してすぐにモニターを確認したが、満室で間違いがなかった。早速、部屋が空いたので掃除に向かい、C班の遅番と午前1時まで休みなく掃除した。午前1時にC班が帰り、Oくんと2人しかいないのに、ほぼ同時に4部屋が空いた。金曜や土曜の夜のようだった。
みかやん「ちょっと何これ?明日は本当に平日なの?」
Oくん「平日だよ。俺、こんな水曜日は初めてだよ」
待合室でお客さんが待っていたので、大急ぎで掃除をした。4部屋目の掃除へ行く途中、待合室のお客さんが見えた。見えたと言うより、待合室のお客さんが「ワシを見てくれ!」と言わんばかりに身を乗り出していた。見たところかなりのご高齢の男性だった。見事な白髪で、口元の上下に深い縦皺があり口が巾着のようになっていて、背中が少し曲がった感じだ。正真正銘のヨボヨボのお爺ちゃんだった。
Oくん「いかにも”ワシは現役じゃ”みたいにしてたけど、あんなお爺ちゃんがこんな所に来て大丈夫なのかい?腹上死なんかされたらヤバイよ。シャレにならないって」
みかやん「今日はいったい何なの?水曜日に待合室にお客さんがいるのなんか見た事ないよ。何を勘違いしたのか、あんなお爺ちゃんまで迷い出てきて困ったもんだよ」
Oくん「想像するとかなりキモイよ。あんなトシになったら自宅でひっそりとやって欲しいね」
みかやん「婆さんには内緒なんじゃないの?それにしても今、午前3時だよ。普通の爺さんなら爆睡してる時間でしょうに」
Oくん「逆に今、起きたんじゃない?爺さんの朝1早朝Hだなんてイヤだねえ。勘弁して欲しいよ」
大急ぎで掃除をして通路のカーテンの陰から、爺さんと連れの女性が部屋へ入るのを覗き見した。連れの女性は50代後半くらいで、黒髪(恐らく白髪染めの黒を使用)で、ごく一般的なおばさんパーマだが、どことなく上品な感じだった。爺さんもよく見るとインテリ風なのが意外だった。
午前5時半になり、今日最後の部屋が空いた。モニターを見ると218号室で、爺さん達が入った部屋だった。恐る恐る部屋へ入るとベッドとテーブル以外は綺麗なものだった。ベッドは多少乱れていて、テーブルの上にらくがき帳があった。見たくはないが怖い物見たさで見てしまった。
”平成15年 5月14日 水曜日
今日は私の○○回の誕生日を先生がお祝いしてくれました
遅くまでワインとディナーを楽しんでから此処へ来ました
先生は、それはそれはお元気で、、、、
お元気でお元気で、、、最高の贈り物でした”
Oくんは「はいはい。お元気で何より。お達者で〜。はあぁ。見なきゃ良かったよ。さ、掃除しよっと」と言って風呂へ行った。私は脱力しながら、らくがき帳を片付けてからトイレへ向かい、便器の蓋を開けて更に脱力した。
みかやん「うああああ。何て事を」
Oくん「何?ウン○でも残ってた?」
みかやん「スキンがプカプカ浮いてるの」
Oくん「爺さん、ほんっと勘弁して。笑えない」
Oくんが手にビニール袋をはめてスキンを拾ってくれた。
Oくん「ところで”先生”って、あの爺さん偉い爺さんなのかな?」
みかやん「うーん。医者と婦長とか園長先生と保母さんかなぁ。妙に達筆だし平成何年と書くところが、申し送り表や学級日誌みたいじゃない?」
Oくん「なるほどね。引退した町医者って感じだね。俺もあのトシまで現役か?と考えたら、あの爺さんをある意味、尊敬するね」
その後、帰る時間までOくんは「いくつになっても男と女だね〜」「生涯現役か〜」「老いらくの恋ねぇ〜」「息子以上に頑張るお爺ちゃんてのも、なんだかなぁ〜」「”お元気”ねえ」「ふうぅ」「はあぁ」と、ため息混じりで、1人ブツブツと呟いていた。
みかやん「えっ?今日は何曜日?明日は何の日?」
Oくん「今日は水曜日で明日も平日だよ。何かの間違いさ」
0:00-6:00 11部屋掃除
今日はOくんとの2人勤務。出勤してすぐにモニターを確認したが、満室で間違いがなかった。早速、部屋が空いたので掃除に向かい、C班の遅番と午前1時まで休みなく掃除した。午前1時にC班が帰り、Oくんと2人しかいないのに、ほぼ同時に4部屋が空いた。金曜や土曜の夜のようだった。
みかやん「ちょっと何これ?明日は本当に平日なの?」
Oくん「平日だよ。俺、こんな水曜日は初めてだよ」
待合室でお客さんが待っていたので、大急ぎで掃除をした。4部屋目の掃除へ行く途中、待合室のお客さんが見えた。見えたと言うより、待合室のお客さんが「ワシを見てくれ!」と言わんばかりに身を乗り出していた。見たところかなりのご高齢の男性だった。見事な白髪で、口元の上下に深い縦皺があり口が巾着のようになっていて、背中が少し曲がった感じだ。正真正銘のヨボヨボのお爺ちゃんだった。
Oくん「いかにも”ワシは現役じゃ”みたいにしてたけど、あんなお爺ちゃんがこんな所に来て大丈夫なのかい?腹上死なんかされたらヤバイよ。シャレにならないって」
みかやん「今日はいったい何なの?水曜日に待合室にお客さんがいるのなんか見た事ないよ。何を勘違いしたのか、あんなお爺ちゃんまで迷い出てきて困ったもんだよ」
Oくん「想像するとかなりキモイよ。あんなトシになったら自宅でひっそりとやって欲しいね」
みかやん「婆さんには内緒なんじゃないの?それにしても今、午前3時だよ。普通の爺さんなら爆睡してる時間でしょうに」
Oくん「逆に今、起きたんじゃない?爺さんの朝1早朝Hだなんてイヤだねえ。勘弁して欲しいよ」
大急ぎで掃除をして通路のカーテンの陰から、爺さんと連れの女性が部屋へ入るのを覗き見した。連れの女性は50代後半くらいで、黒髪(恐らく白髪染めの黒を使用)で、ごく一般的なおばさんパーマだが、どことなく上品な感じだった。爺さんもよく見るとインテリ風なのが意外だった。
午前5時半になり、今日最後の部屋が空いた。モニターを見ると218号室で、爺さん達が入った部屋だった。恐る恐る部屋へ入るとベッドとテーブル以外は綺麗なものだった。ベッドは多少乱れていて、テーブルの上にらくがき帳があった。見たくはないが怖い物見たさで見てしまった。
”平成15年 5月14日 水曜日
今日は私の○○回の誕生日を先生がお祝いしてくれました
遅くまでワインとディナーを楽しんでから此処へ来ました
先生は、それはそれはお元気で、、、、
お元気でお元気で、、、最高の贈り物でした”
Oくんは「はいはい。お元気で何より。お達者で〜。はあぁ。見なきゃ良かったよ。さ、掃除しよっと」と言って風呂へ行った。私は脱力しながら、らくがき帳を片付けてからトイレへ向かい、便器の蓋を開けて更に脱力した。
みかやん「うああああ。何て事を」
Oくん「何?ウン○でも残ってた?」
みかやん「スキンがプカプカ浮いてるの」
Oくん「爺さん、ほんっと勘弁して。笑えない」
Oくんが手にビニール袋をはめてスキンを拾ってくれた。
Oくん「ところで”先生”って、あの爺さん偉い爺さんなのかな?」
みかやん「うーん。医者と婦長とか園長先生と保母さんかなぁ。妙に達筆だし平成何年と書くところが、申し送り表や学級日誌みたいじゃない?」
Oくん「なるほどね。引退した町医者って感じだね。俺もあのトシまで現役か?と考えたら、あの爺さんをある意味、尊敬するね」
その後、帰る時間までOくんは「いくつになっても男と女だね〜」「生涯現役か〜」「老いらくの恋ねぇ〜」「息子以上に頑張るお爺ちゃんてのも、なんだかなぁ〜」「”お元気”ねえ」「ふうぅ」「はあぁ」と、ため息混じりで、1人ブツブツと呟いていた。
今日は休み・さよならYくん
2003年5月13日※お気に入り登録ありがとうございます。
リンク制限がありまして、こちらからのお気に入り登録が後になってしまいますが、どうぞ宜しくお願いします。
>砂姫さん
ERはそのうちビデオを一気に見よう!とずっと思っていましたが、まだ実現していません。私も放送が終わったドラマをビデオで一気に見るのが大好きです。
>★リン★さん
”ついにこの日が”女のカンって当たって欲しくない時には必ず当たりますよね(涙)。貧血はおさまりましたか?早く来週になるといいですね。
>めぐみんさん
”むかつきすぎてあしたかきます”何事か?と思ったら、とんでもない事が起こってたんですね。そんな事ってあるんでしょうか?全く有り得ない!です。
>* の ん あ く *さん
岩見沢でマジックのイベントが行われているとは知りませんでした。フレグランスをつけてマジックをするのって素敵ですね。辞めないで欲しいです。
>あやかさん
高3とは、お若くて羨ましいです。これから受験で大変でしょうが、遊びも忘れず満喫してくださいね。出来るなら私も10代に戻りたいです。
>しるべっちゃさん
”心理テストの巻”かなり楽しめました。”日記にモザイクが必要”とか”だい倫審”に大笑いしました。「べっちゃ☆いずむ」にハマりそうです。
------------------------------------
Oくんから電話が来た。悲しい知らせだった。
就職先が決まり、ホテルQを辞める事になったYくんだったが、最後に1日だけ出勤する事になっていた。フロントK子が珍しく気を利かせてくれて、「5月20日迄の間にYくんが都合のいい日で良い。Yくんが出勤する日は4人勤務でも構わない。Yくんが来れそうな日の前日に連絡をくれれば良い」とまで言ってくれていた。
義理堅いYくんは今日の夕方にフロントへ電話をして「体調がまだ思わしくないので、今日は出勤できません。復調し次第、出勤して最後の挨拶をします」と伝えた。ところが電話を受けたのが研修中のフロントYで、フロントYは「じゃあもう来なくていいよ」と独断でYくんを解雇してしまった。YくんはOくんへ電話して「兄さん、俺、クビになっちゃいました」と言って、一部始終を話してくれたそうだ。
身勝手なフロントYの言動に誰もが激怒したそうだ。
Oくん「初めて出来た俺の可愛い後輩に、あのハゲはなんて事しやがるんだ!許さない!あのハゲの指示なんか絶対に受け付けないぞ!」
I氏「あのハゲになんの権限があって、勝手にウチの班の子を辞めさせる事が出来るんだ!何様気取りだ!」
K子「いずれホテルPの店長になると言っても今は研修中の身。ホテルQの店長の私が決めた事を勝手に覆すなんて許さないわ。店長になると決まったから天狗になってるのよ。ハゲ天狗!」
と、大変な騒ぎになったらしい。納得のいかないI氏がYを怒鳴りつけた。
I氏「勝手にウチの班の子を辞めさせるなんて、呆れた奴だ。C班担当のお前が何故、俺に断りもなくD班のYくんを辞めさせたんだ?Yくんが最後に1日だけ出勤する事はフロントK子が決めた事だ。お前はフロントK子の意向を無視したんだぞ!」
Y「あれー?俺、悪いこと言っちゃったのかなぁ。あははは」
人1人を勝手に解雇しておいて、胸を痛める様子も悪びれる様子もなく、Yの人間性を疑ってしまったそうだ。あんな者がホテルPの店長になっても誰も着いてはいかないだろう。フロントYのせいで、みんなが楽しみにしていたYくん最後の一日出勤が無くなってしまった。フロントYめ!そのうちギャフンと言わせてやる。
リンク制限がありまして、こちらからのお気に入り登録が後になってしまいますが、どうぞ宜しくお願いします。
>砂姫さん
ERはそのうちビデオを一気に見よう!とずっと思っていましたが、まだ実現していません。私も放送が終わったドラマをビデオで一気に見るのが大好きです。
>★リン★さん
”ついにこの日が”女のカンって当たって欲しくない時には必ず当たりますよね(涙)。貧血はおさまりましたか?早く来週になるといいですね。
>めぐみんさん
”むかつきすぎてあしたかきます”何事か?と思ったら、とんでもない事が起こってたんですね。そんな事ってあるんでしょうか?全く有り得ない!です。
>* の ん あ く *さん
岩見沢でマジックのイベントが行われているとは知りませんでした。フレグランスをつけてマジックをするのって素敵ですね。辞めないで欲しいです。
>あやかさん
高3とは、お若くて羨ましいです。これから受験で大変でしょうが、遊びも忘れず満喫してくださいね。出来るなら私も10代に戻りたいです。
>しるべっちゃさん
”心理テストの巻”かなり楽しめました。”日記にモザイクが必要”とか”だい倫審”に大笑いしました。「べっちゃ☆いずむ」にハマりそうです。
------------------------------------
Oくんから電話が来た。悲しい知らせだった。
就職先が決まり、ホテルQを辞める事になったYくんだったが、最後に1日だけ出勤する事になっていた。フロントK子が珍しく気を利かせてくれて、「5月20日迄の間にYくんが都合のいい日で良い。Yくんが出勤する日は4人勤務でも構わない。Yくんが来れそうな日の前日に連絡をくれれば良い」とまで言ってくれていた。
義理堅いYくんは今日の夕方にフロントへ電話をして「体調がまだ思わしくないので、今日は出勤できません。復調し次第、出勤して最後の挨拶をします」と伝えた。ところが電話を受けたのが研修中のフロントYで、フロントYは「じゃあもう来なくていいよ」と独断でYくんを解雇してしまった。YくんはOくんへ電話して「兄さん、俺、クビになっちゃいました」と言って、一部始終を話してくれたそうだ。
身勝手なフロントYの言動に誰もが激怒したそうだ。
Oくん「初めて出来た俺の可愛い後輩に、あのハゲはなんて事しやがるんだ!許さない!あのハゲの指示なんか絶対に受け付けないぞ!」
I氏「あのハゲになんの権限があって、勝手にウチの班の子を辞めさせる事が出来るんだ!何様気取りだ!」
K子「いずれホテルPの店長になると言っても今は研修中の身。ホテルQの店長の私が決めた事を勝手に覆すなんて許さないわ。店長になると決まったから天狗になってるのよ。ハゲ天狗!」
と、大変な騒ぎになったらしい。納得のいかないI氏がYを怒鳴りつけた。
I氏「勝手にウチの班の子を辞めさせるなんて、呆れた奴だ。C班担当のお前が何故、俺に断りもなくD班のYくんを辞めさせたんだ?Yくんが最後に1日だけ出勤する事はフロントK子が決めた事だ。お前はフロントK子の意向を無視したんだぞ!」
Y「あれー?俺、悪いこと言っちゃったのかなぁ。あははは」
人1人を勝手に解雇しておいて、胸を痛める様子も悪びれる様子もなく、Yの人間性を疑ってしまったそうだ。あんな者がホテルPの店長になっても誰も着いてはいかないだろう。フロントYのせいで、みんなが楽しみにしていたYくん最後の一日出勤が無くなってしまった。フロントYめ!そのうちギャフンと言わせてやる。
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ラブホ奮戦記181日目:逃げる女追う男
2003年5月12日0:00-6:00 8部屋掃除
今日はOくんとの2人勤務。Yくんは今日も休み。フロントK子がYくん宅へ電話したところ、Yくんのお父さんが電話に出て、Yくん本人は病院で点滴中だそうだ。Yくんは建設会社への就職が決まり、ホテルQを辞める事にはなるが、体調が良い時に挨拶がてら最後に一日だけ出勤する事になったそうだ。Yくんが辞める事が正式に決まってOくんは寂しそうだった。
今夜は暇で1部屋掃除しては控え室で休憩の繰り返しだった。休憩時間の方が長く控え室ではOくんと2人きりなのに、Oくんがおとなしいので静まりかえっていた。そこへモニターから、お客さんが精算を開始した音が聞こえてきた。出動だ。ところがモニターを見ると、お客さんの滞在時間はたったの8分だった。
Oくん「最短記録だよ!8分だって。やってないよね」
みかやん「いくら何でも8分ならやってないよ」
Oくん「当然、お風呂ラッキーで、ベッドもラッキーかも」
みかやん「こんなお客さんばかりだとラクでいいねぇ」
いざ出動しようとすると、I氏がかつてない勢いで走ってきた。
I氏「すみません。すぐ外へ出て、一人歩きの女性がいないかどうか見て下さい!」
Oくん「えっ?何?逃げられたの?」
取る物も取り敢えずOくんと2人で従業員通用口から外へ飛び出し、2方向に分かれて辺りを見回したが、人1人歩いていなかった。夜中に半袖Tシャツ1枚で外へ出ていると寒いので、作業室へ戻る事にした。
I氏「フロントに居たらガタガタと凄い音がするので通路へ出てみると、お客さんがドアをこじ開けようとしていたんですよ。精算するかフロントで施錠操作をしないとドアが開かないのに、懸命にドアを開けようとしているお客さんが居たんです。どうせドアは開かないだろうと思っていたら、ドアを無理矢理開けて女性が泣きながら飛び出して来たんです。もうビックリしました」
Oくん「そんなに簡単にドアが開いたらヤバイんじゃないすか?」
I氏「男の力でも開かないですよ。それはもう死に物狂いで決死の逃走だったんじゃないですか?それか運が彼女の味方をしたか?ですよ。女性に逃げられた男性が、女性を追って宿泊代を払わないで帰ったら困るんで、フロントへ戻ってモニターを見たらすぐに男性が精算を始めたので助かりました。その後、男性は物凄い勢いで車で女性を追いかけたようですよ」
Oくん「で、どうして女性を捜したんですか?」
I氏「泣きながら外へ飛び出して車にはねられたりしても困るし、表通りまで出るのも大変だしタクシーもつかまらないだろうから、こちらで保護してタクシーを呼んであげようかと思ったんですよ」
みかやん「へえぇ。I氏ったらイイトコあるじゃないですか」
I氏「当たり前ですよ!泣いてる女性を見捨てられませんて」
取り敢えず問題の部屋の掃除に向かった。予想通りお風呂はラッキーで、ベッドも掛け布団がめくられていただけだった。一応ベッドを剥いで組み直してから部屋の点検をした。Oくんが床に十字架のペンダントヘッドが落ちているのを見つけ、私はその脇に引きちぎられたネックレスを発見した。I氏がドアの鍵が壊れていないか点検に来た。
Oくん「ネックレスが引きちぎられてるんすよ。無理矢理連れ込んだんすかね。怖い怖い」
I氏「恋人同士の喧嘩かも知れません。でもこのネックレスを見ると悲惨ですね」
みかやん「追いすがってネックレスを引っ張ったんでしょかね。首が絞まるじゃないですか」
Oくん「ネックレスがこんなになるまで引っ張ったのに、冷静に精算して帰るなんて凄い男すね」
I氏「鍵に異常はありませんでした。十字架と言う事は、彼女はクリスチャンで神に祈ってドアを開けてたりして。ははは」
みかやん「今時、十字架だからってクリスチャンとは限りませんからね」
Oくん「結局、女の人は男性に捕まったのか?無事に逃げたのか?仲直りしてるといいけど」
部屋から出る時、鍵をかけて内側からドアが開くか試してみたが、三人ともドアは開けられなかった。
みかやん「これこそ火事場の馬鹿力っていう奴ですね」
I氏「いえ。やっぱり神に祈りが通じたんですよ」
Oくん「はいはい」
I氏は最後まで「信じる者は救われる」と呟いていた。I氏こそクリスチャンなのでは?
