ラブホ406日目:爆走
2007年5月25日 らぶほ211:30-17:00 本メイク1部屋+クイックメイク4部屋+特掃+セット+点検7+回収他
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)と#さん(60代前半・元美容師)、Sさん(10代後半・初バイト)と$君(10代後半・ギター少年)と私の三人勤務。
一昨日の新人A美母さんは1日で退職したそうだ。ベッドメイク1日体験みたいなもんだったとは…。1週間や10日も居られてアテにし始めてから辞められるよりはマシか…。好き嫌いや向き不向きがハッキリと分かれる仕事だから仕方ないかも。
私達若者チーム(語弊が有るような気が…)は、13時過ぎまで各階のセット済みの部屋へ入ってベッドを木枠ごとズラし、枕元の隙間から落ちたスキンやゴミを拾って掃除機をかけ、元に戻してベッドを組むという作業をした。
これがなかなかどうして重労働で、年寄りチームには無理な作業だったかも知れない。
昼休み、テレビを見ながらフロント渦巻き君と語り合った。
みかやん「辻ちゃんが結婚だなんてさ、ココで言えばSさんが出来婚するようなもんだよ。Sさんが…と思ったら驚くよりもきっと凹むよね」
渦巻き君「あ〜、凹む凹む。それは凹むわ。かなり凹む」
Sさん「何でですかーっ?」
みかやん「や〜、だって凹むよね?」
渦巻き君「うん。絶対凹む」
Sさん「だから何でですかー?教えて下さいよ〜!」
渦巻き君&みかやん「凹むよねぇ〜」
Sさんは暫く大騒ぎしていたが、凹む理由は敢えて謎のままにした。単にSさんをからかって遊びたかっただけだ。最近は渦巻き君も悪ノリするようになった。
昼休み明けにベッドメイクをしているとフロント二宮和也似君から電話がきて「みかやん、変身しますか…。あなたの愛しの渦巻き君が具合が悪くて早退することになったので、フロントをやって頂きたいんです」とのことだ。
大急ぎでフロントの制服に着替えた。「愛しのX君」と言うなら分かるけど「愛しの渦巻き君」て。こないだは支配人様まで「大の仲良しのUさん」とか「大好きなUさん」って言うし。天の邪鬼な方々だわ。
1部屋目の点検の最中にフロントから「ピザの出前が届いたので客室へ届けてほしい」と連絡が入ったので、死ぬ気で急いでフロントへピザを取りに行って客室へ届けた。すると女性客が非常ににこやかに財布を持ってきて、私にピザ代を払おうとするではないか。私はビザ屋ではない。
みかやん「お代は精算の時に…」
女性客「あ!そうだそうだ!精算の時でいいんだもんね。前回もそうだったわ。ごめんなさい。うっかりしたわ。あはははは!」
半笑いを浮かべて速やかに逃げて点検中の部屋へ戻ると、またすぐにフロントから「客室へ煙草を届けてほしいので一度フロントへ来て下さい」と連絡が入り、死んだ気になって走ってフロントへ戻った。
私はてっきり「はい、この煙草です」と手渡されると思っていたが、フロントで煙草代を受け取って、上の階の客用自販機で煙草を買って客室へ届けて、お客様から煙草代を頂くという面倒臭いシステムだった。
息も絶え絶えで客室へ到着すると、まだ絶滅してなかったんですか?と思うような893スタイルの強面の兄ちゃんが出てきて「ありがと〜。これ、煙草代ね」と両手で私の手を包むように優しく小銭を手渡して下さった。このタイプの方はカタギには親切だ。でも顔が怖すぎた。
再び点検中の部屋へ戻ると、またすぐに電話が鳴って「貸し出ししたシャンプーとリンスを回収してきて下さい」とのことだ。死んだつもりで走って回収し、三たび点検中の部屋へ戻って、ようやく1部屋目の点検を終えた。
渦巻き君は私を殺す気かい?昼休みに随分ノリが良いと思ってたら「頭が痛かったんだけど、吐き気もしてきたから帰るわ」って早退しちゃってさ。あれは単に体調が悪くておかしげなテンションになってたのかい?
