ラブホ381日目:候か?
11:00-18:00 クイックメイク21部屋+ベッドのみ1+リネン折り

今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とTさん(同い年・ホテルC出身)、Uさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)$君(10代後半・ギター少年)が遅番、Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)と私が早番の勤務。

出勤するとTさんが「昨日、買物に行ったらみかやんが好きそうな物を見つけたの!」とケロロ軍曹のスニーカーソックスをプレゼントしてくれた。しかも2足。

私は年甲斐もなく「きゃーっ!なんて可愛いの!ありがと♪デートの時に履くね(未定だけど)」と大はしゃぎしてしまった。Tさん、なんていい人なんだ(喜)。お陰でテンションが上がり、良い一日になりそうな予感がした。

出動すると、心優しいZさんが無口な$君が皆にとけ込めたか心配して私に尋ねてきた。

みかやん「$君なら多分もう心配ないよ(包茎とか言ってるし)。こないだも私のはしたない話をしてたら…」

Zさん「あの!私、分かっちゃいましたよ♪うふふ。みかやんのはしたないことのお相手ってフロントX君(20代前半・魅惑のアゴ)ですよね?」

みかやん「へ?」

Zさん「噂には聞いてましたけど、飲み会の時に初めてお二人を見て(http://diarynote.jp/d/26700/20070405.html)、みかやんとX君はオープンなお付き合いで羨ましいなぁって思ったんですよ♪」

付き合ってないし(哀)もちろんヤリ友でもないから。相変わらずZさんは綺麗な顔に似合わず面白いことを言う人だ。

昼休みは、Uさんが$君に麻雀ゲームの件で質問攻撃をしていた。Uさんの悪行三昧を何も知らない$君と隙あらば仲良くしようという魂胆が丸見えで、Uさんは私達に相手にされてない分、必死だ(毒)。見かねたのかTさんが$君に助け船を出した。

Tさんが「$君家も犬を飼ってるんだよね?見て!これ、うちの犬♪」とケータイの中の画像を見せたので、私も「これは私の犬」とX君の画像を見せて参戦した。

Uさんは「邪魔すんじゃないわよ!」と言わんばかりの顔で私達を冷ややかにチラ見した後、何事もなかったかのように麻雀ゲームの話に戻した。$君、可愛そうに。Tさんも「$君、Uさんに染まっちゃいそう」と嘆いていた。

ま、$君の判断に任せるしかないよね。

夕方、Zさんがニコニコと話しかけてくれた。

Zさん「昨日、男の人二人が使った部屋に初めて入ったんですよ〜」

みかやん「あ…フロント可愛い人に聞いたよ」

Zさん「ええー?聞いちゃったんですか?恥ずかしいですぅ。ベッドを剥がすのを手伝ってたんですけど、ゲイって聞いたとたんに想像しちゃって…。そしたら可愛い人に”今、想像してたでしょ?”って笑われて、恥ずかしかったんですぅ」

みかやん「やっぱり想像しちゃうよね!」

Zさん「そうですよね!このシーツの上で…男の人が…二人で…裸で…って。うふふふ!うふふふふ!」

Zさんてば、はしたないことを言ってもなんて愛くるしいんだろ。

そこへフロントから電話がきて「その部屋のベッドメイクが終わったら、××3号室へ行ってベッドだけ組んで下さい」という指示だった。

普通はベッドメイクに入ったら一番先にベッドを組む。退社間際で1部屋のベッドメイクをする時間が無い時は、ベッドだけ組んで帰る。嗚呼それなのにベッドだけ組まずに残ってるって何?

咄嗟に、もしやまた尿失禁とかで臭くて暫く売れなかった部屋?と思ったが、お客様がものの数分で部屋を出たので、フロントの人がセット&確認に入ったら、ベッドだけが多少使われていたってことだ。

ものの数分て。

部屋に入ったとたん気が変わったとか喧嘩になったとか急用が出来たかでベッドに腰掛けた程度か、待ちきれなくてパンツを脱ぎながら部屋に入って速攻済ませてパンツをはきながら部屋を出たとか?ひょっとして超の付く候(そうろう)君ですか?

何にしろ他人事とはいえ、お金が勿体ない。ひとごととはいえ、貧乏性の私は物凄〜く胸を痛めた。次回はゆっくりお楽しみいただければ…と思います。
11:30-18:30 クイックメイク15部屋+ベッドのみ1+ビニール折り+アメニティセット作り

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、Uさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似←諸事情により変更)が早番、Sさん(10代後半・初バイト)と私が遅番の勤務。

出動前、支配人様より「来シフトはフロント渦巻き君が休みの日はSさんに代行して貰います」と正式発表があり、可愛そうにSさんは呆然と棒立ちだった。フロント可愛い人が「ごめんね。私のせいで…」と恐縮していたので、Sさんは凹むことも怒ることも出来ずにいた。

”4P部屋担当者”というあだ名のSさんと組んだせいか、4P部屋からのスタートとなり、いきなり萎えた。Sさんは誰より4P部屋に当たる確率が高いが、私はそのSさんと組む確率が一番高い。ということは私は4P部屋副担当だったりして(汗)。

4P部屋はベッドが2つ有るし、部屋自体が異常に広いので、とっとと風呂&トイレ係を済ませてSさんの部屋係を手伝おうと思ったのに、トイレの白い床がオシッコまみれで黄色くなっていた。

それでも何とか4P部屋のベッドメイクを済ませ、無駄に広い部屋ばかりの最上階を脱出し、下の階へ移動して一安心だ。

トイレ掃除をしようと一歩踏み込んだら、足元で「ぴちゃっ」と音がしてつま先がヒンヤリとした。ゾゾゾゾゾーッと寒気が押し寄せるのを堪えつつ、ダスターで足を拭いて匂いを嗅いだら紛れもなくオシッコの匂いじゃないか。

やられた。この部屋のトイレの床は茶色だったのでパッと見、気付かなかった。全く、こっちは裸足だってのに何てことを!油断した私が悪かったんだけどさ。

以前、ホテルQで先輩Nさんが「チン○曲がってんでないの?このチン○曲がりめ!」と怒りながらトイレ掃除をしていたのを思い出すが、朝勃ち状態のまま放尿するのは大変だと聞いたことがあるので、怒らないでおこう。

昼休み、フロント二宮和也似君がシフト表を持って休憩室に来た。来シフトでSさんが遅番の日の相方を決め忘れていたそうだ。

二宮和也似君「Sさん、相方は誰がいいですか?」

みかやん「そう聞かれたら答えにくいんじゃないですか?」

Sさん「この人以外でお願いします!」

Sさんはシフト表上の或る人の名前を指差してハッキリと言い放った(怖)。さすがに二宮和也似君も困惑して「Sさん、そーゆー言い方は良くないですよ」と窘めたが、Sさん本人は「だってイヤなんだもん!」とアッケラカンとしていた。若さって怖いかも。

夕方、フロント可愛い人が××7号室から男性客二人が出てくるのを目撃し、「駐車場何階だっけ?」「あぁ○階だぁ」という会話も聞いたとのこと。その部屋にセット(ハガシ)に入ると、すぐにUさん&Zさんが入ってきてセットを手伝ってくれたそうだ。

可愛い人が「かくかくしかじかで、この部屋はゲイの人達が使ってたみたい」と伝えると、UさんもZさんも急に押し黙って神妙な面持ちでベッドを剥がし始めたそうだ。

後で可愛い人が「UさんもZさんも、各自想像の世界に入っちゃったみたいだったよ〜」と笑いながら教えてくれた。確かに、ベッドの乱れ具合とか汚れ具合を目の当たりにしたら、いろいろと想像してしまうかも。いや絶対、想像するって!

やっぱり男二人が使ったベッドは激しく乱れていたんだろうか?ホテルQでもベッドの分厚いマットレスごとズレてたことが有ったもの。激しかったのよ、きっと。

うへへへ…(私も想像の世界へ入ってしまった)。

つーかゲイの人達が宿泊じゃなくて休憩で良かったよ。朝勃ちで二人でトイレを汚されたりしちゃ敵わないもんね(笑)

帰り、Sさんは次の班の男性社員(40代)とギャーギャー大騒ぎをしながらはしゃいでいた。オッサン好きだし、この分だとフロント係をしても大丈夫だろう。Sさんがフロント係の日は、私も子守役から解放されてのんびり出来そうだ。
11:30-15:30 クイックメイク5部屋+廊下掃除+窓枠掃除

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と$君(10代後半・ギター少年)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。

巷の噂だと「フロント可愛い人が土曜しか出勤出来なくなったから、Sさんがベッドメイク係とフロント係もするらしい」ってことで、Sさんは朝から凹みまくりだった。

凹んでいるうちはいいけど、そのうち怒り出すんじゃないかと不安で(爆)「若くて一生懸命働くいい子はフロントに取られちゃうんだ。私達にとっても痛手だよ」と言って宥めていたのに、結局怒り出した。

Sさん「うち、フロントなんか出来ません!みかやん、やって下さいよ!」

みかやん「わちなんか婆さんだもの。わちなんかやっと生きてるからね(Cさんの物真似)」

Sさん「だってみかやん、前のホテルで点検もやってたじゃないですか!うち無理!出来ません(怒)!」

Cさんの物真似は我ながら会心の出来だったのにスルーされた。こんな時にウケを狙った私も私だけど、私に怒んなくたって…。相手は子供だからいいんだけど、いつだって私が子守役だよ。

…と思いながら、風呂で排水口の蓋を開けたら、目皿の上にウン○が3粒あった。

ええ!?これってデジャブ?