今日はOくんとの2人勤務。Yくんは今日も休み。フロントK子がYくん宅へ電話したところ、Yくんのお父さんが電話に出て、Yくん本人は病院で点滴中だそうだ。Yくんは建設会社への就職が決まり、ホテルQを辞める事にはなるが、体調が良い時に挨拶がてら最後に一日だけ出勤する事になったそうだ。Yくんが辞める事が正式に決まってOくんは寂しそうだった。
今夜は暇で1部屋掃除しては控え室で休憩の繰り返しだった。休憩時間の方が長く控え室ではOくんと2人きりなのに、Oくんがおとなしいので静まりかえっていた。そこへモニターから、お客さんが精算を開始した音が聞こえてきた。出動だ。ところがモニターを見ると、お客さんの滞在時間はたったの8分だった。
Oくん「最短記録だよ!8分だって。やってないよね」
みかやん「いくら何でも8分ならやってないよ」
Oくん「当然、お風呂ラッキーで、ベッドもラッキーかも」
みかやん「こんなお客さんばかりだとラクでいいねぇ」
いざ出動しようとすると、I氏がかつてない勢いで走ってきた。
I氏「すみません。すぐ外へ出て、一人歩きの女性がいないかどうか見て下さい!」
Oくん「えっ?何?逃げられたの?」
取る物も取り敢えずOくんと2人で従業員通用口から外へ飛び出し、2方向に分かれて辺りを見回したが、人1人歩いていなかった。夜中に半袖Tシャツ1枚で外へ出ていると寒いので、作業室へ戻る事にした。
I氏「フロントに居たらガタガタと凄い音がするので通路へ出てみると、お客さんがドアをこじ開けようとしていたんですよ。精算するかフロントで施錠操作をしないとドアが開かないのに、懸命にドアを開けようとしているお客さんが居たんです。どうせドアは開かないだろうと思っていたら、ドアを無理矢理開けて女性が泣きながら飛び出して来たんです。もうビックリしました」
Oくん「そんなに簡単にドアが開いたらヤバイんじゃないすか?」
I氏「男の力でも開かないですよ。それはもう死に物狂いで決死の逃走だったんじゃないですか?それか運が彼女の味方をしたか?ですよ。女性に逃げられた男性が、女性を追って宿泊代を払わないで帰ったら困るんで、フロントへ戻ってモニターを見たらすぐに男性が精算を始めたので助かりました。その後、男性は物凄い勢いで車で女性を追いかけたようですよ」
Oくん「で、どうして女性を捜したんですか?」
I氏「泣きながら外へ飛び出して車にはねられたりしても困るし、表通りまで出るのも大変だしタクシーもつかまらないだろうから、こちらで保護してタクシーを呼んであげようかと思ったんですよ」
みかやん「へえぇ。I氏ったらイイトコあるじゃないですか」
I氏「当たり前ですよ!泣いてる女性を見捨てられませんて」
取り敢えず問題の部屋の掃除に向かった。予想通りお風呂はラッキーで、ベッドも掛け布団がめくられていただけだった。一応ベッドを剥いで組み直してから部屋の点検をした。Oくんが床に十字架のペンダントヘッドが落ちているのを見つけ、私はその脇に引きちぎられたネックレスを発見した。I氏がドアの鍵が壊れていないか点検に来た。
Oくん「ネックレスが引きちぎられてるんすよ。無理矢理連れ込んだんすかね。怖い怖い」
I氏「恋人同士の喧嘩かも知れません。でもこのネックレスを見ると悲惨ですね」
みかやん「追いすがってネックレスを引っ張ったんでしょかね。首が絞まるじゃないですか」
Oくん「ネックレスがこんなになるまで引っ張ったのに、冷静に精算して帰るなんて凄い男すね」
I氏「鍵に異常はありませんでした。十字架と言う事は、彼女はクリスチャンで神に祈ってドアを開けてたりして。ははは」
みかやん「今時、十字架だからってクリスチャンとは限りませんからね」
Oくん「結局、女の人は男性に捕まったのか?無事に逃げたのか?仲直りしてるといいけど」
部屋から出る時、鍵をかけて内側からドアが開くか試してみたが、三人ともドアは開けられなかった。
みかやん「これこそ火事場の馬鹿力っていう奴ですね」
I氏「いえ。やっぱり神に祈りが通じたんですよ」
Oくん「はいはい」
I氏は最後まで「信じる者は救われる」と呟いていた。I氏こそクリスチャンなのでは?
ラブホ奮戦記180日目:マザコン野郎
2003年5月11日※祝・ブラックMJさんのXデー
0:00-9:00. 9部屋掃除
今日はOくんとの2人勤務。昨日、Yくんの代行出勤をしなかった事で、Oくんは申し訳なさそうにしていた。
Oくん「あの。昨日は忙しかったの?あ、忙しかった。よね?」
みかやん「忙しいの何の。死ぬかと思ったよ。2人で21部屋だよ。交互に風呂当番だから3人で33部屋やったくらいの疲れさ。いや〜もうトシだしキツかったわぁ。トドもふうふう言ってたし」
Oくん「ごめんなさーい。本当にごめんなさい(てか、都合悪くなると年寄りになるんだから)」
みかやん「なんだって?誰が年寄りだって?」
Oくん「いえいえ。俺が足を引っ張らなくて良かったなぁなんて」
みかやん「そうです。昨日は最強タッグだったから成し遂げました」
Oくん「2人で21部屋なんて凄すぎるよ。2人での新記録だね」
控え室でまったりしていたらI氏が来た。
I氏「また218号室に妙なお客さんがいるんですよ。”外へ電話できますか?”って電話がきたから”市内も市外も通話できます。精算時に電話料金が加算されます”と返事をしたら、ずーっと長電話してるんですよ。フロントのモニターに電話料金が出るんですけどもう1510円になってるんですよ。こんな所まで来て電話かけることないですよね」
Oくん「女の人が眠ってしまって、本人は目が冴えて眠れなくて退屈なんじゃないすか?」
と話をしていたら問題の218号室が空いたので、すぐに出動した。部屋へ入るとテーブルの上に、らくがき帳が開かれて置いてあった。らくがき帳が開かれて置いてあるので、書いた人が何かを訴えたかったのだろうと、Oくんと2人でテーブルへ走った。
”マザコン野郎め!こんな男とは婚約解消!
出会ってすぐに結婚を決めて婚約したまでは良かった
今日、初めて結ばれたら
「ママァ!僕ねえ。今ねえ。Aちゃんとねえ。。。」
そんな報告を母親にする息子っている?
しかも事細かに。。。それを得意気に延々と
信じられなかった
次にまたしたら
「ママァ!今日はねぇ。またAちゃんとねぇ」
って報告するの?
どんな親子なの?
この親子も馬鹿だけど
こんな家に嫁ごうなんて思っていた私も馬鹿だった
婚約解消!明日!必ず!
皆さん!結婚相手選びは慎重に!”
と書いてあってOくんと2人で呆然とした。
Oくん「このテの話を母親にできるなんてある意味凄いよ」
みかやん「こんな男、キモイよ。なんにも凄くないって」
Oくん「いや、ある意味ね。」
みかやん「Oちゃんも”ママ。僕、初めてピンサロへ行ったよ”って言ったの?」
Oくん「言うわけないじゃん!さぶっ。寒気がするよ」
「何歳か知らないけど困った男だね」「有り得ないって」等と話しながら、控え室へ戻ろうと通路を歩いていたら、フロントからI氏が走り出て来た。
I氏「結局、電話代が1820円ですよ。帰る時に女性が男性に”イヤっ!触らないで!”とか言いながらフロントへ来て”タクシー1台呼んで下さい”って言いに来たんですよ。そしたら男性が”僕が送りますからタクシーは呼ばなくていいです”って言って、押し問答になったんですよ。最後は女性が折れて、男性の車に乗って帰りましたけどね。こんな所で痴話喧嘩されても困りますって」
Oくん「痴話喧嘩どころか明日には婚約解消っすからね」
I氏「は?」
みかやん「らくがき帳に、かくかくしかじかと書いてましたよ」
I氏「あらまっ」
Oくん「そんな他人がどうなろうと俺には関係ないんすけど、白子を垂らされたんでこれから、おねしょマットの洗濯っすよ。結婚が決まってるなら種仕込んでも構わないだろうに。仕事を増やされましたよ」
みかやん「でも、そんなマザコン野郎とできちゃった結婚になったりしたら、女の人があまりにも気の毒だよ」
I氏「絶滅したと思ってましたが今でもマザコン野郎っているんですね。へええ」
変な所に妙に感心するI氏だった。絶滅と言うかマザコンっていうのは、いつの世にも居るのではないのか?
0:00-9:00. 9部屋掃除
今日はOくんとの2人勤務。昨日、Yくんの代行出勤をしなかった事で、Oくんは申し訳なさそうにしていた。
Oくん「あの。昨日は忙しかったの?あ、忙しかった。よね?」
みかやん「忙しいの何の。死ぬかと思ったよ。2人で21部屋だよ。交互に風呂当番だから3人で33部屋やったくらいの疲れさ。いや〜もうトシだしキツかったわぁ。トドもふうふう言ってたし」
Oくん「ごめんなさーい。本当にごめんなさい(てか、都合悪くなると年寄りになるんだから)」
みかやん「なんだって?誰が年寄りだって?」
Oくん「いえいえ。俺が足を引っ張らなくて良かったなぁなんて」
みかやん「そうです。昨日は最強タッグだったから成し遂げました」
Oくん「2人で21部屋なんて凄すぎるよ。2人での新記録だね」
控え室でまったりしていたらI氏が来た。
I氏「また218号室に妙なお客さんがいるんですよ。”外へ電話できますか?”って電話がきたから”市内も市外も通話できます。精算時に電話料金が加算されます”と返事をしたら、ずーっと長電話してるんですよ。フロントのモニターに電話料金が出るんですけどもう1510円になってるんですよ。こんな所まで来て電話かけることないですよね」
Oくん「女の人が眠ってしまって、本人は目が冴えて眠れなくて退屈なんじゃないすか?」
と話をしていたら問題の218号室が空いたので、すぐに出動した。部屋へ入るとテーブルの上に、らくがき帳が開かれて置いてあった。らくがき帳が開かれて置いてあるので、書いた人が何かを訴えたかったのだろうと、Oくんと2人でテーブルへ走った。
”マザコン野郎め!こんな男とは婚約解消!
出会ってすぐに結婚を決めて婚約したまでは良かった
今日、初めて結ばれたら
「ママァ!僕ねえ。今ねえ。Aちゃんとねえ。。。」
そんな報告を母親にする息子っている?
しかも事細かに。。。それを得意気に延々と
信じられなかった
次にまたしたら
「ママァ!今日はねぇ。またAちゃんとねぇ」
って報告するの?
どんな親子なの?
この親子も馬鹿だけど
こんな家に嫁ごうなんて思っていた私も馬鹿だった
婚約解消!明日!必ず!
皆さん!結婚相手選びは慎重に!”
と書いてあってOくんと2人で呆然とした。
Oくん「このテの話を母親にできるなんてある意味凄いよ」
みかやん「こんな男、キモイよ。なんにも凄くないって」
Oくん「いや、ある意味ね。」
みかやん「Oちゃんも”ママ。僕、初めてピンサロへ行ったよ”って言ったの?」
Oくん「言うわけないじゃん!さぶっ。寒気がするよ」
「何歳か知らないけど困った男だね」「有り得ないって」等と話しながら、控え室へ戻ろうと通路を歩いていたら、フロントからI氏が走り出て来た。
I氏「結局、電話代が1820円ですよ。帰る時に女性が男性に”イヤっ!触らないで!”とか言いながらフロントへ来て”タクシー1台呼んで下さい”って言いに来たんですよ。そしたら男性が”僕が送りますからタクシーは呼ばなくていいです”って言って、押し問答になったんですよ。最後は女性が折れて、男性の車に乗って帰りましたけどね。こんな所で痴話喧嘩されても困りますって」
Oくん「痴話喧嘩どころか明日には婚約解消っすからね」
I氏「は?」
みかやん「らくがき帳に、かくかくしかじかと書いてましたよ」
I氏「あらまっ」
Oくん「そんな他人がどうなろうと俺には関係ないんすけど、白子を垂らされたんでこれから、おねしょマットの洗濯っすよ。結婚が決まってるなら種仕込んでも構わないだろうに。仕事を増やされましたよ」
みかやん「でも、そんなマザコン野郎とできちゃった結婚になったりしたら、女の人があまりにも気の毒だよ」
I氏「絶滅したと思ってましたが今でもマザコン野郎っているんですね。へええ」
変な所に妙に感心するI氏だった。絶滅と言うかマザコンっていうのは、いつの世にも居るのではないのか?
