ラブホ奮戦記330日目:27分!16分!!
2003年12月2日0:00-9:00. 9部屋掃除+リネン折り
今日はOくんとの勤務。出勤してフロントへ行くと、ダサ坊が「211号室と212号室がデリ部屋だよ。男2人で来たから、もう少しで同時に空くと思う」と、デリヘルさん情報を教えてくれる。最近は特に伝達事項も無いので、デリ部屋情報を知らせて貰えると有り難い。
C班の時間帯は圧倒的に”休憩”のお客さんが多いので、当然お客さん達は2時間弱で帰る。ある程度、お客さんが帰る時間が読めるが、私達D班の時間帯は殆どが”宿泊”のお客さんなので、お客さんが帰る時間は全く読めない。宿泊料金を払って小一時間で帰るお客さんがいれば、翌日正午のチェックアウトまで居るお客さんもいるし、不倫カップルは午前3時頃に帰る場合が多いし、朝、ココから出勤する人もいる。
私達D班の時間帯で、おおよそ帰る時間の見当が付くのはデリ部屋だけなので、デリ部屋情報を教えて貰えると心の準備が出来て、とても助かる。掃除待ちの部屋が無かったので控え室へ戻った。
リネン折りを始めると、モニターから「カ〜ラ〜ス〜何故鳴くの〜」のお客さんが帰る事を知らせる音が、2回鳴った。モニターを見ると、やはり211号室と212号室で、2部屋とも滞在時間55分でデリヘルさん達のお帰りだった。
とっとと2部屋の掃除を終え、212号室のモニターの電源を切ろうとするとまた「カ〜ラ〜ス〜何故鳴くの〜」と鳴った。見ると215号室が精算を初めていて滞在時間は27分だった。
Oくん「あれれ?215号室もデリ部屋だった?」
みかやん「いや違うよ。普通のお客さんじゃない?」
Oくん「お風呂ラッキーかも?やった!風呂係は俺だ」
みかやん「ラッキーだといいね。部屋も綺麗だといいな」
215号室のお客さんが退室するのを212号室で待ち、モニターで215号室のお客さんを見送って215号室へ入った。Oくんは風呂へ直行した。
Oくん「27分しか居ないのに風呂入ってるよ。浴槽にもお湯が入ってた形跡がある」
みかやん「こないだもトドが”服脱いで風呂入ってまた服着ただけで時間やろ”って言ってたよ。ホントだよね」
Oくん「で、そっちはどーお?ヤってるの?」
みかやん「ティッシュもスキンも使ってないし、ゴミも無いよ」
Oくん「ヤってないのかなぁ?風呂入るだけなら家族風呂でも行けばいいじゃん!宿泊料金6800円も払って勿体ない話だよね。家族風呂って今、いくらぐらいなの?」
みかやん「800円ぐらいか、まぁ1000円ぐらいじゃないの?」
Oくん「あっ!風呂にお湯貯めてる間にヤって、1R終了後に風呂へ直行すればティッシュ要らずだね。じゃないと6800円勿体ないよ」
と話していると、またもモニターから「カ〜ラ〜ス〜何故鳴くの〜」の音。今度は222号室で滞在時間が16分だった。
みかやん「Oちゃん!今度は16分だよ」
Oくん「今度こそお風呂ラッキーだよ。ヤってないかも」
問題の222号室では私が風呂係だった。部屋へ入り一目散に風呂へ向かうとラッキーだった。洗面所もトイレも全く使った形跡が無かった。「ラッキー♪ラクチンだよ〜」とOくんの方を見た。
Oくん「ヤってたよ。シーツに白子がベッタリだよ。おえぇ。16分でヤるなよ〜」
みかやん「それこそ宿泊料金が勿体ないよ。服、脱ぎながら階段上がって、服着ながら帰ったんじゃない?」
Oくん「たまにはこんな衝動的なのもいいかも知れないけど、いつもこうじゃ女の子に嫌われるよね。16分じゃ前戯もへったくれもないよ。即ハメばかりじゃちょっとねぇ」
みかやん「最近、発言がトド化してない?」
Oくん「えっ?グロかった?ごめんなさい」
控え室へ戻るとFちゃんが来た。
Fちゃん「1時間以内で帰る客、多いよな?うんと安くして1時間料金を設定したらどうか?と思ったんだけどよ」
みかやん「休憩2時間4000円ならそれを1時間2000円にして、30分延長で3000円1時間延長で4000円にしたら、2時間休憩の人と同じになるよね。それなら特に問題は無いんじゃない?」
Oくん「イヤだ!デリ部屋だとか、今日みたいに27分や16分で帰られちゃ俺らが忙しくてかなわないよ。俺は断固反対!」
Fちゃん「満場一致だと思ったんだけどなぁ」
Oくんに反対され、ガッカリとフロントへ戻るFちゃんだった。それにしても宿泊料金を払って16分や27分で帰るのは、全く勿体ない話だ。
今日はOくんとの勤務。出勤してフロントへ行くと、ダサ坊が「211号室と212号室がデリ部屋だよ。男2人で来たから、もう少しで同時に空くと思う」と、デリヘルさん情報を教えてくれる。最近は特に伝達事項も無いので、デリ部屋情報を知らせて貰えると有り難い。
C班の時間帯は圧倒的に”休憩”のお客さんが多いので、当然お客さん達は2時間弱で帰る。ある程度、お客さんが帰る時間が読めるが、私達D班の時間帯は殆どが”宿泊”のお客さんなので、お客さんが帰る時間は全く読めない。宿泊料金を払って小一時間で帰るお客さんがいれば、翌日正午のチェックアウトまで居るお客さんもいるし、不倫カップルは午前3時頃に帰る場合が多いし、朝、ココから出勤する人もいる。
私達D班の時間帯で、おおよそ帰る時間の見当が付くのはデリ部屋だけなので、デリ部屋情報を教えて貰えると心の準備が出来て、とても助かる。掃除待ちの部屋が無かったので控え室へ戻った。
リネン折りを始めると、モニターから「カ〜ラ〜ス〜何故鳴くの〜」のお客さんが帰る事を知らせる音が、2回鳴った。モニターを見ると、やはり211号室と212号室で、2部屋とも滞在時間55分でデリヘルさん達のお帰りだった。
とっとと2部屋の掃除を終え、212号室のモニターの電源を切ろうとするとまた「カ〜ラ〜ス〜何故鳴くの〜」と鳴った。見ると215号室が精算を初めていて滞在時間は27分だった。
Oくん「あれれ?215号室もデリ部屋だった?」
みかやん「いや違うよ。普通のお客さんじゃない?」
Oくん「お風呂ラッキーかも?やった!風呂係は俺だ」
みかやん「ラッキーだといいね。部屋も綺麗だといいな」
215号室のお客さんが退室するのを212号室で待ち、モニターで215号室のお客さんを見送って215号室へ入った。Oくんは風呂へ直行した。
Oくん「27分しか居ないのに風呂入ってるよ。浴槽にもお湯が入ってた形跡がある」
みかやん「こないだもトドが”服脱いで風呂入ってまた服着ただけで時間やろ”って言ってたよ。ホントだよね」
Oくん「で、そっちはどーお?ヤってるの?」
みかやん「ティッシュもスキンも使ってないし、ゴミも無いよ」
Oくん「ヤってないのかなぁ?風呂入るだけなら家族風呂でも行けばいいじゃん!宿泊料金6800円も払って勿体ない話だよね。家族風呂って今、いくらぐらいなの?」
みかやん「800円ぐらいか、まぁ1000円ぐらいじゃないの?」
Oくん「あっ!風呂にお湯貯めてる間にヤって、1R終了後に風呂へ直行すればティッシュ要らずだね。じゃないと6800円勿体ないよ」
と話していると、またもモニターから「カ〜ラ〜ス〜何故鳴くの〜」の音。今度は222号室で滞在時間が16分だった。
みかやん「Oちゃん!今度は16分だよ」
Oくん「今度こそお風呂ラッキーだよ。ヤってないかも」
問題の222号室では私が風呂係だった。部屋へ入り一目散に風呂へ向かうとラッキーだった。洗面所もトイレも全く使った形跡が無かった。「ラッキー♪ラクチンだよ〜」とOくんの方を見た。
Oくん「ヤってたよ。シーツに白子がベッタリだよ。おえぇ。16分でヤるなよ〜」
みかやん「それこそ宿泊料金が勿体ないよ。服、脱ぎながら階段上がって、服着ながら帰ったんじゃない?」
Oくん「たまにはこんな衝動的なのもいいかも知れないけど、いつもこうじゃ女の子に嫌われるよね。16分じゃ前戯もへったくれもないよ。即ハメばかりじゃちょっとねぇ」
みかやん「最近、発言がトド化してない?」
Oくん「えっ?グロかった?ごめんなさい」
控え室へ戻るとFちゃんが来た。
Fちゃん「1時間以内で帰る客、多いよな?うんと安くして1時間料金を設定したらどうか?と思ったんだけどよ」
みかやん「休憩2時間4000円ならそれを1時間2000円にして、30分延長で3000円1時間延長で4000円にしたら、2時間休憩の人と同じになるよね。それなら特に問題は無いんじゃない?」
Oくん「イヤだ!デリ部屋だとか、今日みたいに27分や16分で帰られちゃ俺らが忙しくてかなわないよ。俺は断固反対!」
Fちゃん「満場一致だと思ったんだけどなぁ」
Oくんに反対され、ガッカリとフロントへ戻るFちゃんだった。それにしても宿泊料金を払って16分や27分で帰るのは、全く勿体ない話だ。
今日は休み・書いたのは12月6日
2003年12月1日※Luciferさん、Johnny.Bさん、お気に入り登録ありがとうございます。お気に入りの数に制限があるので、こちらからはお気に入り登録ができないんですが、掲示板へ書き込みして頂けると嬉しいです。日記はきっちりチェックさせて頂いておりますよ。
>Luciferさん 私はfeministじゃなくて良かったです。ナンパ失敗話に大笑いしました。
>Johnny.Bさん 「自傷行為にはまった」を自慰行為と読み違えました。本当にごめんなさい。
こんな奴で、こんな日記ですが、今後もお付き合い宜しくお願いします。
※12月の休み(予定)。
1(月)、5(金)、6(土)、9(火)、12(金)、14(日)、19(金)、23(火)、24(水)、27(土)。
本来休みは1週間毎に発表されるが、Fちゃんが休みの日に、フロントOくんがこっそり教えてくれた(喜)。比較的忙しい金曜日に休みが3回、忙しい土曜に休みが2回。暇な日曜日のK氏との勤務が3回。23日の祝日と24日のクリスマスイブに2連休なのは、かなりオイシイが、年末4連勤は決定らしい。
※Fちゃん提案のナイショの話。
大晦日は私とOくんとFちゃんが勤務する。空き部屋を1部屋「作業中」にして、3人で部屋へ入ってTVを見ながら、年越し蕎麦でも頂きましょう!との事。しかもエビ天と蕎麦はFちゃんが用意してくれるそうだ。
Fちゃん「年に1度くらいは息抜きさせて貰ってもバチは当たらないべ。トドには言うなよ」
Oくん&みかやん「言わない言わない!トドには口が裂けても言いません!」
Fちゃん「やっぱりよ〜。大晦日から元旦は、行く年来る年を見て、年越し蕎麦食わないとなぁ。日本人だからなぁ」
Oくん&みかやん「賛成!やったやった!年越し蕎麦だーっ!」
大喜びする私達を見て、Fちゃんも嬉しそうだった。懸命にメモをする。
Fちゃん「エビ天と、蕎麦と、つゆと、つまみと。酒は無理だな。TV欄見るのに新聞も要るべ。あと、丼と、箸はココのを使って、飲み物と、えーとえーと、何が要る?」
みかやん「甘酒くらいはいいんじゃない?前の会社でも飲んでたよ」
Oくん「俺、おしるこ食いたい!正月は餅だよ!」
Fちゃん「お前らだったら!大荷物になるべ!どうやって部屋へ運ぶんだ!ま、しゃーないな。甘酒と汁粉だな」
Oくん&みかやん「わーい!」
Fちゃんも気合いが入っている。今から大晦日が楽しみだ。
ふと昨年の大晦日を思い出した。昨年はNさんとOくんと私の勤務だった。それほど忙しくはなく、暖かいロッカー室へテーブルを運んで、寝たり起きたりしながらまったりと過ごしていた。もしも朝6時に仕事が終わったら、元旦は地下鉄の始発が8時過ぎなので歩いて帰らなければならなかったが、9時に終わったのでOくんと2人で近所の神社に寄り、初詣をして帰ったんだった。
Fちゃんも張り切っている事だし、今回も楽しい大晦日〜元旦でありますように・・・。
>Luciferさん 私はfeministじゃなくて良かったです。ナンパ失敗話に大笑いしました。
>Johnny.Bさん 「自傷行為にはまった」を自慰行為と読み違えました。本当にごめんなさい。
こんな奴で、こんな日記ですが、今後もお付き合い宜しくお願いします。
※12月の休み(予定)。
1(月)、5(金)、6(土)、9(火)、12(金)、14(日)、19(金)、23(火)、24(水)、27(土)。
本来休みは1週間毎に発表されるが、Fちゃんが休みの日に、フロントOくんがこっそり教えてくれた(喜)。比較的忙しい金曜日に休みが3回、忙しい土曜に休みが2回。暇な日曜日のK氏との勤務が3回。23日の祝日と24日のクリスマスイブに2連休なのは、かなりオイシイが、年末4連勤は決定らしい。
※Fちゃん提案のナイショの話。
大晦日は私とOくんとFちゃんが勤務する。空き部屋を1部屋「作業中」にして、3人で部屋へ入ってTVを見ながら、年越し蕎麦でも頂きましょう!との事。しかもエビ天と蕎麦はFちゃんが用意してくれるそうだ。
Fちゃん「年に1度くらいは息抜きさせて貰ってもバチは当たらないべ。トドには言うなよ」
Oくん&みかやん「言わない言わない!トドには口が裂けても言いません!」
Fちゃん「やっぱりよ〜。大晦日から元旦は、行く年来る年を見て、年越し蕎麦食わないとなぁ。日本人だからなぁ」
Oくん&みかやん「賛成!やったやった!年越し蕎麦だーっ!」
大喜びする私達を見て、Fちゃんも嬉しそうだった。懸命にメモをする。
Fちゃん「エビ天と、蕎麦と、つゆと、つまみと。酒は無理だな。TV欄見るのに新聞も要るべ。あと、丼と、箸はココのを使って、飲み物と、えーとえーと、何が要る?」
みかやん「甘酒くらいはいいんじゃない?前の会社でも飲んでたよ」
Oくん「俺、おしるこ食いたい!正月は餅だよ!」
Fちゃん「お前らだったら!大荷物になるべ!どうやって部屋へ運ぶんだ!ま、しゃーないな。甘酒と汁粉だな」
Oくん&みかやん「わーい!」
Fちゃんも気合いが入っている。今から大晦日が楽しみだ。
ふと昨年の大晦日を思い出した。昨年はNさんとOくんと私の勤務だった。それほど忙しくはなく、暖かいロッカー室へテーブルを運んで、寝たり起きたりしながらまったりと過ごしていた。もしも朝6時に仕事が終わったら、元旦は地下鉄の始発が8時過ぎなので歩いて帰らなければならなかったが、9時に終わったのでOくんと2人で近所の神社に寄り、初詣をして帰ったんだった。
Fちゃんも張り切っている事だし、今回も楽しい大晦日〜元旦でありますように・・・。
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今日は休み・グルメ会
2003年11月30日※桜さん、コメット煮さん、お気に入り登録ありがとうございます。お気に入りの数に制限があるので、こちらはお気に入り登録ができないんですが、掲示板へ書き込みして頂けると嬉しいです。日記はきっちりチェックさせて頂いておりますよ。こんな日記ですが、今後もお付き合い宜しくお願いします。
>桜さん 彼様と10ヶ月目に突入ですね。お二人で仲良くのんびりしていて下さい。
>コメット煮さん 私も、慎ましやかに堅実に、誠実に生きて行かねばなりません。
※今年になってから毎月1〜3回、Oくんと貧乏ランチ会をしている(Oくんは”グルメ会”と言っている)。お互い貧乏なので、移動にお金がかからないようOくんと私が住むS区限定だ。私がオススメのラーメン屋さんでOくんにラーメンをおごると、次回はOくんオススメの店でラーメンをご馳走になる。私がN卯でOくんに牛丼をおごったら、次回はOくんがY家の牛丼を私にご馳走するというようなパターンだ。
ラーメン対決、牛丼対決、カラオケ対決、回転寿司対決、焼肉対決、などの対戦を続けてきて、「次は何の対決をしよう」と悩んでいたところ、Oくん宅近くに中華レストランがオープンしたので、つい最近行ってみた。
ランチは780円、880円、1200円と3種類あり、1200円のランチはエビチリor牛肉野菜炒めが選べるようになっていた。今回はOくんがご馳走してくれる番だったので、てっきり780円ランチかと思ったら「思いっきり奮発して1200円のエビチリにする!」と言ったので、私は牛肉野菜炒めの方になった。
オープンしたての店なので綺麗だし雰囲気も良く、厨房がガラス張りになっていたのも見ていて面白かった。メイン料理の他、ご飯、玉子スープ、海老餃子、サラダ、たらば蟹と豆腐のスープ煮、ソフトドリンク、ザーサイ、デザートが付いていて大満足だった。Oくんも「美味い美味い!まいう〜まいう〜」と大騒ぎだった。
帰りにレジで割引券を貰いゴキゲンでいると、お店のマネージャーらしき男性が「よろしければ2階をご覧になりませんか?」と、2階へ連れて行ってくれた。2階も2階で素敵だった。Oくんとため息をついていると、マネージャーらしき男性が「実は今日、どさんこ○イドさんが取材に来られるんです。3時半頃からの放送と聞いておりますので、TVの方もご覧頂けたらと思います」と言った。
帰りは玄関まで笑顔で見送ってくださり、私もOくんも何かVIPな気持ちで店を出た。どう見ても、お金を持っているようには見えない貧乏臭い私やOくんにも、とても親切にして頂いて感激した。ランチは週毎に変わるそうなので、是非また行こうと思った。
翌日、Oくんはトドに「自宅の裏に素晴らしい中華レストランが出来た」「みかやんに1200円のランチをご馳走した」と得意気に話し、その翌日、私がトドに「Oくん宅の裏に、とても美味しい中華レストランができた」と話していた。
今朝になってトドに「来月また行くんやろ?そん時はその中華レストランにウチも一緒に行ってええやろか?」と言われ、「い、い、いいよ。い・・いいんじゃない」と思いっきり引きつった。
んなわけで、来月はOくんとトドと中華レストランへ行く事になった。どうなるやら。
>桜さん 彼様と10ヶ月目に突入ですね。お二人で仲良くのんびりしていて下さい。
>コメット煮さん 私も、慎ましやかに堅実に、誠実に生きて行かねばなりません。
※今年になってから毎月1〜3回、Oくんと貧乏ランチ会をしている(Oくんは”グルメ会”と言っている)。お互い貧乏なので、移動にお金がかからないようOくんと私が住むS区限定だ。私がオススメのラーメン屋さんでOくんにラーメンをおごると、次回はOくんオススメの店でラーメンをご馳走になる。私がN卯でOくんに牛丼をおごったら、次回はOくんがY家の牛丼を私にご馳走するというようなパターンだ。
ラーメン対決、牛丼対決、カラオケ対決、回転寿司対決、焼肉対決、などの対戦を続けてきて、「次は何の対決をしよう」と悩んでいたところ、Oくん宅近くに中華レストランがオープンしたので、つい最近行ってみた。
ランチは780円、880円、1200円と3種類あり、1200円のランチはエビチリor牛肉野菜炒めが選べるようになっていた。今回はOくんがご馳走してくれる番だったので、てっきり780円ランチかと思ったら「思いっきり奮発して1200円のエビチリにする!」と言ったので、私は牛肉野菜炒めの方になった。
オープンしたての店なので綺麗だし雰囲気も良く、厨房がガラス張りになっていたのも見ていて面白かった。メイン料理の他、ご飯、玉子スープ、海老餃子、サラダ、たらば蟹と豆腐のスープ煮、ソフトドリンク、ザーサイ、デザートが付いていて大満足だった。Oくんも「美味い美味い!まいう〜まいう〜」と大騒ぎだった。
帰りにレジで割引券を貰いゴキゲンでいると、お店のマネージャーらしき男性が「よろしければ2階をご覧になりませんか?」と、2階へ連れて行ってくれた。2階も2階で素敵だった。Oくんとため息をついていると、マネージャーらしき男性が「実は今日、どさんこ○イドさんが取材に来られるんです。3時半頃からの放送と聞いておりますので、TVの方もご覧頂けたらと思います」と言った。
帰りは玄関まで笑顔で見送ってくださり、私もOくんも何かVIPな気持ちで店を出た。どう見ても、お金を持っているようには見えない貧乏臭い私やOくんにも、とても親切にして頂いて感激した。ランチは週毎に変わるそうなので、是非また行こうと思った。
翌日、Oくんはトドに「自宅の裏に素晴らしい中華レストランが出来た」「みかやんに1200円のランチをご馳走した」と得意気に話し、その翌日、私がトドに「Oくん宅の裏に、とても美味しい中華レストランができた」と話していた。
今朝になってトドに「来月また行くんやろ?そん時はその中華レストランにウチも一緒に行ってええやろか?」と言われ、「い、い、いいよ。い・・いいんじゃない」と思いっきり引きつった。