前にも同じような光景を見たような気が…。そして、その時も「Sちゃ〜ん…た…助けて〜」と助けを求めたような気が…。

試しに「Sちゃ〜ん…た…助けて〜」と呟くと、すぐにSさんが来て「ええ!また?」と言って固まった。夢でもデジャブでもなく、確かに1ヶ月ほど前に同じような光景を見ていた( http://diarynote.jp/d/26700/20070314.html )。

今回は前回よりも勢いよく水道水をかけてみた。かと言ってウン○に当たった水が私に撥ねてもイヤなので蛇口を捻って即避難したし、昨年のように分解したウン○からモヤシや白滝が出てきたりしてもキツいのでガン見も避けた。

すると、なんということでしょう!匠の技によりウン○は目皿の上から忽然と消えたのです!的な、まさに劇的ビフォーアフター状態になって、やれやれだった。

こんな正夢やデジャブはごめんだヮ。

昼休みは、EさんとSさんと三人で温泉の話で盛り上がった。Sさんが物思いに耽って凹んだり怒ったりしないよう、過去の笑い話を披露した。

・近所の男友達と海へ行った帰りに温泉に寄り、入口で「○時に出よう」と言って着替えて浴場に入ったら、目の前に全裸の男友達が立っていて唖然。当然、私も全裸だ。その温泉が入口と脱衣所だけ男女別で、浴場は混浴だと知らず大失敗。

・温泉宿に宿泊した時、夜中に露天風呂に入ろう!と思い立ち、長い螺旋階段をひたすら下りて露天風呂に到着したら先客が居て、オヤジ連中だった。慌てて引き返すも、螺旋階段なのでオヤジ達から尻が見える時は尻を隠し、オヤジ達と対面になれば前を隠しで忙しい思いをした。露天だけ混浴と知らず大失敗。

・元彼とひなびた温泉宿に宿泊した時、深夜3時過ぎに温泉に入ろうとしたら仲居さんに「今の時間は女湯へ入れないので良ければお二人で男湯へどうぞ。もう他のお客様も来ませんから」と言われて男湯に入ったら、10名ほどの早起き爺さん達が乱入して来た。出るに出られず結局、彼氏の手ぬぐいを胸に巻き、自分の手ぬぐいを腰に巻いて脱出。仲居さんに騙され大失敗。

-----若い頃は無駄に裸体を晒す失敗が多かった。他に、胸部レントゲンの時もセミヌードになれば良いものを勘違いと聞き違いが災いして全裸になってしまい、レントゲン技師さんを慌てさせたって話も有る。関係者の皆さんゴメンナサイ!だ。

それにしても函館近郊の温泉にはトラップが多い。失敗談ばかりだけど、Sさんが大笑いしてくれたので良かった。

昼休み明けに窓枠掃除の特掃をして、すぐに早帰りになった。連日の工事で客数が少なく、私達は早帰りばかりで、25日の給料を考えると軽くブルーになる。物凄く稼ぎたい派のSさんと$君は居残りし、会社の経費削減賛同派のEさんと私は潔く早帰りした。

はあぁ〜。どんだけ〜。
11:30-17:00 クイックメイク14部屋+廊下掃除

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、Tさん(同い年・ホテルC出身)と私の勤務。

久々に掃除部屋が多く、本メイクスタートではなくクイックメイクスタートになった。相変わらず館内のあちこちが工事中になっているが、常連のお客様方も工事慣れしてきたらしい。

部屋へ入ると、フロント綺麗な人がセット(ハガシ)中だったので、Tさんと私はベッドのリネンを剥がすのを手伝っていた。

掛け布団カバーを剥がし、枕カバーを剥がし、それらをシーツの上にまとめてシーツで包むように丸めていて異変に気がついた。

みかやん「うわっ!何だろ?シーツが濡れてベチャベチャだわ!」

Tさん「あれっ!ホントだ!防火マットもベッドパッドもベチャベチャ!」

綺麗な人「オシッコじゃないの?この部屋、なんかオシッコ臭くない?」

そう言われて、自分らの濡れた手の匂いを嗅いでみて、Tさんと私は思わず異口同音に「オシッコだーっ!」と叫んだ。部屋に入った時、オシッコ臭いとは思ったが「いや、まさか。きっと爺さん&婆さんが醤油せんべいでもかじっていたのよ」と思い直したんだった。

(醤油せんべいって時にオシッコ臭くない?あと、椎茸茶なんかもかなりオシッコ臭いよね?)

綺麗な人に「掛け布団は大丈夫?(犯人が)男の人だったら、掛け布団もやられてるハズだよ」と言われ、チェックすると掛け布団もベチャベチャだった。なるほど。フロント綺麗な人はココで5年も働いている大先輩だ。さすがだ!と妙なところで感銘を受けていた。

こんなことも有ろうかとシーツの下にはおねしょマットが敷いてあるというのに、オシッコはおねしょマットから大きく外れた布団の足元部分にぶちまけられていた為にリネン類はほぼ全滅(哀)。辛うじて分厚いマットレスだけが生き残った。

Tさんと二人で手分けして布団類を担ぎ、階下の作業室へ運ぼうとしたら、こんな時に限って業務用エレベーターが使用中だった為「こんな姿をお客様に見られませんように…」と祈るような気持ちで客用エレベーターで移動した。

オシッコまみれの布団類を作業室に置いて、6階の倉庫で替えの布団類を担ぎ、階段で7階の客室へ。客室に着いた頃にはヨレヨレだったが、作業室へ戻ってオシッコまみれの布団類の処理をした。

薄手の防火マットだけはココで洗うものの、厚手のベッドパッドや掛け布団はクリーニングに出すので、小さくたたんでゴミ袋に詰めるが、ゴミ袋の口を結ぶ時に布団を押し込め空気を抜こうとしたら、オシッコの匂いが鼻を直撃して「くっさーっ(涙)!」だった。

一連の作業を終えてからガリガリと手を洗った。

気を取り直してオシッコ臭〜い部屋へ戻ってベッドメイクを開始したが、臭くてすぐには売り部屋に出来ないだろう。この部屋を出る頃には自分らに小便臭が染み付いているような気がして軽く凹んだ。

不慮の事故(おもらし)なのか、その手のプレイなのか知らないけど、いったいどんな行程やらメカニズムやらで、こんな惨事を引き起こしてしまうんだか…。大の男が失禁だなんて…。

今日の工事終了後は、2階分の廊下掃除をすることになったので4人で一気に済ませ、そのまま早帰りになった。早帰りも度重なると給料日に哀しい思いをするが、今日はオシッコ事件での体力の消耗が激しかったので、丁度良かったかも知れない。

”大”なり”小”なりの失禁を伴う可能性がある場合は、必ずおねしょマットの位置をご確認下さい!と言いたい。
11:30-18:00 本メイク2部屋+クイックメイク15部屋+セット

今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。

出動するとSさんに「$君とよく話してますよね。いつもどんな話をしてるんですか?」と聞かれた。

みかやん「一番話してるのはゲイの話かなぁ?昨日もそうだったし」

Sさん「なんでゲイの話なんですかーーっ(怒)」

みかやん「$君にも心の準備をしておいて貰わないと、いざココでゲイのカップルに遭遇した時に驚いてガン見しても困るでしょ?ゲイの人達にしたら、同性の$君の刺さるような視線の方がイタいんじゃないかと思って」

Sさん「そうかも知れないけど・・・」

みかやん「一応、考えがあって話してたんだけど(怒んなくなって)…。あと昨日は辞めたDさんやWさんが居た頃に盛り上がってた、白チソチソと黒チソチソの話をしてたよ」

Sさん「そんなの、どっちだっていいじゃないですかーっ(怒)。それには、どんな考えがあったんですか?」

みかやん「や…特に考えは無い(爆)。あ!昨日は$君たら白昼堂々と唐突に”包茎”って言い出してさ”女の人って包茎は嫌いですか?”みたいに聞かれて、さすがに私も怯んだよ」

Sさん「いったいどんな話をしてるんですかっ(怒)。なんで…そんな…。うちにそんなこと聞かれても困るし…」

みかやん「$君だってSさんのことは同世代の女の子として意識してるだろうから、唐突に包茎だなんて言ったりしないさ。私は女として意識されてないから、言い易いんだよ」

全く。聞かれたから素直に答えたのに、いちいち怒るんだから。ホントにもうSさんたらカタブツで、ラブホ勤めの人と思えないヮ。

相変わらず館内は工事中で、廊下を移動中に人の気配を感じても「きっと工事の業者さんよ」と油断して、以前のように俊敏に逃げ隠れしなくなりつつあった。

今日も廊下を移動中、黄色い服の人が歩いているのが目に入ったが「うちのフロント陣の黄色のポロシャツだわ」と思い、「お疲れ様です♪」と言おうとして振り返ったら、黄色いポロシャツを着た女性客だった(多分デリヘル嬢)。

Sさんと二人で血相を変えて逃げた。

Sさん「なんか黄色い人が居るなぁと思ったけど、うちはフロントの人だと思って…うわーっ!ビックリしたーっ!ヤダもう!何で知らせてくれないんですか」

みかやん「私もフロント綺麗な人だと思ったもん」

Sさん「うちなんか”お疲れ様です”って言っちゃうところでしたよ」

みかやん「私もだよ。廊下を一人で歩いてたからデリヘル嬢だと思うけど、デリヘル嬢に”お疲れ様”も強ち間違いでもないような…」

Sさん「一般の人だったら、どーするんですかっ!もーっ!うちはホントにビックリした!」

なんか私、また怒られてない?これって私のせいなんすかね?Sさん特有の照れ隠しだとは思うけど、怒んなくたっていいじゃないの(哀)。

こないだだって、X君と私が飲み会の日の待ち合わせ場所の打ち合わせをしてたら、突然Sさんが話に入ってきて「ココで(待ち合わせで)いいじゃないですかっ!」って怒鳴るんだもん、ビックリしたから。

最近のSさんは怒りっぽい。若年性更年期障害というやつだろうか。それともやっぱり、あまりにカタブツだから些細なことにも照れてしまって、いちいち照れ隠しのために怒んなきゃならなくなるのかなぁ?