ラブホ奮戦記179日目:5P客
2003年5月10日※夕方、フロントK子から電話が来た。Yくんが休むのでOくんに代行を頼むか?と聞かれたので、私がOくんへ電話した。
Oくん「無理っ。最近は両方とも仕事が忙しいから勘弁して」
みかやん「あたしだって昨日は出勤したのに。土曜の夜だよ」
Oくん「そこを何とかお願い!堪忍して下さい。後生です。旦那様」
みかやん「誰が旦那さ。K子にはOくんは地方にいて無理と言うよ」
0:00-9:00 21部屋掃除
今日はトドとの2人勤務。出勤早々大忙しでC班の遅番と交互に掃除した。途中「あっれー?土曜なのに2人?大丈夫?」と心配されたが、やるしかない。あっと言う間にC班の遅番が帰る午前1時になった。しかしその時点で掃除待ちの部屋が4つ。待合室にはお客さんがいた。
帰る時間なのに、掃除待ちの部屋の中で最も手強い218号室にC班の人達が入ってくれた。置き手紙に「218号室 ハギOKベッドOK 残り風呂だけ」と書いてあって感激した。C班に感謝しつつ8部屋連続掃除をして控え室へ戻った。部屋から回収してきたリネン類を片付け、洗い物をして、出動の準備を終え、さあ休もう!と思ったらまた部屋が空いた。満室なのですぐに出動だ。
2人しかいないのに情け容赦なく部屋が空いた。7部屋連続掃除して控え室へ戻り、次の出動の準備をしてようやく控え室の椅子に座った。
I氏「218号室に怪しいお客さんが入ったんです。普通に男女のお客さんが入ったんですけど、モニターを見ていても部屋の鍵がかからないので、様子を見に言ったらドアにスリッパが挟んであったんですよ。呆気にとられていたら”失礼します”って、年配のオヤジと20代後半の男女の計3名が後から来たんです」
みかやん「一度ドアを閉めたら、フロントへ連絡しないとドアが開かないって知ってたんですね。こっそり2人金額で5人で入ろうとしたんでしょうか?計画的犯行って感じですね」
I氏「でしょう!姑息な手を使うから”料金は5人分かかる”と言ったら、”あーはいはい。精算機に5人分の金額を払えばいいんでしょ”って、妙に慣れた口振りなんですよ」
みかやん「いつも大勢でラブホ泊まりなんでしょうか?」
I氏「最初に入った2人は30代前半の男性と20代後半の女性です。その後に3人だから。男性が年配のオヤジ、30代男性、20代男性で、女性は2人とも20代後半の5人ですよ。しかも車3台で来てるんです。なんの集まりでしょう?」
みかやん「親戚か趣味のサークルですかねぇ?5Pだったりして」
I氏「5人ですぐ眠ってくれればいいですが、”掛け布団をくれ”とか”人数分の洗面セットをくれ”と言ってくると思ってたのに、何も言ってこないので不気味です」
トド「せやけど”スキンおかわり”て言うてないし大丈夫やろ」
I氏「だといいんですが、大勢で荒らしてるかも知れません」
トド「不吉な事、言わんといて。掃除するのウチらですねん」
やっと落ち着いて午前6時〜8時まで4部屋しか掃除をしなかった。午前8時過ぎに3部屋空いた。最後に空いたのは5人が入った218号室だった。
I氏「時間的に3部屋は無理なので2部屋だけ掃除して下さい。218号室へ行きますか?荒らされてたら時間がかかりますよ」
トド「行ってみたい気はするわな」
I氏「でも218号室は部屋も風呂も広くて時間かかりますから、他の2部屋を掃除して締めて下さい。A班が来るので218号室は私が1人でハギをしますから」
今日最後の部屋の掃除をしているとI氏が来た。
I氏「218号室は5Pでした!!自前の黒いスキンを持って来ていて、ゴミ箱やベッドの枕元に沢山のスキンが散乱してました。ひえええぇ。オヤジも居たのに。ひえええぇ」
みかやん&トド「ひええええぇ」
I氏「行かなくて良かったですよ。ベッドは毛だらけシミだらけで臭うんですよ。あちこちにスキンがゴロゴロあって、白子の臭いやら何やらで具合が悪くなりました。後はA班に任せます」
みかやん「ご愁傷様でした」
I氏「いや〜しかし。男は1人最低2回。女は1人最低3回ですよ。なんというグループでしょう」
なんだかんだ言いながら羨ましそうなI氏だった。
Oくん「無理っ。最近は両方とも仕事が忙しいから勘弁して」
みかやん「あたしだって昨日は出勤したのに。土曜の夜だよ」
Oくん「そこを何とかお願い!堪忍して下さい。後生です。旦那様」
みかやん「誰が旦那さ。K子にはOくんは地方にいて無理と言うよ」
0:00-9:00 21部屋掃除
今日はトドとの2人勤務。出勤早々大忙しでC班の遅番と交互に掃除した。途中「あっれー?土曜なのに2人?大丈夫?」と心配されたが、やるしかない。あっと言う間にC班の遅番が帰る午前1時になった。しかしその時点で掃除待ちの部屋が4つ。待合室にはお客さんがいた。
帰る時間なのに、掃除待ちの部屋の中で最も手強い218号室にC班の人達が入ってくれた。置き手紙に「218号室 ハギOKベッドOK 残り風呂だけ」と書いてあって感激した。C班に感謝しつつ8部屋連続掃除をして控え室へ戻った。部屋から回収してきたリネン類を片付け、洗い物をして、出動の準備を終え、さあ休もう!と思ったらまた部屋が空いた。満室なのですぐに出動だ。
2人しかいないのに情け容赦なく部屋が空いた。7部屋連続掃除して控え室へ戻り、次の出動の準備をしてようやく控え室の椅子に座った。
I氏「218号室に怪しいお客さんが入ったんです。普通に男女のお客さんが入ったんですけど、モニターを見ていても部屋の鍵がかからないので、様子を見に言ったらドアにスリッパが挟んであったんですよ。呆気にとられていたら”失礼します”って、年配のオヤジと20代後半の男女の計3名が後から来たんです」
みかやん「一度ドアを閉めたら、フロントへ連絡しないとドアが開かないって知ってたんですね。こっそり2人金額で5人で入ろうとしたんでしょうか?計画的犯行って感じですね」
I氏「でしょう!姑息な手を使うから”料金は5人分かかる”と言ったら、”あーはいはい。精算機に5人分の金額を払えばいいんでしょ”って、妙に慣れた口振りなんですよ」
みかやん「いつも大勢でラブホ泊まりなんでしょうか?」
I氏「最初に入った2人は30代前半の男性と20代後半の女性です。その後に3人だから。男性が年配のオヤジ、30代男性、20代男性で、女性は2人とも20代後半の5人ですよ。しかも車3台で来てるんです。なんの集まりでしょう?」
みかやん「親戚か趣味のサークルですかねぇ?5Pだったりして」
I氏「5人ですぐ眠ってくれればいいですが、”掛け布団をくれ”とか”人数分の洗面セットをくれ”と言ってくると思ってたのに、何も言ってこないので不気味です」
トド「せやけど”スキンおかわり”て言うてないし大丈夫やろ」
I氏「だといいんですが、大勢で荒らしてるかも知れません」
トド「不吉な事、言わんといて。掃除するのウチらですねん」
やっと落ち着いて午前6時〜8時まで4部屋しか掃除をしなかった。午前8時過ぎに3部屋空いた。最後に空いたのは5人が入った218号室だった。
I氏「時間的に3部屋は無理なので2部屋だけ掃除して下さい。218号室へ行きますか?荒らされてたら時間がかかりますよ」
トド「行ってみたい気はするわな」
I氏「でも218号室は部屋も風呂も広くて時間かかりますから、他の2部屋を掃除して締めて下さい。A班が来るので218号室は私が1人でハギをしますから」
今日最後の部屋の掃除をしているとI氏が来た。
I氏「218号室は5Pでした!!自前の黒いスキンを持って来ていて、ゴミ箱やベッドの枕元に沢山のスキンが散乱してました。ひえええぇ。オヤジも居たのに。ひえええぇ」
みかやん&トド「ひええええぇ」
I氏「行かなくて良かったですよ。ベッドは毛だらけシミだらけで臭うんですよ。あちこちにスキンがゴロゴロあって、白子の臭いやら何やらで具合が悪くなりました。後はA班に任せます」
みかやん「ご愁傷様でした」
I氏「いや〜しかし。男は1人最低2回。女は1人最低3回ですよ。なんというグループでしょう」
なんだかんだ言いながら羨ましそうなI氏だった。
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ラブホ奮戦記178日目:女性2人
2003年5月9日※今日は休みなので、夫と街のドンキホーテをブラブラして外食して帰宅した。午後10時、たまには早寝しよう!ヒトサマが眠る時間に私も眠ろう!と布団に入りかけたところでOくんから電話がきた。
Oくん「今、Yくんから電話がきて酷い風邪で寝込んでるから休みたいって言うんだ。金曜の夜だし申し訳ないけど出勤して貰えない?」
みかやん「マジっすかー!あたし今日、珍しくぜーんぜん寝てないんだ。たまには早寝しようと思ってたから、今朝仕事が終わってから一睡もしてないよ〜。えーん」
Oくん「暇をみて寝てていいからさ。来るだけでも来てくれないかなぁ。金曜の夜に俺とトドだけじゃ無理だよ〜」
というワケで病欠のYくんの代わりに急遽出勤する事になった。出勤前にコンビニでブラックブラックガムとモカの眠気覚ましグッズを購入し持参した。
0:00-6:00 15部屋掃除
今日はOくんとトドとの勤務。出勤時には既に満室でいかにも金曜の夜らしかった。午前1時までC班の遅番と交互に掃除をした。C班の人の話によると、お客さんの入れ替えが一番激しいのは午後10時前後だそうだ。午後10時に入店したお客さん達が一斉に帰り始めるのが午前1時。よってC班が帰った午前1時過ぎに最も忙しくなる。
午前3時迄に9部屋掃除してお客さんの入れ替えも終わり、空室も4部屋有ったので控え室でまったりしていた。空室が4部屋もあると、満室状態と違って例え1部屋くらい空いてもゆっくり出動できる。Oくんがカップ麺にお湯を入れた瞬間に、1部屋埋まった。それでも空室が3つあるので余裕で休憩できる。そこへI氏が来た。
I氏「いや〜。久しぶりに素敵な女性にお目にかかりました。最近、パンツ姿が似合う女性が少なくなったと秘かに嘆いていたんですが、今来たお客さんは、スラッとして足が長くてお尻がツンと上がっていて、本当にパンツが良く似合う女性だったんですよ。惚れ惚れしました」
Oくん「へええ」
I氏「ところがですね。そのパンツが最高に似合う女性の連れの方も女性だったんですよ。その部屋から電話が来て”車に忘れ物をしたから取りに行きたい”と言うので鍵を開けたら、出て来たのも女性だったんですよ。入って来た時は、パンツ姿の女性に目を奪われていて気が付かなかったんですけど」
みかやん「あらっ。でも私も若い頃、女友達と飲んだ帰りや、札幌に遊びに来た時にラブホで爆睡した事ぐらいはありますよ」
I氏「ですよねぇ。そーゆー事もありますよね。ふう」
I氏はなんだか安心した様子でフロントへ戻って行った。午前4時になり1部屋空いたので掃除へ向かった。掃除をしている間に続いて2部屋空いたので、I氏が先にハギをして回ってくれた。3部屋空いた所で他に部屋が空かなかったので、ゆっくり掃除をしていたら3部屋目のハギを終えたI氏が、青黒い顔をして私達が掃除をしている部屋に入ってきた。
I氏「例の女性2人の部屋のハギをしたんですけど。。。。」
みかやん「ですけど、どうしたんですか?」
I氏「油断してベッドの布団を剥がしたら。。。。」
みかやん「だから、剥がしたらどうだったんですか?」
I氏「ちっ、血まみれだったんです」
みかやん「へえぇ」
I氏「へえぇってアナタ。ノーリアクションですか。私は、寝乱れる事もなく綺麗なままで甘美な香りに包まれたベッドを想像して行ったのに、血の惨劇ですよ。どっちが生理だったのか?女同士でどんな激しいプレイをしたのか?と想像すると、私の恋心がっ私の恋心が。。。」
みかやん「こんな所でお客さんに恋しないで下さいよ。老け専やらデブ専やら、攻めるのが好きとか攻められるのが好きとか、趣味嗜好は人それぞれですよ。パートナーさえ拒まなければ何でもアリなんじゃないんですか?」
I氏「あんな綺麗な女性を老け専やデブ専と一括りにしないで下さいよ。バックシャンで顔がまるで柴崎コウだったんですよ。10年に1度お目にかかれるかかかれないか、というような女性だったのに」
Oくん「バックシャンって何すか?」
I氏「もういいですっ!」
I氏は柴崎コウの大ファンだ。その事が余計にショックだったらしい。ガックリと肩を落としすごすごとフロントへ戻って行った。
Oくん「今、Yくんから電話がきて酷い風邪で寝込んでるから休みたいって言うんだ。金曜の夜だし申し訳ないけど出勤して貰えない?」
みかやん「マジっすかー!あたし今日、珍しくぜーんぜん寝てないんだ。たまには早寝しようと思ってたから、今朝仕事が終わってから一睡もしてないよ〜。えーん」
Oくん「暇をみて寝てていいからさ。来るだけでも来てくれないかなぁ。金曜の夜に俺とトドだけじゃ無理だよ〜」
というワケで病欠のYくんの代わりに急遽出勤する事になった。出勤前にコンビニでブラックブラックガムとモカの眠気覚ましグッズを購入し持参した。
0:00-6:00 15部屋掃除
今日はOくんとトドとの勤務。出勤時には既に満室でいかにも金曜の夜らしかった。午前1時までC班の遅番と交互に掃除をした。C班の人の話によると、お客さんの入れ替えが一番激しいのは午後10時前後だそうだ。午後10時に入店したお客さん達が一斉に帰り始めるのが午前1時。よってC班が帰った午前1時過ぎに最も忙しくなる。
午前3時迄に9部屋掃除してお客さんの入れ替えも終わり、空室も4部屋有ったので控え室でまったりしていた。空室が4部屋もあると、満室状態と違って例え1部屋くらい空いてもゆっくり出動できる。Oくんがカップ麺にお湯を入れた瞬間に、1部屋埋まった。それでも空室が3つあるので余裕で休憩できる。そこへI氏が来た。
I氏「いや〜。久しぶりに素敵な女性にお目にかかりました。最近、パンツ姿が似合う女性が少なくなったと秘かに嘆いていたんですが、今来たお客さんは、スラッとして足が長くてお尻がツンと上がっていて、本当にパンツが良く似合う女性だったんですよ。惚れ惚れしました」
Oくん「へええ」
I氏「ところがですね。そのパンツが最高に似合う女性の連れの方も女性だったんですよ。その部屋から電話が来て”車に忘れ物をしたから取りに行きたい”と言うので鍵を開けたら、出て来たのも女性だったんですよ。入って来た時は、パンツ姿の女性に目を奪われていて気が付かなかったんですけど」
みかやん「あらっ。でも私も若い頃、女友達と飲んだ帰りや、札幌に遊びに来た時にラブホで爆睡した事ぐらいはありますよ」
I氏「ですよねぇ。そーゆー事もありますよね。ふう」
I氏はなんだか安心した様子でフロントへ戻って行った。午前4時になり1部屋空いたので掃除へ向かった。掃除をしている間に続いて2部屋空いたので、I氏が先にハギをして回ってくれた。3部屋空いた所で他に部屋が空かなかったので、ゆっくり掃除をしていたら3部屋目のハギを終えたI氏が、青黒い顔をして私達が掃除をしている部屋に入ってきた。
I氏「例の女性2人の部屋のハギをしたんですけど。。。。」
みかやん「ですけど、どうしたんですか?」
I氏「油断してベッドの布団を剥がしたら。。。。」
みかやん「だから、剥がしたらどうだったんですか?」
I氏「ちっ、血まみれだったんです」
みかやん「へえぇ」
I氏「へえぇってアナタ。ノーリアクションですか。私は、寝乱れる事もなく綺麗なままで甘美な香りに包まれたベッドを想像して行ったのに、血の惨劇ですよ。どっちが生理だったのか?女同士でどんな激しいプレイをしたのか?と想像すると、私の恋心がっ私の恋心が。。。」
みかやん「こんな所でお客さんに恋しないで下さいよ。老け専やらデブ専やら、攻めるのが好きとか攻められるのが好きとか、趣味嗜好は人それぞれですよ。パートナーさえ拒まなければ何でもアリなんじゃないんですか?」
I氏「あんな綺麗な女性を老け専やデブ専と一括りにしないで下さいよ。バックシャンで顔がまるで柴崎コウだったんですよ。10年に1度お目にかかれるかかかれないか、というような女性だったのに」
Oくん「バックシャンって何すか?」
I氏「もういいですっ!」
I氏は柴崎コウの大ファンだ。その事が余計にショックだったらしい。ガックリと肩を落としすごすごとフロントへ戻って行った。
ラブホ奮戦記177日目:ならず者
2003年5月8日※ちい子さん、お誕生日おめでとうございます。
0:00-6:00 10部屋掃除
今日はOくんとトドとの勤務。GW明けに押し寄せた不倫の皆様もそうでない皆様も落ち着いたようで、ホテルQにも静寂が戻ったような気がしていた。しかし今日はあなどれない木曜日だ。時に木曜日は大忙しで翌朝9時迄の勤務になる可能性が高いので要注意だ。「忙しくなりませんように」と祈るような気持ちで1部屋目の掃除へ向かった。
1部屋目で私は部屋係だった。何故かベッドの枕元に、風呂にあるはずの洗面器があったので怖々手にとってみた。洗面器を揺らすと中の透明な液体がネロネロと動く。これはっ!白子!?