んなわけで、来月はOくんとトドと中華レストランへ行く事になった。どうなるやら。
ラブホ奮戦記329日目:ラップ持参
2003年11月29日※朝一でOくんから赤黒選手の解雇を知らせるメールが届いた。一昨日と昨日のトドの話を伝えたくて、思わずOくんへ電話して愚痴った。Oくんも最近のトドには困っていて、お互いトドの件で話が止まらなくなった。ひとしきりトドの悪行三昧を伝え合いスッキリして爆睡した。
何気に起きると20時半だった。居間にいた夫に恐る恐る「あの〜。晩ご飯は?」と聞くと「食べました」との返事。”また寝過ごした。どうしよう”と思っていると「晩ご飯あるから食べなさい」と言われ、居間へ行くとケンタッキーのセットが有った。全く申し訳ない。何としても夕方には目を覚ましたいのだが。
0:00-9:00. 13部屋掃除+リネン折り
今日はOくんとの勤務。出勤時には満室で、C班の3人が1時まで残業し、1時〜3時まではK氏が私達に合流して残業してくれた。久しぶりに待合室に2組のお客さんが待っているのを見た。3人でバタバタと8〜10分で1部屋を仕上げ、次々と掃除待ちの部屋を片付け、いよいよ最後の掃除待ちの部屋へ来ていた。K氏は洗面&トイレ係、Oくんは部屋係、私は風呂係だった。
部屋へ入り、真っ直ぐ風呂へ向かおうとする私と、真っ直ぐ洗面へ行こうとするK氏を引き留めるように、Oくんが「なんじゃこりゃあ〜!」と叫んだ。ツヨポンやGパン刑事もビックリの叫び声だったので、K氏と2人でOくんが居るベッドの傍へ行ってみた。行って、私とK氏も思わず「なんじゃこりゃぁ〜!」と叫んでしまった。
Oくんが剥がしかけたベッドのシーツの上に、巨大なバイブがデーンと乗っていた。一瞬、何かわからなかったが、コードとスイッチが付いていたので辛うじてバイブとわかった。私の手首から肘ぐらいの長さで、先端は丁度私の握り拳ぐらいだった。
元々は普通のバイブだった物に、ティッシュやトイレットペーパーをグルグル巻きにして形作り、その上にピンとラップを巻いていた。一同、唖然とソレを凝視していたが、我に返ると思わずため息をついた。三人が三人とも「コレを作る為にわざわざラップを持参したんかい?」と思った。
K氏「こんなので遊んだ後に、いざ自分が!となったら、見劣りするんじゃないのかねぇ」
Oくん「そうそう!それにさ、コレ使ってる時は凄く悦んでたのに、自分の番になったら全然・・・なんてなったらしらけるんじゃないの?」
K氏「だよね〜。そう思うと物には頼れないよね〜。コレは、やり過ぎだよ」
Oくん「実際、こんなお宝を持った男なんて居るの?みかやん?」
みかやん「そんな話をいきなり振らないでよ。あたしゃ、ドンキ○ーテの妖しいカーテンの奥で、このくらいの大きさのバイブを見たけど、部屋のインテリアにするもんだと思ってたよ。実際に使われる大きさとは思わなかったもん」
K氏「ああっ、そうだ。ドンキ○ーテにあるよね。でも、アレを部屋のインテリアにする人はいないよ。あははは」
みかやん「ええっ?じゃあアレを実際に使ってる人がいるの?絶対、ギャグだと思ってた」
Oくん「まっ、赤ちゃんが通ってくる場所なんだから、赤子の頭ぐらいの大きさには伸びるんだろうけど、あんな大きさのが動いたら大変なんじゃないの?腸をグリグリ刺激されてウン○しそうにならないのかなぁ」
K氏「ローションも使わないで、こんなのがスルッと入るっていうのも何か怖くない?コレだったら、げんこつ握って腕にラップ巻いたら簡単だったろうにさ」
Oくん「ふーん。どっちにしろラップは必要だったのかぁ。ゴムじゃここまで伸びないよなぁ」
みかやん「変なことに感心しないでよ。何でラブホにラップなのさ?」
K氏「いつもこーゆーの作ってるんじゃないの?作らされてるのかもね。この人達にはラップが必需品だったりして。あははは」
Oくん「てか、世界一の巨根男なんかも普通のゴムじゃ無理だよね。根元から先が鬱血してチン○ン真っ青ってのもイヤだよね」
K氏「鬱血を通り越して壊死なんかしたら、世界一の巨根が台無しだよね。あはははは」
みかやん「台無しって・・・あはは」
Oくん&K氏「うーん。やっぱりラップなのかなぁ」
男同士の話は尽きないし、私の声が耳に入らないようなので、1人寂しく風呂へ向かった。風呂へ行く途中、ふと見るとベッド付近は、ラップの切れ端やティッシュやトイレットペーパーで散らかり放題になっていたが、面倒なので後の事は2人に任せた。
何気に起きると20時半だった。居間にいた夫に恐る恐る「あの〜。晩ご飯は?」と聞くと「食べました」との返事。”また寝過ごした。どうしよう”と思っていると「晩ご飯あるから食べなさい」と言われ、居間へ行くとケンタッキーのセットが有った。全く申し訳ない。何としても夕方には目を覚ましたいのだが。
0:00-9:00. 13部屋掃除+リネン折り
今日はOくんとの勤務。出勤時には満室で、C班の3人が1時まで残業し、1時〜3時まではK氏が私達に合流して残業してくれた。久しぶりに待合室に2組のお客さんが待っているのを見た。3人でバタバタと8〜10分で1部屋を仕上げ、次々と掃除待ちの部屋を片付け、いよいよ最後の掃除待ちの部屋へ来ていた。K氏は洗面&トイレ係、Oくんは部屋係、私は風呂係だった。
部屋へ入り、真っ直ぐ風呂へ向かおうとする私と、真っ直ぐ洗面へ行こうとするK氏を引き留めるように、Oくんが「なんじゃこりゃあ〜!」と叫んだ。ツヨポンやGパン刑事もビックリの叫び声だったので、K氏と2人でOくんが居るベッドの傍へ行ってみた。行って、私とK氏も思わず「なんじゃこりゃぁ〜!」と叫んでしまった。
Oくんが剥がしかけたベッドのシーツの上に、巨大なバイブがデーンと乗っていた。一瞬、何かわからなかったが、コードとスイッチが付いていたので辛うじてバイブとわかった。私の手首から肘ぐらいの長さで、先端は丁度私の握り拳ぐらいだった。
元々は普通のバイブだった物に、ティッシュやトイレットペーパーをグルグル巻きにして形作り、その上にピンとラップを巻いていた。一同、唖然とソレを凝視していたが、我に返ると思わずため息をついた。三人が三人とも「コレを作る為にわざわざラップを持参したんかい?」と思った。
K氏「こんなので遊んだ後に、いざ自分が!となったら、見劣りするんじゃないのかねぇ」
Oくん「そうそう!それにさ、コレ使ってる時は凄く悦んでたのに、自分の番になったら全然・・・なんてなったらしらけるんじゃないの?」
K氏「だよね〜。そう思うと物には頼れないよね〜。コレは、やり過ぎだよ」
Oくん「実際、こんなお宝を持った男なんて居るの?みかやん?」
みかやん「そんな話をいきなり振らないでよ。あたしゃ、ドンキ○ーテの妖しいカーテンの奥で、このくらいの大きさのバイブを見たけど、部屋のインテリアにするもんだと思ってたよ。実際に使われる大きさとは思わなかったもん」
K氏「ああっ、そうだ。ドンキ○ーテにあるよね。でも、アレを部屋のインテリアにする人はいないよ。あははは」
みかやん「ええっ?じゃあアレを実際に使ってる人がいるの?絶対、ギャグだと思ってた」
Oくん「まっ、赤ちゃんが通ってくる場所なんだから、赤子の頭ぐらいの大きさには伸びるんだろうけど、あんな大きさのが動いたら大変なんじゃないの?腸をグリグリ刺激されてウン○しそうにならないのかなぁ」
K氏「ローションも使わないで、こんなのがスルッと入るっていうのも何か怖くない?コレだったら、げんこつ握って腕にラップ巻いたら簡単だったろうにさ」
Oくん「ふーん。どっちにしろラップは必要だったのかぁ。ゴムじゃここまで伸びないよなぁ」
みかやん「変なことに感心しないでよ。何でラブホにラップなのさ?」
K氏「いつもこーゆーの作ってるんじゃないの?作らされてるのかもね。この人達にはラップが必需品だったりして。あははは」
Oくん「てか、世界一の巨根男なんかも普通のゴムじゃ無理だよね。根元から先が鬱血してチン○ン真っ青ってのもイヤだよね」
K氏「鬱血を通り越して壊死なんかしたら、世界一の巨根が台無しだよね。あはははは」
みかやん「台無しって・・・あはは」
Oくん&K氏「うーん。やっぱりラップなのかなぁ」
男同士の話は尽きないし、私の声が耳に入らないようなので、1人寂しく風呂へ向かった。風呂へ行く途中、ふと見るとベッド付近は、ラップの切れ端やティッシュやトイレットペーパーで散らかり放題になっていたが、面倒なので後の事は2人に任せた。
ラブホ奮戦記328日目:アシガおやじ
2003年11月28日0:00-6:00 14部屋掃除+リネン折り
今日はトドとの勤務。給料後の金曜日の為か、出勤時には満室で午前2時までC班のK氏が残業してくれた。K氏が居てくれると、トドがモンクも言わず元気に働いてくれるので助かるし、普段は2人勤務をしているので三人勤務だと、とてもラクだ。
先日、2人で働いた時にK氏がトドに怯えている事を知った。「朝まで休む暇も無く喋り続けられるとは思わなかった(うざい)」「みんなでご飯を食べに行こうと誘われていると思ったら、2人で行こうと誘われていた(その気は無い)」と、身の危険を感じていた。K氏はOくんにも「トドには気を付けて。油断すると毒牙にかかるよ。あぁ見えて今までフロント陣を誑し込んできたんだから」と、トドメを刺されていた。
それでも、カレーの話になると「Kさん、今度カレー食べに行きませんか?」。温泉の話になると「Kさん、今度一緒に温泉行きませんか?」と、あらたまって標準語で執拗にK氏を誘うトドだった。当のK氏はどうしているかと言えば、思いっきり聞き流しているのが、端で見ていて笑えて笑えて・・・。
私とK氏が些細な事で大笑いしながらベッドを組んでいると、トドはわざわざ風呂から出て来て「何の話やの?」と聞いてくる。「いいや別に」と答えると「今、2人で楽しそうに笑ってたやん」と拗ねる。私とK氏の会話の一部始終を知りたいようで、その執拗な攻撃がいやらしくてだんだん疲れてきた。
そもそも、トドの日頃のエロ話はあまりにも陰湿でいやらしくて生々しいし、客バッシングも強烈過ぎて着いて行けないところがある。私やOくんは慣れたが、K氏は脅威を感じた事だろう。トドはFちゃんに「言葉を慎め!女だろ」と言われた事があるが、冗談もしくは誉めれたと思っているフシがあり、お話にならない。
K氏が帰る時間になり、トドは玄関までK氏の後を追い、満面の笑みをたたえ手を振ってK氏を見送った。K氏も気の毒だが、これからまた聞いてる私が萎えるような客バッシングが始まると思うと気が重かった。早速、1部屋空いたのでいつもの場所にスタンバイした。
部屋から先に若い女性が1人で出て来た。少し遅れて若い女性の後を追うように40代後半〜50代前半の男性が出て来た。男性は作業用ジャンパーに作業ズボンに安全靴を履いているようだった。ここまではわりと普通だったが、髪が伸びきってボサボサで初代仮面ライダーの人(本郷猛?)をうーんと悪くしたような、一昔以上前の人であるような雰囲気を醸し出していた。悪く言えばダサくてキモイおっさんだった。
トド「なんか臭そうやな。だから女の子も逃げるように先に部屋を出たんやで」
みかやん「仕事帰りの作業服姿ならそんなもんでしょ。汗臭くても仕方ないよ」
取り敢えずトドの言う事を否定して、先に部屋入口のドアを開けた。で、思わず「ぷあっ!臭っ!」と叫んでしまった。目にしみるような足の匂い、紛れもなくアシガ(ワキガ並みに足が臭い事)の客だった。階段はもちろん、ベッド周りの絨毯にまでアシガの匂いが染み付いていた。「ほらな。ウチの言うたとおりやん!」と勝ち誇ったように言い放ったトドのセリフがシャクに障ったが、それどころではない。
部屋係の私は咽せながらも、業務用消臭スプレーをまき、固く絞った雑巾で絨毯を拭き、ファブリーズで仕上げた。一方、風呂を見に行ったトドが騒ぎだし「始まった」と思った。
トド「うわっ。風呂場まで足臭いわ。うわっ、何やの?コレ!垢だらけやん!浴槽の縁は垢の輪がついとるし、底も垢がたまってドロドロや。やっぱこれやったら女の子も逃げ出したいわな。最悪やであのオヤジ!いったい何日お風呂入ってへんねん。これは昨日や今日の垢やないでぇ。礼儀知らずも甚だしいわ。若い女の子買うんやったら、せめて風呂ぐらい入っときや!歯を磨かんで歯医者行くようなモンやで。非常識や!」
風呂で叫ぶので非常にうるさい。あまりうるさいので渋々見に行くと、確かに黒い垢が浴槽の底にたまっていて汚かったし(どうしても見たいという奇特な方はコチラからhttp://www.yapeus.com/users/mikayan/)、確かに「お風呂入るの何日ぶりですか?」と質問したいような状態だった。
あまりにも怒りに満ちていて、最近のトド節は笑えない。
今日はトドとの勤務。給料後の金曜日の為か、出勤時には満室で午前2時までC班のK氏が残業してくれた。K氏が居てくれると、トドがモンクも言わず元気に働いてくれるので助かるし、普段は2人勤務をしているので三人勤務だと、とてもラクだ。
先日、2人で働いた時にK氏がトドに怯えている事を知った。「朝まで休む暇も無く喋り続けられるとは思わなかった(うざい)」「みんなでご飯を食べに行こうと誘われていると思ったら、2人で行こうと誘われていた(その気は無い)」と、身の危険を感じていた。K氏はOくんにも「トドには気を付けて。油断すると毒牙にかかるよ。あぁ見えて今までフロント陣を誑し込んできたんだから」と、トドメを刺されていた。
それでも、カレーの話になると「Kさん、今度カレー食べに行きませんか?」。温泉の話になると「Kさん、今度一緒に温泉行きませんか?」と、あらたまって標準語で執拗にK氏を誘うトドだった。当のK氏はどうしているかと言えば、思いっきり聞き流しているのが、端で見ていて笑えて笑えて・・・。
私とK氏が些細な事で大笑いしながらベッドを組んでいると、トドはわざわざ風呂から出て来て「何の話やの?」と聞いてくる。「いいや別に」と答えると「今、2人で楽しそうに笑ってたやん」と拗ねる。私とK氏の会話の一部始終を知りたいようで、その執拗な攻撃がいやらしくてだんだん疲れてきた。
そもそも、トドの日頃のエロ話はあまりにも陰湿でいやらしくて生々しいし、客バッシングも強烈過ぎて着いて行けないところがある。私やOくんは慣れたが、K氏は脅威を感じた事だろう。トドはFちゃんに「言葉を慎め!女だろ」と言われた事があるが、冗談もしくは誉めれたと思っているフシがあり、お話にならない。
K氏が帰る時間になり、トドは玄関までK氏の後を追い、満面の笑みをたたえ手を振ってK氏を見送った。K氏も気の毒だが、これからまた聞いてる私が萎えるような客バッシングが始まると思うと気が重かった。早速、1部屋空いたのでいつもの場所にスタンバイした。
部屋から先に若い女性が1人で出て来た。少し遅れて若い女性の後を追うように40代後半〜50代前半の男性が出て来た。男性は作業用ジャンパーに作業ズボンに安全靴を履いているようだった。ここまではわりと普通だったが、髪が伸びきってボサボサで初代仮面ライダーの人(本郷猛?)をうーんと悪くしたような、一昔以上前の人であるような雰囲気を醸し出していた。悪く言えばダサくてキモイおっさんだった。
トド「なんか臭そうやな。だから女の子も逃げるように先に部屋を出たんやで」
みかやん「仕事帰りの作業服姿ならそんなもんでしょ。汗臭くても仕方ないよ」
取り敢えずトドの言う事を否定して、先に部屋入口のドアを開けた。で、思わず「ぷあっ!臭っ!」と叫んでしまった。目にしみるような足の匂い、紛れもなくアシガ(ワキガ並みに足が臭い事)の客だった。階段はもちろん、ベッド周りの絨毯にまでアシガの匂いが染み付いていた。「ほらな。ウチの言うたとおりやん!」と勝ち誇ったように言い放ったトドのセリフがシャクに障ったが、それどころではない。
部屋係の私は咽せながらも、業務用消臭スプレーをまき、固く絞った雑巾で絨毯を拭き、ファブリーズで仕上げた。一方、風呂を見に行ったトドが騒ぎだし「始まった」と思った。
トド「うわっ。風呂場まで足臭いわ。うわっ、何やの?コレ!垢だらけやん!浴槽の縁は垢の輪がついとるし、底も垢がたまってドロドロや。やっぱこれやったら女の子も逃げ出したいわな。最悪やであのオヤジ!いったい何日お風呂入ってへんねん。これは昨日や今日の垢やないでぇ。礼儀知らずも甚だしいわ。若い女の子買うんやったら、せめて風呂ぐらい入っときや!歯を磨かんで歯医者行くようなモンやで。非常識や!」
風呂で叫ぶので非常にうるさい。あまりうるさいので渋々見に行くと、確かに黒い垢が浴槽の底にたまっていて汚かったし(どうしても見たいという奇特な方はコチラからhttp://www.yapeus.com/users/mikayan/)、確かに「お風呂入るの何日ぶりですか?」と質問したいような状態だった。
あまりにも怒りに満ちていて、最近のトド節は笑えない。
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ラブホ奮戦記327日目:デリデー
2003年11月27日※朝、ホテルを出てOくんのチャリに2ケツさせて貰い、地下鉄駅まで送って貰う。10時前に帰宅して、Oくんから借りたボボボーボ・ボーボボ2巻〜5巻も読まず、顔も洗わずに爆睡した。「あの〜。ご飯は?」と言う夫の声。目を覚ますと18時半だった。夫は昨日の出がけ録画のお詫びにと缶コーヒー1ケースを買ってきてくれていた。面目ない。
出勤時、チャリ走行中に風に乗って酸っぱい匂いが流れているのを感知した。すると前方の焼肉店の横で屈んでいる男性を発見。車道を走る車のヘッドライトで、その男性が吐いているのが見えた。歩道一面にゲロが広がっていたが、車道に出るのも危険なのでゲロの上を通過。泣きそうだった。こんな話をトドに話したら「部屋でもゲロに遭うで〜」と不吉な事を言うに決まってる。口が裂けても言えないと思った。
0:00-6:00 9部屋掃除+リネン折り
今日はトドとの勤務。フロントへ行くとダサ坊とDさんがグッタリしていた。
ダサ坊「今日はデリヘルさんばっかりだよ〜」
Dさん「1時間位で帰るでしょ。忙しかったの〜」
ダサ坊「デリ部屋があと3つ残っててそろそろ帰る頃だよ」
みかやん「何だろね?木曜割引でもあるのかねぇ」
ダサ坊「本当に木曜割引かも知れないよ。異常だもの」
と話していると1部屋空いた。噂のデリヘル嬢を呼んだ部屋の1つだった。一度控え室へ戻るとC班の人達もグッタリしていた。
C班Gさん「デリでデリで忙しかったよ〜。給料入ったばかりだし、お金のあるうちにヌイておかないとねぇ。デリ代とラブホ代かかるんだもの、リッチな人達だよねぇ」
みかやん「お疲れ様でした!私達がこれから行くのもデリ部屋なんですよ。リッチな人ばかりで羨ましいですね〜」
C班K氏「いやいや。俺みたいにモテナイ男ほど何かとお金がかかるんだよ。同情するなぁ」
C班Gさん「お客さんもアンタにゃ同情されたくないと思うよ」
一同「あはははは」
1部屋目の掃除中に2部屋空き、その後2部屋が同時に埋まった。2部屋同時に埋まるのが三度続き、三度の同時攻撃にイヤな予感がした。同時攻撃のパターンは3つある。
パターン1・男が2人で来て別々の部屋へ入り、その後デリヘル嬢を呼ぶ
パターン2・カップルが2組で来て別々の部屋へ入る
パターン3・たまたまフロントの前で見知らぬカップル同士がはち合わせ
パターン3以外は帰りも同時に帰る事が多いので、2部屋連続の掃除を強いられる。忙しい時は勘弁して欲しいが、いくらなんでも6部屋同時に空く事はないだろうと思った。
1部屋目の掃除を終え2部屋目へ向かう途中、フロントからFちゃんが出てきた。
Fちゃん「とんだデリデーだな。空いた3部屋はどれもデリ部屋で、今埋まった6部屋も全部、デリだぞ。男が2人で1台の車で来てるから、帰る時も一緒だぞ」
みかやん「ええっ?じゃあ6部屋埋まって車は3台なの?」
Fちゃん「そうなんだ。下手したら6部屋いっぺんに空くぞ」
みかやん「いや〜。不吉な事を言わないでよ。勘弁して〜」
恐れていたパターン1×3だった。時間差で帰ってくれますように・・・と祈るような気持で、2部屋目の掃除を始めた。
トド「学生の連れションやないんやから、何もこないな所へわざわざ大の大人がつるんで来ないでもええやろが!せやからモテへんねん!きっと6人ともえらいブサイクやで」