こんな所で働いていて、あまりにカタブツというのも何だかなぁなので、荒療治が必要かも?

帰る前にSさんと私はセット(ハガシ)をして部屋を回ることになったので、一人でセットをしながら、そんなことを考えていた。

今日、Cさんの隊は全館の廊下掃除をしていたそうだ。

帰りに階下で合流した時、Cさんは「全部の階の廊下掃除だよ!わちもなんも疲れて疲れて。暇だし支配人様に”わち達、早帰りでいいですよ”って言ったら”何を言ってるんですか”って断られたんだの」とボヤいていた。

それはそれは…ど疲れさん!でした。
11:30-17:30 本メイク2部屋+クイックメイク9部屋+廊下掃除+玄関掃除

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)、$君(10代後半・ギター少年)と私の勤務。

先日、フロント二宮和也似君にライターの不良品が多いので必ずチェックするよう言われていたが、何気にライターチェックをしたら火が大きく出たまま戻らず、焦って「$君!助けてー!どーしよー!火が戻んない!」と騒いだら、$君が冷静に吹き消してくれた。

だよね。落ち着いて吹き消しゃあいいんだよね。悪戯に騒いだことが急に恥ずかしくなったが、恥をかいたついでに、辞めたDさんやWさんが居た頃は、黒チソチソと白チソチソではどっちが好きか?みたいなエロ話で盛り上がっていた話をした。

すると$君も負けじとなのか「やっぱり女の人って包茎は嫌いですか?」と質問してきた。私は「ホ、ホ、ホーケイ?(は、恥ずかちぃ〜)」と、一瞬しどろもどろになった。$君たら白昼堂々と「包茎」だなんて!(私がチソチソの話を振ったんだった・恥)

内心は激しく動揺していたけど、サラリと「包茎の程度にもよるよね」と答えた。いや〜ん、私ったら背伸びして大人ぶっちゃった(照)って、いいだけ大人だから。

昼休み、「$君て元カノさんとは、どんな所でどんなおデートをしてたの?」と聞いたら「彼女は手稲オリンピアが大好きだったんで、手稲オリンピアばかり行ってました」って返事。

よくよく聞いたら、$君のお母さんが$君と元カノさんをマイカーに乗せて、手稲オリンピアまで送迎をしてくれていたそうだ。何だか微笑ましいよね。私は手稲オリンピアには行ったことが無いけど、そんなに楽しい所なんだろうか???

今日も館内のあちこちで工事をしていて「作業服の業者さんが二人で歩いているとゲイのカップルに見えるよね」なんて$君とヒソヒソと話しながらエレベーター待ち(客用)をしていたら、ドアが開いてエレベーターには男性が二人乗っていた。

見ると(や…ホントは見ちゃイケナイんだけど)、派手なお揃いのトレーナーを着ているではないか。お揃いだよ、お揃い!

これぞまさしくペアルックのゲイのカップルじゃないの!双子でもないのに人目もはばからずここまで完璧にお揃いにしてるなんて!と驚いて$君と顔を見合わせたら、その二人はエレベーターの点検業者さんだった。

紛らわしい! 

業者さんといえばシンプルな作業服ってイメージなのに、派手なんだもの。こないだから$君とゲイの話ばかりしていたせいか、なんでもかんでも男二人=ゲイに見えてしまう自分が恥ずかしい。

工事終了後、私達は廊下掃除と玄関掃除をすることになった。前回、$君と玄関掃除をした時、こんなやり取りがあった↓

みかやん「掃除機かけてて油断してると目の前までお客さんが来てたりするからね」

$君「見ないようにしないとダメなんですよね。バッタリ会ったらどうすればいいんですか?」

みかやん「そん時はもう思いっきり元気良く明るい声で”いらっしゃいませーっ!2名様、ご案内致しまーす!”ってカラオケ屋か居酒屋のノリで…」

$君「・・・・・」

みかやん「あの…冗談だからね」

$君「ふっ!ふはははは!あはははは!」

↑この時、初めて$君の大きな笑い声を聞いた。

で、今回は$君の方から「お客さんにバッタリ会ったら、どうすればいいんでしたっけ?」と前回のアレをせがんできた。リクエストに応えないわけにいかず「”いらっしゃいませーっ!2名様、ご案内致しまーす!”って…」と私が言い終わらないうちに$君は吹き出して笑ってた。

恥ずかしいから何度もやらせないでよね。これも一種の羞恥プレイすか?

私にも一応、羞恥心というものが有るのよね。何だか恥ずかしい思いばかりの一日だった。
11:30-18:30 クイックメイク19部屋+廊下掃除+リネン折り

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)、Cさん(60代前半・元看護師)とTさん(同い年・ホテルC出身)が早番、Sさん(10代後半・初バイト)と私が遅番の勤務。

出動前に社員さんに「大当たりですよ。4P部屋からスタートで、6人で利用してたそうですよ(笑)」と言われた。今日も4P部屋担当者のSさんとペアなので仕方ない。出動して1時間ほどで掃除部屋が無くなり、階下でX君とリネン折りをした。

X君も登録しているハ×ゲームの話をしたけど、Macでハ×ゲームのサイトへ行くと”お客様のOSまたはブラウザではハ×ゲームはご利用頂けません WindowsOSおよびInternet Explorer6.0のブラウザをご使用下さい”ってMacユーザーは完全に門前払いなのよ。

サイトの中がどんなのかも全く見られなくて「てやんでぇべらぼうめぇ!何て手前勝手で無礼なサイトなんでぇ!こちとらwinもieも大嫌いでぇ!」と思うのよ。フンだ!

結局、クイックメイクを4部屋しかしないで昼休みに入った。今いるお客様が夕方ぐらいから一斉に帰り始めるということで、先が思いやられる。

早番チームが昼休みを終え、休憩室にはSさんとフロント渦巻き君と私の三人になった。Sさんに、私と仲良くしてくれてる男友達の写メを見せていたら「みかやんてアゴフェチですね」と言われた。そういやX君もアゴがご立派。

自分では尻フェチ以外の何者でもないと思っていたけど、言われてみればアゴフェチでもあるようだ。かと言って尻のように割れたアゴは好きではない。アンタッチャブルの山崎さんゴメンナサイだ。

渦巻き君が渦巻き家のマンション事情を話してくれた。渦巻き君はススキノのマンションに住んでいて、向かいの部屋には絶世の美女が住んでいるそうだ。その美女は夜な夜な男を取っ替え引っ替え遊んでいて、何者なんだ?と思っていたら、デリヘル嬢だったそうだ。

更に渦巻き君のマンションには、露出の多いド派手な服装をした半端無いおデブちゃん達が頻繁に出入りしている部屋があって、あの部屋はなんなんだ?と思っていたら、そこはデブ専デリヘルの事務所だったそうだ。

さすがススキノのマンション!ススキノのマンション恐るべし!

みかやん「あはは!いいねぇ。渦巻き君のマンションは楽しそうだね。今度みんなで遊びに行きたいよ〜♪」

渦巻き君「デブ専のデリヘル嬢はホントに凄いんですから。Cさんみたいに中途半端に太ってるんじゃなくて、有り得ない太り方なんです。Eさんの4人分みたいな。そんな身体に夏はキャミソールにミニスカートですよ。そんなのが2〜3人で歩いてるんですから」

Sさん「あはは!うちも見たい!」

渦巻き君「そのおデブちゃん達が3人ぐらいで、コンビニ行って弁当やら食材を山ほど大量に買い込んで帰ってくるんですよ。圧倒されますって」

Eさんの4人分ってことは軽く見積もっても160キロだ。凄すぎる。だけど、需要があるからデブ専のデリヘル事務所なるものが誕生するんだよね。私のアゴフェチや尻フェチに比べたら、デブフェチは圧倒的に多いんだろうね。

昼休み明けも思ったよりお客様の出入りもなく、満室のまま不気味な静けさが漂っていた。「今日は目標10部屋ですか?」なんて冗談を言っていたら、お客様が一気に帰り始めて急に忙しくなった。

Sさんは「ぎゃ〜!うちまだ終わってません!待ってて下さい」とか「ぎゃ〜!うちまだこれからです。待ってて下さい」と、いちいち大騒ぎだ。待ってるわけにはいかないので、手伝い助け合いながら部屋を回った。