ではなくてローションだった!「なんてこった」と思いながらベッドの布団を剥がすと、シーツがローションまみれになっていた。大量のローションが使われていて、シーツの下のおねしょマットも見事に濡れていた。
走ってリネン室へ戻り、新しいおねしょマットを持って来て交換した。リネン室から一番遠い部屋だった。
Oくん「このお客さん、マイローションを持参してたよ。ゴミ箱を見たら英語が書いたローションの箱があったよ。舶来物のローションって、どうなんだろ?」
みかやん「知らないよっ!あたしゃ走ってゼイゼイだよ。1部屋目からツイてない」
2部屋目は因縁の218号室の風呂係だった。
Oくん「2度ある事は3度ある。で、また風呂で転ぶかも知れないから俺が代わろうか?」
みかやん「いいよ。ツイてないついでに自分でやるよ」
いざ218号室へ入ると「ドドドドド」と音がしていた。風呂の方から音が聞こえた。イヤな予感はしたが風呂の戸を開けて愕然とした。もうもうと白い湯気が流れてきて、風呂のお湯が出たままで浴槽から溢れていて、壁も天井も蒸し上げられて水滴だらけになり、天井の水滴がちょっとした鍾乳洞のようになっていた。湯気に咽せながら浴室へ入って取り敢えずお湯を止めたが、改めて浴室の中を見て放心状態になった。
「風呂のお湯は止めて帰りやがれ!」(Yくん風)と呟きながら、泣く泣く風呂掃除をした。大急ぎで部屋と洗面&トイレの掃除を終えたOくんとトドが、風呂掃除を手伝ってくれた。
やれやれと控え室へ戻ると、I氏が一枚の紙を持って走ってきた。
I氏「同業他店のホテルFからFAXが届いたんですよ!宿泊代を踏み倒して窓から飛び降りて逃走した客がいたって、車種と車番と逃げた2人の人相書き送ってくれたんですよ」
FAXを見て大笑いした。似顔絵があまりにも下手過ぎた。それは良しとして、ホテルFもホテルQと同じような建物で、1階が駐車場で2階が客室になっているそうだ。その2階から若い男女が飛び降りたらしい。男性は20代前半身長170cm位痩せ型で、女性は20代前半身長165cm位小太りと書いてあり、その時の服装が詳しく書いてあった。後からビデオを巻き戻して見て書いたようだ。
トド「飛び降りるなんて、無茶しはるわ〜」
Oくん「とんだ、ならず者の手配書きですね」
I氏「ホテルFでも腹に据えかねてウチにまでFAXをくれたと思うんですよ」
トド「そりゃ頭にもくるわな。踏み倒したんやから」
Oくん「警察には届けたんすかねぇ。モニターのビデオを警察に見せたら犯人も特定できるし、車番や車種もわかってるんすから」
I氏「警察には届けたと思いますよ。犯人が捕まる迄にホテルFで踏み倒しが上手くいったからって、ホテルのハシゴでもして被害が拡大しないようFAXを流したんじゃないですかねぇ」
みかやん「ホテルFには駐車場や外にモニターは付いてないんでしょうか?」
I氏「モニターの設備がある所なら、駐車場にも外にもモニターは付いているでしょう。フロントの人が席を立ったり、目を離した間の逃走劇だったと思うんです。これじゃ私もうかうかしていられないので、フロントへ戻ります」
I氏は走ってフロントへ戻って行った。逃げた若い男女にもいろいろ事情はあったかもしれないが、こんな風に車種も車のナンバーもバレバレで、犯人達の様子がくっきりとモニターに映り、悪い事はできないようになっているのに、宿泊代を踏み倒して逃げるなんてとんでもない話だ。
0:00-6:00 10部屋掃除
今日はOくんとトドとの勤務。GW明けに押し寄せた不倫の皆様もそうでない皆様も落ち着いたようで、ホテルQにも静寂が戻ったような気がしていた。しかし今日はあなどれない木曜日だ。時に木曜日は大忙しで翌朝9時迄の勤務になる可能性が高いので要注意だ。「忙しくなりませんように」と祈るような気持ちで1部屋目の掃除へ向かった。
1部屋目で私は部屋係だった。何故かベッドの枕元に、風呂にあるはずの洗面器があったので怖々手にとってみた。洗面器を揺らすと中の透明な液体がネロネロと動く。これはっ!白子!?
ではなくてローションだった!「なんてこった」と思いながらベッドの布団を剥がすと、シーツがローションまみれになっていた。大量のローションが使われていて、シーツの下のおねしょマットも見事に濡れていた。
走ってリネン室へ戻り、新しいおねしょマットを持って来て交換した。リネン室から一番遠い部屋だった。
Oくん「このお客さん、マイローションを持参してたよ。ゴミ箱を見たら英語が書いたローションの箱があったよ。舶来物のローションって、どうなんだろ?」
みかやん「知らないよっ!あたしゃ走ってゼイゼイだよ。1部屋目からツイてない」
2部屋目は因縁の218号室の風呂係だった。
Oくん「2度ある事は3度ある。で、また風呂で転ぶかも知れないから俺が代わろうか?」
みかやん「いいよ。ツイてないついでに自分でやるよ」
いざ218号室へ入ると「ドドドドド」と音がしていた。風呂の方から音が聞こえた。イヤな予感はしたが風呂の戸を開けて愕然とした。もうもうと白い湯気が流れてきて、風呂のお湯が出たままで浴槽から溢れていて、壁も天井も蒸し上げられて水滴だらけになり、天井の水滴がちょっとした鍾乳洞のようになっていた。湯気に咽せながら浴室へ入って取り敢えずお湯を止めたが、改めて浴室の中を見て放心状態になった。
「風呂のお湯は止めて帰りやがれ!」(Yくん風)と呟きながら、泣く泣く風呂掃除をした。大急ぎで部屋と洗面&トイレの掃除を終えたOくんとトドが、風呂掃除を手伝ってくれた。
やれやれと控え室へ戻ると、I氏が一枚の紙を持って走ってきた。
I氏「同業他店のホテルFからFAXが届いたんですよ!宿泊代を踏み倒して窓から飛び降りて逃走した客がいたって、車種と車番と逃げた2人の人相書き送ってくれたんですよ」
FAXを見て大笑いした。似顔絵があまりにも下手過ぎた。それは良しとして、ホテルFもホテルQと同じような建物で、1階が駐車場で2階が客室になっているそうだ。その2階から若い男女が飛び降りたらしい。男性は20代前半身長170cm位痩せ型で、女性は20代前半身長165cm位小太りと書いてあり、その時の服装が詳しく書いてあった。後からビデオを巻き戻して見て書いたようだ。
トド「飛び降りるなんて、無茶しはるわ〜」
Oくん「とんだ、ならず者の手配書きですね」
I氏「ホテルFでも腹に据えかねてウチにまでFAXをくれたと思うんですよ」
トド「そりゃ頭にもくるわな。踏み倒したんやから」
Oくん「警察には届けたんすかねぇ。モニターのビデオを警察に見せたら犯人も特定できるし、車番や車種もわかってるんすから」
I氏「警察には届けたと思いますよ。犯人が捕まる迄にホテルFで踏み倒しが上手くいったからって、ホテルのハシゴでもして被害が拡大しないようFAXを流したんじゃないですかねぇ」
みかやん「ホテルFには駐車場や外にモニターは付いてないんでしょうか?」
I氏「モニターの設備がある所なら、駐車場にも外にもモニターは付いているでしょう。フロントの人が席を立ったり、目を離した間の逃走劇だったと思うんです。これじゃ私もうかうかしていられないので、フロントへ戻ります」
I氏は走ってフロントへ戻って行った。逃げた若い男女にもいろいろ事情はあったかもしれないが、こんな風に車種も車のナンバーもバレバレで、犯人達の様子がくっきりとモニターに映り、悪い事はできないようになっているのに、宿泊代を踏み倒して逃げるなんてとんでもない話だ。
ラブホ奮戦記176日目:GW明けの客
2003年5月7日※もぐさん、でりさま、お誕生日おめでとうございます。
0:00-9:00. 15部屋掃除
今日はOくんとYくんとの勤務。水曜なのに満室に近い状態で、C班の遅番が掃除をしている部屋を除いても掃除待ちの部屋が4部屋有った。就業時間前だが慌てて1部屋目の掃除へ向かった。1部屋目の掃除をしている間にも部屋が空き、掃除待ちの部屋は4部屋のままになったが、C班の遅番と一緒ならすぐに片付けられると思っていた。2部屋目の掃除へ行ってもモニターを見るとC班の遅番が掃除をする気配が無かった。
1部屋目の掃除を終え、回収したリネン類を作業室へ置きに行って、新しいリネンセットを持ってきたOくんが戻ってきた。
Oくん「大変だよ。C班の遅番、12時上がりだよ」
Yくん「こんなに掃除待ちがあるのに帰るんすか?」
みかやん「フロントに帰れと言われたんじゃない?」
Oくん「フロントは研修中のY氏だよ。アイツ、アホだな」
みかやん&Yくん「アホだなお前、女を追っかけ回してまたドジしてる〜♪」
Oくん「歌ってる場合じゃないよ!」
Yくん「ウーウー、アーアーアー♪。。。す、すいません」
以上ビーラップハイスクールの真似でした。そんなわけで5部屋連続の掃除が決定した。掃除をしている間にも更に部屋が空き、いつの間にか満室になっていて、待合室でお客さんが待っていたので大急ぎで掃除をしまくった。結局7部屋連続掃除をして控え室へ戻ると、Y氏と交代したI氏がやってきた。
Oくん「Y氏の奴、とんでもない事をしてくれましたよ。こんな状況でC班の遅番を12時上がりさせるなんて、ド素人じゃないすか!研修もへったくれもあったもんじゃないすよ」
I氏「深く反省して帰ったので許してあげて下さい。研修中と言ってもY氏は今までホテルRでずっと昼のフロントをしていたんですよ。ホテルPが改装オープンしたらフロントの責任者としてナイト担当になるので、今ここのC、D班を見て研修してるんですよ」
Oくん「あんなアホがフロントの責任者だなんて、とんでもないっすよ!許せません!」
みかやん「まあまあ。昼のフロントしかした事がないなら、わかんなくても仕方ないよ」
Yくん「てか、今日はGWも終わった水曜なのに、なんでこんなに忙しいんすかね?」
I氏「フロントK子から聞いたんですけど、GW中に家族サービスをして不倫相手と会えなかった人達や、会社帰りにしか不倫相手と会えなかった人達が、GWが終わったとたんに押し寄せるから、GW明けは平日でも忙しいって話でしたよ」
Yくん「そういや、待合室のお客さん達は、いかにも不倫って感じでしたよ。夫婦じゃなさそうな中年カップルや、上司と部下みたいな年の差カップルばかりでした」
Oくん「あのYがC班の遅番を12時上がりさせなかったら、客待ち(待合室でお客さんが待っていること)も無かったハズさ。大急ぎで掃除してすっかり疲れたよ」
I氏「まあまあ。あのハゲに免じて許してやって下さい」
Y氏は元野球選手のカケフと同じ髪型(?)だ。気を取り直して掃除へ向かったが、Oくんはゴキゲンナナメのままだった。今日は兎に角、血まみれの部屋が多かった。残り8部屋も半分以上が血まみれだった。だんだんYくんの機嫌も悪くなってきた。
Yくん「ったく。不倫の奴らってぇのは見境が無いんすかね。生理の時ぐらいセックスは休みやがれ!」
みかやん「まあまあ。GW中は会えなかったんだろうから仕方ないかもね」
Yくん「日陰に生きると決めて不倫してるなら、GW中に会えないのが仕方ねえ事なんすよ。生理の時のセックスは仕方ねえ事じゃないっすよ」
みかやん「まあまあ。若いYくんにセックス、セックスと連呼されると私も照れるし、今日のところはこのぐらいにしといてよ」
血まみれ続きで大量の汚物処理をした。OくんもYくんもすっかり機嫌が悪くなり、若い2人を宥め賺して仕事をするのが大変だった。
0:00-9:00. 15部屋掃除
今日はOくんとYくんとの勤務。水曜なのに満室に近い状態で、C班の遅番が掃除をしている部屋を除いても掃除待ちの部屋が4部屋有った。就業時間前だが慌てて1部屋目の掃除へ向かった。1部屋目の掃除をしている間にも部屋が空き、掃除待ちの部屋は4部屋のままになったが、C班の遅番と一緒ならすぐに片付けられると思っていた。2部屋目の掃除へ行ってもモニターを見るとC班の遅番が掃除をする気配が無かった。
1部屋目の掃除を終え、回収したリネン類を作業室へ置きに行って、新しいリネンセットを持ってきたOくんが戻ってきた。
Oくん「大変だよ。C班の遅番、12時上がりだよ」
Yくん「こんなに掃除待ちがあるのに帰るんすか?」
みかやん「フロントに帰れと言われたんじゃない?」
Oくん「フロントは研修中のY氏だよ。アイツ、アホだな」
みかやん&Yくん「アホだなお前、女を追っかけ回してまたドジしてる〜♪」
Oくん「歌ってる場合じゃないよ!」
Yくん「ウーウー、アーアーアー♪。。。す、すいません」
以上ビーラップハイスクールの真似でした。そんなわけで5部屋連続の掃除が決定した。掃除をしている間にも更に部屋が空き、いつの間にか満室になっていて、待合室でお客さんが待っていたので大急ぎで掃除をしまくった。結局7部屋連続掃除をして控え室へ戻ると、Y氏と交代したI氏がやってきた。
Oくん「Y氏の奴、とんでもない事をしてくれましたよ。こんな状況でC班の遅番を12時上がりさせるなんて、ド素人じゃないすか!研修もへったくれもあったもんじゃないすよ」
I氏「深く反省して帰ったので許してあげて下さい。研修中と言ってもY氏は今までホテルRでずっと昼のフロントをしていたんですよ。ホテルPが改装オープンしたらフロントの責任者としてナイト担当になるので、今ここのC、D班を見て研修してるんですよ」
Oくん「あんなアホがフロントの責任者だなんて、とんでもないっすよ!許せません!」
みかやん「まあまあ。昼のフロントしかした事がないなら、わかんなくても仕方ないよ」
Yくん「てか、今日はGWも終わった水曜なのに、なんでこんなに忙しいんすかね?」
I氏「フロントK子から聞いたんですけど、GW中に家族サービスをして不倫相手と会えなかった人達や、会社帰りにしか不倫相手と会えなかった人達が、GWが終わったとたんに押し寄せるから、GW明けは平日でも忙しいって話でしたよ」
Yくん「そういや、待合室のお客さん達は、いかにも不倫って感じでしたよ。夫婦じゃなさそうな中年カップルや、上司と部下みたいな年の差カップルばかりでした」
Oくん「あのYがC班の遅番を12時上がりさせなかったら、客待ち(待合室でお客さんが待っていること)も無かったハズさ。大急ぎで掃除してすっかり疲れたよ」
