※本記事には公開当初、不適切な表現がありました。深くお詫び申し上げます。

11:30-18:30 クイックメイク16部屋+リネン折り+ダスター上げ

今日は、Tさん(同い年・ホテルC出身)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)が早番、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(10代後半・初バイト)、Cさん(60代前半・元看護師)と私が遅番の勤務。

今回はCさんが私に例の話を振ってきた。

Cさん「愚鈍さん改めUさんだら、また始まったもね。Eさんも”何も知らない新人にやり直しが無いって自慢するならともかく、今更SさんやTさん相手にホラ吹く”って呆れてたわ。先輩相手によく言うよ。結局またSさんやTさんをバカにして、自分の方が上だ!って言いたいんだべさ。悪い癖だもね」

みかやん「癖って言うか…(一緒に悪口を言うと止まらなくなりそうなので軽く切り返す)Sさんは”悪霊の仕業だ”って言ってたよ」

Cさん「ひゃははは!悪霊だとさ!一番いいわ!したらオフダ貼ってやんないばなんないべさ!」

Cさんは”悪霊”という言葉でツボにハマり、私は”オフダ”でツボにハマり、二人して大笑いした後、やはり「あ〜あ〜」とため息をついてしまった。

みかやん「ところで、この部屋、なんか臭くない?」

Cさん「何の匂いだの?わち、鼻悪いからね」

みかやん「アシガ臭(ワキガの足版)って言うか何だろ?」

Cさんが浴室へ向かった後で部屋を見回すと、テーブルの下にフロント陣がセット(ハガシ)の時に回収し忘れたゴミ袋が有り、その中にオカメの顔が描かれた納豆のパックが入っていた。

みかやん「臭いと思ったら、カラになった納豆のパックだったわ」

Cさん「なして納豆だの!ラブホテルで納豆ってことあるかい?」

さっき”悪霊で”ツボにハマったばかりのCさんは”納豆”でもツボにハマり、ずっとヒーヒー言いながら笑ってるのが浴室でこだましていた。それはそれでうるさいんだけど、明るく笑いながら働けるって幸せなことよね。

夕方、フロントイケメン君がセット中の部屋に入った。ベッドを剥がすのを手伝うと、シーツがベットリと濡れていて、シーツの下のおねしょマットには大きな血のシミがついて日の丸状態になっていた。

この仕事をしていて男性と一緒に血の惨状を目撃してしまった場合、同じ女性として私が申し訳ないような気持ちになってしまう。

みかやん「おおお!なんてことでしょう!」

イケメン君「俺、血は気にならないんすよね」

みかやん「この手の血は苦手って男性が多くないすか?」

イケメン君「事前と最中は全く気にならないけど、事後に血で赤く染まった自分のを見ると萎えるっつーか、や…事後だから既に萎えてるし・・・(苦笑)」

Cさん&みかやん「?????」

真面目なイケメン君のことだから、仕事に絡んだ話だとばかり思って聞いていたのに、イケメン君たらなんてことを(照)!

あたしゃ「この手の血は苦手って男性が多くないすか?」と聞いたんであって、生理中のセックスにおけるイケメン君の赤チソについてを質問したわけじゃないですからね。イケメン君の萎えた赤チソなんか想像したくないもの。

と言いながらも、萎えた赤チソが思いっきり目に浮かんできて「コレ、誰の赤チソだろう?」と考えてしまう自分がイヤだわ。

そうじゃなくて!

もしかして笑うところだったんだろうか?私ったら予想外の話の展開に動揺して笑ってあげられなかった。そういや、部屋を出る時のイケメン君の後ろ姿がどこか寂し気だった。折角イケメン君が自分を晒してフレンドリーに振る舞ってくれたのに、迂闊だった。

そこまで晒してくれなくても良かった気もするんだけど・・・。

イケメン君が部屋を出た後、Cさんが「何だって?」と通訳を求めてきた。

けど、この手の話の通訳は前回の、
”フェラチオ事件(http://diarynote.jp/d/26700/20061221.html)”
で懲りているので、適当に誤摩化した。

Cさん、イケメン君、ごめんなさい!あたしゃまだまだ修行が足りません。

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