帰る頃、Sさんが呟いた。

Sさん「みかやんがもう1部屋やる!と言っても、うちはもう無理ですよ。あと1部屋で20部屋だ!なんて言わないで下さいね」

みかやん「時間的にもう、この部屋で最後じゃない?」

Sさん「はあぁ。良かった。今日は頑張りました。うちら今日はホントによく頑張りましたよね」

みかやん「だよね。昼からの3時間で15部屋だもんね。頑張った方だよね」

Sさん「頑張った方じゃないですよ。みかやん、頑張り過ぎですよ。うちも今日はホントに頑張りました」

そう言ってSさんは満足そうに微笑んだ。

-----今、思えば(今日は5月30日)、この頃は久々に体調が万全だった。
11:30-17:00 本メイク7部屋

今日は、Uさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)と$君(10代後半・ギター少年)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。

最近、客室のライターが替わったが、どうも不良品が多いらしい。

出動前の引き継ぎでフロント二宮和也似君が「系列店でライターの火が大きく出たまま戻らず、お客様から”前髪と眉毛が焼けた。メガネが溶けた。弁償しろ”とクレームが入りましたので、必ずチェックして下さい」と言われた。

いつもチェックはしているけど、チェックの時に前髪や眉毛が燃えたらイヤだわねぇ。火の出具合の調節の時も気をつけなきゃ。ライターの火が大きく出たまま戻らなくて、驚いて放り投げたりしてボヤ騒ぎでも起こしたら大変だもんね。

昨日は腰痛の為に飲み会に参加しなかった$君だが、腰痛も治まって元気だった。Eさんの話によれば、昨日は「アイタタタ」と腰を押さえながらベッドを組んだりして、X君に勝るとも劣らないお爺ちゃん状態だったらしい。

見かねてEさんが風呂掃除を代わってあげていたそうだが、今日は心配なさそうだ。腰痛は一過性のものだったようだ。

昨日もみんなで話してたけど、やっぱり「腰は男の命だからね〜」だ。

朝からみんなに「昨日の帰り、X君とどこ行ったのさ?」と冷やかされたけど、出動したら改めてSさんにも聞かれ「今日、仕事だし、普通に大通り駅まで歩いて地下鉄で帰ったよ」と答えた。紛れもない事実だもの。

何か疑われているような気がしたのは気のせいだろうか?

昼休みは先日に続いてフロント可愛い人が”MAXオヤジ”の話をしてくれた。

MAXオヤジ様は、寿司オヤジ様の次ぐらいによくお見えになる60代男性で、月1ぐらいの割合で定期的にMAXという強壮剤(4種の蛇エキス配合らしい)を1万円分ずつお買い上げになるそうだ。

強壮剤に頼らなければ心許ないのか、頻繁にラブホ通いをし過ぎていて強壮剤が必要なのかは謎。

それにしても60代男性ってお盛んというかお達者というか…私なんかは中学生の頃に性的欲求のピークを迎えて、それからは枯渇するばかりだ。というのは単に思い込みで、実は枯渇してないからエログロい夢をみたり、ベッドメイク中に鼻血を出したりするんだろうか?

心の欲求は枯渇してなくても、身体の方が枯渇しきってるのかも。あちこちカサカサよね(哀)。あーあーあーあー。

昼休み明けは4P部屋の本メイクに当たった。忘れてたけど今日は4P部屋担当のSさんとペアだったから、逃れられないサダメだったのだろう。

Sさんと組むと、突然モニターの画面が乱れたり、大音量でBGMが流れたり、ジェットバスのスイッチが入ったりして、飛び上がるほど怖い思いをしてきたけど、今日は突然4P部屋のブレーカーが落ちた。

外がまだ明るかったからそれほど怖くはなかったけど、広〜い4P部屋の部屋と風呂に別々に居て真っ暗になったら本気で怖いので勘弁してほしい。

今日は金曜日で元々暇だった上に工事が重なった為か、17時で早帰りになった。
桜は無くても花見会
今日は、会社がタダ酒を飲ませてくれてタダ飯を食わせてくれる有り難い日(花見会という名の飲み会。だって桜なんかまだ全然咲いてないも〜ん)なので、X君とTさんと待ち合わせて勇んで会場へ。

私の右隣がX君、左隣がEさん、向かい側に右からUさんCさんTさんの順に席についた。すき焼き、しゃぶしゃぶ、寿司食べ放題なので、みんな気合いが入っていた。

最初に社員さんが「ビールの人?」と聞いたら、大多数の人が挙手していた。X君も私も普段はビールを飲まないが、面倒な気がしたので手を挙げてみた。

そして二人ともビールの罠にハマった。

ビールは普段飲み慣れてないので、そのほろ苦い味で酔ったつもりになるし、困ったことに目の前にジョッキが有ると他所の班の人達がご丁寧にお酌をしに来て下さる。わんこ蕎麦並みのわんこビール状態だ。

いつもより早い時間から酔ったために記憶が曖昧だ。ほろ酔いのX君が面白かったからX君のことだけは覚えてるんだけど。

何気に掘り炬燵の下の足元を見たら、偶然にもX君と私の靴下がお揃いだった。「靴下がお揃いだよ〜♪」と言うと、X君は満面の笑みを浮かべながら私の足の甲をポンポンポンポンと踏み、私のスネをトントントントンと蹴った。

意味分かんないけど可愛いよね。

その前に、私がUさんにも気を遣って小皿を配ったり肉をよそったり、話しかけられれば笑顔で答えてるのを見てX君が軽く驚いていた。

Uさんが席を外したので「Uさんにも気を遣ってるんだ。偉いでしょ?頑張ってるでしょ?頭、撫で撫でしてほしいぐらいだよ」と言ったら、X君が何度も何度も頭を撫でてくれたので、酔ってはいたけど照れた。

そうこうしているうちに、みんな席を外してしまってテーブルにはX君と私だけ。そこへ支配人様がおいでなすって「X君、可愛そうに。逃げ遅れたのかい?」みたいなことを言ったら、X君はそうでもないようなことを答えた。

支配人様ったら何てことを!と思いながら「あたしゃX君を逃がしませんよ。この、蟻地獄?蜘蛛の巣?それがまたいいんだよね、X君」と聞いたら、X君はニコニコしながら「うん♪」と答え、支配人様も呆れて席を離れた。

トイレへ立とうとしてX君がよろめいたので「お爺ちゃん!しっかり!」と言って手を繋いでトイレに行って、私もトイレの前の段差で躓いた。X君と連れションの時はいつも「待っててね」と言うが、トイレから出るのは同時だったり私が待たされたりだ。

普通は女の方がトイレが長いよね。今回もトイレのドアを開けたら、X君も向かい側でトイレのドアを開けていて、完璧に同時だった。そっか、X君は巨根であらせられるから出すのも収納するのも大変なのよね!と言おうとして止めた。

シモネタが止まらなくなると困るので自主規制した。酔っていても自制心は働くのね。ちゃんと手を繋いで席へ戻って間もなくお開きになった。

みんなは二次会でいつものカラオケ屋さんへ行くようで、X君も私もこれ以上飲んだら危険かも知れないのに、強制連行されそうな勢いだ。外でみんなが、どーする?行く?行かない?と言っている間もX君としっかり手を繋いでいたら、フロント二宮和也似君に冷やかされた。

「これからホテル行くなら、他所のホテルへ行かないで、自社ホテルへ行って下さいね(笑)」だってさ。「はい。わかりました」と言えるワケがない(笑)。

観念してカラオケ屋さんへ行こうとしたらX君が閃いた。X君の「カラオケ行くフリして、そのまま店の前を通り過ぎちゃおう♪」という名案に乗った。作戦は大成功で二人で大笑いした。

とはいっても、その後ホテルへなんか行くハズもなく、即すすきのから地下街に入って、大通りを目指してテクテク歩いた。話ながら手を繋いで歩いていて気付いたらバスセンターまで歩いていて、慌てて引き返したぐらいにして。

X君を別改札で見送って、私も地下鉄の最終に間に合った。すすきのから大通りまで何時間かかって歩いてたんだか。洒落たカフェでコーヒーでも飲んで帰れば良かったかも。

実は小心者で大勢の中に居る時は特に手を繋いでないと不安で仕方ないという事実は内緒ってことで。

画像はX君の魅惑の立派なアゴ。縦撮りにしても見切れてしまう雄々しさ(笑)。
11:30-17:30 クイックメイク15部屋+廊下掃除

今日は、Sさん(10代後半・初バイト)と#さん(60代前半・元美容師)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の勤務。

出動するとEさんが「Sさん、変わったよね」と言い出した。

Eさん「我が出てきたって言うの?機嫌良い時と悪い時の差が激しいし、あの言い方だし。最近、可愛くない時の方が多くない?」

みかやん「そんな日も有るんじゃないんですかねぇ?」

Eさん「こないだ、みかやんとX君が5日の飲み会の待ち合わせ場所の話をしてた時、”ココでいいじゃないですかっ!”って怒鳴ったよね。X君とみかやんがラブラブで話を聞いてられなくても、怒鳴ることないでしょ。Sさんは待ち合わせに関係ないんだから」

