ラブホ623日目:テーブル
2008年4月19日 らぶほ211:00-18:00 点検24+セット+コンテナ+ダスター上げ+コスプレ他
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)と#さん(60代前半・元美容師)が早番、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・悪霊憑き)が遅番の勤務。新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)と私がフロントだった。
なんと今日は、超ベテランメイク女史が欠勤され(多分、初)、Aフロントのお人形さんがAメイクに入った。諸々の心労が祟ったのだろうが、超ベテランフロント女史が休養中の今、メイク女史にまで倒れられては、我々下々の者は路頭に迷ってしまう(悲)。
幸いヒマだったのでA班1隊が早帰りになった。天気も良く暖かく、お客様方にとっては、絶好のお出かけ日和でありドライブ日和なのだろう。外は暖かいが館内や客室はとても暑くて、今日もコンビニボックスの飲料やアイスが売れに売れ、補充が大変だった。
2〜3部屋続けてセットをすると暑くて汗だくになるので、部屋に入ってすぐ窓を開けたら、隣の部屋のお客様が窓を開けて行為に及んでおられ、女性客が「ああん!逝っちゃう!逝っちゃう!」と大騒ぎしている声が聞こえてきた。
イっちゃうって「どこへ?」と聞くワケにはいかず、「行ってらっしゃい」という見送り的な感じも妙だし、かといって「お逝きなさい」と言うのも何だかなぁと一人ブツブツ思いつつ、女性客の絶叫を聞きながら黙々とセットをした。
無事に昇天されたようで隣の部屋が静かになった。こんな時、辞めた$君も一緒だったら「絶頂期じゃないですかっ!」と大興奮だっただろう。$君と働いていた頃が懐かしい。
客数が少ない割にルームサービスや貸し出しのモノを届けに客室へ行く機会が多く、途中でAフロントの大型さんに会うと「コスプレの交換で同じ部屋に3回も行ったんだよ!”制服ダメ””ナース違う”って結局メイド服さ。どうでもいいっしょ!って感じだよね」とボヤいていた。
私も、アイス届け、割引券届け、爪切り届けで同じ部屋へ3回行ったところだった。作業室へ降りると、社員の早口氏がグラスにドリンクを注いでいたところで「××1号室へお願いします」と頼まれたが、グラスに氷が入ってなかった。
常温保管のドリンクなのでかなり温いが、お客様が頑なに「氷ナシで」とご注文だったそうだ。お届けに上がると部屋から出てきたのは”○兵衛オジサン”というあだ名の常連さんで、今日も裸の上に膝丈のベンチコートを羽織り、ドリンクを受け取ると律儀に直角に頭を下げて下さった。
北海道とはいえ、膝丈のコートはさすがにもう暑いと思うんですけど…。しかも暑い部屋で温いドリンクって有り得ない。でも、○兵衛オジサンは頭がツルツルのスキンヘッドだから涼しいのかも?と思い直す。
久々に、ルームサービスお届けの時に「ドアベルを鳴らして玄関に置いて行ってくれ」という指示があり、背の高いグラスに入ったドリンクのお届けだったので有り難かった。
いつもトレイに乗せた粉チーズやタバスコなどの細長い容器が、トレイ受け渡しの時に倒れるんじゃないかとヒヤヒヤだったし、背の高いグラスをひっくり返したらどうしよう!と気が気じゃなかったので、今回は命拾いした感じ。
そういえば、私が以前働いていたラブホPの玄関には、飛行機やバスの座席の裏に付いているような折りたたみのテーブルが付いていて、ルームサービスはそれに乗せれば良かったのでラクだった。あのテーブルが恋しい。
ラブホPは、お客様用通路や出入り口と従業員用が完全に別で、お客様と従業員が鉢合わせにならない構造だったので、徹底的に従業員に会いたくない(見られたくない)向きの方に、あのテーブルは重宝しただろう。それに玄関の床に置くより見栄えもいいと思う。
ラブホPかぁ…懐かしいなぁ…オバ男君や丸々子ちゃんは元気だろうか?夕方を過ぎても、うすぼんやりとそんなことを考えていられるほどヒマ気味なまま経過した平和な土曜日だった。