みかやん「まあまあ。リッチなモテ男君の息抜きかも知れないよ」
トド「息抜きなんか何をヌクんか、ようわからんけどな。ブサイクに決まってるがな」
2部屋目3部屋目をゆっくり掃除して控え室へ戻った。部屋から回収してきたブラシやグラスの消毒をし、次の出動の準備をして、ようやく控え室の椅子に腰を下ろした。ずっと禁煙していたトドが「どうも最近イライラすんねん」と煙草に火をつけたとたん、モニターからお客さんが精算を始めた事を知らせる音楽が聞こえてきた。モニターを見るとデリ部屋だった。
当然のようにその直後にもう1部屋が精算を始め「やられた〜」と思っていると、もう1部屋とその相方、更に1部屋・・・と結局、デリ部屋がいっぺんに6部屋とも空いてしまった。最も恐れていた最悪の事態だ。ゲンナリする私にトドは・・・。
トド「フン!ブサイクご一行様のお帰りや。お見送りでもしたろか?ホンマ勘弁して欲しいわ」
と、のたまった。「いい加減にしなさい」と言いかけたが止めた。勘弁して欲しいのは私の方だ。
出勤時、チャリ走行中に風に乗って酸っぱい匂いが流れているのを感知した。すると前方の焼肉店の横で屈んでいる男性を発見。車道を走る車のヘッドライトで、その男性が吐いているのが見えた。歩道一面にゲロが広がっていたが、車道に出るのも危険なのでゲロの上を通過。泣きそうだった。こんな話をトドに話したら「部屋でもゲロに遭うで〜」と不吉な事を言うに決まってる。口が裂けても言えないと思った。
0:00-6:00 9部屋掃除+リネン折り
今日はトドとの勤務。フロントへ行くとダサ坊とDさんがグッタリしていた。
ダサ坊「今日はデリヘルさんばっかりだよ〜」
Dさん「1時間位で帰るでしょ。忙しかったの〜」
ダサ坊「デリ部屋があと3つ残っててそろそろ帰る頃だよ」
みかやん「何だろね?木曜割引でもあるのかねぇ」
ダサ坊「本当に木曜割引かも知れないよ。異常だもの」
と話していると1部屋空いた。噂のデリヘル嬢を呼んだ部屋の1つだった。一度控え室へ戻るとC班の人達もグッタリしていた。
C班Gさん「デリでデリで忙しかったよ〜。給料入ったばかりだし、お金のあるうちにヌイておかないとねぇ。デリ代とラブホ代かかるんだもの、リッチな人達だよねぇ」
みかやん「お疲れ様でした!私達がこれから行くのもデリ部屋なんですよ。リッチな人ばかりで羨ましいですね〜」
C班K氏「いやいや。俺みたいにモテナイ男ほど何かとお金がかかるんだよ。同情するなぁ」
C班Gさん「お客さんもアンタにゃ同情されたくないと思うよ」
一同「あはははは」
1部屋目の掃除中に2部屋空き、その後2部屋が同時に埋まった。2部屋同時に埋まるのが三度続き、三度の同時攻撃にイヤな予感がした。同時攻撃のパターンは3つある。
パターン1・男が2人で来て別々の部屋へ入り、その後デリヘル嬢を呼ぶ
パターン2・カップルが2組で来て別々の部屋へ入る
パターン3・たまたまフロントの前で見知らぬカップル同士がはち合わせ
パターン3以外は帰りも同時に帰る事が多いので、2部屋連続の掃除を強いられる。忙しい時は勘弁して欲しいが、いくらなんでも6部屋同時に空く事はないだろうと思った。
1部屋目の掃除を終え2部屋目へ向かう途中、フロントからFちゃんが出てきた。
Fちゃん「とんだデリデーだな。空いた3部屋はどれもデリ部屋で、今埋まった6部屋も全部、デリだぞ。男が2人で1台の車で来てるから、帰る時も一緒だぞ」
みかやん「ええっ?じゃあ6部屋埋まって車は3台なの?」
Fちゃん「そうなんだ。下手したら6部屋いっぺんに空くぞ」
みかやん「いや〜。不吉な事を言わないでよ。勘弁して〜」
恐れていたパターン1×3だった。時間差で帰ってくれますように・・・と祈るような気持で、2部屋目の掃除を始めた。
トド「学生の連れションやないんやから、何もこないな所へわざわざ大の大人がつるんで来ないでもええやろが!せやからモテへんねん!きっと6人ともえらいブサイクやで」
みかやん「まあまあ。リッチなモテ男君の息抜きかも知れないよ」
トド「息抜きなんか何をヌクんか、ようわからんけどな。ブサイクに決まってるがな」
2部屋目3部屋目をゆっくり掃除して控え室へ戻った。部屋から回収してきたブラシやグラスの消毒をし、次の出動の準備をして、ようやく控え室の椅子に腰を下ろした。ずっと禁煙していたトドが「どうも最近イライラすんねん」と煙草に火をつけたとたん、モニターからお客さんが精算を始めた事を知らせる音楽が聞こえてきた。モニターを見るとデリ部屋だった。
当然のようにその直後にもう1部屋が精算を始め「やられた〜」と思っていると、もう1部屋とその相方、更に1部屋・・・と結局、デリ部屋がいっぺんに6部屋とも空いてしまった。最も恐れていた最悪の事態だ。ゲンナリする私にトドは・・・。
トド「フン!ブサイクご一行様のお帰りや。お見送りでもしたろか?ホンマ勘弁して欲しいわ」
と、のたまった。「いい加減にしなさい」と言いかけたが止めた。勘弁して欲しいのは私の方だ。
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ラブホ奮戦記326日目:同時に絶叫
2003年11月26日※出勤前に夫から「”どうでしょう”を録画してくれ」とメール。新しいビデオデッキになってから、一度しか録画予約をした事がなかったので、かなり狼狽える。やってみるとGコード予約で簡単だったが、不安なので実際に”どうでしょう”が23時15分に始まるまで待って、ちゃんと録画されているかビデオチャンネルにして確かめてから出勤。お陰で地下鉄やチャリでは間に合わず、タクシー出勤してしまった。
いつも、ホテル近くのコンビニでOくんと待ち合わせをするが大幅に遅れてしまい、速やかに食料を選び会計を済ませた。急いで店を出ようとすると店員さんに「クジを引いて下さい」と言われ、適当にクジを引くとバタークッキーが当たり「少々お待ち下さい」と待たされた。クッキーを受け取り、Oくんのチャリに2ケツさせて貰って無事にホテル到着。なんとか遅刻せずに済んだ。はひゅう〜。
0:00-9:00. 4部屋掃除+3部屋本送+リネン折り
今日はOくんとの勤務。モニターを見ると在室が3つしかなくて、今夜も暇な気配が漂っていた。モニターを横目で見つつ、遅刻ギリギリだったのでフロントへ走った。勢いよくフロントのドアを開けると、ダサ坊とC班のDさんが仲良く並んで座っていた。Fちゃんが休みの日にOくんがフロントをするように、ダサ坊が休みの日はDさんがフロントをする事になったそうだ。
フロント陣もベッドメイク係も明らかに人員不足だが、ホテルQを改装中に人が余っても困るので今は人を入れられないそうだ。本当はどうなんだか?会社側は「1月31日でホテルQを締める」と言ったのに、今になって「そう言えば、雪まつりがある!その後にしようか?」等と言っているらしい。何十年、札幌に住んでてそんな事を言ってるのか。。。毎度毎度、話を二転三転させずに、きっちり決定してから発表してくれ。
脱力して控え室へ戻ると、部屋が空いたので慌てて準備をして出動した。部屋と洗面&トイレ係の私は取り敢えず、ベッドの布団を剥がし始め、風呂係のOくんは風呂の様子を見に行った。そして・・・2人とも絶叫した。
私は「薬臭いような匂いがする」と思いながらベッドを剥がすと、シーツに黄色い大きなシミがついて濡れていたのを見て叫び、Oくんは「池や沼のような匂いがする」と思いながら不自然にたたまれた足拭きマットを広げると、黄色い大きなシミと茶色いシミがついていたのを見て叫んだ。
Oくん「うわあぁぁ。シッコとウン○、どっちとも漏らしてる。最悪だよ〜」
みかやん「こっちは真っ黄色のシッコだよ〜。おねしょマットもビチョビチョ」
Oくん「マジ?こっちも真っ黄色だよ。リ○ルゴールドでも飲んだのかい?」
みかやん「その類の物を飲んだんだろうね。替えのおねしょマットを取りに行くついでにリネンを置いてくるから、そっちにあるリネンをまとめてくれるかい.」
Oくん「うわっ!バスローブにもシッコもウン○も両方ともついてるよ〜」
泣く泣く2人で汚れたシーツと足拭きマットとバスローブをビニール袋に詰めた。黄色い液体で濡れて重くなったリネン類を抱え控え室へ戻り、おねしょマットを洗濯機へ放り込み、新しいおねしょマットを持って部屋へ戻った。気を取り直してOくんとベッドを組むが、2人ともすっかりブルーになった。
Oくん「どうでもいいけど漏らし過ぎだよね。バスローブ着たまま寝ててベッドの上で漏らしたのかも知れないけど、足マットの上でも漏らしてるんだよ。ん?風呂上がりに足マットの上でチビって、ベッドに入ってから本格的に漏らしたのかな?」
みかやん「って、事は?」
慌てて絨毯と床を見ると、どちらにも点々と水のようなものが滴っていた。
Oくん&みかやん「げーーーーっ!」
またも同時に絶叫してしまった。油断して部屋の中を歩き回ったので、Oくんも私も微妙に靴下が濡れていた。
Oくん「靴下についたのシッコだよね?ウン○混じりなんだよね?ひでえ。なんて事を」
あちこち消毒して回り、消臭スプレーをして、絨毯にファブリーズをかけて部屋を仕上げ、2人で靴下を脱いで風呂で足を洗って風呂掃除を終え、1時間後に控え室へ戻った。控え室で靴下を洗い、乾燥機で乾かした。ホカホカの靴下を履き、やれやれと控え室の椅子に座るとドッと疲れた。
いつも、ホテル近くのコンビニでOくんと待ち合わせをするが大幅に遅れてしまい、速やかに食料を選び会計を済ませた。急いで店を出ようとすると店員さんに「クジを引いて下さい」と言われ、適当にクジを引くとバタークッキーが当たり「少々お待ち下さい」と待たされた。クッキーを受け取り、Oくんのチャリに2ケツさせて貰って無事にホテル到着。なんとか遅刻せずに済んだ。はひゅう〜。
0:00-9:00. 4部屋掃除+3部屋本送+リネン折り
今日はOくんとの勤務。モニターを見ると在室が3つしかなくて、今夜も暇な気配が漂っていた。モニターを横目で見つつ、遅刻ギリギリだったのでフロントへ走った。勢いよくフロントのドアを開けると、ダサ坊とC班のDさんが仲良く並んで座っていた。Fちゃんが休みの日にOくんがフロントをするように、ダサ坊が休みの日はDさんがフロントをする事になったそうだ。
フロント陣もベッドメイク係も明らかに人員不足だが、ホテルQを改装中に人が余っても困るので今は人を入れられないそうだ。本当はどうなんだか?会社側は「1月31日でホテルQを締める」と言ったのに、今になって「そう言えば、雪まつりがある!その後にしようか?」等と言っているらしい。何十年、札幌に住んでてそんな事を言ってるのか。。。毎度毎度、話を二転三転させずに、きっちり決定してから発表してくれ。
脱力して控え室へ戻ると、部屋が空いたので慌てて準備をして出動した。部屋と洗面&トイレ係の私は取り敢えず、ベッドの布団を剥がし始め、風呂係のOくんは風呂の様子を見に行った。そして・・・2人とも絶叫した。
私は「薬臭いような匂いがする」と思いながらベッドを剥がすと、シーツに黄色い大きなシミがついて濡れていたのを見て叫び、Oくんは「池や沼のような匂いがする」と思いながら不自然にたたまれた足拭きマットを広げると、黄色い大きなシミと茶色いシミがついていたのを見て叫んだ。
Oくん「うわあぁぁ。シッコとウン○、どっちとも漏らしてる。最悪だよ〜」
みかやん「こっちは真っ黄色のシッコだよ〜。おねしょマットもビチョビチョ」
Oくん「マジ?こっちも真っ黄色だよ。リ○ルゴールドでも飲んだのかい?」
みかやん「その類の物を飲んだんだろうね。替えのおねしょマットを取りに行くついでにリネンを置いてくるから、そっちにあるリネンをまとめてくれるかい.」
Oくん「うわっ!バスローブにもシッコもウン○も両方ともついてるよ〜」
泣く泣く2人で汚れたシーツと足拭きマットとバスローブをビニール袋に詰めた。黄色い液体で濡れて重くなったリネン類を抱え控え室へ戻り、おねしょマットを洗濯機へ放り込み、新しいおねしょマットを持って部屋へ戻った。気を取り直してOくんとベッドを組むが、2人ともすっかりブルーになった。
Oくん「どうでもいいけど漏らし過ぎだよね。バスローブ着たまま寝ててベッドの上で漏らしたのかも知れないけど、足マットの上でも漏らしてるんだよ。ん?風呂上がりに足マットの上でチビって、ベッドに入ってから本格的に漏らしたのかな?」
みかやん「って、事は?」
慌てて絨毯と床を見ると、どちらにも点々と水のようなものが滴っていた。
Oくん&みかやん「げーーーーっ!」
またも同時に絶叫してしまった。油断して部屋の中を歩き回ったので、Oくんも私も微妙に靴下が濡れていた。
Oくん「靴下についたのシッコだよね?ウン○混じりなんだよね?ひでえ。なんて事を」
あちこち消毒して回り、消臭スプレーをして、絨毯にファブリーズをかけて部屋を仕上げ、2人で靴下を脱いで風呂で足を洗って風呂掃除を終え、1時間後に控え室へ戻った。控え室で靴下を洗い、乾燥機で乾かした。ホカホカの靴下を履き、やれやれと控え室の椅子に座るとドッと疲れた。
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今日は休み・結婚記念日
2003年11月25日※ヤコマチさん、ふりむんさん、お気に入り登録ありがとうございます。自分のお気に入りは100件までなので、こちらからの登録はできないんですが、日記は毎日チェックさせて頂きますよ。こんな日記ですが、今後も宜しくお願いします。
>ヤコマチさん、早速の掲示板への書き込みありがとうございます。
>ふりむんさん、秘密メモが見れなくて本当に残念です(号泣)。
※体調も良く早起きしたので、大谷地の歯医者の帰りに新札幌へ出て、買い物がてらサンピアザのG君に会いに行った。エスカレーターで2階へ上がると、丁度目の前にG君がいた。G君は身長185cm、長身でスマートでカッコイイ。以前は私のリクエストに応えてドレッドヘアにしていてくれたが、今年G君も30才になり、バッサリと髪を切って普通の金髪になった。
「今日、結婚記念日なの」と言うと、G君が「結婚」や「夫婦」について熱く語りだし止まらなくなった。かれこれ1時間以上も、いろんな話をして(いいのか?G君、仕事中なのに)、夫への結婚記念日のプレゼントを一緒に選んでもらった。
※夫帰宅後、近所の@room!へ。昨日はプレ結婚記念日という事で夫のおごりだったので、今日は私のおごりと言うか、我が家のお金でイタリアン&カラオケだ。
12回目の結婚記念日に夫と乾杯した。今日からは結婚13年目だ。確か。毎年、結婚記念日には新婚当時を思い出す。あの頃、私は若かった(遠い目)。結婚当初はまだ16才だった(大ウソ)。
今夜はラブホが休みなので、お腹一杯に百薬の長とイタリアンを詰め込み、いつも男友達に「男らしい」と言われるので、今日は「男の歌」で攻めた。
TARI/YOSII LOVINSON
メリッサ/ポルノグラフィティ
愛が呼ぶ方へ/ポルノグラフィティ
BEAUTIFUL DREAMER/GLAY
Choo Choo TRAIN/EXILE
Rusty Nail/X JAPAN
あぁしかし、男の歌はムズイ。
帰宅して、G君と選んだパーカーを夫へ渡した。夫からは小さな箱を貰った。包みを開けると箱に「CHANEL」と書いてあり、スペルに間違いはない。今年の夏、親友M君から誕生日プレゼントを貰い、包みを開けたら箱に「GUCCI」と書いてあって、根っからの貧乏人の私は手が震えた。今回も激しく震える手でCHANELの箱を開けると、ピアスが入っていた。
ありがとう。大切にします。
先日、新札幌の古着王でミリタリージャケットを買った。踊る大捜査線で青島刑事が着ているようなコートの寒冷地仕様版で、中綿が入ってとても暖かいがボロボロもボロボロでズタボロだ。よほどキレイめのジーンズや綺麗な色のマフラーでも合わせないと、ホームレスと間違われそうだ。そうだ!アレを着た時、このピアスをつけたらホームレスには間違われないだろう。でもなぁ?などと考えながら、酒が効いてきて爆睡した。
>ヤコマチさん、早速の掲示板への書き込みありがとうございます。
>ふりむんさん、秘密メモが見れなくて本当に残念です(号泣)。
※体調も良く早起きしたので、大谷地の歯医者の帰りに新札幌へ出て、買い物がてらサンピアザのG君に会いに行った。エスカレーターで2階へ上がると、丁度目の前にG君がいた。G君は身長185cm、長身でスマートでカッコイイ。以前は私のリクエストに応えてドレッドヘアにしていてくれたが、今年G君も30才になり、バッサリと髪を切って普通の金髪になった。
「今日、結婚記念日なの」と言うと、G君が「結婚」や「夫婦」について熱く語りだし止まらなくなった。かれこれ1時間以上も、いろんな話をして(いいのか?G君、仕事中なのに)、夫への結婚記念日のプレゼントを一緒に選んでもらった。
※夫帰宅後、近所の@room!へ。昨日はプレ結婚記念日という事で夫のおごりだったので、今日は私のおごりと言うか、我が家のお金でイタリアン&カラオケだ。
12回目の結婚記念日に夫と乾杯した。今日からは結婚13年目だ。確か。毎年、結婚記念日には新婚当時を思い出す。あの頃、私は若かった(遠い目)。結婚当初はまだ16才だった(大ウソ)。
今夜はラブホが休みなので、お腹一杯に百薬の長とイタリアンを詰め込み、いつも男友達に「男らしい」と言われるので、今日は「男の歌」で攻めた。
TARI/YOSII LOVINSON
メリッサ/ポルノグラフィティ
愛が呼ぶ方へ/ポルノグラフィティ
BEAUTIFUL DREAMER/GLAY
Choo Choo TRAIN/EXILE
Rusty Nail/X JAPAN
あぁしかし、男の歌はムズイ。
帰宅して、G君と選んだパーカーを夫へ渡した。夫からは小さな箱を貰った。包みを開けると箱に「CHANEL」と書いてあり、スペルに間違いはない。今年の夏、親友M君から誕生日プレゼントを貰い、包みを開けたら箱に「GUCCI」と書いてあって、根っからの貧乏人の私は手が震えた。今回も激しく震える手でCHANELの箱を開けると、ピアスが入っていた。
ありがとう。大切にします。
先日、新札幌の古着王でミリタリージャケットを買った。踊る大捜査線で青島刑事が着ているようなコートの寒冷地仕様版で、中綿が入ってとても暖かいがボロボロもボロボロでズタボロだ。よほどキレイめのジーンズや綺麗な色のマフラーでも合わせないと、ホームレスと間違われそうだ。そうだ!アレを着た時、このピアスをつけたらホームレスには間違われないだろう。でもなぁ?などと考えながら、酒が効いてきて爆睡した。
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ラブホ奮戦記325日目:H君の悲劇
2003年11月24日※夕方、夫が近所の回転寿司へ連れてってくれた。いつものように、茄子漬け2皿、マヨコーン、納豆巻きを食べ、最後にケーキを食べて終了(寿司屋へ行った意味が無いチョイス)。折角、夫のおごりだったのに500円で終了だ。
帰りに上の階のカラオケ屋さんへ行って、思わずいつものように「飲み放題」にしてしまった。貧乏性なのが災いして「元を取るぞ」と張り切って飲んでしまう。ああぁ。病み上がりなのに。出勤前なのに。
仕方ないので「酒は百薬の長」「これは薬なのよ」と自分に言いきかせつつ、控え目にカシスオレンジ5杯で終了。これで今夜もホロ酔い出勤だ。ラブホの皆さん、ごめんなさい。ともあれ最後に「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」を歌ったので、「あっぱれあっぱれ!ひっぱれひっぱれ」とゴキゲンで出勤した。ナイショよ。
0:00-6:00 8部屋掃除+リネン折り
今日はトドとの勤務。フロントへ出勤の打刻に行くと、ダサ坊が待ってました!とばかりに話を始めた。
ダサ坊「今日ね、B班のH君が大変な目に遭ったんだって!」
B班のH君と言えば、最年少23才でホテルQ一番のイケメン君だ。昼から夕方までベッドメイクの仕事をして、夜はバンドでドラムをやっているそうだが、一目見てミュージシャン系の人とわかる。そのイケメンH君にいったい何が?