I氏「まあまあ。あのハゲに免じて許してやって下さい」
Y氏は元野球選手のカケフと同じ髪型(?)だ。気を取り直して掃除へ向かったが、Oくんはゴキゲンナナメのままだった。今日は兎に角、血まみれの部屋が多かった。残り8部屋も半分以上が血まみれだった。だんだんYくんの機嫌も悪くなってきた。
Yくん「ったく。不倫の奴らってぇのは見境が無いんすかね。生理の時ぐらいセックスは休みやがれ!」
みかやん「まあまあ。GW中は会えなかったんだろうから仕方ないかもね」
Yくん「日陰に生きると決めて不倫してるなら、GW中に会えないのが仕方ねえ事なんすよ。生理の時のセックスは仕方ねえ事じゃないっすよ」
みかやん「まあまあ。若いYくんにセックス、セックスと連呼されると私も照れるし、今日のところはこのぐらいにしといてよ」
血まみれ続きで大量の汚物処理をした。OくんもYくんもすっかり機嫌が悪くなり、若い2人を宥め賺して仕事をするのが大変だった。
今日は休み・再会
2003年5月6日※秘密の続きあり
※ご挨拶が遅れてました。お気に入り登録ありがとうございます。
>竹上うさぎ子さん
今も色褪せずに鮮明に想い出せる彼がいるという事は、たとえそれがほろ苦い思い出でも、素敵な事だと思います。私の歴代の彼はどんな狸オヤジになっただろう?と思うと想像するのも怖いです(笑)。
>ぶらんけっとさん
回想1〜5まで待ち遠しく一気に読みました。早く7月になって遠距離が終わるといいですね。おっとその前にイケナイ計画があるんですよね。なんだか私も楽しみです。
>nanasyeさん
”やおい”という言葉を初めて知りました。私は少しやおいっ気があるかも知れません。うちのOくんやYくんが執拗に嫌がるのが、わたしにはわからないんですよ。
>あかねさん
「自分の時間は思いっきり楽しまないとダメでしょ!」と言われても、あかねさんにとって自分の時間は彼と過ごす時間ですよね。これは不倫で恋愛なんかじゃないって言うあかねさんはとても大人だと思います。
>みかたろうさん
私はかつてストレスで154cmなのに、みかたろうさんと同じ位の体重になった事がありますよ。会社を辞めたらスルスルと痩せました。実家へ帰ると1日1kgのペースで太るので実家行きを避けています。
>きりさん
きりさんくらいお若いとお相手が12才や15才年上でも、まだまだ素敵ですよね。私よりも15才年上だったら。。。子供どころか下手したら孫もいるお爺ちゃんかも知れません(汗)。
※只今、満員御礼中ですのでこちらからの登録はもう少々お待ち下さい。毎日、日記はチェックさせて頂いてます。今後も宜しくお願いします。
---------------------
今日は、ここの日記で知り合って唯一会った事がある女性と再会。Oくんも同行した。予めOくんには粗相のないよう十分に注意をしておいた。
みかやん「彼女は我々の地元一番の名門校○○高校卒で、本州の大学卒業後にアメリカで仕事をしていたような才媛なんだから、馬鹿な事を言ったり愚かな行動をとらないようにね」
Oくん「えっ!○○高!すげえ頭いいじゃん!なんでみかやんと友達なの?」
みかやん「それはその。類は友を呼ぶって言うの?おほほほほ」
この日記の事をOくんは知らない。彼女の事は「メル友」という事にして、毎日のメールのやりとりで、いつも仕事の話をしてるからOくんの事もよく知ってる。と言っておいた。Oくんと、彼女が宿泊しているホテルへ迎えに行った。ロビーから出てきた彼女に嬉し恥ずかし照れ笑いを浮かべるOくんだった。
三人でススキノのTIKITIKIへ行った。食べ飲み放題2480円のわりにはカクテルも料理も美味い店だが、更に15%引きの割引券を持参した。大食漢のOくんを連れて行くからには、この位の事はしなければならない。ビール好きの彼女の為にも飲み放題の中にビールが入ってない店はNGだ。よってTIKITIKIにして正解だった。
正解だったワケは他にも有り、この店、「顔で選んでるんじゃないか!」と思うくらい、イケメン従業員が揃っていた。中でも、私達のテーブルに来る竹野内豊と伊藤英明を足して二で割った感じ従業員さんが素敵だった。Oくんがトイレに立った隙にすかさず彼女に「あの店員さんカッコイイよね!」と言うと、彼女も「カッコイイ!カッコイイ!」と同意してくれた。
明日が彼女の誕生日だとイケメン従業員さんへ伝えると、お店側でプレゼントを用意してくれた。花火付きのトロビカルジュースを出してくれたので、花火が燃え尽きる迄Oくんとハッピーバースデイの歌を歌った。酒豪(笑)の彼女の為にもトロピカルなカクテルだったら、もっと良かったのに。
食べ飲み放題の2時間が終わり、イケメン従業員さん達に後ろ髪を引かれながら店を後にした。二次会は近くのソンパでカラオケする事にした。この店も1時間780円で飲み歌い放題になり、飲み放題にはビールもある。室内が暑かったせいか彼女のビールがすすんだ。Oくんが得意の喉を披露した。
楽しい時間はあっという間に過ぎた。Oくんはラブホの仕事があるし、「こんな街から1人で帰れない!」と騒ぐので、Oくんと一緒に帰る事にした。カラオケの店を出て地下鉄の入口まで、彼女とOくんと私でOくんを真ん中にして三人で手を繋いで歩いた。お腹いっぱい食べて、お腹いっぱい歌って、帰りは両手に花で、ゴキゲンのOくんだった。
※ご挨拶が遅れてました。お気に入り登録ありがとうございます。
>竹上うさぎ子さん
今も色褪せずに鮮明に想い出せる彼がいるという事は、たとえそれがほろ苦い思い出でも、素敵な事だと思います。私の歴代の彼はどんな狸オヤジになっただろう?と思うと想像するのも怖いです(笑)。
>ぶらんけっとさん
回想1〜5まで待ち遠しく一気に読みました。早く7月になって遠距離が終わるといいですね。おっとその前にイケナイ計画があるんですよね。なんだか私も楽しみです。
>nanasyeさん
”やおい”という言葉を初めて知りました。私は少しやおいっ気があるかも知れません。うちのOくんやYくんが執拗に嫌がるのが、わたしにはわからないんですよ。
>あかねさん
「自分の時間は思いっきり楽しまないとダメでしょ!」と言われても、あかねさんにとって自分の時間は彼と過ごす時間ですよね。これは不倫で恋愛なんかじゃないって言うあかねさんはとても大人だと思います。
>みかたろうさん
私はかつてストレスで154cmなのに、みかたろうさんと同じ位の体重になった事がありますよ。会社を辞めたらスルスルと痩せました。実家へ帰ると1日1kgのペースで太るので実家行きを避けています。
>きりさん
きりさんくらいお若いとお相手が12才や15才年上でも、まだまだ素敵ですよね。私よりも15才年上だったら。。。子供どころか下手したら孫もいるお爺ちゃんかも知れません(汗)。
※只今、満員御礼中ですのでこちらからの登録はもう少々お待ち下さい。毎日、日記はチェックさせて頂いてます。今後も宜しくお願いします。
---------------------
今日は、ここの日記で知り合って唯一会った事がある女性と再会。Oくんも同行した。予めOくんには粗相のないよう十分に注意をしておいた。
みかやん「彼女は我々の地元一番の名門校○○高校卒で、本州の大学卒業後にアメリカで仕事をしていたような才媛なんだから、馬鹿な事を言ったり愚かな行動をとらないようにね」
Oくん「えっ!○○高!すげえ頭いいじゃん!なんでみかやんと友達なの?」
みかやん「それはその。類は友を呼ぶって言うの?おほほほほ」
この日記の事をOくんは知らない。彼女の事は「メル友」という事にして、毎日のメールのやりとりで、いつも仕事の話をしてるからOくんの事もよく知ってる。と言っておいた。Oくんと、彼女が宿泊しているホテルへ迎えに行った。ロビーから出てきた彼女に嬉し恥ずかし照れ笑いを浮かべるOくんだった。
三人でススキノのTIKITIKIへ行った。食べ飲み放題2480円のわりにはカクテルも料理も美味い店だが、更に15%引きの割引券を持参した。大食漢のOくんを連れて行くからには、この位の事はしなければならない。ビール好きの彼女の為にも飲み放題の中にビールが入ってない店はNGだ。よってTIKITIKIにして正解だった。
正解だったワケは他にも有り、この店、「顔で選んでるんじゃないか!」と思うくらい、イケメン従業員が揃っていた。中でも、私達のテーブルに来る竹野内豊と伊藤英明を足して二で割った感じ従業員さんが素敵だった。Oくんがトイレに立った隙にすかさず彼女に「あの店員さんカッコイイよね!」と言うと、彼女も「カッコイイ!カッコイイ!」と同意してくれた。
明日が彼女の誕生日だとイケメン従業員さんへ伝えると、お店側でプレゼントを用意してくれた。花火付きのトロビカルジュースを出してくれたので、花火が燃え尽きる迄Oくんとハッピーバースデイの歌を歌った。酒豪(笑)の彼女の為にもトロピカルなカクテルだったら、もっと良かったのに。
食べ飲み放題の2時間が終わり、イケメン従業員さん達に後ろ髪を引かれながら店を後にした。二次会は近くのソンパでカラオケする事にした。この店も1時間780円で飲み歌い放題になり、飲み放題にはビールもある。室内が暑かったせいか彼女のビールがすすんだ。Oくんが得意の喉を披露した。
楽しい時間はあっという間に過ぎた。Oくんはラブホの仕事があるし、「こんな街から1人で帰れない!」と騒ぐので、Oくんと一緒に帰る事にした。カラオケの店を出て地下鉄の入口まで、彼女とOくんと私でOくんを真ん中にして三人で手を繋いで歩いた。お腹いっぱい食べて、お腹いっぱい歌って、帰りは両手に花で、ゴキゲンのOくんだった。
ラブホ奮戦記175日目:バイブゲット
2003年5月5日※秘密の続きあります
※今日は父の命日
朝9時に仕事を終え、一度帰宅していざ赤黒の聖地厚別へ。久しぶりにRD君、A美ちゃん、Zさん、Yさんに会った。やっぱり厚別はいい!親友M君、G君、GR君と観戦。結果はスコアレスドロー。厚別から我が家までの道のりを親友M君と歩いた。負けはしなかったのに、負けた後のようなドヨドヨの気分で帰宅した。さて、今夜はゴールデンウイーク8連勤の最終日だ。頑張るぞ!おーっ!
0:00-9:00. 6部屋掃除
今日はOくんとYくんとの勤務。Yくんも私も体調が思わしくなく、元気なのはOくんだけだった。1部屋掃除して控え室へ戻り、Yくんはトイレへ行った。すぐに部屋が空き出動しなければならないのに、Yくんがトイレから出て来なかった。Yくんをトイレに残し、Oくんと2人で出動した。Yくんが居ないまま2部屋目の掃除をしていると、I氏が来た。
I氏「研修中のY氏に”男の子のどっちかがトイレで吐いてる”と言われて驚きました。Oくんがココにいるって事は、Yくんがトイレにいるんですね」
みかやん「あららら。2人で大丈夫なんでYくんに帰るように言って下さいね」
I氏に伝言をして3部屋目へ行くと、ふら〜っとYくんが部屋へ入ってきた。
みかやん「うわーっ!ビックリさせないでよ」
Yくん「あの。俺は何をすればいいすか?」
みかやん「無理しないでいいから帰りなよ」
Yくん「姉さん、兄さん、ほんっと申し訳ないっす!」
午前2時にYくんが早退しOくんと2人になったとたん、4部屋目の掃除だ。部屋の自販機のバイブ(4800円)が売れたそうなので、フロントへ寄ってバイブを持って部屋へ向かった。部屋に着いて自販機を見ると、バイブが入っている所の蓋が開いていて中にバイブが入ったままだった。精算時に宿泊代+バイブ代金を払っているにも関わらず、バイブを持ち帰らなかった奇特な?お客様だったようだ。
Oくん「やたっ!バイブゲットだよ。取りに来るかな?」
みかやん「今まで取りに来た人はいないからね」
Oくん「宿泊代の他にバイブ代も取られてるのに、金額が高いとは思わないんだろうかねぇ」
みかやん「精算機に間違いは無いと思うんじゃない?大抵は男の人が精算するんだろうし、”高い!”とか言ってフロントへ掛け合ったりしたら、みみっちい男と思われると考えるんじゃないの?」
Oくん「俺だったら絶対騒ぐよ。もったいないじゃん。絶対、取りに戻るよ」
みかやん「てか、精算料金にバイブ代が入ってるとは思ってないんじゃないの?自販機のバイブのスイッチを押しても取り出さなきゃ、お金は取られないと思うんじゃないのかなぁ」
Oくん「お客さんには気の毒だけど、せっかくだから俺が貰っちゃっていい?」
みかやん「いいけど。彼女もいないのに、そんなモンばかり集めて何するの?なんか変態っぽくない?」
Oくん「失敬な!お金に困った時、友達に売るんだよ」
みかやん「アコギな商売だねぇ。越後屋さん」
Oくん「フンだ!越後屋じゃないもん」
みかやん「フン!全然、失敬じゃないよ」
脱力したせいか、控え室へ戻ったら急に具合が悪くなった。いつもとは逆に、私がOくんに風呂掃除用のボロタオルでぐるぐる巻きにされて椅子に座らされた。暖かくてついウトウトと眠ってしまった。
気が付くと午前5時50分。まもなく帰る時間で驚いた。
Oくん「具合どーお?みかやんが眠ってから2部屋しか空かなかったから、俺1人で掃除してきたよ」
みかやん「うそー!何で起こしてくれないの?1人メイクしちゃダメだよ〜」
Oくん「ゴールデンウイーク8連勤の最終日だから疲れてるだろうと思ってさ。それに放って置いたら3時間も爆睡するとは思わなかったし」
みかやん「めんぼくないっ」
連日朝9時までの魔のゴールデンウイーク8連勤がようやく終わった。最後の日が暇な一日で良かった。4部屋しか掃除しなかった。Oくん、ごめんよ。
※今日は父の命日
朝9時に仕事を終え、一度帰宅していざ赤黒の聖地厚別へ。久しぶりにRD君、A美ちゃん、Zさん、Yさんに会った。やっぱり厚別はいい!親友M君、G君、GR君と観戦。結果はスコアレスドロー。厚別から我が家までの道のりを親友M君と歩いた。負けはしなかったのに、負けた後のようなドヨドヨの気分で帰宅した。さて、今夜はゴールデンウイーク8連勤の最終日だ。頑張るぞ!おーっ!