みかやん「ラブラブじゃないですから。って、あの時は私も軽く驚きましたけど」

Eさん「若い女の子なのにアレじゃちょっとねぇ…。今からあんなんじゃ私ぐらいのトシになったら、どうなってるんだか」

さすがにEさんも私も40年後のSさんの姿は見届けられない気が・・・。

昼休みはフロント可愛い人が”寿司オヤジ”の話をしてくれた。数年前から週に4〜5回ほどココへ通ってきて下さる60代の常連さんで、来ると必ず特上の寿司の出前を頼み、特上寿司以外の物の注文を受けたことがないそうだ。

みかやん「そういや、エレベーターの中にカラの寿司桶が乗ってるのをよく見かけますよね」

可愛い人「殆ど、その寿司オヤジが食べた後の桶だと思うよ」

Eさん「だけど、よくお金が続くよねぇ。週に4〜5回来て特上寿司でしょ。お金持ってるんだねぇ」

可愛い人「大手企業の会長とか役員なんじゃないの?」

みかやん「凄い道楽ですよね」

Eさん「いいなぁ。会う度に特上寿司を食べさせてくれるような金持ちの寿司爺さんが、私の前にも現れてくれないかなぁ」

私だったら、寿司爺さんよりもオムライス爺さんとか…や、やっぱり爺さんより兄ちゃんだよね。オムライス兄ちゃんとかカルボナーラ兄ちゃんとか天丼兄ちゃんとかカツ丼兄ちゃんがいいな♪って誰も聞いてないから。

今日の水道工事終了後、私達は廊下掃除をすることになった。ビニールシートを敷いていても沢山の業者さん達が作業をした後は埃っぽかったりする。

廊下掃除は、一方の隊が10階9階を担当したら、もう一方が8階7階を担当して、2階分ずつ掃除機がけや拭き掃除をする。1隊が先に出動する場合は、もう1隊の為に社員さんへ「10階行きます」とか「7階行きます」と言付けてから出動している。

ところが今日はSさんの隊は何の伝言もなく出動したので、Sさん達が上の階に居るのを確認してから下の階の廊下掃除をした。とっとと廊下掃除を終え、私達が下の階のベッドメイクに戻ると、廊下から掃除機の音が聞こえてきた。

「あらら。この階の廊下掃除は私達がやったのに。Sさんに言ってきますね」と言って部屋を出て、部屋へ戻るとEさんが怒り狂っていた(怖)。

Eさん「Sさんだったら!1年以上もココにいて、なんて馬鹿なことをやってるの!#さんみたいな新人を連れてるんだから、しっかりしなきゃなんないのに!有り得ないわ!こんなにも頭の悪い子だと思わなかった(怒)」

みかやん「しっかりしなきゃ!って気持ちが裏目に出たんじゃないでしょうか?」

Eさん「私達を捜すなり、社員さんに確認すれば、こんな馬鹿なことをしなくて済むでしょ!モニターを見れば私達がベッドメイクしてないことも分かるんだから」

みかやん「や、やっぱりまだ子供っていうか…」

Eさん「同じ時給で働いてて子供とか年寄りとか関係無いはずでしょ!」

みかやん「すみません」

Eさん「みかやんを怒ってるんじゃないの。こんなだから#さんも$君も上手く育たないのさ。やっぱり新人は暫く私かみかやんで面倒見ないと他の人には任せられないわ!」

Eさんは、#さんや$君が思うように育っていないことや、CさんやSさんやUさんには新人を任せられない現状に苛立っているご様子だった。とてもじゃないけどCさんやUさんに新人を任せられないことに対しては同感だ。

あの人達にはまず自分の仕事をきっちりとして貰わないと…。

帰る頃になってEさんは「19歳っていったら、まだ子供だもんね。お子ちゃまだもんね。おままごとしてるみたいなもんだもんね」と呟いていた。
11:30-17:30 本メイク5部屋+クイックメイク7部屋+水道チェック

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。

先日、Sさんと$君と私の三人勤務だった時のツンデレ喫茶嬢ぶりとは打って変わって、Sさんは朝から私にハイテンションで絡んできて、超が付くほどゴキゲンだった。

やっぱり$君に対してまだ人見知りしているのだろうし、トシが近い分、逆に男として意識してしまう部分も有るのだろう。私なんかは女として意識されてないから、X君にしろ$君にしろ、それはそれはフレンドリーに接してくれるからねー!だ(泣)。

出動前にモニターを見ると、異常に売り止めの部屋が多く、その分客数が少なかった。昨日から館内で水道工事が始まり、ゴールデンウィーク頃まで続くらしい。工事はその日によって、階毎に行われたり各階のL字型建物の片方向だけ行われたりするそうだ。

出動して様子を見てみると、今日はL字型建物の片側だけ工事が行われていて、廊下に青いシートが敷かれていたり、暗い廊下の中で水道管部分がライトアップされていたり、沢山の工事業者さん達が居たりで、想像していたよりも物々しい感じだった。

これではヒトサマに見られると都合の悪いカップルなら怯んでしまうだろう。どおりで客数が少ないはずだ。

みかやん「これじゃお客様もあずましくない(北海道弁:落ち着かない・居心地が悪い)だろうさ。例えば、浮気妻が不倫相手と部屋を出たとして、廊下で旦那が工事してたりしたら、笑えなくない?」

Sさん「笑えないどころか、大変なことになるんじゃないですか?うちらも落ち着かないですよ。仕事しにくいじゃないですか。お客さんだ!と思って隠れたら業者さんだったり、業者さんだと思って油断してたらお客さんだったりするんですよ。うち、怖いです」

みかやん「そう言われれば、そうだよね」

今日の工事が15時で終わり、私達は各部屋を回って洗面所と風呂の水道水を出しっぱなしにし、錆が混じった茶色い水が出ないか確認したり、茶色い水が出た場合は透明になるまで水を流し続けた後、洗面所と風呂の拭き掃除をした。

水道チェック作業が終わると、元々客数が少なかった為に30分の早帰りになった。
11:00-18:00 クイックメイク32部屋+リネン折り+風呂のみ6部屋

今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)、Tさん(同い年・ホテルC出身)と$君(10代後半・ギター少年)が遅番、Zさん(20代後半・ZARD似)と私が早番の勤務だったが、Zさんは今日も風邪で欠勤した。

私は遅番隊が出動するまで30分間、一人で風呂のみの掃除をして回ることになった。30分で6風呂だから結構頑張った方だろう。その後、Tさんと$君の隊に合流した。

ベッド組み中に$君が「お陰様で他のバイト(掛け持ち)も決まったんですよ」と話してくれた。聞けば、朝5時起床で5時半に家を出て、別ビルで掃除のバイトをしてからココで数時間働いて、深夜まで別ホテルで食器洗いのバイトをして0時に帰宅だそうだ。

ま、かつては私も30過ぎてまさかの一日17時間労働をしていた身なので、どうこう言えないけど、若くたってなかなかどうして大変だと思う。まだ若いんだし、そんなに急いで夢を追いかけなくても…と思ったりもする。

バイトに追われて肝心なギターの練習が出来なかったら、それはそれで困るんじゃないのかなぁ???

みかやん「どのバイトもオバサンが多いんでしょ?若い男の子はオバの中で働いた方が幸せらしいよ。どんな鬼ババアもクソババアも若い男の子には甘いからね」

$君「はい。オバサン、嫌いじゃないんで。あ…その…イヤラシイ意味じゃなくて(汗)」

みかやん「や、別に$君がイヤラシ〜く”オバサンが好き♪うへへ”だなんて言ったとは思ってないよ」

そっか。$君が私に懐いてくれたり、一生懸命に私に話しかけてくれたりするのは、$君の中で私は程良くオバサンなんだろう。チーム60(Eさん、Cさん、#さんの60代チーム)と同じ枠で括られなくて良かった。

今日は、孤独にも負けず風呂掃除のみ6部屋をこなしてから合流したというのに、いざベッドメイクを始めたら垢だらけの風呂にばかり当たって萎えた。

しかもボトル入りのシャンプーやリンスが「もしや誤飲ですか?」と思うぐらい減っていて、補充に時間がかかって散々だった。

そうは言っても三人勤務は慌ただしいし、$君だってまだ少し手が掛かる…と思っていたら、Tさんが甲斐甲斐しく$君の面倒を見ていてくれたので助かった。

ようやく今日最後の部屋にこぎ着けて、玄関の前で固まった。一瞬、隣の部屋から艶めかしい女性の声が聞こえてきたからだ。固まっている私に$君が「どうかしたんですか?」と声をかけてきた。

みかやん「今、声、聞こえなかった?」

$君「いいえ」

みかやん「ええーっ!聞こえなかったの?」

$君「え?どんな声ですか?」

みかやん「”あ〜あ〜あ〜あ〜ああ〜〜んっ”って(照・真似させないでよね)」

「ええっ!聞こえませんでした!」と言った$君があまりにもあまりにも残念そうだった。

なので”伝説のギャーッ!の部屋”の話
( http://diarynote.jp/d/26700/20050820.html )
をして差し上げた。

話を聞き終えた後の$君は、どこか満足そうだった。

こんな楽しみ(?)も有ると思えば$君も一層この仕事に励んでくれるよね。ね。
11:00-18:00 クイックメイク31部屋+ベッドのみ1+リネン折り+廊下掃除

今日は、Zさん(20代後半・ZARD似)とSさん(10代後半・初バイト)が遅番、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、$君(10代後半・ギター少年)と私が早番の勤務だったが、Zさんが風邪でお休みで、私達の隊にSさんが加わった。

