スーパー40日目:ウザ爺チクる
2004年10月9日22:16-8:47 B番
今日はS君がA番でEさんがC番だった。出勤すると事務所に夜間店長が居て、声をかけられた。
夜間店長「あの。だ、大丈夫かい?」
みかやん「えっ?何がですか?」
夜間店長「いびられたらすぐ俺に言うんだよ。遠慮しなくていいんだからね」
みかやん「えっ?私が誰にいびられるんですか?」
夜間店長「いや、誰とは言わないけど、そーゆー事は隠す必要ないんだからね」
みかやん「はい。そうします(???)」
本物の店長と違って、この夜間店長は本当に人柄の温かい優しい〜人だ。突然、何を言い出すんだろう?と思いながら事務所へ出て、サービスカウンターで引き継ぎノートを見て驚いた。誰が書いたものなのか文字を見ても分からなかったが、「警備さんが”巡回へ行ってきます”と言っても返事をしないナイトがいるそうです。挨拶は社会人の基本。社会人としてしっかり返事や挨拶をしましょう」と書いてあった。
”返事をしないナイト”というのはB君に違いない。ウザ爺が夜間店長に泣きついたのだろう。となると夜間店長が言っていた私をいびる奴ってのもB君の事なのだろうか?B君の私に対する態度はウザ爺から見ても目に余るものなのだろうか?あれれ?私はやっぱりいびられてたんだろうか?
そう言えばB君は私に対しては鬼の形相でいても、他の人達とは楽しそうに大声で談笑してるし、私が何か仕事の事を尋ねると露骨に迷惑そうな顔をするし、私がどんなに挨拶しても声を掛けても思いっきり丸無視するし・・・たまたまとか気のせいじゃなかったのか。
ウザ爺に直接聞けば早い話だが、ウザ爺に聞く気はないので、まぁいいか。いやしかし。気になりだすとどうにも気になるのでEさんに聞いてみた。
みかやん「言いにくい事を聞くかも知れませんが、引き継ぎノートに書いてあったのって誰の事ですか?」
Eさん「B君の事に決まってるじゃないですか!昨日、Mさんも”B君以外考えられない”って言ってましたよ」
みかやん「そ、そうだったんですか」
Eさん「でも何て言うか、派遣先にケチつけるなんてなかなか出来ない事だと思うんですよね。ウザ爺も思いあまって辞めるつもりで言ったのか何なのか。居づらくなるんじゃないんですかねぇ」
みかやん「そこまで思い詰めてたなら本人に言えば良かったのに」
Eさん「肝心な時に肝心な事を喋れないお喋りウザ爺ですからね」
みかやん「あぁ確かに(10月3日の日記)」
Eさん&みかやん「あはははは!」
昨日は休みで良かった。あの引き継ぎノートの書き込みをB君はどんな顔をして読んだのだろう。他の人達の手前、どんなふうに振る舞っていたのか、ウザ爺とはどう接していたのか。この期に及んで「このウザ爺め!チクリやがって!」とウザ爺に対して怒りを顕わにしないにしても、私が居たら八つ当たりされていたかも知れない。怖い怖い。本当に昨日は休みで良かった。
その後「何だか知らないけど過ごしやすい一日だ」と思っていたら、今日はウザ爺が一度も「巡回行ってきます」と声をかけてこなかった。挨拶云々とチクっておいて、お前が無言かよ!とも思うがウザくなくて何よりだ。何となくこのままウザ爺がフェードアウトしていくような気がした。
朝になり、トラック便が届きコンテナの搬入を始めると、ウザ爺は相変わらず「ううんっふ」「あふっ」「うう〜ん」「あは〜んっ」と奇声を発していた。コンテナが重くて思わず発する声なのだが、どうにもキモい。今日は特に鳥肌がたった。しかし今日、ウザ爺の声を聞いたのは「おはようございます」と、このあえぎ声に近いような不気味な声だけだった。
今日はS君がA番でEさんがC番だった。出勤すると事務所に夜間店長が居て、声をかけられた。
夜間店長「あの。だ、大丈夫かい?」
みかやん「えっ?何がですか?」
夜間店長「いびられたらすぐ俺に言うんだよ。遠慮しなくていいんだからね」
みかやん「えっ?私が誰にいびられるんですか?」
夜間店長「いや、誰とは言わないけど、そーゆー事は隠す必要ないんだからね」
みかやん「はい。そうします(???)」
本物の店長と違って、この夜間店長は本当に人柄の温かい優しい〜人だ。突然、何を言い出すんだろう?と思いながら事務所へ出て、サービスカウンターで引き継ぎノートを見て驚いた。誰が書いたものなのか文字を見ても分からなかったが、「警備さんが”巡回へ行ってきます”と言っても返事をしないナイトがいるそうです。挨拶は社会人の基本。社会人としてしっかり返事や挨拶をしましょう」と書いてあった。
”返事をしないナイト”というのはB君に違いない。ウザ爺が夜間店長に泣きついたのだろう。となると夜間店長が言っていた私をいびる奴ってのもB君の事なのだろうか?B君の私に対する態度はウザ爺から見ても目に余るものなのだろうか?あれれ?私はやっぱりいびられてたんだろうか?
そう言えばB君は私に対しては鬼の形相でいても、他の人達とは楽しそうに大声で談笑してるし、私が何か仕事の事を尋ねると露骨に迷惑そうな顔をするし、私がどんなに挨拶しても声を掛けても思いっきり丸無視するし・・・たまたまとか気のせいじゃなかったのか。
ウザ爺に直接聞けば早い話だが、ウザ爺に聞く気はないので、まぁいいか。いやしかし。気になりだすとどうにも気になるのでEさんに聞いてみた。
みかやん「言いにくい事を聞くかも知れませんが、引き継ぎノートに書いてあったのって誰の事ですか?」
Eさん「B君の事に決まってるじゃないですか!昨日、Mさんも”B君以外考えられない”って言ってましたよ」
みかやん「そ、そうだったんですか」
Eさん「でも何て言うか、派遣先にケチつけるなんてなかなか出来ない事だと思うんですよね。ウザ爺も思いあまって辞めるつもりで言ったのか何なのか。居づらくなるんじゃないんですかねぇ」
みかやん「そこまで思い詰めてたなら本人に言えば良かったのに」
Eさん「肝心な時に肝心な事を喋れないお喋りウザ爺ですからね」
みかやん「あぁ確かに(10月3日の日記)」
Eさん&みかやん「あはははは!」
昨日は休みで良かった。あの引き継ぎノートの書き込みをB君はどんな顔をして読んだのだろう。他の人達の手前、どんなふうに振る舞っていたのか、ウザ爺とはどう接していたのか。この期に及んで「このウザ爺め!チクリやがって!」とウザ爺に対して怒りを顕わにしないにしても、私が居たら八つ当たりされていたかも知れない。怖い怖い。本当に昨日は休みで良かった。
その後「何だか知らないけど過ごしやすい一日だ」と思っていたら、今日はウザ爺が一度も「巡回行ってきます」と声をかけてこなかった。挨拶云々とチクっておいて、お前が無言かよ!とも思うがウザくなくて何よりだ。何となくこのままウザ爺がフェードアウトしていくような気がした。
朝になり、トラック便が届きコンテナの搬入を始めると、ウザ爺は相変わらず「ううんっふ」「あふっ」「うう〜ん」「あは〜んっ」と奇声を発していた。コンテナが重くて思わず発する声なのだが、どうにもキモい。今日は特に鳥肌がたった。しかし今日、ウザ爺の声を聞いたのは「おはようございます」と、このあえぎ声に近いような不気味な声だけだった。
常連さんファイル・その11
2004年10月8日性別 女
推定年齢 30代半ば
特徴 デビュー当時の中森明菜風 ふぁっしょなぶる
来店頻度 週5〜6
来店時間 2時〜4時
お買上品 弁当 鶏肉
メモ
私の中で女性客NO.1の方。物腰柔らかでとにかく腰が低いお方で、私達の作業を絶対に中断させない方。我々従業員に対するお気遣いが並はずれていて、同業者か元同業者かサービス業従事者と思われる。
目指す棚の前に長台車が放置されていたりしても「すみません、この棚の物を取りたいんですが」等とは決して騒がず、長台車をまたいで物を取り、こちらが「申し訳ありません」と言おうものなら「いえいえ、どうぞ作業を続けてください。作業の邪魔になって申し訳ありません。失礼しました」と逆に詫びられてしまう。
このお客様がレジ付近の惣菜コーナーにいらっしゃったのでレジに入ると、「すみません。まだ会計はしませんので、どうぞ作業を続けて下さい」等とおっしゃり、有り難いやら申し訳ないやら。私がヨソ様で買い物をする時は、この方のようにありたい。
推定年齢 30代半ば
特徴 デビュー当時の中森明菜風 ふぁっしょなぶる
来店頻度 週5〜6
来店時間 2時〜4時
お買上品 弁当 鶏肉
メモ
私の中で女性客NO.1の方。物腰柔らかでとにかく腰が低いお方で、私達の作業を絶対に中断させない方。我々従業員に対するお気遣いが並はずれていて、同業者か元同業者かサービス業従事者と思われる。
目指す棚の前に長台車が放置されていたりしても「すみません、この棚の物を取りたいんですが」等とは決して騒がず、長台車をまたいで物を取り、こちらが「申し訳ありません」と言おうものなら「いえいえ、どうぞ作業を続けてください。作業の邪魔になって申し訳ありません。失礼しました」と逆に詫びられてしまう。
このお客様がレジ付近の惣菜コーナーにいらっしゃったのでレジに入ると、「すみません。まだ会計はしませんので、どうぞ作業を続けて下さい」等とおっしゃり、有り難いやら申し訳ないやら。私がヨソ様で買い物をする時は、この方のようにありたい。
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常連さんファイル・その10
2004年10月7日性別 男
推定年齢 30代前半
特徴 めちゃ好みのタイプ 中肉中背 美形
来店頻度 隔週3〜4
来店時間 7:10-7:25 22:00-23:00
お買上品 飲料
メモ
私の中でお客さんNO.1の男性。心の中で「彼」と呼んでいる。ポルノグラフィティの歌ってない方の人のような甘くて優しいお顔建ちに思わずポーッとなる。お育ちが良さげで服装もシックでお上品。前髪がちょっと赤っぽくてちょっぴりスパイラルだが、品の良いお顔によく合う。レジで「○○カードはお持ちですか?」と尋ね「いえ」と答えられたが、その「いえ」が何とも甘く可愛らしく、レジで腰砕けになった。
多分一週間毎に遅番と早番のシフトがあるようで、どちらかの週は1週間丸々彼に会えずに寂しい。お陰で毎朝7時を過ぎるとソワソワしてしまうし、A番で7時に仕事が終わっても店内をウロウロしてしまう。
推定年齢 30代前半
特徴 めちゃ好みのタイプ 中肉中背 美形
来店頻度 隔週3〜4
来店時間 7:10-7:25 22:00-23:00
お買上品 飲料
メモ
私の中でお客さんNO.1の男性。心の中で「彼」と呼んでいる。ポルノグラフィティの歌ってない方の人のような甘くて優しいお顔建ちに思わずポーッとなる。お育ちが良さげで服装もシックでお上品。前髪がちょっと赤っぽくてちょっぴりスパイラルだが、品の良いお顔によく合う。レジで「○○カードはお持ちですか?」と尋ね「いえ」と答えられたが、その「いえ」が何とも甘く可愛らしく、レジで腰砕けになった。
多分一週間毎に遅番と早番のシフトがあるようで、どちらかの週は1週間丸々彼に会えずに寂しい。お陰で毎朝7時を過ぎるとソワソワしてしまうし、A番で7時に仕事が終わっても店内をウロウロしてしまう。
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スーパー39日目:若いって素晴らしい
2004年10月6日22:17-8:37 B番
今日はMさんがA番でS君がC番だった。今日も前回同様にMさんとS君なので、精神的負担もなく最もリラックスして仕事が出来る私にとってのラッキーデーだ。俄然張り切って品出しをしようとするが、平日だというのに店内には大勢の若者が居て、それぞれのグループ毎で盛り上がって大騒ぎをしていた。見ると若者達はバンド風で、どのグループも酷く酔っているようだった。
その中の1集団がカゴ2つに大量の商品を詰め込んでレジにやってきて、6人で大騒ぎだ。私の○○円〜○○円〜という読み上げなど聞いちゃいない。
少年A「なんだお前、ガムなんか買ったのか?」
少年B「朝、食おうと思って」
少年A「だったらホラ、こっちの3コパックの方がお得だぞ」
みかやん「ぷっ・・・」
少年A「3コだと俺も食えるし、みんなも食える。お前、自分の事しか考えてないだろ。ダメだなぁ」
みかやん「ぷっ・・・5836円頂戴します」
少年C「ごぜんはっぴゃくさんじゅうろくえん!?」
少年D「うわっ!安っ!」
