11:00-18:00 クイックメイク20部屋+べっどのみ1+リネン折り

今日は、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)とWさん(20代半ば・ビジネスホテル出身)、愚鈍さんと私の勤務。

出動の時は各自、食器拭き用のサラシを持つが早い者勝ちなので、あまり吸水の良くないものしかなかった。そんな時に限って洗い物が多くて、食器を拭いている間にヘボいサラシは更に吸水しなくなり、歯磨きカップに拭きムラが残ったので、歯磨きカップを伏せずに立てて乾かしておいた。

部屋の掃除を終え、洗面所に戻って歯磨きカップを伏せたかったが、愚鈍さんがダラダラと洗面所の床拭きをしていたので「とっとと便所掃除へ逝きやがれ!」と思いながら待っていた。

すると愚鈍さんが勝ち誇った顔で洗面所から出てきて私に「歯磨きカップ、洗ったの?それともただの伏せ忘れ?」と言ってきやがった。

カチーーーーン!

私なら先輩に対してこんなことは口が避けても言えない。失礼にも程がある。咄嗟にジャスミンさんの「バカは相手にしないのが一番得策」というお言葉が頭に浮かんで小休止。

だけどこのバカにここまでバカにされる筋合いがあるだろうか?怒りmaxで「誰に向かって言っとるんじゃゴラァ!」と言いたいところを怒り45%減で言った。今日という今日は言わせて貰う。あたしゃ今迄どんな相手にも言いたいことは言ってきた。

「アンタさ、人にものを言う時、も少し言葉を選んだ方がいいんじゃない?”洗ったの?”って何事さ?普通の人なら見て乾いてたら黙って伏せるか”伏せていいんですよね?”だよ。アンタにそうしろとは言わないけど、言い方ってものがあるでしょ。あたしゃ喧嘩売られたのかと思ったわ!」

そう言い残して洗面所から部屋へ戻ると、愚鈍さんが追いかけてきて「申し訳ありませんでした」と頭を下げてから「そんなつもりじゃなくて…」と言いかけた。

「どんなつもりか知らないけど、いつも人をバカにしたような見下した言い方するよね。もう慣れたから(謝って貰わなくても)いいわ!」と先に言った。もう怒りを通り越して愚鈍さんに呆れ果てた。

言ってスッキリどころか虚しくなった。あんなバカを相手にマジギレすんなよ>自分。完全にやる気が失せた。

「もう無理!こんな奴と働けない!」と思ってたら、X君のセットと一緒に同じ部屋へベッドメイクに入ることになった。X君は髪を切って一段と凛々しくなっていた。

X君がセットを終えて部屋を出る時「Xくん…”頑張れ”って言って…」と言ったら、X君は「え?あ…。頑張れっ♪頑張れっ♪」と、いつも以上のとびきりの笑顔でそう言ってくれた。有り難い。X君のこーゆーノリのいい所も好きだ。

私は照れて「うん♪頑張る♪」と言って、ピューッとX君の前から消えた。ま、X君は「変なオバサン」と思っただろうけど、それでいい。あたしゃこれで頑張れるんだから。

何とか平常心で働いて今日最後の部屋で愚鈍さんが「今日は本当に申し訳ありませんでした」とほざきやがった。「”今日は”だと?”いつも”だと気付いてないのかボケ!」という言葉を飲み込んだ。

みかやん「”まともなのは自分だけ。私以外はみんな無能”って意識を捨てて貰わないと、何を言っても言葉の端々に相手を小馬鹿にした感じとか見下した感じが現れると思うんだよね。実際いつもそーゆー言い方だし」

愚鈍さん「私は私が一番無能だと思ってます」

みかやん「(無能な人の中に居てって意味かい?)アンタ、Dさんに”ココにまともな人が居ない”って言ったんでしょ?」

愚鈍さん「DさんにそれはP君のセリフだと訂正して貰った筈です」

みかやん「P君は私に”まともじゃない人がいて疲れるって愚鈍さんにイヤミ言ってやりましたよ”って言ってたのに、アンタが勝手にアレンジして”P君がココにはまともな人が居ないって言ってた。私もそう思う”ってDさんに言ったんでしょ」

愚鈍さん「・・・」

みかやん「(P君が居なくなったとたんP君のせいにしたくせに冗談じゃない。上手く口裏を合わせたと思ったら大間違いよ!)アンタからその話を聞いた時、Dさんは”この人は私のこともまともじゃないと思ってるんだ”と思ったって言ってたわ」

愚鈍さん「私はバカにしてるとか見下してるつもりはなくて…」

みかやん「アンタの発言にA班の人からも苦情きてるんだよ」

愚鈍さん「・・・」

黙るぐらいなら認めろっつーの!マジもう無理。
大通りまでEさんと帰る途中、今日の愚鈍さんと私のやり取りを話した。

Eさんは「愚鈍さんは言っても分からない人だから、言わなきゃもっと分かんないんだし、言って良かったんだよ。私だって愚鈍さんには”アンタは他人をどうこう言い過ぎる。そんなこと言うもんじゃないし先輩のことなら尚更”って、もう何回も注意してるのに、それでも言うんだからね」と言っていた。

Eさんに「言って良かったんだよ」と言って貰えるとは思ってなかったので、ちょっとビックリ。

更にEさんは「愚鈍さんが何回言っても言うことをきかないから”アンタは余計なことを言い過ぎるんだから、黙って自分の仕事だけしてなさい!”」と怒鳴ったこともあるそうだ。

何度、同じことを注意されても、怒鳴られても、先輩なり年長者のいうことをきけない人って、どうなってるんだろ?と思う。

Eさん「愚鈍さんは、こういうことを言ったら、言われた相手はどう思うか?ってことが考えられない人っていうか、全く頭に無い人なんだよね。好き勝手に言ってて周りに誰も居なくなってから気付くより、今、教えてあげて良かったんだわ」

みかやん「ココで一番最初に愚鈍さんと仲良くなったTさんが一番最初に離れて行った時に気付いてほしかったですよ」

Eさん「そうだね。それにしても”洗ったの?”は無いね。”ただの伏せ忘れ”も。言っちゃいけないセリフだもんね。どうしてそんなこと言うんだろ」

みかやん「私も愚鈍さんて何様なのかと思いました。やっぱり全てにおいて言葉の選び方を間違ってるんですよ」

Eさん「愚鈍さん、ああでいて今頃気にしてるかもよ」

みかやん「気にするような普通の人なら今頃はとっくに悔い改まってたんじゃないんですか?Eさんだって愚鈍さんには何度も言ってきたんですから。他人の言うことを聞きつけない頑固さと、まともなのは自分だけ私は間違ってないっていう勘違いが甚だしいんですよ」

Eさん「そうそう!愚鈍さんて”私は間違ってない”って言うより”私だけが正しい”と思ってるんだろうね。仕事のことまで言うことをきかないから、本当に困るのよね」

みかやん「だから、WさんやX君やYさんみたいな愚鈍さんの後輩に、愚鈍さんは仕事ぶりで追い抜かれるんですよ。そーゆーのは情けなく思わないんでしょうかね?どうしようもないですよ」

Eさん「そうだねぇ…どうしようもない人だけど、それでも私達がどうにかしなきゃならないんだろうかねぇ…今まで本当に口酸っぱく言ってきたのに全然聞いてくれないんだもん。どうしたらいいんだろう…」

どうするも、こうするも無いよ・・・「死ねばいいのに(笑)」←これは大好きなダウンタウンの浜ちゃんのギャグをパクっただけのものですから…念のため。

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