$君と私はゲイの話で盛り上がっていた。

$君「俺、ゲイだけはどうしても理解出来ません」

みかやん「もし羽交い締めにされて男に犯されたりしたら、どーする?」

$君「自殺します」

みかやん「ま、今はそう言ってても、そーゆー人に限って”男の方がイイ!”なんてゲイに走るかも知れないよね」

$君「無い無い!無いです!だって男と男って…そんなぁ…うわぁ〜」

と話しているところへSさんが合流して、Sさんは何かご機嫌斜めな様子だった。

そうこうしているうちに4P部屋に当たってしまい、いつもどおり「さすが4P部屋担当者!4P部屋が空いたら担当せずにいられないんだね」と冷やかすと、Sさんはますますツンデレ喫茶状態になった(滝汗)。

4P部屋でも$君と私はゲイの話に夢中だった。

$君「男4人でこの部屋を使ったりもするんですか?」

みかやん「今のところ聞いたことないけど、そのうちきっと来るよ。男6人とか男8人だったりしたら、どーする?」

$君「うわぁ〜。有り得ないですよ!考えられません!想像しただけで…」

みかやん「さすがにその部屋のベッドメイクはしたくないよね。男二人でも運動部の部室みたいな匂いやら白子臭やらが半端なかったりするし」

$君「うわぁ〜。キツそうですね〜」

と話していても、Sさんは私達の話にはいっさい絡んでこなかった。X君と私の話には即、絡んでくるのに。

そういや、同じようにX君とゲイの話をしてたことがあったけど、そんときX君は「ゲイに走るかも?」みたいなことを言ってたけど、実際どうなったんだろ?X君はいつも「兄ちゃんが」とか「兄ちゃんと」と兄ちゃん兄ちゃん言ってるけど、実兄じゃなくて他人だったりして(汗)。

昼休みは私が冷やかされた。

Eさん「フロント渦巻き君ね、5日に会社の飲み会に行ったらX君とみかやんに見せつけられるからって3日に行くことにしたんだって」

渦巻き君「Eさんに”あの二人、ラブラブで酷いんだから。助けて!”って言われましたよ」

みかやん「”酷い”って…。全然そんなことないのに(X君は優しいからノリで付き合ってくれてるんだってば)」

Eさん「渦巻き君に一度どんなもんか見てごらん!酷いんだから!って言ったのに」

みかやん「見せませんよ」

渦巻き君「見ませんよ(笑)」

全く、私が居ない間にどんな話をしてるんだか。”酷い”って何さ酷いって。

夕方、ベッドを組んでいると突然$君に「みかやんて若いですね」と言われて動揺した。

みかやん「き、気持ちだけね(苦笑)。あたしゃ昔から老け顔で同級生にも”姉ちゃん!”って呼ばれてたんだから」

$君「いえいえ。話してみたらもっと若いですよ」

みかやん「や…全然そんなことないって。馬鹿なだけだし」

$君「いえいえ!」

私が謙遜して(え?)「年寄りだから」とか「太ってるから」と言おうものなら、$君は即しかも全力で否定してくれる。なんていい子なんだ!

一方、Sさんと$君はトシも1歳違いで、さぞ話も弾むだろうと思っていたが、全く話さない。でもSさんは$君に随分と気を遣っている素振り。ツンデレ喫茶状態なのではなくて、Sさんは$君に対してまだ人見知りをしているようだ。

X君は土日祝祭日しか来ないし完全にフロントの人になってしまったから、これからは若いSさんと$君で協力して我が班を引っ張ってって欲しいものだ。
11:30-17:30 本メイク4部屋+クイックメイク7部屋

今日はTさん(同い年・ホテルC出身)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。

#さんの話によると私が三連休の間、Cさんが「17日に組んでから、ずっとみかやんと組んでない」とか「みかやんと組まない日が続いたら疲れてダメだ」と言って寂しがっていたそうだ。

#さん「みかやんのこと”あの子はぶっきらぼうで男みたいなところもあるけど、気持ちは一番優しいんだわ。他人にもハッキリ言うし、自分のこともハッキリ言うからいいのさ。面白い子だよ”って褒めてたわよ」

みかやん「それって褒めてるのかなぁ?(汗)」

#さん「褒めてるのよ。”わちが仕事し易いように行く先々で手伝ってくれるし、母さんまだ鏡汚いよとか、母さん化粧品足りないよって、わちの仕事のあともさり気なく見ててくれて、助けてもらってばっかりだ”って言ってたもの」

みかやん「辞めたDさんがそーゆー人だったから見習わないと!と思ってさ。組んだ相手が仕事し易いようにし易いように先回りして動いててくれてたから」

#さん「”わちば手伝ってばかりで、わちと組んだら疲れるべさ?って聞いても、ダイエット中だから働かないと!って笑ってるんだわ。自分の仕事だけチャッチャとやって早いでしょ!みたいな人とは違うもの。格が違うんだわ”だってさ」

みかやん「Cさんたら何か欲しいものでもあるんだろうか?」

#さん「で…ねぇ。”Eさんとは大違い!”って言ってた」

みかやん「あ…それが言いたかったんだ(汗)」

Cさんてば、こないだEさんとモメたのをまだ根に持ってたのね。結局、モメた原因は分からないままだけど、そっとしておこう。

部屋を移動しようとしたら、お客様が廊下を彷徨ってらっしゃったので慌てて隠れた。目的の部屋を探せなかったり、階下のパネルで選んできた部屋番号を忘れたりで、廊下を彷徨うのが年配客だ。

階下のパネルで部屋を選んだら、部屋番号が書かれたレシートみたいな紙が出てくるのに、それも老眼で見えないらしい(哀)。

#さんは「今日も私と同年代ぐらいのお客さんばっかり。ホントにココって年配客が多いのね」と言ってたけど、#さんと組んだ日は特に年配客との遭遇確率が上がる気がする。

類は友を呼ぶというやつなのか、#さんが引き寄せてしまうのか…どっちにしても部屋を出るに出られない。

部屋の玄関に隠れながら、お客様が通り過ぎるのを待っていたら、ふいに「ハックション!」と思いっきりクシャミが出た(汗)。すると男性客が女性客に「今、誰か”クソッ!”って言わなかったか?」と尋ね、女性客は「咳じゃないの?」と答えていた。

違うって!クシャミだから。「クソッ!」なんて言ってないし。

部屋で聞いてて倒れそうだった。年配客は耳も悪くて困るよ。どーでもいいから早く部屋に入ってくれって感じ。

ようやく声嗄れが治ったと思ったら、今度はクシャミだ。帰ったら暖かくして寝よう。
11:30-18:00 本メイク5部屋+クイックメイク12部屋

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)、Tさん(同い年・ホテルC出身)と$君(10代後半・ギター少年)と私の勤務。

お気の毒なことに昨日までで4回連続、Tさんと愚鈍さん改めUさんがペアを組んでいたそうで「危うく5連チャンになるところだった」と、クジ引きのあとTさんが大きな胸を撫で下ろしていた。

更にお気の毒なことに、昨日のクジ引きでTさんと愚鈍さん改めUさんのペアが決まったとたん、Tさんは愚鈍さん改めUさんに「また!?(ウンザリ)」と言われたそうで、「私の方が”また!?”って言いたかったよ」と嘆いていた。

心中お察ししますヮ(哀)>Tさん
愚鈍さん改めUさんたら相変わらずだわ。

最近また愚鈍さん改めUさんに悪い霊が憑いたようで、どーゆー根拠か知らないけど「Tさんよりも私の方が仕事も出来るし人気者よ。Tさんより私の方が上」と勘違いした言動が目立つ。

Tさんも私のように大きな被害に遭わなきゃいいけど…。悪霊の仕業だから仕方ないのかなぁ。

取り敢えず愚鈍さん改めUさんのことは忘れて、三人で和気藹々と仕事をした。

昼休み、いつもは昼ご飯を食べない$君が「今日、俺、腹が空きました」と近所のコンビニで弁当を買ってきた。$君は異常な早食いだそうで、普通に食べているつもりでも「急いでるの?」と聞かれるそうだ。「食べてる姿は見ないで下さい」と言われたが、そうはいかない(笑)。

みかやん「さ、みんな!ガン見だよ〜」

$君「見、見ないで下さいよ〜」

みかやん「じゃ、チラ見程度で(笑)。つーか、オバサン二人で$君の若いエネルギーを吸い取ってたから、お腹空いたんだよね。ごめんね〜」

みんなで笑っている間に$君は牛丼と焼きそばを完食していた。早っ!