少年E「こんなに買って1人千円?安過ぎだよ」
少年A「ねえちゃん!俺らが貧乏そうでまけてくれたのか?」
みかやん「いえ。普通に・・・」
少年F「だからコンビニじゃなくてスーパー行くべ!って言ったんだよ。スーパーの方が種類は多いし絶対安いんだって」
少年A「ガムもお得だったしな」
みかやん「ぷっ・・・」
てっきり5836円が「高い!」と騒がれるのかと思って焦ったら、口々に「安い安い」と大騒ぎになった。続いて2組目の集団、今度は8人なので1組目より大騒ぎで、誰が何を言ってるんだかサッパリ分からなかった。これから男8人で鍋をするらしく、鍋の材料を買い込んでいた。
少年1「ねえ!タレは1本で足りるのかなぁ」
みかやん「2本?いえ、3本ぐらい有っても良いかと思いますよ」
少年8「箸、箸、箸、貰ってくれ〜」
少年2「お姉ちゃん、主婦?だよね?」
みかやん「はい。一応」
少年8「誰か箸くれって言えよ〜」
少年3「誰かタレあと2本持って来い!走れーっ!」
少年4「主婦が3本って言うんだから間違いないぞーっ!」
少年8「箸なきゃくえないぞー」
みかやん「・・・(照れまくり)」
少年5「悪いんだけど箸16本貰えないかな?俺ら上品だから箸を替えないとデザートを食えないんだ」
少年6「デザートを箸で食うなんて上品とは言えないだろ」
少年7「お前等!恥を晒すんじぇねえよ。箸はいちぜんにぜんって数えるんだ」
少年5「いちぜんにぜんって、どんな字、書くんだよ」
少年7「そこまでは知らねえよ。てか知るか!」
少年3「はいはい。お箸16ぜんお願いします」
更に3組目もレジで大騒ぎだった。この3組が帰った後はまるで台風一過。平日らしく静まりかえった店内を見渡すと、惣菜や弁当類は売り切れ、飲料や酒の棚はガラガラになっていた。「ふえぇ。酒と飲料の品出しするの、あたしじゃん!」と思っていると、S君が来た。
S君「大丈夫でしたか?」
みかやん「はい。全然大丈夫でした。”若いって素晴らしい!”の一言ですね」
S君「絡まれてませんでした?」
みかやん「いえいえ。絡んでくるような年寄りの酔っぱらいと違って、若い人達って明るくていいですね〜。楽しかったです」
暫くして2組目のグループの中の2人がまた買い物にきた。
少年1「タレさ、3本で丁度だった。マジビッタシ3本で丁度!すげえ!と思った」
みかやん「それは良かったです」
少年4「でも酒が足りなくなってさ。あははは!」
少年1「既に4人倒れてる。あはは!」
少年4「デザート食ってねえし!あははは!」
少年4・少年1・みかやん「あははは!あははははは!」
男の子でも箸が転がっても可笑しい年頃なんだろうか?あまりにも2人が楽しそうに笑うので、私もつられて大笑いしてしまった。それにしても、この人達はコミックバンドの人達なんだろうか。その後の酒と飲料の品出しは大変だったが、お陰様でテンションが上がっていたのでバシバシ品出しが出来た。そもそも「ねえちゃん」とか「お姉ちゃん」と言われただけで、テンションが上がったりする(笑)。
楽しさの余韻に浸りながら品出しを終え、しみじみと若いって素晴らしい!と思った。
今日はMさんがA番でS君がC番だった。今日も前回同様にMさんとS君なので、精神的負担もなく最もリラックスして仕事が出来る私にとってのラッキーデーだ。俄然張り切って品出しをしようとするが、平日だというのに店内には大勢の若者が居て、それぞれのグループ毎で盛り上がって大騒ぎをしていた。見ると若者達はバンド風で、どのグループも酷く酔っているようだった。
その中の1集団がカゴ2つに大量の商品を詰め込んでレジにやってきて、6人で大騒ぎだ。私の○○円〜○○円〜という読み上げなど聞いちゃいない。
少年A「なんだお前、ガムなんか買ったのか?」
少年B「朝、食おうと思って」
少年A「だったらホラ、こっちの3コパックの方がお得だぞ」
みかやん「ぷっ・・・」
少年A「3コだと俺も食えるし、みんなも食える。お前、自分の事しか考えてないだろ。ダメだなぁ」
みかやん「ぷっ・・・5836円頂戴します」
少年C「ごぜんはっぴゃくさんじゅうろくえん!?」
少年D「うわっ!安っ!」
少年E「こんなに買って1人千円?安過ぎだよ」
少年A「ねえちゃん!俺らが貧乏そうでまけてくれたのか?」
みかやん「いえ。普通に・・・」
少年F「だからコンビニじゃなくてスーパー行くべ!って言ったんだよ。スーパーの方が種類は多いし絶対安いんだって」
少年A「ガムもお得だったしな」
みかやん「ぷっ・・・」
てっきり5836円が「高い!」と騒がれるのかと思って焦ったら、口々に「安い安い」と大騒ぎになった。続いて2組目の集団、今度は8人なので1組目より大騒ぎで、誰が何を言ってるんだかサッパリ分からなかった。これから男8人で鍋をするらしく、鍋の材料を買い込んでいた。
少年1「ねえ!タレは1本で足りるのかなぁ」
みかやん「2本?いえ、3本ぐらい有っても良いかと思いますよ」
少年8「箸、箸、箸、貰ってくれ〜」
少年2「お姉ちゃん、主婦?だよね?」
みかやん「はい。一応」
少年8「誰か箸くれって言えよ〜」
少年3「誰かタレあと2本持って来い!走れーっ!」
少年4「主婦が3本って言うんだから間違いないぞーっ!」
少年8「箸なきゃくえないぞー」
みかやん「・・・(照れまくり)」
少年5「悪いんだけど箸16本貰えないかな?俺ら上品だから箸を替えないとデザートを食えないんだ」
少年6「デザートを箸で食うなんて上品とは言えないだろ」
少年7「お前等!恥を晒すんじぇねえよ。箸はいちぜんにぜんって数えるんだ」
少年5「いちぜんにぜんって、どんな字、書くんだよ」
少年7「そこまでは知らねえよ。てか知るか!」
少年3「はいはい。お箸16ぜんお願いします」
更に3組目もレジで大騒ぎだった。この3組が帰った後はまるで台風一過。平日らしく静まりかえった店内を見渡すと、惣菜や弁当類は売り切れ、飲料や酒の棚はガラガラになっていた。「ふえぇ。酒と飲料の品出しするの、あたしじゃん!」と思っていると、S君が来た。
S君「大丈夫でしたか?」
みかやん「はい。全然大丈夫でした。”若いって素晴らしい!”の一言ですね」
S君「絡まれてませんでした?」
みかやん「いえいえ。絡んでくるような年寄りの酔っぱらいと違って、若い人達って明るくていいですね〜。楽しかったです」
暫くして2組目のグループの中の2人がまた買い物にきた。
少年1「タレさ、3本で丁度だった。マジビッタシ3本で丁度!すげえ!と思った」
みかやん「それは良かったです」
少年4「でも酒が足りなくなってさ。あははは!」
少年1「既に4人倒れてる。あはは!」
少年4「デザート食ってねえし!あははは!」
少年4・少年1・みかやん「あははは!あははははは!」
男の子でも箸が転がっても可笑しい年頃なんだろうか?あまりにも2人が楽しそうに笑うので、私もつられて大笑いしてしまった。それにしても、この人達はコミックバンドの人達なんだろうか。その後の酒と飲料の品出しは大変だったが、お陰様でテンションが上がっていたのでバシバシ品出しが出来た。そもそも「ねえちゃん」とか「お姉ちゃん」と言われただけで、テンションが上がったりする(笑)。
楽しさの余韻に浸りながら品出しを終え、しみじみと若いって素晴らしい!と思った。
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常連さんファイル・その9
2004年10月5日性別 男
推定年齢 20代後半
特徴 無精ひげ ジャージ 痩せ形
来店頻度 週4〜5
来店時間 深夜〜早朝
お買上品 30円引き〜半額の品
メモ
ぶっちゃけ、B番の時にこのお客さんが来ると仕事にならない。レジ近くの惣菜コーナーや飲料コーナーに佇んだまま固まってしまい、気が付くと化石のようになっているお方。「ひょっとして逝ってしまわれたのでは?」と恐る恐る近付くと、やにわに商品を手にとってカゴに入れるので、かなり怖い。そんな調子なので、お買い物時間がとても長く、長い時は2時間も店内を彷徨ってらっしゃる。
お陰で惣菜のラベラー付けも、飲料の品出しも出来ず、お手上げ。仕方ないので、このお客さんが固まってらっしゃる横で、こっそりと惣菜のラベラー付けをしていると、固まったまま突然「すみません」と声をかけられ、叫びたいほど驚いた後「このお弁当はまだ半額になりませんか?」と言われ、脱力。
推定年齢 20代後半
特徴 無精ひげ ジャージ 痩せ形
来店頻度 週4〜5
来店時間 深夜〜早朝
お買上品 30円引き〜半額の品
メモ
ぶっちゃけ、B番の時にこのお客さんが来ると仕事にならない。レジ近くの惣菜コーナーや飲料コーナーに佇んだまま固まってしまい、気が付くと化石のようになっているお方。「ひょっとして逝ってしまわれたのでは?」と恐る恐る近付くと、やにわに商品を手にとってカゴに入れるので、かなり怖い。そんな調子なので、お買い物時間がとても長く、長い時は2時間も店内を彷徨ってらっしゃる。
お陰で惣菜のラベラー付けも、飲料の品出しも出来ず、お手上げ。仕方ないので、このお客さんが固まってらっしゃる横で、こっそりと惣菜のラベラー付けをしていると、固まったまま突然「すみません」と声をかけられ、叫びたいほど驚いた後「このお弁当はまだ半額になりませんか?」と言われ、脱力。
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スーパー38日目:深夜の婆さん部隊
2004年10月4日21:15-6:37 A番
今日はB君がB番で、EさんがC番だった。夕方〜夜のレジ係に早く帰って頂く為に、30分繰り上げのA番になり、ナマ物の値引きや撤去をしてから予定どおり22時にレジに入ろうと思っていたら、今日の夕方〜夜のレジ係が2人とも新人さんだった為に「すぐにレジに入れ」と店長命令。
22時少し前にレジが暇になったので、レジを出て値引きや撤去の続きをして22時に電話を切り替えて、そしたらまたレジに入ろうと思っていたら、再度「電話早く切り替えて!」と店長命令。店長は40代半ばの大男で、身体がデカければ態度もデカい。無愛想で高圧的なものの言い方をするので、B君に似ているがB君よりタチが悪い。
スーパーの店長って、陰じゃ無愛想にしてても一歩店内へ出たらニコニコと笑みを浮かべて「いらっしゃいませ〜」と言って歩いているイメージがあったが、ここの店長は店内へ出てもお客さんに対しても無愛想で、店長の接客を見ているとハラハラしてしまう。スーパーの店長でありながら、誰よりも接客向きではなく、客商売をしているというのに、店長の笑顔は今まで一度も見た事がない。
電話の切り替えは22時を過ぎてからにしてくれ!と本部から言われているのに、店長が「電話早く切り替えて!」と騒いだのは22時前だ。私が「まもなく22時ですから、22時に電話を切り替えます」と、さりげなく22時過ぎだろ!という事を訴えても、「早く切り替えて!」と怒鳴るあたり、とてもとても店長という器の男ではない。どういう基準で選ばれて店長になったのか教えて頂きたい。
お陰で何も出来ないまま23時までレジに入り、仕事が全て遅れ遅れになってしまい、レジを出た23時にはパニック状態になった。ったく、だから店長は年上のヒラ社員達に「店長の言う事をまともに聞いていたら大変な事になる」「うちの店長は物知らず」「店長は現場の事を何も知らない」と陰口をたたかれるんだ。
ま、いつまでも店長め!と思っていても仕方ないので、気持ちを切り替えて黙々と仕事をした。何としても休憩までには遅れを取り戻さなければと必死だった。しかし、そんな時に限ってボケ婆さんどもに間の抜けた会話を求められる。
婆さんA「お茶漬けを探してるんですが、どこでしょうか?」
みかやん「はい。お茶漬け・・・」
婆さんA「あっ!目の前に有った!有った有った、こんな所に」
-----婆さん、自問自答
婆さんB「孫に頼まれてトン・ガーリコンというお菓子を買いにきたんですが」
みかやん「はい。”とんがりコーン”は、こちらです」
-----トン・ガーリコンと言われたら、まるで別物の印象
婆さんC「あの。ぶぃぶぃ、ぶぃひづ、ぶぃ、ぶぃ、ぶいひ〜・・・」
みかやん「ビフィズス菌の何かですか?」
婆さんC「それ、それ!その、ぶいひ〜づつらいすとかいう奴」
みかやん「はい。ビフィズスライフはこちらです」
-----どうしてもビフィズスと言えないのは入れ歯のせい?