0:00-9:00. 6部屋掃除
今日はOくんとYくんとの勤務。Yくんも私も体調が思わしくなく、元気なのはOくんだけだった。1部屋掃除して控え室へ戻り、Yくんはトイレへ行った。すぐに部屋が空き出動しなければならないのに、Yくんがトイレから出て来なかった。Yくんをトイレに残し、Oくんと2人で出動した。Yくんが居ないまま2部屋目の掃除をしていると、I氏が来た。
I氏「研修中のY氏に”男の子のどっちかがトイレで吐いてる”と言われて驚きました。Oくんがココにいるって事は、Yくんがトイレにいるんですね」
みかやん「あららら。2人で大丈夫なんでYくんに帰るように言って下さいね」
I氏に伝言をして3部屋目へ行くと、ふら〜っとYくんが部屋へ入ってきた。
みかやん「うわーっ!ビックリさせないでよ」
Yくん「あの。俺は何をすればいいすか?」
みかやん「無理しないでいいから帰りなよ」
Yくん「姉さん、兄さん、ほんっと申し訳ないっす!」
午前2時にYくんが早退しOくんと2人になったとたん、4部屋目の掃除だ。部屋の自販機のバイブ(4800円)が売れたそうなので、フロントへ寄ってバイブを持って部屋へ向かった。部屋に着いて自販機を見ると、バイブが入っている所の蓋が開いていて中にバイブが入ったままだった。精算時に宿泊代+バイブ代金を払っているにも関わらず、バイブを持ち帰らなかった奇特な?お客様だったようだ。
Oくん「やたっ!バイブゲットだよ。取りに来るかな?」
みかやん「今まで取りに来た人はいないからね」
Oくん「宿泊代の他にバイブ代も取られてるのに、金額が高いとは思わないんだろうかねぇ」
みかやん「精算機に間違いは無いと思うんじゃない?大抵は男の人が精算するんだろうし、”高い!”とか言ってフロントへ掛け合ったりしたら、みみっちい男と思われると考えるんじゃないの?」
Oくん「俺だったら絶対騒ぐよ。もったいないじゃん。絶対、取りに戻るよ」
みかやん「てか、精算料金にバイブ代が入ってるとは思ってないんじゃないの?自販機のバイブのスイッチを押しても取り出さなきゃ、お金は取られないと思うんじゃないのかなぁ」
Oくん「お客さんには気の毒だけど、せっかくだから俺が貰っちゃっていい?」
みかやん「いいけど。彼女もいないのに、そんなモンばかり集めて何するの?なんか変態っぽくない?」
Oくん「失敬な!お金に困った時、友達に売るんだよ」
みかやん「アコギな商売だねぇ。越後屋さん」
Oくん「フンだ!越後屋じゃないもん」
みかやん「フン!全然、失敬じゃないよ」
脱力したせいか、控え室へ戻ったら急に具合が悪くなった。いつもとは逆に、私がOくんに風呂掃除用のボロタオルでぐるぐる巻きにされて椅子に座らされた。暖かくてついウトウトと眠ってしまった。
気が付くと午前5時50分。まもなく帰る時間で驚いた。
Oくん「具合どーお?みかやんが眠ってから2部屋しか空かなかったから、俺1人で掃除してきたよ」
みかやん「うそー!何で起こしてくれないの?1人メイクしちゃダメだよ〜」
Oくん「ゴールデンウイーク8連勤の最終日だから疲れてるだろうと思ってさ。それに放って置いたら3時間も爆睡するとは思わなかったし」
みかやん「めんぼくないっ」
連日朝9時までの魔のゴールデンウイーク8連勤がようやく終わった。最後の日が暇な一日で良かった。4部屋しか掃除しなかった。Oくん、ごめんよ。
ラブホ奮戦記174日目:血と893
2003年5月4日秘密のつづきとお知らせ有り
0:00-9:00 12部屋掃除
今日はYくんとトドとの勤務。出勤時には満室で、お客さんの入れ替えが終わるとまったり。日曜祝祭日前日の典型的なパターンだった。
1部屋目の掃除で部屋係のYくんが、ベッド枕元にある名刺の裏に「布団汚しました。ごめんなさい」と書いたメモを見つけた。ベッドには綺麗に布団やカバーが掛けられていたので、Yくんが恐る恐るベッドの布団を剥がすと、やはり血まみれだった。Yくんは泣く泣くシーツをビニール袋に入れて汚物処理をした。1部屋目でのアクシデントは後々まで尾を引く事が多い。Yくんは1部屋目の恐怖に脅えていた。
次の部屋でYくんは風呂係だった。風呂の床に赤黒い塊が落ちていて驚いていた。
Yくん「姉さ〜ん!な、何すかコレ?」
みかやん「それは生理の血の塊だわ」
Yくん「こんな塊になっちゃうんすか?”生理中の彼女のアソコを触っていたら、赤い塊が出てきて、それをクリが取れた!と恐怖におののいた男がいた”って笑い話を聞きましたけど、その時はピンとこなかったんすが、これじゃ笑えないっすよ。こんなのが指に付いてきたらそりゃもう驚くって。クリも取れたんじゃねぇか?って思うって。。。あっ!変な事、言ってすみません」
みかやん「いや別にいいんだよ」
3部屋目でYくんはトイレ係だった。便器の蓋を開けると血の海になっていた。生理のお客さんが用を足して水を流していなかった。当然のように汚物入れには使用後のナプキンが入っていた。Yくんは血に見舞われ続けて凹んだまま控え室へ戻った。
Yくん「生理の客は帰りやがれ!するな!しなくてもいい!」
みかやん「あははは。まあまあ」
Yくん「笑い事じゃないっすよ。人ん家だと思って何て事を」
そこへI氏が走ってきた。
I氏「大変なんですよ。男性客から電話で”手ぬぐいに血が付いてる。客前にこんな物を出すのか”と凄まれて研修中のY氏が客室へ行ったら、連れの女性が泣きながら手ぬぐいを持ってきてコッソリと”本物の893ですから”と言ったんですって!」
Yくん「やっぱり血は迷惑なんすよ」
I氏「これが回収した手ぬぐいです」
I氏が差し出した手ぬぐいを見ると、三つ折りにした後ろの部分に大きな茶色いシミが付いていた。
みかやん「これ、うがい薬ですよね?」
I氏「イソジンの臭いですよね。どうしてこんな物が」
みかやん「前の班が掃除した時、お風呂ラッキーでリネンセットも手つかずで、放置したとか?前のお客さんが、うがいしてこぼしたのを拭いてそのままセットへ戻したとか?」
I氏「デリヘルさんは消毒液を持って来るけど、イソジンは使わないだろうし変だと思ったんですよ。でも連れの女性は何故泣いていたんでしょ?」
Yくん「連れの女がうがいして、手ぬぐいで拭いて放置したんじゃないすか?それを893さんが激怒したから”自分だ”とは言えなくなったとか?」
I氏「車番を調べたら赤い車でゾロ目のナンバーで、ちょっとした常連さんなんですよ。今まで一度もトラブルは無かったのに。”これで金取る気か?”ってノリなんですよね。ああ大変だ。やっぱり常務へ電話しよう」
I氏は走ってフロントへ戻った。結局は常務がお客さんへ電話をして平謝りで事なきを得たそうだ。晴れ晴れとした顔でI氏が控え室へ来て知らせてくれた。
I氏「893さんは人一倍義理人情に厚い方々ですから、誠心誠意お詫びをすればわかってくれるんですよね。893さんの中でも偉い人ほどカタギとは問題を起こさないって言うし。はは。ああ良かった」
朝方893さんのお帰りだった。絶対にバレないようにコッソリと覗いて見ると、ジャージ姿で長身で丸坊主の50代男性だった。鋭い眼光を放ち、一目見てその筋のお方とわかるタイプだ。覗いていると、893さんと目が合って凍り付いた。893さんは口の端を少し上げ片手を上げて、カーテンの陰から片目しか出していない私に向かって「また来るよ」と言ってお帰りになった。
私の足元で、片目だけを出して覗いていたYくんも凍り付いていた。
みかやん「意外にも高倉健さん風だよね。シブかった」
Yくん「カッコイイっすよ。男の中の男って感じ」
最後まで何故イソジンが付いていたかはわからなかったが、硬派ヤンキーのYくんもいずれは義理人情の世界へ行くかも知れないと思った。
0:00-9:00 12部屋掃除
今日はYくんとトドとの勤務。出勤時には満室で、お客さんの入れ替えが終わるとまったり。日曜祝祭日前日の典型的なパターンだった。
1部屋目の掃除で部屋係のYくんが、ベッド枕元にある名刺の裏に「布団汚しました。ごめんなさい」と書いたメモを見つけた。ベッドには綺麗に布団やカバーが掛けられていたので、Yくんが恐る恐るベッドの布団を剥がすと、やはり血まみれだった。Yくんは泣く泣くシーツをビニール袋に入れて汚物処理をした。1部屋目でのアクシデントは後々まで尾を引く事が多い。Yくんは1部屋目の恐怖に脅えていた。
次の部屋でYくんは風呂係だった。風呂の床に赤黒い塊が落ちていて驚いていた。
Yくん「姉さ〜ん!な、何すかコレ?」
みかやん「それは生理の血の塊だわ」
Yくん「こんな塊になっちゃうんすか?”生理中の彼女のアソコを触っていたら、赤い塊が出てきて、それをクリが取れた!と恐怖におののいた男がいた”って笑い話を聞きましたけど、その時はピンとこなかったんすが、これじゃ笑えないっすよ。こんなのが指に付いてきたらそりゃもう驚くって。クリも取れたんじゃねぇか?って思うって。。。あっ!変な事、言ってすみません」
みかやん「いや別にいいんだよ」
3部屋目でYくんはトイレ係だった。便器の蓋を開けると血の海になっていた。生理のお客さんが用を足して水を流していなかった。当然のように汚物入れには使用後のナプキンが入っていた。Yくんは血に見舞われ続けて凹んだまま控え室へ戻った。
Yくん「生理の客は帰りやがれ!するな!しなくてもいい!」
みかやん「あははは。まあまあ」
Yくん「笑い事じゃないっすよ。人ん家だと思って何て事を」
そこへI氏が走ってきた。
I氏「大変なんですよ。男性客から電話で”手ぬぐいに血が付いてる。客前にこんな物を出すのか”と凄まれて研修中のY氏が客室へ行ったら、連れの女性が泣きながら手ぬぐいを持ってきてコッソリと”本物の893ですから”と言ったんですって!」
Yくん「やっぱり血は迷惑なんすよ」
I氏「これが回収した手ぬぐいです」
I氏が差し出した手ぬぐいを見ると、三つ折りにした後ろの部分に大きな茶色いシミが付いていた。
みかやん「これ、うがい薬ですよね?」
I氏「イソジンの臭いですよね。どうしてこんな物が」
みかやん「前の班が掃除した時、お風呂ラッキーでリネンセットも手つかずで、放置したとか?前のお客さんが、うがいしてこぼしたのを拭いてそのままセットへ戻したとか?」
I氏「デリヘルさんは消毒液を持って来るけど、イソジンは使わないだろうし変だと思ったんですよ。でも連れの女性は何故泣いていたんでしょ?」
Yくん「連れの女がうがいして、手ぬぐいで拭いて放置したんじゃないすか?それを893さんが激怒したから”自分だ”とは言えなくなったとか?」
I氏「車番を調べたら赤い車でゾロ目のナンバーで、ちょっとした常連さんなんですよ。今まで一度もトラブルは無かったのに。”これで金取る気か?”ってノリなんですよね。ああ大変だ。やっぱり常務へ電話しよう」
I氏は走ってフロントへ戻った。結局は常務がお客さんへ電話をして平謝りで事なきを得たそうだ。晴れ晴れとした顔でI氏が控え室へ来て知らせてくれた。
I氏「893さんは人一倍義理人情に厚い方々ですから、誠心誠意お詫びをすればわかってくれるんですよね。893さんの中でも偉い人ほどカタギとは問題を起こさないって言うし。はは。ああ良かった」
朝方893さんのお帰りだった。絶対にバレないようにコッソリと覗いて見ると、ジャージ姿で長身で丸坊主の50代男性だった。鋭い眼光を放ち、一目見てその筋のお方とわかるタイプだ。覗いていると、893さんと目が合って凍り付いた。893さんは口の端を少し上げ片手を上げて、カーテンの陰から片目しか出していない私に向かって「また来るよ」と言ってお帰りになった。
私の足元で、片目だけを出して覗いていたYくんも凍り付いていた。
みかやん「意外にも高倉健さん風だよね。シブかった」
Yくん「カッコイイっすよ。男の中の男って感じ」
最後まで何故イソジンが付いていたかはわからなかったが、硬派ヤンキーのYくんもいずれは義理人情の世界へ行くかも知れないと思った。
ラブホ奮戦記173日目:プログラムガイド
2003年5月3日※ひみつの続きあります
朝9時に仕事を終え真っ直ぐ街へ向かい、親友M君と大○へ行った。お目当てはオムライス屋さんだ。親友M君も私もオムライスが大好きで、2人で出かけた時は大抵オムライスを食べる。すぐにオムライス屋さんへ行けば良かったものを、あちこちウロウロして11時前にオムライス屋さんへ行ったら、既に長蛇の列だった。2店ともオムライス屋さんの前が長蛇の列だったので、諦めて地下街のオムライス屋さんへ行った。
歩いて大通りへ戻り、大通公園のベンチで親友M君とまったりした。快晴で暖かくついに札幌の屋外にもキャミソールギャルが出没していた。鳩と戯れる子供や、焼きトウモロコシを食べる親子連れや、手を繋いで歩く若いカップル達を見ながら、親友M君と小一時間ぼーっとしていた。遊び人の親友M君だが彼は夜の帝王なので、GWの昼は暇らしく夕方の次のお座敷まで私と遊んでくれた。
0:00-9:00 10部屋掃除
今日はYくんとトドとの勤務。夕方前には帰宅したのに天気が良過ぎて眠れなかったので眠い。眠い目をこすりながら、早速Yくんに昨日のOくんの話をした。
みかやん「かくかくしかじかで”さようか〜”だってさ。全くバカだよ。土谷さんを”どやさん”と読むし、薄幸は”さちうす”と読むし、珠算1級なのにリネン帳の計算間違いは酷いし。漢字も読めなきゃ計算も出来ないし、敬語も全然ダメだよ」
と言ったらYくんはすっくと立ち上がって隣の作業室へ行った。私がO兄さんの事を馬鹿にしたから怒ったのかな?と思ったら、Yくんは作業台の上に倒れて笑いを噛みしめていた。
みかやん「笑うんだったら声出して笑ってよ」
Yくん「俺なんかがO兄さんの事を笑うわけにはいきません」
みかやん「でも笑ってる。Yくんも就職してお客さんに叱られたら”さようか〜”って言うんだよ」
Yくん「あはははは。笑わせないで下さいよ〜」
丁度部屋が空いたので掃除へ向かった。Yくんとベッドを組んだ。
みかやん「そうそう、Oくんったら昨日かくかくしかじかで、この作業用の前掛けがこんなんなって、めくれ上がってたんだよ。あたしゃ恥ずかしかったよ」
Yくん「男同士でも朝立ちの現場を見たりしたら引きますよ。姉さんをそんな辛い目に遭わせていたなんて、O兄さんも惨い事をしますね」
みかやん「でしょう!普通は誤魔化すよね」
Yくん「俺だったら必死で隠し通しますけどね」
みかやん「全く開けっぴろげと言うか何と言うか」
Yくん「兄さんと姉さんは仲が良くて羨ましいっすよ」
その後、暇だったのでYくんがプログラムガイドを控え室へ持って来た。エロ番組のタイトルが面白過ぎてYくんと大笑いした。
・女子○生 つら汚し4 〜男汁地獄〜
・面接から1時間以内にハメろ! 〜オーラルテスト〜
・過激投稿グランプリ 〜ザ・キング・オブ・変態〜
・大人の悪趣味エンターテイメント 毒虫1〜3
・巨乳マンション 羞恥まみれのFカップ未亡人
・暴力夫に嫌気がさして不倫した和子は32才
・わくわく痴○ランド 囮捜査で1919っ!