帰る頃になってまたフロントから電話がきて「カード精算のお客様からカードを受け取って来て下さい」とのことだ。最後の力を振り絞って走って客室へ。爽やかなイケメンが上品な笑みを浮かべて「お願いします」とカードを手渡して下さった。
死ぬかと思うぐらい走ったけど、素敵なお客様ばかりだったお陰で、あまり疲れた気がしなかった。ラブホQのパートフロントとは大違いで、ココのパートフロントは本当に激務だ。
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)と#さん(60代前半・元美容師)、Sさん(10代後半・初バイト)と$君(10代後半・ギター少年)と私の三人勤務。
一昨日の新人A美母さんは1日で退職したそうだ。ベッドメイク1日体験みたいなもんだったとは…。1週間や10日も居られてアテにし始めてから辞められるよりはマシか…。好き嫌いや向き不向きがハッキリと分かれる仕事だから仕方ないかも。
私達若者チーム(語弊が有るような気が…)は、13時過ぎまで各階のセット済みの部屋へ入ってベッドを木枠ごとズラし、枕元の隙間から落ちたスキンやゴミを拾って掃除機をかけ、元に戻してベッドを組むという作業をした。
これがなかなかどうして重労働で、年寄りチームには無理な作業だったかも知れない。
昼休み、テレビを見ながらフロント渦巻き君と語り合った。
みかやん「辻ちゃんが結婚だなんてさ、ココで言えばSさんが出来婚するようなもんだよ。Sさんが…と思ったら驚くよりもきっと凹むよね」
渦巻き君「あ〜、凹む凹む。それは凹むわ。かなり凹む」
Sさん「何でですかーっ?」
みかやん「や〜、だって凹むよね?」
渦巻き君「うん。絶対凹む」
Sさん「だから何でですかー?教えて下さいよ〜!」
渦巻き君&みかやん「凹むよねぇ〜」
Sさんは暫く大騒ぎしていたが、凹む理由は敢えて謎のままにした。単にSさんをからかって遊びたかっただけだ。最近は渦巻き君も悪ノリするようになった。
昼休み明けにベッドメイクをしているとフロント二宮和也似君から電話がきて「みかやん、変身しますか…。あなたの愛しの渦巻き君が具合が悪くて早退することになったので、フロントをやって頂きたいんです」とのことだ。
大急ぎでフロントの制服に着替えた。「愛しのX君」と言うなら分かるけど「愛しの渦巻き君」て。こないだは支配人様まで「大の仲良しのUさん」とか「大好きなUさん」って言うし。天の邪鬼な方々だわ。
1部屋目の点検の最中にフロントから「ピザの出前が届いたので客室へ届けてほしい」と連絡が入ったので、死ぬ気で急いでフロントへピザを取りに行って客室へ届けた。すると女性客が非常ににこやかに財布を持ってきて、私にピザ代を払おうとするではないか。私はビザ屋ではない。
みかやん「お代は精算の時に…」
女性客「あ!そうだそうだ!精算の時でいいんだもんね。前回もそうだったわ。ごめんなさい。うっかりしたわ。あはははは!」
半笑いを浮かべて速やかに逃げて点検中の部屋へ戻ると、またすぐにフロントから「客室へ煙草を届けてほしいので一度フロントへ来て下さい」と連絡が入り、死んだ気になって走ってフロントへ戻った。
私はてっきり「はい、この煙草です」と手渡されると思っていたが、フロントで煙草代を受け取って、上の階の客用自販機で煙草を買って客室へ届けて、お客様から煙草代を頂くという面倒臭いシステムだった。
息も絶え絶えで客室へ到着すると、まだ絶滅してなかったんですか?と思うような893スタイルの強面の兄ちゃんが出てきて「ありがと〜。これ、煙草代ね」と両手で私の手を包むように優しく小銭を手渡して下さった。このタイプの方はカタギには親切だ。でも顔が怖すぎた。
再び点検中の部屋へ戻ると、またすぐに電話が鳴って「貸し出ししたシャンプーとリンスを回収してきて下さい」とのことだ。死んだつもりで走って回収し、三たび点検中の部屋へ戻って、ようやく1部屋目の点検を終えた。
渦巻き君は私を殺す気かい?昼休みに随分ノリが良いと思ってたら「頭が痛かったんだけど、吐き気もしてきたから帰るわ」って早退しちゃってさ。あれは単に体調が悪くておかしげなテンションになってたのかい?
帰る頃になってまたフロントから電話がきて「カード精算のお客様からカードを受け取って来て下さい」とのことだ。最後の力を振り絞って走って客室へ。爽やかなイケメンが上品な笑みを浮かべて「お願いします」とカードを手渡して下さった。
死ぬかと思うぐらい走ったけど、素敵なお客様ばかりだったお陰で、あまり疲れた気がしなかった。ラブホQのパートフロントとは大違いで、ココのパートフロントは本当に激務だ。