婆さんD「ええと。肉じゃがだから〜。玉葱買った、白滝買った、絹さや買った、豚肉買った、にんじん買った、あとは、、、ええとええと」
みかやん「・・・(ま、まさか)」
婆さんD「あらイヤだ。じゃがいも買ってないじゃないの。いや〜ね〜もう」
みかやん「・・・(その、まさかかい)」
-----中高年特有(?)の大きな声での独り言
はあぁ。疲れる。なんだって今日に限って婆さんどもがわさわさと。しかもこんな夜更けに。徘徊の一種なのか、もう起きてしまったのか・・・イカンイカン。これは”慌てるとろくな事が無いぞ”という神様仏様からのメッセージなのかも知れないと思い直し、自分で作ったA番チェックリストを見ながら1つずつ着実に仕事を進め、気が付けば6時半には普通に仕事を終えていた。
みかやん「今日も折りコン(折りたたみコンテナ)が無くて、無事終了しました。大丈夫とは思うんですが」
B君「僕は例によって余裕が無いので信じます!お疲れ様でした!」
なるほど。B君がいつも無愛想なのは余裕がなかったからなんだ。人一倍責任感が強い人だし、完全主義できっちり仕事をしなきゃ気が済まないタイプの人だから、仕事が遅れ遅れになってくると人一倍イライラするのだろう。なんだ。そうだったのか。言ってよね!みたいに思った。まるでつかみどころがなかったB君の事が少しだけ分かって、何となくホッとした。
今日はB君がB番で、EさんがC番だった。夕方〜夜のレジ係に早く帰って頂く為に、30分繰り上げのA番になり、ナマ物の値引きや撤去をしてから予定どおり22時にレジに入ろうと思っていたら、今日の夕方〜夜のレジ係が2人とも新人さんだった為に「すぐにレジに入れ」と店長命令。
22時少し前にレジが暇になったので、レジを出て値引きや撤去の続きをして22時に電話を切り替えて、そしたらまたレジに入ろうと思っていたら、再度「電話早く切り替えて!」と店長命令。店長は40代半ばの大男で、身体がデカければ態度もデカい。無愛想で高圧的なものの言い方をするので、B君に似ているがB君よりタチが悪い。
スーパーの店長って、陰じゃ無愛想にしてても一歩店内へ出たらニコニコと笑みを浮かべて「いらっしゃいませ〜」と言って歩いているイメージがあったが、ここの店長は店内へ出てもお客さんに対しても無愛想で、店長の接客を見ているとハラハラしてしまう。スーパーの店長でありながら、誰よりも接客向きではなく、客商売をしているというのに、店長の笑顔は今まで一度も見た事がない。
電話の切り替えは22時を過ぎてからにしてくれ!と本部から言われているのに、店長が「電話早く切り替えて!」と騒いだのは22時前だ。私が「まもなく22時ですから、22時に電話を切り替えます」と、さりげなく22時過ぎだろ!という事を訴えても、「早く切り替えて!」と怒鳴るあたり、とてもとても店長という器の男ではない。どういう基準で選ばれて店長になったのか教えて頂きたい。
お陰で何も出来ないまま23時までレジに入り、仕事が全て遅れ遅れになってしまい、レジを出た23時にはパニック状態になった。ったく、だから店長は年上のヒラ社員達に「店長の言う事をまともに聞いていたら大変な事になる」「うちの店長は物知らず」「店長は現場の事を何も知らない」と陰口をたたかれるんだ。
ま、いつまでも店長め!と思っていても仕方ないので、気持ちを切り替えて黙々と仕事をした。何としても休憩までには遅れを取り戻さなければと必死だった。しかし、そんな時に限ってボケ婆さんどもに間の抜けた会話を求められる。
婆さんA「お茶漬けを探してるんですが、どこでしょうか?」
みかやん「はい。お茶漬け・・・」
婆さんA「あっ!目の前に有った!有った有った、こんな所に」
-----婆さん、自問自答
婆さんB「孫に頼まれてトン・ガーリコンというお菓子を買いにきたんですが」
みかやん「はい。”とんがりコーン”は、こちらです」
-----トン・ガーリコンと言われたら、まるで別物の印象
婆さんC「あの。ぶぃぶぃ、ぶぃひづ、ぶぃ、ぶぃ、ぶいひ〜・・・」
みかやん「ビフィズス菌の何かですか?」
婆さんC「それ、それ!その、ぶいひ〜づつらいすとかいう奴」
みかやん「はい。ビフィズスライフはこちらです」
-----どうしてもビフィズスと言えないのは入れ歯のせい?
婆さんD「ええと。肉じゃがだから〜。玉葱買った、白滝買った、絹さや買った、豚肉買った、にんじん買った、あとは、、、ええとええと」
みかやん「・・・(ま、まさか)」
婆さんD「あらイヤだ。じゃがいも買ってないじゃないの。いや〜ね〜もう」
みかやん「・・・(その、まさかかい)」
-----中高年特有(?)の大きな声での独り言
はあぁ。疲れる。なんだって今日に限って婆さんどもがわさわさと。しかもこんな夜更けに。徘徊の一種なのか、もう起きてしまったのか・・・イカンイカン。これは”慌てるとろくな事が無いぞ”という神様仏様からのメッセージなのかも知れないと思い直し、自分で作ったA番チェックリストを見ながら1つずつ着実に仕事を進め、気が付けば6時半には普通に仕事を終えていた。
みかやん「今日も折りコン(折りたたみコンテナ)が無くて、無事終了しました。大丈夫とは思うんですが」
B君「僕は例によって余裕が無いので信じます!お疲れ様でした!」
なるほど。B君がいつも無愛想なのは余裕がなかったからなんだ。人一倍責任感が強い人だし、完全主義できっちり仕事をしなきゃ気が済まないタイプの人だから、仕事が遅れ遅れになってくると人一倍イライラするのだろう。なんだ。そうだったのか。言ってよね!みたいに思った。まるでつかみどころがなかったB君の事が少しだけ分かって、何となくホッとした。
スーパー37日目:有り得ないウザ爺
2004年10月3日22:17-8:37 B番
今日はMさんがA番で、S君がC番だった。何かあっても頼りになるMさんは居るし、私の後のレジではS君がニコニコ笑っているし、とても過ごしやすい理想的な一日だ。日曜の夜でお客さんは少ないハズだし、ますます理想的な一日・・・と思っていたら、意外とお客さんが多くレジの小銭が極端に少なくなった。
Mさんはラーメンの品出しの為にバックヤードの2階へ行っていて、S君も飲料の品出しの為にバックヤードへ行っていて、警備のウザ爺は休憩中で事務所へ行っていた。幸いお客さんが途絶え、店内には私しかいない状態になり「今しかないっ!」と、大急ぎで両替の為に事務所へ走った。
休憩中のウザ爺に「お疲れ様ですっ」と声をかけ、小走りで奥の両替機の前へ行った。さも急いでいるという様子を見せないと(実際、急いでいた)ウザ爺にあーだこーだと話しかけられるので、大急ぎで両替をし終えて事務所を出た。
ここの両替機は、私が勤めていたデパートの両替機よりも、銀行の両替機よりも使い勝手が悪く、どうにも馴染めずにいたが、店内に従業員が誰もいない状態だったので、今お客さんに来られては大変だ!と急いでレジへ走り、速やかに両替したお金をレジへ入れた。
ここまでは良かった。
やがて、ふと10円玉1本500円の残りの500円玉1枚の事を思い出した。両替機から取った記憶もレジに入れた記憶もない。「大変だ!両替機に忘れてきた!」と気が付いた時に、丁度S君が店内へ戻って来たので「事務所へ行かせて下さい」と叫んで、凄い勢いで事務所へ走った。
事務所にはウザ爺が居て、ピーッと警報が轟いていた。恐ろしい事に警報は両替機から鳴っていて愕然としつつも、500円玉を取らねば過不足が出る!と500円玉を取ろうにも、硬貨の取り出し口が閉まっていて、両替機のどのボタンを押しても作動しない状態になっていた。
「えーん。どうしよう」と事務所を出ると、目の前にMさんが居たので、かくかくしかじかと説明をして一緒に事務所へ入った。依然として警報機は鳴ったままでMさんがどのボタンを押しても警報機は鳴りやまなかった。
Mさんが本部へ連絡してくれたが、結局は朝番の事務の人が来るまで現状のままという事になった。
Mさん「あのオッサン(ウザ爺のこと)、あんな警報が鳴り響いてる中で平気で休憩してたんですね。普段あんなに喋るのに肝心な事は喋らないなんて。警報が鳴るなんて、どんな理由かわからないにしろ尋常じゃないって事だけは分かりますよね。普通」
みかやん「はい。私も警報を聞いて青ざめましたから」
Mさん「ハッキリ言って馬鹿ですよね。あのオッサン。使えない。警備員なのに警報の音に無頓着だなんて有り得ないですよ。役立たずというか何というか。警報が鳴り響く中のうのうと休憩してる警備員なんて聞いた事がないです。発見が早ければ硬貨の取り出し口も開いたままだったハズなのに。何の為の警備員なのか分かりませんね。笑えてくるほど有り得ないですよ、あのオッサン」
みかやん「いえ。そもそも500円玉を取り出さないで戻った私が馬鹿なんです。すみません。こんな大事にいたってしまって。以後気を付けます」
Mさん「そんなぁ。みかやんは馬鹿じゃないですよ。あのオッサンはあんな警報の中でツラッと休憩してたんですよ。有り得ないですってば。あははは!あーっはっはっは!有り得ないーっ」
みかやん「あは。あ・・・はは(上手く笑えない)」
朝になり事務の人が大笑いしながら私の所へやってきた。
事務さん「両替機の警報は止まりましたよ。はい500円。警備の人、あの警報の中で普通に休憩してたんですってね。あはははは!」
みかやん「朝からお騒がせしてすみませんでした」
事務さん「あぁ気にしないで。お金を取り忘れたら警報が鳴るって知らなかったから、私も勉強になったもの。それにしても、あの警報の中で休憩って・・・あははは!あーっはっはっは。何も変だとかおかしいとか思わないだなんて。。。あはは!」
お陰で過不足は出ずに済んだし、叱られたり責められたりする事もなく爆笑の渦だった。しかしウザ爺も有り得ないが、私も有り得ない。急いでいてもお金が絡む事で気を抜いてはイケナイと深く反省した。
今日はMさんがA番で、S君がC番だった。何かあっても頼りになるMさんは居るし、私の後のレジではS君がニコニコ笑っているし、とても過ごしやすい理想的な一日だ。日曜の夜でお客さんは少ないハズだし、ますます理想的な一日・・・と思っていたら、意外とお客さんが多くレジの小銭が極端に少なくなった。
Mさんはラーメンの品出しの為にバックヤードの2階へ行っていて、S君も飲料の品出しの為にバックヤードへ行っていて、警備のウザ爺は休憩中で事務所へ行っていた。幸いお客さんが途絶え、店内には私しかいない状態になり「今しかないっ!」と、大急ぎで両替の為に事務所へ走った。
休憩中のウザ爺に「お疲れ様ですっ」と声をかけ、小走りで奥の両替機の前へ行った。さも急いでいるという様子を見せないと(実際、急いでいた)ウザ爺にあーだこーだと話しかけられるので、大急ぎで両替をし終えて事務所を出た。