夕方、風呂掃除をしていると、トイレから$君が「あのぅ。コレってブラシで擦った方がいいんですよね?」と声をかけてきたので見に行くと、便器にウン○が飛び散っていた。

みかやん「うん。ブラシで擦った方がいいよ。素手で取る勇気が有れば別だけど」

$君「いえ。擦ります」

みかやん「ウン○に当たっちゃったかい…可愛そうに」

$君「俺、ココに来た初日に当たりましたよ。風呂の排水口を開けたら早速ウン○が有って…」

みかやん「初日から大当たりかい!ま、洗礼みたいなもんだからね。で、自分で始末したの?」

$君「いえ。A班の先輩が取ってくれました」

だよね〜。10代の少年が初日からウン○じゃ、あまりに不憫だよね。

そのうち、ゲーリーやらゲ□やら白子にも遭遇するだろうけど、逞しく成長しておくれ>$君!
11:00-18:00 クイックメイク15部屋+ベッドのみ1部屋

今日は、Tさん(同い年・ホテルC出身)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)が遅番、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、$君(10代後半・ギター少年)と私が早番の勤務。

前回の緊張が嘘のように、$君といろんな話をしながらベッドメイクをした。$君も話してみると面白い子だ。

$君「俺、ココって普通のビジネスホテルだと思ってたんです。入って三日目ぐらいで異変に気付いて…ココってラブホだったんだ!って驚きました」

みかやん「あはは!異変て。なんで三日もかかるのさ。気付いてよ〜(笑)」

私がツボにハマって笑い転げると$君もニコニコと笑ってた。

本人には言わなかったけど、普通は枕元のスキンを見た時点で気付くよね(笑)。業務用エレベーター前には大人のおもちゃが置かれていたり、作業室にはコスプレの衣装が干してあったりするんだもの。明らかにラブホじゃん!

うちのラブホはパッと見ビジネスホテルだから、辞めたBさんも「ビジネスホテルだと思って面接を受けて、入ってみたらラブホでビックリした」と言ってたけど、Bさんだって気付くのに三日もかからなかったハズだ。

逆に、お城の形をしたワンガレージ式のいかにもラブホなホテルに入ったら、枕元にお約束のスキンが無かった為にフロントへ連絡すると「うちは、そーゆーホテルではありません」と言われたという知人もいるけど(笑)。

続いて、$君と音楽の話になった。

$君「俺、昔の洋楽しか聴かないんですよ。ローリング・ストーンズとかクイーンとかディープ・パープルとかイーグルスとか。知ってますか?」

みかやん「そりゃ知ってるよ〜。私はあと、CCRとかドゥービー・ブラザーズとか、その後のハノイ・ロックスなんかも好きだったよ」

$君「俺も知ってますよ。あと、俺はツェッペリンとかクランプトンとかオジー・オズボーンも好きです」

みかやん「ギタリストと言えばランディー・ローズだよね」

$君「俺が一番尊敬してるギタリストがランディー・ローズですよ!その後の時代だと俺はガンズですね」

みかやん「ガンズ・アンド・ローゼズだよね!なんて懐かしい!10代の子からガンズと聞くとは思わなかったよ」

私は洋楽好きの母の影響で、洋楽を聴いて育った。小学校の同級生が皆、昭和歌謡一色に染まっていた頃も私は一人洋楽かぶれになっていた。$君は$君で同世代の子とは音楽の話が合わないそうだ。あまりのことに二人ともすっかり興奮して話してた。

TOTOやU2やホワイトスネイク、TレックスやZZトップ、10ccなんかも懐かしいったらありゃしない。子供の頃に聴いてた曲って、今でも覚えてるもんだ。

$君は「俺、東京行ってギターを弾くのが夢なんです。東京で音楽関係の仕事をしてる親戚が居るんで、そこに行くって決めたんです。だから最低1年はココでバイトしてお金を貯めて…」と目を輝かせて熱く夢を語っていた。

若いって素晴らしい!のひとことだ。若くても明確な目標を持ってる子は、どこか違う。

やっぱり、この世に無くてはならないものは愛と音楽だよね。$君も帰りには「今日はみかやんと音楽の話が出来て良かったです。感激しました」と言っていた。

$君、頑張れ!頑張って立派なギタリストになっておくれ。
11:30-18:00 クイックメイク21部屋+ベッドのみ1部屋

今日は、Cさん(60代前半・元看護師)と#さん(60代前半・元美容師)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。

我が班には「イヤだと思う相手とペアを組んでしまう」というジンクスが有るが、最近では「Sさんと組むと4P部屋に当たる」というジンクスも有る。その為、Sさんは「4P部屋担当者」と呼ばれるようになっていた。

出動前のクジ引きで、Cさんと#さんの隊が最上階のミストサウナ付きの部屋からスタートとなり、Sさんと私の隊は最上階の4P部屋からのスタートになった。行きのエレベーターの中で、Sさんは早速お姐様がたにからかわれた。

Cさん「大当たりだべしゃ!さすが担当者!うしゃしゃしゃ(笑)」

#さん「私らは担当者じゃないから4P部屋に当たっても困るもんね(笑)」

みかやん「Sさんとペアのクジを引いた時点で”あぁ今日は4P部屋に行かなきゃなんないんだ”って諦めたもん。4P部屋は大変だけど担当者が居るから大丈夫(笑)」

Sさん「うちは担当者じゃありませんっ!うちなんかいつも山ほどの食器に当たって食器洗いだけで泣きそうなのに!みかやんと組んだら、みかやんばかりラッキーで、うちなんかベチャベチャの風呂とか山盛りの食器に当たって最悪だもん!うちなんか…うちなんか…」

みかやん「あたしゃ基本的に強運だからね。仕事が早いんじゃなくて運がいいんだよ」

#さん「はい。最上階に着いたよ。じゃ担当者の方、頑張って!」

Cさん「お願いしま〜す♪しゃはははは!」

Sさんて、いちいち悲観的な子だ。「次はうちが部屋&洗面係だから洗う食器がてんこ盛りだ」とか「次はうちが風呂係だから、絶対に風呂がベチャベチャで垢だらけなんだ」とか言って、物凄くネガティブだ。

そして次の部屋へ行くとSさんが言ったとおりに、洗う食器はてんこ盛りで、風呂は蒸気でベチャベチャで垢と泡でドロドロになっている。私には、Sさん自ら不運のスパイラルへ飛び込んで行ってるようにしか見えない。

Sさんの口癖は「無理!」「最悪!」「ダメ!」「出来ない!」「もうイヤ!」などで、どれもマイナスの言葉ばかりだ。こうなると完璧な不運体質とでもいうのか、言葉を発する度に不運を呼び寄せている感じがする。

Sさんが人一倍4P部屋に当たって「4P部屋担当者」と呼ばれるまでになったのも「うちが最上階に居る間に4P部屋が空いて、うちが行くことになるんだ」とか「あ!4P部屋が空いた!きっとうちが当たるんだ」と言うから、その通りになるんだと思う。

私が子供の頃、祖母が「実現して欲しくないことを口に出すと”願い”として天に届いて叶ってしまうからね。実現したら嬉しいことだけ口にしなさいね」と(これを函館弁で)言っていたが、本当にそうだと思う。

さっきSさんは「みかやんと組んだら、みかやんばかりラッキーで」云々と言っていたけど、私だってSさんと組んだ日は、Sさんの超マイナス波動砲撃をかわすのに必死なんだから。

ま、Sさんと私は仲が悪いわけじゃなくて、仕事で一緒になることが多かった分、割と言いたいことが言い合えるんであって、悪口をいうつもりはない。

Sさんがマイナスモードになれば私が「Sさんなら大丈夫」と宥め賺し、私がムカつきモードになればSさんが「気のせいですよ」と気持ちを逸らしてくれる。考えたら、持ちつ持たれつというか、お互い様よね。

てなわけで、4P部屋担当者と楽しみながら4P部屋のベッドメイクをすることにした。

恐ろしく長〜い前置きはこの辺にして…と言いつつ、今日の日記もこれで終わり。
11:00-18:00 クイックメイク19部屋+リネン折り

今日は、Tさん(同い年・ホテルC出身)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)が遅番、Sさん(10代後半・初バイト)とZさん(20代後半・ZARD似)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と$君(10代後半・ギター少年)と私が早番の勤務。

通勤途中で信号待ちをしていたら、物凄くイケテそうな男の子が向かい側を歩いていた。メガネをしていなかった為に良く見えず、懸命に目を細めていたら、その男の子が私に向かってペコリと頭を下げた。うわっ!ガン見してたの気付かれた!と思ったら、その男の子はX君だった。

出動前のクジ引きで、始めて$君と組むことになった。無口な$君と二人で組むなら緊張もするが、Eさんも居て三人勤務なので取り敢えず助かった。

最初からテキパキとそつ無くベッドメイクをしていたP君やX君と違って、$君はとてもマイペースな感じで、まだミスも多い。ラブホQで新人だった頃のOくんを想い出す。

まぁ、手のかかる子ほど可愛いと言うから…。

無口で真面目そうな$君には、お喋りな私もさすがにどう話しかけて良いか分からなかった。

なんたって$君は10代だし、真面目そうだし、ベッド組みの最中に敷き布団の下から妖しげなティッシュや使用済みスキンなどが出てきたりしたら、照れくさいを通り越して気まずい思いをしそうだ。

「何も有りませんように」と祈るような気持ちで$君とベッドを組んだ。しかし、お互いニコリともせず、まるっきり無言でベッドを組むというのも感じが悪い。

高校を卒業したての10代の男の子が、いきなりオバ連の中に入って緊張しているのだろう。だったら何とか緊張を和らげてあげなければ!と思い直して、たわいのない話をした。

昼休み前には私の緊張もほぐれて、普段X君に言ってるような冗談を$君に言ったら、$君がニコニコと微笑んでくれた。黙ってると地味(私も老け顔なので老けているとは書かない)な$君だが、笑ったらとてもあどけなくて可愛かった。