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)と#さん(60代前半・元美容師)が早番、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・悪霊憑き)が遅番の勤務。新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)と私がフロントだった。
なんと今日は、超ベテランメイク女史が欠勤され(多分、初)、Aフロントのお人形さんがAメイクに入った。諸々の心労が祟ったのだろうが、超ベテランフロント女史が休養中の今、メイク女史にまで倒れられては、我々下々の者は路頭に迷ってしまう(悲)。
幸いヒマだったのでA班1隊が早帰りになった。天気も良く暖かく、お客様方にとっては、絶好のお出かけ日和でありドライブ日和なのだろう。外は暖かいが館内や客室はとても暑くて、今日もコンビニボックスの飲料やアイスが売れに売れ、補充が大変だった。
2〜3部屋続けてセットをすると暑くて汗だくになるので、部屋に入ってすぐ窓を開けたら、隣の部屋のお客様が窓を開けて行為に及んでおられ、女性客が「ああん!逝っちゃう!逝っちゃう!」と大騒ぎしている声が聞こえてきた。
イっちゃうって「どこへ?」と聞くワケにはいかず、「行ってらっしゃい」という見送り的な感じも妙だし、かといって「お逝きなさい」と言うのも何だかなぁと一人ブツブツ思いつつ、女性客の絶叫を聞きながら黙々とセットをした。
無事に昇天されたようで隣の部屋が静かになった。こんな時、辞めた$君も一緒だったら「絶頂期じゃないですかっ!」と大興奮だっただろう。$君と働いていた頃が懐かしい。
客数が少ない割にルームサービスや貸し出しのモノを届けに客室へ行く機会が多く、途中でAフロントの大型さんに会うと「コスプレの交換で同じ部屋に3回も行ったんだよ!”制服ダメ””ナース違う”って結局メイド服さ。どうでもいいっしょ!って感じだよね」とボヤいていた。
私も、アイス届け、割引券届け、爪切り届けで同じ部屋へ3回行ったところだった。作業室へ降りると、社員の早口氏がグラスにドリンクを注いでいたところで「××1号室へお願いします」と頼まれたが、グラスに氷が入ってなかった。
常温保管のドリンクなのでかなり温いが、お客様が頑なに「氷ナシで」とご注文だったそうだ。お届けに上がると部屋から出てきたのは”○兵衛オジサン”というあだ名の常連さんで、今日も裸の上に膝丈のベンチコートを羽織り、ドリンクを受け取ると律儀に直角に頭を下げて下さった。
北海道とはいえ、膝丈のコートはさすがにもう暑いと思うんですけど…。しかも暑い部屋で温いドリンクって有り得ない。でも、○兵衛オジサンは頭がツルツルのスキンヘッドだから涼しいのかも?と思い直す。
久々に、ルームサービスお届けの時に「ドアベルを鳴らして玄関に置いて行ってくれ」という指示があり、背の高いグラスに入ったドリンクのお届けだったので有り難かった。
いつもトレイに乗せた粉チーズやタバスコなどの細長い容器が、トレイ受け渡しの時に倒れるんじゃないかとヒヤヒヤだったし、背の高いグラスをひっくり返したらどうしよう!と気が気じゃなかったので、今回は命拾いした感じ。
そういえば、私が以前働いていたラブホPの玄関には、飛行機やバスの座席の裏に付いているような折りたたみのテーブルが付いていて、ルームサービスはそれに乗せれば良かったのでラクだった。あのテーブルが恋しい。
ラブホPは、お客様用通路や出入り口と従業員用が完全に別で、お客様と従業員が鉢合わせにならない構造だったので、徹底的に従業員に会いたくない(見られたくない)向きの方に、あのテーブルは重宝しただろう。それに玄関の床に置くより見栄えもいいと思う。
ラブホPかぁ…懐かしいなぁ…オバ男君や丸々子ちゃんは元気だろうか?夕方を過ぎても、うすぼんやりとそんなことを考えていられるほどヒマ気味なまま経過した平和な土曜日だった。