ここの両替機は、私が勤めていたデパートの両替機よりも、銀行の両替機よりも使い勝手が悪く、どうにも馴染めずにいたが、店内に従業員が誰もいない状態だったので、今お客さんに来られては大変だ!と急いでレジへ走り、速やかに両替したお金をレジへ入れた。
ここまでは良かった。
やがて、ふと10円玉1本500円の残りの500円玉1枚の事を思い出した。両替機から取った記憶もレジに入れた記憶もない。「大変だ!両替機に忘れてきた!」と気が付いた時に、丁度S君が店内へ戻って来たので「事務所へ行かせて下さい」と叫んで、凄い勢いで事務所へ走った。
事務所にはウザ爺が居て、ピーッと警報が轟いていた。恐ろしい事に警報は両替機から鳴っていて愕然としつつも、500円玉を取らねば過不足が出る!と500円玉を取ろうにも、硬貨の取り出し口が閉まっていて、両替機のどのボタンを押しても作動しない状態になっていた。
「えーん。どうしよう」と事務所を出ると、目の前にMさんが居たので、かくかくしかじかと説明をして一緒に事務所へ入った。依然として警報機は鳴ったままでMさんがどのボタンを押しても警報機は鳴りやまなかった。
Mさんが本部へ連絡してくれたが、結局は朝番の事務の人が来るまで現状のままという事になった。
Mさん「あのオッサン(ウザ爺のこと)、あんな警報が鳴り響いてる中で平気で休憩してたんですね。普段あんなに喋るのに肝心な事は喋らないなんて。警報が鳴るなんて、どんな理由かわからないにしろ尋常じゃないって事だけは分かりますよね。普通」
みかやん「はい。私も警報を聞いて青ざめましたから」
Mさん「ハッキリ言って馬鹿ですよね。あのオッサン。使えない。警備員なのに警報の音に無頓着だなんて有り得ないですよ。役立たずというか何というか。警報が鳴り響く中のうのうと休憩してる警備員なんて聞いた事がないです。発見が早ければ硬貨の取り出し口も開いたままだったハズなのに。何の為の警備員なのか分かりませんね。笑えてくるほど有り得ないですよ、あのオッサン」
みかやん「いえ。そもそも500円玉を取り出さないで戻った私が馬鹿なんです。すみません。こんな大事にいたってしまって。以後気を付けます」
Mさん「そんなぁ。みかやんは馬鹿じゃないですよ。あのオッサンはあんな警報の中でツラッと休憩してたんですよ。有り得ないですってば。あははは!あーっはっはっは!有り得ないーっ」
みかやん「あは。あ・・・はは(上手く笑えない)」
朝になり事務の人が大笑いしながら私の所へやってきた。
事務さん「両替機の警報は止まりましたよ。はい500円。警備の人、あの警報の中で普通に休憩してたんですってね。あはははは!」
みかやん「朝からお騒がせしてすみませんでした」
事務さん「あぁ気にしないで。お金を取り忘れたら警報が鳴るって知らなかったから、私も勉強になったもの。それにしても、あの警報の中で休憩って・・・あははは!あーっはっはっは。何も変だとかおかしいとか思わないだなんて。。。あはは!」
お陰で過不足は出ずに済んだし、叱られたり責められたりする事もなく爆笑の渦だった。しかしウザ爺も有り得ないが、私も有り得ない。急いでいてもお金が絡む事で気を抜いてはイケナイと深く反省した。
スーパーは休み・ドニチカキップ
2004年10月2日 おでかけ今日は夫も休みだったので、早速ドニチカキップを買ってみた。土曜日曜のみ地下鉄乗り放題で500円だと、我が家のように大通りやススキノまで地下鉄代が280円かかる場合は、60円お得になる。地下鉄の一日乗車券は800円だが、そうそう使い切れるものではないので、なんだか凄く得した気分になった。
ドニチカキップは昨日、発売開始だったが私と同じ駅から乗った人達や、それ以前に乗車した人達も皆、ドニチカキップを買っていた。新札幌あたりから大通りやススキノへ行く人だと、かなりお得になる。みんな考える事は同じだ。
気を良くしてススキノで下車して大通りまでブラブラ歩いていると、YY君&H子ちゃんに遭遇。大通りにはたまにしか行かないのに、たまに行くといつもYY君に会う。インディアンの羽根飾りを纏わせたマネキンが数体あるお店の前を通りかかって、夫と「YY君に似合いそうだね。YY君て馬とか円錐型のテントも似合いそうだよね」と話していた矢先の事だった。
天気が良いので大通公園のベンチで一服していると、新札幌のお店のG君から電話がきた。いつもなら「今、大通りに居るから」と断るところだが、ドニチカキップが有るのでいそいそと地下鉄で新札幌へ向かった。
G君は海外から取り寄せたのに格安という粘着テープでとめるタイプの洒落た携帯ホルダーを見せてくれたが、私の携帯だとカメラのスライドカバーが邪魔をし、夫の携帯だとお財布ケータイの部分が邪魔をし、取り付けられずに残念だった。
家からススキノ、大通りから新札幌の地下鉄での移動に500円しかかからなかった。ドニチカキップさまさまだった。
ドニチカキップは昨日、発売開始だったが私と同じ駅から乗った人達や、それ以前に乗車した人達も皆、ドニチカキップを買っていた。新札幌あたりから大通りやススキノへ行く人だと、かなりお得になる。みんな考える事は同じだ。
気を良くしてススキノで下車して大通りまでブラブラ歩いていると、YY君&H子ちゃんに遭遇。大通りにはたまにしか行かないのに、たまに行くといつもYY君に会う。インディアンの羽根飾りを纏わせたマネキンが数体あるお店の前を通りかかって、夫と「YY君に似合いそうだね。YY君て馬とか円錐型のテントも似合いそうだよね」と話していた矢先の事だった。
天気が良いので大通公園のベンチで一服していると、新札幌のお店のG君から電話がきた。いつもなら「今、大通りに居るから」と断るところだが、ドニチカキップが有るのでいそいそと地下鉄で新札幌へ向かった。
G君は海外から取り寄せたのに格安という粘着テープでとめるタイプの洒落た携帯ホルダーを見せてくれたが、私の携帯だとカメラのスライドカバーが邪魔をし、夫の携帯だとお財布ケータイの部分が邪魔をし、取り付けられずに残念だった。
家からススキノ、大通りから新札幌の地下鉄での移動に500円しかかからなかった。ドニチカキップさまさまだった。
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常連さんファイル・その8
2004年10月1日性別 女
推定年齢 40代半ば〜50
特徴 髪型といい眼鏡といい光浦靖子の20年後という感じ
来店頻度 週4〜5
来店時間 23時〜2時
お買上品 キティちゃんマシュマロ数個
メモ
どこかで本当に光浦靖子と血が繋がっているに違いない!と思うほどよく似ていて、光浦本人と違う所は白髪混じりなところぐらい。お買上のキティちゃんマシュマロを袋に入れようとして、床に落としてしまった時、「いいよー。いいよー。気にしないでー」と声を発したが、その声や言い方まで光浦風で驚いてしまった。
キティちゃんマシュマロの数は毎回違うが、どうやら緻密に買物の計算をしていて、最後に990円や1990円など、千円札を出してお釣り少々になるように帳尻合わせでマシュマロの数を決めているようだ。さすが勉強大好き光浦靖子さんのソックリさんだ。
推定年齢 40代半ば〜50
特徴 髪型といい眼鏡といい光浦靖子の20年後という感じ
来店頻度 週4〜5
来店時間 23時〜2時
お買上品 キティちゃんマシュマロ数個
メモ
どこかで本当に光浦靖子と血が繋がっているに違いない!と思うほどよく似ていて、光浦本人と違う所は白髪混じりなところぐらい。お買上のキティちゃんマシュマロを袋に入れようとして、床に落としてしまった時、「いいよー。いいよー。気にしないでー」と声を発したが、その声や言い方まで光浦風で驚いてしまった。
キティちゃんマシュマロの数は毎回違うが、どうやら緻密に買物の計算をしていて、最後に990円や1990円など、千円札を出してお釣り少々になるように帳尻合わせでマシュマロの数を決めているようだ。さすが勉強大好き光浦靖子さんのソックリさんだ。
スーパー36日目:初の1人A番
2004年9月30日21:46-7:11 A番
今日はB君がB番で、S君がC番だった。初の1人A番の日に頼みの綱のMさんが休みで心細いが、最近何かと私の世話をやいてくれるS君が居るので、何とかなるだろうと腹を括って出勤した。ところが私が早い時間に1人で出勤すると、夕方の人達に「えっ?もう1人でA番なの?」「今日、マネージャー?1人で?」と言われ、たちまち不安になった。
気を取り直して刺身の撤去へ向かうと、珍しく(と言うか初)魚担当の人が残っていて「値引きも撤去もしておいたから」と言われ、気をよくして惣菜コーナーへ行くと、惣菜担当の人に「10時まで残って撤去と値引きをしておくから、11時以降にお願いします」と言われた。なんてラッキーな私。
B君か誰かが「明日はうちの新人が1人でA番なので宜しくお願いします」と、裏で手を回してくれていたのか、店長か課長が指示したのか、それは分からないが面倒な仕事が2つ減って俄然やる気がでてきた。とっととバックヤードの物を片付けてしまおう!とバックヤードへ行くと、折りたたみコンテナや台車上の在庫もなく、自分のラッキーさ加減に少し感動してしまった。
パンの値引きを終えて23時。1時間毎の惣菜の賞味期限チェックへ行くと、平日だというのに何故か弁当や惣菜がほぼ完売状態だった。何をしていても常に1時間後との惣菜チェックがあるのに、お陰で朝まで殆どチェックをしなくても良い状態だ。あまりのラッキーさ加減に有頂天だった。
後は朝までゆっくりとバックヤードの通常在庫出しと、乳製品や豆腐や麺類などの日配品の在庫出しをすれば良いだけだ。良かった。本当に良かったと胸を撫で下ろした。
通常在庫の品出しをしていて「後は調味料の棚の品出しをしてそれが終わったら休憩時間だ!」と、いそいそと調味料コーナーへ行くと、ホロ酔いのカップルがイチャイチャしていた。「いらっしゃいませ〜」と声を掛けて、ベタベタカップルに構わず品出しをしようとすると・・・。
抱き合って見つめ合っていたカップルが、いきなり濃厚なチューを始めてしまった。傍に私が居る事などお構いなしだ。しかもそのチューが長い。尚も長引くようなのでとっさにその場から逃げてしまった。
逃げたものの気になって(チューじゃなくて品出しの方。一応)、隣の棚からコソコソとカップルをチラ見するも一向に離れようとはせず、おでこをくっつけ合って短いチューを繰り返しながら何やら話をしていたかと思えば、また濃厚なチューをしたりで終わる気配がないどころか、ますます過熱してきた。