・時代劇エロス 遊郭秘姦外伝 花魁道中
・顔射ぶっかけ町内引き回しの刑
みかやん「Yくんは7日に面接でしょ!1時間以内にハメなきゃ!」
Yくん「俺はオーラルテストを受けに行くわけじゃないんすよ」
みかやん「毒虫って何だろうね?」
Yくん「俺もそれが最も気になります。しかも1〜3一挙放送すよ」
Yくん「巨乳マンションって何すかね?住人みんな巨乳すか?」
みかやん「だったらあたしは住めないよ」
Yくん「町内引き回しって不可能じゃないすかね」
みかやん「無理っ!だって顔にぶっかけられてるんだよ」
Yくんは放送系の専門学校卒で放送作家を目指していたので、人一倍タイトルやサブタイトルが気になるようだ。Yくんが最も気になった「毒虫」は5月中に何度か繰り返し放送される。Yくんがこっそり毒虫が放送される時間をメモしていたのを私は見逃さなかった。
朝9時に仕事を終え真っ直ぐ街へ向かい、親友M君と大○へ行った。お目当てはオムライス屋さんだ。親友M君も私もオムライスが大好きで、2人で出かけた時は大抵オムライスを食べる。すぐにオムライス屋さんへ行けば良かったものを、あちこちウロウロして11時前にオムライス屋さんへ行ったら、既に長蛇の列だった。2店ともオムライス屋さんの前が長蛇の列だったので、諦めて地下街のオムライス屋さんへ行った。
歩いて大通りへ戻り、大通公園のベンチで親友M君とまったりした。快晴で暖かくついに札幌の屋外にもキャミソールギャルが出没していた。鳩と戯れる子供や、焼きトウモロコシを食べる親子連れや、手を繋いで歩く若いカップル達を見ながら、親友M君と小一時間ぼーっとしていた。遊び人の親友M君だが彼は夜の帝王なので、GWの昼は暇らしく夕方の次のお座敷まで私と遊んでくれた。
0:00-9:00 10部屋掃除
今日はYくんとトドとの勤務。夕方前には帰宅したのに天気が良過ぎて眠れなかったので眠い。眠い目をこすりながら、早速Yくんに昨日のOくんの話をした。
みかやん「かくかくしかじかで”さようか〜”だってさ。全くバカだよ。土谷さんを”どやさん”と読むし、薄幸は”さちうす”と読むし、珠算1級なのにリネン帳の計算間違いは酷いし。漢字も読めなきゃ計算も出来ないし、敬語も全然ダメだよ」
と言ったらYくんはすっくと立ち上がって隣の作業室へ行った。私がO兄さんの事を馬鹿にしたから怒ったのかな?と思ったら、Yくんは作業台の上に倒れて笑いを噛みしめていた。
みかやん「笑うんだったら声出して笑ってよ」
Yくん「俺なんかがO兄さんの事を笑うわけにはいきません」
みかやん「でも笑ってる。Yくんも就職してお客さんに叱られたら”さようか〜”って言うんだよ」
Yくん「あはははは。笑わせないで下さいよ〜」
丁度部屋が空いたので掃除へ向かった。Yくんとベッドを組んだ。
みかやん「そうそう、Oくんったら昨日かくかくしかじかで、この作業用の前掛けがこんなんなって、めくれ上がってたんだよ。あたしゃ恥ずかしかったよ」
Yくん「男同士でも朝立ちの現場を見たりしたら引きますよ。姉さんをそんな辛い目に遭わせていたなんて、O兄さんも惨い事をしますね」
みかやん「でしょう!普通は誤魔化すよね」
Yくん「俺だったら必死で隠し通しますけどね」
みかやん「全く開けっぴろげと言うか何と言うか」
Yくん「兄さんと姉さんは仲が良くて羨ましいっすよ」
その後、暇だったのでYくんがプログラムガイドを控え室へ持って来た。エロ番組のタイトルが面白過ぎてYくんと大笑いした。
・女子○生 つら汚し4 〜男汁地獄〜
・面接から1時間以内にハメろ! 〜オーラルテスト〜
・過激投稿グランプリ 〜ザ・キング・オブ・変態〜
・大人の悪趣味エンターテイメント 毒虫1〜3
・巨乳マンション 羞恥まみれのFカップ未亡人
・暴力夫に嫌気がさして不倫した和子は32才
・わくわく痴○ランド 囮捜査で1919っ!
・時代劇エロス 遊郭秘姦外伝 花魁道中
・顔射ぶっかけ町内引き回しの刑
みかやん「Yくんは7日に面接でしょ!1時間以内にハメなきゃ!」
Yくん「俺はオーラルテストを受けに行くわけじゃないんすよ」
みかやん「毒虫って何だろうね?」
Yくん「俺もそれが最も気になります。しかも1〜3一挙放送すよ」
Yくん「巨乳マンションって何すかね?住人みんな巨乳すか?」
みかやん「だったらあたしは住めないよ」
Yくん「町内引き回しって不可能じゃないすかね」
みかやん「無理っ!だって顔にぶっかけられてるんだよ」
Yくんは放送系の専門学校卒で放送作家を目指していたので、人一倍タイトルやサブタイトルが気になるようだ。Yくんが最も気になった「毒虫」は5月中に何度か繰り返し放送される。Yくんがこっそり毒虫が放送される時間をメモしていたのを私は見逃さなかった。
ラブホ奮戦記171日目:働くおばちゃん
2003年5月1日0:00-9:00. 9部屋掃除
今日はOくんとYくんとの勤務。今日もなかなか部屋が空かずに暇な気配が漂っていた。ゴールデンウイークくらいは、お客さんもお昼のチェックアウトの時間までゆっくり過ごしてくれるのだろうと期待していた。珍しく続けて部屋が空かないので、1部屋掃除をしては控え室に戻ってまったりと過ごした。せっかく暇なのでゆっくり丁寧に掃除する事にした。
掃除を終えてTVを消す為にリモコンで7→6→1と操作する。7チャンネルがMIDNIGHT BLUEと言う番組で、6チャンネルがFLAMINGO 903という番組らしい。7と6はエロで1チャンネルは民放だ。いつもどおりにリモコンで7→6と操作したところで、Oくんの手が止まった。
TVを見ると、頭に三角巾を付けた割烹着姿の50代女性が映っていた。それを見てOくんが「おばちゃんじゃーん」と叫んで手を止めていた。
50代女性は定食屋のおかみさんか、料亭の下働きという設定なのだろう。見ていると50代女性は、調理場の隅で若い男性2人に押し倒された。相手は男2人なので見る見る間に服が剥がされた。50代女性も半ばその気なのか殆ど抵抗はしなかった。やがて女性はU首七分袖肌着と、ペアのももひき姿になった。耐えきれずにYくんが「うわわー。きっついっすよ」と、つぶやいた。
男性2人も服を脱ぎ、男性の1人が「おばちゃん、何を着てるんだよ。だせぇ」と言うと、女性は「いいじゃないのほー」と男性のモノを口にくわえた。
Oくん「うわっ。グロっ。グロいってー」
Yくん「こんなの誰が見るっちゅーねん!」
Oくん「若い男とおばちゃんだなんて設定に無理があるよ」
Yくん「しかもこのおばちゃん野暮った過ぎ」
Oくん「俺が前に見たのはこんなモンじゃなかったよ。まさに白髪の老婆だったんだから」
Yくん「マジすか?老け役じゃなくて本物の老婆女優なんすか?」
Oくん「ラクダのシャツとももひき姿で、やる前に入れ歯をはずして枕元に置いたんだよ。鳥肌がたった」
Yくん「だから、そんなモン誰が見るっちゅーねん!キモッ!」
Oくん「キモイなんてモンじゃなかったよ。恐るべし枯れた果実だったよ。おっぱいがもうおっぱいじゃなくて、乳首が付いた長〜い皮の筒って感じさ。」
みかやん「アレは私も目に焼き付いて大変だったよ。ちょっとしたオカルトだったもの」
Oくん「そうそう!ああなるともうオカルトさ。見たらEDになるかもね」
Yくん「俺はこの若さでEDはイヤっすよ。勘弁して下さい」
控え室へ戻り後片付けをしていると、テーブルの上に5月のエロチャンネルのプログラムガイドの予備があった。早速、今日の日付と時間を確認して何と言う番組だったのか調べた。
Yくん「わかりました!”働くおばちゃん10人スペシャル 11”って番組っすよ。確かに働くおばちゃんでした。あんなおばちゃんが10人もいるって事すか?しかも”11”って何すか?」
Oくん「意外と人気で11作目って事じゃないの?2時間の番組の中で10人のおばちゃんが出てくるのかな?怖いね」
Yくん「2時間で10人だと1人12分すよ。かと言って2時間丸々1人のおばちゃんだとかなり辛いっす。せめて2時間で3〜4人にして欲しいっすね。てか、こんなシリーズって本当に人気あるんすかね?」
みかやん「老婆モノがあるくらいだからね。TVを消す時にチラっとしか見ないけど、エロチャンネルに変えると、おばちゃんって言うか年配の女性はよく見かけるよ。汚いのや痛そうなのもあるし」
Yくん「そんな危険と隣合わせなら、怖くてTVなんか消せないっすよ。ああぁ毎日何も知らずに綱渡りのような事をしてたなんて」
Oくん「まあ、AV女優といっても誰もが若くて可愛くて巨乳なワケじゃないからね」
Yくん「いや俺は別に巨乳じゃなくてもいいんすけどね」
Oくん「あれっ?そうなの?」
Yくん「そうですよ」
Oくん「巨乳嫌いの奴、初めてだよ」
Yくん「俺は若くて可愛いより、大人で綺麗で頭が良さそうで、スレンダーな人が好みすから」
みかやん「あらっ?私の事かしら?」
Yくん「そうとも言いますけど、俺は今は小雪一筋っす」
Oくん「あっはっは。”そうとも言いますけど”だなんて、気を使わなくていいんだよ」
みかやん「誰かさんと違ってYくんは気配りが行き届いてるからね」
Oくん「またYくんばかり褒めるんだから」
この後Oくんはグレてしまった。
今日はOくんとYくんとの勤務。今日もなかなか部屋が空かずに暇な気配が漂っていた。ゴールデンウイークくらいは、お客さんもお昼のチェックアウトの時間までゆっくり過ごしてくれるのだろうと期待していた。珍しく続けて部屋が空かないので、1部屋掃除をしては控え室に戻ってまったりと過ごした。せっかく暇なのでゆっくり丁寧に掃除する事にした。
掃除を終えてTVを消す為にリモコンで7→6→1と操作する。7チャンネルがMIDNIGHT BLUEと言う番組で、6チャンネルがFLAMINGO 903という番組らしい。7と6はエロで1チャンネルは民放だ。いつもどおりにリモコンで7→6と操作したところで、Oくんの手が止まった。
TVを見ると、頭に三角巾を付けた割烹着姿の50代女性が映っていた。それを見てOくんが「おばちゃんじゃーん」と叫んで手を止めていた。
50代女性は定食屋のおかみさんか、料亭の下働きという設定なのだろう。見ていると50代女性は、調理場の隅で若い男性2人に押し倒された。相手は男2人なので見る見る間に服が剥がされた。50代女性も半ばその気なのか殆ど抵抗はしなかった。やがて女性はU首七分袖肌着と、ペアのももひき姿になった。耐えきれずにYくんが「うわわー。きっついっすよ」と、つぶやいた。
男性2人も服を脱ぎ、男性の1人が「おばちゃん、何を着てるんだよ。だせぇ」と言うと、女性は「いいじゃないのほー」と男性のモノを口にくわえた。
Oくん「うわっ。グロっ。グロいってー」
Yくん「こんなの誰が見るっちゅーねん!」
Oくん「若い男とおばちゃんだなんて設定に無理があるよ」
Yくん「しかもこのおばちゃん野暮った過ぎ」
Oくん「俺が前に見たのはこんなモンじゃなかったよ。まさに白髪の老婆だったんだから」
Yくん「マジすか?老け役じゃなくて本物の老婆女優なんすか?」
Oくん「ラクダのシャツとももひき姿で、やる前に入れ歯をはずして枕元に置いたんだよ。鳥肌がたった」
Yくん「だから、そんなモン誰が見るっちゅーねん!キモッ!」
Oくん「キモイなんてモンじゃなかったよ。恐るべし枯れた果実だったよ。おっぱいがもうおっぱいじゃなくて、乳首が付いた長〜い皮の筒って感じさ。」
みかやん「アレは私も目に焼き付いて大変だったよ。ちょっとしたオカルトだったもの」
Oくん「そうそう!ああなるともうオカルトさ。見たらEDになるかもね」
Yくん「俺はこの若さでEDはイヤっすよ。勘弁して下さい」
控え室へ戻り後片付けをしていると、テーブルの上に5月のエロチャンネルのプログラムガイドの予備があった。早速、今日の日付と時間を確認して何と言う番組だったのか調べた。
Yくん「わかりました!”働くおばちゃん10人スペシャル 11”って番組っすよ。確かに働くおばちゃんでした。あんなおばちゃんが10人もいるって事すか?しかも”11”って何すか?」
Oくん「意外と人気で11作目って事じゃないの?2時間の番組の中で10人のおばちゃんが出てくるのかな?怖いね」
Yくん「2時間で10人だと1人12分すよ。かと言って2時間丸々1人のおばちゃんだとかなり辛いっす。せめて2時間で3〜4人にして欲しいっすね。てか、こんなシリーズって本当に人気あるんすかね?」
みかやん「老婆モノがあるくらいだからね。TVを消す時にチラっとしか見ないけど、エロチャンネルに変えると、おばちゃんって言うか年配の女性はよく見かけるよ。汚いのや痛そうなのもあるし」
Yくん「そんな危険と隣合わせなら、怖くてTVなんか消せないっすよ。ああぁ毎日何も知らずに綱渡りのような事をしてたなんて」
Oくん「まあ、AV女優といっても誰もが若くて可愛くて巨乳なワケじゃないからね」
Yくん「いや俺は別に巨乳じゃなくてもいいんすけどね」
Oくん「あれっ?そうなの?」
Yくん「そうですよ」
Oくん「巨乳嫌いの奴、初めてだよ」
Yくん「俺は若くて可愛いより、大人で綺麗で頭が良さそうで、スレンダーな人が好みすから」
みかやん「あらっ?私の事かしら?」
Yくん「そうとも言いますけど、俺は今は小雪一筋っす」
Oくん「あっはっは。”そうとも言いますけど”だなんて、気を使わなくていいんだよ」
みかやん「誰かさんと違ってYくんは気配りが行き届いてるからね」
Oくん「またYくんばかり褒めるんだから」
この後Oくんはグレてしまった。
ラブホ奮戦記170日目:最悪の子連れ客
2003年4月30日※夜、カウンター復活。めでたし。めでたし。
0:00-9:00. 13部屋掃除
今日はOくんとYくんとの勤務。ゴールデンウィークの谷間の平日なので暇かと思ったら、出勤時に既に満室だった。しかも常に待合室にお客さんがいて大忙しだった。お客さんの出入りが止まった午前3時。部屋が空いたのでスタンバイして、控え室のカーテンの陰から帰るお客さんの姿を見送った。通路へ出ると、ラブホでは滅多に聞かない子供の声が聞こえた。
子供の声「ママ!ママ」
慌ててカーテンの陰に隠れたが、子供の声に対する返事が無いので、また通路へ出た。
子供の声「ママ、ママ」
子供の声だけが響いて通路も待合室も静まりかえっていた。
Yくん「ゲッ。なんか気持ち悪くないすか?」
Oくん「俺だけに聞こえる幻聴だったらどうしようかと思ったよ」
みかやん「怖い事言わないで。みんな聞こえてるよ」
通路を進むと、待合室から4〜5才位の女の子が出てきたので、飛び上がって驚いた。待合室の中を見ると子供の親と思われる若い男女が、衝立の陰でいちゃついていた。呆れながら待合室を通り越して、空いた部屋の掃除に行った。
Yくん「あの親はなんすか?子供そっちのけっすよ!」
Oくん「部屋の枕元にはスキンがあるし、自販機にはローターやバイブが入ってるし、テレビを点けたらエロビだし、教育上よろしくないじゃん。ゴールデンウイークなんだし、リゾートホテルとかビジネスホテルへ行きゃあいいのに」
Yくん「子供と同室でもやっちゃったりするんすかね?」
みかやん「眠るだけだから、こーゆー所でもいいや!と思ったんじゃないの?」
掃除が終わると子連れの若夫婦は早速、空き部屋へ入った。平日なので午前6時に帰れるだろうと思っていたのに、いっこうにお客さんが帰らず空き部屋が無いので朝9時迄勤務が確定した。今日ココへ来ている人達は明日も休みなのだろう。