ダサ坊「風呂場に濡れた小タオルが落ちてたから、拾って絞ろうと思ったんだって。でも、その小タオルが丸められてるって言うより、何かを包んだみたいになってたから、何気なく開いて見てみたんだってさ。そしたらね、小タオルの中にウン○がゴロンと入ってたんだって」
トド&みかやん「ひえ〜〜〜〜〜」
ダサ坊「そのまま小タオルを絞ったりしたら、大変な事になったよねぇ!タオルの繊維の間からニューッと出て。うわあぁぁ!だよね」
みかやん「ひゃ〜〜。想像するとかなりキモイね」
ダサ坊「で、そのままビニール袋に入れたって言うから、汚物袋の中に入ってるよ。見てみれば?」
みかやん「イヤだよ〜。でも、リネン屋さんもビックリするだろうね?洗おうとしたら、ベットリとウン○が付いてるんだよ」
ダサ坊「だよね〜。リネン屋さんに届く頃にはベッタリと潰れてるよね〜。あぁ。怖い怖い。じゃ今日も宜しく〜〜」
掃除待ちの部屋が無かったので、一度控え室へ戻った。何気にリネン帳を見てみると、汚物の欄にH君の字で”大便1”と書いてあった。違うってば!リネン帳には、リネン屋さんに何を何枚、汚物で出したか書くんだから”小タオル1”と書いてくれ。辞めたB班のOさんといい、H君といい、何故B班の人達はいちいちリネン帳に”大便”と書きたがるのだろう。締めの時に集計するのは私だ。B班は毎度、笑わせてくれる。
トド「よっぽどショックやったから”大便1”て書いてまうんやろな」
みかやん「リネン帳は”大便1”の下に”(小タオル)”って書いておいたよ」
1部屋目が空いたので、フロントのダサ坊に冷蔵庫に補充があるか電話で確認した。その隙にトドが物凄い早さでリネン室へ行くのが見えたので何事か?と思うと、トドは部屋セットを持ってスタンバイしていた。やられた。「風呂場にウン○」と聞いたばかりなので、さすがに風呂セットを持つのはイヤだったのだろう。
お陰で今日は風呂に小タオルが落ちている度にビクビクした。
朝になり、5時40分に部屋が空いた。大急ぎで掃除をして締めないと6時に間に合わない。部屋へ入ると幸いな事にお風呂がラッキーだったので、部屋と洗面&トイレだけ掃除すれば良い。トドがベッドを剥がしているのを手伝うと、男物の太いベルトが出てきた。
トド「ベルトってズボンが下がるからするんやろ?ほなら今、男の人はズボン、ズリズリやんか。何でこんなモン忘れるんやろ?ベルトもこんな太かったら、ズボンのベルト通しから簡単には抜けんやろな〜」
Fちゃん「そりぁあやっぱり”女王様とお呼びーっ”って、ムチ代わりにしてたんだろ」
みかやん「うわぁ!ビックリした。いつの間に来たのさ」
Fちゃん「時間無いから手伝いに来たぞ」
トド「なるほどな。ムチ代わりか。いや、ベルトで縛ってたかも知れへんで。ふーん。ぶてるし縛れるし意外とベルトは重宝するんやな」
朝5時半以降に部屋が空くと、トドはいつも機嫌が悪くなるが、珍しく今日はご機嫌だった。お客さんがベルトを忘れて帰ってくれたお陰で助かった。
帰りに上の階のカラオケ屋さんへ行って、思わずいつものように「飲み放題」にしてしまった。貧乏性なのが災いして「元を取るぞ」と張り切って飲んでしまう。ああぁ。病み上がりなのに。出勤前なのに。
仕方ないので「酒は百薬の長」「これは薬なのよ」と自分に言いきかせつつ、控え目にカシスオレンジ5杯で終了。これで今夜もホロ酔い出勤だ。ラブホの皆さん、ごめんなさい。ともあれ最後に「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」を歌ったので、「あっぱれあっぱれ!ひっぱれひっぱれ」とゴキゲンで出勤した。ナイショよ。
0:00-6:00 8部屋掃除+リネン折り
今日はトドとの勤務。フロントへ出勤の打刻に行くと、ダサ坊が待ってました!とばかりに話を始めた。
ダサ坊「今日ね、B班のH君が大変な目に遭ったんだって!」
B班のH君と言えば、最年少23才でホテルQ一番のイケメン君だ。昼から夕方までベッドメイクの仕事をして、夜はバンドでドラムをやっているそうだが、一目見てミュージシャン系の人とわかる。そのイケメンH君にいったい何が?
ダサ坊「風呂場に濡れた小タオルが落ちてたから、拾って絞ろうと思ったんだって。でも、その小タオルが丸められてるって言うより、何かを包んだみたいになってたから、何気なく開いて見てみたんだってさ。そしたらね、小タオルの中にウン○がゴロンと入ってたんだって」
トド&みかやん「ひえ〜〜〜〜〜」
ダサ坊「そのまま小タオルを絞ったりしたら、大変な事になったよねぇ!タオルの繊維の間からニューッと出て。うわあぁぁ!だよね」
みかやん「ひゃ〜〜。想像するとかなりキモイね」
ダサ坊「で、そのままビニール袋に入れたって言うから、汚物袋の中に入ってるよ。見てみれば?」
みかやん「イヤだよ〜。でも、リネン屋さんもビックリするだろうね?洗おうとしたら、ベットリとウン○が付いてるんだよ」
ダサ坊「だよね〜。リネン屋さんに届く頃にはベッタリと潰れてるよね〜。あぁ。怖い怖い。じゃ今日も宜しく〜〜」
掃除待ちの部屋が無かったので、一度控え室へ戻った。何気にリネン帳を見てみると、汚物の欄にH君の字で”大便1”と書いてあった。違うってば!リネン帳には、リネン屋さんに何を何枚、汚物で出したか書くんだから”小タオル1”と書いてくれ。辞めたB班のOさんといい、H君といい、何故B班の人達はいちいちリネン帳に”大便”と書きたがるのだろう。締めの時に集計するのは私だ。B班は毎度、笑わせてくれる。
トド「よっぽどショックやったから”大便1”て書いてまうんやろな」
みかやん「リネン帳は”大便1”の下に”(小タオル)”って書いておいたよ」
1部屋目が空いたので、フロントのダサ坊に冷蔵庫に補充があるか電話で確認した。その隙にトドが物凄い早さでリネン室へ行くのが見えたので何事か?と思うと、トドは部屋セットを持ってスタンバイしていた。やられた。「風呂場にウン○」と聞いたばかりなので、さすがに風呂セットを持つのはイヤだったのだろう。
お陰で今日は風呂に小タオルが落ちている度にビクビクした。
朝になり、5時40分に部屋が空いた。大急ぎで掃除をして締めないと6時に間に合わない。部屋へ入ると幸いな事にお風呂がラッキーだったので、部屋と洗面&トイレだけ掃除すれば良い。トドがベッドを剥がしているのを手伝うと、男物の太いベルトが出てきた。
トド「ベルトってズボンが下がるからするんやろ?ほなら今、男の人はズボン、ズリズリやんか。何でこんなモン忘れるんやろ?ベルトもこんな太かったら、ズボンのベルト通しから簡単には抜けんやろな〜」
Fちゃん「そりぁあやっぱり”女王様とお呼びーっ”って、ムチ代わりにしてたんだろ」
みかやん「うわぁ!ビックリした。いつの間に来たのさ」
Fちゃん「時間無いから手伝いに来たぞ」
トド「なるほどな。ムチ代わりか。いや、ベルトで縛ってたかも知れへんで。ふーん。ぶてるし縛れるし意外とベルトは重宝するんやな」
朝5時半以降に部屋が空くと、トドはいつも機嫌が悪くなるが、珍しく今日はご機嫌だった。お客さんがベルトを忘れて帰ってくれたお陰で助かった。
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ラブホ奮戦記324日目:K氏と2人
2003年11月23日0:00-6:00(8:00) 8部屋掃除+6部屋ハギ
今日はC班のK氏との勤務。Fちゃんが休みなのでフロント代行はOくんだった。11月9日から日曜日だけC班のK氏がD班勤務となり、Oくんがフロントをする事になったが、私はこの変則勤務は今日が初めてだった。K氏は、時々午前3時まで残業してくれるが、2人だけで仕事をした事は無い。年下の男友達は沢山いるし、YくんやOくんとの2人勤務は苦にはならなかったが、年上のK氏と2人だと思うと緊張した。
私が出勤するとK氏は既に出勤していて「みかやんさん、おはようございます。準備はしておきましたが念の為に確認して頂けますか?」と言われ、ますます緊張した。トシは私の方が下だが、仕事の上では私の方が先輩だ。
みかやん「あの〜。敬語はやめようよ〜」
K氏「みかやんさんはD班のリーダーですよ。僕なんか半人前ですから。今日は宜しくお願いします」
いつもとキャラが違うじゃないか。「Oちゃん、早く来て〜」と祈るような気持ちでOくんを待った。やがてフロントOくん登場。Oくんは「おはようございます」とフロントへ直行しようとしたので、「Oちゃん!助けて〜。あたしゃ何となく気詰まりだよ〜」と目で訴えた。少し経ってダサ坊から電話がきた。「面白い物があるからK氏とフロントへおいで」と言われ、「天の助け!」とフロントへ急行した。
ダサ坊が言う”面白い物”とは、サディスティック何とかというエロ雑誌だった。客の忘れ物だったのを回収してパラパラと見ていると、Oくんにソックリなエロ男優が自分のチン○ンを握ってニッコリ微笑んでいるページがあったそうだ。
早速そのページを開いてみると、教室で高校生の男女が入り乱れて・・・というような設定になっていて、女の子はセーラー服、男の子は白の開襟シャツに黒のズボンだった。その入り乱れた男女の中に確かにOくんがいた。
みかやん「あーはっはっ!Oちゃんだよ。なんちゃって高校生までしてお小遣い稼ぎしたかったの?」
K氏「ぶぁはは。みかやん、これはOくんだね。Oくん、いくら貰ったのさ?」
ダサ坊「ソックリって言うか本人だよね?しかも”西村君”って役名まで貰ってるんだよ」
K氏、ダサ坊、みかやん「あはは。何で西村君なのさ〜?」
Oくん「まさか皆さん、本気で言ってるんじゃないでしょうね?俺じゃないっすよ」
K氏、ダサ坊、みかやん「いいって。いいって。4人だけの秘密にしてあげる」
お陰様で、K氏はいつものK氏に戻り、私の緊張もほぐれた。ノってきたK氏は最近一番驚いた事件を話してくれた。
K氏がベッドを剥がしていると、赤い紐の切れ端が出てきたので何気に引っ張ってみると、ズルズルッと網のような物が出てきた。初めて生で目にする見事な亀甲縛りを前に、思わずベッドのシーツの上に広げてみたところ、一緒にベッドを組む係だったDさんに見つかり「何やってんの!貸しなさい!」と、もぎ取られあっさりゴミ箱へ捨てられてしまったそうだ。
K氏「見事な結びっぷりだったんだよ!よく切れるハサミを使ったみたいで紐の切り口が綺麗だったんだ」
ダサ坊「SMマニュアルには”火事や地震の時にすぐ紐を切って避難できるよう、ハサミやナイフを用意しておきましょう”って書いてあるからね」
K氏「何でそんな事、知ってるの?さっきのサディスティック何とかって本、家から持って来たんじゃないの?」
ダサ坊「一般常識だよ」
K氏、Oくん、みかやん「えええーっ」
そうこうしているうちに部屋が空き、掃除に向かった。午前3時まではダサ坊とOくんがハギをしてくれて、午前3時からはOくんが1人で完璧なハギをしてくれた。Oくんはハギに入った部屋で一人でベッドを組んでいてくれたり、余力があれば風呂掃除もしていてくれたので、私とK氏は殆どする事がなかった。
K氏「先週も先々週もこんなハギはしてくれなかったんだよ。ダサ坊もOくんも口止め料のつもりで、一生懸命にハギをしてくれてるのかなぁ」
みかやん「あははは。ダサ坊がSMマニアだって事も、Oくんがエロ雑誌のモデルだった事も、黙っててあげようね」
心配していたK氏との2人勤務も和やかなまま終わり、朝6時にK氏を見送って私は8時までOくんのハギとフロント業務を手伝った。2時間の時給分、今度Oくんにご飯でもご馳走して貰おうかと思ったが、今日はフロントOくん大活躍だったので許してあげよう。
今日はC班のK氏との勤務。Fちゃんが休みなのでフロント代行はOくんだった。11月9日から日曜日だけC班のK氏がD班勤務となり、Oくんがフロントをする事になったが、私はこの変則勤務は今日が初めてだった。K氏は、時々午前3時まで残業してくれるが、2人だけで仕事をした事は無い。年下の男友達は沢山いるし、YくんやOくんとの2人勤務は苦にはならなかったが、年上のK氏と2人だと思うと緊張した。
私が出勤するとK氏は既に出勤していて「みかやんさん、おはようございます。準備はしておきましたが念の為に確認して頂けますか?」と言われ、ますます緊張した。トシは私の方が下だが、仕事の上では私の方が先輩だ。
みかやん「あの〜。敬語はやめようよ〜」
K氏「みかやんさんはD班のリーダーですよ。僕なんか半人前ですから。今日は宜しくお願いします」
いつもとキャラが違うじゃないか。「Oちゃん、早く来て〜」と祈るような気持ちでOくんを待った。やがてフロントOくん登場。Oくんは「おはようございます」とフロントへ直行しようとしたので、「Oちゃん!助けて〜。あたしゃ何となく気詰まりだよ〜」と目で訴えた。少し経ってダサ坊から電話がきた。「面白い物があるからK氏とフロントへおいで」と言われ、「天の助け!」とフロントへ急行した。
ダサ坊が言う”面白い物”とは、サディスティック何とかというエロ雑誌だった。客の忘れ物だったのを回収してパラパラと見ていると、Oくんにソックリなエロ男優が自分のチン○ンを握ってニッコリ微笑んでいるページがあったそうだ。
早速そのページを開いてみると、教室で高校生の男女が入り乱れて・・・というような設定になっていて、女の子はセーラー服、男の子は白の開襟シャツに黒のズボンだった。その入り乱れた男女の中に確かにOくんがいた。
みかやん「あーはっはっ!Oちゃんだよ。なんちゃって高校生までしてお小遣い稼ぎしたかったの?」
K氏「ぶぁはは。みかやん、これはOくんだね。Oくん、いくら貰ったのさ?」
ダサ坊「ソックリって言うか本人だよね?しかも”西村君”って役名まで貰ってるんだよ」
K氏、ダサ坊、みかやん「あはは。何で西村君なのさ〜?」
Oくん「まさか皆さん、本気で言ってるんじゃないでしょうね?俺じゃないっすよ」
K氏、ダサ坊、みかやん「いいって。いいって。4人だけの秘密にしてあげる」
お陰様で、K氏はいつものK氏に戻り、私の緊張もほぐれた。ノってきたK氏は最近一番驚いた事件を話してくれた。
K氏がベッドを剥がしていると、赤い紐の切れ端が出てきたので何気に引っ張ってみると、ズルズルッと網のような物が出てきた。初めて生で目にする見事な亀甲縛りを前に、思わずベッドのシーツの上に広げてみたところ、一緒にベッドを組む係だったDさんに見つかり「何やってんの!貸しなさい!」と、もぎ取られあっさりゴミ箱へ捨てられてしまったそうだ。
K氏「見事な結びっぷりだったんだよ!よく切れるハサミを使ったみたいで紐の切り口が綺麗だったんだ」
ダサ坊「SMマニュアルには”火事や地震の時にすぐ紐を切って避難できるよう、ハサミやナイフを用意しておきましょう”って書いてあるからね」
K氏「何でそんな事、知ってるの?さっきのサディスティック何とかって本、家から持って来たんじゃないの?」
ダサ坊「一般常識だよ」
K氏、Oくん、みかやん「えええーっ」
そうこうしているうちに部屋が空き、掃除に向かった。午前3時まではダサ坊とOくんがハギをしてくれて、午前3時からはOくんが1人で完璧なハギをしてくれた。Oくんはハギに入った部屋で一人でベッドを組んでいてくれたり、余力があれば風呂掃除もしていてくれたので、私とK氏は殆どする事がなかった。
K氏「先週も先々週もこんなハギはしてくれなかったんだよ。ダサ坊もOくんも口止め料のつもりで、一生懸命にハギをしてくれてるのかなぁ」
みかやん「あははは。ダサ坊がSMマニアだって事も、Oくんがエロ雑誌のモデルだった事も、黙っててあげようね」
心配していたK氏との2人勤務も和やかなまま終わり、朝6時にK氏を見送って私は8時までOくんのハギとフロント業務を手伝った。2時間の時給分、今度Oくんにご飯でもご馳走して貰おうかと思ったが、今日はフロントOくん大活躍だったので許してあげよう。
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今日は休み・休みで良かった
2003年11月22日※過去の日記を更新しました。
10月18日(土)ラブホ奮戦記301日目:最高齢客
11月18日(火)ラブホ奮戦記321日目:消臭楽園
※深夜から今朝にかけてOくんから泣きのメールが届いていた。
「11連続掃除が終わったよ。K氏がいなかったら死んでたわ(;^_^A あ、また3部屋出た(T-T)」
「ようやく18部屋目が終了しました。さすがに疲れたよ(T-T)」
「今、19部屋目。死ぬ(T-T)」
「19でストップしたかな?今、8部屋空いてるよ。これからカップ麺食べゆ〜\(^_^)/」
木曜とはうって変わって大忙しだったらしい。
「お疲れ様。金曜の朝に帰る時は、無人だったんだよ。夜になって、そんなに忙しくなるとは思わなかったよ。Oちゃんには申し訳ないけど、あたしは病み上がりだし休みで良かったかも?」
と返信すると、Oくんから電話がきた。
「もうね、客の出入りが激し過ぎて死ぬかと思ったよ。掃除しても掃除しても掃除待ちの部屋が増えて、追いつかないのさ。Fちゃんも全部ハギして回ってヘトヘトだったんだ。一時は、掃除待ちの部屋で満室になって、その時に男3人が待合室にいたんだって。男3人で3部屋に別れて部屋へ入ってデリヘル嬢を呼ぶわけでしょ?デリヘル嬢を呼んだら、30分や1時間で帰るでしょ?このクソ忙しい時に、短時間でまた3部屋空いたら、死んでしまうと思って、さすがのFちゃんも”3部屋空くまでに結構時間がかかると思うんですが”って、遠回しに断ったんだよ。3人の男は1台の車で来てたから、できれば同じ時間に部屋に入りたいようで、帰ってったってさ。もしもその3人の男が部屋へ入ってたら、俺ら22部屋掃除するとこだったよ。はーーーーーーっ。死ぬかと思った。Fちゃんは半分死んでるし、トドも瀕死さ。そんじゃ締めして帰るわ。じゃーねー!」
Oくんは一気に喋るだけ喋って電話を切った。
最近には珍しく忙しかったそうだ。
はーーー。休みで良かった。
10月18日(土)ラブホ奮戦記301日目:最高齢客
11月18日(火)ラブホ奮戦記321日目:消臭楽園
※深夜から今朝にかけてOくんから泣きのメールが届いていた。
「11連続掃除が終わったよ。K氏がいなかったら死んでたわ(;^_^A あ、また3部屋出た(T-T)」
「ようやく18部屋目が終了しました。さすがに疲れたよ(T-T)」
「今、19部屋目。死ぬ(T-T)」
「19でストップしたかな?今、8部屋空いてるよ。これからカップ麺食べゆ〜\(^_^)/」
木曜とはうって変わって大忙しだったらしい。
「お疲れ様。金曜の朝に帰る時は、無人だったんだよ。夜になって、そんなに忙しくなるとは思わなかったよ。Oちゃんには申し訳ないけど、あたしは病み上がりだし休みで良かったかも?」
と返信すると、Oくんから電話がきた。
「もうね、客の出入りが激し過ぎて死ぬかと思ったよ。掃除しても掃除しても掃除待ちの部屋が増えて、追いつかないのさ。Fちゃんも全部ハギして回ってヘトヘトだったんだ。一時は、掃除待ちの部屋で満室になって、その時に男3人が待合室にいたんだって。男3人で3部屋に別れて部屋へ入ってデリヘル嬢を呼ぶわけでしょ?デリヘル嬢を呼んだら、30分や1時間で帰るでしょ?このクソ忙しい時に、短時間でまた3部屋空いたら、死んでしまうと思って、さすがのFちゃんも”3部屋空くまでに結構時間がかかると思うんですが”って、遠回しに断ったんだよ。3人の男は1台の車で来てたから、できれば同じ時間に部屋に入りたいようで、帰ってったってさ。もしもその3人の男が部屋へ入ってたら、俺ら22部屋掃除するとこだったよ。はーーーーーーっ。死ぬかと思った。Fちゃんは半分死んでるし、トドも瀕死さ。そんじゃ締めして帰るわ。じゃーねー!」
Oくんは一気に喋るだけ喋って電話を切った。
最近には珍しく忙しかったそうだ。
はーーー。休みで良かった。
今日は休み・近況報告とお詫び
2003年11月21日※久々に日記をしたためました。
ここにきて急に身体にガタがきたのか、10月24日に初の早退をした後、絶不調でした。
○炎と○○炎と○○炎と○○○炎を患い、パート2つ掛け持ちに加え病院を3つ掛け持ちするハメになり、今回ばかりは自分でもいつ寝ていつ起きてるのかわからなくなり、夢遊病のように働いたり病院へ行ったりしておりました。
それでつい先頃、工場を辞めました。
工場の仕事に未練は無いものの、我がレーンの宝・アイドルD君に会えなくなった事が寂しいです。そんな事を言ってる場合ではないのですが、D君の人気は氷川きよしとオバサン軍団並みでした。本当にもう、それはそれは優しくて可愛くて、18才と思えないほど大人っぽい一面もあったりして・・・うっとり。
話が逸れました。
皆様にご心配頂いた工場の鬼女との関係も改善され、「身体を治したらまた戻っておいで。待ってるから」と言わしめるまでになったのに残念ではありますが、工場の仕事は午後10時きっかりには終わらず、辺鄙な場所にある為、これからの季節は雪道の徒歩+地下鉄ではラブホの仕事に間に合いません。工場の仕事が定時に終わらない事が私の誤算でした。体調は快方へ向かい、今は歯医者通いがメインになっております。
掲示板に書き込みして下さった方々へ何の返事も出来ないまま、暖かいメッセージを送り続けて下さった方々にお礼も言えないまま、お気に入り登録して下さった方々へ何の挨拶も無いまま、時間だけが経ってしまった事を申し訳なく思っております。今後は、気持ちだけは若くても身体は着実に老いていると肝に銘ずる事にします。
当分の間は仕事の掛け持ちをせず、ラブホの仕事に専念します。ラブホの休みが増えましたので、順にレスや過去の日記を埋めていきたいと思っております。本当に恐縮ですが、改めて今後も宜しくお願いします。
※甚だご挨拶が遅れて申し訳ありません。
超ともしこさん、ルナさん、櫻さん、さくさくみひゃえるさん、Rockandrollさん、瑠璃子さん、ししゃもさん、東日流さん、水沢 水葵さん、かおりんさん、AXIS EXさん、大徳寺あすかさん、ららぶぅさん、須賀あすさん、アナルベル・ガトーさん、あめりさん、猫娘さん、まきぽんさん、美月さん、煎餅屋さん、ぼゑ子さん、『じゅりあ』さん、na-koさん、trtnさん、liuxinさん、マリッペさん、ゆきさん、眞さん、オレヲさん、にゃおこ☆さん、フランクリンさん、まりぶさん、タケさん、ユウヤさん、サクラさん、mioさん、★葵凛★さん、たまこさん、秋桜さん、riaさん、みのりちゃんさん、みっちょんさん、けそさん、鈴の介さん、海月さん、ようすけさん、ななさん、ドクターペッパーさん、ラジルさん。お気に入り登録ありがとうございます!