こんな所でそれ以上のコトを始められても困るし、プロレスのレフリーのように「ブレイク!ブレイク!」と割って入るワケにもいかないが、私はキリ良く通常在庫の品出しを終えてから休憩に入りたい。「続きはヨソでやってくれ!」とか「若くもないのに何をやっとるんじゃ!」と、プチイライラ状態になってきた。そのカップルは30代後半〜40代前半の私と同世代なだけに、見ていて恥ずかしいやら疲れるやら。
結局、調味料の品出しを残して休憩に入る事になった。ったく、もう若くないんだからなんぼ酔ってても、こんな所で盛り上がらないでくれ。だいたい何で私がこんな実況中継をしなきゃなんないんだ。てか、最後まで見届けるなよ、自分。あれ?もしかして?妬み?等と考えていると、A番の30分休憩なんかアッと言う間だ。
その後、何かとS君がこっそりと私の仕事をやっていてくれたり、やり忘れている事を知らせてくれたりで、順調に仕事を進め、奇跡的に7時には仕事を終える事が出来たので、一応B君に声をかけた。
B君「今日は物(品出しする物)が無くて良かったですね」
みかやん「はい。折りコンが無いだけで全然違いますね」
B君「あと、やり残した事はないですか?」
みかやん「い、一応チェックしたので大丈夫とは思うんですが・・・」
B君「ははは!大丈夫ですよ。お疲れ様でした」
狼狽える私にB君が労いの言葉をかけてくれたので、更に狼狽えてしまった。しかし良かった。本当に奇跡だ。仕事が多い時のA番だと、EさんやS君も未だに8時半〜9時まで残業しているのに、何とか7時にやり遂げた。肉担当の方、惣菜担当の方、S君、B君、みんなに感謝感謝。
今日はB君がB番で、S君がC番だった。初の1人A番の日に頼みの綱のMさんが休みで心細いが、最近何かと私の世話をやいてくれるS君が居るので、何とかなるだろうと腹を括って出勤した。ところが私が早い時間に1人で出勤すると、夕方の人達に「えっ?もう1人でA番なの?」「今日、マネージャー?1人で?」と言われ、たちまち不安になった。
気を取り直して刺身の撤去へ向かうと、珍しく(と言うか初)魚担当の人が残っていて「値引きも撤去もしておいたから」と言われ、気をよくして惣菜コーナーへ行くと、惣菜担当の人に「10時まで残って撤去と値引きをしておくから、11時以降にお願いします」と言われた。なんてラッキーな私。
B君か誰かが「明日はうちの新人が1人でA番なので宜しくお願いします」と、裏で手を回してくれていたのか、店長か課長が指示したのか、それは分からないが面倒な仕事が2つ減って俄然やる気がでてきた。とっととバックヤードの物を片付けてしまおう!とバックヤードへ行くと、折りたたみコンテナや台車上の在庫もなく、自分のラッキーさ加減に少し感動してしまった。
パンの値引きを終えて23時。1時間毎の惣菜の賞味期限チェックへ行くと、平日だというのに何故か弁当や惣菜がほぼ完売状態だった。何をしていても常に1時間後との惣菜チェックがあるのに、お陰で朝まで殆どチェックをしなくても良い状態だ。あまりのラッキーさ加減に有頂天だった。
後は朝までゆっくりとバックヤードの通常在庫出しと、乳製品や豆腐や麺類などの日配品の在庫出しをすれば良いだけだ。良かった。本当に良かったと胸を撫で下ろした。
通常在庫の品出しをしていて「後は調味料の棚の品出しをしてそれが終わったら休憩時間だ!」と、いそいそと調味料コーナーへ行くと、ホロ酔いのカップルがイチャイチャしていた。「いらっしゃいませ〜」と声を掛けて、ベタベタカップルに構わず品出しをしようとすると・・・。
抱き合って見つめ合っていたカップルが、いきなり濃厚なチューを始めてしまった。傍に私が居る事などお構いなしだ。しかもそのチューが長い。尚も長引くようなのでとっさにその場から逃げてしまった。
逃げたものの気になって(チューじゃなくて品出しの方。一応)、隣の棚からコソコソとカップルをチラ見するも一向に離れようとはせず、おでこをくっつけ合って短いチューを繰り返しながら何やら話をしていたかと思えば、また濃厚なチューをしたりで終わる気配がないどころか、ますます過熱してきた。
こんな所でそれ以上のコトを始められても困るし、プロレスのレフリーのように「ブレイク!ブレイク!」と割って入るワケにもいかないが、私はキリ良く通常在庫の品出しを終えてから休憩に入りたい。「続きはヨソでやってくれ!」とか「若くもないのに何をやっとるんじゃ!」と、プチイライラ状態になってきた。そのカップルは30代後半〜40代前半の私と同世代なだけに、見ていて恥ずかしいやら疲れるやら。
結局、調味料の品出しを残して休憩に入る事になった。ったく、もう若くないんだからなんぼ酔ってても、こんな所で盛り上がらないでくれ。だいたい何で私がこんな実況中継をしなきゃなんないんだ。てか、最後まで見届けるなよ、自分。あれ?もしかして?妬み?等と考えていると、A番の30分休憩なんかアッと言う間だ。
その後、何かとS君がこっそりと私の仕事をやっていてくれたり、やり忘れている事を知らせてくれたりで、順調に仕事を進め、奇跡的に7時には仕事を終える事が出来たので、一応B君に声をかけた。
B君「今日は物(品出しする物)が無くて良かったですね」
みかやん「はい。折りコンが無いだけで全然違いますね」
B君「あと、やり残した事はないですか?」
みかやん「い、一応チェックしたので大丈夫とは思うんですが・・・」
B君「ははは!大丈夫ですよ。お疲れ様でした」
狼狽える私にB君が労いの言葉をかけてくれたので、更に狼狽えてしまった。しかし良かった。本当に奇跡だ。仕事が多い時のA番だと、EさんやS君も未だに8時半〜9時まで残業しているのに、何とか7時にやり遂げた。肉担当の方、惣菜担当の方、S君、B君、みんなに感謝感謝。
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スーパーは・・・急遽休み
2004年9月29日今日は本当なら出番でMさんとペアでA番をするハズだったのに、店長が「9月の決算月に4人勤務は人件費の無駄」と判断した為に、急遽私が休む事になった。
以前、S君とこんな話をした。
S君「俺やみかやんは、まだまだBさんやMさんのような仕事は出来ないじゃないですか。だからいかに無駄を省いて効率的に仕事をするかという事が当面の課題になるんですよね」
みかやん「いやしかし、Bさんは背も高いし力もあるから仕事が早いのは分かるんですけど、Mさんの場合はいったいどうなってるのか?と思いますよ」
S君「A番の仕事はまともにやったらキリも限りもなくて、絶対に7時になんか終われないですよ。俺らが残した仕事は昼の人達がするわけですから、ある程度は見切りをつけなきゃならないんです。手を抜けるところは手を抜いちゃっていいんですよ」
みかやん「でもあまり手を抜くと昼の人達から苦情がきますよね」
S君「はい。即、苦情がきます。苦情がこない程度に手を抜くというのも今の俺らには難しいんで、BさんやMさんがA番をしている時の仕事ぶりが見られればいいんですけど、それも現状は無理ですよね」
みかやん「あっ!私、29日にMさんとペアでA番をするんです!その日がチャンスでしょうか?」
S君「良かったですね。Mさんとペアならわりと暇になると思うので、アドバイスして貰ったり仕事ぶりを見ていたりすると良いですよ」
みかやん「はい。そうします。今から楽しみです」
・・・という話をしていたのに、なんてこった。お陰で明日はいきなり1人でA番だ(涙)。
以前、S君とこんな話をした。
S君「俺やみかやんは、まだまだBさんやMさんのような仕事は出来ないじゃないですか。だからいかに無駄を省いて効率的に仕事をするかという事が当面の課題になるんですよね」
みかやん「いやしかし、Bさんは背も高いし力もあるから仕事が早いのは分かるんですけど、Mさんの場合はいったいどうなってるのか?と思いますよ」
S君「A番の仕事はまともにやったらキリも限りもなくて、絶対に7時になんか終われないですよ。俺らが残した仕事は昼の人達がするわけですから、ある程度は見切りをつけなきゃならないんです。手を抜けるところは手を抜いちゃっていいんですよ」
みかやん「でもあまり手を抜くと昼の人達から苦情がきますよね」
S君「はい。即、苦情がきます。苦情がこない程度に手を抜くというのも今の俺らには難しいんで、BさんやMさんがA番をしている時の仕事ぶりが見られればいいんですけど、それも現状は無理ですよね」
みかやん「あっ!私、29日にMさんとペアでA番をするんです!その日がチャンスでしょうか?」
S君「良かったですね。Mさんとペアならわりと暇になると思うので、アドバイスして貰ったり仕事ぶりを見ていたりすると良いですよ」
みかやん「はい。そうします。今から楽しみです」
・・・という話をしていたのに、なんてこった。お陰で明日はいきなり1人でA番だ(涙)。
スーパーは休み・焼肉セット届く
2004年9月28日帰宅後、さて寝よう!と思ったらY運輸さんがきた。先日、赤黒の試合観戦で当てた”○ントレ焼肉セット”が届く日だった事を思い出し、いそいそと玄関を開けるとアゴから下しか見えないような大男が、小さな小さなダンボールを掌にちょこんと乗せて立っていた。
「”焼肉セット”というわりには小さな箱。○ントレさんからじゃないのかも?」
「大男が大きな手で持っているから小さい箱に見えるだけかも?」
「物凄〜く高級な肉が少しずつ入っているのかも?」
「いや、ひょっとして誤配かも?」
とっさに様々な事を考えたが、小さなダンボールを受け取ると伝票に紛れもなく”○ントレ”と書いてあった。イヤ〜な予感がしたが、取り敢えず小さなダンボールを開けてみると「コンサドーレ札幌 マッチDAYプログラム ラッキープレゼント ○ントレ焼肉詰め合わせ ご当選おめでとうございます」と書いた紙が入っていた。
恐る恐るその紙をめくって中を見てみると、塩味ホルモン・味噌味ホルモン・辛味噌味ホルモンのホルモン3点セットだった。
ホルモン食えない(哀)。
「”焼肉セット”というわりには小さな箱。○ントレさんからじゃないのかも?」
「大男が大きな手で持っているから小さい箱に見えるだけかも?」
「物凄〜く高級な肉が少しずつ入っているのかも?」
「いや、ひょっとして誤配かも?」
とっさに様々な事を考えたが、小さなダンボールを受け取ると伝票に紛れもなく”○ントレ”と書いてあった。イヤ〜な予感がしたが、取り敢えず小さなダンボールを開けてみると「コンサドーレ札幌 マッチDAYプログラム ラッキープレゼント ○ントレ焼肉詰め合わせ ご当選おめでとうございます」と書いた紙が入っていた。
恐る恐るその紙をめくって中を見てみると、塩味ホルモン・味噌味ホルモン・辛味噌味ホルモンのホルモン3点セットだった。