午前7時半にモニターからお客さんが精算を始めた音が聞こえてきた。例の子連れ客が入った218号室だったので急いでスタンバイした。カーテンの陰から覗くと若夫婦は本当に若くてOくんやYくんくらいの年頃だ。両親のどちらかが手を引く事もなく、女の子は両親の後を着いて歩いていた。しきりに「ママ、赤いの何?」「赤いの何?」と聞いているが両親は終始無言だった。
部屋へ入って愕然とした。部屋係のOくんは床でグラスが木っ端微塵に割れているのを発見し、風呂係のYくんは天井まで水しぶきが上がってるのを見て、洗面係の私は洗面台の下が水浸しになっているのを見てしまった。部屋の入口付近でグラスが割れていたので、急いで掃除機を取りに控え室へ戻って掃除機をかけまくった。更に絨毯の上も粘着ローラーをかけまくって、ようやく部屋へ入る事が出来た。
やれやれと思ったところでベッドの布団を剥がしたOくんが叫んだ。
Oくん「やっちゃってるよ。日の丸だもの。生理だよ」
Yくん「ええええっ。子供の目の前でっすか?」
Oくん「さっき”赤いの何?”って言ってたよな」
Yくん「なんてオープンな親子なんすかねぇ」
Oくん「あんな小さな子が朝の3時や7時に起きてるなんておかしいよ。子供が何と言っても返事一つしないし。手ぐらい繋いで歩いたらいいじゃん」
Yくん「俺らと同じくらいのトシすよね。これじゃ”今の若い親は”と言われても仕方ないすよ。風呂なんか子供がダイブしたような水しぶきが上がってて、シャワーの水が天井まではねてるんすよ。最悪っす」
みかやん「トイレも悲惨だよ。ウン○して水を流してないし、何故か便器の横の壁紙がベチャベチャだし、洗面台の下の水たまりはオシッコだったよ。トイレの前で子供がオモラシしたんじゃない?最悪」
Oくん「お客さんだから文句は言えないけど本当に”やりたい放題”だよね。実際親は、やっちゃってるし」
もう一度、掃除機と粘着ローラーをかけて部屋を出た。1時間20分経っていて帰る時間になっていた。I氏の代行のフロントM氏が心配してくれていた。
M氏「何かあったのっほっほ?随分時間かかったねっへっへ」
Yくん「お客さんだから文句は言えないすけど、かくかくしかじかで最悪っした」
M氏「そんな客は二度と来るな!塩をまけ!塩を!」
普段は温厚で笑い上戸で、笑いながら話しをするM氏が猛然と怒り出した。M氏は私達に詳細を尋ねるが、私達にはM氏の問いに答える気力が残っていなかった。クタクタだった。
0:00-9:00. 13部屋掃除
今日はOくんとYくんとの勤務。ゴールデンウィークの谷間の平日なので暇かと思ったら、出勤時に既に満室だった。しかも常に待合室にお客さんがいて大忙しだった。お客さんの出入りが止まった午前3時。部屋が空いたのでスタンバイして、控え室のカーテンの陰から帰るお客さんの姿を見送った。通路へ出ると、ラブホでは滅多に聞かない子供の声が聞こえた。
子供の声「ママ!ママ」
慌ててカーテンの陰に隠れたが、子供の声に対する返事が無いので、また通路へ出た。
子供の声「ママ、ママ」
子供の声だけが響いて通路も待合室も静まりかえっていた。
Yくん「ゲッ。なんか気持ち悪くないすか?」
Oくん「俺だけに聞こえる幻聴だったらどうしようかと思ったよ」
みかやん「怖い事言わないで。みんな聞こえてるよ」
通路を進むと、待合室から4〜5才位の女の子が出てきたので、飛び上がって驚いた。待合室の中を見ると子供の親と思われる若い男女が、衝立の陰でいちゃついていた。呆れながら待合室を通り越して、空いた部屋の掃除に行った。
Yくん「あの親はなんすか?子供そっちのけっすよ!」
Oくん「部屋の枕元にはスキンがあるし、自販機にはローターやバイブが入ってるし、テレビを点けたらエロビだし、教育上よろしくないじゃん。ゴールデンウイークなんだし、リゾートホテルとかビジネスホテルへ行きゃあいいのに」
Yくん「子供と同室でもやっちゃったりするんすかね?」
みかやん「眠るだけだから、こーゆー所でもいいや!と思ったんじゃないの?」
掃除が終わると子連れの若夫婦は早速、空き部屋へ入った。平日なので午前6時に帰れるだろうと思っていたのに、いっこうにお客さんが帰らず空き部屋が無いので朝9時迄勤務が確定した。今日ココへ来ている人達は明日も休みなのだろう。
午前7時半にモニターからお客さんが精算を始めた音が聞こえてきた。例の子連れ客が入った218号室だったので急いでスタンバイした。カーテンの陰から覗くと若夫婦は本当に若くてOくんやYくんくらいの年頃だ。両親のどちらかが手を引く事もなく、女の子は両親の後を着いて歩いていた。しきりに「ママ、赤いの何?」「赤いの何?」と聞いているが両親は終始無言だった。
部屋へ入って愕然とした。部屋係のOくんは床でグラスが木っ端微塵に割れているのを発見し、風呂係のYくんは天井まで水しぶきが上がってるのを見て、洗面係の私は洗面台の下が水浸しになっているのを見てしまった。部屋の入口付近でグラスが割れていたので、急いで掃除機を取りに控え室へ戻って掃除機をかけまくった。更に絨毯の上も粘着ローラーをかけまくって、ようやく部屋へ入る事が出来た。
やれやれと思ったところでベッドの布団を剥がしたOくんが叫んだ。
Oくん「やっちゃってるよ。日の丸だもの。生理だよ」
Yくん「ええええっ。子供の目の前でっすか?」
Oくん「さっき”赤いの何?”って言ってたよな」
Yくん「なんてオープンな親子なんすかねぇ」
Oくん「あんな小さな子が朝の3時や7時に起きてるなんておかしいよ。子供が何と言っても返事一つしないし。手ぐらい繋いで歩いたらいいじゃん」
Yくん「俺らと同じくらいのトシすよね。これじゃ”今の若い親は”と言われても仕方ないすよ。風呂なんか子供がダイブしたような水しぶきが上がってて、シャワーの水が天井まではねてるんすよ。最悪っす」
みかやん「トイレも悲惨だよ。ウン○して水を流してないし、何故か便器の横の壁紙がベチャベチャだし、洗面台の下の水たまりはオシッコだったよ。トイレの前で子供がオモラシしたんじゃない?最悪」
Oくん「お客さんだから文句は言えないけど本当に”やりたい放題”だよね。実際親は、やっちゃってるし」
もう一度、掃除機と粘着ローラーをかけて部屋を出た。1時間20分経っていて帰る時間になっていた。I氏の代行のフロントM氏が心配してくれていた。
M氏「何かあったのっほっほ?随分時間かかったねっへっへ」
Yくん「お客さんだから文句は言えないすけど、かくかくしかじかで最悪っした」
M氏「そんな客は二度と来るな!塩をまけ!塩を!」
普段は温厚で笑い上戸で、笑いながら話しをするM氏が猛然と怒り出した。M氏は私達に詳細を尋ねるが、私達にはM氏の問いに答える気力が残っていなかった。クタクタだった。
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ラブホ奮戦記169日目:女子供メイク
2003年4月29日0:00-9:00. 12部屋掃除
今日はOくんとYくんとの勤務。出勤早々、Yくんは大騒ぎだった。
Yくん「また兄さんが休みの間に酷い目に遭ったんすよ。ところてんって知ってますか?」
Oくん「知ってるも何も、俺は大好きだよ」
Yくん「ひっ。そ、そんなぁ」
Oくん「へ?」
Yくん「ところてんって、かくかくしかじか(4月28日のトドのセリフ参照)なんすけど、それが”大好き”なんすか?」
Oくん「ぶえぇ〜。そんなわけないだろっ。あーあー。また食えない物が増えたよ。白子もところてんも、もう食えないよ」
Yくん「ですよね〜。”ぶえぇ”っすよ。そんな俺に”親しい男友達に襲われたらどうする?”って、姉さんがトドメを刺したんすよ。ひでえ話じゃないすか」
Oくん「そりゃ酷い。男は女と違って突っ込まれるって感覚が無いから想像しただけで、おぞましいよ」
Yくん「てか、俺には想像できないっす」
Oくん「やっぱりラブホには男と女で来て欲しいな」
Yくん「それ、賛成す」
こんな話をしながら掃除へ向かった。掃除が終わるとリネン折りがある。休む暇が無くすっかり疲れた。ふと見るとOくんの口数が少なく顔色も悪い。
みかやん「調子悪いんじゃないの?」
Oくん「なんか俺、寒気がするんすよ」
Oくんに薬を飲ませて控え室の椅子に座らせ、風呂掃除用のボロタオルでグルグル巻きにした。ちょっとしたアラブ人のような、RPGゲームの賢者のようなOくんが出来上がった。私とYくんがリネンを折っていると、Oくんが無理をしてリネン折りをしようとするので、三人で休む事にした。
やがてモニターから「カ〜ラ〜ス〜なぜ鳴くの〜」の曲が聞こえてきて、すぐに「ぱっぱらっぱぱぱぱ」と突撃ラッパの音が聞こえてきた。お客さんが精算を終え部屋を出た事を知らせる音なので、部屋へ突撃しなければならない。結構大きな音なのにOくんは気づかずに寝ていたので、Yくんと2人で出動する事にした。
Yくん「姉さん、すいません。2人メイクでも俺と2人なら辛いじゃないすか」
みかやん「女子供でも頑張ろうよ。ゆっくり掃除すればいいし」
Yくん「その場合、俺は”子供”なんすか?」
みかやん「まっ女子供だからね」
Yくん「前にO兄さんと2人で漢メイクをした時は、兄さんが殆ど1人で掃除をしてくれました。今日はO兄さんに負けないくらい頑張りますよ」
みかやん「ありがと。じゃ2部屋空いたから1部屋20分を目標に頑張ろうね」
Yくんと怒濤の2人メイクを始めた。私が風呂掃除をしている間にYくんが部屋掃除を終え、トイレや洗面の掃除もやってくれた。お陰で1部屋15分で掃除ができた。2部屋目を掃除していると3部屋目が空いた。順番だと私が風呂掃除だが、3部屋目はかつて私が2度転倒した218号室だった。Yくんが218号室の風呂掃除をやってくれた。Yくんと2人メイクだったが3部屋の掃除を50分で終えた。
やれやれと控え室へ戻ると、Oくんがリネン折りをしていた。
Oくん「お疲れ様でした。部屋へ行こうと思ったけどまだ調子が悪いんで、リネン折ってました。すいません」
Yくん「兄さん、女子供メイクでしたけど、兄さんの分まで頑張ってきましたよ」
みかやん「そうなの。Yくんが頑張ってくれたし、218号室の風呂掃除も代わってくれたから、あたしラクチンだったよ。2人でも15分で出来たよ」
Oくん「なんだ。じゃあ俺の出る幕ないじゃん。酷いや。みかやんは最近Yくん、Yくんって。Yくんばかり褒めて。俺だって頑張ってるのに」
みかやん「そうじゃなくて。Yくんは子供ながらも一生懸命やってくれたって事さ」
Yくん「俺、兄さんの代わりになれるよう頑張ったのに、兄さんに落ち込まれたりしたら俺だって子供心に傷つきますよ。今、俺が頑張れたのは火事場の馬鹿力みたいなモンすからね。度々兄さんがいないようじゃ俺も力尽きます」
Oくん「ごめんね。ちょっとYくんに嫉妬したよ。いやしかし、俺とYくんだと漢メイクなのに、Yくんとみかやんになると女子供メイクっておかしいよね。やっぱりトシの差かな?」
みかやん「なんだって!」
Yくん「まあまあ姉さん。O兄さんも元気になって良かったすよ。俺と姉さんでは仕事の出来が親子ほど違うって事すよ」
みかやん「親子だって!」
Oくん「まあまあ姉さん。落ちついて」
Yくんと2人の女子供メイクも無事に終わり、Oくんも元気になったので許してやろう。
今日はOくんとYくんとの勤務。出勤早々、Yくんは大騒ぎだった。
Yくん「また兄さんが休みの間に酷い目に遭ったんすよ。ところてんって知ってますか?」
Oくん「知ってるも何も、俺は大好きだよ」
Yくん「ひっ。そ、そんなぁ」
Oくん「へ?」
Yくん「ところてんって、かくかくしかじか(4月28日のトドのセリフ参照)なんすけど、それが”大好き”なんすか?」
Oくん「ぶえぇ〜。そんなわけないだろっ。あーあー。また食えない物が増えたよ。白子もところてんも、もう食えないよ」
Yくん「ですよね〜。”ぶえぇ”っすよ。そんな俺に”親しい男友達に襲われたらどうする?”って、姉さんがトドメを刺したんすよ。ひでえ話じゃないすか」
Oくん「そりゃ酷い。男は女と違って突っ込まれるって感覚が無いから想像しただけで、おぞましいよ」
Yくん「てか、俺には想像できないっす」
Oくん「やっぱりラブホには男と女で来て欲しいな」
Yくん「それ、賛成す」
こんな話をしながら掃除へ向かった。掃除が終わるとリネン折りがある。休む暇が無くすっかり疲れた。ふと見るとOくんの口数が少なく顔色も悪い。
みかやん「調子悪いんじゃないの?」
Oくん「なんか俺、寒気がするんすよ」
Oくんに薬を飲ませて控え室の椅子に座らせ、風呂掃除用のボロタオルでグルグル巻きにした。ちょっとしたアラブ人のような、RPGゲームの賢者のようなOくんが出来上がった。私とYくんがリネンを折っていると、Oくんが無理をしてリネン折りをしようとするので、三人で休む事にした。
やがてモニターから「カ〜ラ〜ス〜なぜ鳴くの〜」の曲が聞こえてきて、すぐに「ぱっぱらっぱぱぱぱ」と突撃ラッパの音が聞こえてきた。お客さんが精算を終え部屋を出た事を知らせる音なので、部屋へ突撃しなければならない。結構大きな音なのにOくんは気づかずに寝ていたので、Yくんと2人で出動する事にした。
Yくん「姉さん、すいません。2人メイクでも俺と2人なら辛いじゃないすか」
みかやん「女子供でも頑張ろうよ。ゆっくり掃除すればいいし」
Yくん「その場合、俺は”子供”なんすか?」
みかやん「まっ女子供だからね」
Yくん「前にO兄さんと2人で漢メイクをした時は、兄さんが殆ど1人で掃除をしてくれました。今日はO兄さんに負けないくらい頑張りますよ」
みかやん「ありがと。じゃ2部屋空いたから1部屋20分を目標に頑張ろうね」
Yくんと怒濤の2人メイクを始めた。私が風呂掃除をしている間にYくんが部屋掃除を終え、トイレや洗面の掃除もやってくれた。お陰で1部屋15分で掃除ができた。2部屋目を掃除していると3部屋目が空いた。順番だと私が風呂掃除だが、3部屋目はかつて私が2度転倒した218号室だった。Yくんが218号室の風呂掃除をやってくれた。Yくんと2人メイクだったが3部屋の掃除を50分で終えた。
やれやれと控え室へ戻ると、Oくんがリネン折りをしていた。
Oくん「お疲れ様でした。部屋へ行こうと思ったけどまだ調子が悪いんで、リネン折ってました。すいません」
Yくん「兄さん、女子供メイクでしたけど、兄さんの分まで頑張ってきましたよ」
みかやん「そうなの。Yくんが頑張ってくれたし、218号室の風呂掃除も代わってくれたから、あたしラクチンだったよ。2人でも15分で出来たよ」
Oくん「なんだ。じゃあ俺の出る幕ないじゃん。酷いや。みかやんは最近Yくん、Yくんって。Yくんばかり褒めて。俺だって頑張ってるのに」
みかやん「そうじゃなくて。Yくんは子供ながらも一生懸命やってくれたって事さ」
Yくん「俺、兄さんの代わりになれるよう頑張ったのに、兄さんに落ち込まれたりしたら俺だって子供心に傷つきますよ。今、俺が頑張れたのは火事場の馬鹿力みたいなモンすからね。度々兄さんがいないようじゃ俺も力尽きます」
Oくん「ごめんね。ちょっとYくんに嫉妬したよ。いやしかし、俺とYくんだと漢メイクなのに、Yくんとみかやんになると女子供メイクっておかしいよね。やっぱりトシの差かな?」
みかやん「なんだって!」
Yくん「まあまあ姉さん。O兄さんも元気になって良かったすよ。俺と姉さんでは仕事の出来が親子ほど違うって事すよ」
みかやん「親子だって!」
Oくん「まあまあ姉さん。落ちついて」
Yくんと2人の女子供メイクも無事に終わり、Oくんも元気になったので許してやろう。