体調を崩しておりましたが、若い皆様方の日記に刺激され、何とか生き長らえておりました。こんな奴で、こんな日記で申し訳ないような気さえするのですが、今後もお付き合い、宜しくお願いします。
ここにきて急に身体にガタがきたのか、10月24日に初の早退をした後、絶不調でした。
○炎と○○炎と○○炎と○○○炎を患い、パート2つ掛け持ちに加え病院を3つ掛け持ちするハメになり、今回ばかりは自分でもいつ寝ていつ起きてるのかわからなくなり、夢遊病のように働いたり病院へ行ったりしておりました。
それでつい先頃、工場を辞めました。
工場の仕事に未練は無いものの、我がレーンの宝・アイドルD君に会えなくなった事が寂しいです。そんな事を言ってる場合ではないのですが、D君の人気は氷川きよしとオバサン軍団並みでした。本当にもう、それはそれは優しくて可愛くて、18才と思えないほど大人っぽい一面もあったりして・・・うっとり。
話が逸れました。
皆様にご心配頂いた工場の鬼女との関係も改善され、「身体を治したらまた戻っておいで。待ってるから」と言わしめるまでになったのに残念ではありますが、工場の仕事は午後10時きっかりには終わらず、辺鄙な場所にある為、これからの季節は雪道の徒歩+地下鉄ではラブホの仕事に間に合いません。工場の仕事が定時に終わらない事が私の誤算でした。体調は快方へ向かい、今は歯医者通いがメインになっております。
掲示板に書き込みして下さった方々へ何の返事も出来ないまま、暖かいメッセージを送り続けて下さった方々にお礼も言えないまま、お気に入り登録して下さった方々へ何の挨拶も無いまま、時間だけが経ってしまった事を申し訳なく思っております。今後は、気持ちだけは若くても身体は着実に老いていると肝に銘ずる事にします。
当分の間は仕事の掛け持ちをせず、ラブホの仕事に専念します。ラブホの休みが増えましたので、順にレスや過去の日記を埋めていきたいと思っております。本当に恐縮ですが、改めて今後も宜しくお願いします。
※甚だご挨拶が遅れて申し訳ありません。
超ともしこさん、ルナさん、櫻さん、さくさくみひゃえるさん、Rockandrollさん、瑠璃子さん、ししゃもさん、東日流さん、水沢 水葵さん、かおりんさん、AXIS EXさん、大徳寺あすかさん、ららぶぅさん、須賀あすさん、アナルベル・ガトーさん、あめりさん、猫娘さん、まきぽんさん、美月さん、煎餅屋さん、ぼゑ子さん、『じゅりあ』さん、na-koさん、trtnさん、liuxinさん、マリッペさん、ゆきさん、眞さん、オレヲさん、にゃおこ☆さん、フランクリンさん、まりぶさん、タケさん、ユウヤさん、サクラさん、mioさん、★葵凛★さん、たまこさん、秋桜さん、riaさん、みのりちゃんさん、みっちょんさん、けそさん、鈴の介さん、海月さん、ようすけさん、ななさん、ドクターペッパーさん、ラジルさん。お気に入り登録ありがとうございます!
体調を崩しておりましたが、若い皆様方の日記に刺激され、何とか生き長らえておりました。こんな奴で、こんな日記で申し訳ないような気さえするのですが、今後もお付き合い、宜しくお願いします。
ラブホ奮戦記323日目:候君結集!
2003年11月20日0:00-6:00 8部屋掃除+3部屋本送
今日はトドとの勤務。出勤してモニターを見ると、掃除待ち1、掃除中1、ハギ1。お客さんが1組も居ない。無人化だ。
ダサ坊「おはよ〜。客、全滅で俺らだけ。でも、C班は忙しかったよ。30分や小一時間で帰る客ばっかりで、札幌中の早漏男が今夜ここに結集!って感じさ」
Yさん「お客さん0で従業員6人だよ。笑っちゃうね。30分位で帰ってるのに、お風呂ラッキーがなくて、風呂はジャブジャブ、部屋はメチャメチャ。最悪よ」
Tさん「みんな”何か”に追い立てられるように、バタバタ帰って行ったの。不思議だったわ〜。あはは」
ダサ坊「何で今夜に限って、ココにこぞって早漏男が集まったんだろ?早漏大会でもあったのかな?」
一同「さぁね〜。あははは」
残った2部屋の掃除へ向かうと丁度、お客さんが玄関から入って来た。男女共にゴキゲンで、大声で話をしながら賑やかに部屋へ入って行った。酔っぱらいだ。続いてお客さんが入り、あっと言う間に10部屋が埋まった。
2部屋目の掃除をしていると、滞在時間が36分の部屋が空いた。ダサ坊が言うとおり、早漏大会かも知れない。36分滞在の部屋へ行くと、風呂はベチャベチャ部屋はメチャメチャだった。
トド「服脱いで風呂入って、ヤってまた服着て36分やったら大忙しや。ゆっくり出来る時に来たらええやん?いかにも”ヤる為だけに来ました”言う感じで、あさましいがな」
みかやん「ゴミ箱にスキンがあるけど、空っぽだよ。不発弾だね」
トド「男が逝かんから帰ったんか。ちょっとヤって”逝けない”と思ったんやろ?途中で萎えたんかも知れんし。でも36分や。入れたとたんに萎えたんやろか?男も”今日は逝けん”思たら帰るわな」
みかやん「EDかもね(てか、トドったら生々し過ぎ)」
控え室へ戻り一休みしていると、泥酔カップルが精算を始めたので、いつものカーテンの陰で待機した。泥酔カップルは大声で喋りながら、カーテンをめくって私達の前に現れた。
男性客「あれっ?こっちじゃない?」
トド「逆です」
女性客「え〜?帰れないの〜?」
大騒ぎしながら玄関から出て行った。やれやれと部屋のドアを開けると、床に女性用の腕時計が落ちていた。走って泥酔カップルが出て行った玄関を出て左右を見渡すも、2人の姿は無かった。
諦めて館内へ入ると、逆の玄関から泥酔カップルが入ってきた。ホテルを半周して逆の玄関から入ったようだ。フロントからFちゃんが出てきていた。
男性客「あはは。時計、忘れました〜」
みかやん「はい。こちらですね」
男性客「あの。タクシー呼んでくださ〜い」
Fちゃん「はい。待合室でお待ち下さい」
部屋へ戻り掃除を始めると今度は煙草の忘れ物を見つけたので、待合室へ届けに行くと男女ともグッタリとソファーにもたれていた。
みかやん「お客様のお煙草ではありませんか?」
男性客「うーん?あっ、俺のだぁ。ははは」
再び部屋へ戻り、トドに一部始終を話した。
トド「アホや。あんなに酔ってて、自分の車で来たと思ったんか?普通、外へ出る前にタクシー呼ぶやろ?女は時計、男は煙草忘れて、自分らが何で来たかも忘れてんやで。酔うてるんやのうても元々のアホや」
トド「酒飲んだ後にラブホに連れ込む場合は、普通はどっちかがシラフや。2人ともへべれけやったら、ヤれんがな!30男と、よう見りゃアホ顔やけど一見綺麗な20代の女や。そないな場合、男が潰れたらあかんねん。アホな男や。女もキャピキャピ騒ぐようなトシやないで。女もアホや。似た者同士のアホカップルやな。最低や!」
みかやん「別にそんなに怒る事じゃないと思うんだけど」
その後も30分〜1時間で帰るお客さんが続出し、午前3時半には2組のお客さんしか残っていなかった。控え室で休んでいるとFちゃんが来た。
Fちゃん「ダサ坊が”今日は早漏ばっかり”って言ってたけど本当だな」
トド「もうなぁ、酔っぱらいなんか、EDなんか、早漏なんか、ようわからんわ。1つ言えるんは、みんなアホや!言う事や」
みかやん「またそんな事を・・・」
Fちゃん「まっ、空き部屋の本送してくれや」
3部屋の本送(年末の大掃除のような徹底的な掃除)を終え、控え室へ戻ると5時半だった。5時50分に残っていた2組のお客さんが同時に帰ってホテルは再び無人化した。6時に私とトドが帰ると、広いホテルの中にFちゃん1人だ。こんなに暇で良いものだろうか?
今日はトドとの勤務。出勤してモニターを見ると、掃除待ち1、掃除中1、ハギ1。お客さんが1組も居ない。無人化だ。
ダサ坊「おはよ〜。客、全滅で俺らだけ。でも、C班は忙しかったよ。30分や小一時間で帰る客ばっかりで、札幌中の早漏男が今夜ここに結集!って感じさ」
Yさん「お客さん0で従業員6人だよ。笑っちゃうね。30分位で帰ってるのに、お風呂ラッキーがなくて、風呂はジャブジャブ、部屋はメチャメチャ。最悪よ」
Tさん「みんな”何か”に追い立てられるように、バタバタ帰って行ったの。不思議だったわ〜。あはは」
ダサ坊「何で今夜に限って、ココにこぞって早漏男が集まったんだろ?早漏大会でもあったのかな?」
一同「さぁね〜。あははは」
残った2部屋の掃除へ向かうと丁度、お客さんが玄関から入って来た。男女共にゴキゲンで、大声で話をしながら賑やかに部屋へ入って行った。酔っぱらいだ。続いてお客さんが入り、あっと言う間に10部屋が埋まった。
2部屋目の掃除をしていると、滞在時間が36分の部屋が空いた。ダサ坊が言うとおり、早漏大会かも知れない。36分滞在の部屋へ行くと、風呂はベチャベチャ部屋はメチャメチャだった。
トド「服脱いで風呂入って、ヤってまた服着て36分やったら大忙しや。ゆっくり出来る時に来たらええやん?いかにも”ヤる為だけに来ました”言う感じで、あさましいがな」
みかやん「ゴミ箱にスキンがあるけど、空っぽだよ。不発弾だね」
トド「男が逝かんから帰ったんか。ちょっとヤって”逝けない”と思ったんやろ?途中で萎えたんかも知れんし。でも36分や。入れたとたんに萎えたんやろか?男も”今日は逝けん”思たら帰るわな」
みかやん「EDかもね(てか、トドったら生々し過ぎ)」
控え室へ戻り一休みしていると、泥酔カップルが精算を始めたので、いつものカーテンの陰で待機した。泥酔カップルは大声で喋りながら、カーテンをめくって私達の前に現れた。
男性客「あれっ?こっちじゃない?」
トド「逆です」
女性客「え〜?帰れないの〜?」
大騒ぎしながら玄関から出て行った。やれやれと部屋のドアを開けると、床に女性用の腕時計が落ちていた。走って泥酔カップルが出て行った玄関を出て左右を見渡すも、2人の姿は無かった。
諦めて館内へ入ると、逆の玄関から泥酔カップルが入ってきた。ホテルを半周して逆の玄関から入ったようだ。フロントからFちゃんが出てきていた。
男性客「あはは。時計、忘れました〜」
みかやん「はい。こちらですね」
男性客「あの。タクシー呼んでくださ〜い」
Fちゃん「はい。待合室でお待ち下さい」
部屋へ戻り掃除を始めると今度は煙草の忘れ物を見つけたので、待合室へ届けに行くと男女ともグッタリとソファーにもたれていた。
みかやん「お客様のお煙草ではありませんか?」
男性客「うーん?あっ、俺のだぁ。ははは」
再び部屋へ戻り、トドに一部始終を話した。
トド「アホや。あんなに酔ってて、自分の車で来たと思ったんか?普通、外へ出る前にタクシー呼ぶやろ?女は時計、男は煙草忘れて、自分らが何で来たかも忘れてんやで。酔うてるんやのうても元々のアホや」
トド「酒飲んだ後にラブホに連れ込む場合は、普通はどっちかがシラフや。2人ともへべれけやったら、ヤれんがな!30男と、よう見りゃアホ顔やけど一見綺麗な20代の女や。そないな場合、男が潰れたらあかんねん。アホな男や。女もキャピキャピ騒ぐようなトシやないで。女もアホや。似た者同士のアホカップルやな。最低や!」
みかやん「別にそんなに怒る事じゃないと思うんだけど」
その後も30分〜1時間で帰るお客さんが続出し、午前3時半には2組のお客さんしか残っていなかった。控え室で休んでいるとFちゃんが来た。
Fちゃん「ダサ坊が”今日は早漏ばっかり”って言ってたけど本当だな」
トド「もうなぁ、酔っぱらいなんか、EDなんか、早漏なんか、ようわからんわ。1つ言えるんは、みんなアホや!言う事や」
みかやん「またそんな事を・・・」
Fちゃん「まっ、空き部屋の本送してくれや」
3部屋の本送(年末の大掃除のような徹底的な掃除)を終え、控え室へ戻ると5時半だった。5時50分に残っていた2組のお客さんが同時に帰ってホテルは再び無人化した。6時に私とトドが帰ると、広いホテルの中にFちゃん1人だ。こんなに暇で良いものだろうか?