ホルモン食えない(哀)。
スーパー36日目:ごろつき系
2004年9月27日22:17-8:40 B番
今日はEさんがA番でB君がC番だった。毎度の事ながら、私がB番の時にB君がC番だと落ち着かない。B君が近くに居ると思うと、変に緊張したり萎縮したりで普段なら有り得ないような失敗をしたりするので、要注意だ。
何だか知らないがレジが異常に忙しかった。B君にレジ補助に入られると緊張するので、決死のレジ作業でお客さんをさばいた。さて、今日もレジの合間に酒と飲料の品出しだ!と思うとOくんが来た。
Oくん「今日ね!凄く懐かしい人に会ったんだ!みかやんに知らせたくて来たよ」
みかやん「えっ?私も知ってる人なの?誰だろ?」
Oくん「店でいきなり”O兄さんじゃないっすかーっ”って声を掛けられてさ」
みかやん「えーっ!Yくん?」
Oくん「そう!Yくんだったよ。”みかやん姉さんはお元気で今もラブホに?”って聞いてたよ。いろいろあって俺もみかやんもトドも辞めたって言ったら”あそこは長く働く所じゃないっすよね”だってさ。本当だよね。Yくんは今、タクシーの運転手さんをしてるんだって。”O兄さんがパチンコ屋ってすっげえ意外っす”って言われたよ」
みかやん「タクシーの運転手さんになりたいって言ってたよね。実現したんだ」
Oくん「ちゃんと目標の職業があってそれになるって、すんごくない?俺なんか単に給料につられてパチンコ屋だからね。特になりたい職業なんてなかった」
みかやん「あたしゃ年齢制限にひっかかりまくりでスーパーだからね。本屋さんか本とビデオ屋さんに行きたかったのに」
Oくん「やっぱ、そんなもん?」
みかやん「うん。そんなもん」
話の途中でレジにお客さんが来たらレジに走ったり戻ったりで、実はこの会話に30分もかかった。Oくんが帰った後、楽しかった頃のラブホ時代を思い出していた。Yくんはいつも「生理の客は帰りやがれ!」って言ってたよなぁ。。。なんて思い出していたら、ふいにB君に話しかけられた。B君が私に話しかけてくる時は決まって注意か叱責だ。
何事か?と思うと「先月の残業代が莫大なので29日は休んでくれ」という事だった。しかもB君は和やかににこやかに説明してくれたので驚いた。にこやかなB君はとても爽やかなイケメン君だ。何だか照れてしまった。
朝になりレジでお客さんにビール券を手渡された。レジでビール券の金額と種別番号を打たなければならないが、ビール券は何番だっただろう?とレジに貼ってある種別番号表を見ていたら、店内に響き渡る大声で「わかんねぇのかよ!」と怒鳴られ、思わずその客の顔を見た。
30代半ばのうだつの上がらないサラリーマン風の男だ。このテのごろつき系に「申し訳ございません」などと言おうものなら、「ほぅらみろ、俺はお前のせいで気分が悪いんだ!お前のせいだ!」と、自分の気持ちが晴れないのをこちらに転嫁してコレ幸いと怒りだすので、時にごろつき系に申し訳ございませんは禁句だとデパート時代に習った。
習ったとおり「いいえ。大丈夫です」と言ってニッコリと微笑んだ。この場合、最初に「いいえ」と言って「あんたの気分が悪いのは、あたしのせいじゃないんだよ!」と暗に知らしめるのがコツだとかいう話だった。で、このごろつきもお釣りを受け取ってすごすごと帰って行った。やれやれだ。ごろつきが帰ると警備さんが走ってきた。
警備さん「ああいう奴に限って日頃、家族や上司に怒鳴られてるんですよね」
みかやん「冴えない男って感じでした。あれじゃ何をやっても上手くいかないでしょうね」
警備さん「逆らえないのをいい事に因縁を付けるようなら割って入ろうと思ってました。”警察呼んだから”とか言ってね」
みかやん「ありがとうございます。あのテの輩は逆らえない立場の弱い相手にしか怒鳴ったりしませんよ」
警備さん「怒鳴ったりして注目されてバツの悪い思いをするのは本人なのに」
みかやん「朝から怒鳴ったりして今日も散々な一日になるんじゃないですか」
警備さん「つくづく馬鹿な男ですね」
みかやん「全く悪循環ですよ」
警備さん「ま、しっかりと人相と風体を記憶しましたから」
みかやん「私もです!」
朝っぱらから怒鳴ってきた客の顔を忘れるもんか。今度はとびっきりの笑顔で迎えてやる。
今日はEさんがA番でB君がC番だった。毎度の事ながら、私がB番の時にB君がC番だと落ち着かない。B君が近くに居ると思うと、変に緊張したり萎縮したりで普段なら有り得ないような失敗をしたりするので、要注意だ。
何だか知らないがレジが異常に忙しかった。B君にレジ補助に入られると緊張するので、決死のレジ作業でお客さんをさばいた。さて、今日もレジの合間に酒と飲料の品出しだ!と思うとOくんが来た。
Oくん「今日ね!凄く懐かしい人に会ったんだ!みかやんに知らせたくて来たよ」
みかやん「えっ?私も知ってる人なの?誰だろ?」
Oくん「店でいきなり”O兄さんじゃないっすかーっ”って声を掛けられてさ」
みかやん「えーっ!Yくん?」
Oくん「そう!Yくんだったよ。”みかやん姉さんはお元気で今もラブホに?”って聞いてたよ。いろいろあって俺もみかやんもトドも辞めたって言ったら”あそこは長く働く所じゃないっすよね”だってさ。本当だよね。Yくんは今、タクシーの運転手さんをしてるんだって。”O兄さんがパチンコ屋ってすっげえ意外っす”って言われたよ」
みかやん「タクシーの運転手さんになりたいって言ってたよね。実現したんだ」
Oくん「ちゃんと目標の職業があってそれになるって、すんごくない?俺なんか単に給料につられてパチンコ屋だからね。特になりたい職業なんてなかった」
みかやん「あたしゃ年齢制限にひっかかりまくりでスーパーだからね。本屋さんか本とビデオ屋さんに行きたかったのに」
Oくん「やっぱ、そんなもん?」
みかやん「うん。そんなもん」
話の途中でレジにお客さんが来たらレジに走ったり戻ったりで、実はこの会話に30分もかかった。Oくんが帰った後、楽しかった頃のラブホ時代を思い出していた。Yくんはいつも「生理の客は帰りやがれ!」って言ってたよなぁ。。。なんて思い出していたら、ふいにB君に話しかけられた。B君が私に話しかけてくる時は決まって注意か叱責だ。
何事か?と思うと「先月の残業代が莫大なので29日は休んでくれ」という事だった。しかもB君は和やかににこやかに説明してくれたので驚いた。にこやかなB君はとても爽やかなイケメン君だ。何だか照れてしまった。
朝になりレジでお客さんにビール券を手渡された。レジでビール券の金額と種別番号を打たなければならないが、ビール券は何番だっただろう?とレジに貼ってある種別番号表を見ていたら、店内に響き渡る大声で「わかんねぇのかよ!」と怒鳴られ、思わずその客の顔を見た。
30代半ばのうだつの上がらないサラリーマン風の男だ。このテのごろつき系に「申し訳ございません」などと言おうものなら、「ほぅらみろ、俺はお前のせいで気分が悪いんだ!お前のせいだ!」と、自分の気持ちが晴れないのをこちらに転嫁してコレ幸いと怒りだすので、時にごろつき系に申し訳ございませんは禁句だとデパート時代に習った。
習ったとおり「いいえ。大丈夫です」と言ってニッコリと微笑んだ。この場合、最初に「いいえ」と言って「あんたの気分が悪いのは、あたしのせいじゃないんだよ!」と暗に知らしめるのがコツだとかいう話だった。で、このごろつきもお釣りを受け取ってすごすごと帰って行った。やれやれだ。ごろつきが帰ると警備さんが走ってきた。
警備さん「ああいう奴に限って日頃、家族や上司に怒鳴られてるんですよね」
みかやん「冴えない男って感じでした。あれじゃ何をやっても上手くいかないでしょうね」
警備さん「逆らえないのをいい事に因縁を付けるようなら割って入ろうと思ってました。”警察呼んだから”とか言ってね」
みかやん「ありがとうございます。あのテの輩は逆らえない立場の弱い相手にしか怒鳴ったりしませんよ」
警備さん「怒鳴ったりして注目されてバツの悪い思いをするのは本人なのに」
みかやん「朝から怒鳴ったりして今日も散々な一日になるんじゃないですか」
警備さん「つくづく馬鹿な男ですね」
みかやん「全く悪循環ですよ」
警備さん「ま、しっかりと人相と風体を記憶しましたから」
みかやん「私もです!」
朝っぱらから怒鳴ってきた客の顔を忘れるもんか。今度はとびっきりの笑顔で迎えてやる。
てぬき夜食メモ・その8
2004年9月27日 おやつクリープにコクを求めて
★あずき蒸しパン
ホットケーキミックス 100g
クリープ 30g
牛乳 60cc
卵 1個
粒あん 大さじ2
サラダ油 小さじ1
1・卵と牛乳を泡立て器でよく混ぜる
2・ミックス粉とクリープを入れて粉っぽさがなくなるまで混ぜる
3・サラダ油を入れて更に混ぜる
4・つぶあんを入れてサクッと混ぜる
5・耐熱容器にオーブンシートを敷いて生地を流し入れる
6・蒸気の上がった蒸し器に入れて強火で20分蒸す
ふっくら膨らんでいい感じ
冷めてもしっとりもっちり
★あずき蒸しパン
ホットケーキミックス 100g
クリープ 30g
牛乳 60cc
卵 1個
粒あん 大さじ2
サラダ油 小さじ1
1・卵と牛乳を泡立て器でよく混ぜる
2・ミックス粉とクリープを入れて粉っぽさがなくなるまで混ぜる
3・サラダ油を入れて更に混ぜる
4・つぶあんを入れてサクッと混ぜる
5・耐熱容器にオーブンシートを敷いて生地を流し入れる
6・蒸気の上がった蒸し器に入れて強火で20分蒸す
ふっくら膨らんでいい感じ
冷めてもしっとりもっちり
常連さんファイル・その7
2004年9月26日性別 男
推定年齢 20代半ば
特徴 色黒 痩せ形 イケメン
来店頻度 毎日or1日2回
来店時間 23時〜翌4時
お買上品 飲み物 その日の特売品
メモ
最初は毎日1人で来店していたが、ある日、幼稚園児と思われる男の子を連れて来られ「ヤンパパ」だったんだ!と思っていた矢先、今度は嫁を連れてきた。この男性はかなりのイケメン君なのだが、嫁が・・・。しかも子供は嫁似で・・・。美女と野獣の逆バージョンで、嫁はまさに野・・(あわわ)。
おまけに嫁は、子供がサッカー台によじ登ろうとも、サッカー台に乗ってレジをいじってレジをピーピー鳴らそうとも、まるでお咎めナシ。全く無関心。そもそも幼稚園児ぐらいの子供が夜中に起きてる事自体、おかしいのではないか?と思う。私なんか、小学校6年生まで8時に寝てたのに。
お気の毒に鬼嫁にこき使われているようで、携帯で嫁に買い物を指示されているようだ。
推定年齢 20代半ば
特徴 色黒 痩せ形 イケメン
来店頻度 毎日or1日2回
来店時間 23時〜翌4時
お買上品 飲み物 その日の特売品
メモ