なんだ、可愛いじゃん!いつも笑ってりゃいいのに!と思っていたら、Eさんもしっかり見ていて「やっぱり若い男の子はみかやんに担当して貰わないとダメだわ。$君が笑ったの初めて見たもん!今まで私達がどんなに話しかけても笑ったりしなかったのに!」と言われた。

昼休み、自動車教習所に通っているZさんに、免許持ち組が教習所の思い出を語っていた。

Eさん「仮免合格して路上に出たら、車の前に猫が飛び出してきて、ビックリしてブレーキを踏んだら(先生に)怒られてさ…」

Sさん「ええ!?猫にですか?」

一同「・・・・・(あーあー、Sさんやっちゃった)」

Eさん「そうそう、猫に”危ないニャン!”って怒られてね(冷)。いや、先生に急ブレーキは追突事故の元だ!って怒られてさ。猫を轢くわけにいかないと思ったんだけどね」

赤面するSさんを見て、一同大爆笑だった。

夕方、私達が乗ったエレベーターにX君も乗ってきた。またX君が私の足を蹴ってきたので「Eさん!X君がまた私を蹴るんですよ!」と訴えたら、Eさんに「X君!自分の妻になんてことするの!」と冷やかされて照れてしまった。

今日はエログロい事件に巻き込まれずに済んだので、$君と気まずい思いをすることもなかったし、Eさんもいつもよりテンションが高かったので助かった。早いもので今日で実働一年だった。平穏な一日で何よりだった。
11:30-18:00 本メイク4部屋+クイックメイク5部屋+リネン折り1時間

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)と$君(10代後半・ギター少年)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。

今年ももうすぐ会社主催の飲み会が開催される。有り難いことにタダ酒を飲ませて頂けるので、我が班の面々も張り切って参加させて頂く。

昨年の今頃の飲み会には、辞めたP君(20代前半・元自衛官)やフロントH君(20代後半・統合失調症のため退職)も参加していたのを思い出して、EさんとCさんと私とで「懐かしいねぇ。彼らはどうしているだろうねぇ」と話していた。

するとフロント渦巻き君が「実はわたし、昨年の飲み会の帰りにフロントH君に”ソープへ行こう♪”って誘われたんですよ」と会話に入ってきた。

Eさん「えーっ!で?行ったの?二人で仲良く」

渦巻き君「いえ、行きませんよ!行かなかったから言えるじゃないですか。ベロンベロンに酔っぱらったH君に物凄くしつこく誘われて参りました」

みかやん「そういやH君には当時お気に入りのソープ嬢が居て、ソープ通いをしてたらしいよ。毎回必ずそのソープ嬢を指名してたのに、会う度に”はじめまして”って言われるって嘆いてたもん」

Eさん&渦巻き君「あはは!H君らしいっちゃあH君らしい話だね」

みかやん「H君に”どうしたら印象づけられますか?”と聞かれて私も困って、苦し紛れに”コスプレでもして行ったら?”とか”有り得ない下着で行ったら”って答えたんですよ。結局どうしたんだろう?」

Eさん「もう退院したんだろうかねぇ」

渦巻き君「回復してどこかで働いてるでしょうか?」

みかやん「あれから1年ですか。早いもんですねぇ」

Eさん&渦巻き君「ねぇ〜・・・」

Cさん「H君だら、そんなに女の所にしょっちゅう通ってたのかい?わちだら、若い時からアレ(セックス)なんか月に1回でいいからね。ヤレばいいってもんでもないべさ!飽きるっしょ!しゃはははは!」

Cさんたら話すタイミングがズレまくりだから。Cさんはずっと「ソープってなんだべ?」と考えていたに違いない!だからといって、Cさんにも通じるようにと今時、ソープをトル○と言うのもねぇ。はぁ〜こりゃこりゃ(Cさん風)。

出動すると”ワイン飲み歩きの部屋”に当たった。

テーブルの上、ソファの上、ベッドの枕元、床、スロット台の上と、至る所にトラップのようにワインがこぼれていて、ワイングラスが割れた形跡が無かったのが不思議なほどだ。

みかやん「このお客さん、多分ワイングラスを片手にフラフラと部屋ん中を歩いてて行く先々でワインをこぼしてるんだよね。こんなの絶対、飲んだ量よりこぼした量の方が多いって。何やってんだか」

#さん「ホントはお酒を飲めない人なんじゃない?飲めないのに飲んだってことは、飲まなきゃ出来ないような相手だったんじゃないの?」

みかやん「だよね。酒の勢いが必要だったんだろうね。私は下戸で未成年の童貞君だったんだろうか?なんて想像しちゃったよ」

#さん「勝手にいろんな想像しちゃうよね」

みかやん「するする!お客さんが残した僅かな痕跡から、様々な想像をしちゃうって」

#さん「良かった。私だけじゃなくて」

ラブホQ時代も、みんなで様々な想像をめぐらせて楽しんでいた(言いたい放題ともいう)。部屋の中が変に荒らされていた場合は特にそうだ。妙な部屋の使い方をした犯人像を想像したり、シチュエーションを想像したりが意外と楽しかった。

部屋を荒らされたことに腹を立てて毒づきながら仕事をするより、よほど建設的じゃないか(ホントか?)。

口には出さないだけで、カタブツのSさんだってとんでもない想像をしてそうだ。しかも普段真面目な人に限って、私達より数段エログロい想像をしてそうだ。想像力が逞し過ぎて、エログロい話題に拒絶反応を示すのかも知れない。

・・・なんて、また想像してしまった。どうも、この仕事をしていると想像力が逞しくなるようだ。
11:30-18:30 クイックメイク20部屋+リネン折り

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)とZさん(20代後半・ZARD似)が早番、Sさん(10代後半・初バイト)と私が遅番の勤務。

私は風邪をひいても声をやられるタイプではなかったのに、今回は声嗄れだけが酷い。しかも昨日より一段と嗄れて、ますますオヤジ化だ。みんなにも「声変わりの時期なんじゃないの?」とからかわれる始末。

開き直って「X君はいつ頃、変声期だったの?私、今なの。そのうち喉仏も出てくるかも」などと言うと、X君もノリ良く「まだです」と言って笑ってた。

昨夜から今朝にかけて、4P部屋に10人の若い男女が入り乱れて宿泊していたそうだ。

最近は若者が大人数で4P部屋を利用するパターンが多い。前回も6人ぐらいで4P部屋を利用され、部屋はゴミの山、ポットでココアを沸かされ、グラスを割られたりで酷い目に遭ったのを思い出して、ゾッとする。

10人でいったいナニしてたんだか。見てみたい!と、そそられる気もするけど、そんな部屋にベッドメイクに入りたくない。幸いその4P部屋には他所の班のお姉様方がベッドメイクに入って下さったので、我が班は命拾いをした感じだった。

私達が作業室でリネン折りをしている時、X君は食器洗いをしていた。食器洗いを終えたX君を見ると、ズボンの股間が濡れていたので「あら?X君たらオモラシ?声変わりもまだだし、お子ちゃまね」とからかうと、またノリ良く「あぁちょっと漏れちゃった」と言って笑っていた。

私のしょーもない冗談にもノリ良く付き合ってくれるところに好感が持てるのよ。

リネン折り中に2部屋空いたので、私の隊ともう一隊で出動しようと業務用エレベーターに向かったが、荷物の運搬で使用中だったので、客用エレベーターの方へ向かった。

みんなでエレベーター待ちをしていたら、ドアが開いて中から若いカップルが出てきたので、一同大慌てで逃げまどった。すると女性客が半ば冷めた口調で「別にいいよ!(逃げ隠れしなくても)」と言って下さったので、「すみません」と言ってエレベーターに乗り込んだ。

Sさん「今の女の人、恐い!”別にいいよ!”って吐き捨てたもん!あんな言い方しなくたって!」

みかやん「え?そーお?照れくさかったんじゃない?別に怒ってる風じゃなかったよね」

Sさん「や!怒ってたもん!あの言い方、恐かったもん!」

つーかね、普段のSさんの言い方のほうがツンデレ喫茶風でもっと恐いですから。Sさんの言い方は吐き捨てるというより斬り捨てるという感じで、みんな怯んでますから。

そうこうしているうちに、セット中のX君が浴室から出て来た。見るとまた股間が濡れていて、今回は妙にリアルな濡れ方だった。すかさず「X君たら、またオモラシ?」と声をかけたら、さすがにX君もリアルな濡れ方に照れたのか「や…これは今、風呂で…」と言い訳してた。

我が班のX様は巨根であらせられるから、どうしてもその部分が濡れてしまうのよね。以前、何気にX君の写真を撮ったら、それが異常な巨根に見えてからというもの、ずっと「巨根」と言ってからかっている。

「巨根過ぎてトイレのドアが閉まらないでしょ?」とか「放尿シーンは、ちょっとした消防士さんみたいなんでしょ?」とか。そんな話にも笑って付き合ってくれるX君が可愛くて面白くて仕方ない。

だから、ついからかってしまうのよ。悪く思わないでね>X君。

18時少し前、早番で帰ろうとしているEさんにバッタリ会ったら「オッサンの笑い声が聞こえたから、お客さんだと思って慌てて隠れたのにみかやんかい!」と言われてしまった。

本当に今が変声期で、この先この声で生きていかねばならなかったら…と考えて暗くなった。

オッサンの笑い声って(哀)

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