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ラブホ奮戦記322日目:トド汚物三昧
2003年11月19日0:00-6:00 11部屋掃除+リネン折り
今日はトドとの勤務。出勤してモニターを見ると、水曜なのに満室に近い状態で驚いた。C班が帰ったとたん、続々とお客さんが帰りトドが怒りだした。
トド「なんやねん!水曜やんか。お客さん入り過ぎや。せやからこないにお客さんが帰ってまうんや。一気に8部屋も空くって何事やの?2人で8部屋の掃除なんて、どないせぇ言うんや」
みかやん「ゆっくり休み休み片付けよ。そもそもお客さんあっての、あたしらだからね」
トド「せやけど。お客さんが帰り過ぎや。これから2人で8部屋も連続掃除せなならんねんで」
みかやん「あたしらは過去に23部屋掃除の最高記録を誇る最強タッグなんだから、すぐ終わるって」
トドを宥め賺して1部屋目の掃除へ行った。私が部屋の掃除をしていると、風呂を見に行ったトドが「ぎやあぁ。いやや〜」と叫んだ。見るとトドが足拭きマットを持って立っていた。足拭きマットには所々に茶色いシミが付いていた。
トド「ウン○やないやろ?”ウン○やない”言うて〜」
みかやん「ウン○やない!ウン○ちゃうで!」
トド「ほな、浴槽見てもらえんやろか?お願いや〜」
騙された。そういう魂胆だったとは。風呂スリッパを履いて浴槽へ近づくと、お湯が抜かれていた。更に近づいて浴槽の底の方を覗いて思わず仰け反った。無数の茶色いカスのような物が浴槽の底にこびり付いていた。
みかやん「ぐえっ。ウン○だわ。ほんじゃ後は宜しく〜」
速やかに風呂から出て部屋へ逃げた。トドの「こびり付いて取れんのや〜」「どないせえ言うねん」「こんなモン、乾かすな〜」と言う声が風呂でこだましていた。徹底的に浴槽を消毒して40分もかかり、トドもゲンナリしていたが、それでもトドのモンクは止まらなかった。
次の部屋では私が風呂係でトドが部屋とトイレ&洗面所係だった。ベッドを組みながらもトドは「エライ目に遭うたわ。底にウン○残ってるんやったら、シャワーで流して帰ったらええやんか。ようもまぁあんなんを残して帰れたもんや。アホや」と、終始ぼやいていた。しかし私は別の事が気になっていた。
みかやん「この部屋、生臭くない?」
トド「またお風呂ちゃうん?いっひっひ」
風呂へ近づくとますます生臭かったが、風呂に異常は無く安心して掃除を始めた。部屋の掃除を終え、トイレの戸を開けたトドが再び「ぎゃあぁ。おでんや。なんでや〜」叫んだ。風呂とトイレが隣り合わせだったので覗いて見ると、便器の下に糸こんにゃくとゆで玉子の破片と、恐らく竹輪だったと思われるような物が散らかっていた。
トド「今、ウン○で酷い目に遭うたばかりやのに、今度はゲロや。何でや〜。どう見ても近所のコンビニの”おでん”やろ!こんなモン落とすな!言うねん。何で便器に命中させんねや!もーっ!」
またも消毒で時間がかかった。3部屋目の掃除へ向かう途中、フロントからFちゃんが出てきた。
Fちゃん「随分時間かかったな?何かあったのか?」
トド「1部屋目はウン○、2部屋目はゲロで最悪や。どっちもウチが当たったんや。ちょっと休ませてな」
Fちゃん「そっか。控え室におやつ置いといたから、少し休め」
控え室へ戻ると、テーブルの上にFちゃんからの、こんにゃくゼリーとチョコレートが乗っていた。
トド「今、こんにゃくのゲロを見てきたばっかりやのに、何でこんにゃくゼリーなんや〜。チョコレートかてウン○みたいや〜。もうアカン」
少し休んで3部屋目の掃除へ向かった。トドはすっかり無口になり、黙々と掃除をしていた。3部屋目〜10部屋目を難なくこなし、朝5時半に締めの準備をしようとしていると1部屋空いた。すると、それまでおとなしかったトドが猛然と怒り出した。
トド「中途半端な客や!こない微妙な時間に帰られたら一番困んねん!どいつもこいつも呆れた客ばっかりや!」
みかやん「そんな事はお客さんには関係ないよ。早く片付けて帰ろ」
トドが部屋とトイレ&洗面係だった。トドは真っ先にトイレを見に行ってガックリと便器の前に座り込んだ。
トド「一本グ○や。何でや?何で流して帰らんのや?ウチばっかり。もうイヤや」
「モンクばかり言ってるから、そーゆー目に遭うんだよ」と言いたいのを堪え、大急ぎで掃除をして控え室へ戻り、締めや片付けを済ませバタバタと帰った。まさに口は災いの元。必要以上にお客さんの悪口は言うもんじゃないと、トドを見ていていつも思う。
今日はトドとの勤務。出勤してモニターを見ると、水曜なのに満室に近い状態で驚いた。C班が帰ったとたん、続々とお客さんが帰りトドが怒りだした。
トド「なんやねん!水曜やんか。お客さん入り過ぎや。せやからこないにお客さんが帰ってまうんや。一気に8部屋も空くって何事やの?2人で8部屋の掃除なんて、どないせぇ言うんや」
みかやん「ゆっくり休み休み片付けよ。そもそもお客さんあっての、あたしらだからね」
トド「せやけど。お客さんが帰り過ぎや。これから2人で8部屋も連続掃除せなならんねんで」
みかやん「あたしらは過去に23部屋掃除の最高記録を誇る最強タッグなんだから、すぐ終わるって」
トドを宥め賺して1部屋目の掃除へ行った。私が部屋の掃除をしていると、風呂を見に行ったトドが「ぎやあぁ。いやや〜」と叫んだ。見るとトドが足拭きマットを持って立っていた。足拭きマットには所々に茶色いシミが付いていた。
トド「ウン○やないやろ?”ウン○やない”言うて〜」
みかやん「ウン○やない!ウン○ちゃうで!」
トド「ほな、浴槽見てもらえんやろか?お願いや〜」
騙された。そういう魂胆だったとは。風呂スリッパを履いて浴槽へ近づくと、お湯が抜かれていた。更に近づいて浴槽の底の方を覗いて思わず仰け反った。無数の茶色いカスのような物が浴槽の底にこびり付いていた。
みかやん「ぐえっ。ウン○だわ。ほんじゃ後は宜しく〜」
速やかに風呂から出て部屋へ逃げた。トドの「こびり付いて取れんのや〜」「どないせえ言うねん」「こんなモン、乾かすな〜」と言う声が風呂でこだましていた。徹底的に浴槽を消毒して40分もかかり、トドもゲンナリしていたが、それでもトドのモンクは止まらなかった。
次の部屋では私が風呂係でトドが部屋とトイレ&洗面所係だった。ベッドを組みながらもトドは「エライ目に遭うたわ。底にウン○残ってるんやったら、シャワーで流して帰ったらええやんか。ようもまぁあんなんを残して帰れたもんや。アホや」と、終始ぼやいていた。しかし私は別の事が気になっていた。
みかやん「この部屋、生臭くない?」
トド「またお風呂ちゃうん?いっひっひ」
風呂へ近づくとますます生臭かったが、風呂に異常は無く安心して掃除を始めた。部屋の掃除を終え、トイレの戸を開けたトドが再び「ぎゃあぁ。おでんや。なんでや〜」叫んだ。風呂とトイレが隣り合わせだったので覗いて見ると、便器の下に糸こんにゃくとゆで玉子の破片と、恐らく竹輪だったと思われるような物が散らかっていた。
トド「今、ウン○で酷い目に遭うたばかりやのに、今度はゲロや。何でや〜。どう見ても近所のコンビニの”おでん”やろ!こんなモン落とすな!言うねん。何で便器に命中させんねや!もーっ!」
またも消毒で時間がかかった。3部屋目の掃除へ向かう途中、フロントからFちゃんが出てきた。
Fちゃん「随分時間かかったな?何かあったのか?」
トド「1部屋目はウン○、2部屋目はゲロで最悪や。どっちもウチが当たったんや。ちょっと休ませてな」
Fちゃん「そっか。控え室におやつ置いといたから、少し休め」
控え室へ戻ると、テーブルの上にFちゃんからの、こんにゃくゼリーとチョコレートが乗っていた。
トド「今、こんにゃくのゲロを見てきたばっかりやのに、何でこんにゃくゼリーなんや〜。チョコレートかてウン○みたいや〜。もうアカン」
少し休んで3部屋目の掃除へ向かった。トドはすっかり無口になり、黙々と掃除をしていた。3部屋目〜10部屋目を難なくこなし、朝5時半に締めの準備をしようとしていると1部屋空いた。すると、それまでおとなしかったトドが猛然と怒り出した。
トド「中途半端な客や!こない微妙な時間に帰られたら一番困んねん!どいつもこいつも呆れた客ばっかりや!」
みかやん「そんな事はお客さんには関係ないよ。早く片付けて帰ろ」
トドが部屋とトイレ&洗面係だった。トドは真っ先にトイレを見に行ってガックリと便器の前に座り込んだ。
トド「一本グ○や。何でや?何で流して帰らんのや?ウチばっかり。もうイヤや」
「モンクばかり言ってるから、そーゆー目に遭うんだよ」と言いたいのを堪え、大急ぎで掃除をして控え室へ戻り、締めや片付けを済ませバタバタと帰った。まさに口は災いの元。必要以上にお客さんの悪口は言うもんじゃないと、トドを見ていていつも思う。
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ラブホ奮戦記321日目:消臭楽園
2003年11月18日0:00-6:00 3部屋掃除+リネン折り
今日はOくんとの勤務。出勤してモニターを見ると在室がたったの2つ。今夜も暇ヒマモードだ。火曜なので大量のリネンが届いており、リネン折りで暇を潰すしかない。静かな作業室で黙々とリネンを折っているとすぐに眠たくなるので、Oくんと無理矢理テンションを上げて話をしてしのぐ。
Oくん「俺、明日と明後日2連休なんだけど、休みの前の日がみかやんと一緒で助かったよ。これがトドだったら、どよ〜どよの気分で休みに入るとこだったよ」
みかやん「あたしゃOちゃんが休みの間、トドと2人だよ。萎えるって」
Oくん「最近一段と表現が露骨になって、トドのシモネタは笑えないんだよね。トドの口から”セックス”とか”ザーメン”って言葉が発せられる度に、EDの危機を感じるよ」
みかやん「本当に表現が露骨になって、日記に書けない時があるもん」
Oくん「えっ?今、何て言ったの?」
みかやん「あっ、いやいや、聞くに耐えない時があるって言ったの」
いかんいかん。ついうっかり口を滑らせて変な汗が出た。運良く丁度、部屋が空いたので、いそいそと出動の準備をした。ふとモニターを見ると、その部屋のお客さんの滞在時間は39分だった。私は風呂掃除セットを持ち、Oくんは部屋掃除セットと洗面&トイレ掃除セットを持って出動した。
部屋へ入ると何とも生臭かった。前にも嗅いだ事のある匂いだ。この生魚が腐ったような匂いは・・・こ、これは激臭ナプキンの匂いだ。さりげなくトイレの方へ近づいてみると、やはり匂いが強くなった。間違いない。
基本的に風呂掃除セットを持って出動した人が風呂係になる。トイレ掃除セットを持って出動しなくて良かったと、秘かに胸を撫で下ろした。トイレのドアを開けて「ぐえ〜。ゲホッゲホッ」と咽せるOくんの姿が目に浮かんだが、「代わってくれ」と言われてもイヤなので黙っていた。
Oくん「あのさ。俺が風呂掃除をしようか?この部屋の風呂は広いから大変だよ」
みかやん「いやいや。全然大丈夫。リネン折ってて寒かったから暖まりたいんだ」
Oくん「いやいや俺が風呂をやるよ。みかやんはまだ本調子じゃないんだから」
みかやん「いやいや。あたしならもう大丈夫だから」
Oくん「やっぱり、この匂いに気が付いてるよね?」
みかやん「なんだ。Oちゃんも気づいてたんだ」
Oくん「ごめんなさ〜い。一緒にトイレ行ってよ〜。絶対、トイレだよ〜。1人で行けないよ〜」
最初から素直にそう言えば良いものを。私をハメようだなんて10年早い。取り敢えずOくんの後からトイレへ向かった。「せーの!」で息を止めてトイレのドアを開け、Oくんは汚物入れにまっしぐらだった。素早く汚物入れからビニール袋ごと激臭ナプキンを回収すれば良いのに、汚物入れの蓋にビニール袋が上手い具合に挟まっていて、なかなか取れなかった。
Oくん「ぷはーっ!うっ、ぐはっ!ぐえぇ〜。タンポンだったよ〜」
みかやん「あはは!”ぐはっ!”って。笑わせないでよ〜。うわっ、臭っ」
汚物入れには微量の血が付いたタンポンが1個入っていただけなのに、それが異常に強力な悪臭を放っていた。最近、会社が秘密兵器を仕入れてくれたのを思い出し、早速使ってみる事にした。”消臭楽園・プロ(業務用)”というシロモノだ。たった3秒のジェット噴射で楽園と化すらしい。
2人で「1、2、3」と数えて噴射して、その直後に思いっきり鼻から息を吸い込んでみた。結果、2人とも「あいたたた」と鼻を押さえた。業務用なので鼻が痛くなるくらい強力なのだろう。落ち着いて匂いを嗅ぐと、何事もなかったように匂いが消えていて驚いたが、身体には悪そうだし楽園にはならなかった。
やれやれとトイレを出て何気に風呂を覗くと、風呂を使った形跡がなくラッキーだった。風呂掃除がラッキーだった場合は、風呂係がトイレ係になる。
Oくん「ひでえ!みかやんがトイレ係だったんじゃないか!」
みかやん「あたしを陥れようだなんて考えるから悪いんだよ」
Oくん「激臭と痛みが俺の鼻を直撃したんだよ」
みかやん「匂いが気になって風呂の事、忘れたよね。あははは」
Oくん「笑うな〜」
だからOくん、10年早いんだってば。キミが34才になったら、その時は騙されてあげるさ。
今日はOくんとの勤務。出勤してモニターを見ると在室がたったの2つ。今夜も暇ヒマモードだ。火曜なので大量のリネンが届いており、リネン折りで暇を潰すしかない。静かな作業室で黙々とリネンを折っているとすぐに眠たくなるので、Oくんと無理矢理テンションを上げて話をしてしのぐ。
Oくん「俺、明日と明後日2連休なんだけど、休みの前の日がみかやんと一緒で助かったよ。これがトドだったら、どよ〜どよの気分で休みに入るとこだったよ」
みかやん「あたしゃOちゃんが休みの間、トドと2人だよ。萎えるって」
Oくん「最近一段と表現が露骨になって、トドのシモネタは笑えないんだよね。トドの口から”セックス”とか”ザーメン”って言葉が発せられる度に、EDの危機を感じるよ」
みかやん「本当に表現が露骨になって、日記に書けない時があるもん」
Oくん「えっ?今、何て言ったの?」
みかやん「あっ、いやいや、聞くに耐えない時があるって言ったの」
いかんいかん。ついうっかり口を滑らせて変な汗が出た。運良く丁度、部屋が空いたので、いそいそと出動の準備をした。ふとモニターを見ると、その部屋のお客さんの滞在時間は39分だった。私は風呂掃除セットを持ち、Oくんは部屋掃除セットと洗面&トイレ掃除セットを持って出動した。
部屋へ入ると何とも生臭かった。前にも嗅いだ事のある匂いだ。この生魚が腐ったような匂いは・・・こ、これは激臭ナプキンの匂いだ。さりげなくトイレの方へ近づいてみると、やはり匂いが強くなった。間違いない。
基本的に風呂掃除セットを持って出動した人が風呂係になる。トイレ掃除セットを持って出動しなくて良かったと、秘かに胸を撫で下ろした。トイレのドアを開けて「ぐえ〜。ゲホッゲホッ」と咽せるOくんの姿が目に浮かんだが、「代わってくれ」と言われてもイヤなので黙っていた。
Oくん「あのさ。俺が風呂掃除をしようか?この部屋の風呂は広いから大変だよ」
みかやん「いやいや。全然大丈夫。リネン折ってて寒かったから暖まりたいんだ」
Oくん「いやいや俺が風呂をやるよ。みかやんはまだ本調子じゃないんだから」
みかやん「いやいや。あたしならもう大丈夫だから」
Oくん「やっぱり、この匂いに気が付いてるよね?」
みかやん「なんだ。Oちゃんも気づいてたんだ」
Oくん「ごめんなさ〜い。一緒にトイレ行ってよ〜。絶対、トイレだよ〜。1人で行けないよ〜」
最初から素直にそう言えば良いものを。私をハメようだなんて10年早い。取り敢えずOくんの後からトイレへ向かった。「せーの!」で息を止めてトイレのドアを開け、Oくんは汚物入れにまっしぐらだった。素早く汚物入れからビニール袋ごと激臭ナプキンを回収すれば良いのに、汚物入れの蓋にビニール袋が上手い具合に挟まっていて、なかなか取れなかった。
Oくん「ぷはーっ!うっ、ぐはっ!ぐえぇ〜。タンポンだったよ〜」
みかやん「あはは!”ぐはっ!”って。笑わせないでよ〜。うわっ、臭っ」
汚物入れには微量の血が付いたタンポンが1個入っていただけなのに、それが異常に強力な悪臭を放っていた。最近、会社が秘密兵器を仕入れてくれたのを思い出し、早速使ってみる事にした。”消臭楽園・プロ(業務用)”というシロモノだ。たった3秒のジェット噴射で楽園と化すらしい。
2人で「1、2、3」と数えて噴射して、その直後に思いっきり鼻から息を吸い込んでみた。結果、2人とも「あいたたた」と鼻を押さえた。業務用なので鼻が痛くなるくらい強力なのだろう。落ち着いて匂いを嗅ぐと、何事もなかったように匂いが消えていて驚いたが、身体には悪そうだし楽園にはならなかった。
やれやれとトイレを出て何気に風呂を覗くと、風呂を使った形跡がなくラッキーだった。風呂掃除がラッキーだった場合は、風呂係がトイレ係になる。
Oくん「ひでえ!みかやんがトイレ係だったんじゃないか!」
みかやん「あたしを陥れようだなんて考えるから悪いんだよ」
Oくん「激臭と痛みが俺の鼻を直撃したんだよ」
みかやん「匂いが気になって風呂の事、忘れたよね。あははは」
Oくん「笑うな〜」
だからOくん、10年早いんだってば。キミが34才になったら、その時は騙されてあげるさ。
ラブホ奮戦記309日目:男の復讐
2003年10月31日※夕方、Oくんから電話がきた。先日あまりにも暇だったので、Fちゃんが「みかやんとトドを使ってココで置屋(芸者や遊女などを抱えていて、求めに応じて茶屋・料亭などに差し向けることを業とする店)のオヤジにでもなるかなぁ。みかやんは3000円、トドは1500円だな」などと冗談を言っていたが、何故かその事を昨日になってトドが猛然と怒りだしたそうだ。
トド「なんでウチがみかやんの半分なんや!おかしいやろ!どう考えてもテクニックはウチの方が上や!ウチはテクニックなら負けへんで!どんな男でも逝かせたるわっ!それをマグロ女以下の扱いて何や!許せんわ」
Oくん「どうでもいいけど生々し過ぎ!」
との事だったそうだ。私の居ない間に”マグロ女”呼ばわりとは何事か?それこそ許せんわ!アンタ、見たんかい?元々、冗談なんだから変な所に対抗意識を燃やさないでくれ。
0:00-6:00 12部屋掃除+リネン&ボロ折り
今日はトドとの勤務。
トド「おはよーさん」
みかやん「おはよ!(マグロ女だよ。フンだ!)」
トド「女に財布や携帯盗られた男、昨日、精算に来たんやで」
みかやん「えっ?そうなの?」
トド「知らんかったん?Oくんから聞いてへんの?」
みかやん「電話はきたけどね(マグロ女の一件は聞いたよ)」
ったく。Oくんの奴、肝心な事を言わないんだから。。。
昨日、ダサ坊の勤務中にふらりと1人の男がフロントに来たそうだ。
男性「あれっ?昨日のおやっさんは?俺、昨日、女に身ぐるみ剥がされて金を払えなかったんだけど・・・」
ダサ坊「昨日の者は午前1時からの出勤なんですが、お話は伺ってますよ」
男性「あっ、そーお?じゃあ話が早いな」
と、男性は得意満面に一気に語りだしたそうだ。
男性は友人の男性3人を誘い車で街へ出て、執念で昨日の女を捜し出し、面の割れていない友人を使って言葉巧みに女を誘わせて、被害に遇った男性と友人2人が待つ車に女を乗せたそうだ。
男性「で、車に女を軟禁したわけよ。女も逃げられないべ。観念して俺から盗った財布や携帯を出してきやがった。当然、ホテル代は女からせしめたぜ」
男性は勝ち誇ったような顔で、昨日のホテル代をダサ坊に支払ったそうだ。
男性「昨日、おやっさんに”金は明日、必ず払う”って約束したからな。約束は果たしたぜ。客から金を貰えなくて、あのおやっさんも困ったんだべ?おやっさんに”迷惑かけたな”って言っといてくれ。あの女は、警察につきだしてやったんだ。うわっはっはっは」
と、男性は大笑いしながらフロントを出て行ったそうだ。。。という話をトドが大阪弁で教えてくれた。
トド「な?男の執念、恐るべし!って感じやろ?」
みかやん「うん。払いに来るとは思わなかったよ」