最初は毎日1人で来店していたが、ある日、幼稚園児と思われる男の子を連れて来られ「ヤンパパ」だったんだ!と思っていた矢先、今度は嫁を連れてきた。この男性はかなりのイケメン君なのだが、嫁が・・・。しかも子供は嫁似で・・・。美女と野獣の逆バージョンで、嫁はまさに野・・(あわわ)。
おまけに嫁は、子供がサッカー台によじ登ろうとも、サッカー台に乗ってレジをいじってレジをピーピー鳴らそうとも、まるでお咎めナシ。全く無関心。そもそも幼稚園児ぐらいの子供が夜中に起きてる事自体、おかしいのではないか?と思う。私なんか、小学校6年生まで8時に寝てたのに。
お気の毒に鬼嫁にこき使われているようで、携帯で嫁に買い物を指示されているようだ。
スーパー35日目:おつかいの兄弟
2004年9月25日22:19-8:44 B
今日はS君がA番でB君がC番だった。相変わらずB君は無愛想だが、S君の笑顔に救われる。今日もB君に「休憩どうぞ」「休憩入ります」「両替行ってきます」と声を掛けるも、B君からの返事はナシ。最初は「どうして無言攻撃されるんだろう?」と、いちいち悲しくなったり腹が立ったりしたが、お陰様で慣れた。それに比べてS君は、私が何か言う度に笑みを浮かべて答えてくれるので本当に有り難い。
給料日の土曜の夜で、出勤早々からレジ大混雑で、本来レジとはあまり関係がないA番のS君までもが何度かレジに入ってくれたほどの忙しさだった。平日の夜は、帰宅後に簡単に食べる為のお弁当&飲み物や、単品のおかず&ご飯などがよく売れるが、今夜は食材をごっそり買い込むお客さんが多く、さながら夕方の主婦の買い物のようで、レジで1人のお客さんをさばくのにいつもの倍以上の時間がかかった。
その上、足りなくなった食材を買いに来た飲食店関係の方も多く、領収証の発行がレジ大行列に拍車をかけた。お客さんに「”行列の出来る店”だね!あはは!」と言われたが、ブラックユーモアなのか本当に冗談なのかよく分からないし、それどころではなかった。
1回目の休憩の1時半までに、スーパー特有の棚上在庫の物を品出ししておきたかったし、レジ袋の補充やら割り箸の補充などもしておきたかったが、本当にレジにかかりっきりで他の仕事が何一つ出来なかった。泣く泣く1時間の休憩を30分で切り上げて売場へ出ると、飲料も酒も売れに売れ、傍らに半端じゃない量のダンボール(私が品出しする分)が積まれていた。
30分間必死で品出しをして、またレジに入った。今度はB君が休憩に入るので、店内には私とS君だけになるが、忙しいA番のS君にレジ補助をして貰うワケにはいかないので、レジも必死、品出しも必死だった。しかし2時半を過ぎても3時を過ぎても、お客さんが途切れず思うように品出しがはかどらず焦るが、もうどうしようもない。
「いいや。ボランティア残業して帰ろう!」と開き直って、4時半からの2回目の休憩はのうのうと丸々30分休んだ。品出ししきれずに尚も堆く積まれたダンボールの山を見かねたB君が、私が休憩している間に品出ししていてくれたが、所詮焼け石に水の状態だった。
休憩開けの5時にはさすがにお客さんも少なくなったが、「いいや。ボランティア残業して帰ろう!」と腹を括ったので、どうにもやる気がおきなかった。5時半にはトラック便が届いてコンテナ運びと惣菜&弁当の品出しが待っているし、それが終わったら朝ラッシュでレジにかかりっきりになるので、酒や飲料の品出しの時間など無い。「やっぱ残業っしょ」とダラダラと品出しをしていたら、B君が現れた。
「やばっ!ダラダラしてんの見られた?」と思い、冷や汗をかきながら取り敢えず「お疲れ様です」と声をかけた。
B君「このままでは到底間に合わないので向こう側の酒は品出ししておきました。残りの品出しをしてください!日曜の朝で、弁当や惣菜の納品が少ないハズなので、惣菜の品出しの後、様子を見ながら残りの品出しと後片付けをして下さいね!」
みかやん「はい。分かりました。ありがとうございました」
そっか。すっかり忘れていたが日曜の朝だったので、納品もお客さんも少ないハズだ。俄然やる気が出て、5時半から大急ぎで弁当と惣菜の品出しをして、残りの酒の品出しをした。今日という今日は残業しないと絶対間に合わない!と思っていたが、B君と日曜の朝に助けられ、何とか全ての仕事をやり遂げた。
後は8時半までレジだけしてれば良い。物凄い達成感包まれてレジにいると、先日(9月17日の日記)のおつかいの男の子が弟を連れてレジに来た。今日は2人で沢山のおにぎりを抱えていた。
男の子「お姉ちゃん!おはよっす!」
みかやん「おはよう!弟くんかい?」
男の子「うん!弟なんだ」
みかやん「弟くんもお兄ちゃんに似てイケメン君になるね」
男の子「えへへ。そうかな?」
みかやん「うん。イケメン兄弟だね」
男の子「初めてイケメンって言われた〜。てへっ。そんじゃね〜」
男の子は照れまくりで帰っていった。ふふっ、可愛い。大変な一日だったが、最後はおつかいの男の子に癒された。
今日はS君がA番でB君がC番だった。相変わらずB君は無愛想だが、S君の笑顔に救われる。今日もB君に「休憩どうぞ」「休憩入ります」「両替行ってきます」と声を掛けるも、B君からの返事はナシ。最初は「どうして無言攻撃されるんだろう?」と、いちいち悲しくなったり腹が立ったりしたが、お陰様で慣れた。それに比べてS君は、私が何か言う度に笑みを浮かべて答えてくれるので本当に有り難い。
給料日の土曜の夜で、出勤早々からレジ大混雑で、本来レジとはあまり関係がないA番のS君までもが何度かレジに入ってくれたほどの忙しさだった。平日の夜は、帰宅後に簡単に食べる為のお弁当&飲み物や、単品のおかず&ご飯などがよく売れるが、今夜は食材をごっそり買い込むお客さんが多く、さながら夕方の主婦の買い物のようで、レジで1人のお客さんをさばくのにいつもの倍以上の時間がかかった。
その上、足りなくなった食材を買いに来た飲食店関係の方も多く、領収証の発行がレジ大行列に拍車をかけた。お客さんに「”行列の出来る店”だね!あはは!」と言われたが、ブラックユーモアなのか本当に冗談なのかよく分からないし、それどころではなかった。
1回目の休憩の1時半までに、スーパー特有の棚上在庫の物を品出ししておきたかったし、レジ袋の補充やら割り箸の補充などもしておきたかったが、本当にレジにかかりっきりで他の仕事が何一つ出来なかった。泣く泣く1時間の休憩を30分で切り上げて売場へ出ると、飲料も酒も売れに売れ、傍らに半端じゃない量のダンボール(私が品出しする分)が積まれていた。
30分間必死で品出しをして、またレジに入った。今度はB君が休憩に入るので、店内には私とS君だけになるが、忙しいA番のS君にレジ補助をして貰うワケにはいかないので、レジも必死、品出しも必死だった。しかし2時半を過ぎても3時を過ぎても、お客さんが途切れず思うように品出しがはかどらず焦るが、もうどうしようもない。
「いいや。ボランティア残業して帰ろう!」と開き直って、4時半からの2回目の休憩はのうのうと丸々30分休んだ。品出ししきれずに尚も堆く積まれたダンボールの山を見かねたB君が、私が休憩している間に品出ししていてくれたが、所詮焼け石に水の状態だった。
休憩開けの5時にはさすがにお客さんも少なくなったが、「いいや。ボランティア残業して帰ろう!」と腹を括ったので、どうにもやる気がおきなかった。5時半にはトラック便が届いてコンテナ運びと惣菜&弁当の品出しが待っているし、それが終わったら朝ラッシュでレジにかかりっきりになるので、酒や飲料の品出しの時間など無い。「やっぱ残業っしょ」とダラダラと品出しをしていたら、B君が現れた。
「やばっ!ダラダラしてんの見られた?」と思い、冷や汗をかきながら取り敢えず「お疲れ様です」と声をかけた。
B君「このままでは到底間に合わないので向こう側の酒は品出ししておきました。残りの品出しをしてください!日曜の朝で、弁当や惣菜の納品が少ないハズなので、惣菜の品出しの後、様子を見ながら残りの品出しと後片付けをして下さいね!」
みかやん「はい。分かりました。ありがとうございました」
そっか。すっかり忘れていたが日曜の朝だったので、納品もお客さんも少ないハズだ。俄然やる気が出て、5時半から大急ぎで弁当と惣菜の品出しをして、残りの酒の品出しをした。今日という今日は残業しないと絶対間に合わない!と思っていたが、B君と日曜の朝に助けられ、何とか全ての仕事をやり遂げた。
後は8時半までレジだけしてれば良い。物凄い達成感包まれてレジにいると、先日(9月17日の日記)のおつかいの男の子が弟を連れてレジに来た。今日は2人で沢山のおにぎりを抱えていた。
男の子「お姉ちゃん!おはよっす!」
みかやん「おはよう!弟くんかい?」
男の子「うん!弟なんだ」
みかやん「弟くんもお兄ちゃんに似てイケメン君になるね」
男の子「えへへ。そうかな?」
みかやん「うん。イケメン兄弟だね」
男の子「初めてイケメンって言われた〜。てへっ。そんじゃね〜」
男の子は照れまくりで帰っていった。ふふっ、可愛い。大変な一日だったが、最後はおつかいの男の子に癒された。
てぬき夜食メモ・その7
2004年9月25日 おやつ頂き物のココナッツミルクを流し台の下から発掘
★ココナッツミルク蒸しパン
ホットケーキミックス 100g
ココナッツミルク 60cc
卵 1個
つぶあん 大さじ2
サラダ油 小さじ1
1・卵とココナッツミルクを泡立て器でよく混ぜる
2・ミックス粉を入れて粉っぽさがなくなるまで混ぜる
3・サラダ油を入れて更に混ぜる
4・つぶあんを入れてサクッと混ぜる
5・耐熱容器にオーブンシートを敷いて生地を流し入れる
6・蒸気の上がった蒸し器に入れて強火で20分蒸す
あんまり膨らまなくて寂しいかも
そこはかとなくココナッツミルクの風合い
★ココナッツミルク蒸しパン
ホットケーキミックス 100g
ココナッツミルク 60cc
卵 1個
つぶあん 大さじ2
サラダ油 小さじ1
1・卵とココナッツミルクを泡立て器でよく混ぜる
2・ミックス粉を入れて粉っぽさがなくなるまで混ぜる
3・サラダ油を入れて更に混ぜる
4・つぶあんを入れてサクッと混ぜる
5・耐熱容器にオーブンシートを敷いて生地を流し入れる
6・蒸気の上がった蒸し器に入れて強火で20分蒸す
あんまり膨らまなくて寂しいかも
そこはかとなくココナッツミルクの風合い
常連さんファイル・その6
2004年9月24日性別 女
推定年齢 50代半ば
特徴 白髪のオカッパ 濃い顔 小柄
来店頻度 週3〜4回
来店時間 22時〜23時
お買上品 豆腐 刺身
メモ
レジの最後に買い物カゴの中にレジ袋を入れるが、レジ袋を入れるや否や「袋詰めしてくれなくていいのよ!自分で入れるからいいの!」と何故か必ず声を荒立てて大騒ぎするお方。お買上点数が多いので最初から袋詰めするつもりはないのに騒がれて閉口してしまう。