トド「女もアホやで。どうせ、一昨日おった店に性懲りもなく昨日またおったんやろ。そりゃすぐ捕まるわな。男が差し向けた友達を”カモがネギ背負って来よった”みたいに思たんやろな。でも、そうは問屋が卸さんねや。女も年貢の納め時やったんやろな。なっ、胸がスッとするような話やろ」
みかやん「Oくんの話によると、チン○ラ風と言うかちょっと強面の男だったらしいよね。女も相手を選ぶと良かったのにねぇ」
トド「その筋の男の方が義理堅いもんやろ。だから精算に来たんや。男と男の約束やで。ええ話やん!女は今頃、臭いメシ喰らっとるわ。ざまぁないわな。男もな、”男4人でマワしたろ!”とか”男4人でフクロにしたろ!”と思たんやて。でも相手は女やし、警察に突き出すんが一番と思て手荒な真似はせえへんかったって。ホンマええ話やろ。ウチも久々に感動したで。あはははは!あはははは!」
トドは任侠映画の見過ぎだ。
一方、一昨日は「今まで客から金を貰えなかった事は一度も無かったのに、ついにこの日が来てしまった。初めて客から金を貰えなかった」と落ち込んでいたFちゃんも、「”明日、必ず来る”と言った男の顔が真剣だった。信じて良かった。俺も”おっさん”から”おやっさん”に昇格したしなぁ」と、大喜びだったそうだ。
トド「マワしたりフクロにせえへんかった男の男気にシビれてもうたわ。男4人おったら何でも出来るやん!捕まった女に、それがわかるやろか?やっぱ、男の世界はええなぁ。。。ホンマ、シビれるわぁ」
朝まで目を輝かせて話すトドだった。やれやれ。
トド「なんでウチがみかやんの半分なんや!おかしいやろ!どう考えてもテクニックはウチの方が上や!ウチはテクニックなら負けへんで!どんな男でも逝かせたるわっ!それをマグロ女以下の扱いて何や!許せんわ」
Oくん「どうでもいいけど生々し過ぎ!」
との事だったそうだ。私の居ない間に”マグロ女”呼ばわりとは何事か?それこそ許せんわ!アンタ、見たんかい?元々、冗談なんだから変な所に対抗意識を燃やさないでくれ。
0:00-6:00 12部屋掃除+リネン&ボロ折り
今日はトドとの勤務。
トド「おはよーさん」
みかやん「おはよ!(マグロ女だよ。フンだ!)」
トド「女に財布や携帯盗られた男、昨日、精算に来たんやで」
みかやん「えっ?そうなの?」
トド「知らんかったん?Oくんから聞いてへんの?」
みかやん「電話はきたけどね(マグロ女の一件は聞いたよ)」
ったく。Oくんの奴、肝心な事を言わないんだから。。。
昨日、ダサ坊の勤務中にふらりと1人の男がフロントに来たそうだ。
男性「あれっ?昨日のおやっさんは?俺、昨日、女に身ぐるみ剥がされて金を払えなかったんだけど・・・」
ダサ坊「昨日の者は午前1時からの出勤なんですが、お話は伺ってますよ」
男性「あっ、そーお?じゃあ話が早いな」
と、男性は得意満面に一気に語りだしたそうだ。
男性は友人の男性3人を誘い車で街へ出て、執念で昨日の女を捜し出し、面の割れていない友人を使って言葉巧みに女を誘わせて、被害に遇った男性と友人2人が待つ車に女を乗せたそうだ。
男性「で、車に女を軟禁したわけよ。女も逃げられないべ。観念して俺から盗った財布や携帯を出してきやがった。当然、ホテル代は女からせしめたぜ」
男性は勝ち誇ったような顔で、昨日のホテル代をダサ坊に支払ったそうだ。
男性「昨日、おやっさんに”金は明日、必ず払う”って約束したからな。約束は果たしたぜ。客から金を貰えなくて、あのおやっさんも困ったんだべ?おやっさんに”迷惑かけたな”って言っといてくれ。あの女は、警察につきだしてやったんだ。うわっはっはっは」
と、男性は大笑いしながらフロントを出て行ったそうだ。。。という話をトドが大阪弁で教えてくれた。
トド「な?男の執念、恐るべし!って感じやろ?」
みかやん「うん。払いに来るとは思わなかったよ」
トド「女もアホやで。どうせ、一昨日おった店に性懲りもなく昨日またおったんやろ。そりゃすぐ捕まるわな。男が差し向けた友達を”カモがネギ背負って来よった”みたいに思たんやろな。でも、そうは問屋が卸さんねや。女も年貢の納め時やったんやろな。なっ、胸がスッとするような話やろ」
みかやん「Oくんの話によると、チン○ラ風と言うかちょっと強面の男だったらしいよね。女も相手を選ぶと良かったのにねぇ」
トド「その筋の男の方が義理堅いもんやろ。だから精算に来たんや。男と男の約束やで。ええ話やん!女は今頃、臭いメシ喰らっとるわ。ざまぁないわな。男もな、”男4人でマワしたろ!”とか”男4人でフクロにしたろ!”と思たんやて。でも相手は女やし、警察に突き出すんが一番と思て手荒な真似はせえへんかったって。ホンマええ話やろ。ウチも久々に感動したで。あはははは!あはははは!」
トドは任侠映画の見過ぎだ。
一方、一昨日は「今まで客から金を貰えなかった事は一度も無かったのに、ついにこの日が来てしまった。初めて客から金を貰えなかった」と落ち込んでいたFちゃんも、「”明日、必ず来る”と言った男の顔が真剣だった。信じて良かった。俺も”おっさん”から”おやっさん”に昇格したしなぁ」と、大喜びだったそうだ。
トド「マワしたりフクロにせえへんかった男の男気にシビれてもうたわ。男4人おったら何でも出来るやん!捕まった女に、それがわかるやろか?やっぱ、男の世界はええなぁ。。。ホンマ、シビれるわぁ」
朝まで目を輝かせて話すトドだった。やれやれ。
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ラブホ奮戦記308日目:警察来る
2003年10月29日0:00-9:00. 7部屋掃除+リネン折り
今日はOくんとの勤務。火曜水曜はリネンが大量に届くので、掃除の合間はリネン折りで時間が潰せるので助かる。何部屋か掃除して控え室へ戻り、部屋から回収してきたゴミを捨てていると、通路の方から男性が叫ぶような声が聞こえたので、通路の方へ向かった。通路まで行く何秒かの間にバタバタと通路を誰かが走る音が聞こえたが、私が通路を覗いた時は誰もいなかった。
みかやん「あれれ?何だったんだろ?」
Oくん「ん?どうかしたの?」
みかやん「男の人の大きな声と通路を走る音が聞こえたんだよね」
Oくん「Fちゃんじゃないの?騒々しい奴だし」
みかやん「そうかもね。何かあったらすぐ言ってくるよね」
などと話していると作業室の電話が鳴ったので出ると、噂のFちゃんだった。「Oくんにすぐフロントへ来るよう言ってくれ!大至急だ!」と異常に切羽詰まった感じだった。
みかやん「Oちゃん!フロントへ走って!何かあったみたい」
Oくん「はいよ。何だろね?」
Oくんの後に続いてフロントへ走ると、フロントの前でFちゃんが待っていた。Fちゃんは私達が走って来たのを見ると、すぐに玄関から外へ出たので更にその後に続くと、Fちゃんは駐車場の1台の車の運転席の横で止まった。OくんはFちゃんの傍まで行き、私は玄関のドアの前で待機した。
車の運転席の男とFちゃんがモメているようだったが、声は聞こえなかった。やがて車の男が爆音を轟かせながら物凄いスピードで駐車場を出て行くのを、呆然と3人で見送る形になり、控え室へ戻った。
Fちゃんの話によると、こういう事だった↓。
突然、206号室の非常ボタンが押されドアの集中ロックが解除されたので、Fちゃんが慌ててフロントから出ると、25〜27才くらいの女性が部屋から飛び出してきた。
Fちゃん「お客様、先にお帰りですか?お連れの方は?」
女性「中にいる!中にいるから!」
女性が玄関から凄い早さで出て行くのと同時に、今度は部屋から上半身裸でズボンを慌ててはいた28〜30才くらいの男が飛び出してきた。Fちゃんは男を制止するよう声をかけた。
Fちゃん「お客様、まだ精算が済んでないようなんですが?」
男性「ちょっと待て!女が突然逃げ出したんだ」
男性とFちゃんとで外へ出てみたが、既に女性の姿はなかった。男性は部屋へ戻って精算して帰るという事になったが、服だけ着て精算せずに部屋から出て来たので、Fちゃんはフロントの前で待ち伏せした。
男性「おっさん。ごめん。金、無い。ポケットの物、全部、女に盗られた。携帯まで盗られた」
Fちゃんはボディチェックをしてみたが、ポケットには何も無く、隠している様子もなかった。
Fちゃん「では、お客様にとってもこちらにとっても、警察へ通報して被害届を・・・」
男性「おっさん、俺、取り敢えず女を捜さなきゃ!金は女を見つけて女に払わせるから!」
と言って駐車場へ走り出した。ここでFちゃんは作業室へ電話をしてOくんを呼び、Oくん登場。FちゃんとOくんが駐車場にある男の車へ駆け付けた時は、男は既に車に乗り込んでいた。
男性「おっさん!明日、必ず金、持って来るから!必ず!」
と言い残して、男性は猛スピードで帰って行った。。。との事だった。
Fちゃん「客から金を貰えなかったの初めてだ。常務に何て言おう。取り敢えず206号室の掃除、頼むな」
ガックリと肩を落とすFちゃんだった。206号室の掃除中、何故かOくんも私も無性にお腹が空いたので、ホテルの客用カップ麺を買う事にした。206号室の掃除を終え控え室へ戻り、カップ麺代を持ってフロントへ向かうと、何やら話し声が聞こえたので、Fちゃんが常務に電話をして言い訳をしているのだろうとドアを開けると、お巡りさんが2人いたので驚いた。
Fちゃん「おっ、問題の部屋の掃除、終わったのか?」
みかやん「は、はいっ」
お巡りさんA「何か盗られてなかった?」
みかやん「い、いえっ。何も」
お巡りさんB「特に変わった様子は?」
みかやん「異常ナシでした」
大慌てで控え室へ戻った。
みかやん「け、警察、来てたよ。びっくりした」
Oくん「マジ?本当に通報したんだ」
みかやん「初めてココで警察の方にお目に掛かったよ」
Oくん「俺も事情聴取とかされんのかな?」
今日は7部屋中、お風呂ラッキーが4つで掃除が楽だった。明日、その男は精算に来るのだろうか?残念な事に明日は休みだ。
今日はOくんとの勤務。火曜水曜はリネンが大量に届くので、掃除の合間はリネン折りで時間が潰せるので助かる。何部屋か掃除して控え室へ戻り、部屋から回収してきたゴミを捨てていると、通路の方から男性が叫ぶような声が聞こえたので、通路の方へ向かった。通路まで行く何秒かの間にバタバタと通路を誰かが走る音が聞こえたが、私が通路を覗いた時は誰もいなかった。
みかやん「あれれ?何だったんだろ?」
Oくん「ん?どうかしたの?」
みかやん「男の人の大きな声と通路を走る音が聞こえたんだよね」
Oくん「Fちゃんじゃないの?騒々しい奴だし」
みかやん「そうかもね。何かあったらすぐ言ってくるよね」
などと話していると作業室の電話が鳴ったので出ると、噂のFちゃんだった。「Oくんにすぐフロントへ来るよう言ってくれ!大至急だ!」と異常に切羽詰まった感じだった。
みかやん「Oちゃん!フロントへ走って!何かあったみたい」
Oくん「はいよ。何だろね?」
Oくんの後に続いてフロントへ走ると、フロントの前でFちゃんが待っていた。Fちゃんは私達が走って来たのを見ると、すぐに玄関から外へ出たので更にその後に続くと、Fちゃんは駐車場の1台の車の運転席の横で止まった。OくんはFちゃんの傍まで行き、私は玄関のドアの前で待機した。
車の運転席の男とFちゃんがモメているようだったが、声は聞こえなかった。やがて車の男が爆音を轟かせながら物凄いスピードで駐車場を出て行くのを、呆然と3人で見送る形になり、控え室へ戻った。
Fちゃんの話によると、こういう事だった↓。
突然、206号室の非常ボタンが押されドアの集中ロックが解除されたので、Fちゃんが慌ててフロントから出ると、25〜27才くらいの女性が部屋から飛び出してきた。
Fちゃん「お客様、先にお帰りですか?お連れの方は?」
女性「中にいる!中にいるから!」
女性が玄関から凄い早さで出て行くのと同時に、今度は部屋から上半身裸でズボンを慌ててはいた28〜30才くらいの男が飛び出してきた。Fちゃんは男を制止するよう声をかけた。
Fちゃん「お客様、まだ精算が済んでないようなんですが?」
男性「ちょっと待て!女が突然逃げ出したんだ」
男性とFちゃんとで外へ出てみたが、既に女性の姿はなかった。男性は部屋へ戻って精算して帰るという事になったが、服だけ着て精算せずに部屋から出て来たので、Fちゃんはフロントの前で待ち伏せした。
男性「おっさん。ごめん。金、無い。ポケットの物、全部、女に盗られた。携帯まで盗られた」
Fちゃんはボディチェックをしてみたが、ポケットには何も無く、隠している様子もなかった。
Fちゃん「では、お客様にとってもこちらにとっても、警察へ通報して被害届を・・・」
男性「おっさん、俺、取り敢えず女を捜さなきゃ!金は女を見つけて女に払わせるから!」
と言って駐車場へ走り出した。ここでFちゃんは作業室へ電話をしてOくんを呼び、Oくん登場。FちゃんとOくんが駐車場にある男の車へ駆け付けた時は、男は既に車に乗り込んでいた。
男性「おっさん!明日、必ず金、持って来るから!必ず!」
と言い残して、男性は猛スピードで帰って行った。。。との事だった。
Fちゃん「客から金を貰えなかったの初めてだ。常務に何て言おう。取り敢えず206号室の掃除、頼むな」
ガックリと肩を落とすFちゃんだった。206号室の掃除中、何故かOくんも私も無性にお腹が空いたので、ホテルの客用カップ麺を買う事にした。206号室の掃除を終え控え室へ戻り、カップ麺代を持ってフロントへ向かうと、何やら話し声が聞こえたので、Fちゃんが常務に電話をして言い訳をしているのだろうとドアを開けると、お巡りさんが2人いたので驚いた。
Fちゃん「おっ、問題の部屋の掃除、終わったのか?」
みかやん「は、はいっ」
お巡りさんA「何か盗られてなかった?」
みかやん「い、いえっ。何も」
お巡りさんB「特に変わった様子は?」
みかやん「異常ナシでした」
大慌てで控え室へ戻った。
みかやん「け、警察、来てたよ。びっくりした」
Oくん「マジ?本当に通報したんだ」
みかやん「初めてココで警察の方にお目に掛かったよ」
Oくん「俺も事情聴取とかされんのかな?」
今日は7部屋中、お風呂ラッキーが4つで掃除が楽だった。明日、その男は精算に来るのだろうか?残念な事に明日は休みだ。
ラブホ奮戦記301日目:最高齢客
2003年10月18日0:00-8:00 11部屋掃除+エアコン掃除+廊下掃除
今日はOくんとの勤務。フロントへ行くとダサ坊が涙を流していた。
みかやん「どうしたの?誰に泣かされたの?言ってごらん」
ダサ坊が無言で指差す方を見ると、I氏が立っていた。
I氏の話を聞くと、I氏はホテルPで随分辛い目に遭わされているそうだ。ホテルPのフロント陣に、とんでもない嫌がらせをされて、温厚なI氏が思わず「警察を呼べ!」と叫ぶような騒ぎになったらしい。ホテルPのフロントは今や悪の巣窟となり、フロントを牛耳っている親玉フロントの意にそぐわないと徹底的な攻撃を受けるそうだ。それでダサ坊は「次は自分の番だ」と脅えていたらしい。
フロントを牛耳っている親玉フロント(50代女)は、社長の超お気に入りなので、常務さえも口出しできずにいる。全く!とんでもない会社だ。
土曜なので忙しく、C班のDさんとK氏が1時まで、K氏が3時まで残業してくれた。ところが、Dさんが帰った後、急にお客さんの出入りが止まり暇になった。仕方なく三人で控え室や作業室にあるエアコンのフィルター掃除をした。結構な手間がかかり、いい暇潰しになった。
K氏も帰りOくんと2人になると、Fちゃんが走ってきた。
Fちゃん「ホテルKのエロビデオデッキが故障したらしい。見てくるから2人でフロントの留守番をしててくれ」
みかやん「はいよ。でも早く帰って来てね」
Oくん「てか、わざわざ”エロビデオデッキ”って言わなくても、普通に”ビデオデッキ”って言えばいいじゃん」
フロントへ飲み物や煙草を持ち込み留守番を始めたが、いっこうにFちゃんが帰って来ない。幸い、お客さんの出入りもなく暇でまったりしていると、電話が鳴った。外線だった。
常連Tさん「いつもそちらでお世話になっている者ですが、今、お部屋は空いてますか?」
みかやん「T様でいらっしゃいますね?いつもお世話様でございます。あいにく只今は満室でございまして・・・」
常連Tさん「あら?よく私がTだとわかったわねぇ。まぁ。うふふ。それでねぇ・・・」
常連Tさん夫妻(7月12日の日記 http://diary.note.ne.jp/26700/20030712)の奥さんからの電話だった。
常連Tさん「私達はそちらのサウナとお風呂が大好きで、毎週日曜はそちらで過ごさせて貰ってるんだけど、主人の両親にすすめたら”是非行ってみたい”と言うので、今日は2組でお邪魔したいんです。それで、お部屋が2つ空いてれば、と思ったんですけど」
適当な受け答えをしたものの、どうにも満室で困っているとようやくFちゃんが帰って来たので、電話を代わって逃げるように控え室へ戻った。
Oくん「いや〜。感心した。てか、呆れた。みかやんってば、電話だと別人のように感じ良いよね」
みかやん「失敬な!あたしゃ某デパートで店内案内(エレガ)を3年、電話交換(店内放送&電話応対)を5年やってたんだよ。あんなのは”決まり文句+明るい声”でOKなのさ」
と話していると、201号室と206号室が空いた。Fちゃんが常連Tさんへ連絡し、私達が206号室の掃除を終えた時に常連Tさん夫妻とご両親が到着した。先に4人で206号室へ入って貰い、その間に大急ぎで201号室の掃除をした。
2部屋の掃除を終え、控え室で休んでいるとFちゃんが来た。
Fちゃん「いや〜。参ったな。ベージュだとよベージュ」
Oくん「ベージュ?何が?」
Fちゃん「米寿だ。爺さんが88才なんだとよ。杖ついて来てよ〜。最高齢客だな。精算機の使い方もわからねえって俺に現金を渡すんだぞ。取り敢えず、一通り部屋の中の説明をしてたらよ”早くサウナに入りたい”だとさ。笑ったぞ」
Oくん「サウナで干からびたりしなきゃいいけどねぇ」
Fちゃん「大丈夫だ。達者な爺さん婆さんだったぞ。杖ついてラブホに来た客、初めて見たな。ヤりはしないと思うけど、達者だよな〜。俺なんか88才まで生きてるかどうか」
Oくん「わかんないよ。せっかくだからって、ヤって帰るかも知れないし」
Fちゃん「88才だぞ!俺でも厳しいってのによ〜。あっ、聞かなかった事にしてくれ。でもよ〜。長生きはするもんだな。88になっても夫婦仲良くラブホだぞ。参るな。いや〜。参った参った」
Fちゃんは急に押し黙り、暫く遠い目をして椅子に座っていた。羨ましかったんだろう。Fちゃんも負けずに長生きしてくれ。
今日はOくんとの勤務。フロントへ行くとダサ坊が涙を流していた。
みかやん「どうしたの?誰に泣かされたの?言ってごらん」
ダサ坊が無言で指差す方を見ると、I氏が立っていた。
I氏の話を聞くと、I氏はホテルPで随分辛い目に遭わされているそうだ。ホテルPのフロント陣に、とんでもない嫌がらせをされて、温厚なI氏が思わず「警察を呼べ!」と叫ぶような騒ぎになったらしい。ホテルPのフロントは今や悪の巣窟となり、フロントを牛耳っている親玉フロントの意にそぐわないと徹底的な攻撃を受けるそうだ。それでダサ坊は「次は自分の番だ」と脅えていたらしい。
フロントを牛耳っている親玉フロント(50代女)は、社長の超お気に入りなので、常務さえも口出しできずにいる。全く!とんでもない会社だ。
土曜なので忙しく、C班のDさんとK氏が1時まで、K氏が3時まで残業してくれた。ところが、Dさんが帰った後、急にお客さんの出入りが止まり暇になった。仕方なく三人で控え室や作業室にあるエアコンのフィルター掃除をした。結構な手間がかかり、いい暇潰しになった。
K氏も帰りOくんと2人になると、Fちゃんが走ってきた。
Fちゃん「ホテルKのエロビデオデッキが故障したらしい。見てくるから2人でフロントの留守番をしててくれ」
みかやん「はいよ。でも早く帰って来てね」
Oくん「てか、わざわざ”エロビデオデッキ”って言わなくても、普通に”ビデオデッキ”って言えばいいじゃん」
フロントへ飲み物や煙草を持ち込み留守番を始めたが、いっこうにFちゃんが帰って来ない。幸い、お客さんの出入りもなく暇でまったりしていると、電話が鳴った。外線だった。