何故?と思って秘かに観察すると、豆腐1つにわさびの小袋(無料)を20袋ぐらいを隠すように買い物カゴに入れていたり、刺身1つに無料わさびを30袋ぐらい買い物カゴに入れていた為と判明。別にそんなに悪びれなくてもいいのに。大きな声を出すわりには気弱な人らしい。
推定年齢 50代半ば
特徴 白髪のオカッパ 濃い顔 小柄
来店頻度 週3〜4回
来店時間 22時〜23時
お買上品 豆腐 刺身
メモ
レジの最後に買い物カゴの中にレジ袋を入れるが、レジ袋を入れるや否や「袋詰めしてくれなくていいのよ!自分で入れるからいいの!」と何故か必ず声を荒立てて大騒ぎするお方。お買上点数が多いので最初から袋詰めするつもりはないのに騒がれて閉口してしまう。
何故?と思って秘かに観察すると、豆腐1つにわさびの小袋(無料)を20袋ぐらいを隠すように買い物カゴに入れていたり、刺身1つに無料わさびを30袋ぐらい買い物カゴに入れていた為と判明。別にそんなに悪びれなくてもいいのに。大きな声を出すわりには気弱な人らしい。
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スーパー34日目:素敵なUさん
2004年9月23日22:10-8:42 B番
今日はMさんがA番でEさんがC番だった。出勤するとMさんに「あれれ?今日、出番でした?」と驚かれ「S君の精密検査が明日だそうなので交代しました」と答えた。続いてEさんに「えっ?今日、出番でした?」と聞かれ、「S君の精密検査が明日だそうなので交代しました」と答え、今度は夜間店長に「おや、今日はまたレディー3人かい?」と聞かれ、「S君の・・・」と答えるのに飽きた。
今日は警備のウザ爺ではなく、いつもの若い警備さんと新人のお爺さんが居た。ウザ爺が入ったばかりなのに、何故また新人?と思って尋ねてみると、若い警備さんが異動になるらしい。ええっ?じゃあこのスーパーの警備は、ウザ爺と今日入ったお爺さんの2人体制になるのかい?髪の毛真っ白だし顔シワシワだし70才過ぎてるんじゃないの?ってぐらい高齢だけど、かくしゃくとしていてデキる爺さんっぽいのが救いだ。
お陰様でS君と休みを代わってB番になった。明日は私がC番の予定だったが、明日はS君が私に代わってC番をしてくれる。S君は休みを代わる事をとても申し訳なく思ってくれたようだが、私的には嫌いなC番が一日減って物凄く得した気分だ。しかし、今朝は寝ずに厚別へ行って、帰宅後軽くウトウトした程度なのでやはり眠くなり、うすぼんやりしていると警備さんに話しかけられた。
警備さん「今日入った人、かなりヤル人みたいですよ。良かったですね」
みかやん「あなたじゃなくてウザ爺が異動になると良かったのに」
警備さん「あまりウザいようだったら警備会社にクレームつけて下さい。すぐヨソへ飛ばされますから」
みかやん「あまりウザいようなんですよね〜。クレームはつけませんけど」
警備さん「普段あんなにお喋りなのに”何か分からない事は有りますか?”と聞くと押し黙るんですよ。仕事の話になると、急におとなしくなるんです」
みかやん「裏の階段で擦れ違ったら”男子トイレに誰か入ってましたか”って聞くんですよ。そんな事まで私にチェックしろ!って言うんでしょうか?ビックリしました」
警備さん「何て失礼な!それは我々の仕事なので答えなくて結構ですよ!とんでもない話ですね」
みかやん「常に誰かに話しかけたくて話しかけたくて仕方なくて、変な事を言っちゃうんじゃないですか?」
警備さん「困ったもんですね。注意しておきます」
ウザ爺に話しかけられて愛想良く答えようものなら、喋って喋って止まらなくなるし、ちゃっかりとウザ爺の仕事を私に振ってくるんだから、全く困ったもんだ。顔はブ○イクだし(お互い様)、背は私より低いのに80kgぐらいありそうだし、そんなナリでまるでパリコレのモデルのような歩き方をするので、思わず目を覆いたくなる。それに些細な肉体労働で「んふっ」「あふっ」と奇声を発するので本当にキモイ。
あーヤダヤダ。キモイキモイ。
と思っていたら、ヨボヨボでいながらどこか江戸っ子風のお婆さんがレジに来た。半額になった魚や魚卵の会計の後、袋詰めしている私にお婆さんが声をかけてきた。
お婆さん「それ、預かってて!会計したからいいっしょ!今から病院へ行くから、今、行かないと遅くなるし」
みかやん「ええっあの。。(預かっていいのかダメなのか分かんないけど、近くに誰もいないよ。どうしよう)」
お婆さん「ちょっとペン借して。電話番号と名前書いときゃいいっしょ!11時頃来るから、それじゃ!」
みかやん「ええ〜」
お婆さんは強引に荷物を置いて行ってしまった。暫くしてEさんが来たので尋ねると「”お買上品のお預かりはしていないし、まして半額になったナマ物は特にダメ”と朝番の人にガッチリ叱られた事がある」との事。
朝になり、朝番のUさんが出勤してきたので丁重に「半額のナマ物を預かってしまった」事を伝えると、「あなたが謝る事じゃないわ。こんな事でも物凄く叱る朝番の人間が居るみたいだけど、相手はお客さんなんだもの仕方ないわよ。それに肝心な時に先輩が居なかったんだもの。あなただって分かってたら、最初からお断りしてたハズなんだし、知らずにした事をそんなに詫びる事はないのよ」と、叱るどころか笑顔だった。
Uさんってば、なんていい人なんだ。Uさんは40代半ばで大柄な色白美人だ。大きな明るい声でハキハキと物を言う人で、理知的なお顔建ちで、その辺のオバ連とは違うと思っていたら、やっぱり素敵な人だった。
今日はMさんがA番でEさんがC番だった。出勤するとMさんに「あれれ?今日、出番でした?」と驚かれ「S君の精密検査が明日だそうなので交代しました」と答えた。続いてEさんに「えっ?今日、出番でした?」と聞かれ、「S君の精密検査が明日だそうなので交代しました」と答え、今度は夜間店長に「おや、今日はまたレディー3人かい?」と聞かれ、「S君の・・・」と答えるのに飽きた。
今日は警備のウザ爺ではなく、いつもの若い警備さんと新人のお爺さんが居た。ウザ爺が入ったばかりなのに、何故また新人?と思って尋ねてみると、若い警備さんが異動になるらしい。ええっ?じゃあこのスーパーの警備は、ウザ爺と今日入ったお爺さんの2人体制になるのかい?髪の毛真っ白だし顔シワシワだし70才過ぎてるんじゃないの?ってぐらい高齢だけど、かくしゃくとしていてデキる爺さんっぽいのが救いだ。
お陰様でS君と休みを代わってB番になった。明日は私がC番の予定だったが、明日はS君が私に代わってC番をしてくれる。S君は休みを代わる事をとても申し訳なく思ってくれたようだが、私的には嫌いなC番が一日減って物凄く得した気分だ。しかし、今朝は寝ずに厚別へ行って、帰宅後軽くウトウトした程度なのでやはり眠くなり、うすぼんやりしていると警備さんに話しかけられた。
警備さん「今日入った人、かなりヤル人みたいですよ。良かったですね」
みかやん「あなたじゃなくてウザ爺が異動になると良かったのに」
警備さん「あまりウザいようだったら警備会社にクレームつけて下さい。すぐヨソへ飛ばされますから」
みかやん「あまりウザいようなんですよね〜。クレームはつけませんけど」
警備さん「普段あんなにお喋りなのに”何か分からない事は有りますか?”と聞くと押し黙るんですよ。仕事の話になると、急におとなしくなるんです」
みかやん「裏の階段で擦れ違ったら”男子トイレに誰か入ってましたか”って聞くんですよ。そんな事まで私にチェックしろ!って言うんでしょうか?ビックリしました」
警備さん「何て失礼な!それは我々の仕事なので答えなくて結構ですよ!とんでもない話ですね」
みかやん「常に誰かに話しかけたくて話しかけたくて仕方なくて、変な事を言っちゃうんじゃないですか?」
警備さん「困ったもんですね。注意しておきます」
ウザ爺に話しかけられて愛想良く答えようものなら、喋って喋って止まらなくなるし、ちゃっかりとウザ爺の仕事を私に振ってくるんだから、全く困ったもんだ。顔はブ○イクだし(お互い様)、背は私より低いのに80kgぐらいありそうだし、そんなナリでまるでパリコレのモデルのような歩き方をするので、思わず目を覆いたくなる。それに些細な肉体労働で「んふっ」「あふっ」と奇声を発するので本当にキモイ。
あーヤダヤダ。キモイキモイ。
と思っていたら、ヨボヨボでいながらどこか江戸っ子風のお婆さんがレジに来た。半額になった魚や魚卵の会計の後、袋詰めしている私にお婆さんが声をかけてきた。
お婆さん「それ、預かってて!会計したからいいっしょ!今から病院へ行くから、今、行かないと遅くなるし」
みかやん「ええっあの。。(預かっていいのかダメなのか分かんないけど、近くに誰もいないよ。どうしよう)」
お婆さん「ちょっとペン借して。電話番号と名前書いときゃいいっしょ!11時頃来るから、それじゃ!」
みかやん「ええ〜」
お婆さんは強引に荷物を置いて行ってしまった。暫くしてEさんが来たので尋ねると「”お買上品のお預かりはしていないし、まして半額になったナマ物は特にダメ”と朝番の人にガッチリ叱られた事がある」との事。
朝になり、朝番のUさんが出勤してきたので丁重に「半額のナマ物を預かってしまった」事を伝えると、「あなたが謝る事じゃないわ。こんな事でも物凄く叱る朝番の人間が居るみたいだけど、相手はお客さんなんだもの仕方ないわよ。それに肝心な時に先輩が居なかったんだもの。あなただって分かってたら、最初からお断りしてたハズなんだし、知らずにした事をそんなに詫びる事はないのよ」と、叱るどころか笑顔だった。
Uさんってば、なんていい人なんだ。Uさんは40代半ばで大柄な色白美人だ。大きな明るい声でハキハキと物を言う人で、理知的なお顔建ちで、その辺のオバ連とは違うと思っていたら、やっぱり素敵な人だった。
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てぬき夜食メモ・その6
2004年9月23日 おやつ家に必ずインスタントコーヒーが有るので何かとコーヒー味になる
★レンジ蒸しパン
ホットケーキミックス 100g
玉子 1個
牛乳 大さじ3
インスタントコーヒー 大さじ2
サラダ油 小さじ1
1・ボールに材料を入れて混ぜる
2・耐熱容器や紙ケースに入れて電子レンジで2〜3分加熱
これが一番簡単で早く出来るかも。
★レンジ蒸しパン
ホットケーキミックス 100g
玉子 1個
牛乳 大さじ3
インスタントコーヒー 大さじ2
サラダ油 小さじ1
1・ボールに材料を入れて混ぜる
2・耐熱容器や紙ケースに入れて電子レンジで2〜3分加熱
これが一番簡単で早く出来るかも。