常連Tさん「いつもそちらでお世話になっている者ですが、今、お部屋は空いてますか?」
みかやん「T様でいらっしゃいますね?いつもお世話様でございます。あいにく只今は満室でございまして・・・」
常連Tさん「あら?よく私がTだとわかったわねぇ。まぁ。うふふ。それでねぇ・・・」
常連Tさん夫妻(7月12日の日記 http://diary.note.ne.jp/26700/20030712)の奥さんからの電話だった。
常連Tさん「私達はそちらのサウナとお風呂が大好きで、毎週日曜はそちらで過ごさせて貰ってるんだけど、主人の両親にすすめたら”是非行ってみたい”と言うので、今日は2組でお邪魔したいんです。それで、お部屋が2つ空いてれば、と思ったんですけど」
適当な受け答えをしたものの、どうにも満室で困っているとようやくFちゃんが帰って来たので、電話を代わって逃げるように控え室へ戻った。
Oくん「いや〜。感心した。てか、呆れた。みかやんってば、電話だと別人のように感じ良いよね」
みかやん「失敬な!あたしゃ某デパートで店内案内(エレガ)を3年、電話交換(店内放送&電話応対)を5年やってたんだよ。あんなのは”決まり文句+明るい声”でOKなのさ」
と話していると、201号室と206号室が空いた。Fちゃんが常連Tさんへ連絡し、私達が206号室の掃除を終えた時に常連Tさん夫妻とご両親が到着した。先に4人で206号室へ入って貰い、その間に大急ぎで201号室の掃除をした。
2部屋の掃除を終え、控え室で休んでいるとFちゃんが来た。
Fちゃん「いや〜。参ったな。ベージュだとよベージュ」
Oくん「ベージュ?何が?」
Fちゃん「米寿だ。爺さんが88才なんだとよ。杖ついて来てよ〜。最高齢客だな。精算機の使い方もわからねえって俺に現金を渡すんだぞ。取り敢えず、一通り部屋の中の説明をしてたらよ”早くサウナに入りたい”だとさ。笑ったぞ」
Oくん「サウナで干からびたりしなきゃいいけどねぇ」
Fちゃん「大丈夫だ。達者な爺さん婆さんだったぞ。杖ついてラブホに来た客、初めて見たな。ヤりはしないと思うけど、達者だよな〜。俺なんか88才まで生きてるかどうか」
Oくん「わかんないよ。せっかくだからって、ヤって帰るかも知れないし」
Fちゃん「88才だぞ!俺でも厳しいってのによ〜。あっ、聞かなかった事にしてくれ。でもよ〜。長生きはするもんだな。88になっても夫婦仲良くラブホだぞ。参るな。いや〜。参った参った」
Fちゃんは急に押し黙り、暫く遠い目をして椅子に座っていた。羨ましかったんだろう。Fちゃんも負けずに長生きしてくれ。
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ラブホ奮戦記300日目:昔の女
2003年10月17日 ※ラブホ奮戦記も今日で300日目。よくもまぁこんな仕事を300日もやってきたもんだと、秋の夜長にしみじみといろんな事を思い出しておりました。皆様の暖かい励ましのお陰です。ありがとうございます。
0:00-9:00. 10部屋掃除+リネン&ボロ折り
今日はOくんとの勤務。出勤時には満室で、午前1時までC班のDさんとTさん、午前2時までDさんが残業してくれて助かった。8部屋掃除し、Dさんが帰ったとたんお客さんの出入りが止まった。
午前2時からOくんとリネン折りを始めた。1時間ほど経った頃、Fちゃんが走って来た。
Fちゃん「今、フロントの前を掃除してたら、客が来て30代の男に”部屋空いてるかい?”って声を掛けられたんだ。”1部屋だけ空いてますよ”と言ったら、連れの女がいきなり俺をひっぱたいたんだ」
Oくん「人相が悪いってだけで、お客さんに叩かれたの?」
Fちゃん「失敬な!俺の昔の女だ。昔、半年くらい浮気してた事があってよ。10年ぶりぐらいだな。その女は48歳なのに連れの男が30代半ばでよ。つい”若い男連れて何やってんだ?”って言ったら、”アンタこそ、こんな所で何やってんだ?”って言われてよ〜。昔と少しも変わらないノリさ。相変わらずいい女でよ〜。うはは」
Oくん「あーあー。そーゆーの、やけどっくりに火が付くとか言うんでしょ?」
Fちゃん「それを言うなら、焼けぼっくいだ。で、Oくん、悪いけどおつかいに行って欲しいんだ。”昔のよしみで何か頂戴”ってねだられて、ココのビールを2缶とポテトチップスを渡しちまったから、コンビニで同じ物を買ってきてくれ。もちろん駄賃はやる。煙草とジュースでも買っていい」
Oくん「わーい!それと俺、小腹が空いたような気がするなぁ」
みかやん「あたしは甘い物を食べたいよ〜」
Fちゃん「よしわかった。好きな物好きなだけ買って来い!」
Oくん「がってんだい!」
OくんはFちゃんに渡された5千円札を握りしめ、チャリで近くのコンビニへ行き、30分程で帰ってきた。自分用の煙草と飲み物とおにぎりと、私にはロールケーキと缶コーヒーと、Fちゃんの夜食のサンドイッチと、昔の女用のビールの追加とつまみ各種を買ってきた。
Fちゃんは嬉しそうにビールやつまみをコンビニ袋に詰め直して、鼻歌交じりで控え室から出て行った。Fちゃんには珍しく大盤振る舞いだ。しかも「それ食って暫く休憩してろ」と言い残した。昔の女との再会がよほど嬉しかったのだろう。お言葉に甘えて暫く休憩してから再度リネン折りを始めると、またFちゃんが走ってきた。
Fちゃん「差し入れ持って行って今まで女と喋ってたんだ。”男、放っといていいのか?”って聞いたら”ヤんないからね。寝るだけ。本当に眠る為に来たの”って言うからよ”こんな所へ来て俺に遠慮すんな”って言ったら、”朝になってもこの部屋は綺麗だからね!”だとよ」
Fちゃんは何故か得意気な顔でフロントへ戻って行った。朝になり部屋が空いたので掃除に向かい、その部屋の掃除中にもう1部屋空いた。Fちゃんの昔の女が入った部屋だった。Fちゃんはなかなかハギに入らない。何をやってるんだ?と思っているとFちゃんが部屋に入って来た。
Fちゃん「帰り際に女がよ”アンタがココに居るならまた来ようかな?今度は私1人で”だってよ。うははは。そんでよ。申し訳ないけどハギは勘弁してくれや!頼む!」
みかやん「いいよ。知り合いが使った部屋って入りにくいよね」
Fちゃん「”ヤってない”とは言ってたけど、ちょっとなぁ」
Oくん「ここは俺等に任せてよ。例えヤッてても”ヤってなかった”って報告するからさ」
Fちゃん「そんな事、言うなよ〜」
問題の部屋へ入ると、ベッドもお風呂もラッキーで、差し入れのゴミもきちんとまとめられていて、スキンも使われていなかった。楽々掃除を終え部屋を出るとFちゃんが心配そうにドアの外に立っていた。
みかやん「お風呂もベッドも使ってなかったよ」
Oくん「いやわかんないよ。床の上やソファーの上で、生かもしくは持参スキンでヤったかも知れないし」
Fちゃん「お前って奴は・・・」
Fちゃんは安心してフロントへ戻って行った。
Oくん「あーあー。焼けどっくりだね」
みかやん「焼けぼっくいだってば!」
Fちゃんの昔の女を見てなかった事に気が付いた。ビデオを巻き戻してくれと頼んだがFちゃんに断られた。無性に残念だった。
0:00-9:00. 10部屋掃除+リネン&ボロ折り
今日はOくんとの勤務。出勤時には満室で、午前1時までC班のDさんとTさん、午前2時までDさんが残業してくれて助かった。8部屋掃除し、Dさんが帰ったとたんお客さんの出入りが止まった。
午前2時からOくんとリネン折りを始めた。1時間ほど経った頃、Fちゃんが走って来た。
Fちゃん「今、フロントの前を掃除してたら、客が来て30代の男に”部屋空いてるかい?”って声を掛けられたんだ。”1部屋だけ空いてますよ”と言ったら、連れの女がいきなり俺をひっぱたいたんだ」
Oくん「人相が悪いってだけで、お客さんに叩かれたの?」
Fちゃん「失敬な!俺の昔の女だ。昔、半年くらい浮気してた事があってよ。10年ぶりぐらいだな。その女は48歳なのに連れの男が30代半ばでよ。つい”若い男連れて何やってんだ?”って言ったら、”アンタこそ、こんな所で何やってんだ?”って言われてよ〜。昔と少しも変わらないノリさ。相変わらずいい女でよ〜。うはは」
Oくん「あーあー。そーゆーの、やけどっくりに火が付くとか言うんでしょ?」
Fちゃん「それを言うなら、焼けぼっくいだ。で、Oくん、悪いけどおつかいに行って欲しいんだ。”昔のよしみで何か頂戴”ってねだられて、ココのビールを2缶とポテトチップスを渡しちまったから、コンビニで同じ物を買ってきてくれ。もちろん駄賃はやる。煙草とジュースでも買っていい」
Oくん「わーい!それと俺、小腹が空いたような気がするなぁ」
みかやん「あたしは甘い物を食べたいよ〜」
Fちゃん「よしわかった。好きな物好きなだけ買って来い!」
Oくん「がってんだい!」
OくんはFちゃんに渡された5千円札を握りしめ、チャリで近くのコンビニへ行き、30分程で帰ってきた。自分用の煙草と飲み物とおにぎりと、私にはロールケーキと缶コーヒーと、Fちゃんの夜食のサンドイッチと、昔の女用のビールの追加とつまみ各種を買ってきた。
Fちゃんは嬉しそうにビールやつまみをコンビニ袋に詰め直して、鼻歌交じりで控え室から出て行った。Fちゃんには珍しく大盤振る舞いだ。しかも「それ食って暫く休憩してろ」と言い残した。昔の女との再会がよほど嬉しかったのだろう。お言葉に甘えて暫く休憩してから再度リネン折りを始めると、またFちゃんが走ってきた。
Fちゃん「差し入れ持って行って今まで女と喋ってたんだ。”男、放っといていいのか?”って聞いたら”ヤんないからね。寝るだけ。本当に眠る為に来たの”って言うからよ”こんな所へ来て俺に遠慮すんな”って言ったら、”朝になってもこの部屋は綺麗だからね!”だとよ」
Fちゃんは何故か得意気な顔でフロントへ戻って行った。朝になり部屋が空いたので掃除に向かい、その部屋の掃除中にもう1部屋空いた。Fちゃんの昔の女が入った部屋だった。Fちゃんはなかなかハギに入らない。何をやってるんだ?と思っているとFちゃんが部屋に入って来た。
Fちゃん「帰り際に女がよ”アンタがココに居るならまた来ようかな?今度は私1人で”だってよ。うははは。そんでよ。申し訳ないけどハギは勘弁してくれや!頼む!」
みかやん「いいよ。知り合いが使った部屋って入りにくいよね」
Fちゃん「”ヤってない”とは言ってたけど、ちょっとなぁ」
Oくん「ここは俺等に任せてよ。例えヤッてても”ヤってなかった”って報告するからさ」
Fちゃん「そんな事、言うなよ〜」
問題の部屋へ入ると、ベッドもお風呂もラッキーで、差し入れのゴミもきちんとまとめられていて、スキンも使われていなかった。楽々掃除を終え部屋を出るとFちゃんが心配そうにドアの外に立っていた。
みかやん「お風呂もベッドも使ってなかったよ」
Oくん「いやわかんないよ。床の上やソファーの上で、生かもしくは持参スキンでヤったかも知れないし」
Fちゃん「お前って奴は・・・」
Fちゃんは安心してフロントへ戻って行った。
Oくん「あーあー。焼けどっくりだね」
みかやん「焼けぼっくいだってば!」
Fちゃんの昔の女を見てなかった事に気が付いた。ビデオを巻き戻してくれと頼んだがFちゃんに断られた。無性に残念だった。
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ラブホ奮戦記299日目:潮騒の間
2003年10月14日0:00-9:00. 8部屋掃除+リネン折り+潮マット処理
今日はOくんとの勤務。出勤してすぐ掃除に駆り出され、丁度午前2時で一段落ついたので、5分休んでリネン折りを始めた。
Oくん「金曜土曜は、トドが”疲れた”の”休みたい”の大騒ぎさ。最後には得意の”ウチ塩梅悪いねん”で、俺の方がよっぽど疲れたよ」
みかやん「昨日は”2時間働いて5分休みが4日目でしんどいねん”って言ってたよ。それとさ、B班名物のOさん(6月7日の日記http://diary.note.ne.jp/26700/20030607)が辞めたんだって」
Oくん「長く居る人程”やってられない!”と思うんだろうさ」
そこへ1人の綺麗な女性が従業員玄関から作業室へと入ってきた。こんな夜中に誰?何の用?と慌てる私に女性がにこやかに話しかけてきた。
女性「お疲れ様です!A班の遅番のSです。退職の挨拶に来ました。1度もみかやんやOくんに会った事がなかったから、こんな時間なんですけど来てみたんです。フロント行ってきます」
女性は手に持っていた菓子折をフロントへ置いてきたようで、すぐに戻って来た。
女性「いつも噂を聞いてましたよ。これからも頑張って下さいね!じゃ、失礼します」
ポカンとする私達を後目に女性は満面の笑みを残して帰って行った。
Oくん「俺の武勇伝がA班の遅番まで轟いてたって事か。みかやんはきっとA班の中ではB班のOさんみたいな存在なんだろうね」
みかやん「違う違う!その言葉、そっくりお返しするわ」
部屋が空いたので掃除に向かった。部屋係のOくんがベッドの布団を剥がそうとして叫んだ。
Oくん「うわぁ!シーツも布団もべちゃべちゃに濡れてるよ。下のマットにも貫通してる。シッコかい?たまにはみかやんが臭い嗅いでみてよ〜」
みかやん「仕方ないねぇ。どれ?・・うわっ。何も臭わない」
Oくん「って事は潮かい?げ〜」
みかやん「そうだね。潮は無色無臭らしいからね」
Oくん「潮は、おねしょマットの上で吹いてくれよな」
潮で濡れたリネン類をまとめ、Oくんと分厚くて重いベッドパットを担いで控え室へ戻った。Fちゃんがフロントから追い掛けてきた。
Fちゃん「なんだ?どうした?血まみれだったのか?」
Oくん「たっぷり潮を吹かれてたんだよ。潮吹き部屋さ」
Fちゃん「潮吹き部屋だなんて、まるで風情がないな。せめて”潮騒の間”とでも言った方がいいぞ」
Oくん「こんな所で風情もへったくれも無いよ。どこが潮騒だよ。波の音なんか聞こえやしない」
Fちゃん「何かの拍子に客に聞かれた事を考えたら”潮騒の間”とでも言っといた方がいいぞ。デパートでも客に聞こえてもいいように暗号で言ったりするだろ?なぁみかやん」
みかやん「トイレや食事、あとは万引きやライバル店にもデパート特有の暗号言葉があったよ。”テンジルシです”とか”マモルメ行ってきます”と言っても、お客さんにはわかんないでしょ」
Oくん「潮吹き部屋と潮騒の間じゃ雰囲気が違い過ぎる」
Fちゃん「それはそうと、A班も1人辞めた。A班もB班も人員不足でどうなるんだろうな?」
みかやん「どんどん魅力の無い職場に成り下がってるからね。そんなに人件費削減とか経費削減と騒ぐなら、ココもとっとと改装してしまえばいいのに」
Fちゃん「今、一時の辛抱なんだぞ。改装まであと僅かだ。こうゆう時こそ各班一丸となってだなぁ」
みかやん「誰もそこまで会社に恩義が無いからだよ。愛社精神が持てる会社じゃなくなったもん。会社側から何の説明もなく、こんなタコ部屋みたいな家畜労働を強いられちゃ誰だって辞めるさ。会社はベッドメイクを人と思ってないんだよ」
Oくん「タコベヤって何だっけ?」
Fちゃん「昔、炭坑だとかで最低の労働条件でそれこそ家畜並みの扱いを・・・」
みかやん「さて、あたしらはこのベッドパットの始末をしなきゃなんないし、新しいベッドパットを部屋に運んだりで忙しいんだよ」
Fちゃん「D班だけでも俺が何とかするから。俺が何とか守るから。早まらないでくれ。なっ」
みかやん「わかってるから。もう行って!さ、Oちゃん、新しいベッドパット持って来て」
Oくん「はい。でも何て言うか本当にこの会社」
みかやん「その話はもうお終い。気持ち切り替えないと仕事になんないよ」
Oくん「そうだね。じゃ潮騒の間へGO!だね」
この時はまだ、更にA班やB班から退職者が続出するとは思っていなかった。
今日はOくんとの勤務。出勤してすぐ掃除に駆り出され、丁度午前2時で一段落ついたので、5分休んでリネン折りを始めた。
Oくん「金曜土曜は、トドが”疲れた”の”休みたい”の大騒ぎさ。最後には得意の”ウチ塩梅悪いねん”で、俺の方がよっぽど疲れたよ」
みかやん「昨日は”2時間働いて5分休みが4日目でしんどいねん”って言ってたよ。それとさ、B班名物のOさん(6月7日の日記http://diary.note.ne.jp/26700/20030607)が辞めたんだって」
Oくん「長く居る人程”やってられない!”と思うんだろうさ」
そこへ1人の綺麗な女性が従業員玄関から作業室へと入ってきた。こんな夜中に誰?何の用?と慌てる私に女性がにこやかに話しかけてきた。
女性「お疲れ様です!A班の遅番のSです。退職の挨拶に来ました。1度もみかやんやOくんに会った事がなかったから、こんな時間なんですけど来てみたんです。フロント行ってきます」
女性は手に持っていた菓子折をフロントへ置いてきたようで、すぐに戻って来た。
女性「いつも噂を聞いてましたよ。これからも頑張って下さいね!じゃ、失礼します」
ポカンとする私達を後目に女性は満面の笑みを残して帰って行った。
Oくん「俺の武勇伝がA班の遅番まで轟いてたって事か。みかやんはきっとA班の中ではB班のOさんみたいな存在なんだろうね」
みかやん「違う違う!その言葉、そっくりお返しするわ」
部屋が空いたので掃除に向かった。部屋係のOくんがベッドの布団を剥がそうとして叫んだ。
Oくん「うわぁ!シーツも布団もべちゃべちゃに濡れてるよ。下のマットにも貫通してる。シッコかい?たまにはみかやんが臭い嗅いでみてよ〜」
みかやん「仕方ないねぇ。どれ?・・うわっ。何も臭わない」
Oくん「って事は潮かい?げ〜」
みかやん「そうだね。潮は無色無臭らしいからね」
Oくん「潮は、おねしょマットの上で吹いてくれよな」
潮で濡れたリネン類をまとめ、Oくんと分厚くて重いベッドパットを担いで控え室へ戻った。Fちゃんがフロントから追い掛けてきた。
Fちゃん「なんだ?どうした?血まみれだったのか?」
Oくん「たっぷり潮を吹かれてたんだよ。潮吹き部屋さ」
Fちゃん「潮吹き部屋だなんて、まるで風情がないな。せめて”潮騒の間”とでも言った方がいいぞ」
Oくん「こんな所で風情もへったくれも無いよ。どこが潮騒だよ。波の音なんか聞こえやしない」
Fちゃん「何かの拍子に客に聞かれた事を考えたら”潮騒の間”とでも言っといた方がいいぞ。デパートでも客に聞こえてもいいように暗号で言ったりするだろ?なぁみかやん」
みかやん「トイレや食事、あとは万引きやライバル店にもデパート特有の暗号言葉があったよ。”テンジルシです”とか”マモルメ行ってきます”と言っても、お客さんにはわかんないでしょ」
Oくん「潮吹き部屋と潮騒の間じゃ雰囲気が違い過ぎる」
Fちゃん「それはそうと、A班も1人辞めた。A班もB班も人員不足でどうなるんだろうな?」
みかやん「どんどん魅力の無い職場に成り下がってるからね。そんなに人件費削減とか経費削減と騒ぐなら、ココもとっとと改装してしまえばいいのに」
Fちゃん「今、一時の辛抱なんだぞ。改装まであと僅かだ。こうゆう時こそ各班一丸となってだなぁ」
みかやん「誰もそこまで会社に恩義が無いからだよ。愛社精神が持てる会社じゃなくなったもん。会社側から何の説明もなく、こんなタコ部屋みたいな家畜労働を強いられちゃ誰だって辞めるさ。会社はベッドメイクを人と思ってないんだよ」
Oくん「タコベヤって何だっけ?」
Fちゃん「昔、炭坑だとかで最低の労働条件でそれこそ家畜並みの扱いを・・・」
みかやん「さて、あたしらはこのベッドパットの始末をしなきゃなんないし、新しいベッドパットを部屋に運んだりで忙しいんだよ」
Fちゃん「D班だけでも俺が何とかするから。俺が何とか守るから。早まらないでくれ。なっ」
みかやん「わかってるから。もう行って!さ、Oちゃん、新しいベッドパット持って来て」
Oくん「はい。でも何て言うか本当にこの会社」
みかやん「その話はもうお終い。気持ち切り替えないと仕事になんないよ」
Oくん「そうだね。じゃ潮騒の間へGO!だね」
この時はまだ、更にA班やB班から退職者が続出するとは思っていなかった。
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